JP2003064250A - 酸素吸収性樹脂組成物 - Google Patents

酸素吸収性樹脂組成物

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JP2003064250A
JP2003064250A JP2001253540A JP2001253540A JP2003064250A JP 2003064250 A JP2003064250 A JP 2003064250A JP 2001253540 A JP2001253540 A JP 2001253540A JP 2001253540 A JP2001253540 A JP 2001253540A JP 2003064250 A JP2003064250 A JP 2003064250A
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acid
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resin composition
absorbing resin
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JP2001253540A
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Tadashi Ueda
正 植田
Keiko Matsuhisa
恵子 松久
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観が良好で十分な酸素吸収性能を有し、し
かも酸素吸収後も刺激臭を発生しない酸素吸収性樹脂組
成物を提供する。 【解決手段】 主要成分として 成分(A):ポリエーテルユニットを有する重合体、 成分(B):成分(A)のポリエーテルユニットを有す
る重合体100重量部に対して0.001〜10重量部
に相当する量の酸化触媒、 を含有することを特徴とする酸素吸収性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化によって品質
が劣化するおそれのある食品や飲料、医薬品の包装体、
容器等の素材として最適な酸素吸収性樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】食品や飲料、医薬品等は、窒素置換や、
真空包装などの手法を用いても、包装体外部から透過す
る酸素によって酸化され、品質の劣化が起こることが知
られている。それらを防ぐために包装体にバリア層をも
うけ、酸素の透過を防ぐ方法が現在は主流になってい
る。
【0003】しかし、包装体内に残存する酸素の影響を
防ぐことは、この方法によっては解決されない。これら
残存酸素を吸収して無くして解決するための酸素吸収剤
として、鉄粉を主成分とする小袋を包装体内に入れる方
法が広く利用されている。鉄粉による方法は、安価で酸
素吸収速度が速いが、異物検知のために金属探知機を使
用する場合や、包装したまま電子レンジをかけたりする
場合に不都合があるほか、小袋タイプでは誤食のおそれ
がある。
【0004】それを解決する手段として、鉄粉や、アス
コルビン酸系化合物に代表される有機系酸素吸収剤を樹
脂に練りこむ方法があるが、外観が悪く、吸収スピード
に大きな問題がある。その他には、樹脂の自動酸化を利
用して酸素を吸収する方法も一般的に知られている。こ
の場合、自動酸化の起こりやすいオレフィン系樹脂、例
えばポリプロピレンのように3級炭素を有するものや、
エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)やポリ
ブタジエンのように不飽和結合を有する樹脂に遷移金属
化合物などを配合する方法が利用される。この方法によ
れば、練り混み法に比べて酸素吸収スピードは改善され
るが十分とは言えず、また、劣化により発生する酢酸臭
がきついことが問題となっているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の現状
に鑑みてなされたもので、外観良好にして十分な酸素吸
収スピードを持ち、かつ、刺激臭を発生しない酸素吸収
性樹脂組成物に関するものである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明者等は、上記の問題
点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ポリエーテ
ルユニットを持つ重合体に酸化触媒を配合することによ
って、3級炭素や、不飽和結合を有するオレフィン系樹
脂に比べ、酸素吸収性に優れ、かつ問題となる刺激臭を
発生しないことを見い出して本発明を完成した。
【0007】即ち、本発明の要旨は、主要成分として 成分(A):ポリエーテルユニットを有する重合体、 成分(B):成分(A)のポリエーテルユニットを有す
る重合体100重量部に対して0.001〜10重量部
に相当する量の酸化触媒、 を含有することを特徴とする酸素吸収性樹脂組成物に存
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的態様を詳細
に説明する。 [1]組成物 (1)配合材料 成分(A):ポリエーテルユニットを含有する重合体 本発明で使用する成分(A)のポリエーテルユニットを
含有する重合体としては、ポリエーテルユニットとして
芳香族ポリエーテルユニット、ポリアルキレンエーテル
ユニット(脂肪族ポリエーテルユニット)その他一般的
に知られるポリエーテルユニットを含有する重合体であ
れば、単一重合体であっても共重合体であっても良い。
【0009】芳香族ポリエーテルユニットを含有する重
合体としては、ポリ(2,6−ジメチルー1,4−フェ
ニレンエーテル)、ポリ(2,6−ジエチルー1,4−
フェニレンエーテル)等に代表されるポリフェニレンエ
ーテル、もしくはこれらを含む共重合体が挙げられる。
ポリアルキレンエーテルユニットを含有する重合体とし
ては、ポリメチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリ(1,2−プロピレングリコール)、ポリ
(1,3−プロピレングリコール)、ポリテトラメチレ
ングリコール、ポリ(1,2−ブチレングリコール)、
ポリヘキサメチレングリコール等の直鎖状、及び分岐状
の脂肪族エーテルの他、シクロヘキサンジオールの縮合
体やシクロヘキサンジメタノールの縮合体等の脂環状エ
ーテルの単一重合体または共重合体が挙げられる。ま
た、これらエーテルユニット内でのランダム共重合体も
本発明の主旨の中に含まれる。
【0010】これらの中では、ポリアルキレンエーテル
ユニットを含有する重合体が特に好適に用いられ、この
中でもポリアルキレンエーテルユニットを有するマルチ
ブロック共重合体を好適に用いることが出来る。これら
のマルチブロック共重合体としては、芳香族ポリエステ
ルとポリアルキレンエーテルを用いたポリエステルエー
テルブロック共重合体(ポリエステル系熱可塑性弾性
体)、脂肪族ポリエステルとポリアルキレンエーテルを
用いたマルチブロック共重合体、や短鎖グリコールとジ
イソシアネートとの重合体からなるハードセグメントと
ジイソシアネートとポリアルキレンエーテルとの重合体
からなるソフトセグメントを有するポリウレタン系熱可
塑性弾性体、ポリアミドとポリアルキレンエーテルを用
いたポリアミドポリエーテル共重合体(ブロックコポリ
エーテルアミド、ブロックコポリエーテルエステルアミ
ド、ブロックコポリエーテルエステルエーテルアミド
等)があげられる。ポリアルキレンエーテルと共重合す
るセグメントが、結晶性を有する場合、一般的にこれら
の共重合体は弾性体となる。
【0011】これらの共重合体が含有するポリアルキレ
ンエーテルユニットとしては、数平均分子量が400〜
6,000のポリアルキレンエーテル(例えば、ポリエ
チレングリコール、ポリ(1,2−及び1,3−プロピ
レングリコール)、ポリテトラメチレングリコール、ポ
リヘキサメチレングリコールなど)が好適に使用でき
る。特に好ましいものはポリテトラメチレングリコール
である。ポリアルキレンエーテルユニットとしては、数
平均分子量が400〜6,000のものが通常使用され
るが、600〜4,000のものが好ましく、特に10
00〜3,000のものが好適である。この数平均分子
量が400未満では、十分な酸素吸収性能を発揮できな
い。一方6,000を超えるものは、系内での相分離が
起きやすく共重合等で得られるポリマーの物性が低下す
る傾向となる。なお、ここでいう「数平均分子量」と
は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定され
たものである。GPCのキャリブレーションには、英国
POLYMER LABORATORIES社のPOL
YTETRAHYDROFURANキャリブレーション
キットを使用すればよい。
【0012】ポリエステル系熱可塑性弾性体としては、
ハードセグメントとして芳香族ポリエステル、ソフトセ
グメントとしてポリアルキレンエーテルを用いたポリエ
ステルポリエーテルブロックを用いたものが好適であ
る。芳香族ポリエステルをハードセグメントとして有す
るポリエステルポリエーテルブロック共重合体は、i)
炭素原子数2〜12の脂肪族及び/又は脂環族ジオール
と、ii)芳香族ジカルボン酸またはそのアルキルエステ
ル、及びiii)数平均分子量が400〜6,000のポ
リアルキレンエーテルとを原料とし、エステル化反応又
はエステル交換反応により得られたオリゴマーを重縮合
させて得ることができる。
【0013】炭素原子数2〜12の脂肪族及び/又は脂
環族ジオールとしては、ポリエステルの原料、特に熱可
塑性ポリエステル系弾性体の原料として通常用いられる
ものが使用できる。例えば、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、トリメチレングリコール、1,4−
ブタンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール等が挙げられ、中
でも1,4−ブタンジオール、エチレングリコールが好
ましく、特に1,4−ブタンジオールが好ましい。これ
らのジオールは、1種又は2種以上の混合物を使用する
ことができる。
【0014】芳香族ジカルボン酸としては、ポリエステ
ルの原料、特にポリエステル系弾性体の原料として一般
的に用いられているものが使用でき、例えばテレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸等が挙げられる。これらの中では、テレフタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸が好ましく、特に
テレフタル酸が好適である。また、これらの芳香族ジカ
ルボン酸は2種以上を併用してもよい。
【0015】芳香族ジカルボン酸のアルキルエステルを
用いる場合は、上記の芳香族ジカルボン酸のジメチルエ
ステルやジエチルエステル等が用いられる。好ましいも
のは、ジメチルテレフタレート及び2,6−ジメチルナ
フタレートである。また、上記の成分以外に3官能のア
ルコールやトリカルボン酸又はそのエステルを少量共重
合させてもよく、更にアジピン酸等の脂肪族ジカルボン
酸又はそのジアルキルエステルも共重合成分として使用
できる。
【0016】ポリアルキレンエーテルユニットの種類や
好適な分子量範囲としては、上記の項で説明したものと
同様なものが使用できる。このようなポリエステル系熱
可塑性弾性体の市販品としては、三菱化学株式会社製
「プリマロイ」、東洋紡績株式会社製「ペルプレン」、
東レ・デュポン株式会社製「ハイトレル」等が挙げられ
る。
【0017】例示した熱可塑性弾性共重合体中のポリア
ルキレンエーテルグリコール成分の含有量は、ハードセ
グメントの種類を問わず共重合体中の10重量%以上で
あることが望ましい。ポリアルキレンエーテルグリコー
ルの含有量が上記範囲未満では、十分な酸素吸収性能を
発現しないことがある。脂肪族ポリエステルとポリアル
キレンエーテルのマルチブロック共重合体はi)炭素原
子数2〜12の脂肪族及び/又は脂環族ジオールと、i
i)脂肪族/脂環族ジカルボン酸、低級アルキルエステ
ル、酸ハライド、もしくは酸無水物 及びiii)数平均
分子量が400〜6,000のポリアルキレンエーテル
とを原料とし、エステル化反応又はエステル交換反応に
より得られたオリゴマーを重縮合させて得ることができ
る。
【0018】炭素原子数2〜12の脂肪族及び/又は脂
環族ジオールとしては、芳香族ポリエステルの原料と同
様の化合物を使用することが出来る。脂肪族/脂環族ジ
カルボン酸としては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、ドデカン2酸、1,4−シクロヘキサンジ
カルボン酸等およびこれらの低級アルキルエステル、酸
ハライド、酸無水物があげられる。
【0019】ポリウレタン系熱可塑性弾性体は、ジイソ
シアネートと短鎖グリコール(エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ビスフ
ェノールA等)との重合体から成るハードセグメント
と、ジイソシアネートと長鎖ポリオールとの重合体から
成るソフトセグメントとを有するものである。
【0020】長鎖ポリオールとしては、ポリアルキレン
エーテルが用いられ、その種類や好適な分子量範囲とし
ては、上記の項で説明したものと同様なものが使用でき
る。この種のポリウレタン系熱可塑性弾性体は下記一般
式(1)で表される構造の化合物である。
【0021】
【化1】 (式中、Aはジイソシアネートと短鎖グリコールからな
るハードセグメント、Bはジイソシアネートと長鎖ポリ
オールからなるソフトセグメントを、YはAセグメント
とBセグメントとを連結するウレタン結合のジイソシア
ネート化合物残基を、それぞれ表す) なお、ポリウレタンに用いられるジイソシアネート化合
物としては、フェニレンジイソシアネート、トリレンジ
イソシアネート、キシレンジイソシアネート、4,4’
−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート等が挙げられる。
【0022】このようなポリウレタン系熱可塑性弾性体
の市販品としては、ビ−エ−エスエフポリウレタンエラ
ストマーズ株式会社製「エラストラン」、日本ミラクト
ラン株式会社製「ミラクトラン」、大日精化工業株式会
社製「レザミンP」、旭硝子株式会社製「ユーファイン
P」等がある。ポリアミド系熱可塑性弾性体としては、
ハードセグメントが脂肪族ポリアミドブロックで、ソフ
トセグメントが脂肪族ポリエーテルブロックで、それぞ
れ構成されるポリアミドポリエーテルブロック共重合体
(ブロックコポリエーテルアミド、ブロックコポリエー
テルエステルアミド、ブロックコポリエーテルエステル
エーテルアミド等)であり、脂肪族ポリエーテルブロッ
クが主としてポリアルキレンエーテルグリコールからな
るものが好適である。
【0023】脂肪族ポリアミドブロックは、ε−カプロ
ラクタムの開環重合体を主成分とする重合体が好まし
く、必要に応じてω−ラウロラクタム等のラクタム、6
−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸、12
−アミノドデカン酸等のアミノカルボン酸、コハク酸、
アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸等の脂肪族ジカ
ルボン酸の一種又は二種以上が共重合されたものでもよ
い。
【0024】また、ω−ラウロラクタム等のラクタムの
一種又は二種以上を主成分とする開環重合体、6−アミ
ノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸、12−アミ
ノドデカン酸等のアミノカルボン酸の一種又は二種以上
を主成分とする重縮合体、又は、ヘキサメチレンジアミ
ン、ノナメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミ
ン、ドデカメチレンジアミン等の脂肪族ジアミンの一種
又は二種以上とコハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ア
ゼライン酸等の脂肪族ジカルボン酸の一種又は二種以上
とを主成分とする重縮合体等からなるブロックが含まれ
ていても良い。
【0025】ポリアルキレンエーテルユニットの種類や
好適な分子量範囲としては、上記の項で説明したものと
同様なものが使用できる。また、ポリアミド系熱可塑性
弾性体中のポリエーテルブロックの含有量は10〜90
重量%であるのが好適である。このような、ポリアミド
系熱可塑性弾性体の市販品は、例えば、エムスジャパン
株式会社製「グリロンELX」、東レ株式会社製「ペバ
ックス」、三菱化学株式会社製「ノバミットPAE」、
ダイセル・ヒュルス株式会社製「ダイアミド−PA
E」、宇部興産株式会社製「UBEポリアミドエラスト
マー」、大日本インキ化学工業株式会社製「グリラック
スA」等が挙げられる。
【0026】成分(B)酸化触媒 本発明で使用する成分(B)の酸化触媒としては、ポリ
エーテルユニットを含む樹脂から水素を引き抜いて自ら
は還元され、樹脂にラジカルを発生させるもの、あるい
は、酸化の過程で生成する過酸化物等の分解を促進し、
自らが酸化・還元され得るものであればその種類を問わ
ない。一般的に知られているこれらの性能を有するもの
としては、過酸化物、炭素ラジカル開始剤、光重合開始
剤、遷移金属化合物などがあげられる。これらのうち、
遷移金属化合物が好ましく使用される。以下それぞれに
使用できる詳細を例示するがこの限りではない。
【0027】過酸化物としては、t-ブチルヒドロパーオ
キサイド、クメンヒドロパーオキサイド、2,5-ジメチル
へキサン-2,5-ジヒドロパーオキサイド、2,5-ジメチル-
2,5-ビス(ターシャリーブチルオキシ)ヘキサン、3,5,
5-トリメチルへキサノイルパーオキサイド、t-ブチルパ
ーオキシベンゾエート、ベンゾイルパーオキサイド、ジ
クミルパーオキサイド、1,3-ビス(t-ブチルパーオキシ
イソプロピル)ベンゼン、ジブチルパーオキサイド、メ
チルエチルケトンパーオキサイド等、一般的にラジカル
グラフト反応に使用される、水素引き抜き能を有する過
酸化物が好ましく使用される。
【0028】炭素ラジカル開始剤としては、ジクミル等
があげられる。光重合開始剤としては、ベンゾインアル
キルエーテル類としてイソプロピルベンゾインエーテル
等、ベンゾフェノン類として、ベンゾフェノン、ミヒラ
ーズフェノン等、アセトフェノン類としてαーヒドロキ
シシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2
−メチルプロピオフェノン等、チオキサントン類として
クロロチオキサントン、イソプロピルチオキサントン
等、ケタール類としてはベンジルジメチルケタール、ア
セトフェノンジエチルケタール等が例としてあげられ
る。
【0029】本発明に使用される遷移金属化合物の遷移
金属種は、好ましくはV,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Tiから選ば
れる少なくとも一種である。化合物の形態は、特に限定
するものではなく、酸化物や塩化物などの無機化合物、
有機酸塩や、リン酸エステル塩、錯体等が使用できる。
有機酸塩としては、長鎖アルキル脂肪酸、例えば、ステ
アリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、デカン酸、オク
タン酸、オレイン酸、リノール酸などとの塩が好ましく
使用される。その他、モノアルキルリン酸エステル塩、
ジアルキルリン酸エステル塩、アリルリン酸エステル
塩、フタロシアニン錯体、アセチルアセトネート錯体等
も使用できる。これらの酸化触媒は、単独で又は二種以
上を併用することができる。中でも遷移金属化合物と、
その他の開始剤類とを併用することが、更に良好な酸素
吸収能を得る上で好ましい。
【0030】酸化触媒の添加量は、ポリエーテルユニッ
トを有する樹脂100重量部に対して0.001〜10重量部
であり、好ましくは、0.005〜5重量部である。これより
添加量が少ないと、十分な酸素吸収性能を発揮出来ず、
この範囲を超えると、外観や成形加工に問題が発生す
る。 (2)付加的配合材料(任意成分) 本発明の組成物には、上記の成分(A)及び成分(B)
以外にも、本発明の目的・効果を損なわない範囲で、目
的に応じて任意の成分を配合することができる。
【0031】具体的には、タルク、炭酸カルシウム、マ
イカ、ガラス繊維等のフィラー、パラフィンオイル等の
可塑剤、その他各種添加剤を添加することが出来る。特
に、活性炭、ゼオライト、酸化チタン、顔料、炭酸カル
シウム、酸化ケイ素、水酸化カルシウムなどの、無機添
加剤を配合することは、脱臭効果があり好ましい。
【0032】また上記の成分に加えて、プロピレン単独
重合体、プロピレン・エチレンブロック共重合体、プロ
ピレン・エチレンランダム共重合体といったプロピレン
系重合体や低密度ポリエチレン(分岐状エチレン重合
体)、中密度、高密度ポリエチレン(直鎖状エチレン重
合体)といったエチレン系重合体、エチレン・不飽和カ
ルボン酸共重合体といったエチレンと不飽和化合物また
はその無水物(アクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン
酸、テトラヒドロフタル酸、ノルボルネン−5,6−ジ
カルボン酸、およびこれらの無水物など)の共重合体な
どのオレフィン系樹脂;スチレン単独重合体、アクリロ
ニトリル・スチレン共重合体樹脂、アクリロニトリル・
ブタジエン・スチレン樹脂などのスチレン系樹脂等の熱
可塑性樹脂を加えてもよい。 (3)配合方法 成分(A)、成分(B)を配合して、本発明の酸素吸収
性樹脂組成物を得るための方法は、溶融法、溶液法、懸
濁分散法等があり、特に限定されない。実用的には溶融
混練法が好ましい。
【0033】溶融混練のための具体的な方法としては、
粉状又は粒状の成分(A)、成分(B)を所定の配合割
合にて、必要であれば付加的配合材料の項に記載した添
加物と共に、ヘンシェルミキサー、リボンブレンダー、
V型ブレンダー等を用いて均一に混合した後、バンバリ
ーミキサー、ニーダー、ロール、一軸又は二軸等の多軸
混練押出機等の通常の混練機を用いて混練する方法が例
示できる。
【0034】各成分の溶融混練の温度は、使用するポリ
エーテルユニットを有する樹脂の融点を超え、溶融状態
になる温度であれば良いが、樹脂の劣化等を考慮に入れ
ると好ましくは280℃以下であることが望ましい。更
に、各成分の混練順序及び方法は、特に限定されるもの
ではなく、成分(A)、成分(B)及び付加的な配合材
料を一括して混練する方法、成分(A)、成分(B)の
内の一部を混練した後、付加的な配合材料を含めた残り
の成分を混練する方法でもよい。 [2]成形体 本発明の酸素吸収性樹脂組成物からなる成形体は、例え
ば食品、飲料、医薬品等の包装材料等として使用するこ
とができる。
【0035】単独フィルムまたはシートを利用できるほ
か、ガスバリヤ層と本発明の酸素吸収性樹脂を含む積層
フィルムやシートはより長期保存可能な包装体として利
用できる。 [3]成形方法 本発明の酸素吸収性樹脂組成物を用いて成形体を製造す
る方法としては、(共)押出成形法、インフレーション
成形法、ブロー成形法、回転成形法、プレス成形法、射
出成形法(インサート射出成形法、二色射出成形法、コ
アバック射出成形法、サンドイッチ射出成形法、インジ
ェクションプレス成形法)等の各種成形法を目的の成形
体を得るために任意に用いることができる。
【0036】成形に際しては、40〜150℃、好まし
くは60〜130℃、より好ましくは80〜120℃
で、乾燥時間は1〜24時間、好ましくは1〜10時
間、より好ましくは2〜6時間で予備乾燥を行うのが好
適である。更に、乾燥を減圧下で行うとより効果的であ
り、これにより乾燥温度を低く、乾燥時間を短くするこ
とが可能である。 [4]性能発現方法 酸化触媒として、光重合開始剤や、遷移金属化合物を使
用した場合は、本発明の酸素吸収性樹脂組成物を適当な
成形体とした後、UVや、電子線等の活性化エネルギー線
を照射することにより、当該性能を十分に発現させるこ
とが出来る。活性化エネルギー線の強度は特に規定する
ものではないが、太陽光や、蛍光灯等のレベル以上で、
樹脂が劣化し、性状変化により、使用が困難になるレベ
ル以下であり、具体的なエネルギーレベル的には10〜10
00ミリジュール(mJ)/cm2程度であることが望ましい。
またこのようなエネルギーレベルを持ち、取り扱いやす
い活性化エネルギー線としてUVを利用することが望まし
い。
【0037】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、実施例
によって限定されるものではない。 <原材料> 1)成分(A)ポリエーテルブロックを有する重合体及
び比較材料 A−1 ポリブチレンテレフタレートをハードセグメントとし、
数平均分子量1000のポリテトラメチレングリコール
をソフトセグメントとするポリエステルポリエーテルブ
ロック共重合体であって、該ポリテトラメチレングリコ
ールの含有量が60重量%のポリエステル系熱可塑性弾
性体(以下TPEE(A−1)と略記) A−2 ポリブチレンテレフタレートをハードセグメントとし、
数平均分子量1000のポリテトラメチレングリコール
をソフトセグメントとするポリエステルポリエーテルブ
ロック共重合体であって、該ポリテトラメチレングリコ
ールの含有量が35重量%のポリエステル系熱可塑性弾
性体(以下TPEE(A−2)と略記) A−3 ポリブチレンテレフタレートをハードセグメントとし、
数平均分子量1000のポリテトラメチレングリコール
をソフトセグメントとするポリエステルポリエーテルブ
ロック共重合体であって、該ポリテトラメチレングリコ
ールの含有量が25重量%のポリエステル系熱可塑性弾
性体(以下TPEE(A−3)と略記) A−4 ポリブチレンテレフタレートと、数平均分子量1000
のポリテトラメチレングリコールを共重合したポリエス
テルポリエーテルブロック共重合体であって、該ポリテ
トラメチレングリコールの含有量が10重量%のポリエ
ステル系樹脂(以下sPEsと略記)(三菱エンジニアリ
ングプラスチックス社製 ノバドゥール5505S) A−5 ポリブチレンテレフタレートをハードセグメントとし、
数平均分子量2000のポリテトラメチレングリコール
をソフトセグメントとするポリエステルポリエーテルブ
ロック共重合体であって、該ポリテトラメチレングリコ
ールの含有量が77重量%のポリエステル系熱可塑性弾
性体(以下TPEE(A−5)と略記) A−6 ポリブチレンテレフタレートをハードセグメントとし、
数平均分子量2000のポリテトラメチレングリコール
をソフトセグメントとするポリエステルポリエーテルブ
ロック共重合体であって、該ポリテトラメチレングリコ
ールの含有量が65重量%のポリエステル系熱可塑性弾
性体(以下TPEE(A−6)と略記) A−7 ポリアミド(ε−カプロラクタムの開環重合体)をハー
ドセグメントとし、数平均分子量2000のポリテトラ
メチレングリコールをソフトセグメントとするポリアミ
ドポリエーテルブロック共重合体であって、該ポリテト
ラメチレングリコールの含有量が77重量%のポリアミ
ド系熱可塑性弾性体(以下TPAと略記)(アトケムジ
ャパン社製 ヘバックス2533-SA01) A−8 ポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略記)(三
菱エンジニアリングプラスチックス社製 ノバドゥール
5010) A−9 ポリプロピレン(以下PPと略記)(日本ポリケム社製
ノバテックTA8 A−10) エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン共重合
体(以下EPDMと略記)(JSR社製 EP98AC) A−11 ポリエチレン(以下PEと略記)(日本ポリケム社製
ノバテックF30HG) 2)成分(B)酸化触媒 コバルトステアレート(以下
CoStと略記)(和光純薬社製) 3)その他酸素吸収剤 鉄系酸素吸収剤(以下 鉄と表記)(アイエスオー社製
鉄系脱酸素剤(中身)) アスコルビン酸ナトリウム (以下AscNaと略記)(和
光純薬社製) アスコルビン酸ジパルミテート(以下AscDPと略記)
(和光純薬社製) <評価> 1)酸素吸収性 各サンプルを表1に示すとおりの厚みにプレス成形し、
高圧水銀ランプを用いて所定の強度の紫外線を照射した
後に内容量約120mlの空気とともに酸素バリア性の
袋内に密閉した。遮光のためアルミホイルで袋ごと覆
い、23℃雰囲気下にて静置し、所定時間経過時に袋内
の空気0.5〜1mlを採取し、ガスクロマトグラフィーによ
って窒素と酸素の存在量を測定した。この測定値より酸
素量を算出した。値は体積%。 2)外観 プレス成形したフィルムの外観に対し ○:透明でブツなどがほとんどない ×:不透明または、大きなブツ等が目立つ の評価を行った。 3)評価終了後の臭気 酸素吸収性の測定を終了したサンプルの袋を開放したと
き、 ○:ほとんど臭気がない、またはほとんど気にならない △:やや臭う、鼻を突くにおいではない ×:激しく鼻を突くにおいがする の評価を行った。 <実施例1〜7及び比較例1〜6> 実施例1 TPEE(A−1)50g(100重量部)及びCoSt 0.5g
(1重量部)を東洋精機社製ラホ゛フ゜ラストミルを用いて200℃
100rpm 2分間混練して配合し、組成物を得た。
【0038】実施例2 TPEE(A−1)をTPEE(A−2)に、CoStを0.
25g(0.5重量部)に変更する他は実施例1と同様にして
組成物を得た。 実施例3 TPEE(A−1)をTPEE(A−3)に変更するほ
かは、実施例1と同様にして組成物を得た。
【0039】実施例4 TPEE(A−2)をsPEsに変更し、混練温度を2
50℃としたこと以外は実施例2と同様にして組成物を
得た。 実施例5 TPEE(A−1)をTPEE(A−5)に変更する他
は実施例1と同様にして組成物を得た。
【0040】実施例6 TPEE(A−2)をTPEE(A−6)に変更する他
は実施例2と同様にして組成物を得た。 実施例7 TPEE(A−1)をTPAに変更する他は実施例1と
同様にして組成物を得た。
【0041】比較例1 TPEE(A−1)をPPに変更する他は実施例1と同
様にして組成物を得た。 比較例2 TPEE(A−1)をEPDMに変更する他は実施例1
と同様にして組成物を得た。
【0042】比較例3 TPEE(A−1)をPBTに、ラボプラストミル混練
温度を250℃に変更する他は、実施例1と同様にして組
成物を得た。 比較例4 PP 35g(70重量部)及び鉄15g(30重量部)を実
施例1と同様の条件で混練し、組成物を得た。また、酸
素吸収性評価の際に水1mlを袋の中に添加して実験を
行なった。
【0043】比較例5 PE 40g(100重量部)及びAscNa (15重量部)6
gをラボプラストミルの混練温度を150℃としたこと
以外は実施例1と同様の条件で混練し、組成物を得た。 比較例6 PE 40g(100重量部)及びAscDP (6重量部)
2.4gを比較例5と同様の条件で混練し、組成物を得た。
各サンプルの厚み、重量、UV照射量及び各評価結果を
表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】<考察>以上の評価結果をみると、本発明
に係る組成物は酸素吸収性能が優れており、外観が美麗
であり、酸素吸収後も臭気の発生が少ないことが判る。
【0046】
【発明の効果】本発明の酸素吸収性樹脂組成物は、食
品、飲料、医薬品等酸化により劣化、変質を起こすもの
の保護包装材等として、酸素吸収スピードが速く、外観
に優れ、鼻を突く臭気の発生がなく有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 75/04 C08L 75/04 77/12 77/12 // A23L 3/00 101 A23L 3/00 101Z Fターム(参考) 4B021 LA02 LA14 MC04 MK16 MP10 MQ05 4F073 AA09 AA32 BA23 BA27 BA28 BA29 BA43 BA52 BB01 BB03 CA41 CA42 CA45 4J002 CF101 CH011 CH061 CK041 CL071 CL081 ED086 EE036 EG016 EJ016 EK006 EV316 EW046 FD206 GG00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主要成分として 成分(A):ポリエーテルユニットを有する重合体、 成分(B):成分(A)のポリエーテルユニットを有す
    る重合体100重量部に対して0.001〜10重量部
    に相当する量の酸化触媒、を含有することを特徴とする
    酸素吸収性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 成分(A)のポリエーテルユニットがポ
    リアルキレングリコールユニットである請求項1記載の
    酸素吸収性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 成分(B)の酸化触媒が遷移金属化合物
    である請求項1又は2記載の酸素吸収性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 成分(A)ポリエーテルユニットを有す
    る重合体がポリアルキレングリコールエーテルセグメン
    トをソフトセグメントとし、ポリエステル、ポリアミ
    ド、ポリウレタンセグメントからなる群から選ばれる少
    なくとも一種をハードセグメントとして有するマルチブ
    ロック共重合体である請求項1〜3のいずれかに記載の
    酸素吸収性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 活性エネルギー線を照射させることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の酸素吸収性樹
    脂組成物の酸素吸収性能を発現させる方法。
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