JP7354227B2 - ポリエステル-ポリエーテルポリマー、遷移金属触媒、および活性物質を含む組成物 - Google Patents
ポリエステル-ポリエーテルポリマー、遷移金属触媒、および活性物質を含む組成物 Download PDFInfo
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Description
本明細書中以降記載されるとおりのある特定のポリエーテル-ポリエステルコポリマーは、熱可塑性材料中で酸素除去をもたらしかつ制御するために有効に使用され得ることが、驚くべきことに見出された。
第6の局面において、本発明は、独立請求項27に規定されるように、本発明の第1の局面のポリマー組成物の使用に関する。本発明の第6の局面の実施形態は、従属請求項28に規定される。
本発明および本発明の詳細な実施形態は、本明細書で開示されるが、その開示される実施形態は本発明の例示に過ぎず、それは、種々の形態で具現化され得ることが理解されるべきである。図面は、必ずしも一定の拡大縮小比ではない;いくつかの特徴は、特定の構成要素の詳細を示すために誇張され得る。従って、本明細書で開示される特定の構造上および機能上の詳細は、限定としてではなく、単に請求の基本として、および本発明を種々に使用するために当業者を教示するための代表的な基本として解釈されるべきである。
本発明のポリマー組成物のポリエーテル-ポリエステルコポリマーは、
(i)ポリエーテルセグメントであって、ここで少なくとも1個のポリエーテルセグメントは、少なくとも1個のポリテトラメチレンオキシドセグメントを含むポリエーテルセグメント、
(ii)ポリエステルセグメント、
(iii)構造-CO-R2-CO-の架橋要素であって、ここでR2は、1~100個の炭素原子からなる必要に応じて置換された二価の炭化水素残基を表し、ここでその置換基は、好ましくは、C1-C5-アルコキシ、ニトロ、シアノもしくはスルホまたはこれらの組み合わせである、架橋要素;
(iv)1または2個の末端キャップR1-O-(C2-C4-O-)e-*であって、ここでR1は、必要に応じて置換された炭化水素残基であり、eは、0~1000の整数である末端キャップ、
を含む。
kは、0~70の間、好ましくは0~35の間、特に好ましくは0~30の間の整数であり;
vは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~50の間の整数であり;
xは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~12の間の整数であり;
yは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~50の間の整数であり;
zは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~12の間の整数であり;
そしてk+v+x+y+zの和は、0~1070の間、好ましくは0~535の間である。
pは、0~35の間、好ましくは0~20の間、特に好ましくは0~15の間の整数であり;
wは、0~35の間、好ましくは0~20の間、特に好ましくは0~15の間の整数であり;
qは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~50の間の整数であり;
rは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~12の間の整数であり;
そしてp+w+q+rの和は、0~570の間、好ましくは0~290の間である。
Kは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~12の間の整数であり;
Lは、0~35の間、好ましくは0~20の間、特に好ましくは0~15の間の整数であり;
Mは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~50の間の整数であり;
Nは、0~35の間、好ましくは0~20の間、特に好ましくは0~15の間の整数であり;
Oは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~12の間の整数であり;
さらにL+Nは、0として選択できず;
そしてK+L+M+N+Oの和は、1~820の間、好ましくは2~415の間である。
Pは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~50の間の整数であり;
Qは、0~35の間、好ましくは0~20の間、特に好ましくは0~15の間の整数であり;
Rは、0~250の間の、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~12の間の整数であり;
Sは、0~35の間、好ましくは0~20の間、特に好ましくは0~15の間の整数であり;
Tは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~50の間の整数であり;
さらにQ+Sは、0として選択できず;
そしてP+Q+R+S+Tの和は、1~820の間、好ましくは2~415の間である。
Uは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~50の間の整数であり;
Vは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~12の間の整数であり;
Wは、0~70の間、好ましくは0~35の間、特に好ましくは0~30の間の整数であり;
そしてU+V+Wの和は、3~570の間、好ましくは5~285の間である。
*は、架橋要素(iii)への結合を表し、
R2およびR3は、互いに独立して、1~100個の炭素原子からなる必要に応じて置換された炭化水素残基を表し、ここでその置換基は、好ましくはC1-C5-アルコキシ、ニトロ、シアノ、およびスルホであり、
uは、1~50の間、好ましくは1~30の間、特に、1~25の間の整数である。
Zは、0~100の整数であり得る。
R2は、上記で示される意味を表す。
bは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~50の間の整数として選択され得。
aは、0~250の間、好ましくは0~125の間、特に好ましくは0~12の間の整数として選択され得、
cは、0~70の間、好ましくは0~35の間、特に好ましくは0~30の間の整数として選択され得、a+b+cの和は、0~570であり;そして
R1は、上記で定義されるとおりである。
本発明のポリマー組成物の遷移金属触媒は、好ましくは、上記組成物の総重量に基づいて、0.001~5重量%、より好ましくは0.1~3重量%、最も好ましくは0.5~1.5重量%の間の濃度において存在する。
-上記ポリエーテル-ポリエステルコポリマー(必要に応じて微粒子化した形態にある)と、上記遷移金属触媒(同様に、必要に応じて微粒子化した形態にある)とを混合し、次いで、上記活性物質を添加する;または
-上記ポリエーテル-ポリエステルコポリマー(必要に応じて微粒子化した形態にある)と、上記活性物質とを混合し、次いで、上記遷移金属触媒(必要に応じて微粒子化した形態にある)を添加する;または
-上記遷移金属触媒(必要に応じて微粒子化した形態にある)と、上記活性物質とを混合し、次いで、上記ポリエーテル-ポリエステルコポリマー(必要に応じて微粒子化した形態にある)を添加する。
熱可塑性ポリマーであり、好ましくはポリエステル、ポリオレフィン、ポリオレフィンコポリマーおよびポリスチレンからなる群より選択される、構成要素a);ならびに
前述において記載されるとおりのポリマー組成物である、構成要素b)、
を含むプラスチック材料である。
-ポリエチレン(PE)、好ましくは、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、メタロセン系低密度ポリエチレン(mLDPE)およびメタロセン系直線状低密度ポリエチレン(mLLDPE)からなる群より選択される、
-ポリプロピレン(PP)、好ましくは、ポリプロピレンホモポリマー(PPH)、ポリプロピレンランダムコポリマー(PP-R)およびポリプロピレンブロックコポリマー(PP-ブロック-COPO)からなる群より選択される、
-PEコポリマー、好ましくは、エチレン-ビニルアセテートコポリマー(EVA)、エチレンおよびアクリル酸メチルのコポリマー(EMA)、エチレンおよびアクリル酸ブチルのコポリマー(EBA)、エチレンおよびアクリル酸エチルのコポリマー(EEA)、およびシクロオレフィンコポリマー(COC)からなる群より選択される、
-汎用性ポリスチレン(GPPS)および耐衝撃性ポリスチレン(HIPS); より好ましくは
-高密度ポリエチレン(HDPE)および低密度ポリエチレン(LDPE)
-ポリプロピレンホモポリマー(PPH)、
-汎用性ポリスチレン(GPPS)。
-植物もしくは動物に由来する天然着色剤、および合成着色剤(好ましい合成着色剤は、合成有機色素および無機色素および顔料である)
・好ましい合成有機顔料は、アゾ顔料もしくはジスアゾ顔料、レーキアゾもしくはジスアゾ顔料または多環式顔料であり、特に好ましくは、フタロシアニン、ジケトピロロピロール、キナクリドン、ペリレン、ジオキサジン、アントラキノン、チオインディゴ、ジアリールもしくはキノフタロン顔料;
・好ましい合成無機顔料は、金属酸化物、混合酸化物、硫酸アルミニウム、クロメート、金属粉末、真珠光沢顔料(マイカ)、発光色、酸化チタン、カドミウム鉛顔料、鉄酸化物、カーボンブラック、シリケート、チタン酸ニッケル、コバルト顔料またはクロム酸化物である;
-界面活性剤;
-補助物質、好ましくは、酸スカベンジャー、加工助剤(processing aid)、カップリング剤、滑沢剤、ステアレート、発泡剤、多価アルコール、核剤(nucleating agent)、または抗酸化剤、例えば、ステアレート、または酸化物(例えば、酸化マグネシウム);
-抗酸化剤、好ましくは一次抗酸化剤または二次抗酸化剤;
-帯電防止剤;
-ポリエステル/ポリアミドブレンドのための相溶化剤;
-UV吸収剤、滑剤(slip agent)、防曇剤、縮合防止剤(anti-condensation agent)、懸濁安定化剤、アンチブロッキング剤、ワックス、およびこれら物質の混合物。
製品特性を、別段示されなければ、以下の方法によって決定する。
適切な除去組成物を含むキャストフィルムを、光学センサーおよびゴムキャップを装備したガラス瓶の中に導入する。
以下で記載されるPETキャストフィルムの生成試験を行うために使用される装置は、以下からなった:
-単軸押し出し機、スクリュー直径25mm
-40ミクロンフィルターメッシュを有する1個のフィルターチェンジャー
-単層フィルムを生成するための1個のフラットヘッドダイ 幅350mm
-3個のローラーを有する1個の水平カレンダー
構成要素a: A1:
1.35~1.45g/cm3の密度および0.74~0.78dl/gの固有粘度(ASTM D3236-88)を有するポリエチレンテレフタレート(PET)。
1.28~1.32g/cm3の密度および0.90~1.00dl/gの固有粘度(ASTM D3236-88)を有するポリブチレンテレフタレート(PBT)。
ポリエステル-エーテルを、以下の一般的手順を使用して調製した:
カラム:1×PSS SDV Guard、5μm、50mm×8.0mm ID
1×PSS SDV 100Å、5μm、300mm×8.0mm ID
1×PSS SDV 1000Å、5μm、300mm×8.0mm ID
1×PSS SDV 100000Å、5μm、300mm×8.0mm ID
検出器:RI
オーブン温度:40℃
流れ:1ml/分
注入容積:50μl
溶離液:THF
評価:PSS-WinGPC Version 8.2
較正:682~1,670,000ダルトンの範囲のポリスチレン標準
内部標準:トルエン
注入濃度:THF中4g/l
ステアリン酸コバルト固体形態(9.5% 元素コバルト濃度)。
界面活性剤
作動モードの例として、200μm キャストフィルムを、18時間、120℃において予め乾燥させた構成要素A1をその機械の主要ホッパーへと挿入し、注入ユニットバレルに入れる前に、他の構成要素(MBおよび/または純粋な添加剤は直接添加)を、構成要素A1の主要ストリームへと適用される投与ユニットを経て添加することによって、Colling E 25 PKを使用することによる押し出しを介して得た。押し出し機温度を260℃において維持し得、フラットダイ温度は270℃である。
97.7重量%のポリエーテル-ポリエステルコポリマーB2および2.3重量%のステアリン酸コバルト触媒を含む1gの製品(粉末サンプル)を、ガラスコップの中に入れた。そのガラスコップを、4gのモレキュラーシーブと一緒にアルミニウムバッグの中に入れた。そのバッグを熱シールし、2Lの空気を、シリンジを使用して導入した。
Vinit total = 初期総容積(ml)
mscav = 酸素スカベンジャーサンプルの初期重量(g)
xO2init = 酸素の初期濃度(%)
xO2fin = 酸素の最終濃度(%)
環境温度および相対湿度の影響を試験するために、4つの異なる材料に対する上記の実験を、それぞれ、5℃、25℃、および40℃の温度において0% 相対湿度に対して反復した。その結果を図2Aに示す。
粒度の影響を試験するために、粉末サンプル(97.7重量% ポリエーテル-ポリエステルコポリマーB10および2.3重量% ステアリン酸コバルト触媒)を製粉して、それぞれ、100μm、800μm、および1600μmの粒度(「質量中央径」 D50)を有する粉末サンプルを達成した。上記粉末サンプルを、例えば、低温粉砕によって製粉し得、必要に応じて、続いて、篩にかけ得る。1gの粉末サンプルを、ガラスコップの中に入れた。そのガラスコップを、4gのモレキュラーシーブと一緒にアルミニウムバッグの中に入れた。そのバッグを熱シールし、2Lの空気を、シリンジを使用して導入した。
酸素吸収能力を、種々の量のステアリン酸コバルト触媒(ポリエーテル-ポリエステルコポリマーの量に対して0.6重量%、1重量%、2.3重量%、および3重量%)と混合した種々のポリエーテル-ポリエステルコポリマーに関して決定した。一般的な実験設定は、図1における結果を示した試験に関連して上記のとおりであった。25℃および0% 相対湿度において2L 空気充填アルミニウムバッグ中での1週間の貯蔵後に行った測定の結果を、表5にまとめる。
1gのサンプル(表6による=本発明による;比較実施例として、1gのPharmakeep CDを使用した)を、ガラスコップの中に入れた。そのガラスコップをアルミニウムバッグの中に入れた。そのバッグを熱シールし、200mlの空気を、シリンジを使用して導入した。次いで、空気を注入した穴を、熱シールによって閉じた。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
ポリマー組成物であって、
ポリエーテル-ポリエステルコポリマー、
遷移金属触媒、および
水分に対して作用する、水分と相互作用または反応する活性物質、
を含み、前記ポリエーテル-ポリエステルコポリマーは、
(i)ポリエーテルセグメントであって、ここで少なくとも1個のポリエーテルセグメントは、少なくとも1個のポリテトラメチレンオキシドセグメントを含む、ポリエーテルセグメント、
(ii)ポリエステルセグメント、
(iii)構造-CO-R2-CO-の架橋要素であって、ここでR2は、1~100個の炭素原子からなる必要に応じて置換された二価の炭化水素残基を表す、架橋要素;
(iv)1または2個の末端キャップR1-O-(C 2 -C 4 -O-) e -*であって、ここでR1は、必要に応じて置換された炭化水素残基であり、eは、0~1000の整数である、末端キャップ、
を含むという点において特徴づけられる、ポリマー組成物。
(項目2)
前記ポリエーテルセグメント(i)は、エチレンオキシドセグメント、プロピレンオキシドセグメントまたはこれらの組み合わせを含む、項目1に記載のポリマー組成物。
(項目3)
前記ポリエステルセグメント(ii)は、式(II):
*は、架橋要素(iii)に対する結合を表し、
R2およびR3は互いに独立して、1~100個の炭素原子からなる必要に応じて置換された炭化水素残基を表し、そして
uは、1~50の間の整数である、
項目1または2に記載のポリマー組成物。
(項目4)
架橋要素は、式(III):
R2は、1~100個の炭素原子からなる必要に応じて置換された炭化水素残基を表す、
前述の項目のうちのいずれかに記載されるポリマー組成物。
(項目5)
末端キャップは、以下の一般式
R1は、1~24個の炭素原子の脂肪族炭化水素残基、2~24個の炭素原子のオレフィン系炭化水素残基、6~14個の炭素原子の芳香族炭化水素残基であり、ここで前記炭化水素残基は、C 1 -C 5 -アルコキシ、ニトロ、シアノ、スルホ、またはこれらの組み合わせで必要に応じて置換され、そして
eは、0~500の間の整数である、
前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目6)
R1-(C 2 -C 4 -O-) e -*は、以下の式:
ここで異なるモノマーが、ランダムに、ブロックでまたはランダムおよびブロックの組み合わせで分布され、そして
bは、0~250の間の整数であり、
aは、0~250の間の整数であり、
cは、0~70の間の整数であり、
そしてa+b+cの和は、0~570であり;そして
R1は、項目5に規定されるとおりである、
前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目7)
R1は、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、sec-ペンチル、ネオペンチル、1,2-ジメチルプロピル、イソアミル、n-ヘキシル、sec-ヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチル、2-エチル-ヘキシル、n-ノニル、n-デシル、トリデシル、イソトリデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、メチルフェニル シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、またはシクロデシルを示す、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目8)
数平均分子量は、2,000~1,000,000g/molの間である、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目9)
ポリ(テトラメチレンオキシド)含有量と全てのジカルボニル構造要素(ii)および(iii)の含有量全体との間の質量比として規定される質量比Ωは、0.1~10の間である、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目10)
末端キャップ含有量と全てのジカルボニル構造要素(ii)および(iii)の含有量全体との間の質量比として規定される質量比Θは、0.001~100の間である、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目11)
前記活性物質は乾燥剤であるという点で特徴づけられる、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目12)
前記乾燥剤は、モレキュラーシーブ、ゼオライト、シリカゲル、クレイ、水和物塩、およびこれらの混合物を含む群から選択されるという点で特徴づけられる、項目11に記載のポリマー組成物。
(項目13)
前記活性物質は、0.1重量%またはこれより多い量で存在するという点で特徴づけられる、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目14)
前記遷移金属触媒は、元素周期表の第1遷移系列、第2遷移系列、または第3遷移系列から選択される遷移金属の塩であるという点で特徴づけられる、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目15)
前記遷移金属触媒は、鉄(IIまたはIII)、ニッケル(IIまたはIII)、マンガン(IIまたはIII)、またはコバルト(IIまたはIII)の塩であるという点で特徴づけられる、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目16)
前記遷移金属触媒は、オレイン酸コバルト、プロピオン酸コバルト、ステアリン酸コバルト、およびネオデカン酸コバルトからなる群より選択されるという点で特徴づけられる、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目17)
前記遷移金属触媒は、前記ポリマー組成物の総重量に基づいて、0.01重量%~5重量%、好ましくは0.07重量%~2.5重量%の量で存在するという点で特徴づけられる、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目18)
前記ポリエーテル-ポリエステルコポリマーは、5~50重量%の量で存在し、
前記遷移金属触媒は、0.01~5重量%の量で存在し、そして
前記活性物質は、0.1~95重量%の量で存在する、
という点で特徴づけられる、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目19)
前記ポリエーテル-ポリエステルコポリマーおよび前記遷移金属触媒は、微粒子化されるという点で特徴づけられる、前述の項目のうちのいずれかに記載のポリマー組成物。
(項目20)
項目1~19に記載のポリマー組成物を含む、活性酸素バリア組成物。
(項目21)
熱可塑性ポリマーである構成要素a);および
項目1~19に記載のポリマー組成物である構成要素b)、
を含むプラスチック材料。
(項目22)
マスターバッチ、化合物または形成物品である、項目21に記載のプラスチック材料。
(項目23)
容器もしくはフィルムであるか、または容器もしくはフィルムの一部である、項目21または22に記載のプラスチック材料。
(項目24)
項目1~19のいずれか1項に記載の組成物を含む製造物品。
(項目25)
前記物品は成形物品であるという点で特徴づけられる、項目24に記載の製造物品。
(項目26)
項目1~19のいずれか1項に記載の組成物および/または項目24および25に記載の製造物品を含む医療用または薬学用包装要素。
(項目27)
酸素除去材料としての項目1~19のいずれか1項に記載のポリマー組成物の使用。
(項目28)
前記ポリマー組成物は、酸素感受性および必要に応じて水分感受性の物品のための包装に含まれる、項目27に記載の使用。
Claims (17)
- ポリマー組成物であって、
ポリエーテル-ポリエステルコポリマー、
酸素と前記ポリエーテル-ポリエステルコポリマーとの間の反応を触媒する遷移金属触媒、および
水分に対して作用する、水分と相互作用または反応する活性物質、
を含み、前記ポリエーテル-ポリエステルコポリマーは、
(i)ポリエーテルセグメントであって、ここで少なくとも1個のポリエーテルセグメントは、少なくとも1個のポリテトラメチレンオキシドセグメントを含む、ポリエーテルセグメント、
(ii)ポリエステルセグメントであって、ここで、前記ポリエステルセグメント(ii)は、式(II):
*は、架橋要素(iii)に対する結合を表し、
R2は、5~14個の炭素原子の芳香族炭化水素残基を表し、そして
R3は、1~100個の炭素原子からなる炭化水素残基を表し、ここで、前記芳香族炭化水素残基または前記炭化水素残基は、非置換であるか、またはC 1 -C 5 -アルコキシ、ニトロ、シアノ、もしくはこれらの組み合わせで置換されており、そして
uは、1~50の間の整数である、
ポリエステルセグメント、
(iii)構造-CO-R2-CO-の架橋要素であって、ここでR2は、5~14個の炭素原子の芳香族炭化水素残基を表し、ここで、前記芳香族炭化水素残基は、非置換であるか、またはC 1 -C 5 -アルコキシ、ニトロ、シアノ、もしくはこれらの組み合わせで置換されている、架橋要素;
(iv)1または2個の末端キャップR1-O-(C2-O-)b-(C3-O-)a-(C4-O-)c-*であって、ここでR1は、必要に応じて置換された炭化水素残基であり、a+b+cは、0~1000の整数である、末端キャップ、
を含むという点において特徴づけられる、ポリマー組成物。 - 前記ポリエーテルセグメント(i)は、エチレンオキシドセグメント、プロピレンオキシドセグメントまたはこれらの組み合わせを含む、請求項1に記載のポリマー組成物。
- 末端キャップは、以下の一般式
R1-O-(C2-O-)b-(C3-O-)a-(C4-O-)c-*
によって記載され、ここで
R1は、1~24個の炭素原子の脂肪族炭化水素残基、2~24個の炭素原子のオレフィン系炭化水素残基、6~14個の炭素原子の芳香族炭化水素残基であり、ここで前記炭化水素残基は、C1-C5-アルコキシ、ニトロ、シアノ、スルホ、またはこれらの組み合わせで必要に応じて置換され、そして
a+b+cは、0~500の間の整数である、
請求項1から2のいずれかに記載のポリマー組成物。 - R1-(C2-O-)b-(C3-O-)a-(-C4-O-)c-*は、以下の式:
ここで異なるモノマーが、ランダムに、ブロックでまたはランダムおよびブロックの組み合わせで分布され、そして
bは、0~250の間の整数であり、
aは、0~250の間の整数であり、
cは、0~70の間の整数であり、
そしてa+b+cの和は、0~570であり;そして
R1は、請求項3に規定されるとおりである、請求項1から3のいずれかに記載のポリマー組成物。 - R1は、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、sec-ペンチル、ネオペンチル、1,2-ジメチルプロピル、イソアミル、n-ヘキシル、sec-ヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチル、2-エチル-ヘキシル、n-ノニル、n-デシル、トリデシル、イソトリデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、メチルフェニル シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、またはシクロデシルを示す、請求項1から4のいずれかに記載のポリマー組成物。
- 数平均分子量は、2,000~1,000,000g/molの間である、請求項1から5のいずれかに記載のポリマー組成物。
- 前記活性物質は乾燥剤であるという点で特徴づけられる、請求項1から6のいずれかに記載のポリマー組成物。
- 前記乾燥剤は、モレキュラーシーブ、ゼオライト、シリカゲル、クレイ、水和物塩、およびこれらの混合物を含む群から選択されるという点で特徴づけられる、請求項7に記載のポリマー組成物。
- 前記活性物質は、0.1重量%またはこれより多い量で存在するという点で特徴づけられる、請求項1から8のいずれかに記載のポリマー組成物。
- 前記遷移金属触媒は、元素周期表の第1遷移系列、第2遷移系列、または第3遷移系列から選択される遷移金属の塩であるという点で特徴づけられる、請求項1から9のいずれかに記載のポリマー組成物。
- 前記遷移金属触媒は、鉄(IIまたはIII)、ニッケル(IIまたはIII)、マンガン(IIまたはIII)、またはコバルト(IIまたはIII)の塩であるという点で特徴づけられる、請求項1から10のいずれかに記載のポリマー組成物。
- 前記遷移金属触媒は、オレイン酸コバルト、プロピオン酸コバルト、ステアリン酸コバルト、およびネオデカン酸コバルトからなる群より選択されるという点で特徴づけられる、請求項1から11のいずれかに記載のポリマー組成物。
- 前記遷移金属触媒は、前記ポリマー組成物の総重量に基づいて、0.01重量%~5重量%の量で存在するという点で特徴づけられる、請求項1から12のいずれかに記載のポリマー組成物。
- 前記遷移金属触媒は、前記ポリマー組成物の総重量に基づいて、0.07重量%~2.5重量%の量で存在するという点で特徴づけられる、請求項1から13のいずれか1項に記載のポリマー組成物。
- 前記ポリエーテル-ポリエステルコポリマーは、5~50重量%の量で存在し、
前記遷移金属触媒は、0.01~5重量%の量で存在し、そして
前記活性物質は、0.1~95重量%の量で存在する、という点で特徴づけられる、請求項1から14のいずれかに記載のポリマー組成物。 - 前記ポリエーテル-ポリエステルコポリマーおよび前記遷移金属触媒は、微粒子化されるという点で特徴づけられる、請求項1から15のいずれかに記載のポリマー組成物。
- 請求項1~16に記載のポリマー組成物を含む、活性酸素バリア組成物。
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