JP7120900B2 - 温調ユニット - Google Patents
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Description
以下、温調ユニットを具体化した実施形態について図面を参照して説明する。温調ユニットは、ディスペンスツールを温調制御の対象とする。ディスペンスツールは、対基板作業機の移動ヘッドに取り付けられて基板への液剤の塗布に用いられる。移動ヘッドは、対基板作業機の機内に水平方向に移動可能に設けられ、基板に対する所定の作業に用いられる。本実施形態において、対基板作業機が部品装着機10である態様を例示する。
部品装着機10は、後述する移動ヘッド20に種々の機能を有する作業ツールを交換して、基板90に対する所定の作業を行う。具体的には、部品装着機10は、移動ヘッド20に部品を保持する保持ツール(図2を参照)を取り付けられて、部品供給装置12により供給される部品を基板90に装着する。また、部品装着機10は、移動ヘッド20に所定の液剤を吐出するディスペンスツール(図3を参照)を取り付けられて、基板90に液剤を塗布する。
ディスペンスツール40は、図4に示すように、シリンジ41と、ノズル42と、ホルダ43と、固定部材44と、カバー45と、キャップ46とを備える。シリンジ41は、筒状本体411の内部空間に液剤を収容する。シリンジ41は、筒状本体411の下端から下方に向かうに従って外径が小さくなるテーパ形状の絞り部412を有する。シリンジ41は、絞り部412の下端から下方に延伸し、筒状本体411より小径の小径部413を有する。シリンジ41は、合成樹脂等の非金属材料により形成される。
ツールステーション50は、作業ツールを収容する。ツールステーション50は、作業ツールの種類ごとに専用であってもよいし、2以上の種類に共用されてもよい。以下では、図5に示すように、ディスペンスツール40を収容するツールステーション50について説明する。ここで、ツールステーション50には、収容したディスペンスツール40内の液剤の温度を設定温度に調整する温調ユニットNtが適用される。
従来構成の温調ユニットにおいて温度センサが温度を測定する被測定部とディスペンスツール内の液剤との間に温度差が発生する原因の一つは、温調制御を行った場合に両者間の温度差が一定以下となるまでに時間を要することである。これに対して、上記のような構成によると、温度制御部571は、液剤と同様に温調される被測定部(固定部材44)の温度を測定する温度センサ53から測定結果を取得する。そして、温度制御部571が上記のように取得した温度に基づいて供給装置の動作を制御することにより、液剤に対する温調の状態をより正確に取得することができる。結果として、適切な温調制御の実行が可能となる。
6-1.温調制御について
実施形態において、温調制御の第一態様および第二態様を例示した。上記の温調制御の第一態様および第二態様は、それぞれ併せた構成により実行されてもよい。また、温調制御の第一態様において、収容部52および被測定部にそれぞれ供給される温調エアの温度は、等しくてもよいし相違していてもよい。さらに、温調制御の第一態様において、第二通路56には、第一通路55よりも多い量の温調エアが流通するようにしてもよい。
実施形態において、温度センサ53は、ディスペンスツール40の被測定部である固定部材44の温度を、固定部材44に接触して測定する構成とした。これに対して、温度センサ53は、例えば被測定部に非接触で間接的に被測定部の温度を測定してもよい。例えば、温度センサ53は、ディスペンスツール40の下端部(例えば、固定部材44)を被測定部とし、上記の下端部に接触する部材を介して温度を測定してもよい。
実施形態において、温調ユニットNtは、熱媒体としての温調エアを供給するエア供給装置54を備える構成とした。これに対して、温調ユニットNtは、熱媒体を液体とし、当該液体を温めるとともに、収容部52および被測定部に液体を循環させるように供給する供給装置を備える構成としてもよい。このような構成であっても実施形態と同様の効果を奏する。
実施形態において、温調ユニットNtは、ディスペンスツール40を交換可能に収容するツールステーション50に適用される構成とした。また、実施形態において、対基板作業機は、移動ヘッド20に保持ツール30を取り付けられて、基板90に部品を装着する部品装着機10である態様を例示した。これに対して、対基板作業機は、作業ツールを交換可能に保持する移動ヘッドを備えるものであれば、部品装着機10の他に、印刷機や専用の液剤塗布装置であってもよい。
Claims (13)
- 対基板作業機の移動ヘッドに取り付けられて基板への液剤の塗布に用いられるディスペンスツールを対象とした温調ユニットであり、
前記移動ヘッドから取り外された前記ディスペンスツールを収容する収容部と、
前記収容部に収容された前記ディスペンスツールにおける被測定部の温度を測定する温度センサと、
熱媒体を供給する供給装置と、
前記供給装置から供給される前記熱媒体を流通させて前記収容部に前記熱媒体を供給可能とする第一通路と、
前記供給装置から供給される前記熱媒体を流通させて前記被測定部に前記熱媒体を供給可能とする第二通路と、
前記液剤の目標温度および前記温度センサによる測定結果に基づいて前記供給装置の動作を制御する温度制御部と、
を備える温調ユニット。 - 前記収容部に前記熱媒体が供給されている状態において、前記第一通路および前記第二通路における前記熱媒体の流量が相違する、請求項1に記載の温調ユニット。
- 前記第二通路は、前記第一通路の中間部から分岐して前記第一通路を流通する前記熱媒体の一部を流通させ、
前記第二通路の断面積は、前記第一通路の断面積と相違する、請求項1または2に記載の温調ユニット。 - 前記温調ユニットは、前記収容部に前記熱媒体が供給されている状態において、前記第一通路および前記第二通路における前記熱媒体の流量の割合を調整する流量調整装置をさらに備える、請求項1-3の何れか一項に記載の温調ユニット。
- 前記収容部に前記熱媒体が供給されている状態において、前記収容部に供給される前記熱媒体の温度と前記被測定部に供給される前記熱媒体の温度が相違する、請求項1-4の何れか一項に記載の温調ユニット。
- 前記第一通路により前記供給装置から前記収容部まで前記熱媒体を流通させる長さと、前記第二通路により前記供給装置から前記被測定部まで前記熱媒体を流通させる長さが相違する、請求項1-5の何れか一項に記載の温調ユニット。
- 前記第一通路および前記第二通路は、放熱性が相違する部材によりそれぞれ形成される、請求項1-6の何れか一項に記載の温調ユニット。
- 前記温度センサは、前記収容部に上方から挿入された前記ディスペンスツールの前記被測定部に接触して温度を測定する、請求項1-7の何れか一項に記載の温調ユニット。
- 前記被測定部には、前記収容部に供給された前記熱媒体の熱が伝達される、請求項8に記載の温調ユニット。
- 前記ディスペンスツールは、前記液剤を収容するシリンジと、前記シリンジの内部と連通するノズルと、前記ノズルを前記シリンジに固定する固定部材と、を備え、
前記固定部材は、前記シリンジよりも熱伝導率の高い部材により形成され、
前記温度センサは、前記被測定部としての前記固定部材に接触して温度を測定する、請求項8または9に記載の温調ユニット。 - 前記供給装置は、ヒータにより温められた温調エアを前記熱媒体として供給する、請求項1-10の何れか一項に記載の温調ユニット。
- 前記収容部に供給された温調エアは、前記収容部の内部を上方に流通し、前記被測定部を流通せずに前記収容部の開口部から外部へと排気される、請求項11に記載の温調ユニット。
- 前記対基板作業機は、前記移動ヘッドに部品を保持する保持ツールを取り付けられ、部品供給装置により供給された前記部品を前記基板に装着する部品装着機であり、
前記温調ユニットは、前記部品装着機の機内に設けられるツールステーションに適用される、請求項1-12の何れか一項に記載の温調ユニット。
Priority Applications (1)
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JP2018232204A JP7120900B2 (ja) | 2018-12-12 | 2018-12-12 | 温調ユニット |
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JP2018232204A JP7120900B2 (ja) | 2018-12-12 | 2018-12-12 | 温調ユニット |
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Family
ID=71084253
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP7120900B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003062504A (ja) | 2001-08-27 | 2003-03-04 | Tokyo Electron Ltd | 基板処理装置及びその方法 |
JP2007216148A (ja) | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 高粘性流体塗布システム |
JP2008194579A (ja) | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 接着剤ディスペンサの温度調節装置 |
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2018
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JP2008194579A (ja) | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 接着剤ディスペンサの温度調節装置 |
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