JP2002130782A - 空気調和機及びリモートコントローラ - Google Patents

空気調和機及びリモートコントローラ

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JP2002130782A
JP2002130782A JP2000318956A JP2000318956A JP2002130782A JP 2002130782 A JP2002130782 A JP 2002130782A JP 2000318956 A JP2000318956 A JP 2000318956A JP 2000318956 A JP2000318956 A JP 2000318956A JP 2002130782 A JP2002130782 A JP 2002130782A
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remote controller
function
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indoor unit
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JP2000318956A
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Hisashi Tsunoda
寿史 角田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコンを交換した場合等に、リモコンの機
能設定を容易に行うこと。 【解決手段】 リモコン20において機能設定が行われ
た場合、機能設定部222は各機能毎の設定内容を機能
情報D1として室内機10に与えておく。室内機10で
はリモコン20から機能情報D1を受け取ると、それを
そのままEEPROM13に記憶しておく。室内機10
は電源投入時にEEPROM13に記憶している機能情
報D1をリモコン20に送信する。リモコン20は室内
機10から機能情報D1を受信すると、その機能情報D
1に示される機能設定の内容を自身に反映させる。この
結果、室内機10の電源投入前にリモコン20が交換さ
れていた場合であっても、交換後のリモコン20が交換
前のリモコン20の設定内容で動作することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作設定等を室内
機と通信可能な状態に設けられたリモートコントローラ
から行うことのできる空気調和機、及び空気調和機用の
リモートコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】室内機等の動作設定をリモートコントロ
ーラ(以下、単に「リモコン」と略称する。)から設定
することのできる空気調和機が知られている。一般に、
リモコンは機種が異なると、リモコンの機能も異なる。
【0003】例えば、リモコンの内部に温度センサを設
け、その温度センサでの計測温度を室内機側に送信する
ことにより、リモコンの設置位置付近を目標温度に制御
させるいわゆるリモコンサーモ機能を備えたリモコンが
存在する一方、そのようなリモコンサーモ機能を有さな
いリモコンも存在する。また、そのようなリモコンサー
モ機能を備えたリモコンのうちにも、計測温度の補正機
能を備えたリモコンと補正機能を有さないリモコンとが
存在する。
【0004】空気調和機においては、リモコン故障時に
おける交換やリモコンだけを上位機種に変更する場合等
のように、室内機等はそのままでリモコンのみを交換す
ることが可能であり、リモコン交換時には設置現場にて
リモコンの各種機能設定が行われる。
【0005】従来、リモコン内部のプリント基板にジャ
ンパ線を設け、そのジャンパ線を切断することによって
上記の機能設定を行うように構成したり、リモコン内部
にEEPROMを設け、リモコン操作によって機能設定
を行った上でEEPROMに設定内容を記憶するように
構成される。
【0006】また、従来では室内機とリモコンとの通信
機能を利用して、リモコンから機能設定の内容を予め所
定のデータフォーマットで室内機に送信し、室内機が内
部のEEPROMにおける各機能毎に対応づけられた記
憶領域にそれらの設定内容を記憶しておくことも行われ
る。そして、室内機が内部記憶している設定内容を上記
と同様のデータフォーマット形式に変換し、リモコン側
に送信する。リモコンは上記データファーマットに定め
られた機能毎のデータを用いて機能設定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ジャン
パ線を切断する方法や、リモコン操作を行ってリモコン
内部のEEPROMに記憶させる方法は、手間のかかる
作業であるとともに、プリント基板のサイズが大型化し
たり、コストアップの要因となる等の問題がある。
【0008】また、ジャンパ線を切断する場合、ジャン
パ線の切断前の状態に戻すことが困難であるということ
も問題である。
【0009】また、室内機とリモコンとが所定のデータ
フォーマットで設定内容を送受信する方法では、室内機
が定まったデータフォーマットで各機能毎の設定内容を
リモコン側に送信する必要があるため、室内機がリモコ
ンからの受信データを領域毎に解析し、受信データにお
ける機能毎の設定内容をEEPROMにおける機能毎の
記憶領域に正確に保持しておくことが必要になる。した
がって、室内機側で解析することができない新しい機能
がリモコンに追加された場合には、室内機の解析機能及
び記憶領域も新機能に対応したものに変更しなければな
らず、リモコンだけを交換するだけでは正確な機能設定
を行うことができなくなる。
【0010】そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであって、容易にリモコンの機能設定を行うこと
のできる空気調和機、及びその空気調和機用のリモコン
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、室内機(10)とリモー
トコントローラ(20)とが通信可能な状態に設けられ
た空気調和機(1)であって、前記室内機(10)は前
記リモートコントローラから受信する機能情報(D1)
を記憶しておき、所定のタイミングで前記リモートコン
トローラに対して前記機能情報を送信するように構成さ
れ、前記リモートコントローラ(20)は前記室内機か
ら前記機能情報(D1)を受信すると、自身で設定可能
な機能であるか否かの判断を行い、自身で設定可能な機
能である場合には前記機能情報(D1)を引き継ぎ、自
身で設定不可能な機能である場合には予め自身に設定さ
れた機能情報(D2)を用いて動作するように構成され
ることを特徴としている。
【0012】このため、リモコン(20)が交換された
場合でも、室内機(10)に記憶されている機能情報
(D1)を用いてリモコンの機能設定を行うことができ
る。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気調和機(1)において、前記リモートコントロー
ラ(20)が自身で設定不可能な機能であると判断した
場合に、予め設定された前記機能情報(D2)を前記室
内機(10)に対して送信し、前記室内機(10)が前
記リモートコントローラから前記機能情報(D2)を受
信すると、前記機能情報(D1)の記憶内容を更新する
ことを特徴としている。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の空気調和機(1)において、前記機能情報(D
1)にはリモートコントローラ(20)の機種情報(D
A)が含まれ、前記リモートコントローラにおける前記
判断が、前記機種情報(DA)を参照して同一機種であ
るか否かを判断することにより行われることを特徴とし
ている。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の空気調和機(1)において、前記
室内機(10)が前記機能情報(D1)を前記リモート
コントローラ(20)に送信する前記タイミングが、前
記室内機への電源投入時であることを特徴としている。
【0016】請求項5に記載の発明は、室内機(10)
と通信可能な空気調和機用のリモートコントローラ(2
0)であって、前記室内機(10)から機能情報(D
1)を受信すると、自身で設定可能な機能であるか否か
の判断を行う判断手段(221)と、自身で設定可能な
機能である場合には前記機能情報(D1)を引き継ぎ、
自身で設定不可能な機能である場合には予め自身に設定
された機能情報(D2)を用いて動作するように設定す
る設定手段(222)とを備えている。
【0017】このため、リモコン(20)の交換後であ
っても、室内機(10)から得られる機能情報(D1)
を用いて機能設定を行うことができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のリモートコントローラ(20)において、前記設定手
段が予め自身に設定された機能情報(D2)を用いて動
作するように設定した場合に、当該機能情報を前記室内
機に送信する機能情報送信手段(222)をさらに備え
ている。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項5又は6
に記載のリモートコントローラにおいて、前記機能情報
(D1)にはリモートコントローラの機種情報(DA)
が含まれており、前記判断手段(221)における前記
判断が、前記機種情報(DA)を参照して自身と同一機
種であるか否かを判断することにより行われることを特
徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0021】図1は、本実施形態での空気調和機1の構
成を示す図である。図1に示すように、この空気調和機
1は室内機10とリモコン20とを備えている。室内機
10は室内の温度等を目標値になるように動作制御す
る。リモコン20は有線又は無線で室内機10と相互通
信可能な状態に設けられ、通常運転時においてリモコン
20は操作された内容(目標値等)を室内機10に送信
することで、室内機10の運転状態の設定変更等を行う
ことができる。
【0022】室内機10は通信部11とCPU12とE
EPROM13とを備えている。なお、これら以外にも
ファン等の空気調和を行うための機構が設けられること
は勿論であるが図1での図示は省略している。
【0023】通信部11はリモコン20とデータの送受
信を行うためのものであり、CPU12は室内機10の
空調機構の制御を行う。EEPROM13はCPU12
によってデータの記憶、記憶データの読み出し、記憶デ
ータの消去が制御される記憶手段であり、電気的消去可
能な不揮発性メモリである。
【0024】EEPROM13には室内機10を制御す
るための制御パラメータが記憶される領域が確保される
とともに、リモコン20より受信する機能情報D1を記
憶するための記憶領域13aが確保される。
【0025】リモコン20は通信部21とCPU22と
メモリ23とを備えており、通信部21は室内機10と
データの送受信を行う。また、CPU22はリモコン2
0における各機能の設定を行う。
【0026】CPU20は判断部221及び機能設定部
222として機能し、通信部21を介して室内機10と
のデータの送受信を行うとともに、リモコン20の内部
に設けられたメモリ23にアクセスすることができる。
メモリ23には、リモコン20の各種機能に対する設定
値のデフォルト値D2が所定のデフォルト値記憶領域2
3aに格納されている。つまり、このデフォルト値D2
はリモコン20自身に予め設定されている機能情報とい
える。
【0027】このような構成の空気調和機1においてリ
モコン20は自身に設定される各機能の設定内容を機能
情報D1として予め室内機10に対して送信する。この
送信のタイミングは、機能設定部222が機能して、リ
モコン20の機能設定を新たに設定した場合や変更した
場合である。各機能の設定内容の変更としては例えばマ
ニュアル操作等によって設定内容が変更される場合があ
る。
【0028】図2はリモコン20から室内機10に対し
て送信される機能情報D1のデータ構造を示す図であ
る。図2に示すように機能情報D1には機種データDA
と設定データDBとが含まれる。機種データDAは機能
情報D1のデータ先頭側から所定バイト数の領域に格納
される。機種データDAはリモコン20の機種を示した
データであり、設定データDBは各機能毎にどのような
設定がなされているかを示すデータであり、この設定デ
ータDBは機種データDAの後続領域に格納される。例
えばリモコン20がリモコンサーモ機能を有する場合で
あって、かつ計測温度の補正機能を有する場合の補正温
度値等が設定データDBに格納される。
【0029】また、リモコン20には海外仕様と国内仕
様とがあり、設定切り換えによって海外仕様と国内仕様
とのいずれでも動作することができるように構成される
が、現在の設定が海外仕様と国内仕様とのいずれである
かということ等も設定データDBに含まれる。
【0030】さらに、リモコン20が制御対象とする室
内機10の台数を変更することもでき、リモコン20が
現在どの室内機10を制御対象としているかという情報
も設定データDBに含まれる。
【0031】なお、これら設定データDBに含まれる情
報は例示であり、リモコン20の機能が異なればそれに
応じて設定データDBの内容も異なることになる。
【0032】そして、機能設定部222がリモコン20
において現在有効となっている各機能の設定値に基づい
て図2のような機能情報D1を生成すると、それを通信
部21に与え、室内機10に送信する。つまり、機能設
定部222は機能情報送信手段としても機能することに
なる。
【0033】室内機10はリモコン20から機能情報D
1を取得すると、CPU12は受信した機能情報をその
ままのデータ形式でEEPROM13の記憶領域13a
に格納する。つまり、CPU12はリモコン20から受
信したデータが機能情報D1であると判断した場合に
は、その機能情報D1における詳細な設定データDBの
内容を把握することなく、受信したままの状態でEEP
ROM13内に格納するのである。したがって、EEP
ROM13には図2に示す機能情報D1が受信したまま
の形で記憶されることになる。なお、受信データが機能
情報であるか否かの判断は、機能情報D1の機種データ
DAの有無や機能情報D1にヘッダ部分を設けること等
によって容易に行うことができる。
【0034】なお、EEPROM13の記憶領域13a
に既に機能情報D1が記憶されている場合には、その記
憶領域13aから以前の機能情報を消去した後に受信し
た機能情報D1の記憶を行う。したがって、EEPRO
M13には常に1つの機能情報D1が記憶されることと
なり、その機能情報D1は常に最新のものである。ま
た、EEPROM13に記憶された機能情報D1は、室
内機10の電源がオフにされた場合であっても消滅する
ことはない。
【0035】そして、室内機10の電源がオンにされ、
室内機10が動作を開始する際に、CPU12は起動処
理の一環としてEEPROM13から機能情報D1を読
み出し、その機能情報D1を、通信部11を介してリモ
コン20に送信する。
【0036】リモコン20では通信部21が機能情報D
1を室内機10より受信すると、その機能情報D1をC
PU22に与える。CPU22では、まず判断部221
が動作し、機能情報D1に含まれる各種機能の設定内容
が自身で設定可能な機能であるか否かの判断を行う。具
体的には、判断部221は機能情報D1に含まれる機種
データDAを参照し、その機種データDAに示されるリ
モコンの機種が自身と同一機種であるか否かの判断を行
う。その判断結果は機能設定部222に伝えられ、機能
設定部222が動作することになる。
【0037】機種データDAが格納される領域は機能情
報D1がリモコン20のどの機種で生成された場合であ
っても常に一定領域として規定しておく。こうすること
により、他のリモコン20が機能情報D1を取得した際
に、機種データDAを解析することで自身と同一機種の
機能情報D1であるか否かを判断することが容易にな
る。
【0038】リモコン機種が同一であれば、機能情報D
1に含まれる設定データDBのデータフォーマットが自
身において解析可能であるのに対し、リモコン機種が異
なれば、機能情報D1に含まれる設定データDBのデー
タフォーマットが異なる場合もある。
【0039】このため、リモコン機種が同一である場合
には、CPU22における機能設定部222は機能情報
D1に含まれる設定データDBの内容を自身の各機能と
対応づけることができるので、その設定データDBを用
いて各種機能の設定を行い、その設定内容を反映して通
常運転の動作モードへと移行する。
【0040】一方、リモコン機種が異なる場合には、機
能設定部222は設定データDBの内容と各機能とを対
応づけられないため、機能設定部222はメモリ23に
アクセスして記憶領域23aから各種機能のデフォルト
値D2を取得し、そのデフォルト値D2を用いて各種機
能の設定を行う。
【0041】したがって、リモコン20の交換が行われ
た場合、新しいリモコン20の各種機能を作業者等が設
定しなくとも、同一機種の場合は、室内機10の電源投
入時に室内機10から受信する機能情報D1により、交
換前のリモコン20において設定されていた内容を新し
いリモコン20が自動的に引き継ぐことができる。
【0042】例えば、交換前のリモコン20においてリ
モコンサーモ機能における温度補正機能での補正温度が
−2℃であった場合には、交換後のリモコン20が機能
情報を受信すると、それに含まれる設定データDBを参
照することにより補正温度が−2℃として自動設定され
ることになる。また、交換前のリモコン20が国内仕様
で動作している場合には、交換後のリモコン20も国内
仕様として設定されることになる。
【0043】一方、機種が異なる場合でも、リモコン2
0において予め設定されているデフォルト値D2を用い
て各種機能の設定が自動的に行われる。ただし、この場
合、デフォルト値D2による機能設定が適切でないとき
には、作業者等が別途再設定する操作を行う必要があ
る。例えば、温度補正機能における補正温度のデフォル
ト値は0℃であるが、それを−2℃等に設定変更する場
合には、マニュアル操作が必要となる。
【0044】そして、リモコン20の機能設定部222
は、メモリ23のデフォルト値D2を用いて機能設定を
した場合又は作業者等が設定内容の変更を行った場合
に、その設定内容に基づいて新たに機能情報D1を生成
し、その機能情報D1を、通信部21を介して室内機1
0に送信する。これにより、室内機10のEEPROM
13には、現在のリモコン20における最新の設定内容
が機能情報D1として記憶されることになる。また、リ
モコン20は機能情報D1の送信後に通常運転の動作モ
ードへと移行する。
【0045】上記の空気調和機1においては、室内機1
0はリモコン20から受信する機能情報D1を記憶して
おき、電源投入のタイミングでリモコン20に対して機
能情報D1を送信するように構成されており、リモコン
20は室内機10から機能情報D1を受信すると、同一
機種である場合には、機能情報D1を引き継いで各機能
を設定し、異なる機種である場合には、デフォルト値D
2を用いて各機能の設定を行う。このため、リモコン内
部のプリント基板のサイズを大型化する必要がなく、ま
た、部品数増加に伴うコストアップを招くこともなく、
リモコン20の機能設定を行うことができる。さらに
は、リモコンの変更に伴って室内機の内部機能等を変更
する必要もない。したがって、空気調和機1においてリ
モコン20のみが交換された場合であっても容易にリモ
コン20の機能設定を行うことが可能である。
【0046】以上、本発明に関する実施の形態について
説明したが、本発明は上記説明した内容に限定されるも
のではない。
【0047】例えば、上記説明においては、機能情報D
1が機種データDAと設定データDBとを含む例につい
て示したが、設定データDBのみで構成してもよい。こ
の場合、設定データDBにはどのような機能についてど
のような設定内容がなされているかを明確にデータ化す
る必要がある。そうすれば、リモコン20の判断部22
1が各機能とそれについての設定内容とを解明すること
ができ、自身に設定可能な機能である場合には、その設
定内容を引き継ぐ一方、自身に設定不可能な機能又は設
定内容である場合には、予め自身に設定されたデフォル
ト値を用いて動作するように構成することができる。
【0048】これに対して、上記の実施形態のように、
機能情報D1が機種データDAと設定データDBとを含
むように構成した場合には、リモコン20の判断部22
1は機種データDAを解析するだけで、その設定データ
DBの内容を設定することができるか否かということを
判断することができるので、上記の場合に比べて効率的
な処理が可能になる。
【0049】また、上記説明においては、同一機種の場
合にのみ機能情報D1の引き継ぎ設定を行うように構成
する例を示したが、例えば下位機種のリモコンがその上
位機種のリモコンに交換された場合には、リモコン20
の判断部221が下位機種の設定データDBの内容を解
析することも可能な場合があるため、そのような場合に
は、上位機種のリモコンが下位機種のリモコンで設定さ
れていた内容を引き継いで設定するようにしてもよい。
【0050】また、上記説明においては、室内機10が
リモコン20に対して記憶している機能情報D1を送信
するタイミングを電源投入時として説明したが、これに
限定されるものでもなく、任意のタイミングであっても
よい。ただし、電源投入時のタイミングであれば、空気
調和機1の通常運転前にリモコン20の機能設定を行う
ことができるという点で有効である。
【0051】なお、上述したリモコン20における判断
部221及び機能設定部222は、自身のリモコン20
において各機能毎の設定内容が定められていない場合に
のみ動作するように構成してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、リモコンが室内機から機能情報を受信す
ると、自身で設定可能な機能であるか否かの判断を行
い、自身で設定可能な機能である場合にはその機能情報
を引き継ぎ、自身で設定不可能な機能である場合には予
め自身に設定された機能情報を用いて動作するように構
成されるため、リモコンのみが交換された場合であって
も、容易に新しいリモコンの機能設定を行うことができ
る。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、リモコン
が自身で設定不可能な機能であると判断した場合に、予
め設定された機能情報を室内機に対して送信し、室内機
がリモコンから機能情報を受信すると、機能情報の記憶
内容を更新するように構成されるため、室内機には常に
最新のリモコンに関する設定内容が記憶されることにな
る。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、機能情報
にはリモコンの機種情報が含まれ、リモコンは機種情報
を参照して同一機種であるか否かを判断して機能設定を
行うように構成されているため、リモコンの機能設定を
効率的に行うことができる。
【0055】請求項4に記載の発明によれば、室内機が
機能情報をリモコンに送信するタイミングが室内機への
電源投入時であるため、空気調和機の通常運転前にリモ
コンの機能設定を行うことができる。
【0056】請求項5に記載の発明によれば、室内機か
ら機能情報を受信すると、自身で設定可能な機能である
か否かの判断を行い、自身で設定可能な機能である場合
にはその機能情報を引き継ぎ、自身で設定不可能な機能
である場合には予め自身に設定された機能情報を用いて
動作するように設定するため、リモコンを交換したとき
であっても作業者等が機能設定等を行う必要がなく、容
易にリモコンの機能設定を行うことができる。
【0057】請求項6に記載の発明によれば、予め自身
に設定された機能情報を用いて動作するように設定した
場合に、当該機能情報を室内機に送信するように構成さ
れているため、リモコンにおける機能の設定内容を室内
機に記憶させておくことができる。
【0058】請求項7に記載の発明によれば、機能情報
にはリモコンの機種情報が含まれており、機種情報を参
照して自身と同一機種であるか否かを判断して機能設定
を行うように構成されているため、リモコンの機能設定
を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の構成を示す図である。
【図2】機能情報のデータ構造を示す図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 10 室内機 11 通信部 12 CPU 13 EEPROM 20 リモコン 21 通信部 22 CPU 23 メモリ 221 判断部(判断手段) 222 機能設定部(設定手段,機能情報送信手段) D1 機能情報 DA 機種データ DB 設定データ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機(10)とリモートコントローラ
    (20)とが通信可能な状態に設けられた空気調和機
    (1)であって、 前記室内機(10)は前記リモートコントローラから受
    信する機能情報(D1)を記憶しておき、所定のタイミ
    ングで前記リモートコントローラに対して前記機能情報
    を送信するように構成され、 前記リモートコントローラ(20)は前記室内機から前
    記機能情報(D1)を受信すると、自身で設定可能な機
    能であるか否かの判断を行い、自身で設定可能な機能で
    ある場合には前記機能情報(D1)を引き継ぎ、自身で
    設定不可能な機能である場合には予め自身に設定された
    機能情報(D2)を用いて動作するように構成されるこ
    とを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機(1)にお
    いて、 前記リモートコントローラ(20)は自身で設定不可能
    な機能であると判断した場合に、予め設定された前記機
    能情報(D2)を前記室内機(10)に対して送信し、 前記室内機(10)は前記リモートコントローラから前
    記機能情報(D2)を受信すると、前記機能情報(D
    1)の記憶内容を更新することを特徴とする空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の空気調和機
    (1)において、 前記機能情報(D1)にはリモートコントローラ(2
    0)の機種情報(DA)が含まれ、前記リモートコント
    ローラにおける前記判断は、前記機種情報(DA)を参
    照して同一機種であるか否かを判断することにより行わ
    れることを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の空
    気調和機(1)において、 前記室内機(10)が前記機能情報(D1)を前記リモ
    ートコントローラ(20)に送信する前記タイミング
    は、前記室内機への電源投入時であることを特徴とする
    空気調和機。
  5. 【請求項5】 室内機(10)と通信可能な空気調和機
    用のリモートコントローラ(20)であって、 前記室内機(10)から機能情報(D1)を受信する
    と、自身で設定可能な機能であるか否かの判断を行う判
    断手段(221)と、 自身で設定可能な機能である場合には前記機能情報(D
    1)を引き継ぎ、自身で設定不可能な機能である場合に
    は予め自身に設定された機能情報(D2)を用いて動作
    するように設定する設定手段(222)と、を備えるこ
    とを特徴とするリモートコントローラ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のリモートコントローラ
    (20)において、 前記設定手段が予め自身に設定された機能情報(D2)
    を用いて動作するように設定した場合に、当該機能情報
    を前記室内機に送信する機能情報送信手段(222)、
    をさらに備えることを特徴とするリモートコントロー
    ラ。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載のリモートコント
    ローラにおいて、 前記機能情報(D1)にはリモートコントローラの機種
    情報(DA)が含まれており、前記判断手段(221)
    における前記判断は、前記機種情報(DA)を参照して
    自身と同一機種であるか否かを判断することにより行わ
    れることを特徴とするリモートコントローラ。
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