JP2003063501A - 散薬分割装置 - Google Patents

散薬分割装置

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JP2003063501A
JP2003063501A JP2001252765A JP2001252765A JP2003063501A JP 2003063501 A JP2003063501 A JP 2003063501A JP 2001252765 A JP2001252765 A JP 2001252765A JP 2001252765 A JP2001252765 A JP 2001252765A JP 2003063501 A JP2003063501 A JP 2003063501A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 散薬の最初と最後の分割における誤差を最小
にして分割精度の向上を図る。 【解決手段】 外周に沿って形成された断面円弧状のア
ール溝7を有する分配皿2と、分配皿2に均一に振り撒
かれた散薬を切り込む円形の仕切り板14と、仕切り板
14とともに回転し、分配皿2上の散薬を半径方向に掻
き出す掻き板16と、仕切り板14に対して平行に設け
られ、散薬を掻き寄せ掻き板16に案内するガイド板1
5とからなる散薬分割装置1において、仕切り板14と
ガイド板15との間の掻き幅Wを切り換える掻き幅切換
機構17を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は病院や薬局等におい
て散薬を1処方分毎に分割して包装する散薬分割装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外周に断面円弧形状のアール溝を
有する分配皿を用いて散薬を分割する装置が知られてい
る。この装置では、分配皿を分割数相当ピッチで送りな
がら、当該分配皿のアール溝に均一に振り撒かれた散薬
を所定の掻き幅を有する掻き板で半径方向に掻き出すよ
うにしている。最初の分割時には、分割数相当ピッチか
ら掻き幅を減じて分配皿を送り、次の分割時からは、分
割数相当ピッチで分配皿を送る。掻き幅に対応する最大
分割数(アール溝の円周を掻き幅で割った値)と同一の
分割数を設定すると、分割数相当ピッチから掻き幅を減
じるとゼロとなるので、最初の分割時には分割皿を送る
ことなく掻き出す。このようにすることにより、最初の
分割時に掻き幅分の散薬を余分に掻き出すことがなくな
る。
【0003】しかしながら、前述のように最大分割数と
同一の分割数を設定した場合、最初と最後の分割量に誤
差が生じる傾向にあった。本発明者は、分配皿に均一に
振り撒かれた散薬の最初と最後の分割誤差が生じる原因
を研究した結果、その分割誤差は理論分割面積と掻き板
によって掻き出される実際の分割面積との間の差に起因
していることを見い出した。
【0004】図11に示すように、最大分割数が63で
ある分配皿を用いてその最大分割数63で散薬を分割す
る場合について考える。分配皿のアール溝にリング状に
均一に振り撒かれた散薬を63等配する放射線L,L
…L63と、散薬の半径r の内周及び半径rの外
周との交点をそれぞれ、a,a…a63、b,b
…b63とする。また、分割される各部分「1」,
「2」…「63」は、分配皿がR方向に分割数相当ピッ
チPずつ回転して、掻取り位置にきた時点で掻き幅Wで
掻き取られるとする。また、掻き幅Wを示した点線と散
薬の半径rの内周との交点をc,c…c63とす
る。
【0005】最初に分割される部分「1」は、図12
(A)で示すように、a で囲まれる領域
であり、その面積Sは、aで囲まれる
理論分割面積Sよりも、aで囲まれる略三角
形状の過剰掻出し部分の面積ΔSだけ大きいため、次式
で表される。
【数2】 S=S+ΔS …(1) 2番目に分割される部分「2」は、図12(B)に示す
ように、aで囲まれる領域であるが、そ
の面積Sは、最初に分割された部分「1」の面積Sよ
りその過剰掻出し部分aの面積ΔSだけ減少
し、次式で表される。
【数3】 S=S−ΔS=S …(2) 同様に、3番目以降に分割される部分「3」,「4」…
は、次式で表される。
【数4】 S,S…=S …(3)
【0006】最後に分割される部分「63」は、図12
(C)で示すように、a63 63で囲まれる
領域であるが、この領域の過剰掻出し部分a
は既に最初に掻き出されて存在しない。このため、この
最後に分割される部分「63」の面積S63は、a63
63で囲まれる理論分割面積Sから62番目
に分割された部分「62」の過剰掻出し部分a63
6363の面積ΔSだけ減少し、次式で表される。
【数5】 S63=S−ΔS …(4) したがって、「1」から「63」までの分割面積の関係
は次式で表される。
【数6】 S>S62>S63 …(5) この分割誤差は、最大分割数と設定分割数の差が無くな
るほど大きくなる傾向にあった。このため、最大分割数
より1〜2だけ小さい分割数を最大設定分割数とし、分
配皿を掻き幅よりさらに送り込んで分割していた。例え
ば、掻き幅が19mmで最大分割数が65で設計された
分配皿の場合は、最大設定分割数を63とし、分割数相
当ピッチに19×(65−63)/63の数値を加えた
ピッチで分配皿を送り込んで、最初と最後の誤差を少な
くしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の装
置では、最大設定分割数を最大分割数より小さくしてい
たため、その最大設定分割数より大きい分割数では分割
することができなかった。また、最大設定分割数を最大
分割数より小さくしても、最初と最後の分割量の誤差を
最小にすることはできなかった。
【0008】また、分配皿の直径は、散薬の所定の最大
分割数と掻き板の掻き幅により決定される。掻き幅が小
さい掻き板を用いて分配皿の直径を小さくすることによ
り、装置の小型化を図ったものがあるが、掻き幅をあま
りに小さくすると、散薬の増加や分割数の減少に対応し
きれなくなる。特に散薬粒子間の接触抵抗の小さい顆粒
等は掻き板で掻き寄せる場合、掻き幅が小さいと寄せき
れずに次の分割領域に残る結果、後にいくにつれて誤差
累積し、大きな分割誤差が発生する。
【0009】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、分配皿に均一に振り撒かれた散薬の分割精
度の向上を図ることを課題とするとともに、全体寸法が
小さい装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、外周に沿
って形成された断面円弧状のアール溝を有する分配皿
と、該分配皿に均一に振り撒かれた散薬を切り込む円形
の仕切り板と、該仕切り板とともに回転し、前記分配皿
上の散薬を半径方向に掻き出す掻き板と、前記仕切り板
に対して平行に設けられ、前記散薬を前記掻き板に案内
するガイド板とからなる散薬分割装置において、前記仕
切り板と前記ガイド板との間の第1の掻き幅Wと該第1
の掻き幅Wより幅広の第2の掻き幅W’とに切り換える
掻き幅切換機構を設けたものである。
【0011】第2の発明は、前記第1の発明において、
前記ガイド板は、前記掻き板の回転軸から一定距離だけ
離れた位置で分離された固定部と可動部とからなり、該
固定部に前記掻き板を固定し、前記可動部の一端を前記
固定部に回動可能に取り付け、前記掻き幅切換機構は、
前記可動部を回動させることにより前記可動部の他端を
前記仕切り板から離し、前記掻き幅を切り換えるもので
ある。
【0012】第3の発明は、前記第1または第2の発明
において、前記第1の掻き幅Wに対応する最大分割数N
と同一又はそれを越える分割数Nが設定されると、散
薬の最初の分割時には、散薬を仕切り板で切り込んだ状
態で、
【数7】 ΔP=(1−N/N)W …(6) の幅に相当する角度の送り量で分配皿を分割送り方向と
は反対方向に逆回転させて散薬を前記第1の掻き幅Wで
分割して掻き出し、2番目の分割時には、分割数相当ピ
ッチPから前記第1の掻き幅Wと前記第2の掻き幅W’
の差に相当する分を差し引いた角度の送り量で分配皿を
分割送り方向に正回転させて散薬を前記第2の掻き幅
W’で分割して掻き出し、その次からは、分割数相当ピ
ッチPで分配皿を分割送り方向に正回転させながら前記
第2の掻き幅W’で分割して散薬を掻き出すものであ
る。(6)式で表わされるΔPは、最大分割数Nのと
きの分割の幅と、該最大分割数Nと同一又はそれを越
える分割数Nのときの分割の幅との差を意味するもので
ある。すなわち、最大分割数Nのときの分割の幅は、
掻き幅と同じWであり、一方、最大分割数Nと同一又
はそれを越える分割数Nのときの分割の幅は、分配皿の
円周N Wを分割数Nで割ることにより求まりNW/
Nであるので、最大分割数Nのときと分割数Nのとき
の分割の幅の差ΔPは、
【数8】 ΔP=W−NW/N=(1−N/N)W …(7) となり、(6)式が得られる。
【0013】第4の発明は、前記第1または第2の発明
において、前記第1の掻き幅Wに対応する最大分割数N
より小さい分割数Nが設定されると、散薬の最初の分
割時には、散薬を仕切り板で切り込んだ状態で、分割数
相当ピッチPと前記第1の掻き幅Wの差に相当する角度
の送り量で分配皿を分割送り方向に正回転させて散薬を
前記第1の掻き幅Wで分割して掻き出し、2番目の分割
時には、分割数相当ピッチPから前記第1の掻き幅Wと
前記第2の掻き幅W’の差に相当する分を差し引いた角
度の送り量で分配皿を分割送り方向に正回転させて散薬
を前記第2の掻き幅W’で分割して掻き出し、その次か
らは、分割数相当ピッチPで分配皿を分割送り方向に正
回転させながら前記第2の掻き幅W’で分割して散薬を
掻き出すものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、本発明にかかる散薬分割装置1を
示す。この装置は、分配皿2と、冠状桝3と、分配用ホ
ッパー4と、掻出し装置5と、包装用ホッパー6とから
なっている。
【0015】分配皿2は、外周に沿って断面円弧形状の
アール溝7を有する円盤であって図示しない駆動装置に
より回転軸zの回りに正逆回転可能になっている。分
配皿2のアール溝7の溝幅中心位置までの径r(図2
参照)は、分配皿2の最大分割数N(本実施形態にお
いて、最大分割数N=63)と前記掻出し装置5の後
述する仕切り板14とガイド板15との間の掻き幅W
(本実施形態において、掻き幅W=16mm)を用い
て、次式で決定される。
【数9】 r=NW/2π …(8)
【0016】冠状桝3は、円形の基台8とリング9とか
ら構成されている。基台8の外周は円錐面をなし、図3
に示すように、リング9の内周面とともにV字状の溝1
0を形成している。基台8は、図1に示すように、回転
軸zの回りに回転可能であるとともに、前記分配皿2
の回転軸zより偏心した位置ある旋回軸zの回りに
旋回可能になっている。リング9は前記基台8と一体に
回転し、旋回するとともに、図示しない昇降装置により
リング開閉アーム11を介して昇降し、図3に示すよう
に、前記V字状溝10の底を開閉可能になっている。分
配用ホッパー4は、内部に供給された散薬を前記冠状桝
3のV字状溝10に投入するシュート12を備えてい
る。また、シュート12には振動を印加して散薬の流動
性を与え、V字状溝に散薬を供給するための圧電素子1
3が設けられている。
【0017】掻出し装置5は、仕切り板14、ガイド板
15、掻き板16および掻き幅切換機構17からなって
いる。仕切り板14は、前記分配皿2のアール溝7と同
一の曲率半径を有する円形であって、回転軸Xを中心に
回転駆動可能に設けられている。ガイド板15は、図2
及び図4に示すように、前記仕切り板14と同一の曲率
半径を有する扇形であって、該仕切り板14の回転軸X
に仕切り板14から一定の掻き幅Wだけ離れた位置で仕
切り板14と平行に取り付けられている。このガイド板
15は、回転軸Xから一定距離tだけ離れた位置で、固
定部15aと可動部15bに分離されており、可動部1
5bの一端はヒンジ15cにより回動可能に取り付けら
れている。掻き板16は、ゴム板からなり、前記仕切り
板14とガイド板15の固定部15aとの間にそれらに
対して垂直になるように取り付けられている。掻き幅切
換機構17は、前記仕切り板14と一体に設けられたソ
レノイド18と、一端が前記ガイド板15に取り付けら
れたアーム部19と、前記仕切り板14と前記ガイド板
15の固定部15aとに両端が軸支された軸部20とか
らなる。また、ソレノイド18のプランジャーの先端に
は傾斜面18aが形成されている。アーム部19は、ガ
イド板15の固定部15aにピン19aを介して回動自
在に支持されている。アーム部19の一端はガイド板1
5の可動部15bにピン19bを介して回動可能に連結
され、他端は軸部20の一端にピン19cを介して回動
可能に連結されている。軸部20は、ばね20aにより
ソレノイド18のプランジャーの傾斜面18aに向かっ
て付勢されている。
【0018】ソレノイド18がオンされると、図5に示
すように、ソレノイド18のプランジャーが後退し、軸
部20がばね20aにより図中左方向に付勢され、前記
ガイド板15の可動部15bに取り付けられたアーム部
19の一端が図中右方向に移動する。これにより、ガイ
ド板15の可動部15bの先端と仕切り板14とは掻き
幅W’ (本実施形態において、掻き幅W’=19mm
>W)だけ離れるようになっている。また、掻出し装置
5は、仕切り板14がアール溝7に接触する下降位置と
アール溝7から離れた上昇位置との間を昇降可能になっ
ている。
【0019】包装用ホッパー6は、分配皿2に対して分
配用ホッパー4と反対側に設けられ、前記掻出し装置5
によって掻き出された散薬を図示しない包装装置に導く
ようになっている。
【0020】前記構成の分配装置1では、分配用ホッパ
ー4に散薬を投入し、受入れ位置に位置させた冠状桝3
を回転させながら、分配用ホッパー4のシュート12か
ら落下する散薬をV字状溝10に均一に収容する。そし
て、冠状桝3を受入れ位置から分配位置に偏心移動し、
ここでリング9を上昇させてV字状溝10の底を開き、
散薬を分配皿2のアール溝7に一度に分配し堆積させた
後、冠状桝3を受入れ位置に偏心移動して戻す。この状
態で、掻出し装置5を降下して仕切り板14をアール溝
7に接触させ、当該仕切り板14を図1及び図2中の矢
印方向に回転させてガイド板15の可動部15bで散薬
を掻き寄せながら、仕切り板14とガイド板15の可動
部15bとの間の散薬を掻き板16によって掻き出し、
包装用ホッパー6を介して図示しない包装装置に導いて
包装する。
【0021】図6は、分配皿2のアール溝7にリング状
に均一に振り撒かれた散薬を示す。放射線L,L
63は、最大分割数N(=63)で等配する場合の
分割線を表わし、放射線L,L…L63と散薬の半
径rの内周及び半径rの外周との交点をそれぞれ、
,a…a63、b,b…b63とする。ま
た、分割される各部分「1」,「2」…「63」は、分
配皿がR方向に分割数相当ピッチPずつ回転して、掻取
り位置にきた時点で点線で示した掻き幅Wで掻き取られ
るとする。また、掻き幅Wを示した点線と、散薬の半径
の内周、放射線L,L…L63及び半径r
外周との交点をそれぞれ、c,c…c 63、d
…d63及びe,e…e63とする。この交点
,d…d63は、分配皿2のアール溝7の溝幅中
心位置に位置する。
【0022】また、分配皿2に振り撒かれた散薬の分割
数Nは処方により設定される。以下、前記最大分割数N
と同一の分割数Nが設定された場合、最大分割数N
より大きいあるいは小さい分割数Nが設定された場合の
それぞれの分割動作を、図7のフローチャートに従って
説明する。
【0023】まず第1に、最大分割数Nと同一の分割
数Nが設定された場合(ステップS101でYESの場
合)、分割番号nが1の最初の分割時(ステップS10
2でYESの場合)に、図8(A)に示すように、仕切
り板14によりaの位置で散薬を切り込み、図8
(B)に示すように、掻き幅Wで掻き出しを行う。次か
らは、掻き幅Wを掻き幅W’に変更して(ステップS1
03)、分割番号nが2の分割時(ステップS104で
YESの場合)は、図8(C)に示すように、分割数相
当ピッチPから掻き幅Wと掻き幅W’の差に相当する分
を差し引いた角度の送り量(P−(W’−W))で分配
皿2を分割送り方向に正回転させて(ステップS10
5)、散薬を掻き幅W’で掻き出して分割する。分割番
号nが3以降の分割時(ステップS104でNOの場
合)は、分割数相当ピッチP(=W)で分配皿2を分割
送り方向に正回転させて(ステップS106)、散薬を
掻き幅W’で掻き出して分割する。
【0024】これにより、図8(B)に示すように、理
論分割面積aのうち掻き幅Wで掻き出さ
れなかった部分bと過剰掻出し部分a
が同じであるから、最初に分割される領域a
は、理論分割面積a の部分と等
しい。また、図8(C)に示すように、最初に掻き出さ
れた過剰掻出し部分aと最初に掻き出されな
かった部分bは等しい。また、理論分割面積
のうち掻き幅W’で掻き出されなかっ
た部分bと過剰掻出し部分aが同
じであるから、2番目に分割される領域は、理論分割面
積aの部分と等しい。また、掻き幅W’
は掻き幅Wより幅広であるので、散薬を次の分割領域に
残さずに確実に掻き出すことができる。また、3番目の
分割時から最後より2番目の分割時までも同様に、理論
分割面積と等しい散薬が掻き出される。さらに、図8
(D)に示すように、最後の分割時では、最後から2番
目に掻き出された過剰掻出し部分a636363
最後から2番目に掻き出されなかった部分b6363
63が同じである。また、最後の分割時に掻き幅W’
では掻き出されない領域bが存在するが、分
配皿2を分割数相当ピッチPより少し多い送り量で分割
送り方向に正回転させることにより、領域b
の部分も合わせて掻き出すことが好ましい。また、掻き
幅W’は掻き幅Wより幅広であるので散薬を残さずに確
実に掻き出すことができる。したがって、全ての分割領
域で掻き出し量が等しくなる。
【0025】第2に、最大分割数Nを越える分割数N
が設定された場合(ステップS107でYESの場
合)、例えば、最大分割数63に対して分割数65が設
定された場合には、n=1の最初の分割時(ステップS
108でYESの場合)に、図9(A)に示すように、
仕切り板14によりaの位置で散薬を切り込み、
この状態で分配皿を所定角度ΔPだけ分割送り方向Rと
反対方向R′ヘ逆回転させる(ステップS109)。前
記ΔPは、前述の(6)式によって求める。これによ
り、図9(B)に示すように、ΔPに相当する散薬の量
が最後に分割する部分に掻き寄せられる。そして、この
状態で掻き幅Wで掻き出しを行う。次からは、掻き幅W
を掻き幅W’に変更して(ステップS110)、分割番
号nが2の分割時(ステップS111でYESの場合)
は、図9(C)に示すように、分割数相当ピッチPから
掻き幅Wと掻き幅W’の差に相当する分を差し引いた角
度の送り量(P−(W’−W))で分配皿2を分割送り
方向に正回転させて(ステップS112)、散薬を掻き
幅W’で掻き出して分割する。分割番号nが3以降の分
割時(ステップS111でNOの場合)は、分割数相当
ピッチPで分配皿2を分割送り方向に正回転させて(ス
テップS113)、散薬を掻き幅W’で掻き出して分割
する。
【0026】これにより、図9(B)に示すように、理
論分割面積aのうち掻き幅Wで掻き出さ
れなかった部分bと過剰掻出し部分a
が同じであるから、最初に分割される散薬は、理論
分割面積aの部分と等しい。また、図9
(C)に示すように、最初に掻き出された過剰掻出し部
分aと最初に掻き出されなかった部分b
は等しい。また、理論分割面積a
のうち掻き幅W’で掻き出されなかった部分b
と過剰掻出し部分aが同じであるから、2
番目に分割される散薬は、理論分割面積a
の部分と等しい。また、掻き幅W’は掻き幅Wより幅
広であるので、散薬を次の分割領域に残さずに確実に掻
き出すことができる。また、3番目の分割時から最後よ
り2番目の分割時までも同様に、理論分割面積と等しい
散薬が掻き出される。さらに、図9(D)に示すよう
に、最後の分割時では、最後から2番目に掻き出された
過剰掻出し部分a636363と最後から2番目に
掻き出されなかった部分b636363が同じであ
る。また、最初に掻き寄せられた部分は、ΔPの角度に
相当する領域と等しい。また、分配皿2を分割数相当ピ
ッチPより少し多い送り量で分割送り方向に正回転させ
ることにより、例えば、最初に掻き寄せられたとき散薬
の外周側に堆積した部分も合わせて掻き出すことが好ま
しい。また、掻き幅W’は掻き幅Wより幅広であるの
で、散薬を残さずに確実に掻き出すことができる。した
がって、全ての分割領域で掻き出し量が等しくなる。
【0027】第3に、最大分割数Nより少ない分割数
Nが設定された場合(ステップS107でNOの場
合)、例えば、最大分割数63に対して分割数60が設
定された場合には、図10(A)に示すように、分割数
相当ピッチP(=2πr/60)は掻き幅Wより大き
くなるので、n=1の最初の分割時(ステップS114
でYESの場合)に、仕切り板14によりaの位
置で散薬を切り込み、図10(B)に示すように、所定
角度(P−W)だけ分配皿2を分割送り方向に正回転さ
せることにより(ステップS115)、仕切り板14で
散薬をある程度掻き寄せてから1回で掻き出すことにな
る。また、分割数が30というように最大分割数63の
1/2以下の場合には、1分割当たり複数回掻き出すこ
とになる。次からは、掻き幅Wを掻き幅W’に変更して
(ステップS116)、分割番号nが2の分割時(ステ
ップS117でYESの場合)は、図10(C)に示す
ように、分割数相当ピッチPから掻き幅Wと掻き幅W’
の差に相当する分を差し引いた角度の送り量(P−
(W’−W))で分配皿2を分割送り方向に正回転させ
て(ステップS118)、散薬を掻き幅W’で掻き出し
て分割する。分割番号nが3以降の分割時(ステップS
117でNOの場合)は、図10(D)に示すように、
分割数相当ピッチPで分配皿2を分割送り方向に正回転
させて(ステップS119)、散薬を掻き幅W’で掻き
出して分割する。
【0028】これにより、図10(B)に示すように、
理論分割面積aのうち掻き幅Wで掻き出
されなかった部分bと過剰掻出し部分a
が同じであるから、最初に分割される散薬は、理
論分割面積aの部分と等しい。また、図
10(C)に示すように、理論分割面積a
のうち掻き幅W’で掻き出されなかった部分b
と過剰掻出し部分aが同じであるから、
2番目に分割される散薬は、理論分割面積a
の部分と等しい。また、掻き幅W’は掻き幅Wより
幅広であるので、散薬を次の分割領域に残さずに確実に
掻き出すことができる。また、3番目の分割時から最後
より2番目の分割時までも同様に、理論分割面積と等し
い散薬が掻き出される。さらに、最後に分割される領域
では、図10(D)に示すように、最後の分割時に掻き
幅W’では掻き出されない領域bが存在する
が、分配皿2を分割数相当ピッチPより少し多い送り量
で分割送り方向に正回転させることにより、領域b
の部分も合わせて掻き出すことが好ましい。ま
た、掻き幅W’は掻き幅Wより幅広であるので、散薬を
残さずに確実に掻き出すことができる。したがって、全
ての分割領域で掻き出し量が等しくなる。
【0029】以上のように、分配皿2の送り量を種々に
変化させることにより、掻き幅Wに対する最大分割数N
より分割数が大きい場合、同一の場合、又は小さい場
合のいずれでも掻き出し量が等しく分割を行うことがで
きる。また、掻出し装置5の掻き板16による掻き幅W
を幅広である掻き幅W’に変更することにより、散薬を
確実に掻き出すことができる。
【0030】なお、分割数が最大分割数Nより少ない
分割数Nが設定された場合には、最初の分割時から掻き
幅Wを幅広の掻き幅W’に変更して散薬を掻き出すよう
にしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、掻き幅Wを幅広である掻き幅W’に変更する
掻き幅切換機構を設けたことにより従来の掻き板より幅
が狭い掻き板を用いても散薬を確実に掻き出すことが可
能となり、分配皿を1回り小さくして装置全体の寸法を
小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る方法が適用される散薬分配装置
の斜視図である。
【図2】 図1の散薬分配装置の一部拡大図である。
【図3】 図1の散薬分配装置の冠状桝から分配皿を示
す断面図である。
【図4】 図2の掻出し装置の断面図である。
【図5】 図2の掻出し装置の断面図である。
【図6】 本発明に係る方法が適用される散薬分配装置
の分配皿のアール溝に振り撒かれた散薬の分割の一例を
示す部分平面図である。
【図7】 分配皿の送り動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】 最大分割数と同一の分割数が設定された場合
における各分割領域で掻き出される散薬の面積を説明す
る図である。
【図9】 最大分割数を越える分割数が設定された場合
における各分割領域で掻き出される散薬の面積を説明す
る図である。
【図10】 最大分割数より小さい分割数が設定された
場合における各分割領域で掻き出される散薬の面積を説
明する図である。
【図11】 従来の方法が適用される散薬分配装置の分
配皿のアール溝に振り撒かれた散薬の分割の一例を示す
部分平面図である。
【図12】 図11の各分割領域で掻き出される散薬の
面積を説明する図である。
【符号の説明】
1…散薬分割装置、2…分配皿、3…冠状桝、5…掻出
し装置、7…アール溝 14…仕切り板、15…ガイド板、16…掻き板、17
…掻き幅切換機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に沿って形成された断面円弧状のア
    ール溝を有する分配皿と、該分配皿に均一に振り撒かれ
    た散薬を切り込む円形の仕切り板と、該仕切り板ととも
    に回転し、前記分配皿上の散薬を半径方向に掻き出す掻
    き板と、前記仕切り板に対して平行に設けられ、前記散
    薬を前記掻き板に案内するガイド板とからなる散薬分割
    装置において、 前記仕切り板と前記ガイド板との間の第1の掻き幅Wと
    該第1の掻き幅Wより幅広の第2の掻き幅W’とに切り
    換える掻き幅切換機構を設けたことを特徴とする散薬分
    割装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド板は、前記掻き板の回転軸か
    ら一定距離だけ離れた位置で分離された固定部と可動部
    とからなり、該固定部に前記掻き板を固定し、前記可動
    部の一端を前記固定部に回動可能に取り付け、 前記掻き幅切換機構は、前記可動部を回動させることに
    より前記可動部の他端を前記仕切り板から離し、前記掻
    き幅を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の散
    薬分割装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の掻き幅Wに対応する最大分割
    数Nと同一又はそれを越える分割数Nが設定される
    と、散薬の最初の分割時には、散薬を仕切り板で切り込
    んだ状態で、 【数1】ΔP=(1−N/N)W の幅に相当する角度の送り量で分配皿を分割送り方向と
    は反対方向に逆回転させて散薬を前記第1の掻き幅Wで
    分割して掻き出し、 2番目の分割時には、分割数相当ピッチPから前記第1
    の掻き幅Wと前記第2の掻き幅W’の差に相当する分を
    差し引いた角度の送り量で分配皿を分割送り方向に正回
    転させて散薬を前記第2の掻き幅W’で分割して掻き出
    し、 その次からは、分割数相当ピッチPで分配皿を分割送り
    方向に正回転させながら前記第2の掻き幅W’で分割し
    て散薬を掻き出すことを特徴とする請求項1または2に
    記載の散薬分割装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の掻き幅Wに対応する最大分割
    数Nより小さい分割数Nが設定されると、散薬の最初
    の分割時には、散薬を仕切り板で切り込んだ状態で、分
    割数相当ピッチPと前記第1の掻き幅Wの差に相当する
    角度の送り量で分配皿を分割送り方向に正回転させて散
    薬を前記第1の掻き幅Wで分割して掻き出し、 2番目の分割時には、分割数相当ピッチPから前記第1
    の掻き幅Wと前記第2の掻き幅W’の差に相当する分を
    差し引いた角度の送り量で分配皿を分割送り方向に正回
    転させて散薬を前記第2の掻き幅W’で分割して掻き出
    し、 その次からは、分割数相当ピッチPで分配皿を分割送り
    方向に正回転させながら前記第2の掻き幅W’で分割し
    て散薬を掻き出すことを特徴とする請求項1または2に
    記載の散薬分割装置。
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