JPH0780043A - 散薬供給装置 - Google Patents

散薬供給装置

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JPH0780043A
JPH0780043A JP26032693A JP26032693A JPH0780043A JP H0780043 A JPH0780043 A JP H0780043A JP 26032693 A JP26032693 A JP 26032693A JP 26032693 A JP26032693 A JP 26032693A JP H0780043 A JPH0780043 A JP H0780043A
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JP
Japan
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cassette
powder
powdered medicine
medicine
weighing
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JP26032693A
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English (en)
Inventor
Shiro Omura
司郎 大村
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Tokyo Shokai Ltd
Original Assignee
Tokyo Shokai Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】散薬分包機に用いてそれを自動機に転換させる
散薬供給装置を提供すること。 【構成】散薬を収容したカセット21と、カセット21
を作動して散薬を排出させる作動装置51と、カセット
21から排出される散薬を計量する計量装置61とを具
えており、それにより、カセット21に収容された散薬
は、作動装置51によりカセットから排出され、しか
も、その排出量が計量装置61により計量されるため、
必要量だけ自動的に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、散薬分包機に用いら
れる散薬供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】散薬分包機としては、従来から種々のも
のが提案されている。たとえば、散薬を1包分ずつ収容
する多数のマスを直線状に配置するか、または環状に配
置して分割マスを構成し、この分割マスに沿って散薬を
ほぼ均等に配分したのち、分割マスの底板を1マスずつ
順次開放して、下方に設置した包装装置に散薬を導入す
ることにより1包分ずつ分包するようになったものがあ
る。また、環状の分割マスの代わりに、断面が円弧状に
窪んだ環状の凹溝を貝えた回転体を使用し、この回転体
を定速回転させながらその凹溝全周に散薬をほぼ均等に
配分したのち、分割数に応じた角度ずつ回転体を回動さ
せながらその角度分の散薬を順次切り出して、下方に設
置した包装装置に導入することにより1包分ずつ分包す
るようになったものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の散薬分包機は、いずれも、分包すべき散薬を
保管容器から処方量だけ取り出して、それを配分用に一
般に使用される振動フィーダのホッパに投入する作業
を、薬剤師が、散薬の種類ごとに行わなければならず、
そのため、薬剤師の負担が大きく、自動機としては満足
の得られるものではないという問題点があった。
【0004】この発明は上記従来のもののもつ問題点を
解決して、散薬分包機に用いてそれを自動機に転換させ
ることのできる散薬供給装置を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、散薬を収容したカセットと、前記カセット
を作動して散薬を排出させる作動装置と、前記カセット
から排出される散薬を計量する計量装置とを具えている
ものである。
【0006】
【作用】この発明は上記手段を採用したことにより、カ
セットに収容された散薬は、作動装置によりカセットか
ら排出され、しかも、その排出量が計量装置により計量
されるため、必要量だけ自動的に供給されることとな
る。
【0007】
【実施例】図1〜図3はこの発明による散薬供給装置を
採用した散薬分包機の一実施例を示したものであり、こ
の散薬分包機1は、手前に配置された分割包装機2と、
その背後に配置された散薬収納庫20とから構成されて
いる。
【0008】分割包装機2は、配分/分割装置3を左右
に2台(3a、3b)具え、その下方に、両者に共通の
ホッパ4を有する包装装置5が設置されたものである。
配分/分割装置3は、断面が円弧状に窪んだ環状の凹溝
6を具えた回転体と、散薬の配分時に回転体を定速回転
させ、また、散薬の分割時に分割数に応じた角度ずつ回
転体を回動させるようになった駆動装置7とを具えてい
る。また、配分/分割装置3は、回転体の内側から凹溝
6上へ突き出して設けられた切出装置8を具え、切出装
置8は、凹溝6の円弧状内側面に接触する円形の仕切板
の側面に、所定幅の切出板が形成されたものであり、仕
切板が凹溝6の円弧状内側面に沿って1回転すると、切
出板がその幅相当分に集められた散薬を切り出して、凹
溝6から包装装置5のホッパ4に導入するように構成さ
れている。また、配分/分割装置3は、散薬の分割時に
切出装置8を1回転ずつ繰り返し回転させるとともに、
散薬の配分時には邪魔にならないよう切出装置8を上方
へ退避させるようになった駆動装置9を具え、さらに、
手撒き用の振動フィーダ10も具えている。
【0009】散薬収納庫20は、散薬をカセット21に
収容して、このようなカセット21を散薬の種類に応じ
て多数具えたものであり、どのカセット21に収容され
た散薬でも分割包装機2の配分/分割装置3に配分する
ため、左右の配分/分割装置3a、3bに対応した供給
位置40a、40bのいずれにもすべてのカセット21
を移動させることのできる移動機構41を具えている。
【0010】カセット21は、ストック部22と、排出
部23とから構成されている。ストック部22は、縦向
きの円筒形に構成され、その底部に攪拌羽根24が配置
されている。攪拌羽根24は、円錐形部分を中心として
それから2枚が互いに180°隔てて半径方向外方へ延
び、しかも、外方へ行くにしたがって回転方向に対して
後退する方向に湾曲して形成されている。排出部23
は、ストック部22の正面下部においてその半径方向に
沿った横向きの小径の円筒内にスクリュー25が配置さ
れたものであり、ストック部22の底面外周付近に形成
された連通口26によって、ストック部22と排出部2
3とは互いに連通している。スクリュー25の回転軸
は、ストック部22の中心に位置する攪拌羽根24の回
転軸の真下を通って後方へ延び、また、攪拌羽根24の
回転軸もスクリュー25の回転軸と一体に回転するよう
に連結されている。排出部23の正面には、その円筒先
端からなる出口を開閉するシャッタ27が設けられ、こ
のシャッタ27は、その支軸に設けたバネ28によって
強制的に閉鎖状態を維持するように構成されている。そ
して、排出部23の側方をスクリュー25の回転軸と平
行に延びたレバー29の後端が前方へ押されていると
き、その前端がシャッタ27の側方に張り出した部分を
前方へ押して、シャッタ27を開放するようになってい
る。また、ストック部22の正面には、収容した散薬の
薬品名がラベル30に表示されている。
【0011】散薬収納庫20内において、各カセット2
1は、左右の反転輪間に張設したチエーン等の無端条帯
42に所定のピッチで設けた各支持体43に着脱可能に
装着して配置され、無端条帯42の内側空間に設けたモ
ータ44が無端条帯42を正逆任意の方向に回転させる
ことにより、各カセット21は左右いずれの方向にも循
環されるようになっている。この場合、散薬の重量を支
えるため、循環路に沿って支持体43またはカセット2
1を支える手段を設けることが好ましい。支持体43ど
うしのピッチは、供給位置40a、40bの間隔の整数
分の1、すなわち、供給位置40a、40bの間隔が、
支持体43に装着されたカセット21のピツチの整数倍
となるように配置されている。また、このようなカセッ
ト21群は、散薬収納庫20内に複数段設けられ、すべ
ての段のカセット21群は、無端条帯42の内側空間中
央に垂直に設けたスクリューポスト45によって一体的
に支えられ、また、無端条帯42の内側空間に設けたモ
ータ46がスクリューポスト45を正逆任意の方向に回
転させることにより、すべての段のカセット21群は一
体となって上昇または下降されるようになっている。ス
クリューポスト45の左右に設けられたガイドポスト4
7は、スクリューポスト45の回転によるカセット21
群の昇降時に、カセット21群がスクリューポスト45
のまわりに回転しないようにするものである。このよう
に、移動機構41は、モータ46がスクリューポスト4
5を回転させることにより、任意の段のカセット21群
を供給位置40の高さにもたらすように、その昇降を制
御し、また、各段ごとに独立してモータ44が無端条帯
42を回転させることにより、任意のカセット21を供
給位置40a、40bのどちらかに移動させるように、
その循環を制御するようになっている。
【0012】供給位置40a、40bには、配分/分割
装置3a、3bに配分する散薬を供給するための散薬フ
ィーダ50a、50bが設けられ、各散薬フィーダ50
は、その供給位置40に位置するカセット21と、カセ
ット21を作動して散薬を排出させる作動装置51と、
カセット21から排出される散薬を計量する計量装置6
1とから構成されている。
【0013】作動装置51は、カセット21群の昇降領
域および循環領域を避けて、供給位置40に位置するカ
セット21の後方に配置され、モータ52と、作動部材
53とから構成されている。モータ52の出力軸には、
その軸に沿って進退可能のカップリング54が設けら
れ、このカップリング54が前進したとき、モータ52
の出力軸が、カセット21のスクリュー25の回転軸後
端と連結されるようになっている。作動部材53は、モ
ータ52のカップリング54を進退さぜるものであり、
この作動部材53が作動すると、カップリング54を前
進させてモータ52の出力軸をスクリュー25の回転軸
に連結させるとともに、カセット21のレパー29を前
方へ押して、シャッタ27を開放させるように構成され
ている。
【0014】計量装置61は、たとえば、秤量器と秤量
皿とからなる秤量装置として構成することができるもの
であるが、その場合、計量時には、供給位置40に位置
するカセット21の前方において、その排出部23の正
面出口から排出される散薬を受け取るために、排出部2
3の正面出口の真下に計量中心が位置するように配置さ
れる必要がある。すなわち、計量装置61は、作動装置
51のようにつねにカセット21群の昇降領域および循
環領域を避けて配置することはできず、計量時にはカセ
ット21の移動領域内に侵入しなければならない。その
ため、シフト機構62が設けられ、このシフト機構62
が、計量装置61を、その計量中心がカセット21の排
出部23の正面出口の真下に位置する計量位置(図2の
A)と、計量し終わった散薬を配分/分割装置3に配分
する配分位置(図2のB)と、さらには、配分が終わっ
た汚れを除去する清掃位置(図2のC)との間をシフト
させることによって、計量時にのみカセット21の移動
領域内に侵入させ、それ以外はカセット21の移動領域
から外方へ退避させるように構成されている。そして、
計量装置61は、清掃が終わったのち、つぎの散薬計量
のため計量位置へシフトされるまでの間、清掃位置で待
機するようになっている。また、計量装置61には、配
分位置において、配分/分割装置3に対する散薬の配分
動作を円滑に行わせるため、散薬を徐々に供給する振動
フィーダ63が設けられている。すなわち、振動フィー
ダ63のトラフ64を、カセット21から受け取る散薬
を載せる秤量皿として構成し、このトラフ64を含む振
動フィーダ63を秤量器65で支えることによって、計
量装置61が構成されている。
【0015】清掃装置70は、上下に延びた回転軸の下
半分周囲に多数の毛が放射状に植毛されたブラシ71を
具え、このブラシ71を、清掃位置へシフトされた計量
装置61のトラフ64の高さに保って回転させながら、
トラフ64の手前からその入口を通って最奥部までの間
を往復動させるように構成されている。
【0016】各カセット21のシャッタ27の正面に
は、データキャリア80が取り付けられ、このデータキ
ャリア80には、そのカセット21の移動機構41上の
アドレス、すなわち、循環経路における原点を基準とし
たアドレス、および、段のアドレスが書き込まれる他、
そのカセット21に収容した散薬の薬品名およびその散
薬の重量が書き込まれるようになっている。このような
データキャリア80に必要なデータを書き込み、読み取
るリーダライタ81は、供給位置40a、40bに設け
られている。あるカセット21が散薬供給のため移動機
構41により所定の供給位置40に到達した際、その位
置に設けられたリーダライタ81が、そのカセット21
のデータキャリア80からアドレスおよび薬品名を読み
取ることによって、そのカセット21が所定のものに間
違いないことを、散薬供給に先立って確認することがで
き、また、散薬供給が終わったら、供給前にデータキャ
リア80から読み取っておいた散薬の重量から、そのと
き供給した散薬の秤量値を減じた値を、散薬の新たな重
量として書き込むことによって、その後は、カセット2
1内の散薬の実際の重量をつねにデータキャリア80か
ら読み取ることができるようになっている。
【0017】左右の供給位置40a、40bの中間に
は、収容してある散薬が不足したカセット21に散薬を
補充するために、そのようなカセット21を散薬収納庫
20から取り出すようになった取出位置90が設けら
れ、この取出位置90と供給位置40a、40bそれぞ
れとの間隔も、カセット21のピッチの整数倍となるよ
うに配置され、また、取出位置90に対応して取出装置
91が設けられている。取出装置91は、取出位置90
にあるカセット21を移動機構41の支持体43から離
脱させたうえ、支持体43に代わってカセット21を保
持して、散薬収納庫20の外方に設けた補充位置まで移
動させ、この補充位置ではカセット21を離脱させるこ
とができるようになっている。また、取出装置91は、
散薬補充後、補充位置でカセット21を保持して、取出
位置90まで移動させたうえ、その位置にある支持体4
3にカセット21を装着させるようになっている。
【0018】取出装置91には、カセット21を保持す
る際、そのカセット21のデータキャリア80に必要な
データを書き込み、読み取るリーダライタ92が設けら
れている。このリーダライタ92は、供給位置40a、
40bに設けられたリーダライタ81と同様のものであ
る。すなわち、あるカセット21が散薬補充のため移動
機構41により取出位置90に到達し、これを取出装置
91が保持する際、リーダライタ92が、そのカセット
21のデータキャリア80からアドレスおよび薬品名を
読み取ることによって、そのカセット21が所定のもの
に間違いないことを、カセット21の取出および散薬補
充に先立って確認することができるようになっている。
また、散薬補充が終わって、移動機構41に再装着させ
るため、取出装置91がカセット21を再び保持する
際、リーダライタ92が、そのカセット21のデータキ
ャリア80からアドレスおよび薬品名を読み取ることに
よって、そのカセット21が所定のものに間違いないこ
とを、再装着に先立って確認することができ、同時に、
補充前にデータキャリア80から読み取っておいた散薬
の重量に、補充した散薬の重量を加えた値を、散薬の新
たな重量として書き込むことによって、その後は、カセ
ット21内の散薬の実際の重量をつねにデータキャリア
80から読み取ることができるようになっている。この
ように、リーダライタ92に複数のデータを一時的に保
持させておくことにより、散薬の補充作業は、カセット
21を1つ取り出し、補充し、再装着したのち、つぎの
カセット21を取り出すというように1つずつ順番に行
うのでなく、複数のカセット21をまとめて取り出し、
補充し、再装着することができるものである。
【0019】つぎに、上記のように構成された散薬供給
装置を採用した散薬分包機の作用について説明する。散
薬収納庫20に収納されている所定の散薬を、所定の量
だけ処方して、これを所定の包数に分包する場合、つぎ
のようにして行う。
【0020】まず、その散薬を収容したカセット21が
装着されている(はずの)支持体43を、移動機構41
に設けられたすべての支持体43の中から見つける。つ
ぎに、その支持体43のアドレスに基づいて、その支持
体43が供給位置40に来るように、移動機構41を作
動させて、必要な循環、昇降を行わせる。このとき、他
の段の無端条帯42は、必要に応じて循環させることが
できる。
【0021】支持体43が供給位置40に到達したら、
その位置に設けられたリーダライタ81が、その支持体
43に装着されているカセット21のデータキャリア8
0からアドレスおよび薬品名を読み取り、それによっ
て、そのカセット21が所定のものに間違いないこと
を、散薬供給に先立って確認する。つぎに、散薬フィー
ダ50を作動させて、そのカセット21から散薬を排出
させながら、それを計量位置にある計量装置61によっ
て計量して、その量が所定の量に達したら、散薬フィー
ダ50の作動を終わらせる。この間も、必要に応じて、
他の段の無端条帯42は循環させることができる。ま
た、供給位置40a、40bの間隔が、カセット21の
ピッチの整数倍となるように配置されているから、散薬
を排出させるべき2つのカセット21の間隔が、たまた
ま供給位置40a、40bの間隔に一致している場合
は、散薬フィーダ50a、50bを並行して作動させ
て、両カセット21から並行して散薬を排出させること
ができる。さらに、取出位置90と供給位置40a、4
0bそれぞれとの間隔も、カセット21のピッチの整数
倍となるように配置されているから、散薬フィーダ50
の作動中に、並行して、取出位置90にあるカセット2
1の取出、補充、再装着を行うことができる。
【0022】つぎに、シフト機構62を作動させて、計
量装置61を配分位置へシフトさせる。この位置で、計
量装置61の振動フィーダ63を作動させるとともに、
駆動装置7によって配分/分割装置3の凹溝6を定速回
転させ、それにより、振動フィーダ63のトラフ64内
にある散薬を、凹溝6の全周にわたって実質的に均等に
配分する。計量装置61を配分位置へシフトさせたら、
つぎに排出させるべき散薬を収容したカセット21が供
給位置40に来るように、移動機構41を作動させて、
必要な循環、昇降を行わせることができる。また、必要
な循環、昇降の結果、そのカセット21が他方の供給位
置40に到達したら、リーダライタ81によるデータキ
ャリア80の読み取りを行うことができるし、その供給
位置40の散薬フィーダ50を作動させることもでき
る。
【0023】配分が終了したら、駆動装置7を切り換え
て、配分/分割装置3の凹溝6を、所定の包数に相当す
る分割数に応じた角度ずつ回動させながら、駆動装置9
によって切出装置8を1回転ずつ繰り返し回転させ、そ
れにより、凹清6内の散薬を1包相当分ずつ切り出し
て、包装装置5のホッパ4に順次導入する。包装装置5
はこれを受けて、その散薬を1包分ずつ分包する。この
間も、つぎに排出させるべき散薬を収容したカセット2
1が供給位置40に来るように、移動機構41を作動さ
せて、必要な循環、昇降を行わせることができ、また、
そのカセット21が他方の供給位置40に到達したら、
リーダライタ81によるデータキャリア80の読み取り
を行うことができるし、その供給位置40の散薬フィー
ダ50を作動させることもできる。また、配分終了にと
もない、シフト機構62を作動させて、計量装置61を
清掃位置へシフトさせる。この位置で、清掃装置70を
作動させて、計量装置61のトラフ64内を清掃する。
清掃が終了したら、計量装置61をその位置に待機させ
るが、つぎに排出させるべき散薬を収容したカセット2
1が供給位置40に到達したら、シフト機構62を作動
させて、計量装置61を計量位置へシフトさせる。それ
により、リーダライタ81によるデータキャリア80の
読み取りを行うことができるし、供給位置40の散薬フ
ィーダ50を作動させることもできる。
【0024】一方の配分/分割装置3で散薬が分割され
ている間、他方の配分/分割装置3に散薬を配分するこ
とができ、したがって、左右の配分/分割装置3a、3
bを交互に使って、左右の散薬を交互に分割することが
できる。また、2種類以上の散薬を同包に分包する場合
は、それらの散薬を、1つの配分/分割装置3に順番に
配分したのち、分割することができるし、また、左右の
配分/分割装置3a、3bを両方とも使って、散薬を別
々に配分したのち、同時に分割することもできる。
【0025】カセット21に散薬を補充する場合は、そ
のカセット21が取出位置90に来るように、移動機構
41を作動させて、必要な循環、昇降を行わせる。カセ
ット21が取出位置90に到達したら、取出装置91に
そのカセット21を保持させ、その際、リーダライタ9
2が、そのカセット21のデータキャリア80からアド
レスおよび薬品名を読み取り、それによって、そのカセ
ット21が所定のものに間違いないことを、カセット2
1の取出および散薬補充に先立って確認する。つぎに、
取出装置91を作動させて、カセット21を取出位置9
0から補充位置まで移動させ、その位置でカセット21
を取出装置91から離脱させて、作業者が散薬の補充作
業を行う。補充作業が終了したカセット21は、補充位
置で取出装置91に保持させ、その際、リーダライタ9
2が、そのカセット21のデータキャリア80からアド
レスおよび薬品名を読み取り、それによって、そのカセ
ット21が所定のものに間違いないことを、再装着に先
立って確認する。そのうえで、カセット21は、取出位
置90に戻されて、対応する支持体43に再装着される
こととなる。
【0026】なお、上記実施例では、散薬収納庫20を
分割包装機2の背後に配置したが、これに限定するもの
でなく、たとえば、分割包装機2の左側または右側、そ
の他適宜の位置に配置することができる。また、上記実
施例では、多数のカセット21を循環させるようにした
カセット21群を複数段設けて、これらを一体に昇降さ
せるように構成したが、これに限定するものでなく、し
たがって、移動機構41も、上記実施例に限定するもの
でない。また、上記実施例では、カセット21および散
薬フィーダ50を、図1に示すように構成したが、いず
れもこれに限定するものでない。たとえば、計量装置6
1は、トラフ64を含む振動フィーダ63から分離独立
させてもよく、その場合は、カセット21から受け取る
散薬を載せる秤量皿として適宜のカップを使用するとと
もに、秤量器65で秤量後、この秤量カップからトラフ
64へ散薬を移し替える必要がある。しかし、トラフ6
4を含む振動フィーダ63の重量に比べて、秤量カップ
の重量は桁違いに軽いため、秤量器65の分解能が格段
に向上し、その結果、計量装置61の精度を大幅に向上
させることができる。そのうえ、計量装置61は、軽量
化した分だけ移動させることが容易となるため、たとえ
ば、カセット群21は昇降させず、代わりに計量装置6
1を昇降させることも可能である。また、データキャリ
ア80およびリーダライタ81、92の具体例として
は、たとえば、電磁誘導を利用した非接触式のデータキ
ャリアシステムを使用することができるが、これに限定
するものでない。
【0027】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したので、
カセットに収容された散薬を、作動装置によりカセット
から排出させ、しかも、その排出量を計量装置により計
量するため、必要量だけ自動的に供給することができ、
そのため、散薬分包機に用いてそれを自動機に転換させ
ることができる等のすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による散薬供給装置の一実施例を示す
概略的側面図である。
【図2】図1の散薬供給装置を採用した散薬分包機の概
略的平面図である。
【図3】図2の散薬分包機の概略的正面図である。
【符号の説明】
1:散薬分包機 2:分割包装機 3:配分/分割装置 5:包装装置 6:凹溝 8:切出装置 20:散薬収納庫 21:カセット 40:供給位置 41:移動機構 50:散薬フィーダ 51:作動装置 61:計量装置 70:清掃装置 80:データキャリア 81:リーダライタ 90:取出位置 91:取出装置 92:リーダライタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 1/133 8819−3F 65/46 C 7339−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】散薬を収容したカセットと、前記カセット
    を作動して散薬を排出させる作動装置と、前記カセット
    から排出される散薬を計量する計量装置とを具えている
    ことを特徴とする散薬供給装置。
JP26032693A 1993-09-11 1993-09-11 散薬供給装置 Pending JPH0780043A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26032693A JPH0780043A (ja) 1993-09-11 1993-09-11 散薬供給装置

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