JP2003063924A - フィルム状皮膚外用剤 - Google Patents

フィルム状皮膚外用剤

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JP2003063924A
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skin
cholesterol
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Seishi Matsubara
征志 松原
Tamon Sekiya
多門 関矢
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JB KK
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TOSHIN KAGAKU KK
JB KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外出時等、気軽に化粧等の皮膚外用剤が使用で
き、持ち運びが容易にでき、且つ、容器等を簡略化で
き、廃棄物を減少させることができ、さらにはこのよう
な利点のみならず、老化防止を予防し、使用感も幅広く
選択でき、且つ手軽に利用できる皮膚外用剤について検
討した。 【解決手段】デオキシリボ核酸を含むことを特徴とする
フィルム状皮膚外用剤を作成することによって上記の課
題が解決されることを見出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外出時に容易に携帯
でき、また、通常時においても保管場所が少なくてすむ
皮膚外用剤に関するものである。さらに詳しくはデオキ
シリボ核酸を含むことを特徴とするフィルム状皮膚外用
剤で老化防止を予防し、使用感も幅広く選択でき、且つ
手軽に利用できる皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】外出時に化粧直すときや、外泊時に皮膚
外用剤を持参する場合、嵩張り、種類を多く持参したい
ときは非常に持ち運びに不便がある。また、皮膚外用剤
は液状或いはゲル状のものが多く瓶などの容器に入れる
必要があり、皮膚外用剤そのものより容器等の容積や重
さがある。また、最近の廃棄物の増大は自然破壊等、人
類にとって重要な問題になり、皮膚外用剤の容器等も極
力減少されることが好ましく、また、プラスチック等再
利用が困難な材質のものを極力使用しないで済む方法が
望まれている。フイルム状の皮膚外用剤は一部、特開平
8−109113号、特開平11−130624号公報
等ですでに利用されているが、いずれも紙或いは不織布
などに皮膚外用剤などの有効成分を含浸させたもので、
しかも、パックや唇用等に限定されている。フイルムが
溶解して使用するタイプは石鹸では古くより紙石鹸が製
造されている程度である。
【0003】デオキシリボ核酸は人体を構成する細胞1
つ1つに含まれる物質であり、遺伝情報をつかさどって
いる。年齢とともにデオキシリボ核酸の配列に異常が起
き、その結果、癌や成人病等を引き起こしつつ、老化し
ていく。しかし、人間にはデオキシリボ核酸の配列の修
復作用があるが、これは予備のデオキシリボ核酸が多い
ほど修復作用が高い。デオキシリボ核酸は細胞内のアミ
ノ酸、ギ酸、アンモニア等から主に肝臓で生合成され
る。しかしながら、加齢とともにこの生合成能は弱まる
ことも知られている。皮膚は紫外線や外部からの異物に
晒され、デオキシリボ核酸の配列に異常が起き、種々の
疾患を招きやすい。この修復作用を高めるためには、核
酸を皮膚外用剤として塗布することによって、生合成に
プラスして、また、加齢とともに生合成能が落ちるの
で、とくに年齢を重ねたら、核酸を必要性が増し、皮膚
に塗布することによって生体内の核酸合成と蛋白合成を
促進し、上記の修復作用をはじめ新陳代謝を活発にする
ので充分な量のデオキシリボ核酸を皮膚内に存在させる
必要がある。核酸は増粘効果や感触を改良する目的です
でに皮膚外用剤原料として使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは外出時
等、気軽に化粧等の皮膚外用剤が使用でき、持ち運びが
容易にでき、且つ、容器等を簡略化でき、廃棄物を減少
させることができる方法について検討した。さらにはこ
のような利点のみならず、より高い有効性を付与できな
いか検討した。
【0005】
【発明が解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、以下の方法が利便性と有効性を兼ね備え、且つ
使用感も幅広く選択できる方法であることを見出した。
デオキシリボ核酸を含む皮膚外用剤の原料を配合した溶
解性のフイルムを作成する。これを使用時に水を含ませ
て使用することによってクリームやローション、ファン
デーション、痒み止め剤、炎症抑制剤等の用途に利用で
きる。万が一、水が容易に得ることができない場合で
も、1本水を用意すれば、溶解性フイルムを用意さえす
れば、いくつもの用途に利用できる。また、このような
剤型にすることによって、水を加える量によって油分の
量や官能が変化し新たな利点も発生することがわかっ
た。
【0006】本発明で利用するデオキシリボ核酸には、
特に制限はないが主として魚類(サケ、ニシン、タラ
等)の精巣又はその他の細胞から工業的に抽出したも
の、若しくはこれらを化学合成したものである。一般に
デオキシリボ核酸は動植物や微生物の細胞核内に存在
し、仔牛の胸腺や大腸菌からも得られるが、本発明に利
用するデオキシリボ核酸は白子から脂質や蛋白等の不純
分を除去し、抽出したものであり、通常、分子量は抽出
方法によって変化するが、本発明に利用する場合、その
DNA由来のヂオキシリボヌクレオチドが、5‘−dA
MPが20〜30%、5’−dGMPが15〜25%、
5‘−dCMPが10〜20%、5’−dTMPが20
〜30%の値のものがこのましい。このデオキシリボ核
酸は酸型及び強塩基との水溶性塩、例えばアルカリ金属
塩型のいずれの状態でも使用しうるが、通常アルカリ金
属塩型が使用される。
【0007】デオキシリボ核酸だけではフィルム強度が
ないため、また、テクスチャーの改良のために他の水溶
性高分子を配合する。利用できる多糖類には特に限定は
ないが、デンプン、マンナン、ローカストビーンガム、
カラギーナン、クインスシード、ペクチン、マリオトリ
オース等或いはこれらの誘導体、蛋白質にはカゼイン、
アルブミン、コラーゲン、大豆蛋白、小麦蛋白、グルテ
リン、グルカゴン、ゼラチン等或いはこれらの誘導体が
ある。また、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチル
デンプン、メチルデンプン、アルギン酸プロピレングリ
コールエステル、アルギン酸塩、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマ
ー、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成高分子或いは半
合成高分子も利用できる。しかし、使用時にスムーズに
溶解する必要があり、この目的を達成するために他の配
合物の物性や配合量等を考え合わせて、水溶性高分子を
選択する。当然であるが、最適な溶解性(勿論使用前の
フイルムの強度等の物性も適切に保つ必要がある)を持
つように複数の高分子を組み合わせて配合することはな
んら問題はない。水溶性高分子の配合量は高分子の種類
や他の配合物によって大きく異なり、規定することは困
難であるが、0.01〜80%、好ましくは0.03〜
10%である。本発明者が検討した結果、デンプン、カ
ゼインをはじめとする多糖類、蛋白質が好ましいことも
わかった。
【0008】これにスフィンゴ脂質を配合するとさらに
有効性が増し、皮膚外用剤としての利用価値が拡がる。
スフィンゴ脂質とは、スフィンゴシンを骨格として有す
る脂質のことであり、例えば、セラミド、アシルセラミ
ド、ヒドロキシセラミド等のセラミド類、ガラクトシル
セラミド、グルコシルセラミド、アシルセレブロシド、
セレブロシド硫酸エステル等のスフィンゴ糖脂質、スフ
ィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、さらには、哺
乳類の脳神経系(豚脳、牛脳等)より抽出して得られる
動物性スフィンゴ脂質、米・小麦・大豆等より抽出して
得られる植物性スフィンゴ脂質等の天然物由来のものを
挙げることができる。これらスフィンゴ脂質は表皮の細
胞間脂質の重要な構成成分の1つとして知られており、
バリアー機能上に重要な役割を示し、皮膚の機能を高め
る、本発明の皮膚外用剤としての付加価値を大いに高め
る。
【0009】これに以下に示す原料を配合して製品化す
る。これを例示すれば、スクワレン、ホホバ油、マカデ
ミアナッツ油、オリーブ油、月見草油、ヒマシ油、ヒマ
ワリ油、ヤシ油、スクワラン、牛脂、モクロウ、ミツロ
ウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ、シリコン油、流動パラ
フィン、ワセリン等の油分、ステアリルアルコール、ミ
リスチルアルコール、セチルアルコール等の高級アルコ
ール、ステアリン酸、ベヘニール酸、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、リノール酸、リノレン酸等の
高級脂肪酸、パラアミノ安息香酸、ブチルメトキシジベ
ンゾイルメタン、ジ−パラメトキシケイヒ酸−モノ−2
−エチルヘキサン酸グリセリル、オクチルメトキシシン
ナメート、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン等の紫外線吸収剤、二酸化チタン、マイカ、タルク等
の粉末成分、グリセリン、ソルビトール、1,3ブチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、キシリトー
ル、マルチトール、ムコ多糖、ヒアルロン酸、コンドロ
イチン硫酸、キトサン等の保湿剤、モンモリロナイト、
ラポナイト等の増粘剤、エタノール等の有機溶剤、トコ
フェロールおよびその誘導体、ブチルヒドロキシトルエ
ン、フィチン酸等の酸化防止剤、安息香酸、サリチル
酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸アルキルエステ
ル、ヘキサクロロフェン等の抗菌防腐剤、グリシン、ア
ラニン、バリン、ロイシン、セリン、スレオニン、フェ
ニルアラニン、チロシン、アスパラギン酸、アスパラギ
ン、グルタミン、アルギニン、ヒスチジン等のアミノ酸
及びこれらの誘導体、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、ア
シルサルコシン酸、グルタチオン、乳酸等の有機酸、ビ
タミンA、ビタミンB、ビタミンB、ビタミンB
12、アスコルビン酸、ビタミンD類、ビタミンH、パ
ントテン酸、パンテチン等のビタミン類とその誘導体、
ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、γ−オリザノ
ール、アラントイン、グリチルリチン酸(塩)、グリチ
ルレチン酸及びその誘導体、ヒノキチオール、ムシジ
ン、ビサボロール、ユーカリプトール、チモール、イノ
シトール、サポニン類(サイコサポニン、ニンジンサポ
ニン、ヘチマサポニン、ムクロジサポニン類)、パント
テニルエチルエーテル、エチニルエストラジオール、ト
ラネキサム酸、セファランチン、プラセンタエキス等の
各種薬剤、各種動植物エキス、色素、モノラウリン酸ソ
ルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、セスキオレイ
ン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステ
アリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリエチレン
グリコールモノオレート、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、脂肪酸イソプロパノールアマイド、シュガー
エステル、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、塩化ベンザルコニウム、パルミチン酸ナトリウム、
ラウリン酸ナトリウム等の各種界面活性剤、香料、精製
水等を配合することができる。これらの中には大きく、
フイルムの強度、溶解性に影響するものがあり、配合量
によっては水溶性高分子の量を増減させ、適切な物性を
得られるようにする必要がある。また、有機溶媒はフイ
ルムにするときに時間の短縮になるため、配合すること
も可能であり、残留を考えれば、エタノールがよい。
【0010】しかしながら、配合する皮膚外用剤原料の
種類や量によっては膜強度が維持できない場合があるの
で、3層以上の層構造にし、内層に膜強度を低下させる
ような油や空気に触れると有効性の低下するものを配合
することもこのフイルム状皮膚外用剤の用途や使いやす
さを広げる。勿論この場合でも外層に皮膚外用剤の原料
を配合することはなんら問題はない。また、製品化する
とき、外層が内層を覆うようにすると、この利点が活か
される。また、このとき、内層にコレステリック液晶を
配合し、外層が透明或いは半透明の場合、コレステリッ
ク液晶の皮膚外用剤としての保湿性の高さばかりではな
く、外観的にも優れた製品が可能となる。
【0011】コレステリック液晶を構成する成分に特に
限定なく、コレステロール、コレスタノール、フィトス
テロール等の脂肪酸エステルを利用できる。例示すれ
ば、コレステロール酢酸エステル、コレステロールプロ
ピオン酸エステル、コレステロール酪酸エステル、コレ
ステロールヘキサン酸エステル、コレステロールオクタ
ン酸エステル、コレステロールノナン酸エステル、コレ
ステロールラウリル酸エステル、コレステロールデカン
酸エステル、コレステロールミリスチン酸エステル、コ
レステロールパルミチン酸エステル、コレステロールス
テアリン酸エステル、コレステロールイソステアリン酸
エステル、コレステロールオレイン酸エステル、コレス
タノール酢酸エステル、コレスタノールプロピオン酸エ
ステル、コレスタノール酪酸エステル、コレスタノール
ヘキサン酸エステル、コレスタノールオクタン酸エステ
ル、コレスタノールノナン酸エステル、コレスタノール
ラウリル酸エステル、コレスタノールデカン酸エステ
ル、コレスタノールミリスチン酸エステル、コレスタノ
ールパルミチン酸エステル、コレスタノールステアリン
酸エステル、コレスタノールイソステアリン酸エステ
ル、コレスタノールオレイン酸エステル、フィトステロ
ール酢酸エステル、フィトステロールプロピオン酸エス
テル、フィトステロール酪酸エステル、フィトステロー
ルヘキサン酸エステル、フィトステロールオクタン酸エ
ステル、フィトステロールノナン酸エステル、フィトス
テロールラウリル酸エステル、フィトステロールデカン
酸エステル、フィトステロールミリスチン酸エステル、
フィトステロールパルミチン酸エステル、フィトステロ
ールステアリン酸エステル、フィトステロールイソステ
アリン酸エステル、フィトステロールオレイン酸エステ
ル等が利用できる。また、コレステロールクロライド、
コレステロールブロマイド等のコレステロールハロゲン
化物、コレスタノールクロライド、コレスタノールブロ
マイド等のコレスタノールハロゲン化物、シトステロー
ルクロライド、シトステロールブロマイド、カンペステ
ロールクロライド、カンペステロールブロマイド等の植
物ステロールハロゲン化物なども利用することができ
る。
【0012】以上より希望する発色や粘度を考慮して原
料の種類と量を選択する。また、これ以外にビタミンE
やビタミンA、油溶性ビタミンC誘導体などの有効成分
やスクワレン、ホホバ油、マカデミアナッツ油、トウモ
ロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、月見草油、ヒマシ
油、ヒマワリ油、カカオ脂、ヤシ油、スクワラン、牛
脂、モクロウ、ミツロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ、
シリコン油、流動パラフィン、セレシン、ワセリン等の
油分、ステアリルアルコール、ミリスチルアルコール、
セチルアルコール等の高級アルコール、ステアリン酸、
ベヘニール酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、リノール酸、リノレン酸等の高級脂肪酸等を官能調
整などの目的で配合することができる。しかし、塗布し
たときに液晶構造を保つ程度に配合量を制限した方がこ
の製剤の利点は多くなることは当然である。
【0013】フイルムの製造方法は、フイルムを成形す
る一般的な方法を採ればよい。上記の原料を必要な水で
溶解混合し、剥離紙の上に必要な厚さに塗布し、乾燥
後、剥離紙を剥離することでも作成できるし、ドラムや
ベルトなどの上に上記の水溶液を流延して、製膜する方
法、或いは脂肪酸4級アンモニウム塩などを含む凝固浴
中に押し出し、次いで水洗、脱塩する方法など公知の方
法を用いることができる。シート状食品の製造機器が市
販されているのでこれを用いることが容易に製造する方
法である。フイルムを成形する物質によってはpHによ
って膜強度、溶解性が変化するので目的に合わせてpH
を調整する必要がある。また、通常はフイルム状に成型
するときは気泡が混入しないように脱泡するが、場合に
よっては、溶解性や外観上の面白さから気泡を混入して
成型することもよい。さらに、フイルムに着色や印刷す
ることによって、用途の区別を容易にすること、フイル
ムの形を菱形、星型等に成形し外見上の面白さを出すこ
とも実施できる。
【0014】以下に実際の実施例を記載するが当然これ
らに限定されることはない。
【0015】 実施例−1 化粧乳液シート A デオキシリボ核酸ナトリウム 100g 馬鈴薯澱粉 800g 馬鈴薯澱粉加水分解物(平均分子量35,700) 1000g 大豆カゼイン 30g 大豆レシチン 1g グリセリン 100g 精製水 3700g B オリーブ油 10g 大豆抽出スフィンゴ糖脂質 30g αトコフェロール 5g テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(40モル)ソルビトール 20g ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 30g C 1,3ブチレングリコール 100g パラオキシ安息香酸メチル 1g 精製水 500g 製造方法 A,B,Cそれぞれ計量後、攪拌しつつ80℃に加温し
た。CにBを攪拌しつつ、加え、これをAに加えてよく
攪拌した。pHが7.2になるように水酸化ナトリウム
水溶液を加え、40℃まで攪拌しつつ放冷し、400ミ
クロンのスリット(幅50cm)より押し出した後乾燥
した。これを5×4cmの大きさになるように裁断し
た。
【0016】 実施例−2 美容シート A デオキシリボ核酸ナトリウム 100g グリコマンナン 200g カラギーナン 200g ソルビット(70%水溶液) 500g 寒天 50g B 精製水 20000g アスコルビン酸リン酸マグネシウム 200g プラセンターエキス 200g 製造方法 Aを計量後よく混和後、それぞれ計量後混合したBを攪
拌しつつ混合した。 製造方法 300ミクロンのスリットを用いて湿式キャスト法で作
成し乾燥後、これを5×4cmの大きさになるように裁
断した。
【0017】 実施例−3 ファンデーションシート A デオキシリボ核酸ナトリウム 100g アルファー化馬鈴薯澱粉 800g 馬鈴薯澱粉加水分解物(平均分子量35,700) 1000g 水溶性コラーゲン 40g カゼインナトリウム 200g 大豆レシチン 2g グリセリン 200g 精製水 4000g 馬鈴薯澱粉 200g B 親油型モノステアリン酸グリセリル 10g ステアリン酸 30g ステアリルアルコール 10g セタノール 10g バチルアルコール 20g スクワラン 50g α−オレフィンオリゴマー 40g 混合顔料 100g 酸化チタン 300g ベンガラ 10g 黄酸化鉄 5g 黒酸化鉄 3g タルク 500g 大豆リン脂質 3g パーフルオロポリエーテル 2g パラオキシ安息香酸メチル 10g C 1,3−ブチレングリコール 80g トリエタノールアミン 15g 精製水 300g 製造方法 A,B,Cそれぞれ計量後、攪拌しつつ80℃に加温し
た。CにBを攪拌しつつ、加え、これをAに加えてよく
攪拌した。40℃まで攪拌しつつ放冷し、400ミクロ
ンのスリット(幅50cm)より押し出した後乾燥し
た。これを5×4cmの大きさになるように裁断した。
【0018】 実施例−4 スタイリングジェル A デオキシリボ核酸ナトリウム 100g 玉蜀黍澱粉 800g 馬鈴薯澱粉加水分解物(平均分子量35,700) 1000g 玉蜀黍水溶性蛋白質 30g カゼインナトリウム 100g ソルビット 100g フィトスフィンゴシン 10g 大豆レシチン 20g グリセリン 200g 精製水 5000g 馬鈴薯澱粉 1500g B POEラノリン 5g 1,3−ブチレングリコール 50g パラオキシ安息香酸メチル 5g カルボキシビニルポリマー(1%pH7.2中和水溶液) 100g ビニルピロリドンN,N−ジメチルアミノエチル メタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩 5g 精製水 製造方法 Aを計量後よく混和後、それぞれ計量後混合したBを攪
拌しつつ混合した。 製造方法 300ミクロンのスリットを用いて湿式キャスト法で作
成し乾燥後、これを5×4cmの大きさになるように裁
断した。
【0019】 実施例−5 液晶配合シート B コレスタノールオレイン酸エステル 50g コレステロールノナン酸エステル 50g フィトステロール酪酸エステル 30g コレステロール酪酸エステル 30g N−ステアロイルフィトスフィンゴシン 10g ポリオキシエチレン(30モル)コレステロール (日本エマルジョン社製EMALAX CS−30) 1g N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチ ルドデシル)(味の素社製エルデュウCL−202) 2g 製造方法 それぞれ計量後60度に加温しながらよく攪拌した。実
施例−1で製造したシート(裁断前)に厚さ100ミク
ロンになるように塗布し、さらに実施例−1で製造した
シート(裁断前)をその上に空気が入らないように覆
う。これを4×5cmの大きさに裁断した。なお裁断す
るとき裁断面に液晶層が露出しないように上下の製造例
−1のシートを密着させるように裁断した。
【0020】
【発明の効果】実施例1〜5を実際に使用してもらった
ところ、各用途の目的を果たし、外出時等、気軽に化粧
等の皮膚外用剤が使用でき、持ち運びが容易にできるこ
とができ、且つ、老化防止を予防し、使用感も幅広く選
択できかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB232 AB242 AB442 AC022 AC072 AC122 AC132 AC172 AC392 AC432 AC442 AC482 AC541 AC542 AC641 AC662 AC852 AD022 AD092 AD212 AD242 AD352 AD391 AD392 AD422 AD432 AD492 AD512 AD571 AD572 AD601 AD602 AD642 AD662 CC02 DD12 EE06 EE11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デオキシリボ核酸を含むことを特徴とす
    るフィルム状皮膚外用剤
  2. 【請求項2】 スフィンゴ脂質を含む請求項1のフィル
    ム状皮膚外用剤
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