JP2016210506A - 分包装置、及びその制御方法、プログラム - Google Patents

分包装置、及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 1包あたりの散薬の掻き取り量に関する精度の低下を低減可能にすると共に、効率的に散薬の掻き出しを行うための仕組みを提供すること。
【解決手段】 分包する分包数を含む処方設定データを設定し、当該設定された処方設定データに従って、枌粒体が堆積する溝が形成された溝部材を移動して、当該溝上の粉粒体を掻き出す第1掻き出し部材、又は前記第1掻き出し部材よりも掻き出す幅が広い第2掻き出し部材を用いて、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し動作を行い分包する分包装置であって、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し部材として、前記第1掻き出し部材を用いるか、前記第2掻き出し部材を用いるかの選択をユーザにより受け付ける受付手段と、前記受付手段により選択を受け付けた掻き出し部材に応じて、前記掻き出しに係る動作設定を切り替える切替手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図16

Description

本発明は、分包装置、及びその制御方法、プログラムに関し、特に、1包あたりの散薬の掻き取り量に関する精度の低下を低減可能にすると共に、効率的に散薬の掻き出しを行うための技術に関する。
従来、病院等で調剤される散薬の分包に、散薬を堆積するための環状溝を外周部上面に有する分割用回転テーブル(回転テーブル、R円盤ともいう)を備え、この回転テーブルを回転させた状態で、散薬フィーダーから回転テーブルの環状溝へ散薬を撒布供給し、掻出し装置によって環状溝の散薬を適宜設定した分割数で分割して掻き出して包装装置に供給し、包装装置にて散薬を包装する構成の薬剤分包機(以下、単に分包機とも言う)が提供されている。
掻出し装置は、目的量の散薬を環状溝から分割ローターユニットによって掻き出して、1包分ずつの散薬を包装ユニットに供給する。分割ローターユニットは、環状溝に当接する回転板と、該回転板と所定間隔をおいて離間し、一部が環状溝に当接する仕切板と、回転板と仕切板との間に配置され、散薬を掻き出す掻取爪とから構成されている。
散薬の環状溝への撒布供給が完了した後、掻出し装置が散薬を掻き出す際は、回転テーブルが間欠運転されるとともに、分割ローターユニットを回転テーブルの内周側から外周側へ間欠回動させる。この間欠回動に伴い、散薬が掻取爪によって掻き出されることにより、散薬が1包分ずつ包装ユニットに供給される。
特許文献1には、分割用回転テーブルに周設された環状溝に撒布して堆積させた散薬を分割して前記環状溝から取り出し、包装材を用いて分包する薬剤分包機において、環状溝への散薬の撒布時間の短縮を容易にし、散薬の分包時間を短縮する技術が開示されている。
特許文献2には、分包機の掻出し装置において、組み立てが容易で、掻取爪が着脱可能である分割ローターが記載されている。
特開2010−173658号公報 特開2010−195437号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置には、分包数(分割数)が少なく1包あたりの分包量が多くなる場合は、回転テーブルの1回の掻き取りあたりの回転角度(分割角度、回転距離)が大きいため、例えば、図8の802のように、掻取爪の幅外にも散薬が盛り上がり集まり、掻取爪の幅内に、本来掻き取るべき散薬がすべて収まらず、散薬の掻き取り精度(分包精度)が低下する(分包量が規定量に満たくなる)という課題が考えられる。
このような課題を解消するため、1包あたりの散薬の掻き出しを少なくとも2回以上の複数回に分けて行うことが考えられる。
例えば、1包に分包する散薬を2回に分けて掻き出しを行うため、回転テーブルの回動を2回分けて行うと共に、1包に分包する散薬を2回に分ける(以降、2回分割モードと呼ぶ)ことで、1回の掻き出しにおいて掻取爪の幅外への散薬の盛り上がりを低減することができ、散薬の掻き取り精度(分包精度)を向上させることができる。
しかしながら、1包に分包する散薬を2回に分けて掻き出しを行うために、掻取爪を回転させる回数(回転板604を回転させる回数)が1回から2回になってしまうと共に回転テーブルの回転動作回数が1回から2回になってしまい、1包に分包する散薬を掻き出す時間が長くなってしまう。その結果、分包時間が長くなってしまう。
そこで、効率的に散薬の掻き出しを行うために、すなわち、1包に分包する散薬の効率的な掻き出しを行う際、掻取爪を回転させる回数(掻き取り回数)を減らすと共に、回転テーブルの1回の掻き取りあたりの回転角度(分割角度、回転距離)を減らすために、掻き取り幅を広げた幅の長い掻取爪を用いて掻き出そうとすると、散薬を分包できる分包数(最大分割数(最大包数))が少なくなってしまう。
そのため、従来、1包あたりの掻き取られる散薬の量に関する掻き取り精度を低下させず、かつ、効率的に散薬の掻き出しを行うことは出来なかった。
すなわち、従来、1包あたりの掻き取られる散薬の量に関する掻き取り精度を低下させず、かつ、効率的に散薬の掻き出しを行うために、回転板604に付け替え可能(着脱可能)な、互いに掻き出しの幅の異なる複数の掻き出し部材(掻取爪)を用意し、柔軟に、分包数(包数)に適した幅の掻き出し部材を選択し、その選択された掻き出し部材に応じて、当該選択された掻き出し部材に適した散薬の掻き出しに係る制御又は動作設定を決定すること(当該選択された掻き出し部材に適した散薬の掻き出しに係る制御又は動作設定に切り替えること)について、開示されていない。
そこで、本発明の目的は、1包あたりの散薬の掻き取り量に関する精度の低下を低減可能にすると共に、効率的に散薬の掻き出しを行うための仕組みを提供することである。
本発明は、分包する分包数を含む処方設定データを設定し、当該設定された処方設定データに従って、枌粒体が堆積する溝が形成された溝部材を移動して、当該溝上の粉粒体を掻き出す第1掻き出し部材、又は前記第1掻き出し部材よりも掻き出す幅が広い第2掻き出し部材を用いて、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し動作を行い分包する分包装置であって、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し部材として、前記第1掻き出し部材を用いるか、前記第2掻き出し部材を用いるかの選択をユーザにより受け付ける受付手段と、前記受付手段により選択を受け付けた掻き出し部材に応じて、前記掻き出しに係る動作設定を切り替える切替手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、分包する分包数を含む処方設定データを設定し、当該設定された処方設定データに従って、枌粒体が堆積する溝が形成された溝部材を移動して、当該溝上の粉粒体を掻き出す第1掻き出し部材、又は前記第1掻き出し部材よりも掻き出す幅が広い第2掻き出し部材を用いて、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し動作を行い分包する分包装置における制御方法であって、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し部材として、前記第1掻き出し部材を用いるか、前記第2掻き出し部材を用いるかの選択をユーザにより受け付ける受付工程と、前記受付工程により選択を受け付けた掻き出し部材に応じて、前記掻き出しに係る動作設定を切り替える切替工程と、を備えることを特徴とする。
本発明は、分包する分包数を含む処方設定データを設定し、当該設定された処方設定データに従って、枌粒体が堆積する溝が形成された溝部材を移動して、当該溝上の粉粒体を掻き出す第1掻き出し部材、又は前記第1掻き出し部材よりも掻き出す幅が広い第2掻き出し部材を用いて、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し動作を行い分包する分包装置で読み取り実行可能なプログラムあって、前記分包装置を、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し部材として、前記第1掻き出し部材を用いるか、前記第2掻き出し部材を用いるかの選択をユーザにより受け付ける受付手段と、前記受付手段により選択を受け付けた掻き出し部材に応じて、前記掻き出しに係る動作設定を切り替える切替手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、1包あたりの散薬の掻き取り量に関する精度の低下を低減可能にすると共に、効率的に散薬の掻き出しを行うための仕組みを提供することができる。
包装装置と錠剤供給装置を含む錠剤供給システム(分包システム)を示す図の一例を示す図である。 包装ユニットの内部構造を示す図の一例を示す図である。 包装装置5の内部構造が分かるようにした簡易斜視図の一例を示す図である。 回転テーブルの上面図と断面図の一例を示す図である。 掻出装置の簡易斜視図の一例を示す図である。 掻出装置305を構成する分割ローターユニット510、駆動軸601、該駆動軸に取り付けられ分割ローターユニット510を支持する保持円板602、分割ローターユニット固定ねじ603の分解図の一例を示す図である。 回転テーブルの上面図の一例を示す図である。 散薬掻き出し中の回転テーブルと分割ローターユニットと撒布された散薬の簡略の一例を示す図である。 散薬掻き出し中の回転テーブルと分割ローターユニットと撒布された散薬の簡略図の一例を示す図である。 回転テーブルの上面図の一例を示す図である。 散薬掻き出し中の回転テーブルと分割ローターユニットと撒布された散薬の簡略図の一例を示す図である。 掻取爪の斜視図の一例を示す図である。 基本操作画面の図の一例を示す図である。 掻取爪選択画面の図の一例を示す図である。 分包数入力画面の図の一例を示す図である。 分包動作を行うまでの一連の流れを示すフロー図の一例を示す図である。 分包動作を行うまでの一連の流れを示すフロー図の一例を示す図である。 準備動作の流れを示すフロー図の一例を示す図である。 包装動作の流れを示すフロー図の一例を示す図である。 包装動作設定テーブルを示す図の一例を示す図である。 掻取爪交換メッセージ画面の図の一例を示す図である。 掻取爪交換選択メッセージ画面の図の一例を示す図である。 最大包数メッセージ画面の図の一例を示す図である。 包数オーバーメッセージ画面の一例を示す図である。 本実施形態の掻取爪の種類(幅広掻取爪、幅狭掻取爪)と、入力された包数とに従って、決定される分割モード、分割(掻き取り)できるかの関係を表した図である。 図1に示す分包システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態の一例を、図面を参照して説明する。
以下、図面を用いて、本発明の分包システムについて説明する。
図1は、包装装置5(分包装置)と、錠剤供給システムと、情報処理装置300とを含む分包システムの一例を示す図である。
図1に示す分包システムは、薬剤分包機、又は単に分包機とも言う。
錠剤供給システムは、1又は複数の錠剤取出ユニットを備えた錠剤供給装置10(以下、錠剤取出装置とも称する)と、手撒き投入部102とを備えている。
また、包装装置5は、散薬投入部103と、後述する包装ユニット501とを備えている。
錠剤供給装置10(錠剤取出装置)は、錠剤取出ユニット1が、錠剤シートの錠剤が収容されている錠剤収容部から錠剤を取り出して、包装装置5(以下、分包装置とも称する)に供給する装置である。錠剤供給装置10には、複数の錠剤取出ユニット1が搭載されており、この錠剤取出ユニット1により錠剤シートから錠剤が取り出される。
本実施例では、錠剤取出ユニット1を、錠剤シートの錠剤が収容されている錠剤収容部から錠剤を取り出す装置として説明するが、錠剤取出ユニット1は、錠剤が収容されている錠剤カセットを備え、当該錠剤カセットから錠剤を取り出す装置でもよい。
また、錠剤供給システムの手撒き投入部102は、錠剤が手撒きされる部であり、手撒き投入部102に手撒きされた錠剤を包装装置5に供給することができる。
散薬投入部103は、例えば、図3等で後述する散薬投入ホッパー303である。
包装装置5は、散薬投入部103(散薬投入ホッパー303)に投入された散薬、及び/又は錠剤供給システムから供給された錠剤を包装する包装ユニット501を備えている。
また、包装装置5は、タッチパネル式のディスプレイ101等の表示部を備えている。
また、包装装置5は、包装シートが連なるロール紙(分包紙がロール状になっている紙)を包装機構(503、504)に送り出すロール紙送出機構502を備えている。
包装装置5は、パソコン等の情報処理装置300と相互に通信可能に接続されている。
また、包装装置5は、情報処理装置300の表示部や、ディスプレイ101等の表示部から入力された処方データ、包装数、用いる掻き取り部材の種類等の分包条件を取得して、当該取得した分包条件に従って、錠剤、及び/又は散薬の分包動作を行うことができる。
次に、図2を用いて、包装装置5が備える包装ユニット501の内部構造について説明する。
図2は、包装ユニット501の内部構造の一例を示す図である。
包装ユニット501は、包装装置5内のユニットである。
502は、包装シートが連なるロール紙(分包紙がロール状になっている紙)を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
503は、メインホッパー406内に集積された薬剤(散薬(枌粒体)、錠剤)(1回飲用分の薬剤)が包装シートの中に投入された後に、当該包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された薬剤を、包装シートの中に封入する包装機構である。
そして、504は、メインホッパー406内に集積された薬剤が包装シートの中に投入された後に、当該包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された薬剤を、包装シートの中に封入する包装機構である。
すなわち、包装機構503と、包装機構504とで、包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された薬剤を一包化する。
505は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する分断機構である。
506はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字することができる印字機構である。
406は、メインホッパーであり、錠剤供給システムから供給される錠剤、及び/又は散薬投入部103に投入された散薬が、後述される掻出装置305で掻き出された1包分の散薬が投入されるホッパーである。
図2に示す包装ユニットにより、投薬1回分(1包分)の錠剤または散薬を包装シートに分包することができる。
なお、包装シートとしては、表面に熱溶着可能な樹脂材をコーティングした紙のみならず、中身を視認することができる透明なフィルム材を用いることもできる。そのため、包装紙のことを包装材や分包体とも言う。
次に、図3を用いて、包装装置5の内部に備える散薬供給システムの一例について説明する。
図3は、包装装置5が備える掻出装置305、散薬投入ホッパー303、散薬フィーダー304、回転テーブル301、フィーダー回転機構302を含む散薬供給システムの一例を示す斜視図である。
図3に示すように、包装装置5の散薬供給システムは、掻出装置305、散薬投入ホッパー303、散薬フィーダー304、回転テーブル301、フィーダー回転機構302を備えている。
散薬投入ホッパー303は、ユーザにより散薬が投入され、当該散薬を保持するホッパーである。また、散薬投入ホッパー303の底部には、投入され保持された散薬の重量を検出するセンサー(検出手段)を備えており、投入された散薬の重量を検出することができる。
散薬フィーダー304は、散薬フィーダー304を振動させる振動手段を備えており、当該振動手段による振動により、散薬投入ホッパー303に投入された散薬を回転テーブル301の環状溝401に投入する(送り出す)フィーダーである。
回転テーブル301は、図4の中心点を軸にして、不図示のモータ(駆動源)により回転(上側(重力方向)から見て右回転)可能であり、散薬フィーダー304から回転テーブル301の環状溝401への散薬がほぼ均一に撒布されるテーブルである。
フィーダー回転機構302は、散薬投入ホッパー303、及び散薬フィーダー304を保持し、図4の中心点を軸にして、回転テーブル301の環状溝401への散薬の撒布を行う際に、不図示のモータ(駆動源)により、散薬投入ホッパー303、及び散薬フィーダー304を回転(上側(重力方向)から見て左回転)することにより、環状溝401への散薬をほぼ均一に撒布すると共に、撒布時間を少なくするための機構である。
掻出装置305は、回転テーブル301の環状溝401にほぼ均一に撒布された散薬を掻き出して、一包分の散薬をメインホッパー406に供給する装置である。
回転テーブル301の環状溝401は、散薬などの枌粒体が堆積する溝が形成されており、この環状溝401の部材を溝部材、又は枌粒体が堆積する堆積部とも言う。
このように、図3に示すように、この実施形態の包装装置5は、散薬投入ホッパー303に投入された散薬を回転テーブル301(枌粒体が堆積する溝が形成された溝部材)に供給する散薬フィーダー304と、散薬フィーダー304から落下する散薬を受け入れる回転テーブル301と、回転テーブル301の回転に連動して、回転テーブル301に供給された散薬を回転テーブル301の外方のメインホッパー406に定量的に掻き出してメインホッパー406に供給する掻出装置305と、この掻出装置305によって掻き出された散薬を包装する包装ユニット501を備えた構成となっている。
次に、図4を用いて、回転テーブル301の構造について説明する。
図4は、回転テーブルの上面図と、断面図との一例を示す図である。
図4の上図は、回転テーブル301の上面図の一例を示す図である。
また、図4の下図は、図4の上図に示した回転テーブル301の上面図のA−Aの断面図の一例を示す図である。
図4に示すように、回転テーブル301は、平面視円盤状からなり、重力方向の上下方向の軸線を中心(回転テーブルの中心)にして回転自在に支持され、その外周部上面に、散薬フィーダー304より落下する散薬を受け入れる断面円弧状の環状溝401を有する構成とされている。
この回転テーブル301は、不図示のモータ等の駆動機構(駆動源)により回転駆動される。
散薬フィーダー304は、回転する回転テーブル301の環状溝401に対して散薬を落下させるもので、環状溝401の上部に配置されている。
次に、図5を用いて、掻出装置305について、また、図6を用いて、分割ローターユニット510、駆動軸601、該駆動軸に取り付けられ分割ローターユニット510を支持する保持円板602、分割ローターユニット固定ねじ603について説明する。
図5は、掻出装置305の斜視図の一例を示す図である。
図6は、掻出装置305を構成する分割ローターユニット510、駆動軸601、該駆動軸に取り付けられ分割ローターユニット510を支持する保持円板602、分割ローターユニット固定ねじ603の分解図である。
掻出装置305は、アーム511と、駆動軸601と、保持円盤602と、分割ローターユニット510と、分割ローターユニット固定ねじ603と、不図示の駆動モータ(駆動源)を備えている。
アーム511は、駆動軸601の部材と締結(結合)されている。
また、駆動軸601の部材は、分割ローターユニット510を保持する保持円盤602と、ねじにより締結(結合)されている。
また、保持円盤602は、分割ローターユニット固定ねじ603により、分割ローターユニット510と締結されている。
分割ローターユニット510は、回転板604と、掻取爪606と、仕切部605とを備えている。
また、アーム511の後方には、不図示の駆動モータが配設されている。
この駆動モータによる回転駆動力は、不図示のギヤを介してアームを支持するアーム支持軸(不図示)に伝達され、この回転駆動力により、アーム511を上下方向(重力方向)に上げ下げできるように構成されている。
また、この回転駆動力は、アーム511内部に設けられたプーリー(不図示)、伝達ベルト(不図示)などの駆動力伝達機構を介して、駆動軸601の部材に伝達される。
駆動軸601の部材と、分割ローターユニット510とは、分割ローターユニット固定ねじ603により、結合(締結)されているため、この回転駆動力により、分割ローターユニット510(回転板604、掻取爪606、仕切部605)、保持円盤602、駆動軸601の部材、分割ローターユニット固定ねじ603を、分割ローターユニット固定ねじ603である駆動軸512が回転中心点となり、回転駆動されるように構成されている。
すなわち、この回転駆動力は、駆動軸601と結合(締結)している分割ローターユニット固定ねじ603の箇所である、分割ローターユニット510の駆動軸512に伝達され、この回転駆動力によって、駆動軸512が回転中心点となり、分割ローターユニット510が回転駆動されるように構成されている。
分割ローターユニット510は、回転テーブル301の径の内外方向に延在しているアーム511の先端側に、回転テーブル301の接線方向の軸線を中心に回転駆動されるように取付けられている。
アーム511は、基端側において、回転テーブル301の接線方向の軸線を持つアーム支持軸によって回動自在に支持されている。
分割ローターユニット510は、回転板604と、仕切部605と、掻取爪606とからなり、分割ローターユニット固定ねじ603によって、駆動軸601に螺着されている。
駆動軸601は、掻取装置内の駆動モータの回転駆動力が伝達される図示しないプーリーに取り付けられており、その先端側には、保持円板602が螺着されている。
ユーザーは分割ローターユニット固定ねじ603の螺着脱(取り外すこと)により、回転板604、仕切部605、掻取爪606を保持円盤602から取り外して、散薬を掻き出す幅が互いに異なる複数の種類の掻取爪606の中から、任意にユーザが選択した掻取爪を、再び取り付けることが可能である。
このように、掻出装置305は、散薬を掻き出す幅が互いに異なる複数の種類の掻取爪606の中から、任意にユーザが選択した掻取爪を、着脱可能(取り付け可能)に構成されている。
また、取り外した掻取爪を清掃したり、摩耗がある場合は新品に交換し再び取り付けることも可能である。
図6には、分割ローターユニット固定ねじ603により、任意の掻取爪を掻出装置305に着脱可能(取り付け可能)に構成している例を説明したが、他の任意の方法により、任意の掻取爪を掻出装置305に着脱可能(取り付け可能)に構成してもよい。
次に、幅狭掻取爪606(a)の幅と、幅広掻取爪606(b)の幅と、包装装置5の最大分割数(最大包数)について説明する。
図7は、回転テーブル701の上面図の一例を示す図である。
幅狭掻取爪606(a)の幅(幅狭掻取爪606(a)が散薬を掻き出す幅)は、環状溝401に堆積された散薬を、包装装置5の仕様最大分割数の掻き出しが可能となるように設計されている。
例えば、包装装置の仕様最大分割数が93に設定されている包装装置5の幅狭掻取爪606(a)の幅は、環状溝の最深部の円の周長(例えば、1164mm)を93等分した値(の近似値)702である12.5mmとなっている。
また、例えば、幅狭掻取爪606(a)よりも幅が広い幅広掻取爪606(b)において、最大分割数が63に設定されている包装装置5の掻取爪606(b)の幅は、環状溝の最深部の円の周長(例えば、1164mm)を63等分した値(の近似値)である18.5mmとなっている。
散薬の環状溝401への撒布供給が完了した後、掻出装置305が散薬を掻き出す際は、回転テーブル301が間欠運転されるとともに、回転板604で散薬を堰き止め、分割ローターユニット510を回転テーブルの内周側から外周側へ間欠回動させる。
この間欠回動に伴い、散薬が掻取爪606によって掻き出され、散薬が1包分ずつ包装ユニット501のメインホッパー406に供給される。
回転テーブル301と分割ローターユニット510の間欠運転は、具体的には、回転テーブル301を必要な角度(回転角度、分割角度とも言い、回転する距離を回転距離と言う)だけ回転させ、分割ローターユニット510を回転テーブルの内周側から外周側に1周回転させる動作を、必要な包数分繰り返す動作である。分割角度は、回転テーブル全周を分割数(分包数)で割った値となる。
例えば、分包数(包数)が12包の場合、回転テーブル全周360°/包数12包=30°となる。
次に、撒布された散薬の掻き出しにおける課題について説明する。
図8は、1包に分包する散薬を1回で掻き出すモード(1回分割モード)における1回の掻き出し時の、回転テーブルと、分割ローターユニットと、撒布された散薬との、包装装置の前方から見た断面図の一例である。
ここでは、図8、及び図9に示す掻取爪606が、幅狭掻取爪(a)の場合について説明する。
図8に示す801は、回転テーブル301の溝上に撒布された散薬である。
図8は、分割ロータユニット501の回転板604の外周部(回転板のふち)が回転テーブル301の環状溝401に接触するようにアーム511を駆動(移動)して、回転テーブル301を所定の回転角度だけ回転駆動させて、回転板604により当該散薬が幅狭掻取爪(a)の幅の部分に集まり、分割ローターユニットを回転させることで、掻取爪606を掻き取る際の図である。
このとき、例えば、入力された分包数(分割数や包数とも言う)が所定値(例えば、64包)よりも少なく、1包あたりの分包量(散薬の量)が所定値(例えば、1.5g/1包)より多い場合は、回転テーブルの1回の掻き取りあたりの回転角度(分割角度、回転距離)が大きいため、例えば、図8のように、図8の802のように、回転板604により掻取爪の幅外にも散薬が盛り上がり集まり、掻取爪の幅内に、本来掻き取るべき散薬がすべて収まらず、散薬の掻き取り精度(分包精度)が低下してしまう(分包量が規定量に満たくなる)。
すなわち、分割角度の値が大きいことにより、掻取爪606の幅に本来掻き取るべき散薬が収まらず、掻取爪の幅に収まらない散薬802が、本来、分包される包に分包されず、分包量が規定量に満たないので、分包精度が低下してしまう。
そこで、このような課題を解消するために、1包あたりの散薬の掻き出しを少なくとも2回以上の複数回に分けて行うことができる。
例えば、1包に分包する散薬を2回に分けて掻き出しを行うため、回転テーブルの回動を2回分けて行うと共に、1包に分包する散薬を2回に分ける(以降、2回分割モードと呼ぶ)ことで、1回の掻き出しにおいて掻取爪の幅外への散薬の盛り上がりを低減することができ、散薬の掻き取り精度(分包精度)を向上させることができる。
図9は、1包に分包する散薬を2回に分けて掻き出すモード(2回分割モード)における1回の掻き出し時の、回転テーブルと、分割ローターユニットと、撒布された散薬との、包装装置の前方から見た断面図の一例である。
また、図10は、1包に分包する散薬を1回で掻き出す1回分割モードの分割角度と、1包に分包する散薬を2回に分けて掻き出す2回分割モードの分割角度と、を説明するための回転テーブルの上面図である。
図10に示す回転テーブル301の環状溝上に示す矢印は、掻出爪で掻き出す度に回転する回転テーブルの回転距離(分割角度)を示している。
図10には、1包に分包する散薬を2回に分けて掻き出す2回分割モードの分割角度は、1包に分包する散薬を1回で掻き出す1回分割モードの分割角度の半分の値(2回分割モードの分割角度は、1回分割モードの分割角度よりも小さな値)であることを示している。
そのため、1包に分包する散薬を2回に分けて掻き出す2回分割モードの分割角度は、1包に分包する散薬を1回で掻き出す1回分割モードの分割角度の半分の値(2回分割モードの分割角度は、1回分割モードの分割角度よりも小さな値)であるため、図9に示すように、回転板604により掻取爪の幅外への散薬が盛り上がりは発生し難くなり、掻取爪の幅内に、本来掻き取るべき散薬がすべて収まるため、散薬の掻き取り精度(分包精度)が低下を低減させることができる。
すなわち、図9は、例えば、入力された分包数(分割数や包数とも言う)が所定値(例えば、64包)よりも少なく、1包あたりの分包量(散薬の量)が所定値(例えば、1.5g/1包)より多い場合でも、2回分割モードで、回転テーブルを回転させ、分割ローターユニット510を回転させて掻取爪で掻き取る場合でも、掻取爪606の幅に本来掻き取るべき散薬が収まり、図8に示したような、掻取爪の幅に収まらない散薬802が無いため、本来、1包に分包されるべき散薬を掻き出すことができ、分包精度の低下を低減可能にすることができる。
このように、図10のように回転テーブルの回動を2回以上の複数回数に分けて行うと同時に、1包に分包する散薬を2回以上の複数回数に分けて(2回分割モードと呼ぶ)、1度の掻き取り量を掻取爪の幅に収まるようにすることで、散薬の掻き取り精度(分包精度)が低下を低減させることができる。
しかしながら、1包に分包する散薬を2回に分けて掻き出しを行うために、掻取爪を回転させる回数(回転板604を回転させる回数)が1回から2回になってしまうと共に回転テーブルの回転動作回数が1回から2回になってしまい、1包に分包する散薬を掻き出す時間が長くなってしまう。その結果、分包時間が長くなってしまう。
そこで、そのような場合(例えば、入力された分包数(分割数や包数とも言う)が所定値(例えば、64包)よりも少なく、1包あたりの分包量(散薬の量)が所定値(例えば、1.5g/1包)より多い場合)には、幅狭掻取爪606(a)よりも掻き取り幅の広い幅広掻取爪606(b)を用いて、1包に分包する散薬を1回の掻き出しで掻き出した方が、1包あたりの散薬の掻き取り量に関する精度の低下を低減可能にすると共に、効率的に散薬の掻き出しを行うことができる。
図11は、入力された分包数(分割数や包数とも言う)が所定値(例えば、64包)よりも少なく、1包あたりの分包量(散薬の量)が所定値(例えば、1.5g/1包)より多い場合)に、幅狭掻取爪606(a)よりも掻き取り幅の広い幅広掻取爪606(b)を分割ローターユニット510に付け替えて、当該幅広掻取爪606(b)を用いて、1包に分包する散薬を1回の掻き出すモード(1回分割モード)における掻き出し時の、回転テーブルと、分割ローターユニットと、撒布された散薬との、包装装置の前方から見た断面図の一例である。
図11に示すように、入力された分包数(分割数や包数とも言う)が所定値(例えば、64包)よりも少なく、1包あたりの分包量(散薬の量)が所定値(例えば、1.5g/1包)より多い場合でも、幅広掻取爪606(b)を用いるため、幅広掻取爪606(b)の幅に収まらない散薬802が無い。
そのため、幅広掻取爪606(b)が、1包に分包すべき散薬の量を1回の掻き出しで掻き出すことができるようになる。
図11に示すように、入力された分包数(分割数や包数とも言う)が所定値(例えば、64包)よりも少なく、1包あたりの分包量(散薬の量)が所定値(例えば、1.5g/1包)より多い場合に、幅広掻取爪606(b)を用い、1包に分包する散薬を1回の掻き出しで掻き出すことで、1包あたりの散薬の掻き取り量に関する精度の低下を低減可能にすると共に、効率的に散薬の掻き出しを行うことができる。
しかしながら、2回分割モードにならないようにするため、幅狭掻取爪606(a)よりも掻き取り幅を広げた幅広掻取爪606(b)で掻き出そうとすると、幅広掻取爪606(b)の掻き取り幅よりも狭い幅の掻き取りが必要となる分包数(例えば、64包以上の分包数)の掻き出しが不可能となってしまう。
すなわち、例えば、64包以上の分包数に分包する際の分割角度における環状溝の最深部の距離を超える幅の掻取爪では、掻出装置305が、1包目の散薬を掻き出す際に、次包の散薬の一部まで余分に掻き出してしまい、1包分の分包量が規定量(一包分の量)を超えてしまうため不可能である。つまり、掻取爪の幅を広げると、包装装置5の最大分割数が減ってしまうこととなる。
そのため、入力された分包数(分割数や包数とも言う)が所定値(例えば、64包)以上の値の場合には、ユーザは、幅狭掻取爪606(b)よりも掻き取り幅の狭い幅広掻取爪606(a)を分割ローターユニット510に付け替えて、当該幅広掻取爪606(a)を用いて、1包に分包する散薬を1回の掻き出すモード(1回分割モード)で、1包に分包する散薬を1回の掻き出しで掻き出すことで、1包あたりの散薬の掻き取り量に関する精度の低下を低減可能にすると共に、効率的に散薬の掻き出しを行うことができるようになる。
このように、本実施例では、ユーザーが付け替え可能な(着脱可能な)、少なくとも2種類以上の、掻き取り幅が互いに異なる複数種類の掻取爪を用意する。
すなわち、掻き取り幅が狭い幅狭掻取爪606(a)(第1掻き出し部材)と、掻き取り幅が幅狭掻取爪606(a)(第1掻き出し部材)よりも広い幅広掻取爪606(b)(第2掻き出し部材)を用意する。
そして、ユーザーが、入力される包数に応じて、柔軟に、使用する掻取爪606を選択して使用出来るようにする。
図12は、掻取爪606である幅狭掻取爪606(a)、幅狭掻取爪606(b)の一例を示す斜視図である。
幅狭掻取爪606(a)の掻き取り幅は、図7で示した最深部の円(環状溝の最深部の円)の周長(例えば、1164mm)を93等分し、12.5mmとしている。
また、同様に、幅広掻取爪606(b)の幅は、図7で示した最深部の円(環状溝の最深部の円)の周長(例えば、1164mm)を63等分し、18.5mmとしている。
ユーザーは、処方する分包数に応じて、任意に、どの掻き取り幅の掻取爪を使用するか選択し、当該選択された掻取爪を分割ローターユニット510に取り付け、掻取爪選択画面(図14)を介して、当該選択された掻取爪の選択を受け付け、当該選択を受け付けた掻取爪で動作するモードに変更して、分包を行う。
例えば、ユーザが、幅狭掻取爪606(a)を分割ローターユニット510に取り付けた時は、ユーザーは、掻取爪選択画面(図14)で、幅狭掻取爪606(a)のボタン1402を選択する。この場合、最大分包数は93包になる。
同様に、ユーザが、幅広掻取爪606(b)を分割ローターユニット510に取り付けた時は、ユーザーは、掻取爪選択画面(図14)で、幅広掻取爪606(b)のボタン1401を選択する。この場合、最大分包数は63包になる。
次に、図26を用いて、図1に示す分包システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
ここでは、情報処理装置300のCPU330と、包装装置5のCPU351と、錠剤供給装置10のCPU311とがそれぞれ連携して、包装装置5が制御する各装置(各ユニット)、及び、錠剤供給装置10が制御する各装置(各ユニット)の各種動作を制御している一例を示している。
しかし、1つのCPUが、図1に示す分包システムの全ての各装置を制御する構成でも構わない。
また、ここでは、錠剤供給装置10にCPUが1つ設けられているハードウェア構成について図示しているが、錠剤取出ユニット1ごとにCPUを設けてもよいし、錠剤取出ユニット1の段ごとにCPUを設けてもよい。
まず、情報処理装置300のハードウェア構成について説明する。
情報処理装置300のCPU330は、システムバスに接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御することができる。
また、ROM331あるいは外部メモリ336には、CPU330の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM333は、CPU330の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU330は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM333にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、CPU330は、キーボードや不図示のマウス等の入力端末からの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)は、ディスプレイ334等の表示部への表示を制御することもでき、さらに、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ336へのアクセスを制御することもできる。
また、I/F320は、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、本実施形態においては包装装置5のI/F350と通信可能に接続されている。
次に、包装装置5のハードウェア構成について説明する。
包装装置5のCPU351は、バスに接続されている各デバイスを統括的に制御することができる。
ROM352には、CPU351の制御ブログラムや各種制御プログラムが記憶されている。
RAM353は、CPU351が動作するためのシステムワークメモリとして機能する。
CPU351は、タッチパネル式のディスプレイ101等の表示部に対して表示制御したり、ディスプレイ101のタッチパネル機能を入力端末362としてユーザから情報の入力を受け付けたり、プリンタ706に印刷指示を出したりすることもできる。
さらに、CPU351は、包装装置5の散薬投入部103から投入された散薬を1包に包装する際に動作させる散薬分包機構355を制御したり、ユーザから手撒き投入部に手撒きされた錠剤を包装する際に動作させる手撒き投入機構356を制御したりすることができる。
ここで、散薬分包機構355とは、図3に示す散薬供給システム、及び図2に示す包装ユニット501を含む。
そして、包装装置5と錠剤供給装置10とは、包装装置5のI/O354と錠剤供給装置10のI/O312とで通信可能に接続されている。
次に、錠剤供給装置10のハードウェア構成について説明する。
錠剤供給装置10のCPU311は、バスに接続されている各デバイスを統括的に制御することができる。
ROM314には、CPU311の制御ブログラムや各種制御プログラムが記憶されている。
RAM313は、CPU311が動作するためのシステムワークメモリとして機能する。
CPU311は、さらに錠剤取出ユニット1(図1に示す錠剤取出ユニット1と同一の装置)における取出動作を制御したり、錠剤シートを搬送する搬送機構を制御したりすることもできる。
このような、ハードウェア構成においては、以下のように錠剤取出を行うように制御することができる。
まず、包装装置5のCPU351が、錠剤供給装置10のCPU311に対して、錠剤の取出動作命令を送信する。
そして、錠剤供給装置10のCPU311が、当該取出動作命令に従って、錠剤取出ユニット1や搬送機構を制御して錠剤取出動作を行わせることができる。
また、錠剤供給装置10のCPU311は、包装装置5のCPU351に対して、錠剤取出動作の状況を示す動作情報を送信することもできる。
次に、包装装置5のCPU351などの制御部が処理を実行し、各部材を制御して動作する処理について説明する。
図16は、包装装置5の電源投入から分包動作を終了するまでの一連の処理を示すフローチャートである。
包装装置5に搭載している制御用コンピュータが処理を実行する。
すなわち、図16に示す各ステップに示す処理は、包装装置5のCPU351が、記憶されたプログラムを読み取り実行することにより実現される。
ます、包装装置5は、S1601で、基本設定画面(図13)をディスプレイ101の表示部に表示する。
図13は、包装装置5上のタッチパネル式ディスプレイ101(表示部)に表示される基本設定画面であり、包装装置5に搭載しているCPU351(制御部)よって制御されている。
1301は、設定包数欄であり、分包数(=1回の分包で薬剤を包装する数)(包数)を表示している。この欄のユーザによるタッチを受け付けると、包装装置5は、分包数入力画面(図15)を表示する。
1302は、掻取爪設定ボタンであり、包装装置5は、掻取爪設定ボタンのユーザによるタッチを受け付けると、掻取爪選択画面(図14)を表示する。
1303は、ストップボタンであり、包装装置5は、ストップボタンのユーザによるタッチを受け付けると、分包動作を一時停止させる。
1304は、スタートボタンであり、包装装置5は、スタートボタンのユーザによるタッチを受け付けると分包動作を開始する。また、分包動作が一時停止中の場合は、分包動作を再開する。
次に、包装装置5は、S1602で、ユーザーによる、基本設定画面(図13)の設定包数欄1301のタッチ(押下)を受け付けると、分包数入力画面(図15)を表示する。
図15は、分包数入力画面の一例を示す図であり、分包数を、ユーザーが入力する画面である。
1502は、テンキー及びクリアボタンが表示されている表示欄であり、ユーザによる分包数を入力するボタン、及び、入力された値の消去指示を行うボタンが表示されている。
1503は、決定ボタンであり、ユーザによる決定ボタンの押下を受け付けることで、入力された分包数を確定し、基本設定画面(図13)の表示を行う。
次に、包装装置5は、S1603で、分包数入力画面(図15)を介して、ユーザーによる分包数の入力を受け付け、ユーザによる決定ボタン1503の押下を受け付けると、当該入力された分包数等の処方設定データを、包装装置5(制御コンピュータ)のメモリ内に記憶する。
S1603は、分包する分包数を含む処方設定データを入力する入力手段の適用例である。
また、ここでは、分包数入力画面(図15)を介して、ユーザーによる分包数の入力を受け付けたが、さらに、散薬投入ホッパー303に投入する散薬の重量(重さ)を入力することもできる。
分包数入力画面(図15)では、分包する分包数を入力しているが、その他の処方データを入力するようにしてもよい。
分包数入力画面(図15)を介して入力されるデータは、処方設定データであり、そのデータには、分包する分包数、散薬投入ホッパー303に投入する散薬の重量(重さ)を含む。
次に、包装装置5は、S1604で、ユーザーによる基本設定画面(図13)の掻取爪設定ボタン1302のタッチ(押下)を受け付けると、掻取爪選択画面(図14)を表示する。
図14は、掻取爪選択画面の一例を示す図であり、ユーザーが分割ローターユニットに取り付けた掻取爪を設定する画面である。
1401は、幅広掻取爪ボタンであり、このボタンが押下されると反転表示して選択状態となる。
また、ユーザーが、分割ローターユニットに、幅広掻取爪606(b)を取り付けた場合は、幅広掻取爪ボタンを押下して選択状態にする。
1402は、幅狭掻取爪ボタンであり、ボタンを押下すると反転表示して選択状態となる。ユーザーが分割ローターユニットに幅狭掻取爪606(a)を取り付けた場合は、幅狭掻取爪ボタンを押下して選択状態にする。
1403は、決定ボタンであり、ユーザにより決定ボタンが押下されると掻取爪の選択を確定し、基本設定画面(図13)の表示を行う。
次に、包装装置5は、S1605で、表示部に表示された掻取爪選択画面(図14)を介して、ユーザーにより、幅広掻取爪ボタン1401、または幅狭掻取爪ボタン1402のいずれか1つの選択(押下)を受け付け、決定ボタン1403の押下を受け付けることにより選択された掻取爪の種類の情報(幅狭掻取爪606(a)または、幅広掻取爪606(b)を示す情報)を包装装置5(制御コンピュータ)のメモリ内に記憶する。
すなわち、ステップS1605は、溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し部材として、第1掻き出し部材を用いるか、第2掻き出し部材を用いるかの選択をユーザにより受け付ける受付手段の適用例である。
次に、包装装置5は、S1606で、S1603で受け付けた分包数が、所定値(例えば、63包)を超える値であるか否かを判定する。ここで、所定値(例えば、63包)は、幅広掻取爪で散薬の掻き出しが行えるか否か、及び、幅狭掻取爪で、2回分割モードで掻き取るか、1回分割モードで掻き取るか(あるいは幅狭掻取爪で掻き出しを行えるか)を判定するための基準の値である。
そして、包装装置5は、S1603で受け付けた分包数が、所定値(例えば、63包)を超える値であると判定された場合には、処理をS16121に移行し、一方、S1603で受け付けた分包数が、所定値(例えば、63包)を超えない値であると判定された場合には、処理をS1607に移行する。
包装装置5は、S1607で、S1605で選択を受け付けたボタンが、幅広掻取爪ボタン1401であるか、幅狭掻取爪ボタン1402であるかを判定する。
包装装置5は、S1605で受け付けた掻取爪の選択が幅広掻取爪ボタン1401であると判定されると、前述の通り、掻取爪の幅に本来掻き取るべき散薬が収まるため、処理をS1611に移行し、2回分割モードをOFFにし、1回分割モードを設定する(S1611)。一方、S1605で受け付けた掻取爪の選択が幅狭掻取爪ボタン1402であると判定された場合には、処理をS1608に移行する。
包装装置5は、S1608で、掻取爪交換メッセージ画面(図22)を表示部に表示し、ユーザーの選択を受け付ける。
図22は、掻取爪交換メッセージ画面の一例を示す図である。
包装装置5は、S1608において、図22に示すように、幅狭掻取爪が取り付けられているため、2回分割モードになり、掻き取り速度、及び分包速度が低下することを示す旨、及び、掻き取り速度、及び分包速度が低下を低減させるため、幅広掻取爪に取り付け替える(交換する)かを確認させる旨の表示(通知)を行う(通知手段)。
ユーザーが幅広の掻取爪に交換したい場合は掻取爪交換メッセージ画面で「はい」ボタン2201が押下される。
包装装置5は、S1609で、掻取爪交換メッセージ画面(図22)で、「はい」ボタン2201が押下されたか、「いいえ」ボタン2202が押下されたかを判定する。
幅狭掻取爪を幅広掻取爪に取り替えたい場合には、「はい」ボタン2201が押下され、幅狭掻取爪で分包を続行したい場合は、掻取爪交換メッセージ画面で「いいえ」が押下される。
包装装置5は、掻取爪交換メッセージ画面(図22)で、「はい」ボタン2201が押下されたと判定された場合には、処理をステップS1604に移行する。そして、再度、ユーザーが、分割ローターユニット510の幅狭掻取爪を幅広掻取爪に付け替えた後、包装装置5は、掻取爪選択画面で幅広掻取爪が選択されることとなる。
包装装置5は、掻取爪交換メッセージ画面(図22)で、「いいえ」ボタン2202が押下されたと判定された場合には、幅狭掻取爪では掻取爪の幅内に本来掻き取るべき散薬が収まらず分包精度が悪化してしまうため、処理をS1610に移行して2回分割モードをONにする。すなわち、2回分割モードを設定する。
次に、包装装置5は、ステップS16121で、S1603で受け付けた分包数が、所定値(例えば、93包)を超えているかを判定する。
ここで、この所定値(例えば、93包)は、幅狭掻取爪で、1回分割モードで掻き取るか、幅狭掻取爪で掻き出しを行えるかを判定するための基準の値である。
また、この所定値(例えば、93包)は、幅広掻取爪を幅狭掻取爪に付け替えることで幅狭掻取爪で掻き出しを行えるか否かを判定するための基準の値である。
そして、包装装置5は、S1603で受け付けた分包数が所定値(例えば、93包)を超えていると判定された場合には(YES)、図24に示すメッセージを表示部に表示して(ステップS16142)、処理をステップS1601に戻す。一方、S1603で受け付けた分包数が所定値(例えば、93包)を超えていないと判定された場合には(NO)、処理をステップS1612に移行する。
図24は、包数オーバーメッセージ画面の一例を示す図である。
図24には、「最大包数(93包)を超えています。分包数を入力し直してください。」というメッセージを表示し、散薬の掻き出し、及び分包が出来ない旨を表示している。
S1606で判断した所定値(例えば、63包)、及びS16121で判断した所定値(例えば、93包)は、それぞれ、第1掻き出し部材、及び第2掻き出し部材における、設定を許容する分包数の上限値として、それぞれ、メモリ(記憶手段)に記憶されている。
S1606、S16121は、入力手段により入力された処方設定データに含まれる分包数が、切替手段により切り替えられた分包数の上限値よりも大きな値であって、第1掻き出し部材における分包数の上限値以下の値であるか否かを判定する本発明の判定手段の適用例である。
次に、包装装置5は、S1612で、S1605で選択を受け付けたボタンが、幅広掻取爪ボタン1401であるか、幅狭掻取爪ボタン1402であるかを判定する。
包装装置5は、S1605で選択を受け付けたボタンが、幅広掻取爪ボタン1401であると判定された場合には、前述のように1包目で掻き取爪の幅を下回るような分割角度となってしまい、分包量(散薬の掻き取り量)が規定量(1包に包装すべき散薬の量)を超えてしまうことになるため、処理をS1613に移行して、幅狭掻取爪に交換する旨のメッセージ画面(図21)を表示部に表示(通知)する。本発明において、表示部は、表示手段、通知手段として機能する。
包装装置5は、図21を表示することで、幅広掻取爪では、散薬の掻き出し、及び分包が出来ない旨、及び、幅広掻取爪から幅狭掻取爪に付け替えることで、幅狭掻取爪で掻き出しを行える旨を通知する。そして、包装装置5は、OKボタン2101が押下されると、処理をステップS1604に戻す。図16では、OKボタン2101が押下されると、処理をステップS1604に戻すように説明しているが、処理をステップS1601に戻すようにすることもできる。
次に、包装装置5は、S1605で選択を受け付けたボタンが、幅狭掻取爪ボタン1402であると判定された場合には、掻取爪の幅に本来掻き取るべき散薬が収まるため、処理をS1614に移行して、2回分割モードをOFFにし、1回分割モードを設定する(S1614)。
S1613は、本発明の第1掻き出し部材に交換することをユーザに知らせるべく通知する通知手段の適用例である。また、S1608、S16142も、本発明の通知手段の適用例である。
包装装置5は、S1610、S1611、S1614のいずれかの処理を実行すると、処理をステップS1615に移行する。
包装装置5は、S1615において、ユーザにより分包数入力画面(図15)を介して入力された分包数(包数)と、掻取爪選択画面(図14)を介してユーザにより選択された掻取爪(の種別)(幅狭掻取爪であるか、幅広掻取爪であるか)とに従って、包装動作を行う際の分割回数を判定し、また分割角度を計算して算出した結果をもとに、包装動作を行う際の分割回数や分割角度を示す包装動作設定テーブル(図20)を作成(生成)する。
これは、選択を受け付けた掻き出し部材に応じて、掻き出しに係る動作設定を切り替える切替手段(一包分の掻き出しに係る動作、又は制御条件を決定する決定手段)の適用例である。
S1616の処理について、図20を用いて、詳しく説明する。
図20の(a)及び(b)は、入力された分包数が30包の場合の例である。
S160で入力された分包数が30包の場合を例に分割角度の算出について説明する。
図20の(a)は、S1605で、幅広掻取爪ボタン1401が押下され(幅広掻取爪が取り付けられ)、かつ、S1611で2回分割モードがOFFに設定され(すなわち、1回分割モードが設定され)た場合に生成される包装動作設定テーブルである。
すなわち、(a)は2回分割モードがOFFの場合であり、掻取爪は幅広が取り付けられている状態である。
360°(回転テーブル全周)/30包(入力された分包数)を算出すると、12°が算出され、1包あたりの分割角度は12°となる。
ただし、1包目に関しては、掻取爪の幅分を動作させる必要はない。これは、分割ローターユニットが下降し回転板604が回転テーブル301に接触した後、1包目の掻き出し動作の際には、掻取爪の幅内に散薬が存在しているためである。
そのため、掻取爪の幅を角度に換算すると、360°/63包≒5.71°となる。この値は、幅広掻取爪に対応して事前にメモリに記憶されていてもよい。
そのため、1包目の分割角度は、12(1包あたりの分割角度)−5.71(幅広掻取爪の幅の角度)を算出して、6.29°と算出される。
このように算出された、1包目の分割角度である6.29°、及び、2包目以降の1包あたりの分割角度は12°を、それぞれ対応する包数目ごとに、包装動作設定テーブル(図20)に格納する。また、現在、設定されている分割回数を2001の項目に格納する。
また、本実施例では、計算により、分割角度を計算しているが、事前に、掻取爪の種類ごとに、及び、分包可能な包数ごと、及び、分割モード(1回分割モードか、2回分割モードか)毎に、包装動作設定テーブル(図20)をそれぞれ作成しておき、メモリに記憶させておき、S1603、S1605、S1610、S1611、S1614で入力、選択、設定された値に該当する包装動作設定テーブル(図20)を読み出してもよい。
図20は、包装動作設定テーブルの一例を示す図である。
図20は、包装動作を行う際の分割回数や分割角度を示すデータテーブルである。このテーブルは、包装装置5(制御用コンピュータ)のメモリ内に一時的に作成される。
図20の2001は、分割回数であり、1包に分包する散薬に対して行う分割動作(掻き出し動作)の回数を設定する部分である。
本実施例では、この分割動作(掻き出し動作)の回数は、2回分割モードがONの場合(2回分割モードが設定されている場合)は2回、OFFの場合(1回分割モードが設定されている場合)は1回とする。
図20の2002は分割角度であり、1回の分割動作で回転テーブルが回転する角度である。各行は包装データであり、1包目〜最終包までの各包に対応して分割角度が格納されている。
図20の(b)は、S1605で、幅狭掻取爪ボタン1402が押下され(幅狭掻取爪が取り付けられ)、かつ、S1610で2回分割モードがONに設定され(すなわち、2回分割モードが設定され)た場合に生成される包装動作設定テーブルである。
すなわち、図20の(b)は、2回分割モードがONの場合であり、掻取爪は幅狭が取り付けられている状態である。
回転テーブル全周360°/30包=12°であるが、分割回数が2回であるため、分割角度は12°/2=6°となる。
すなわち、360°(回転テーブル全周)/30包(入力された分包数)を算出すると、12°が算出され、1包あたりの分割角度は12°となるが、2回分割モードであるため、分割回数が2回である。そのため、1包あたりの分割角度の12°を更に2で割ることで、1回の掻き出しあたりの分割角度6°を算出することができる。
また、前述のように1包目は掻取爪の幅を減算するため、12°−(360°/93包)≒8.12°であり、さらに、分割回数が2回であることにより、分割角度は8.12°/2=4.06°となる。
すなわち、掻取爪の幅を角度に換算すると、360°/93包≒3.87°となる。この値は、幅狭掻取爪に対応して事前にメモリに記憶されていてもよい。そして、1包あたりの分割角度は12°から、掻取爪の幅の角度3.87°を減算すると、8.12°の値が得られ、分割回数が2回であるため、この値(8.12°)を2で割ることで、1包目の掻き出しの分割角度4.06°を算出することができる。
このように算出された、1包目の分割角度である4.06°、及び、2包目以降の1包あたりの分割角度は6°を、それぞれ対応する包数目ごとに、包装動作設定テーブル(図20)に格納する。また、現在、設定されている分割回数を2001の項目に格納する。
次に、包装装置5は、S1616で、ユーザーからの分包開始を受け付ける。
すなわち、包装装置5は、基本設定画面(図13)を介して、ユーザによりスタートボタン1304が押下されたことを検知すると、処理をS1617に移行する。
包装装置5は、S1617において、準備動作の処理を行う。
具体的な詳細処理については、図18を用いて説明する。
S1617は、回転テーブル上に散薬を撒布する等の包装動作を行う前の準備の動作処理である。
次に、包装装置5は、S1618で、包装動作の処理を実行する。
具体的な詳細処理については、図19を用いて説明する。
S1618は、ユーザーから指示された包数だけ散薬を掻き出して包装する動作処理である。
次に、図18を用いて、S1617の詳細処理について説明する。
図18は、S1617の詳細処理を示すフローチャートの一例を示す図である。
図18は、回転テーブル上に散薬を撒布する等の包装動作を行う前の準備動作の流れを示している。図16のS1617で呼び出されるサブフロー処理である。
包装装置5は、S1801で、駆動源を動作させ、回転テーブルの回転(右回転)動作を開始する。
包装装置5は、回転テーブル上に散薬を均一に撒布するよう、散薬が遠心力によって飛び出さない回転速度で回転テーブルを高速回転させる。
包装装置5は、S1802で、散薬フィーダー304の動作(散薬投入ホッパー303に投入された散薬を回転テーブル上に落下させる動作、すなわち、振動手段による散薬フィーダー304の振動、及び、フィーダー回転機構302による散薬フィーダー304の左回転動作)を開始する。
そして、包装装置5は、散薬投入ホッパー303に投入された散薬を、回転テーブルの環状溝上に落下させる。
次に、包装装置5は、S1803で、散薬フィーダー304の排出口(散薬フィーダー304の、回転テーブルの環状溝上に散薬が落下する部)付近に位置する図示しない散薬検出センサにより散薬の落下を検出し、散薬フィーダー上の散薬の有無を判定する。そして、散薬フィーダー上の散薬がすべて無くなったと判定されると、処理をS1804に移行する。
包装装置5は、S1804で、散薬フィーダー304の動作(散薬投入ホッパー303に投入された散薬を回転テーブル上に落下させる動作、すなわち、振動手段による散薬フィーダー304の振動、及び、フィーダー回転機構302による散薬フィーダー304の左回転動作)を停止する。
そして、包装装置5は、S1805で、駆動源を停止させ、回転テーブルの回転を停止する。
包装装置5は、S1806で、駆動源により、アーム511を駆動(移動)することで、分割ローターユニットを下降させて、回転テーブルの環状溝401と、分割ローターユニットの回転板604の外周部(回転板のふち)とが接触する位置まで下降させる。
ここまで処理、動作により、包装動作を行うための準備が終了する。
次に、図19を用いて、S1618の詳細処理について説明する。
図19は、S1618の詳細処理のフローチャートの一例を示す図である。
図19は、ユーザーから指示された分包数の散薬を包装する包装動作の流れを示している。図16のS1618で呼び出されるサブフロー処理である。
包装装置5は、S1901で、包装動作設定テーブル(図20)の参照位置を初期化している。つまり、参照位置を1包目の包装データに設定している。
次に、包装装置5は、S1902で、S1615で生成した包装動作設定テーブル(図20)から、分割回数と分割角度を読み出す。
そして、包装装置5は、S1903で、散薬の掻き出し動作処理を実行する。
すなわち、包装装置5は、駆動源を駆動させて、回転テーブル301を、S1902で読み出した分割角度だけ回転させる(処方設定データに従って、枌粒体が堆積する溝が形成された溝部材(堆積部)を移動させる)。そして、包装装置5は、分割ローターユニット510を1回転させることにより、散薬を外周側に設けられたメインホッパーに向けて掻き出す。そして、掻き出された散薬は包装ユニット501のメインホッパーに供給される。
次に、包装装置5は、S1904において、S1902で読み出した分割回数だけ、S1903の掻き出し動作処理を実行したか否かを判定する。
そして、包装装置5は、S1904において、S1902で読み出した分割回数だけ、S1903の掻き出し動作処理を実行していないと判定されると、処理をS1903に戻して、再度、S1903の掻き出し動作処理を実行する。
このように、S1903の掻き出し動作処理は、S1904によって、S1902で読み出した分割回数だけ繰り返される。
次に、包装装置5は、S1905で、1包の包装動作処理を実行する。
具体的には、包装装置5は、包装ユニット501の各部材を図2で説明したように制御して、S1903〜S1904により掻き出された散薬を、包装シート内に包装して、一包化する。
そして、包装装置5は、S1906で、S1603でユーザーから入力された分包数(S1615で生成された包装動作設定テーブルのレコードの数(例えば、図20の例であれば、30包である))分、S1905の処理を実行したか否かを判定する。
そして、包装装置5は、S1906で、S1603でユーザーから入力された分包数(S1615で生成された包装動作設定テーブルのレコードの数(例えば、図20の例であれば、30包である))分、S1905の処理を実行していないと判定されると(NO)、処理をS1907に移行して、包装動作設定テーブル(図20)の参照位置を、次の包装データの位置に更新して、処理をS1902へ移行し、当該更新された参照位置の包装データ(レコード)の分割回数、分割角度を読み出して、散薬の包装動作を続行する。
また、包装装置5は、S1906で、S1603でユーザーから入力された分包数(S1615で生成された包装動作設定テーブルのレコードの数(例えば、図20の例であれば、30包である))分、S1905の処理を実行したと判定された場合には(YES)、処理をステップS1908に移行して、駆動源を動作させることでアームを上昇させて、分割ローターユニットを上昇させて元の位置に戻し、分包動作を終了する。
上記の実施形態では、S1604、及びS1605の処理を、S1603とS1606の処理の間に実行するように説明したが、S1601の前に、S1604、及びS1605の処理を実行し、S1603とS1606の処理の間に、S1604、及びS1605の処理しないようにすることもできる。
また、上記の実施形態では、S1607とS1610との間に、S1608、及びS1609の処理を実行するようにしたが、S1608、及びS1609の処理を実行せずに、S1607を実行して、幅狭掻取爪が選択されたと判定された(S1606:NO)場合には、S1610の処理を実行することもできる。
図25は、本実施形態の掻取爪の種類(幅広掻取爪、幅狭掻取爪)と、入力された包数とに従って、決定される分割モード、分割(掻き取り)できるかの関係を表した図である。
図25には、選択された掻取爪の種類が、幅広掻取爪で、かつ、入力された包数が1包〜63包の場合には、1回分割モードで動作することを示している。
図25には、選択された掻取爪の種類が、幅広掻取爪で、かつ、入力された包数が64包以上である場合には、分割できないことを示している。
図25には、選択された掻取爪の種類が、幅狭掻取爪で、かつ、入力された包数が1包〜63包の場合には、2回分割モードで動作することを示している。
図25には、選択された掻取爪の種類が、幅狭掻取爪で、かつ、入力された包数が64包〜93包の場合には、1回分割モードで動作することを示している。
図25には、選択された掻取爪の種類が、幅狭掻取爪で、かつ、入力された包数が94包以上である場合には、1回分割モードで動作することを示している。
なお、本実施形態では、図25に示す所定値として、63包を用いたが、63包ではなく45包にすることもできる。
以上の実施形態における本発明によれば、1包あたりの散薬の掻き取り量に関する精度の低下を低減可能にすると共に、効率的に散薬の掻き出しを行うことができる。
ここまでは、取り付けた掻取爪に応じてユーザーが掻取爪の選択設定を行い、2回分割モードのON/OFFが適切に切り替わる実施例であったが、次に説明する実施例(変形例)は、取り付けられた掻取爪に応じて最大包数の入力制限を行う場合である。
図17は、この実施例における包装装置5の電源投入から分包動作を終了するまでの一連の処理を示すフローチャートである。包装装置5に搭載している制御用コンピュータが実行する。
S1701は、基本操作画面(図13)を表示している。
S1702は、ユーザーが基本操作画面で掻取爪設定ボタン1302をタッチすることにより、掻取爪選択画面(図14)を表示している。
S1703は、ユーザーが掻取爪選択画面で幅広掻取爪ボタン1401または幅狭掻取爪ボタン1402を押下後、決定ボタン1403を押下することによって確定した掻取爪の選択を制御コンピュータのメモリ内に記憶する。
S1704は、ユーザーが基本操作画面で設定包数欄1301をタッチすることにより、分包数入力画面(図15)を表示している。
S1705は、ユーザーが分包数入力画面で分包数を入力、決定ボタン1503の押下によって確定した分包数を制御コンピュータのメモリ内に記憶する。
S1706は、S1703で受け付けた掻取爪の選択が幅広であるかを判断している。幅広であればS1707へ分岐し、幅狭であればS1709へ分岐する。
これは、選択を受け付けた掻き出し部材に応じて、掻き出しに係る動作設定を切り替える切替手段の適用例である。
S1707は、S1705で受け付けた分包数が63包を超えているかを判断している。幅広の掻取爪で63包を超える分割動作はできないため、S1708では包数オーバーのメッセージ画面(図23(a))を表示し、S1704へ戻る。分包数が63包以下であれば、問題なく分包を行うことができるため、S1711へ移行する。
S1709は、S1705で受け付けた分包数が93包を超えているかを判断している。幅狭の掻取爪で93包を超える分割動作はできないため、S1710では包数オーバーのメッセージ画面(図23(b))を表示し、S1704へ戻る。分包数が93包以下であれば、問題なく分包を行うことができるため、S1711へ移行する。
S1711は、包装動作を行う際の分割回数や分割角度を示す包装動作設定テーブル(図20)を作成している。
S1712は、ユーザーからの分包開始を受け付けている。基本操作画面でスタートボタン1304が押下されると、S1713へ移行する。
S1713は、準備動作であり、回転テーブル上に散薬を撒布する等の包装動作を行う前の準備の動作である。
S1714は、包装動作であり、ユーザーから指示された包数だけ散薬を包装する動作である。
以上で説明したように、本発明によれば、ユーザーが付け替え可能な複数の幅の掻取爪が用意され、ユーザーが、処方する分包数に合わせて幅の違う掻取爪を選択して使用することが可能となった。
そして、分包(分割)数に対して、より適切な幅の掻取爪の使用をユーザーに知らせることが可能となり、分包(分割)数が少ない場合に優先的に幅が広い掻取爪を使用して分包することが誘導可能となった。その結果、分包(分割)数が少なく、分包量が多い処方があっても、幅広掻取爪を使用することで、掻取爪の幅に、本来掻き取るべき散薬が収まり、動作時間を増大させずに分包精度の向上が可能となった。
また、幅狭掻取爪のまま、少ない分包(分割)数の分包を行う時は、分包時間は長くなってしまうが、1包分の散薬掻き出し回数を複数回に分割して掻き出すので、分割精度の悪化を防ぐことは可能である。
以上の実施形態における本発明によれば、1包あたりの散薬の掻き取り量に関する精度の低下を低減可能にすると共に、効率的に散薬の掻き出しを行うことができる。
また、本発明によれば、ユーザにより取り付けられる幅の掻き出し部材に対する掻き出し動作に係る動作設定を容易に行うことできる。
上述した本発明の実施形態を構成する各手段及び各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。装置が読み取り実行可能なこのプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、一又は複数の機器からなる装置に適用してもよい。
本実施形態では、情報処理装置300、包装装置5、錠剤供給装置10をそれぞれ分けた筐体として説明したが、これらを一体型にした包装装置、又は錠剤供給装置とすることもできる。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
1 錠剤取出ユニット
5 包装装置
10 錠剤供給装置
101 タッチパネル式のディスプレイ
102 手撒き投入部
103 散薬投入部
300 情報処理装置
301 回転テーブル
302 フィーダー回転機構
303 散薬投入ホッパー
304 散薬フィーダー
305 掻出装置
400 錠剤供給ユニット
401 環状溝
406 メインホッパー
501 包装ユニット
502 ロール紙
503 包装機構
504 包装機構
505 分断機構
506 プリンタ
510 分割ローターユニット
511 アーム
512 分割ローターの駆動軸
601 駆動軸
602 保持円盤
603 分割ローターユニット固定ねじ
604 回転板
605 仕切部
606 掻取爪
606(a) 幅狭掻取爪
606(b) 幅広掻取爪
701 回転テーブルの最深部円
702 回転テーブルの最深部の円周を93等分した近似値
801 撒布された散薬
802 掻取爪の幅に収まらない散薬

Claims (6)

  1. 分包する分包数を含む処方設定データを設定し、当該設定された処方設定データに従って、枌粒体が堆積する溝が形成された溝部材を移動して、当該溝上の粉粒体を掻き出す第1掻き出し部材、又は前記第1掻き出し部材よりも掻き出す幅が広い第2掻き出し部材を用いて、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し動作を行い分包する分包装置であって、
    前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し部材として、前記第1掻き出し部材を用いるか、前記第2掻き出し部材を用いるかの選択をユーザにより受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により選択を受け付けた掻き出し部材に応じて、前記掻き出しに係る動作設定を切り替える切替手段と、
    を備えることを特徴とする分包装置。
  2. 前記掻き出しに係る動作設定は、設定を許容する前記分包数の上限値、1回の掻き出し動作あたりの前記溝部材を移動する距離、1包あたりの前記掻き出し動作の回数のうち、少なくとも何れか1つを含むことを特徴とする分包装置。
  3. 前記第1掻き出し部材、及び前記第2掻き出し部材における、設定を許容する前記分包数の上限値を、それぞれ記憶する記憶手段と、
    分包する分包数を含む処方設定データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された処方設定データに含まれる分包数が、前記切替手段により切り替えられた前記分包数の上限値よりも大きな値であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記入力手段により入力された処方設定データに含まれる分包数が、前記切替手段により切り替えられた前記分包数の上限値よりも大きな値であると判定された場合に通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の分包装置。
  4. 前記受付手段で、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し部材として、前記第2掻き出し部材を用いる選択を受け付け、
    前記判定手段は、前記入力手段により入力された処方設定データに含まれる分包数が、前記切替手段により切り替えられた前記分包数の上限値よりも大きな値であって、前記第1掻き出し部材における前記分包数の上限値以下の値であるか否かを判定し、
    前記通知手段は、前記判定手段で、前記入力手段により入力された処方設定データに含まれる分包数が、前記切替手段により切り替えられた前記分包数の上限値よりも大きな値であって、前記第1掻き出し部材における前記分包数の上限値以下の値であると判定された場合には、前記第1掻き出し部材に交換することをユーザに知らせるべく通知することを特徴とする請求項3に記載の分包装置。
  5. 分包する分包数を含む処方設定データを設定し、当該設定された処方設定データに従って、枌粒体が堆積する溝が形成された溝部材を移動して、当該溝上の粉粒体を掻き出す第1掻き出し部材、又は前記第1掻き出し部材よりも掻き出す幅が広い第2掻き出し部材を用いて、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し動作を行い分包する分包装置における制御方法であって、
    前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し部材として、前記第1掻き出し部材を用いるか、前記第2掻き出し部材を用いるかの選択をユーザにより受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により選択を受け付けた掻き出し部材に応じて、前記掻き出しに係る動作設定を切り替える切替工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  6. 分包する分包数を含む処方設定データを設定し、当該設定された処方設定データに従って、枌粒体が堆積する溝が形成された溝部材を移動して、当該溝上の粉粒体を掻き出す第1掻き出し部材、又は前記第1掻き出し部材よりも掻き出す幅が広い第2掻き出し部材を用いて、前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し動作を行い分包する分包装置で読み取り実行可能なプログラムあって、
    前記分包装置を、
    前記溝上の粉粒体を掻き出す掻き出し部材として、前記第1掻き出し部材を用いるか、前記第2掻き出し部材を用いるかの選択をユーザにより受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により選択を受け付けた掻き出し部材に応じて、前記掻き出しに係る動作設定を切り替える切替手段として機能させることを特徴とするプログラム。

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