JP2003064440A - 高比重高強度タングステン焼結合金製ウェート - Google Patents

高比重高強度タングステン焼結合金製ウェート

Info

Publication number
JP2003064440A
JP2003064440A JP2001248651A JP2001248651A JP2003064440A JP 2003064440 A JP2003064440 A JP 2003064440A JP 2001248651 A JP2001248651 A JP 2001248651A JP 2001248651 A JP2001248651 A JP 2001248651A JP 2003064440 A JP2003064440 A JP 2003064440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
component
specific gravity
sintered alloy
phase forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001248651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3675378B2 (ja
Inventor
Sekihin Yo
楊  積彬
Masato Otsuki
真人 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Material Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo CMI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo CMI Corp filed Critical Nidec Sankyo CMI Corp
Priority to JP2001248651A priority Critical patent/JP3675378B2/ja
Publication of JP2003064440A publication Critical patent/JP2003064440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3675378B2 publication Critical patent/JP3675378B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高比重化の達成により更なる小型化を図るこ
とにある。 【解決手段】 結合相形成成分として、Ni:0.05
〜2.5重量%、Co:0.05〜1重量%の範囲であ
って、かつこれらの全量が3重量%以下となるように含
有し、残部が分散相形成成分としての粒子状のW及び不
可避不純物からなる組成を有し、比重が18.5〜1
9.2となるように調整された焼結合金によって形成し
た構成になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯通信機
器等における呼び出しのための振動発生用の偏心ウェー
トや、防振のためのバランスウェートや、単なる重りと
してのウェートなどに用いた場合に好適な高比重高強度
タングステン焼結合金製ウェートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の偏心ウェートを構成する
タングステン焼結合金としては、W(タングステン)−
Ni(ニッケル)−Cu(銅)、W−Ni−Fe
(鉄)、W−Ni−Mo(モリブデン)−Fe、W−N
i−Mo−Co(コバルト)合金等のものが知られてい
る。このタングステン焼結合金で所定の形状のものを製
造するには、W、Ni、Cu等の粉末を押型で圧縮成形
し、これによって得られた圧粉体を加熱焼結することに
よって行うことになる。このため、ウェートとしての所
望の形状を容易に得ることができるという利点がある。
しかし、焼結性を確保するために、W成分以外のNi、
Co等の低融点結合相形成成分を5重量%以上にする必
要があることから、18.5以上の比重のウェートを製
造することができなかった。
【0003】一方、タングステン焼結合金としては、例
えば電球のフィラメントのように、Wをほぼ100重量
%含むものも知られている。従って、このようなタング
ステン焼結合金であれば、比重を18.5以上にするこ
とが可能である。しかし、このタングステン焼結合金で
所定の形状のものを製造するには、Wの粉末を押型で圧
縮成形して、細長い角棒状の圧粉体を成形し、その両端
に大電流を通じて、融点(3370℃)の少し下の温度
(2800℃)の高温で焼結して棒状の焼結体を形成し
てから、1700〜1800℃の高温で鍛造しなければ
ならない。従って、線状のものを製造するにはよいが、
ウェートとして要求される複雑形状のものや、精度の高
いもの等を量産規模的に製造することは事実上不可能で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、タングステ
ン焼結合金製のウェートとしては、W−Ni−Cu系の
焼結合金製のものが使用されてきたが、上述のように1
8.5以上の比重のものがないため、今まで以上に小型
化するのが難しいという問題があった。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであり、高比重化の達成により更なる小型化を図るこ
とができる高比重高強度タングステン焼結合金製ウェー
トを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、結合相形成成分として、N
i(ニッケル):0.05〜2.5重量%、Co(コバ
ルト):0.05〜1重量%の範囲であって、かつこれ
らの全量(Ni+Co)が3重量%以下となるように含
有し、残部が分散相形成成分としての粒子状のW(タン
グステン)及び不可避不純物からなる組成を有し、比重
が18.5〜19.2となるように調整された焼結合金
によって形成されていることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、結合相形成成分と
して、Ni:0.05〜2.5重量%、Co:0.05
〜1重量%、Fe(鉄):0.05〜1重量%、Mn
(マンガン):0.01〜0.5重量%の範囲であっ
て、かつこれらの全量(Ni+Co+Fe+Mn)が3
重量%以下となるように含有し、残部が分散相形成成分
としての粒子状のW及び不可避不純物からなる組成を有
し、比重が18.5〜19.2となるように調整された
焼結合金によって形成されていることを特徴としてい
る。
【0008】請求項3記載の発明は、結合相形成成分と
して、Ni:0.05〜2.5重量%、Cu(銅):
0.05〜1.5重量%、Fe:0.05〜1重量%、
Mn:0.01〜0.5重量%の範囲であって、かつこ
れらの全量(Ni+Cu+Fe+Mn)が3重量%以下
となるように含有し、残部が分散相形成成分としての粒
子状のW及び不可避不純物からなる組成を有し、比重が
18.5〜19.2となるように調整された焼結合金に
よって形成されていることを特徴としている。
【0009】請求項4記載の発明は、結合相形成成分と
して、Ni:0.05〜2.5重量%、Cu:0.05
〜1.5重量%、Fe:0.05〜1重量%の範囲であ
って、かつこれらの全量(Ni+Cu+Fe)が3重量
%以下となるように含有し、残部が分散相形成成分とし
ての粒子状のW及び不可避不純物からなる組成を有し、
比重が18.5〜19.2となるように調整された焼結
合金によって形成されていることを特徴としている。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、上記Ni成分を、Niの硝酸塩、N
iの塩酸塩、Niの硫酸塩及びNiの酢酸塩のいずれか
1つの溶液を熱分解することによって含有させ、上記C
o成分を、Coの硝酸塩、Coの塩酸塩、Coの硫酸塩
及びCoの酢酸塩のいずれか1つの溶液を熱分解するこ
とによって含有させたことを特徴としている。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項3又は4記
載の発明において、上記Ni成分を、Niの硝酸塩、N
iの塩酸塩、Niの硫酸塩及びNiの酢酸塩のいずれか
1つの溶液を熱分解することによって含有させたことを
特徴としている。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項1ないし6
のいずれかに記載の発明において、上記Wは、平均粒径
が0.5〜5μmの範囲であることを特徴としている。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
のいずれかに記載の発明において、モータの回転軸に、
加締めによって一体的に結合されるようになっているこ
とを特徴としている。
【0014】上記のように構成された請求項1又は2記
載の発明においては、結合相形成成分としてのNiを
0.05〜2.5重量%、Coを0.05〜1重量%の
範囲で含有させ、また他の結合相形成成分を含めた結合
相形成成分の全量を3重量%以下となるようにしている
ので、結局、Wの含有量を97重量%超にすることがで
きる。従って、比重を18.5〜19.2にすることが
できるので、今まで以上の小型化を図ることができる。
【0015】この結果、例えば携帯電話に組み込まれた
振動モータの回転軸に振動発生用の偏心ウェートとして
用いられた場合には、当該携帯電話の軽薄短小の要求に
応えることができると共に、より強力な振動量によって
着信があったことを確実に知らせることができる。
【0016】上記Ni成分は、W粉末の焼結に必要な液
相を提供し、かつWの粒界拡散係数を向上させるための
必要不可欠な結合相形成成分である。そして、このNi
成分を0.05〜2.5重量%の範囲に限定しているの
は、0.05重量%未満ではW焼結合金の緻密化が起き
ず、所定の高比重が得られないばかりでなく、残留空孔
の存在によって強度は極端に低下してしまうことにな
り、一方、2.5重量%超になると、その他の結合相形
成成分と合わせて3重量%と以上となり、18.5〜1
9.2の高比重が得られなくなるからである。
【0017】そして、Ni成分による焼結促進効果を最
大限に発揮させるためには、Ni粉末のW粉末に対する
均一分散性を向上させる必要がある。このため、Ni成
分の添加は、単体のNi粉末としてだけでなく、その一
部あるいは全部をNiの硝酸塩、塩酸塩、硫酸塩及び酢
酸塩のいずれか1つの溶液を熱分解することにより、添
加することが好ましい。
【0018】上記Co成分は、液相状態でW粒子との濡
れ性が良いため、Ni結合相形成成分の補助成分として
添加することにより、強度の向上を図ることができる。
そして、このCo成分をCo:0.05〜1重量%の範
囲に限定したのは、0.05重量%未満では、強度を向
上させる効果が見られず、一方、1重量%超になると、
延性の著しい低下を招くためである。
【0019】そして、Co成分による強度向上効果を最
大限に発揮させるためには、Ni成分の場合と同様に、
Co粉末のW粉末に対する均一分散性を向上させる必要
がある。このため、Co成分の添加についても、単体の
Co粉末としてだけでなく、その一部あるいは全部をC
oの硝酸塩、塩酸塩、硫酸塩及び酢酸塩のいずれか1つ
の溶液を熱分解することにより、添加することが好まし
い。
【0020】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明に対して更にFeを0.05〜1重量%、M
nを0.01〜0.5重量%の範囲で含有しているの
で、強度の向上を図ることができる。即ち、Fe成分
は、Ni成分に固溶することによってその結合相の強度
の向上を図ることができる。Mnは、上記Fe成分と合
わせて使用することにより、更に強度の向上を図ること
ができる。
【0021】上記Fe成分を0.05〜1重量%の範囲
に限定したのは、0.05重量%未満では強度向上の効
果が全く見られず、一方、1重量%を超えると、延性の
低下を招くことになるからである。また、上記Mn成分
を0.01〜0.5重量%の範囲に限定したのは、0.
01重量%未満ではFe成分との相乗効果による強度の
向上が全く見られず、一方、0.5重量%超では、Mn
酸化物としての残留が顕著になって延性の低下を招くこ
とになるからである。
【0022】請求項3記載の発明においては、請求項2
記載の発明におけるCoに代えてCuを0.05〜1.
5重量%の範囲で含有させたものであるが、結合相形成
成分の全量が3重量%以下となっているので、請求項1
又は2記載の発明と同様に、18.5〜19.2の高比
重を得ることができる等の作用効果を奏する。そして、
Cu成分を結合相形成成分として添加しているので、こ
のCuの比較的融点が低いという性質により、低温にお
ける焼結性の向上を図ることができる。
【0023】上記Cu成分を0.05〜1.5重量%の
範囲に限定したのは、0.05重量%未満では低温によ
る焼結性の向上の効果が全く見られず、一方、1.5重
量%超では比重の低下と強度の低下を共に招くことにな
るためである。
【0024】請求項4記載の発明においては、請求項3
記載の発明に対してMnを削除した構成になっているた
め、上述したMnによる作用効果が得られないものの、
W成分が相対的に増加するため、高比重化が容易にな
る。
【0025】請求項5記載の発明においては、Ni成分
についてはNiの硝酸塩、Niの塩酸塩、Niの硫酸塩
及びNiの酢酸塩のいずれか1つの溶液を熱分解するこ
とにより、Co成分についてはCoの硝酸塩、Coの塩
酸塩、Coの硫酸塩及びCoの酢酸塩のいずれか1つの
溶液を熱分解することにより含有させるようになってい
るので、Ni成分及びCo成分をW粉末の全体に均一に
分散、被覆させることができる。しかも、Ni成分及び
Co成分は、各W粒子の表面に均一にかつ薄く被覆され
ることになるので、全体として3重量%以下の少量にも
関わらず、活性化効率の高い低融点結合相成分となり、
大きな焼結促進効果が得られると共に、空孔の発生を防
止することができる。従って、高比重で高強度のものを
確実に得ることができる。
【0026】請求項6記載の発明においては、Ni成分
について、請求項5記載の発明と同様に含有させている
ので、このNi成分に関して、請求項5記載の発明と同
様の作用効果を奏する。従って、高比重で高強度のもの
を確実に得ることができる。
【0027】請求項7記載の発明においては、Wの平均
粒径が0.5〜5μmになっているので、適正な成形性
及び焼結性を得ることができる。
【0028】請求項8記載の発明においては、モータの
回転軸に、加締めによって一体的に結合されるようにな
っているので、当該回転軸に、結合のための種々の手段
を設けることなく簡単に固定することができる。即ち、
高比重で緻密なため強度が極めて大きいこと及び十分な
延性を有することから、加締めによるだけで回転軸に強
固に固定することができる。従って、振動発生用の偏心
ウェートとして用いた場合でも、回転軸に対して回転方
向にずれたり、軸方向にずれたりするのを確実に防止す
ることができる。そして、高比重化の達成によって、極
めて小さな偏心ウェートとして利用することができるの
で、軽薄短小化志向の著しい例えば携帯通信機器等に使
用することによって、その軽薄短小化を更に促進するこ
とができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1及び図2を参照しながら説明する。図1は、高比重高
強度タングステン焼結合金製ウェート(以下、「ウェー
ト」という)の製造プロセスを示すフロー図であり、図
2は振動モータ(以下、「モータ」という)の回転軸に
ウェートを加締めにより結合した状態を示す図である。
【0030】図1の製造プロセスで製造されるウェート
は、結合相形成成分として、Niを0.05〜2.5重
量%、Coを0.05〜1重量%、Feを0.05〜1
重量%、Mnを0.01〜0.5重量%、Cuを0.0
5〜1.5重量%の範囲であって、かつこれらの全量が
3重量%以下となるように含有し、残部が分散相形成成
分としての粒子状のW及び不可避不純物からなる組成を
有し、比重が18.5〜19.2となるように調整され
た焼結合金によるものである。
【0031】上記Wは、適正な成形性及び焼結性を得る
ため、平均粒径が0.5〜5μmの粉末を用いている。
Ni及びCoについては、単体の粉末としてだけでな
く、硝酸塩等の溶液を熱分解することによっても結合相
形成成分として含有させるようになっている。この場
合、Ni成分は、Niの硝酸塩、Niの塩酸塩、Niの
硫酸塩及びNiの酢酸塩のいずれか1つ(この実施の形
態ではNiの硝酸塩)にて水あるいは有機溶剤を溶媒と
する溶液の状態で添加、混合し、その後の熱分解により
W粒子の表面に被覆されることによって含有された状態
になるようになっている。また、Co成分は、Coの硝
酸塩、Coの塩酸塩、Coの硫酸塩及びCoの酢酸塩の
いずれか1つ(この実施の形態ではCoの硝酸塩)につ
いて上記Niと同様にW粒子の表面に被覆されることに
よって含有された状態になるようになっている。
【0032】上記Ni成分は、W粉末の焼結に必要な液
相を提供し、かつWの粒界拡散係数を向上させるための
必要不可欠な結合相形成成分である。そして、このNi
成分は、0.05重量%未満ではW焼結合金の緻密化が
起きず、所定の高比重が得られないばかりでなく、残留
空孔の存在によって強度は極端に低下してしまうことに
なり、一方、2.5重量%超になると、その他の結合成
分と合わせて3重量%と以上となり、18.5〜19.
2の高比重が得られなくなる。
【0033】そして、Ni成分による焼結促進効果を最
大限に発揮させるためには、Ni粉末のW粉末に対する
均一分散性を向上させる必要がある。このため、Ni成
分の添加は、単体のNi粉末としてだけでなく、その一
部を上述のようにNiの硝酸塩、塩酸塩、硫酸塩及び酢
酸塩のいずれか1つの溶液を熱分解することにより、添
加することが好ましい。
【0034】上記Co成分は、液相状態でW粒子との濡
れ性が良いため、Ni結合相形成成分の補助成分として
添加することにより、強度の向上を図ることができる。
そして、このCo成分は、0.05重量%未満では、強
度を向上させる効果が少なく、1重量%超になると、延
性の著しい低下を招くことになる。
【0035】そして、Co成分による強度向上効果を最
大限に発揮させるためには、Ni成分の場合と同様に、
Co粉末のW粉末に対する均一分散性を向上させる必要
がある。このため、Co成分の添加についても、単体の
Co粉末としてだけでなく、その一部を上述のようにC
oの硝酸塩、塩酸塩、硫酸塩及び酢酸塩のいずれか1つ
の溶液を熱分解することにより、添加することが好まし
い。
【0036】上記Fe成分は、Ni成分に固溶すること
によってその結合相の強度の向上を図ることができる。
このFe成分は、0.05重量%未満では強度向上の効
果が全く見られず、1重量%を超えると、延性の低下を
招くことになる。
【0037】上記Mnは、Fe成分と合わせて使用する
ことにより、更に強度の向上を図ることができる。この
Mn成分は、0.01重量%未満ではFe成分との相乗
効果による強度の向上が全く見られず、0.5重量%超
では、Mn酸化物としての残留が顕著になって延性の低
下を招くことになる。
【0038】Cu成分は、比較的融点が低いという性質
により、低温における焼結性の向上を図ることができ
る。このCu成分は、0.05重量%未満では低温によ
る焼結性の向上の効果が全く見られず、1.5重量%超
では比重の低下と強度の低下を共に招くことになる。
【0039】なお、Ni及びCoは、単体の粉末によら
ず、その全部を上記硝酸塩等の溶液の熱分解により含有
させるようにしてもよい。また、Co、Fe、Mn、C
uの各成分は、必要に応じて添加するようにしてもよ
い。
【0040】次に、上記成分のウェートについての製造
方法について図1を参照しながら説明する。まず、W粉
末、Niの硝酸塩の溶液及びCoの硝酸塩の溶液からな
るドープ成分、Ni粉末、Co粉末、Fe粉末、Mn粉
末、Cu粉末を上述した成分範囲となるように配合して
原料を作る(SP1)。これによりW成分を他の結合相
形成成分に対して97重量%以上含む原料が完成する。
そして、この原料をボールミルに供給し、アセトンを用
いて48時間の湿式混合を行う(SP2)。これによ
り、各成分の粉砕、混合が十分に行われることになり、
ドープ成分や各粉末成分がW粉末に均一に分散された状
態になる。
【0041】そして、この原料を800℃の水素雰囲気
中で1時間保持することにより還元する(SP3)。こ
の際、上記ドープ成分の熱分解によって、Ni成分及び
Co成分がW粒子の表面に均一に被覆された状態になる
と共に、酸化物成分は充分還元されている状態になる。
【0042】その後、上記原料を押型に充填して、19
60×105 Pa(2000kg/cm)の圧力で成
形する(SP4)。これにより、図2に示すような形状
(但し、加締め部14cが形成されてない形状)の圧粉
体が得られる。
【0043】次に、上記圧粉体を900℃の温度の水素
雰囲気中で3時間予備焼結を行った(SP5)後、14
00〜1550℃の温度の水素雰囲気中で1時間本焼結
を行う(SP6)ことにより、図2に示すウェート10
(但し、加締め部14cが形成されてないもの)が完成
する。このウェートについては、比重、抗折強度(×1
7 Pa(kgf/mm2 ))等についての品質の評価
が行われた(SP7)後に、完成品として取り扱われる
ことになる。
【0044】ウェート10は、携帯電話(携帯通信機
器)に組み込まれたモータに取り付けられる振動発生用
の偏心ウェートとして構成されたものであり、円弧半径
が数mmの横断面略扇型状に成形され、その扇状部分全
体が偏心荷重部11となっている。この偏心荷重部11
の扇状を描く外周円弧の中心部には、例えば、SUS4
20などのステンレス製のモータの回転軸12が嵌まり
込む溝部13が形成されている。また、この溝部13の
両側には、偏心荷重部11から膨出して溝部13の両側
縁部を形成する側壁14が一体に形成されている。
【0045】そして、上記形状のウェート10は、側壁
14の先端部端面14aのうち、軸線方向の両端部を残
した中央部分において、側壁14の外周側部分14bを
残した溝部13側の加締め部14cが、直方体状の加締
めパンチ(図示せず)によって溝部13の開口15側か
ら底側に向けて凹状に加締め変形させられることによ
り、回転軸12に一体的に結合されるようになってい
る。
【0046】上記のように構成されたウェート10によ
れば、結合相形成成分としてのNiを0.05〜2.5
重量%及びCoを0.05〜1重量%の範囲で含有さ
せ、かつ他の結合相形成成分を含めた結合相形成成分の
全量を3重量%以下となるようにしているので、結局、
Wの含有用を97重量%超にすることができる。従っ
て、比重を18.5〜19.2にすることができるの
で、従来にない小型のものを得ることができる。
【0047】この結果、携帯電話の更なる軽薄短小化の
要求に応えることができると共に、その着信を強力な振
動量によって確実に知らせることができる。
【0048】また、Ni成分についてはNiの硝酸塩の
溶液を熱分解することにより、Co成分についてはCo
の硝酸塩の溶液を熱分解することにより含有させるよう
になっているので、Ni成分及びCo成分をW粉末の全
体に均一に分散させることができる。しかも、Ni成分
及びCo成分は、各W粒子の表面に均一にかつ薄く被覆
されることになるので、微少であるにも関わらず、活性
化効率の高い低融点結合相成分となり、大きな焼結促進
効果が得られると共に、空孔の発生を防止することがで
きる。従って、高比重で高強度のものを確実に得ること
ができる。
【0049】例えば、従来においては、通常、分散相形
成成分としての1〜10μmの粒径のW粉末を、所定の
割合の結合相形成成分としてのNi、Co、Fe、C
u、Mo(モリブデン)などの成分を添加してボールミ
ルにより湿式混合、粉砕してなるものを原料とし、活性
化液相焼結法を用いて製造している。しかし、焼結性を
確保するために、W成分以外の低融点結合相形成成分を
通常5重量%以上にする必要がある。このため、焼結合
金の比重は18以下となっていた。そして、単純にN
i、Co等の結合相形成成分を減らしたとしても、これ
により活性化焼結の効果が小さくなり、空孔が多発する
ことになるので、比重を18.5以上にすることができ
なかった。また、この場合には、空孔により強度が低下
するとう問題もあった。
【0050】これに対して本発明では、硝酸塩等の溶液
の熱分解によってNiやCoを均一に分散させることが
できるので、Wを97重量%以上含んだものを極めて緻
密に焼結することができる。従って、高比重でかつ高強
度の焼結合金を得ることができる。
【0051】また、モータの回転軸12に、加締めによ
って一体的に結合されるようになっているので、当該回
転軸12に対して、結合のための種々の手段を設けるこ
となく簡単に固定することができる。即ち、高強度で、
かつ十分な延性を有することから、加締めによるだけで
回転軸に強固かつ確実に固定することができる。従っ
て、回転軸12に対して回転方向にずれたり、軸方向に
ずれたりするのを確実に防止することができる。
【0052】
【実施例】次に、この発明の実施例について、表1を参
照して説明する。表1は、本焼結を行った後の各タング
ステン焼結合金の試験結果を示したものである。この試
験は、従来例(比較例)1、従来例2、実施例1〜実施
例6のものについて行った。特に、実施例1〜実施例6
では、下記に示す成分範囲のものについて試験を行っ
た。
【0053】 (試験条件) 1.成分組成について 従来例1 Ni: 3 重量% Cu: 2 重量%、 残部:W及び不可避不純物 従来例2 Ni: 2 重量% Cu: 1 重量%、 残部:W及び不可避不純物 実施例1 Ni: 0.5〜2.0重量% Co: 0.2〜0.5重量% 残部:W及び不可避不純物 実施例2 Ni: 0.5〜2.0重量% Co: 0.2〜0.5重量% Fe: 0.1〜0.5重量% Mn: 0.1〜0.3重量% Ni+Co+Fe+Mn: 3重量%以下 残部:W及び不可避不純物 実施例3 Ni: 0.5〜2.0重量% Cu: 0.1〜1.0重量% Fe: 0.1〜1.0重量% Mn: 0.1〜0.4重量% Ni+Cu+Fe+Mn: 3重量%以下 残部:W及び不可避不純物 実施例4 Ni: 0.5〜2.0重量% Cu: 0.1〜1.0重量% Fe: 0.1〜1.0重量% 残部:W及び不可避不純物 実施例5 上記実施例1の成分組成と同一である。 ただし、Ni成分を硝酸ニッケルの溶液(Niの硝酸塩の溶液) の熱分解により含有させ、Co成分を硝酸コバルトの溶液(Coの 硝酸塩の溶液)の熱分解により含有させている。 実施例6 上記実施例3の成分組成と同一 ただし、Ni成分を硝酸ニッケルの溶液の熱分解により含有させ ている。 Wの平均粒径は、上記〜のすべてにおいて、3.5μmである。
【0054】(試験方法)試験は、従来例1、従来例
2、実施例1〜実施例6のそれぞれについて供試体を作
製して行った。還元、成形、予備焼結、本焼結について
は、上述したSP3〜SP6の通りである。ただし、本
焼結(SP6)の温度は1460℃に設定した。また、
実施例5、実施例6の場合は、上述したSP2の通り、
原料をボールミルに装入し、アセトン溶媒を用いて48
時間の湿式混合を行った。評価は、比重、抗折強度、加
締めの可否によって行った。
【0055】(考察)表1に表示される結果から、本発
明の高比重W合金の実施例1〜6は、いずれも結合相の
合計全量が3重量%以下にもかかわらず、焼結体の比重
は、18.5〜19.2の範囲にある高比重の結果が得
られており、かつ加締めによるシャフトへの固定に必要
な充分な強度及び靱性を有していることから、例えば携
帯電話の軽薄短小化の要求に充分に満足できる振動モー
タの高比重高強度偏心ウェートを提供することができ
る。
【0056】
【表1】
【0057】なお、上記実施の形態及び実施例において
は、Ni成分及びCo成分を、硝酸塩等の溶液による熱
分解によって、W粉末の全体に均一に分散させる例を示
したが、このような熱分解によらない他の方法により均
一に分散させるようにしてもよい。また、上記ウェート
10を、モータの回転軸12に結合するように構成した
が、このウェート10は、例えば往復運動をするアクチ
ュエータの軸や、その他の回転運動や往復運動をする軸
に加締めにより結合するように構成してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は2記
載の発明によれば、結合相形成成分としてのNiを0.
05〜2.5重量%及びCoを0.05〜1重量%の範
囲で含有させ、また他の結合相形成成分を含めた結合相
形成成分の全量を3重量%以下となるようにしているの
で、結局、Wの含有用を97重量%超にすることができ
る。従って、比重を18.5〜19.2にすることがで
きるので、従来にない小型のものを得ることができる。
【0059】この結果、例えば携帯電話に組み込まれた
振動発生用の偏心ウェートとして用いられた場合には、
当該携帯電話の軽薄短小の要求に応えることができると
共に、より強力な振動量によって着信があったことを確
実に知らせることができる上で極めて有用である。
【0060】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明に対して更にFeを0.05〜1重量%、Mn
を0.01〜0.5重量%の範囲で含有しているので、
強度の向上を図ることができる。
【0061】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明におけるCoに代えてCuを0.05〜1.5
重量%の範囲で含有させたものであるが、結合相形成成
分の全量が3重量%以下となっているので、請求項1又
は2記載の発明と同様に、18.5〜19.2の高比重
を得ることができる等の作用効果を奏する。しかも、C
u成分を結合相形成成分として添加しているので、低温
における焼結性の向上を図ることができる。
【0062】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明に対してMnを削除した構成になっているた
め、上述したMnによる作用効果が得られないものの、
W成分が相対的に増加するため、高比重化が容易にな
る。
【0063】請求項5記載の発明によれば、Ni成分に
ついてはNiの硝酸塩、Niの塩酸塩、Niの硫酸塩及
びNiの酢酸塩のいずれか1つの溶液を熱分解すること
により、Co成分についてはCoの硝酸塩、Coの塩酸
塩、Coの硫酸塩及びCoの酢酸塩のいずれか1つの溶
液を熱分解することにより含有させるようになっている
ので、Ni成分及びCo成分をW粉末の全体に均一に分
散させることができる。しかも、Ni成分及びCo成分
は、各W粒子の表面に均一にかつ薄く被覆されることに
なるので、微少であるにも関わらず、活性化効率の高い
低融点結合相成分となり、大きな焼結促進効果が得られ
ると共に、空孔の極めて少ない緻密なものを得ることが
できる。従って、高比重で高強度のものを確実に得るこ
とができる。
【0064】請求項6記載の発明によれば、Ni成分に
ついて、請求項5記載の発明と同様に含有させているの
で、このNi成分に関して、請求項5記載の発明と同様
の作用効果を奏する。従って、高比重で高強度のものを
確実に得ることができる。
【0065】請求項7記載の発明によれば、Wの平均粒
径が0.5〜5μmになっているので、適正な成形性及
び焼結性を得ることができる。
【0066】請求項8記載の発明によれば、モータの回
転軸に、加締めによって一体的に結合されるようになっ
ているので、当該回転軸に、結合のための種々の手段を
設けることなく簡単に固定することができる。即ち、高
比重で緻密なため強度が極めて大きいこと及び十分な延
性を有することから、加締めによるだけで回転軸に強固
に固定することができる。従って、振動発生用の偏心ウ
ェートとして用いた場合に、回転軸に対して回転方向
や、軸方向にずれるのを確実に防止することができる。
そして、高比重化の達成によって、極めて小さな偏心ウ
ェートとして利用することができるので、軽薄短小化志
向の著しい例えば携帯電話等に使用することによって、
その携帯電話等の更なる軽薄短小化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態として示した高比重高
強度タングステン焼結合金製ウェートの製造プロセスの
フロー図である。
【図2】同高比重高強度タングステン焼結合金製ウェー
トを電動モータの回転軸に加締めにより結合した状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ウェート(高比重高強度タングステン焼結合金製
ウェート)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結合相形成成分として、Ni:0.05
    〜2.5重量%、Co:0.05〜1重量%の範囲であ
    って、かつこれらの全量が3重量%以下となるように含
    有し、残部が分散相形成成分としての粒子状のW及び不
    可避不純物からなる組成を有し、比重が18.5〜1
    9.2となるように調整された焼結合金によって形成さ
    れていることを特徴とする高比重高強度タングステン焼
    結合金製ウェート。
  2. 【請求項2】 結合相形成成分として、Ni:0.05
    〜2.5重量%、Co:0.05〜1重量%、Fe:
    0.05〜1重量%、Mn:0.01〜0.5重量%の
    範囲であって、かつこれらの全量が3重量%以下となる
    ように含有し、残部が分散相形成成分としての粒子状の
    W及び不可避不純物からなる組成を有し、比重が18.
    5〜19.2となるように調整された焼結合金によって
    形成されていることを特徴とする高比重高強度タングス
    テン焼結合金製ウェート。
  3. 【請求項3】 結合相形成成分として、Ni:0.05
    〜2.5重量%、Cu:0.05〜1.5重量%、F
    e:0.05〜1重量%、Mn:0.01〜0.5重量
    %の範囲であって、かつこれらの全量が3重量%以下と
    なるように含有し、残部が分散相形成成分としての粒子
    状のW及び不可避不純物からなる組成を有し、比重が1
    8.5〜19.2となるように調整された焼結合金によ
    って形成されていることを特徴とする高比重高強度タン
    グステン焼結合金製ウェート。
  4. 【請求項4】 結合相形成成分として、Ni:0.05
    〜2.5重量%、Cu:0.05〜1.5重量%、F
    e:0.05〜1重量%の範囲であって、かつこれらの
    全量が3重量%以下となるように含有し、残部が分散相
    形成成分としての粒子状のW及び不可避不純物からなる
    組成を有し、比重が18.5〜19.2となるように調
    整された焼結合金によって形成されていることを特徴と
    する高比重高強度タングステン焼結合金製ウェート。
  5. 【請求項5】 上記Ni成分を、Niの硝酸塩、Niの
    塩酸塩、Niの硫酸塩及びNiの酢酸塩のいずれか1つ
    の溶液を熱分解することによって含有させ、上記Co成
    分を、Coの硝酸塩、Coの塩酸塩、Coの硫酸塩及び
    Coの酢酸塩のいずれか1つの溶液を熱分解することに
    よって含有させたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の高比重高強度タングステン焼結合金製ウェート。
  6. 【請求項6】 上記Ni成分を、Niの硝酸塩、Niの
    塩酸塩、Niの硫酸塩及びNiの酢酸塩のいずれか1つ
    の溶液を熱分解することによって含有させたことを特徴
    とする請求項3又は4記載の高比重高強度タングステン
    焼結合金製ウェート。
  7. 【請求項7】 上記Wは、平均粒径が0.5〜5μmの
    範囲であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    かに記載の高比重高強度タングステン焼結合金製ウェー
    ト。
  8. 【請求項8】 モータの回転軸に、加締めによって一体
    的に結合されるようになっていることを特徴とする請求
    項1ないし7のいずれかに記載の高比重高強度タングス
    テン焼結合金製ウェート。
JP2001248651A 2001-08-20 2001-08-20 高比重高強度タングステン焼結合金製ウェート Expired - Fee Related JP3675378B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248651A JP3675378B2 (ja) 2001-08-20 2001-08-20 高比重高強度タングステン焼結合金製ウェート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001248651A JP3675378B2 (ja) 2001-08-20 2001-08-20 高比重高強度タングステン焼結合金製ウェート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003064440A true JP2003064440A (ja) 2003-03-05
JP3675378B2 JP3675378B2 (ja) 2005-07-27

Family

ID=19077781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001248651A Expired - Fee Related JP3675378B2 (ja) 2001-08-20 2001-08-20 高比重高強度タングステン焼結合金製ウェート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3675378B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059459A1 (ja) * 2004-12-03 2006-06-08 Mitsubishi Materials C.M.I. Corporation タングステン基焼結合金製ウェート及びその製造方法並びに振動発生装置用振動子
JP2008073783A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Yamanaka Gookin:Kk 放電加工用電極及びその製法
WO2010119785A1 (ja) 2009-04-17 2010-10-21 Jx日鉱日石金属株式会社 半導体配線用バリア膜、焼結体スパッタリングターゲット及びスパッタリングターゲットの製造方法
JP2012503969A (ja) * 2008-09-24 2012-02-09 ヤング バック シーエム カンパニー リミテッド コイン型振動モータ
CN104651653A (zh) * 2015-01-31 2015-05-27 陕西理工学院 一种稀土微合金化高密度高强钨镍铜合金的制备方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104362015B (zh) * 2014-11-28 2017-05-10 桂林电器科学研究院有限公司 一种铜钨触头材料的制备方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059459A1 (ja) * 2004-12-03 2006-06-08 Mitsubishi Materials C.M.I. Corporation タングステン基焼結合金製ウェート及びその製造方法並びに振動発生装置用振動子
JP2008073783A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Yamanaka Gookin:Kk 放電加工用電極及びその製法
JP4684973B2 (ja) * 2006-09-19 2011-05-18 株式会社ヤマナカゴーキン 放電加工用電極及びその製法
JP2012503969A (ja) * 2008-09-24 2012-02-09 ヤング バック シーエム カンパニー リミテッド コイン型振動モータ
WO2010119785A1 (ja) 2009-04-17 2010-10-21 Jx日鉱日石金属株式会社 半導体配線用バリア膜、焼結体スパッタリングターゲット及びスパッタリングターゲットの製造方法
US9051645B2 (en) 2009-04-17 2015-06-09 Jx Nippon Mining & Metals Corporation Barrier film for semiconductor wiring, sintered compact sputtering target and method of producing the sputtering target
CN104651653A (zh) * 2015-01-31 2015-05-27 陕西理工学院 一种稀土微合金化高密度高强钨镍铜合金的制备方法
CN104651653B (zh) * 2015-01-31 2016-11-23 陕西理工学院 一种稀土微合金化高密度高强钨镍铜合金的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3675378B2 (ja) 2005-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008524447A (ja) 拡散結合したニッケル−銅粉末冶金粉末
JP4410066B2 (ja) 電気接点材料の製造方法
JP2003064440A (ja) 高比重高強度タングステン焼結合金製ウェート
JPH05271842A (ja) サーメット合金及びその製造方法
JP2004253787A (ja) 高強度、高磁束密度および高抵抗を有する複合軟磁性焼結材およびその製造方法
JP3644499B2 (ja) 高比重高強度タングステン基焼結合金製ウェート
JP4779997B2 (ja) 焼結体の製造方法
WO2006059459A1 (ja) タングステン基焼結合金製ウェート及びその製造方法並びに振動発生装置用振動子
JP2000096101A (ja) 金属焼結体およびその製造方法
JP6735106B2 (ja) 高温耐摩耗性、高温強度に優れるCoフリー耐熱焼結材およびその製造方法
US10065244B2 (en) Method for fabricating porous spherical iron-based alloy powder
KR102314078B1 (ko) 산화물분산강화 합금 제조방법
JP7087519B2 (ja) 熱電素子、熱電変換モジュールおよび熱電素子の製造方法
KR101159086B1 (ko) 고강도 및 고경도를 갖는 텅스텐계 소결 재료 및 그것으로 이루어지는 광학 유리 렌즈의 열간 프레스 성형 금형
JPH0898459A (ja) 小型無線呼び出し機の振動発生装置用振動子の製造方法
JP7294414B2 (ja) 磁石複合体及び磁石複合体の製造方法
JP2677287B2 (ja) ニッケル・モリブデン複硼化物基焼結体
JPH0142341B2 (ja)
JPH11264031A (ja) 焼結金属摩擦部材およびその製造方法
JPH055141A (ja) 銅又は銅銀合金−金属酸化物複合材料及びその製造方法
JP2924457B2 (ja) 半導体装置のタングステン基焼結合金製放熱構造部材
JPH1161314A (ja) 高加締め把持力および高強度を有する小型振動発生装置用振動子
JPH06172810A (ja) タングステン合金焼結体の製造方法
WO2005038065A1 (ja) すぐれた高温耐酸化性と高強度を有するFe-Al-C焼結合金製バルブシート
JP2564857B2 (ja) ニツケル・モルブデン複硼化物焼結体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080513

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees