JP2001156728A - 電子機器および電子機器の動作状態出力方法 - Google Patents

電子機器および電子機器の動作状態出力方法

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JP2001156728A
JP2001156728A JP33992099A JP33992099A JP2001156728A JP 2001156728 A JP2001156728 A JP 2001156728A JP 33992099 A JP33992099 A JP 33992099A JP 33992099 A JP33992099 A JP 33992099A JP 2001156728 A JP2001156728 A JP 2001156728A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常動作時に用いられる構成を利用して、所
望する種々の動作状態を確認できるようにする。 【解決手段】 マイコン10は、電界レベル、電源電
圧、通信状態、電源オンオフ状態などの動作状態を状態
信号データとして認識する。EEPROM13には、L
ED6、7と当該LED6、7に出力する動作状態との
対応関係を示す出力対応関係データが記憶されている。
マイコン10は、この出力対応関係データを参照して表
示対象となる状態信号データを得、そのデータ値に応じ
た発光パターンを決定した後、その発光パターン信号を
LED6、7に出力する。出力対応関係データは、スイ
ッチ5の操作やアダプタ3を介して接続されたパソコン
からのATコマンドにより書き換え可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作状態を示す状
態信号データを取得し、その状態信号データに応じた状
態報知信号を出力手段を介して外部に対し出力する電子
機器、およびその動作状態出力方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の電子機器とし
て、自動販売機、コピー機、ガスメータなどの機器に接
続されてこれら機器から販売データ、在庫データ、検針
データなどを取得し、その取得したデータを無線通信回
線を介してデータ管理用のホストコンピュータに自動送
信する通信端末装置がある。この通信端末装置は、前記
機器に取り付けられることにより当該機器の設置面積
(または設置空間)が増大したり機器自体の操作性が損
なわれることがないように、小型軽量に作られている。
【0003】こうした通信端末装置は、前記機器に取り
付けられた状態で一般の使用者に触れられ得る環境下に
置かれること、および設置時、メンテナンス時、故障時
などを除きその動作状態が設置場所において直接確認さ
れることがないことなどの理由により、付加される出力
手段や入力手段などが小型化されており、しかも必要最
小限の数(例えば出力手段としてLEDが1個、スイッ
チ部として押釦スイッチが1個)のみが設けられてい
る。そして、このLEDには通信端末装置の動作状態の
うち予め決められた一つの動作状態例えば電源のオンオ
フ状態が表示されるようになっている。
【0004】一方、設置時、メンテナンス時、故障時な
どにあっては、設置場所に出向いた作業者が電源のオン
オフ状態のみならず通信端末装置の様々な動作状態例え
ば使用電波の電界状態や通信状態などを確認することが
できれば、通信端末装置が正常に動作しているかどうか
あるいは故障原因が何であるかを的確に判断し易くな
る。
【0005】しかしながら、上述した従来構成の通信端
末装置では、例えばLEDを利用して動作状態を確認し
ようとしても、最大でもLEDの数(上記した例では1
個)だけの予め決められた動作状態しか確認することが
できなかった。そのため、設置時、メンテナンス時、故
障時に備えて、予め確認したい動作状態に等しい数だけ
のLEDを設けたり、確認したい動作状態に等しい数の
信号端子を設けたりする必要が生じ、それに伴ってスイ
ッチの数なども増えるため、通信端末装置の構成が冗長
となって小型軽量性が損なわれる虞があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、設置時、メンテナンス時、故障時にの
み用いられる構成を付加することなく、通常動作時に用
いられる構成を利用して所望する種々の動作状態を確認
することができる電子機器およびその動作状態出力方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために請求項1に記載した手段を採用できる。この手段
によれば、動作状態を表す状態信号データとその状態信
号データに応じた状態報知信号を出力する出力手段との
出力対応関係データが記憶手段に記憶され、制御手段
は、その記憶手段に記憶された出力対応関係データに従
って出力手段に対して状態報知信号を出力する。そし
て、制御手段は、書き換え指令が入力された時に、その
書き換え指令に従って記憶手段に記憶された出力対応関
係データを書き換えるので、複数の状態信号データから
所望する状態信号データを選択してその状態報知信号を
外部に対し出力することができる。
【0008】つまり、設置時、メンテナンス時、故障時
などのように種々の動作状態を確認したい場合、通常動
作時に用いられる限られた数の出力手段のみを用いて、
出力対応関係データを順次書き換えながら種々の動作状
態を確認することが可能となる。これにより、メンテナ
ンス作業などの作業性が向上する。また、通常動作時に
使用されないメンテナンス用の出力手段を付加する必要
がなくなるので、電子機器が大型化したり複雑化したり
することを防止できる。
【0009】請求項2に記載した手段によれば、制御手
段は、その動作開始時および書き換え指令の入力時に、
記憶手段に記憶された出力対応関係データを参照して状
態報知信号の出力動作を開始するので、電源オン時やリ
セット時のみならず書き換え指令入力直後からその書き
換えられた新たな出力対応関係データに従って状態報知
信号が出力される。これにより、動作状態の確認作業が
一層容易になる。
【0010】請求項3に記載した手段によれば、記憶手
段は書き換え可能な不揮発性記憶手段なので、記憶手段
に一度書き込まれた出力対応関係データは次に書き込ま
れるまでの間保持される。従って、設置前あるいは停電
などのように電源断の状態が生じても、設置時あるいは
復電時などに出力対応関係データを再書き込みする必要
がない。
【0011】請求項4に記載した手段によれば、不揮発
性記憶手段には、初期データとして予め所定の出力対応
関係データが記憶されているので、当該電子機器の使用
者は出力対応関係データを変更する必要がない場合、書
き込み作業を行うことなく直ちに使用可能となる。
【0012】請求項5に記載した手段によれば、制御手
段は、不揮発性記憶手段に記憶された出力対応関係デー
タを一旦揮発性記憶手段に転送し、以降その揮発性記憶
手段に記憶された出力対応関係データを参照する。一般
に、書き換え可能な不揮発性記憶手段(例えばEEPR
OM)よりも揮発性記憶手段(例えばRAM)の方がア
クセス時間が短いので、制御手段の処理実行速度を高め
ることができる。
【0013】請求項6に記載した手段によれば、出力手
段は表示手段(例えばLED)であるので、音声や振動
を出力する出力手段に比べ動作状態を認識し易い。
【0014】請求項7に記載した手段によれば、記憶手
段には、出力対応関係データに加え、状態信号データ
(例えば通信状態データ)と状態報知信号(例えばLE
Dの発光パターン信号)との信号対応関係データが記憶
されているので、制御手段は、この信号対応関係データ
に基づいて状態信号データ毎に異なるパターンにより状
態報知信号を出力することが可能となる。
【0015】請求項8に記載した手段によれば、当該電
子機器は、外部機器と接続された状態で当該外部機器と
の間でコマンドおよびデータの授受を行う外部接続手段
と、そのコマンドおよびデータを送受信する通信手段と
を備えた通信端末装置であって、特にデータなどの中継
手段として用いられる。このような使用態様にあって
は、具備される出力手段は一層少ないので、上述した各
発明は動作状態を確認する上で一層効果的となる。
【0016】請求項9に記載した手段によれば、書き換
え可能な記憶手段に記憶された出力対応関係データを参
照し、その出力対応関係データに従って出力手段に対し
状態報知信号を出力し、その間に書き換え指令が入力さ
れた時には、その書き換え指令に従って記憶手段に記憶
された出力対応関係データを書き換えるので、出力対応
関係データを順次書き換えながら種々の動作状態を確認
することができる。また、書き換え直後からその書き換
えられた新たな出力対応関係データに従って状態報知信
号を出力できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をデータ通信端末装
置に適用した一実施形態について図面を参照しながら説
明する。図2は、データ通信端末装置の外観を示す斜視
図である。この図2において、データ通信端末装置1
は、本体2(本発明でいう電子機器、通信端末装置に相
当)と当該本体2に対し着脱可能なアダプタ3とから構
成されている。アダプタ3は、後述するように必要に応
じて用いられるもので、本体2に設けられたコネクタ2
a(図1参照)に当該アダプタ3に設けられたコネクタ
3a(図1参照)を嵌合することにより装着するように
なっている。
【0018】本体2の外側面にはアンテナ4が取り付け
られている。また、本体2の筐体内部には、その側面部
に位置して押釦式の小型のスイッチ5が配設され、その
上面部に位置して互いに異なった発光色例えば橙色およ
び緑色を有する2つの発光ダイオード6および7(以
下、LED6および7と称す)が配設されている。スイ
ッチ5は、誤操作防止のために、その釦部が本体2の表
面からやや奥まった位置となるように配設されている。
一方、アダプタ3には、外部機器例えば自動販売機やパ
ソコン(何れも図示せず)と接続されるDサブタイプの
コネクタ8と電源端子9とが配設されている。
【0019】図1は、データ通信端末装置1の電気的構
成を機能ブロックにより示している。この図1におい
て、本体2は、上述したコネクタ2a、スイッチ5、L
ED6、7(出力手段、表示手段に相当)の他、マイク
ロコンピュータ10(制御手段に相当)、ROM11、
RAM12(揮発性記憶手段に相当)、EEPROM1
3(書き換え可能な不揮発性記憶手段に相当)、外部イ
ンターフェース部14(外部接続手段に相当)、無線通
信部15(通信手段に相当)および電源部16を備えて
構成されている。
【0020】マイクロコンピュータ10(以下、マイコ
ン10と称す)は、CPU、入出力ポート、タイマなど
から構成され、予めROM11に書き込まれた制御プロ
グラムに従って後述する動作状態表示処理などを実行す
るようになっている。また、マイコン10は、スイッチ
5から入力ポートを介して操作信号を入力し、出力ポー
トを介してLED6と7に発光パターン信号(状態報知
信号に相当)を出力するようになっている。
【0021】ROM11は例えばフラッシュROMから
なり、出荷時において制御プログラムが書き込まれてい
る、また、マイコン10は、アンテナ4を介して無線通
信部15で受信した制御プログラムをROM11に書き
込むことにより、制御プログラムの書き換えが可能とな
っている。
【0022】EEPROM13には、種々のパラメータ
が記憶されている他、後述するように出力対応関係デー
タと信号対応関係データとが記憶されている。このEE
PROM13の記憶内容は、電源投入時にマイコン10
によってRAM12に転送され、以降マイコン10はR
AM12から出力対応関係データおよび信号対応関係デ
ータを読み出すようになっている。なお、EEPROM
13には、出荷時において初期データとして所定の出力
対応関係データと信号対応関係データとが書き込まれて
いる。
【0023】外部インターフェース部14は、マイコン
10とコネクタ2aとの間に介在し、外部機器との間で
コマンドおよびデータの送受信を行うようになってい
る。この場合、コネクタ2aを通過する信号は、Hレベ
ルとして5V、Lレベルとして0Vの電圧レベルを有し
ている。従って、例えば自動販売機などの外部機器のイ
ンターフェース仕様が上記電圧レベルである場合には、
アダプタ3を用いることなくコネクタ2aに外部機器の
インターフェース部が直接接続される。
【0024】これに対し、自動販売機などの外部機器が
RS−232C規格のインターフェース仕様を備えてい
る場合、あるいは設置時、メンテナンス時、故障時など
においてRS−232C規格のインターフェースを備え
たパソコンが接続される場合には、本体2にアダプタ3
が装着される。アダプタ3は、0−5Vの電圧レベルを
有する信号をRS−232C規格に従った電圧レベルに
変換するためのドライバIC17を備えており、コネク
タ8を介してこれら外部機器と接続されるようになって
いる。
【0025】なお、アダプタ3を用いる場合には、電源
端子9を介して外部から電源電圧Vcc(例えば5V)
を供給する。この場合、その電源電圧はコネクタ3a、
2aを介して本体2の電源部16に供給されるようにな
っている。また、アダプタ3を用いない場合には、コネ
クタ2aの所定のピンから電源電圧を直接供給するよう
になっている。
【0026】無線通信部15は、例えばPHS(Person
al Handyphone System)標準データ通信プロトコルであ
るPIAFS(PHS Internet Access Forum Standard)
により、他のデータ通信端末装置(図示せず)との間ま
たはPHS回線を経由して固定局に設置されたホストコ
ンピュータ(図示せず)との間でコマンドおよびデータ
の送受信を行うようになっている。
【0027】電源部16は、コネクタ2a(および3
a)を介して供給される電源電圧を入力し、マイコン1
0や無線通信部15などが動作するために必要となる電
源電圧を生成するようになっている。
【0028】次に、LED6、7に種々の動作状態を表
示させる場合の動作について図3も参照しながら説明す
る。マイコン10は、種々の動作状態例えばデータ通信
端末装置1が設置された場所における電界レベル、電源
部16に供給される電源電圧、無線通信部15を介して
行う無線通信の状態、電源のオンオフ状態を状態信号デ
ータとして認識している。EEPROM13には、LE
D6と当該LED6に表示する動作状態との対応関係お
よびLED7と当該LED7に表示する動作状態との対
応関係すなわち出力対応関係データが記憶されている。
【0029】より具体的には、電界レベル、電源電圧、
通信状態、電源オンオフ状態、…に対しそれぞれ1、
2、3、4、…のデータ番号が付され、EEPROM1
3の記憶領域のうちLED6に対応する所定アドレス
(ここではアドレスAとする)およびLED7に対応す
る所定アドレス(ここではアドレスBとする)に、それ
ぞれ上記データ番号が記憶されている。また、EEPR
OM13のアドレスA、Bに記憶されているデータ番号
は、それぞれRAM12の所定アドレス例えばアドレス
A′、B′に転送されている。
【0030】そして、LED6にはEEPROM13の
アドレスAに記憶されているデータ番号に対応する動作
状態が表示され、LED7にはEEPROM13のアド
レスBに記憶されているデータ番号に対応する動作状態
が表示される。
【0031】この場合、各動作状態の状態信号データ
は、そのデータ値に応じた発光パターン信号に変換さ
れ、その発光パターン信号によりLED6、7が発光す
るようになっている。例えば、電界レベルにあっては、
強、中、弱に応じて3種類の発光パターンがあり、通信
状態にあっては、通信中、待受中、発着信中に応じて3
種類の発光パターンがある。こうした状態信号データの
値と発光パターンとの関係すなわち信号対応関係データ
は、出力対応関係データと同様にEEPROM13に記
憶されており、RAM12に転送されるようになってい
る。
【0032】図3は、マイコン10が実行する動作状態
表示処理の内容を示したフローチャートである。この図
3にはLED6を対象とした動作状態表示処理のみ示さ
れているが、LED7についての動作状態表示処理も同
様となる。
【0033】この図3において、マイコン10が電源部
16から電源供給を受けて動作を開始すると、EEPR
OM13に記憶されている出力対応関係データと信号対
応関係データとをRAM12に転送する(ステップS
1)。
【0034】続いて、ステップS2において、マイコン
10は出力対応関係データの書き換え指令が入力された
かどうかを判断する。この書き換え指令は、スイッチ5
を操作すること、アダプタ3を介して接続したパソコン
からATコマンドを送信すること、あるいは固定局に設
置されたホストコンピュータからPHS回線を介してA
Tコマンドを送信することの何れかにより行われる。
【0035】ATコマンドによる書き換えの場合、パソ
コンやホストコンピュータから例えば「AT!EW ア
ドレス データ番号」なるコマンドを送信する。ここ
で、例えばアドレスとしてAを指定し、データ番号とし
て2を指定すれば、「LED6に電源電圧を表示する」
ように指令したことになる。
【0036】マイコン10は、LED6について書き換
え指令が入力された(YES)と判断した場合、その書
き換え指令に従ってEEPROM13のアドレスAの記
憶内容とRAM12のアドレスA′の記憶内容とを指令
されたデータ番号に書き換ええる(ステップS3、S
4)。その後、ステップS5に移行する。
【0037】一方、マイコン10は、ステップS2でL
ED6について書き換え指令が入力されていない(N
O)と判断した場合にはステップS5に移行し、RAM
12のアドレスA′からデータ番号を読み出す。そし
て、そのデータ番号に対応した状態信号データをRAM
12の所定アドレスから読み出す(ステップS6)。
【0038】その後、マイコン10は、その状態信号デ
ータについてRAM12に記憶された信号対応関係デー
タを参照し(ステップS7)、当該状態信号データの値
に応じた発光パターンを決定し(ステップS8)、その
発光パターン信号をLED6に対し出力する(ステップ
S9)。これにより、LED6は、当該状態信号データ
の値に応じた発光パターンにより発光を開始する。その
後、処理はステップS2に移行する。
【0039】以上述べたように、本実施形態のデータ通
信端末装置1によれば、LED6、7とそのLED6、
7に表示させる動作状態との対応関係を示す出力対応関
係データがEEPROM13が記憶され、マイコン10
はその出力対応関係データに基づいて動作状態を表示す
る。そして、この出力対応関係データは、スイッチ5を
操作したりATコマンドを送り込むことにより書き換え
可能となっているので、複数の状態信号データから所望
する状態信号データを選択してそれをLED6、7に表
示することができる。
【0040】その結果、設置時、メンテナンス時、故障
時などのように多くの動作状態を確認したい場合、通常
動作時に用いられる限られた数(本実施形態では2個)
のLED6、7のみを用いて、スイッチ5やパソコンに
より出力対応関係データを順次書き換えながら種々の動
作状態を確認することが可能となる。これにより、設置
作業、メンテナンス作業、故障の原因調査などの作業性
が向上する。また、通常動作時に使用されないメンテナ
ンス用のLEDやその他の出力手段を付加する必要がな
くなるので、データ通信端末装置1が大型化したり複雑
化したりすることがなくなる。
【0041】また、LED6、7は、状態信号データそ
のものが表示されるのではなく、信号対応関係データに
よりデータ値に応じた発光パターンが生成され、その発
光パターンにより発光する。従って、作業者は状態信号
データを把握することが容易となって、作業効率が一層
向上する。
【0042】また、出力対応関係データを書き換える
と、その直後からその書き換えられた新たな対応関係に
従ってLED6、7に動作状態が表示されるので、書き
換え後一旦電源をオフしたりリセットしたりする必要が
なく、動作状態の確認作業が一層容易になる。
【0043】さらに、出力対応関係データはEEPRO
M13に記憶されているので、電源電圧が断たれても保
持される。従って、メンテナンス時の一時的な電源断状
態や停電などが発生しても、その後再書き込みする手間
が不要となる。また、工場出荷時に、出力対応関係デー
タの初期データが書き込まれているので、使用者はこの
出力対応関係データを変更する必要がない場合には、書
き込み作業を行うことなく直ちに使用可能となる。
【0044】EEPROM13に書き込まれた出力対応
関係データおよび信号対応関係データは電源投入時にR
AM12に転送され、以降マイコン10はRAM12に
対しアクセスする。メモリのアクセス時間は一般にEE
PROM13よりもRAM12の方が速いので、その分
だけマイコン10の処理実行速度を高めることができ
る。
【0045】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、次のように変形または拡張が可能であ
る。出力手段はLEDに限られず、他の表示手段例えば
ランプ、液晶表示装置、EL表示装置などであっても良
い。また、出力手段は表示手段に限られず、スピーカな
どの音声出力手段、バイブレータなどの振動手段、温度
可変手段などであっても良い。EEPROM13に記憶
された信号対応関係データについても出力対応関係デー
タと同様にして書き換え可能としても良い。
【0046】データ通信端末装置1は、外部機器との間
で授受されるコマンドおよびデータを無線によりホスト
コンピュータと送受信するように構成されているが、有
線により送受信するように構成しても良い。また、本発
明は、通信端末装置に限らず、動作状態を出力手段を介
して外部に出力するものであれば一般の電子機器につい
ても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるデータ通信端末装置
の電気的構成を示すブロック図
【図2】データ通信端末装置の外観を示す斜視図
【図3】マイコンが実行する動作状態表示処理を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
1はデータ通信端末装置、2は本体(電子機器、通信端
末装置)、6、7は発光ダイオード(出力手段、表示手
段)、10はマイクロコンピュータ(制御手段)、12
はRAM(揮発性記憶手段)、13はEEPROM(書
き換え可能な不揮発性記憶手段)、14は外部インター
フェース部(外部接続手段)、15は無線通信部(通信
手段)である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作状態を表す状態信号データを取得
    し、その状態信号データに応じた状態報知信号を出力す
    る制御手段と、 この制御手段から出力された状態報知信号を外部に対し
    て出力する出力手段とを備えた電子機器において、 前記状態信号データとその状態報知信号を出力する出力
    手段との出力対応関係データが記憶された書き換え可能
    な記憶手段を備え、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記出力対
    応関係データに従って前記出力手段に対して前記状態報
    知信号を出力するとともに、書き換え指令が入力された
    時に、その書き換え指令に従って前記記憶手段に記憶さ
    れた前記出力対応関係データを書き換えるように構成さ
    れていることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、その動作開始時および
    書き換え指令の入力時に、前記記憶手段に記憶された前
    記出力対応関係データを参照して前記状態報知信号の出
    力動作を開始することを特徴とする請求項1記載の電子
    機器。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、不揮発性記憶手段であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記不揮発性記憶手段には、初期データ
    として予め所定の出力対応関係データが記憶されている
    ことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 揮発性記憶手段を備え、 前記制御手段は、前記不揮発性記憶手段に記憶された前
    記出力対応関係データを一旦前記揮発性記憶手段に転送
    し、以降その揮発性記憶手段に記憶された前記出力対応
    関係データを参照して前記状態報知信号を出力すること
    を特徴とする請求項3または4記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は表示手段であることを特
    徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段には、前記状態信号データ
    と前記状態報知信号との信号対応関係データが記憶され
    ており、 前記制御手段は、この信号対応関係データに基づいて前
    記状態信号データに応じた状態報知信号を出力すること
    を特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の電子機
    器。
  8. 【請求項8】 外部機器と接続された状態で当該外部機
    器との間でコマンドおよびデータの授受を行う外部接続
    手段と、 前記コマンドおよびデータを送受信する通信手段とを備
    えた通信端末装置であることを特徴とする請求項1ない
    し7の何れかに記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 電子機器の動作状態を示す状態信号デー
    タを取得し、その状態信号データに応じた状態報知信号
    を出力手段を介して外部に対し出力する電子機器の動作
    状態出力方法において、 前記状態信号データとその状態報知信号を出力する出力
    手段との対応関係を示し書き換え可能な記憶手段に記憶
    された出力対応関係データを参照し、その出力対応関係
    データに従って前記出力手段に対し前記状態報知信号を
    出力する処理工程と、 書き換え指令が入力された時に、その書き換え指令に従
    って前記記憶手段に記憶された前記出力対応関係データ
    を書き換える処理工程とを備えた電子機器の動作状態出
    力方法。
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