JP2003062504A - 基板処理装置及びその方法 - Google Patents
基板処理装置及びその方法Info
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Abstract
給を行い、該基板表面に所定の液膜を形成するにあた
り、前記塗布ノズルにおけるメンテナンス性の向上と塗
布液の温度調節精度の向上とを両立できる技術を提供す
ること。 【解決手段】 塗布液を導入する塗布液流路を備え、基
板に対して塗布液の供給を行う塗布ノズルについて、前
記塗布液流路内の塗布液の温度を調節する第1の温度調
節手段と、先端に前記塗布液流路と連通する塗布液の吐
出孔が形成されると共に前記塗布ノズルに着脱自在に設
けられるノズルチップとを設け、待機時に塗布ノズルを
待機させるための待機部にはノズルチップが嵌合する受
け部と第2の温度調節手段とを設ける。第1及び第2の
温度調節手段では塗布液供給時における塗布液の温度が
設定温度となるように双方で温度調節を行うため、塗布
時における塗布液温度は設定温度から外れない。
Description
ハ、液晶ディスプレイ用のガラス基板、またはフォトマ
スク用のレチクル基板といった各種基板に対し、塗布液
の供給を行う装置及びその方法に関する。
いて、基板表面に回路パターンを形成するためのレジス
トマスクは塗布、現像装置に露光装置を接続したシステ
ムにより形成される。このようなシステムにおいて、基
板に対するレジスト液の塗布は従来より例えば図10に
示すような塗布ノズル1を用いて行われている。この塗
布ノズル1は先端に着脱自在なノズルチップ11を備え
る吐出部12と、この吐出部12の後方側に接続する本
体13とを一体化した構成とされており、図示しない塗
布液供給源と接続する塗布液流路14は、例えば本体1
3の後方側からその内側に入り込み、本体13及び吐出
部12を介してノズルチップ11へと配管され、このノ
ズルチップ11先端の吐出孔11aから該吐出孔11a
下方側に載置される基板に向けて塗布液を吐出するよう
になっている。吐出部12の上部側に図示される15
は、例えば塗布ノズル1を待機位置から基板上方の所定
の吐出位置まで移動させるときに、図示しない搬送手段
が嵌合して塗布ノズル1を移動させるために形成される
凹部である。
けられているのは、例えば該ノズルチップ11が破損し
たときや消耗したとき、或いは内部を流れるレジスト液
が吐出孔11a付近で固化してしまったとき等に迅速な
交換を可能とすることを考慮したものである。また、本
体13内における塗布液流路14の周囲には、本体13
の先端部近傍にて折り返すように構成された二重管15
が設けられており、この二重管内に温度調節した水(以
下温調水という)を流すことで、塗布液流路14内を流
れる塗布液の温度を、塗布処理に適した温度に調節する
ことができるように構成されている。
をみせる回路パターンの更なる微細化の要求に応えるた
めには、基板一枚に対する塗布液の供給量を減らすと共
に、基板表面に供給される塗布液の温度を例えば0.1
℃レベルの高い精度でコントロールしなければならな
い。しかしながら、上述した塗布ノズル1ではノズルチ
ップ11を着脱自在とし、例えばその支持具等を吐出部
12に設ける都合上、二重管15を吐出部12まで配管
することができず、本体13内を流れる塗布液しか温度
の調節を行うことができないという問題がある。
いたため、本体13先端から吐出孔11aに至る短い区
間内で生じる温度変化は問題とならずメンテナンス性の
向上を優先した構成とすることができたが、上述要求に
応じるためには従来温度調節を行うことができなかった
前記区間、特に最も基板に近いノズルチップ11におい
て、高い精度での塗布液の温度制御を行う必要がある。
たものであり、その目的は、塗布ノズルを用いて基板に
対する塗布液の供給を行い、該基板表面に所定の液膜を
形成するにあたり、前記塗布ノズルにおけるメンテナン
ス性の向上と塗布液の温度調節精度の向上とを両立でき
る技術を提供することにある。
置は、基板を水平に保持する基板保持部と塗布液を導入
する塗布液流路を備え、前記基板保持部により保持され
た基板に対して塗布液の供給を行う塗布ノズルと、前記
塗布液流路内の塗布液の温度を調節するための第1の温
度調節手段と、先端に前記塗布液流路と連通する塗布液
の吐出孔が形成されると共に、前記塗布ノズルに着脱自
在に設けられるノズルチップと、塗布液が予め定めた温
度で吐出されるように、前記ノズルチップの温度調節を
行う第2の温度調節手段と、を備えることを特徴とす
る。
手段にてノズルチップの温度調節を行うようにしている
ため、塗布ノズルにおける塗布液の吐出孔を着脱自在な
ノズルチップに形成したことによる弊害、即ち第1の温
度調節手段により温度調節可能な部位とノズルチップと
が離れていることにより、塗布液がノズルチップに到達
した時点で設定温度から外れてしまう問題を回避するこ
とができる。
を選択可能に複数基設け、第2の温度調節手段を各塗布
ノズルのノズルチップ毎に独立して温度調節できるよう
に設ける構成としてもよく、このようにすることで複数
の塗布液を使い分けると共にノズルチップの温度を各塗
布液毎に適した温度に保つ運用が可能である。
ップの先端側部位が嵌合される受け部が形成された待機
部を設け、この待機部に第2の温度調節手段を設けて、
前記受け部を介してノズルチップの温度調節を行う構成
を挙げることができる。ここで待機部には例えば受け部
の周囲を囲むように設けられる温調流体流路を備えると
共に、熱伝導性の良好な伝熱部材により構成されるもの
を用いることが好ましい。
側に設けるようにしてもよく、この場合には一端側が第
1の温度調節手段から伝熱されると共に他端側がノズル
チップを囲むように設けられ、第1の温度調節手段を利
用してノズルチップの温度調節を行うことが可能な熱伝
導性の良好な伝熱部材を用いた構成とすることができ
る。この場合、伝熱部材はノズルチップの周囲を囲む筒
状体或いはノズルチップを囲むように設けられた複数の
ヒートパイプを含むものであることが好ましい。
を導入する塗布液流路と、先端に前記塗布液流路と連通
する塗布液の吐出孔が形成されると共に、着脱自在に構
成されるノズルチップと、を備える塗布ノズルを用い、
水平保持される基板に対して塗布液の供給を行う塗布方
法において、塗布液流路における塗布液の温度調節を行
う第1の温度調節工程と、塗布液が予め定めた温度で吐
出されるように、前記第1の温度調節工程にて生じる熱
を、熱伝導性の良好な伝熱部材によりノズルチップに伝
熱して当該ノズルチップの温度調節を行う第2の温度調
節工程と、を含むことを特徴とする。このような方法に
おいて伝熱部材にはヒートパイプを用いるようにするこ
とが好ましい。
置の実施の形態について説明を行う。ここでは半導体デ
バイスの製造工程にて用いられるパターン形成装置を例
にとり、先ずはその全体構成について図1に示す平面図
及び図2に示す斜視図を参照しながら簡単に説明する。
図中21は例えば25枚の基板であるウエハ(半導体ウ
エハ)Wが収納されたカセットCを搬入出するためのカ
セットステーションであり、このカセットステーション
21には前記カセットCを載置する載置部21aと、カ
セットCからウエハWを取り出すための受け渡し手段2
2とが設けられている。カセットステーション21の奥
側には、処理部S1が接続されており、この処理部S1
内には例えばカセットステーション21から奥を見て例
えば右側には塗布・現像系のユニットU1が、左側、手
前側、奥側には加熱・冷却系のユニット等を多段に積み
重ねた棚ユニットU2,U3,U4が夫々配置されてい
ると共に、塗布・現像系ユニットU1と棚ユニットU
2,U3,U4との間でウエハWの受け渡しを行うため
の主搬送手段24が設けられている。但し図2では便宜
上受け渡し手段22及び主搬送手段24は描いていな
い。
上段に2個の上述の現像装置を備えた現像ユニット25
が、下段に2個の塗布装置を備えた塗布ユニット3が夫
々設けられている。棚ユニットU2,U3,U4におい
ては、加熱ユニットや冷却ユニットのほか、ウエハの受
け渡しユニットや疎水化処理ユニット等が上下に割り当
てされている。また、処理部23の奥側には、バッファ
ーカセットC0及び受け渡し手段26を備えるインタ−
フェイス部27を介し、露光部28が接続されている。
受け渡し手段26は、例えば昇降自在、左右、前後に移
動自在かつ鉛直軸まわりに回転自在に構成されており、
これにより前記処理部23とバッファーカセットC0と
露光部27との間でウエハWの受け渡しを行うことがで
きるようになっている。
塗布ユニット3の内部構造について詳細な説明を行う。
図中31は塗布ユニット3の外装体をなす筐体であり、
その内部は図示しない清浄化手段により一定の清浄度に
保たれると共に、塗布処理に適した温度及び湿度となる
ように図示しない調整手段により温湿度調整が行われて
おり、更には例えば後述する塗布処理時において基板に
供給される塗布液中の溶剤が揮発しないように、適当な
温度及び湿度に適当な溶剤蒸気の雰囲気が形成されてい
る。
主搬送手段24に設けられる搬送アーム24aによるウ
エハWの搬入出を行うための開口部32が形成されてお
り、該筐体31の底面にはウエハWを裏面側から吸着
し、これを水平に保持すると共に、鉛直軸周りに回転自
在に構成される基板保持部33が設けられている。この
基板保持部33近傍にはウエハWの受け渡し時に使用さ
れる図示しないリフトピンが設けられ、また基板保持部
33の側方部には、ウエハWの側方を全周に亘って囲う
と共に、水平保持された状態のウエハWよりも高い位置
まで立ち上げられたカップ34が設けられており、例え
ば基板保持部の回転に伴いウエハW表面から弾き飛ばさ
れた塗布液や洗浄液を受け止め、下方側に設けられる図
示しない回収手段へと導くことができるように構成され
ている。
のガイド機構35が延設されており、このガイド機構3
5には、洗浄部36と後述する塗布ノズル5を移動させ
るための搬送基体4とがX方向に移動自在に設けられて
いる。これら洗浄部36及び搬送基体4は、カップ34
を挟む第1のガイド機構35の両端を待機位置としてウ
エハW上方へ移動することができるように構成されてお
り、洗浄部36の待機位置には、該洗浄部36先端に設
けられるノズル37を待機させ、またはクリーニングす
るためのバス38が、一方の搬送基体4の待機位置に
は、待機部6及び複数基例えば4基の塗布ノズル5(5
a〜5d)が夫々設けられている。
位について説明を行うと、図示するように搬送基体4は
Y方向に延びる棒状体であり、例えば第1のガイド機構
35との接続する端部近傍には該搬送基体4の昇降及び
X方向への移動を可能とするための駆動機構41が設け
られている。また、搬送基体4は長手方向(Y方向)に
沿って延設される第2のガイド機構42と、この第2の
ガイド機構42の働きによりY方向に移動自在に設けら
れる吊り上げ部43とを備え、吊り上げ部43は、下方
側の待機部6に載置される塗布ノズル5(5a〜5d)
のうち、一の塗布ノズル5と連結可能な構成とされてい
る。即ち、吊り上げ部43は、駆動機構41、第1のガ
イド機構35及び第2のガイド機構42の夫々の働きに
より、塗布ノズル5(5a〜5d)の中から例えば使用
する塗布液の種類に応じて、一の塗布ノズル5を選択
し、これを吊り上げると共にX,Y及びZ方向の任意の
位置に移動させることが可能となっている。
する塗布液は、図示しない塗布液供給源と接続する塗布
液供給部44から、塗布液流路をであるフレキシブルな
管路45を介し、各塗布ノズル5毎に別個に供給される
ようになっており、各管路45における塗布液の流量及
び給断の制御は制御部46にて行う構成とされている。
この制御部46は既述の搬送基体4や洗浄ノズル36と
いった駆動系の制御を行うと共に、塗布液または塗布液
の液温に影響を与える部位の温度調節を行う働きをも有
するものであり、詳細は後述するが塗布液供給部44内
に設けられ、管路45内を流れる塗布液の温度調節を行
うためのノズル側温調部47、及び待機部6と接続し、
該待機部6における待機時において塗布ノズル5先端部
の温度調節を行うための待機部側温調部48と接続し、
夫々の制御をも行うことが可能な構成とされている。
成について、図4及び図5を参照しながら説明を行う。
なお塗布ノズル5a〜5dは使用する塗布液を除けばい
ずれも同じであるため、以下レジスト液の供給に用いる
塗布ノズル5aを例にとり説明を行う。塗布ノズル5a
は、例えば図4中央に示すように水平に延びる後方部5
1と、該後方部51先端に接続し、下方側に屈曲する形
状をなす前方部52とを組み合わせてなる断面L字型形
状をなしており、前方部52の先端には下方側に突出す
るノズルチップ53が着脱自在に設けられている。この
ノズルチップ53の内部には先端の吐出孔53aに連な
る流路53bが形成されており、流路53bの形成部位
を取り囲む部位にはリング状のストッパー54が設けら
れ、また流路53bの上流端には、後方部51及び前方
部52を連通して配管される管路45の先端が接続され
ている。また前方部52における屈曲部位上方の天井部
には、既述の吊り上げ部43の先端部43aが進入し、
嵌合することができるように凹部55が形成されてい
る。詳しく説明すると、先端部43aと凹部55とが嵌
合する際には、例えば先端部43aに備わる接続機構4
3bにより両者は強く固定され、吊り下げ部43と共に
塗布ノズル5aが移動できる(持ち上げられる)構成と
されている。
の先端部近傍に至るまで同心円に沿う2つの管路からな
る二重管56により囲まれている。この二重管56は既
述のノズル側温調部47と接続すると共に、その内管5
6aと外管56bとは先端部にて折り返しながら連通
し、例えば内管56aがノズル側温調部47から供給さ
れる温調水の往路に、外管56bが同復路となるように
構成されている。即ち、二重管56はその内部を流れる
温調水により、管路45内を流れる塗布液の温度を調節
しようとするものであり、ノズル側温調部47と共に特
許請求の範囲に記載の第1の温度調節手段に相当する。
を参照しながら説明する。この待機部6は上方から臨む
と、図3においても示したようにY方向に延びる箱状体
であり、その表面には塗布ノズル5a〜5dの夫々がノ
ズルチップ53を嵌め込んだ状態で同時に待機できるよ
うに、4つの孔部61(61a〜61d)が形成されて
いる(図5参照)。また待機部6の表面部近傍には、各
塗布ノズル5(5a〜5d)におけるノズルチップ53
が嵌合する際に、該ノズルチップ53を吸引固定するた
めの電磁石が埋設されている。
様の構成であるため、孔部61aを例に図4を参照しな
がら待機部6の内部構造について説明を行うと、孔部6
1aの下方側には、該孔部61aと連通する液受け室6
2と例えば塗布ノズル5aから滴下され該液受け室62
に溜まった塗布液を排出するためのドレインライン63
とが設けられている。また液受け室62には、例えば該
液受け室62内を予め定めた溶剤雰囲気とするための、
図示しない溶剤蒸気発生手段または温度、湿度調節機構
などが備えられている。
上端(孔部61との接続部位)に至るまでの内壁、即ち
ノズルチップが嵌合する個所の内壁部位は例えば全周に
亘って熱伝導性の良好な伝熱部材例えば銅にて囲まれた
構成とされており、この部位を受け部64と呼ぶことと
すると、受け部64の外壁側には例えば該受け部64を
挟み且つ接するように、2本の温調流体流路65が設け
られている。この温調流体流路65は既述の待機部側温
調部48から送られる温度調節された流体例えば水(温
調水)により、待機時におけるノズルチップ53を間接
的に温度調節しようとするものである。即ち、受け部6
4は該受け部64に勘合したノズルチップ53と温調流
体流路65との間で熱の受け渡しを行うことが可能であ
り、温調流体流路65の温度を変化させればノズルチッ
プ53の温度も変化するように構成されている。
る場合を例に、上述パターン形成装置の作用について説
明する。ここで先ず基板であるウエハWの流れについて
簡単に説明すると、カセットCは外部から載置部21a
へと搬入され、このカセットCから受け渡し手段22に
よりウエハWが取り出される。ウエハWは、受け渡し手
段22から棚ユニットU3に含まれる受け渡しユニット
を介して主搬送手段24へと受け渡され、所定の処理例
えば疎水化処理、冷却処理などが行われる。続いてこの
ウエハWは塗布ユニット3にてレジスト液が塗布され、
更に加熱処理によりレジスト液内の溶剤の揮発を行い、
しかる後棚ユニットU4内の受け渡しユニットからイン
ターフェイス部27を経て露光部28にて露光される。
露光後、ウエハWは逆の経路で主搬送手段24へと戻さ
れ、現像ユニット25にて現像される。詳しくは、現像
処理の前後に加熱及び冷却の各処理が行われる。現像処
理されたウエハWは上述と逆の経路で受け渡し手段22
に受け渡され、載置部21aに載置されている元のカセ
ットCに戻される。
いて詳細な説明を行う。先ず開口部32が開いて搬送ア
ーム24aが筐体31内へ進入すると、図示しないリフ
トピンの昇降によりウエハWが搬送アーム24aから基
板保持部33へと受け渡される。このとき搬送基体4は
ガイド機構の働きにより、例えば待機部6に載置されて
いる塗布ノズル5(5a〜5d)のうちの一つを即座に
選択できるように、例えば吊り上げ部43と塗布ノズル
5における凹部55とが同じX座標となるような位置に
移動されている。
なる管路45は、ノズル側温調部47の働きにより二重
管56により囲まれる部分において該管路45内を流れ
る塗布液が予め定めた液温となるように温度調節されて
おり、例えば塗布液としてレジスト液を供給するための
塗布ノズル5aでは23.0℃程度となるように調節さ
れる。一方、待機部6の各孔部61(61a〜61d)
には、ノズルチップ53が嵌合した状態で全ての塗布ノ
ズル5(5a〜5d)が待機しており(図6(a)下方側
参照)、待機部側温調部48の働きにより温調水の熱が
熱伝導性の大きい受け部64を介してノズルチップ53
に伝わり、ノズルチップ53の温度調節が行われる。仮
にノズルチップ53の温度が変動することがあっても、
受け部64は熱伝導性が大きいため、温調水からの熱に
より該ノズルチップ53の温度は速やかに所定温度に調
整される。
温度調節は、塗布ノズル5(5a〜5d)を待機部6に
おける待機位置から移動させ、ウエハWに対して塗布液
供給を行う際に、塗布液が二重管56により調節された
液温のまま、吐出孔53aから吐出されることを目的と
するものである。このため、待機部側温調部48ではノ
ズルチップ53における流路53b内の温度が例えば各
塗布ノズル5(5a〜5d)内における管路45の温度
調節部位(管路45が二重管56により囲まれる部分)
と同じ温度となるように調節を行う。或いは塗布ノズル
5(5a〜5d)が移動するときに、待機部6から離れ
たノズルチップ53が冷却されることを考慮し、待機時
におけるノズルチップ53(流路53b内)の温度が前
記管路45内の温度調節部位よりも僅かながら高くなる
ように調節するようにしてもよい。
板保持部33に保持され、搬送アーム24aが筐体31
から退出すると、搬送基体4における第2のガイド機構
42の働きにより吊り上げ部43が塗布ノズル5aの真
上に移動し、図6(a)に示すように下降して該吊り上げ
部43の先端部43aが凹部55と結合し、図6(b)に
示すように塗布ノズル5aを例えばウエハW中央部上方
へと移動させる。そして例えばウエハWを回転させると
共に塗布ノズル5aからレジスト液の供給を開始する
と、レジスト液はウエハW表面にて該ウエハWの遠心力
により外方へ広がり、結果としてウエハWの表面全体に
薄膜が形成される。この塗布時における塗布液の温度
は、既述のように二重管56先端部近傍における管路4
5内とノズルチップ53の流路53内とで同じになるよ
うに調節されているため、ウエハWに形成されるレジス
ト膜の温度もまた全面に亘って概ね意図した通りの温度
となる。
塗布時と逆の順路で塗布ノズル5aを待機部6上方に戻
し、該塗布ノズル5aのノズルチップ53を孔部61a
に嵌め込むと共に次のウエハWへの塗布に備えて、再び
ノズルチップ53の温度調節が行われる。その一方で、
ウエハWは搬入時と逆の経路で塗布ユニット3から搬出
される。
では塗布ノズル5(5a〜5d)における塗布液の吐出
孔53aを着脱自在なノズルチップ53に形成し、該ノ
ズルチップ53上流側にて塗布液の温度調節を行うと共
に、その下流側のノズルチップ53内の温度調節につい
ては待機部6側にて行うようにしているため、最も外部
雰囲気の影響を受けやすい吐出孔53a近傍部位でも、
塗布液の温度と設定温度との間に生じる差は少ない。即
ち、本実施の形態では「発明が解決しようとする課題」
の項でも述べたような吐出孔53a近傍部位におけるメ
ンテナンス性を確保しつつ、当該部位における塗布液の
温度調整をも行うことができるため、いずれの効果も減
縮されることなく、両立させることができる。
のものに限定されるものではなく、例えば以下のような
構成とすることも可能である。図7は第2の実施の形態
における待機部6を示すものであり、ここでは待機部6
に設けた第2の温度調節手段をなす温調流体流路71
を、各孔部61(61a〜61d)の周囲を囲むよう
に、且つ各孔部61(61a〜61d)毎に別系統(7
1a〜71d)で設けた構成としている。従って、例え
ば孔部61aに収まって待機する塗布ノズル5aと、孔
部61bに収まって待機する塗布ノズル5bとで使用す
る塗布液の設定温度が異なる場合に、孔部61aの周囲
を流れる温調流体流路71aと孔部61bの周囲を流れ
る温調流体流路71bとで異なる温度の水を流し、各々
のノズルチップ53を異なる設定温度に調節及び維持す
ることが可能となる。
り、孔部61(61a〜61d)の周囲を囲むように温
調流体流路71(71a〜71d)を設けるようにした
が、温調流体流路71(71a〜71d)は第1の実施
の形態と同様に各孔部61(61a〜61d)を挟むよ
うに設けてもよいし、逆に第1の実施の形態における温
調流体流路65を各孔部61(61a〜61d)の周囲
を囲むような形状としてもよい。
ノズル5を示す縦断面図である。本実施の形態は第2の
温度調節手段を待機部6側ではなく、塗布ノズル5(5
a〜5d)側に設けた構成としたものであり、ノズルチ
ップ53の周囲を囲むと共にその後端が二重管56の先
端に接する伝熱部材81を設けた点に特徴がある。この
伝熱部材81には熱伝導性の良好な部材例えば銅を用い
ることができ、その形状はノズルチップ53先端から二
重管56先端に至るまでの塗布液流路を囲む筒状体であ
ってもよいし、該塗布液流路の周囲を囲むように設けら
れる複数の棒状体の集合であってもよい。本実施の形態
によれば、伝熱部材81が二重管56とノズルチップ5
3との間で熱の受け渡しをするため、待機部6側にて温
度調節を行わなくても上述実施の形態と同様の効果を上
げることができるという利点もある。なお伝熱部材81
は、例えばノズルチップ53の側方を囲む部分とその上
流側の部分とで別部材とするように、複数素材を長手方
向に連結した構成としてもよい。
て、同じ位置にヒートパイプ91を設けるようにしても
よい。ヒートパイプとは部分真空中に少量の液体を入れ
た金属封管からなり、上述した伝熱部材同様に一端側と
他端側との間で熱の受け渡しを行えるものであり、塗布
液の温度調節時には例えば二重管56の先端部の温度が
所定温度となると、当該一端側における熱が瞬時に他端
側に伝わって、ノズルチップ53の温度が所定温度に調
節される。従って、本実施の形態においても上述実施の
形態と同様の効果を上げることが可能である。
は図9にて示した塗布ノズル5側に設けたものと、図4
及び図5にて示した待機部6側に設けたものの両方を併
用するようにしてもよく、このようにすれば二重の温度
制御を行うことができるため、ノズルチップ53の温度
をより確実に目標温度に維持することができる。
ルを用いて基板に対する塗布液の供給を行い、該基板表
面に所定の液膜を形成するにあたり、前記塗布ノズルに
おけるメンテナンス性の向上を図りつつ、塗布液の温度
調節精度を高めることができる。
て、その全体構成を示す平面図である。
て、その全体構成を示す斜視図である。
ル及びその関連部位について示す縦断面図である。
る。
示す概略縦断面図である。
態を示す概略縦断面図である。
塗布ノズルを示す概略図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 基板を水平に保持する基板保持部と塗布
液を導入する塗布液流路を備え、前記基板保持部により
保持された基板に対して塗布液の供給を行う塗布ノズル
と、 前記塗布液流路内の塗布液の温度を調節するための第1
の温度調節手段と、 先端に前記塗布液流路と連通する塗布液の吐出孔が形成
されると共に、前記塗布ノズルに着脱自在に設けられる
ノズルチップと、 塗布液が予め定めた温度で吐出されるように、前記ノズ
ルチップの温度調節を行う第2の温度調節手段と、を備
えることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 塗布ノズルは複数基が選択可能に設けら
れており、第2の温度調節手段は各塗布ノズルのノズル
チップ毎に独立して温度調節できるものであることを特
徴とする請求項1記載の基板処理装置。 - 【請求項3】 塗布ノズルの待機時において、吐出孔を
含むノズルチップの先端側部位が嵌合される受け部が形
成された待機部を備え、 第2の温度調節手段は該待機部に設けられ、前記受け部
を介してノズルチップの温度調節を行うものであること
を特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。 - 【請求項4】 第2の温度調節手段は、受け部の周囲を
囲むように設けられる温調流体流路を含むことを特徴と
する請求項3記載の基板処理装置。 - 【請求項5】 第2の温度調節手段は、熱伝導性の良好
な伝熱部材により構成されることを特徴とする請求項3
または4記載の基板処理装置。 - 【請求項6】 第2の温度調節手段は、一端側が第1の
温度調節手段から伝熱されるように設けられ、他端側が
ノズルチップを囲むように設けられた熱伝導性の良好な
伝熱部材であり、第1の温度調節手段を利用してノズル
チップの温度調節を行うことを特徴とする請求項1また
は2記載の基板処理装置。 - 【請求項7】 伝熱部材は、ノズルチップの周囲を囲む
筒状体を含むことを特徴とする請求項6記載の基板処理
装置。 - 【請求項8】 伝熱部材は、ノズルチップを囲むように
設けられた複数のヒートパイプを含むことを特徴とする
請求項6記載の基板処理装置。 - 【請求項9】 塗布液を導入する塗布液流路と、先端に
前記塗布液流路と連通する塗布液の吐出孔が形成される
と共に、着脱自在に構成されるノズルチップと、を備え
る塗布ノズルを用い、水平保持される基板に対して塗布
液の供給を行う塗布方法において、 塗布液流路における塗布液の温度調節を行う第1の温度
調節工程と、 塗布液が予め定めた温度で吐出されるように、前記第1
の温度調節工程にて生じる熱を、熱伝導性の良好な伝熱
部材によりノズルチップに伝熱して当該ノズルチップの
温度調節を行う第2の温度調節工程と、を含むことを特
徴とする基板処理方法。 - 【請求項10】 伝熱部材はヒートパイプであることを
特徴とする請求項9記載の基板処理方法。
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