JP2924526B2 - リモコン装置 - Google Patents

リモコン装置

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JP2924526B2 JP34336392A JP34336392A JP2924526B2 JP 2924526 B2 JP2924526 B2 JP 2924526B2 JP 34336392 A JP34336392 A JP 34336392A JP 34336392 A JP34336392 A JP 34336392A JP 2924526 B2 JP2924526 B2 JP 2924526B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば空調機を赤外
線等により遠隔的に制御するリモコン装置の設定機能の
正誤を検査することのできるリモコン装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の空調機には、その機器本
体の機種に応じて、冷房専用あるいは冷暖房用といった
個別の商品機能に分けられるが、こうした機器本体を遠
隔制御するためのリモコン装置は、各機種別に専用とす
るには製造コスト面からも望ましくないため、外装や回
路等のリード面は共通にして、内部の処理ステップを選
択変更できるようにしている。
【0003】すなわち、図1に示すように、リモコン装
置1には、空調機を遠隔制御する制御信号を赤外線にて
送信する送信部2および制御信号を設定するための操作
パネル3が備えられ、この操作パネル3には、制御信号
の内容を表示するためのたとえば液晶セルからなる表示
部4と、制御信号を設定するスイッチ類5が配されてお
り、操作パネル3上のたとえば運転モード選択スイッチ
6によって、「送風」,「冷房」,「暖房」等の各モー
ドを選択設定し、表示部4にてその設定モードを表示し
て識別できるようにしている。
【0004】こうしたモード設定は、リモコン装置1内
部の処理回路(マイクロプロセッサ)によるプログラム
選択で行われるが、空調機の機種に応じてそれに付属さ
れるリモコン装置1毎に、モード系が異なって設定され
出荷されることとなるため、たとえば、冷房専用機に付
属するリモコン装置1は、運転モード選択スイッチ6に
よるモード選択操作によっては「暖房」モードが選択さ
れない仕様で設定されることとなる。
【0005】従来、このような空調機の機種に合わせた
リモコン装置1の機能設定は、内部回路基板に設けた機
能選択端子に、ジャンパ線やディップスイッチによる選
択部材を設け、こうした選択部材の接続によって選択固
定するようにしている。そして、こうした選択固定作業
後に出荷されるとともに、空調機に付属部品として梱包
されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の選択
固定されたリモコン装置1がたとえば出荷ロット単位で
決められた機能選択に正しく設定されているかどうかの
検査が必要であり、誤って所定の機能ロットとは異なる
機能選択が成された場合には、空調機の機種とは異なっ
た機能のリモコン装置1が付属されることとなり、検査
はきわめて慎重に成されなければならず、作業者の大き
な負担となっていた。
【0007】すなわち、従来の検査方法は、機能選択固
定されたリモコン装置1を、運転モード選択スイッチ6
によって実際に選択操作し、モードを更新しながら表示
部4にて表示されるモード表示を次々と確認して、その
機能が定められたロット仕様に合っているかどうかを目
視検査しなければならず、運転モードが多種の場合は運
転モード選択スイッチ6を継続的に操作して表示部4で
の表示モードを順に確認するための時間が長くなってし
まい、検査作業に大変な労力を要する結果となってい
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、リモコン装置
の内部回路に検査用端子を設け、この検査用端子への所
定の電圧入力によって、ディップスイッチ等の機能選択
部材による選択状態に対応した識別信号を生成する処理
回路を備え、この識別信号生成に基づいて選択機能に対
応した表示をリモコン装置の操作パネルの表示部にて表
示させ、さらに、上記識別信号生成に基づいてリモコン
装置の送信部から選択機能を示す検査信号を送信するよ
う構成したものである。
【0009】
【作用】選択機能に対応した表示をリモコン装置の操作
パネルの表示部にて表示させることで、単に検査用端子
に所定電圧を入力するだけでそのリモコン装置の設定機
能を把握することができ、リモコン装置からの識別信号
生成に基づく検査信号の送信信号を検査装置で受信し、
その設定機能を確認することができる。
【0010】
【実施例】図2は、本発明になるリモコン装置の背面図
であり、ケースの一部を切り欠いて内部回路基板を見え
るようにしたものである。同図において、リモコン装置
1の送信部2から赤外線信号を発信するための発光ダイ
オードを臨ませて接続配置した回路基板7には、図1に
おける表示部4の表示制御とスイッチ類5の選択入力に
より制御実行を行う処理回路としてのマイクロプロセッ
サ8が搭載されており、回路基板7の所定箇所には、機
能選択部材としてのディップスイッチ9が設けられ、マ
イクロプロセッサ8の選択端子に接続されている。
【0011】また、回路基板7の下部側には、検査用端
子10が設けられ、マイクロプロセッサ8の検査モード判
定端子(検査用端子)に接続されている。この検査用端
子10は、常時は抵抗を介した接続状態とし、ここに外部
からのピン端子により所定電圧を印加したときに検査モ
ードとなるようにしてもよいし、あるいは逆に常時は内
部電池により所定電圧を加えておき、外部からこの端子
10を接地状態としたときに検査モードとなるようにして
もよいし、または、離間近接する接地端子を回路基板7
に設けておき、検査用端子10と外部からの導電治具によ
り接続接地することで検査モードとしてもよい。
【0012】このように検査用端子10は、そこへの印加
電圧状態によって検査モードとすることができるが、こ
うした検査時の外部からの操作としては、上述したよう
な端子10を直接外部から操作するような場合には、リモ
コン装置1の対応したケース裏面部分に小さな検査用の
穴を設けておいてこの穴から検査用のピン端子や治具を
挿入する構成が通常のリモコン操作によって誤操作しな
いようにするに好適である。ただ、ケース裏面形状を部
分的に凹ませておく等することで、通常のリモコン操作
での誤操作を防げる場合には、ケース外部に検査用端子
10への電圧印加を可能とするような外部操作できる検査
用スイッチ類を接続して設けておくことも可能である。
【0013】このような検査用端子10への所定の電圧入
力による検査モードによる表示や送信制御はマイクロプ
ロセッサ8における制御プログラムによって行われるこ
ととなるが、その基本的制御を図3の回路ブロック図に
基づいて以下に説明する。
【0014】図3において、処理回路としてのマイクロ
プロセッサ8に操作パネル3におけるスイッチ操作によ
る制御指令が入力されると、通常運転モードの1つであ
る冷房モードに設定されたモード表示が表示部4にて行
われる。温度設定やタイマー設定が成されると、表示部
4にて同様に設定温度とオフ時刻等が表示され、図示し
ない空調機本体に送信回路11を介して発光ダイオード12
から制御信号が送信されて、空調機は設定された制御パ
ターンにて空調作動する。
【0015】処理回路であるマイクロプロセッサ8に
は、図2で示したように機能選択部材としてのディップ
スイッチ9が接続され、さらに検査用端子10が接続され
て、検査用端子10への検査操作ここでは導電治具による
接地がなされ、ディップスイッチ9の開閉状態によって
設定される選択機能の検査が行われることとなる。
【0016】検査方法としては、リモコン装置1そのも
のの機能表示で行う場合、あるいは検査装置13を用いて
検査信号の送信で行う場合、さらには両方を用いる場合
いずれでもよいが、いまディップスイッチ9が、そのリ
モコン装置1の付属される空調機のロット仕様に合わせ
た所定の機能設定状態にあるか否かを検査するとき、検
査用端子10を接地することによりマイクロプロセッサ8
によってディップスイッチ9の開閉状態が読み取られ、
これに対応した識別信号の生成により選択機能の表示を
リモコン装置1の表示部4にて表示することとなる。
【0017】たとえば、ディップスイッチ9を3個設け
ておけば、3の2乗すなわち8種類の異なった機能を識
別表示可能であり、各開閉状態に応じて、冷房専用機能
の場合は「1」,冷暖房用機能の場合は「2」を表示部
4にて表示することにより、検査者はこの表示された数
字によりそのリモコン装置1がどの機能種別に設定され
ているかを判別でき、決められたロット仕様に設定され
ているか否かを容易に検査することができる。
【0018】なお、上記機能種別の表示部4における表
示は、リモコン装置1の通常表示に用いられるたとえば
温度やタイマー表示用の表示セグメントを利用すれば、
検査用端子10への検査用接地作業による検査モードとし
てのプログラム実行によって、上記表示セグメントにて
の検査用表示が可能である。
【0019】また、検査用端子10を接地した検査モード
により、ディップスイッチ9にて設定された機能種別に
対応した種別信号(識別信号)が生成され、送信回路11
から発光ダイオード12より検査信号が送信されるように
構成しているため、リモコン 装置1の表示部4にて選択
機能の表示を行うとともに、外部に用意した検査装置13
を用いての検査をすることもできる。
【0020】検査装置13は、リモコン装置1の発光ダイ
オード12から送信される検査信号を受信する受信部14を
有し、表示部15にて前述したリモコン装置1の表示部4
での表示と同様の表示を行わせることで、検査者はリモ
コン装置1を検査装置13に向けた状態で検査用端子10を
接地するだけの作業で、表示部15での表示の確認による
検査が可能となる。
【0021】さらに、検査装置13にブザー等の発音報知
手段16を設けておき、操作スイッチ17にて、検査すべき
ロット仕様に合った機能種別を入力設定しておけば、検
査装置13にて設定された正しい機能種別に対して、受信
部14から入力されるリモコン装置1からの検査信号すな
わちリモコン装置1でディップスイッチ9により設定さ
れた機能種別が合っているか否かを信号比較により判定
し、誤っている場合に発音報知手段16を作動させること
が可能となり、検査者は表示部4や表示部15にての目視
検査をする必要なく、単純に検査用端子10を接地しての
発音報知の確認だけをすればよいこととなり、検査がき
わめて容易となる。
【0022】図4は、図3における処理回路としてのマ
イクロプロセッサ8を、処理機能別にブロック化したも
のである。すなわち、リモコン装置としての通常モード
の場合は、操作パネル3からのスイッチ操作による制御
指令信号を入力回路18にて入力し、制御回路19にて所定
の運用モードに沿った表示部4での表示と発光ダイオー
ド12での送信が行われる。たとえば、入力回路18からの
指令信号に基づいた運用モードをROM20から読み出
し、これに沿っての温度設定やタイマー設定が実行さ
れ、温度やタイマー表示とともに空調機への送信が成さ
れる。
【0023】検査時には、検査用端子10を接地すること
によってその端子10の状態を検査モード判定部21にて判
定し、検査モードとしての制御部19での処理が実行され
る。このときは、ディップスイッチ9の開閉状態を機能
選別部22にて判定し、これに基づいて制御部19にて検査
用コードをROM20から読み出し、表示部4にての識別
表示や検査信号の送信が行われることとなる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明リモコン装置に
よれば、検査用端子への所定の電圧印加といったきわめ
て単純な作業のみで、リモコン装置自体に備えられた
作パネルの表示部での機能識別表示の確認、及び、前記
機能識別表示に対応した検査装置の報知によって容易に
かつ迅速に検査を行うことが可能となり、リモコン装置
が付属される空調機等の機器本体の出荷ロット仕様に合
った機能設定が正しく成されているか否かの検査作業が
簡単となりかつ間違いの少ない検査が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リモコン装置の代表的外観を示す正面図。
【図2】本発明のリモコン装置の一実施例を示すリモコ
ン装置裏面の部分断面図。
【図3】本発明のリモコン装置の基本的回路ブロック
図。
【図4】図3における処理回路の機能ブロック図。
【符号の説明】
1 リモコン装置 2 送信部 3 操作パネル 4 表示部 5 スイッチ類 6 運転モード選択スイッチ 7 回路基板 8 処理回路 9 選択部材としてのディップスイッチ 10 検査用端子 11 送信回路 12 発光ダイオード 13 検査装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調機等の機器本体を赤外線等の送信信
    号により遠隔的に制御するリモコン装置であって、上記
    機器本体の機能種別に応じた制御機能を複数種リモコン
    装置に備え、これら複数種の制御機能を内部回路に設け
    た機能選択端子の選択接続により選択固定するジャンパ
    線あるいはディップスイッチ等の選択部材を有し、この
    選択部材による機能選択状態に応じた制御信号の送信を
    可能とするとともに、上記内部回路に検査用端子を設
    け、この検査用端子への所定の電圧入力にて、上記選択
    部材による機能選択状態に対応した識別信号を生成する
    処理回路を備え、上記処理回路は、上記機器本体への送
    信制御内容を表示するリモコン装置の操作パネルの表示
    部に、上記識別信号生成に基づく選択機能の種別を表示
    し、かつリモコン装置の上記機器本体への信号送信部か
    ら、上記選択機能の種別を示す検査信号を送信するよう
    に構成したことを特徴とするリモコン装置。
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