JP2003063108A - 画像形成装置の管理システム、画像形成装置、ホストコンピュータ、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像形成装置の管理システム、画像形成装置、ホストコンピュータ、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003063108A
JP2003063108A JP2001256939A JP2001256939A JP2003063108A JP 2003063108 A JP2003063108 A JP 2003063108A JP 2001256939 A JP2001256939 A JP 2001256939A JP 2001256939 A JP2001256939 A JP 2001256939A JP 2003063108 A JP2003063108 A JP 2003063108A
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JP2001256939A
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English (en)
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Katsunori Masai
克典 正井
Takahiro Wakikaido
高宏 脇海道
Jiro Nagira
二郎 柳楽
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Original Assignee
Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写機から複数の送信先への通信を短時間で
行えるようにする。 【解決手段】 複写機1の故障が稼働状態検出手段5に
よって検出されると、その検出結果に対応する故障デー
タが記憶手段11から読み出されると共に、記憶手段か
ら故障管理用ホストコンピュータ4とサービスマンのP
HS9のメールアドレスが読み出される。そして、記憶
手段11から読み出された故障データがメイル機能部C
2でメール形式に変更され、その変更されたデータが送
信側サーバ19aに送信される。送信側サーバ19aに
送信されたメール情報は、インターネットを介して受信
側サーバ19bに配信される。そうすると、受信側サー
バ19bから故障管理用ホストコンピュータ4及びPH
S9にメール着信の通知がされ、その通知を受けた故障
管理用ホストコンピュータ4やPHS9側から受信側サ
ーバ19bにアクセスして、配信されたメール情報を取
り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機,プリン
タ,ファクシミリ,印刷機等の画像形成装置、この画像
形成装置の検針や故障管理を遠隔地のコンピュータで行
う画像形成装置の管理システム、画像形成装置の制御用
のプログラム、及びそのようなプログラムを記録したフ
ロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,MO
ディスク,CDROM等の記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像形成装置とその画像形成
装置のメンテナンス等を担当する営業所のホストコンピ
ュータ(検針用ホストコンピュータ)とを電話回線で接
続し、画像形成装置から送信されるコピーカウント情報
などの課金データを請求書を発行する検針用ホストコン
ピュータで受け取り、その受信データを検針用ホストコ
ンピュータ側で解析表示する画像形成装置の管理システ
ムが知られている。
【0003】また、この従来の画像形成装置の管理シス
テムにおいては、画像形成装置が故障すると、その故障
通知が複数の営業所を統括管理するサービスセンターの
ホストコンピュータ(故障管理用ホストコンピュータ)
側へ送信され、その画像形成装置の故障内容がサービス
センターのホストコンピュータのモニタに表示されるよ
うになっている。そして、サービスセンターのオペレー
タから修理を担当する営業所に修理依頼がされる。
【0004】また、この従来の画像形成装置の管理シス
テムにおいては、画像形成装置に関するデータのうち
で、サービスセンターと営業所とで共用すべきデータ
(例えば、各種カウンタの数値(コピーの累計枚数、紙
サイズ別カウント、緊急コールのカウント、ジャムのコ
ード別カウント))は、営業所及びサービスセンターの
複数のホストコンピュータに送信され、複数のホストコ
ンピュータで管理されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の画像形成装置の管理システムは、複数のホストコン
ピュータで共用すべきデータを各ホストコンピュータに
送信する場合、送信すべきホストコンピュータ毎に順次
データ送信しなければならず、全通信が終了するまでに
長時間かかってしまうという不具合を有していた。
【0006】そこで、本発明は、画像形成装置から複数
の送信先への通信を短時間で行えるようにすることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
形成装置,複数のホストコンピュータ及びサービスマン
の無線電話が公衆回線網を介して各種データを送受信で
きるように構成された画像形成装置の管理システムに関
するものである。このうち、前記画像形成装置は、稼働
状態を検出する稼働状態検出手段と、この稼働状態検出
手段の検出データを公衆回線網を介して直接送信する一
般通信機能部と、前記稼働状態検出手段の検出データを
メール形式のデータに変更してインターネットを介して
メール送信するメール機能部と、前記稼働状態検出手
段,前記一般通信機能部及びメール機能部の作動を制御
する制御手段と、を備えている。また、前記複数のホス
トコンピュータ及び前記サービスマンの無線電話は、公
衆回線網を介して通信先と直接データの送受信を行うこ
とを可能にする一般通信機能部と、インターネットを介
したメールの送受信を可能にするメール機能部と、を備
えている。そして、前記画像形成装置の制御手段は、前
記稼働状態検出手段の検出結果に応じて検出データの送
信先を決定し、その送信先が複数箇所である場合に、前
記メール機能部によってメール送信するようになってい
る。
【0008】請求項2の発明は、複数のホストコンピュ
ータ及びサービスマンの無線電話に対し、公衆回線網を
介して各種データを送受信できるように構成された画像
形成装置である。この画像形成装置は、稼働状態を検出
する稼働状態検出手段と、この稼働状態検出手段の検出
データを公衆回線網を介して直接送信する一般通信機能
部と、前記稼働状態検出手段の検出データをメール形式
のデータに変更してインターネットを介してメール送信
するメール機能部と、前記稼働状態検出手段,前記一般
通信機能部及びメール機能部の作動を制御する制御手段
と、を備えている。そして、前記制御手段は、前記稼働
状態検出手段の検出結果に応じて検出データの送信先を
決定し、その送信先が複数箇所である場合に、前記メー
ル機能部によってメール送信するようになっている。
【0009】請求項3の発明は、画像形成装置の制御手
段に、画像形成装置の稼働状態を検出する稼働状態検出
手段を作動させるステップと、稼働状態検出手段の検出
結果に応じて検出データの送信先を決定するステップ
と、送信先が複数箇所である場合に、前記稼働状態検出
手段の検出データをメール形式のデータに変更してイン
ターネットを介してメール送信するメール機能部を作動
させるステップと、を実行させるプログラムに関するも
のである。
【0010】請求項4の発明は、画像形成装置の制御手
段に、画像形成装置の稼働状態を検出する稼働状態検出
手段を作動させるステップと、稼働状態検出手段の検出
結果に応じて検出データの送信先を決定するステップ
と、送信先が複数箇所である場合に、前記稼働状態検出
手段の検出データをメール形式のデータに変更してイン
ターネットを介してメール送信するメール機能部を作動
させるステップと、を実行させるプログラムの記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0012】[第1の実施の形態]図1は、本発明の実
施の形態に係る画像形成装置の管理システムの概略構成
を示すものである。
【0013】この図1に示すように、画像形成装置とし
ての複写機1は、PHS2aやモデム2b等の各種通信
手段を備えており、公衆回線網を介して営業所のホスト
コンピュータ(サービスセンターのホストコンピュータ
と区別するため、検針用ホストコンピュータと称する)
3,サービスセンターのホストコンピュータ(営業所の
ホストコンピュータと区別するため、故障管理用ホスト
コンピュータと称する)4及びサービスマンの所持する
PHS(無線電話)9に対して送受信できるようになっ
ている。また、検針用ホストコンピュータ3と故障管理
用ホストコンピュータ4は、それぞれターミナルアダプ
タ(TA)を介してISDN回線に接続されている。ま
た、複写機1,各ホストコンピュータ3,4及びサービ
スマンのPHS9は、相互にインターネットを介してメ
ールの送受信ができるようになっている。
【0014】図2は、画像形成装置の管理システムを構
成する複写機1,検針用ホストコンピュータ3及び故障
管理用ホストコンピュータ4の各制御ブロック図を示す
ものである。
【0015】複写機1は、原稿を読み取るための露光手
段と、この露光手段によって読み取った画像をトナー像
にするための感光体や現像器等からなる画像形成手段
と、この画像形成手段によって形成されたトナー像を転
写紙に転写するための転写域に配置された転写手段と、
その転写域に転写紙を供給する給紙手段と、転写紙に転
写されたトナー像を加熱・加圧して転写紙に定着させる
定着手段と、を備えている。また、複写機1は、この図
2に示すように、複写機1の各部の故障やジャム(紙詰
まり),コピーカウント等を検知するための各種センサ
を有する稼働状態検出手段5と、複写機本体の上部に配
置された操作パネルのキーボード,タッチパネル,操作
ボタン等の入力手段6と、複写機1の作動に関わる各種
データや機能選択画面等を表示する液晶表示装置等の表
示手段7と、検針用ホストコンピュータ3や故障管理用
ホストコンピュータ4とのデータの送受信を可能にする
通信手段2と、これら通信手段2や稼働状態検出手段5
等を作動制御する制御手段8と、を備えている。ここ
で、通信手段2は、PHS2aを使用したものと、モデ
ム2bを使用したものがあり、通信を可能にするものを
全て含み、PHS2aやモデム2b等のハードと制御用
プログラムのようなソフト等を含むものである。なお、
通信手段2は、公衆回線網を介して各ホストコンピュー
タ3,4やサービスマンのPHS9に対して直接データ
の送受信を行うことを可能にする一般通信機能部C1
と、送信側サーバ19a及び受信側サーバ19bに接続
されたインターネットを介して各ホストコンピュータ
3,4やサービスマンのPHS9とメールの送受信を行
うことを可能にするメール機能部C2と、を備えている
(図1参照)。
【0016】制御手段8は、制御プログラムにしたがっ
て演算処理を実行するCPU10、制御プログラム等を
格納するROMや演算結果等を格納する読み書き可能な
RAMからなる記憶手段11、及び入出力インターフェ
ース(図示せず)を備えたマイクロコンピュータによっ
て構成されている。なお、複写機本体内にハードディス
ク等の外部記憶装置が設置されている場合には、その外
部記憶装置にも制御手段8が接続されている。ここで、
記憶手段11には、通信先電話番号,通信先メールアド
レス(例えば、検針用ホストコンピュータ3、故障管理
用ホストコンピュータ4及びサービスマンのPHS9の
メールアドレス),故障データ等が記憶されている。
【0017】また、制御手段8は、送信データの内容に
より、上述の一般通信機能部C1とメール機能部C2と
を切り換えて使用するようになっている。例えば、制御
手段8は、稼働状態検出手段5が複写機1の故障を検出
すると、その検出結果に対応する故障データを制御手段
から読み出して、その故障データをメール機能部C2で
メール形式に変更し、故障管理用ホストコンピュータ4
及びサービスマンのPHS9にメール送信する。また、
制御手段8は、定期的にコピーカウンタの数値を検知
し、そのコピーカウントデータを一般通信機能部C1で
検針用ホストコンピュータ3に直接送信する。すなわ
ち、制御手段8は、データの送信先が複数箇所の場合に
はメール機能部C2を選択してメール送信し、データの
送信先が1箇所の場合には一般通信機能部C1を選択し
て直接データ送信する。
【0018】検針用ホストコンピュータ3は、複写機1
の検針やメンテナンス等のサービスを提供する営業所に
設置されており、制御プログラムにしたがって演算処理
を実行するCPU12と、制御プログラム等を格納する
ROMや演算結果等を格納する読み書き可能なRAMか
らなる記憶手段13と、図示しない入出力インターフェ
ースとを備えている。そして、この検針用ホストコンピ
ュータ3は、ハードディスク等の外部記憶装置14と、
入力用のキーボードや操作ボタン等の入力手段15と、
複写機1とのデータの送受信を可能にする通信手段16
と、CRTや液晶表示装置等の表示手段17とに図示し
ない入出力インターフェースを介して接続されている。
このうち、通信手段16は、公衆回線網を介して複写機
1,故障管理用ホストコンピュータ4及びサービスマン
のPHS9に対して直接データの送受信を行うことを可
能にする一般通信機能部EH1と、送信側サーバ19a
及び受信側サーバ19bに接続されたインターネットを
介して複写機1,故障管理用ホストコンピュータ4及び
サービスマンのPHS9とメールの送受信を行うことを
可能にするメール機能部EH2と、を備えている(図1
参照)。なお、記憶手段13には、通信先電話番号や通
信先メールアドレス等が記憶されている。また、通信手
段16は、通信を可能にするものを全て含み、ターミナ
ルアダプタ(TA)や通信制御用のプログラム等を含む
ものである。
【0019】故障管理用ホストコンピュータ4は、複数
の営業所を統括するサービスセンターに設置されてい
る。なお、サービスセンターは、各複写機1,1の故障
(例えば、帯電器の電圧異常等のトラブルであって、ユ
ーザーが簡単に解決できないようなトラブル)の通報を
一括して受信し、故障が発生した複写機1を担当する営
業所に修理のためのサービスマンの派遣を指示するよう
になっている。
【0020】この故障管理用ホストコンピュータ4は、
制御プログラムにしたがって演算処理を実行するCPU
18と、制御プログラム等を格納するROMや演算結果
等を格納する読み書き可能なRAMからなる記憶手段2
0と、図示しない入出力インターフェースを備えてい
る。そして、この故障管理用ホストコンピュータ4は、
ハードディスク等の外部記憶装置22と、入力用のキー
ボード(入力手段)23と、複写機とのデータの送受信
を可能にする通信手段24と、CRTや液晶表示装置等
の表示手段25とに図示しない入出力インターフェース
を介して接続されている。このうち、通信手段24は、
公衆回線網を介して複写機1,検針用ホストコンピュー
タ3及びサービスマンのPHS9に対して直接データの
送受信を行うことを可能にする一般通信機能部SH1
と、送信側サーバ19a及び受信側サーバ19bに接続
されたインターネットを介して複写機1,検針用ホスト
コンピュータ3及びサービスマンのPHS9とメールの
送受信を行うことを可能にするメール機能部SH2と、
を備えている(図1参照)。なお、記録手段20には、
通信先電話番号や通信先メールアドレス等が記憶されて
いる。また、通信手段24は、通信を可能にするものを
全て含み、ターミナルアダプタ(TA)や通信制御用の
プログラム等を含むものである。
【0021】また、サービスマンの所持しているPHS
9は、複写機1及びそのメモリ内に通信先電話番号や通
信先メールアドレスが記憶されている。そして、このP
HSは、音声通話を可能にする一般通信機能部91と、
メールの送受信を可能にするメール機能部92と、を備
えている。
【0022】以上のように構成された画像形成装置の管
理システムにおいて、複写機1のデータ送信時の動作
を、図3のフローチャート図を参照して説明する。
【0023】複写機1の電源が投入されると、制御手段
8が稼働状態検出手段5を作動させて、複写機1の稼働
状態を検出する(ステップS1)。
【0024】稼働状態検出手段5が複写機1の故障を検
知すると(ステップS2)、制御手段8は、故障に応じ
た故障検出データを記憶手段11から読み出す(ステッ
プS3)。なお、この場合、制御手段8は、サービスマ
ンによる修理が完了するまで複写動作を停止させる。
【0025】次いで、制御手段8は、記憶手段11から
読み出した故障データをメール機能部C2でメール形式
に変更する(ステップS4)。そして、制御手段8は、
記憶手段11から故障管理用ホストコンピュータ4のメ
ールアドレス及びサービスマンのPHS9のメールアド
レスを読み出す(ステップS5)。次いで、制御手段8
は、読み出した複数のアドレスをメール形式の故障デー
タに添付することにより、ヘッダ部とボディ部からなる
送信用のメールデータを作成し(ステップS6)、この
メールデータを送信側サーバ19aへ送信する(ステッ
プS7)。
【0026】送信側サーバ19aに送信されたメールデ
ータは、パケットの形でインターネットを介して送信先
の受信側サーバ19bに転送され、受信側サーバ19b
から故障管理用ホストコンピュータ4及びサービスマン
のPHS9にメール到着の通知がされる。受信側サーバ
19bからメール到着の通知を受けた故障管理用ホスト
コンピュータ4のオペレータは、受信側サーバ19bに
アクセスし、自分宛のメッセージ(故障データ)を故障
管理用ホストコンピュータ4に取り込む。この故障管理
用ホストコンピュータ4は、受信側サーバ19bから取
り込んだメール形式の故障データを記憶手段20に記憶
させると共に、表示手段25に表示させる。なお、複写
機1から送信される故障データには、どの営業所の担当
であるかを示す地域番号や複写機1の設置場所等を示す
データが含まれている。したがって、故障管理用ホスト
コンピュータ4のオペレータは、どの営業所が担当する
どこの複写機1であるのか、又、その複写機1の故障が
どのようなものであるを把握できる。その結果、故障管
理用ホストコンピュータ4のオペレータは、故障した複
写機1の修理を担当する営業所に対し、的確な修理依頼
とサービスマンの派遣依頼をすることができる。また、
故障した複写機1の修理を担当する営業所のサービスマ
ンのPHS9は、受信側サーバ19bからメール到着の
通知を受けると、受信側サーバ19bにアクセスし、自
分宛のメッセージ(故障データ)をPHS9に取り込
む。PHS9は、取り込んだ故障データを内部のメモリ
に記憶させると共に、液晶表示パネル等の表示手段に表
示させる。その結果、サービスマンは、どの複写機1が
どのような故障状態にあるのかを知ることができる。し
たがって、サービスマンは、所属する営業所から修理派
遣の依頼があった際に、修理の準備を迅速且つ的確に行
うことができ、サービスの質の向上を図ることができ
る。なお、故障管理用ホストコンピュータ4及びPHS
9は、受信側サーバ19bからのメール到着の通知を受
けると、自動的に受信側サーバ19bにアクセスして、
それぞれ自分宛のメッセージを取り込むようにしてもよ
い。
【0027】一方、ステップS2において、制御手段8
は、稼働状態検出手段5が複写機1の故障を検出せず、
複写機1のメインスイッチが入ってから一定時間経過す
ると(ステップS8)、コピーカウンタ(図示せず)の
コピーカウント(コピー枚数)を取得し(ステップS
9)、記憶手段11から検針用ホストコンピュータ3の
電話番号を読み出し(ステップS10)、検針用ホスト
コンピュータ3に電話をかけて、コピーカウントデータ
を検針用ホストコンピュータ3に直接送信する(ステッ
プS11)。検針用ホストコンピュータ3は、送信され
たコピーカウントデータを複写機1毎に記憶手段13に
記憶させ、定期的に納品書や請求書等に集計結果をアウ
トプットする。
【0028】以上のように、本実施の形態の画像形成装
置の管理システムによれば、複写機1の故障データを複
数の送信先(故障管理用ホストコンピュータ4及びサー
ビスマンのPHS9)に送信する場合、送信データをメ
ール機能部C1でメール形式に変更して、そのメール情
報(メール形式の故障データ)に複数の送信先のメール
アドレスを添付して送信側サーバ19aに送信すること
により、インターネットを介して複数の送信先に同時に
故障データを配信することができるため、複数の送信先
に順番に電話をする従来例に比較して、短時間で故障デ
ータを送信することができる。
【0029】また、本実施の形態の画像形成装置の管理
システムは、上述のように、複数の送信先にメール形式
で故障データを送信するため、送信先が停電中や通話中
であったり、何等かの理由によって電話が接続しない状
態の場合でも、故障データを故障管理用ホストコンピュ
ータ4やPHS9の受信側サーバ19bまで送信でき
る。これにより、送信先の受信者(故障管理用ホストコ
ンピュータ4のオペレータやサービスマン)は、受信側
サーバ19bからの通知に基づいて、自分の都合の良い
ときに受信側サーバ19bにアクセスして故障データを
読み出すことができる。又、受信側の故障管理用ホスト
コンピュータ4及びPHS9が、通信可能時に自動的に
受信側サーバ19bにアクセスして故障データを読み出
すことができる。したがって、本実施の形態によれば、
複数の送信先に順番に電話をする従来に比較して、故障
データを送信先に確実に送信することができる。なお、
従来の画像形成装置の管理システムは、複数の送信先に
順番に電話することになるが、送信先が通信中や停電中
であったりすると、故障データの送信ができなくなり、
ユーザーに電話で故障通報をさせることになっていた。
本実施の形態の画像形成装置の管理システムによれば、
このような従来例のユーザー側の負担を軽減できる。
【0030】また、本実施の形態において、送信先が1
箇所の場合でも、データ送信をメール形式で送信するよ
うにすれば、すなわち、全てのデータ送信をメール形式
にすれば、ユーザーや検針用及び故障管理用ホストコン
ピュータ3,4の電話番号が移転等で変わっても、メー
ルアドレスを変更しないかぎり、確実にデータ送信する
ことができる。
【0031】なお、上述の実施の形態において、複写機
1のタッチパネル上のキーボードから入力した文字デー
タ等をメール情報として送信先に送信できるようになっ
ている。また、検針用ホストコンピュータ3,故障管理
用ホストコンピュータ4,PHS9の入力手段から入力
した文字データ等をメール情報として送信先(例えば、
発信元が故障管理用ホストコンピュータ4であれば、送
信先である複写機1,検針用ホストコンピュータ3及び
PHS9)に送信できるようになっている。また、検針
用ホストコンピュータ3,故障管理用ホストコンピュー
タ4又はPHS9から制御用コマンドをメール形式で複
写機1に送信することにより、複写機1を検針用ホスト
コンピュータ3,故障管理用ホストコンピュータ4又は
PHS9で遠隔操作することができる。
【0032】また、上述の実施の形態において、複写機
1の故障データは、故障管理用ホストコンピュータ4及
びサービスマンのPHS9にメール送信するようになっ
ているが、これに限られず、検針用ホストコンピュータ
3にも送信し、検針用ホストコンピュータ3のオペレー
タからサービスマンに修理依頼をするようにしてもよ
い。
【0033】また、本実施の形態に係る画像形成装置の
管理システムは、複写機1の通信手段としてPHS2a
を採用すれば、複写機1に電話線を接続する必要がなく
なり、複写機1の設置場所の自由度が増すと共に、FA
X機能を備えていない複写機1にも広く適用することが
可能になる。
【0034】また、上述の実施の形態は、画像形成装置
として複写機1を例示し、画像形成装置の管理システム
を説明したが、これに限られず、画像形成装置として、
ファクシミリ、プリンタ、これらの複合機、印刷機等に
広く適用することができる。
【0035】また、上述の実施の形態において、サービ
スマンのPHS9に代えて、メール機能を備えた携帯電
話を使用するようにしてもよい。また、複写機1の通信
手段としてPHSを例示したが、これに限られず、携帯
電話機能を応用した通信手段を使用してもよい。
【0036】また、上述の実施の形態はサービスセンタ
ーと営業所が別々の場合を例示したが、サービスセンタ
ーが営業所を兼ねているような場合には、サービスセン
ターのホストコンピュータが故障管理用及び検針用のホ
ストコンピュータとなる。
【0037】また、上述の実施の形態は、複数の送信先
にメール送信する場合のデータとして複写機1の故障デ
ータを例示したが、これに限られず、複数のホストコン
ピュータで共用すべきデータ(例えば、各種カウンタの
数値(コピーの累計枚数、紙サイズ別カウント、緊急コ
ールのカウント、ジャムのコード別カウント))をメー
ル送信するようにしてもよい。この場合、送信先は、上
述の実施の形態の故障管理用ホストコンピュータ4及び
サービスマンのPHS9に限られず、データを共用する
全てのホストコンピュータやPHS9にメール送信され
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明は、画像形成装置
の制御手段が、稼働状態検出手段の検出結果に応じて検
出データの送信先を決定し、その送信先が複数の場合に
メール機能部で送信データをメール形式に変更し、複数
の送信先に対して一斉にメール配信できるようになって
おり、その送信メールを複数のホストコンピュータやサ
ービスマンのPHSで受信できるようになっているた
め、複数の送信先に順番に電話をする従来例に比較し
て、短時間で故障データを送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の管理
システムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の管理
システムを構成する複写機、検針用ホストコンピュータ
及び故障管理用ホストコンピュータの制御用ブロック図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係る複写機の作動状態を
示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1……複写機(画像形成装置)、3……検針用ホストコ
ンピュータ(ホストコンピュータ)、4……故障管理用
ホストコンピュータ(ホストコンピュータ)、5……稼
働状態検出手段、8……制御手段、9……PHS(無線
電話)、C1,EH1,SH1……一般通信機能部、C
2,EH2,SH2……メール機能部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳楽 二郎 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラミタ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 BB10 HH03 HH09 HJ08 HK11 HN05 HN15 2H027 DA31 DA44 EJ08 EJ13 EJ15 EK01 ZA09 5B021 AA19 AA21 BB01 BB04 CC05 EE04 NN00 5C062 AA02 AA05 AA12 AA13 AA29 AA30 AB38 AB42 AC35 AC42 AC55 AF00 AF02 AF03 BA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置,複数のホストコンピュー
    タ及びサービスマンの無線電話が公衆回線網を介して各
    種データを送受信できるように構成された画像形成装置
    の管理システムであって、 前記画像形成装置は、稼働状態を検出する稼働状態検出
    手段と、この稼働状態検出手段の検出データを公衆回線
    網を介して直接送信する一般通信機能部と、前記稼働状
    態検出手段の検出データをメール形式のデータに変更し
    てインターネットを介してメール送信するメール機能部
    と、前記稼働状態検出手段,前記一般通信機能部及びメ
    ール機能部の作動を制御する制御手段と、を備え、 前記複数のホストコンピュータ及び前記サービスマンの
    無線電話は、公衆回線網を介して通信先と直接データの
    送受信を行うことを可能にする一般通信機能部と、イン
    ターネットを介したメールの送受信を可能にするメール
    機能部と、を備え、 前記制御手段は、前記稼働状態検出手段の検出結果に応
    じて検出データの送信先を決定し、その送信先が複数箇
    所である場合に、前記メール機能部によってメール送信
    することを特徴とする画像形成装置の管理システム。
  2. 【請求項2】 複数のホストコンピュータ及びサービス
    マンの無線電話に対し、公衆回線網を介して各種データ
    を送受信できるように構成された画像形成装置であっ
    て、 稼働状態を検出する稼働状態検出手段と、この稼働状態
    検出手段の検出データを公衆回線網を介して直接送信す
    る一般通信機能部と、前記稼働状態検出手段の検出デー
    タをメール形式のデータに変更してインターネットを介
    してメール送信するメール機能部と、前記稼働状態検出
    手段,前記一般通信機能部及びメール機能部の作動を制
    御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記稼働状態検出手段の検出結果に応
    じて検出データの送信先を決定し、その送信先が複数箇
    所である場合に、前記メール機能部によってメール送信
    することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成装置の制御手段に、 画像形成装置の稼働状態を検出する稼働状態検出手段を
    作動させるステップと、 稼働状態検出手段の検出結果に応じて検出データの送信
    先を決定するステップと、 送信先が複数箇所である場合に、前記稼働状態検出手段
    の検出データをメール形式のデータに変更してインター
    ネットを介してメール送信するメール機能部を作動させ
    るステップと、 を実行させるプログラム。
  4. 【請求項4】 画像形成装置の制御手段に、 画像形成装置の稼働状態を検出する稼働状態検出手段を
    作動させるステップと、 稼働状態検出手段の検出結果に応じて検出データの送信
    先を決定するステップと、 送信先が複数箇所である場合に、前記稼働状態検出手段
    の検出データをメール形式のデータに変更してインター
    ネットを介してメール送信するメール機能部を作動させ
    るステップと、 を実行させるプログラムの記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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