JP2003061473A - 連結式容器 - Google Patents

連結式容器

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JP2003061473A
JP2003061473A JP2001258707A JP2001258707A JP2003061473A JP 2003061473 A JP2003061473 A JP 2003061473A JP 2001258707 A JP2001258707 A JP 2001258707A JP 2001258707 A JP2001258707 A JP 2001258707A JP 2003061473 A JP2003061473 A JP 2003061473A
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container body
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Kazuhiro Okuda
一弘 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の要望に応じて、複数の容器本体を立
体的に配置することができる連結式容器の提供。 【解決手段】 支柱72,72…の両端を、容器本体1
0のパイプ11,11…及び容器本体12のパイプ1
3,13…に、軸心を中心とする回転可能に遊嵌させる
ことにより、この支柱72,72…の回転範囲内におい
て、上段に配置される容器本体12の配置位置の選択肢
が広がり、使用者の好み及び配置場所の状況等に応じた
配置が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が好み及び
配置場所の状況等に応じて選択した複数の部材を立体的
に配置することができる連結式容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図10は実開昭61−92268号公報
において提案されている連結式植木鉢の構成を示す斜視
図である。図において101及び105は、円筒状の箱
体である植木鉢本体を示し、この植木鉢本体101,1
05は開口部を上にして配置されている。また植木鉢本
体101,105には、開口部内側の等間隔を隔てた4
箇所に、支柱受口102,102…を設けており、底部
下面の前記支柱受口102,102…の真下位置に、支
柱接続口103,103…を夫々設けている。図中10
6は円盤状の脚部を示し、この脚部106,106…に
は、上面の中央に適宜の深さを有する凹部が設けてあ
る。植木鉢本体105は、最下段の植木鉢本体であり、
支柱接続口103,103…を各別に脚部106,10
6…の凹部に嵌め込むことにより、平坦な面上に安定し
て載置される。
【0003】下段の植木鉢本体105の支柱受口10
2,102…に、適宜の長さを有する円柱状の支柱10
4,104…の夫々一端を各別に嵌め込み、該支柱10
4,104…の夫々他端を上段に配置する植木鉢本体1
01の支柱接続口103,103…に嵌め込むことによ
り、前記植木鉢本体101を植木鉢本体105の真上に
配置することができる。また上述と同様にして、植木鉢
本体101の真上に支柱104,104…を介して、更
に植木鉢本体101を配置することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成の連結式植
木鉢による場合は、最下段の植木鉢本体105を平坦な
面上に載置するため、ある程度の広い載置場所が必要で
ある。また植木鉢本体101,105は、順次真上にし
か連結できないため、下段の植木鉢本体105には、背
の高い植物を植えることができないと共に、上段の植木
鉢本体101の配置位置が制限される。これにより、前
記配置位置について使用者の要望を満足させることがで
きず、使用者は、複数の植木鉢本体101の配置を楽し
むことができない。
【0005】植木鉢本体101,105を連結する際に
は、下段の植木鉢本体105の支柱受口102,102
…及び上段の植木鉢本体101の支柱接続口103,1
03…に、支柱104,104…の両端を夫々嵌め込む
ため、上段の植木鉢本体101の配置位置を変更する場
合には、前記植木鉢本体101を支柱接続口103,1
03…に嵌め込んだ支柱104,104…から取り外さ
なければならず、使用者の労力負担が大きかった。ま
た、植木鉢本体101,105は外装を変更することが
できず、外装を変更する場合には、別の植木鉢本体に植
物を植え替える必要があるという問題があった。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、上段に配置される植木鉢本体等の容器本体と下
段に配置される植木鉢本体等の容器本体とを連結する支
柱の中央に、傾斜部を設けることにより、上段の容器本
体が、下段の容器本体の斜め上に配置され、下段の容器
本体にも背の高い物を入れることができる連結式容器を
提供することを目的とする。
【0007】本発明の他の目的は、容器本体に、支柱の
端部を嵌合させる支柱受口を設け、該支柱受口に前記支
柱を遊嵌させることにより、前記支柱を前記支柱受口内
において軸心を中心に回転させることができ、この回転
範囲内において、上段の容器本体の配置位置の選択肢が
広がり、その選択肢の範囲内において、複数の容器本体
を立体的に配置することができ、また支柱の回転によ
り、上段の容器本体の配置位置を容易に変更することが
できる連結式容器を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、被取付体に取り
付けられる取付部と、前記容器本体を支持すべく前記取
付部に連なる支持部とを有する取付体を備えることによ
り、前記容器本体を壁体又は窓枠等の被取付体に取り付
けることができ、平坦な場所がない室内等の狭い空間に
おいても、容器本体を壁体又は窓枠等に取り付けること
ができる連結式容器を提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、前記取付体の支
持部に、容器本体の支柱受口に嵌合させて、該容器本体
を掛止させる凸部を設けることにより、前記容器本体を
安定に支持して、壁体又は窓枠等に取り付けることがで
きる連結式容器を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、容器本体の支柱
受口に嵌合させて、該容器本体を掛止させる凸部を有す
る支持体を備えることにより、複数の容器本体を立体的
に連結した場合においても、前記容器本体を安定に支持
することができる連結式容器を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、容器本体の開口
端に掛止する鈎部を有する装飾体を備えることにより、
該装飾体の鈎部の容器本体の開口端への着脱により、容
器本体の外装を変更することができる連結式容器を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る連結式容
器は、支柱を介して複数の容器本体を上下に配置する連
結式容器において、前記支柱には、中央に傾斜部が設け
てあることを特徴とする。
【0013】第1発明による場合は、上段に配置される
容器本体と下段に配置される容器本体とを連結する支柱
の中央に、傾斜部を設けることにより、上段の容器本体
を、下段の容器本体の斜め上に配置することができ、下
段の容器本体にも背の高い物を入れることができる連結
式容器を実現することができる。
【0014】第2発明に係る連結式容器は、第1発明に
係る連結式容器において、前記容器本体には、前記支柱
の端部を嵌合させる支柱受口が設けてあり、前記支柱
は、前記支柱受口に遊嵌されていることを特徴とする。
【0015】第2発明による場合は、容器本体に、支柱
の端部を嵌合させる支柱受口を設け、該支柱受口に前記
支柱の端部を遊嵌させることにより、前記支柱を前記支
柱受口内において軸心を中心に回転させることができ
る。この支柱の回転範囲内において、上段の容器本体の
配置位置の選択肢が広がり、その選択肢の範囲内におい
て、複数の容器本体を立体的に配置することができ、使
用者が、前記容器本体の配置を楽しむことができる。ま
た上段の容器本体を支柱から取り外すことなく、前記支
柱の回転により、上段の容器本体の配置位置を容易に変
更することができる連結式容器を実現することができ
る。
【0016】第3発明に係る連結式容器は、第1又は2
発明に係る連結式容器において、被取付体に取り付けら
れる取付部と、前記容器本体を支持すべく前記取付部に
連なる支持部とを有する取付体を備えることを特徴とす
る。
【0017】第3発明による場合は、被取付体に取り付
けられる取付部と、前記容器本体を支持すべく前記取付
部に連なる支持部とを有する取付体を備えることによ
り、前記容器本体を壁体又は窓枠等の被取付体に取り付
けることができる。従って、平坦な場所がない室内等の
狭い空間においても、容器本体を壁体又は窓枠等に取り
付けることにより、容器本体を配置させ、植物等を飾る
ことができる連結式容器を実現することができる。
【0018】第4発明に係る連結式容器は、第3発明に
係る連結式容器において、前記取付体の前記支持部に、
前記容器本体の支柱受口に嵌合させて、該容器本体を掛
止させる凸部が設けてあることを特徴とする。
【0019】第4発明による場合は、取付体の支持部に
凸部を設けることにより、該凸部を容器本体の支柱受口
に嵌合させて該容器本体を掛止させることができる。従
って、平坦な場所がない室内等の狭い空間においても、
前記容器本体を安定して保持し、壁体又は窓枠等に取り
付けて配置することができる連結式容器を実現すること
ができる。
【0020】第5発明に係る連結式容器は、第1乃至4
発明のいずれかに係る連結式容器において、前記容器本
体の支柱受口に嵌合させて、該容器本体を掛止させる凸
部を有する支持体を備えることを特徴とする。
【0021】第5発明による場合は、凸部を有する支持
体を備えることにより、該凸部を容器本体の支柱受口に
嵌合させて、該容器本体を掛止させることができる。従
って、複数の容器本体を立体的に連結した場合において
も、前記容器本体を安定して支持することができる連結
式容器を実現することができる。
【0022】第6発明に係る連結式容器は、第1乃至5
発明のいずれかに係る連結式容器において、前記容器本
体の開口端に掛止する鈎部を有する装飾体を備えること
を特徴とする。
【0023】第6発明による場合は、容器本体の開口端
に掛止する鈎部を有する装飾体を備えることにより、該
装飾体の鈎部を容器本体の開口端から容易に着脱するこ
とができる。従って、前記装飾体の鈎部の容器本体の開
口端への着脱により、容易に容器本体の外装を変更する
ことができ、使用者が容器本体の外装の変更を楽しむこ
とができる連結式容器を実現することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 (実施の形態1)図1は本発明に係る連結式容器の壁体
への取付態様を示す斜視図、図2は支柱72及び容器本
体10,12の斜視図である。図において40は壁体取
付金具を示し、この壁体取付金具40は、矩形の金属平
板を、長手方向の略中央で直角に折り曲げることにより
L字状とし、一方の折り曲げ部分は、端部側を正方形状
に切り欠いてコの字状をなし、載置された容器本体10
を支持する支持部41としている。また他方の折り曲げ
部分は、壁体取付金具40を壁体に取り付ける取付部4
2としている。
【0025】支持部41の取付部42近傍には適宜距離
を隔てて2本の丸ピン43,43を立設してある。また
取付部42には、上端の両隅に夫々貫通する取付孔4
4,44が設けてあり、取付部42を壁体に接触させ、
取付孔44,44に夫々木ねじを挿入し、該木ねじを壁
体にねじ込むことにより、壁体取付金具40は壁体に固
定されている。
【0026】壁体取付金具40の支持部41上には、立
方体状の箱体である容器本体10が、開口部を上にして
載置されている。容器本体10は周壁の4隅に夫々パイ
プ11,11…を備え、相隣る2つのパイプ11,11
の下端に、壁体取付金具40の丸ピン43,43が嵌合
するように、支持部41上に載置されている。この容器
本体10は水耕栽培用の容器又は花器等として利用でき
るものであり、また室内のインテリアの一部として使用
することも可能である。
【0027】容器本体10のパイプ11,11…の上端
には、中央に傾斜部72a,72a…を有する棒状の支
柱72,72…の一端が各別に嵌合させてある。前記傾
斜部72a,72a…は、両端部に対して45°程度折
り曲げられている。また支柱72,72…の夫々他端
を、容器本体10の上に配置される容器本体12のパイ
プ13,13…の下端に嵌合させることにより、容器本
体12を、容器本体10の斜め上に配置している。容器
本体12は、容器本体10と同様の構造を有するが、底
部の中央に4つの水抜孔14,14…を有しており、植
木鉢等として利用できるものであり、水抜孔14,14
…からの排水を溜めるために、この容器本体12の下に
は受皿76が配置されている。
【0028】支柱72,72…の上端を容器本体12の
パイプ13,13…の下端に嵌合させる前に、支柱7
2,72…の上端に、板状のレール部77,77の長手
方向の両端部に垂直に設けられた貫通孔77b,77b
…を夫々嵌合させ、前記支柱72,72…の傾斜部72
a,72a…の上端により、2本のレール部77,77
が平行に支持されている。レール部77,77の夫々内
側には、外側より低い段差部77a,77aが設けてあ
り、該段差部77a,77a上に受皿76が移動自在に
配されている。受皿76は、適宜の大きさの直方体状の
皿体であり、開口部の対向する2端部から、つば部76
a,76aを夫々突設させ、該つば部76a,76aを
レール部77,77の段差部77a,77aに掛止させ
ることにより、レール部77,77上に載置されてい
る。
【0029】レール部77,77は二つで一対として、
受皿76と共に使用され、水抜孔14,14…を有する
容器本体12の真下に配置して前記水抜孔14,14…
からの排水をためる。またレール部77,77の貫通孔
77b,77b…を貫通した支柱72,72…の上端
を、容器本体12のパイプ13,13…の下端に嵌合さ
せることにより、該容器本体12が支持されている。
【0030】上述した構成の連結式容器では、支柱7
2,72…は、夫々容器本体10のパイプ11,11…
及び容器本体12のパイプ13,13…に、軸心を中心
とした回転可能に遊嵌されているため、図2に示すよう
に、軸心を中心として360°の回転を可能とし、支柱
72,72…が回転する範囲内において、上段の容器本
体12の配置位置の選択肢が広がり、その選択肢の範囲
内において、複数の容器本体を立体的に配置することが
でき、使用者が、好み,配置場所の周辺環境及び状況等
に応じて前記容器本体の配置を楽しむことができる。ま
た支柱72,72…の回転により、上段の容器本体12
の配置位置を容易に変更することができる。また、レー
ル部77,77に夫々段差部77a,77aを設けるこ
とにより、レール部77,77と容器本体12との間に
隙間が生じ、この隙間内において受皿76のつば部76
a,76aが移動自在であり、水抜孔14,14…から
の排水を除去する場合に、上段の容器本体12を取り外
す必要がない。
【0031】上述の実施の形態では、壁体取付金具40
により容器本体10を壁体に取り付けているが、垂直に
配する平坦な面であれば壁体に限られず、柱又はキャビ
ネットの側面等に取り付けるようにしてもよく、壁体取
付金具40は木ねじにより壁体に取り付けられている
が、容器本体を支持できるものであれば、木ねじにかぎ
られない。また、容器本体10及び12の取付例を挙げ
ているが、この態様に限られない。
【0032】(実施の形態2)図3は本発明に係る連結
式容器の窓枠への取付態様を示す斜視図、図4は図3に
おける連結式容器の左側面図である。図において50は
窓枠取付金具を示し、この窓枠取付金具50は正方形状
の金属平板の一端側を正方形状に切り欠いてコの字形状
をなし、平行に配される2片を、容器本体を支持する支
持片51,51とし、他の1片を、窓枠取付金具50を
窓枠に取り付ける取付部56としている。
【0033】取付部56と支持片51,51との連設部
分には、夫々丸ピン53,53が立設してあり、丸ピン
53,53の間の適宜の位置には垂直に貫通する取付孔
52,52が2つ設けてある。また取付部56の支持片
51,51の延出部分の下側には、取付孔55,55を
備えた正方形状の取付片54,54が、取付部56及び
支持片51,51に垂直に突出させてある。上述の構成
により、窓枠取付金具50の取付部56と取付片54,
54とからなる直角部を窓枠の角部に接触させ、取付部
56及び取付片54,54に備える取付孔52,52,
55,55に夫々木ねじを挿入し、該木ねじを窓枠にね
じ込むことにより、窓枠取付金具50は窓枠に固定され
ている。
【0034】窓枠取付金具50上には、直角三角柱状の
箱体であり、直交する2つの側面の一方を開口部とする
容器本体22が、該開口部を上にして載置されている。
容器本体22は垂直に配される2隅にパイプ23,23
を備え、該パイプ23,23の下端に、窓枠取付金具5
0の丸ピン53,53が嵌合するように、窓枠取付金具
50上に載置されている。また、容器本体22は底部を
なす傾斜面の下端中央部に2つの水抜孔24,24が設
けてある。容器本体22のパイプ23,23の上端に、
中央に傾斜部73aを有する棒状の支柱73,73の一
端が各別に嵌合させてある。前記傾斜部73aは、両端
部に対して略直角に折り曲げられている。また支柱7
3,73の夫々他端を、容器本体22の上に配置される
容器本体20のパイプ21,21の下端に嵌合させるこ
とにより、容器本体20を、容器本体22の斜め上に配
置している。
【0035】容器本体20は、容器本体22と同様の構
造をなすが、底部に水抜孔を有しないため、水耕栽培用
の容器又は花器等として利用できるものであり、また室
内のインテリアの一部として使用することも可能であ
る。容器本体20のパイプ21,21の上端に、中央に
コの字状の支持部81aを有する支持棒81の両端が夫
々嵌合させてある。
【0036】上述した構成の連結式容器では、容器本体
20のパイプ21,21の上端に支持棒81の両端を嵌
合させて、図4に示すように、容器本体20において栽
培される植物の上端部を、支持棒81の支持部81aに
掛止させることにより、この植物の転倒を防止する。従
って、容器本体20に該容器本体20の深さよりも背の
高い植物等を入れることができる。また、支柱73,7
3…は、夫々容器本体20のパイプ21,21…及び容
器本体22のパイプ23,23…に、軸心を中心とした
回転可能に遊嵌されているため、支柱73,73…が回
転する範囲内において、上段の容器本体20の配置位置
の選択肢が広がり、その選択肢の範囲内において、複数
の容器本体を立体的に配置することができ、使用者が、
好み,配置場所の周辺環境及び状況等に応じて、前記容
器本体の配置を楽しむことができる。また支柱73,7
3…の回転により、上段の容器本体20の配置位置を容
易に変更することができる。
【0037】上述の実施の形態では、窓枠取付金具50
により容器本体22を窓枠に取り付けているが、角部を
有する台等に取り付けるようにしてもよく、窓枠取付金
具50は木ねじにより窓枠に取り付けられているが、容
器本体を支持できるものであれば、木ねじに限られな
い。また、容器本体20及び22の取付例を挙げている
が、この態様に限られず、窓枠取付金具50が容器本体
10等を支持するようにしてもよい。
【0038】(実施の形態3)図5は本発明に係る連結
式容器の平坦面への載置態様を示す斜視図である。図に
おいて60は支持台を示し、この支持台60は、適宜の
厚みを有する金属平板からなり、適宜の重量を有する台
本体62の適宜位置に夫々丸ピン61,61…を立設し
てある。支持台60上には、容器本体10が、パイプ1
1,11…の下端に、前記支持台60の丸ピン61,6
1…が嵌合するように、開口部を上にして載置されてい
る。
【0039】容器本体10の相隣る2本のパイプ11,
11の上端に夫々支柱73,73の一端を嵌合させ、該
支柱73,73の他端を中段に配置する容器本体10の
相隣るパイプ11,11の下端に嵌合させる。また中段
の容器本体10の前記パイプ11,11以外のパイプ1
1,11の上端に、支柱73,73の一端を更に嵌合さ
せ、この支柱73,73の他端を上段に配置する容器本
体10の相隣るパイプ11,11の下端に嵌合させる。
これにより、3つの容器本体10,10,10を上中下
位置に配置することができる。
【0040】上述した構成の連結式容器では、台本体6
2を、丸ピン61,61…により構成される正方形より
大きく形成することにより、斜め上方向に複数の容器本
体を連結された場合においても、前記容器本体を安定に
支持することができ、上段の容器本体の配置位置の選択
肢が更に広がり、その選択肢の範囲内において、複数の
容器本体を立体的に配置することができ、使用者が、好
み,配置場所の周辺環境及び状況等に応じて前記容器本
体の配置を楽しむことができる。上述の実施の形態で
は、3つの容器本体10,10,10の取付例を挙げて
いるが、この態様に限られない。
【0041】(実施の形態4)図6は本発明に係る連結
式容器の平坦面への載置態様を示す斜視図である。図に
おいて63は受皿付支持台を示し、この受皿付支持台6
3は、複数本のレール台64又は65…、受皿67又は
76、及び蓋板66により構成されている。レール台6
4は、四角柱状の棒の一側面に、円柱状の支柱の一端を
嵌合させて、該支柱を掛止させる支柱孔64a,64a
…を5個並設しており、該支柱孔64a,64a…を取
り囲むように周縁に、中央部より低い段差部が設けてあ
る。レール台65は、レール台64と同様の構成をな
し、3個の支柱孔65a,65a…を有している。受皿
67は、レール台64と同程度の長さのつば部を有する
皿体であり、2つのレール台64,64の夫々内側の段
差部に前記つば部を掛止させることにより載置されてい
る。
【0042】2つのレール台64,64は、段差部を有
する側面を上にして、適宜間隔を有して平行に配置さ
れ、夫々内側の段差部に受皿67のつば部を掛止させる
ことにより、レール台64,64上に受皿67が載置さ
れている。またレール台64,64の一端側に適宜間隔
を有してレール台65を配置し、2つのレール台64,
64の前記一端側の段差部及びレール台64の段差部に
受皿76のつば部を掛止させることにより、受皿76が
載置されている。上述のレール台64,65及び受皿6
7,76の上には、貫通孔を多数有した蓋板66が載置
され、適宜位置にある前記蓋板66の貫通孔及びレール
台64,65の支柱孔64a,65a…に、2本の支柱
72,72の一端を夫々嵌合させる。前記支柱72,7
2の他端を容器本体12の相隣る2本のパイプの下端の
嵌合させることにより、容器本体12を配置させる。ま
た前記容器本体12の前記パイプと異なる2本のパイプ
の上端に2本の支柱72,72の一端を嵌合させ、前記
支柱72,72の他端を上段に配置する容器本体12の
相隣る2本のパイプの下端に嵌合させることにより、2
つの容器本体12,12を上下位置に配置してある。
【0043】上述した構成の連結式容器では、受皿6
7,76を夫々レール台64,64,65,65に掛止
させた後、蓋板66を載置することにより、受皿67,
76に溜められた排水を隠すことができ、美観を保つこ
とができる。また、載置場所に応じて、レール台64,
64,65,65の配置方向を変更することにより、受
皿67,76の差し込み方向を変え、受皿67,76に
溜まった排水の除去が容易となる。上述の実施の形態で
は、3個又は5個の支柱孔を有するレール台64,65
を用いているが、この態様に限られない。
【0044】(実施の形態5)図7は本発明に係る連結
式容器に備える装飾体の構成を示す斜視図である。図に
おいて86は装飾体を示し、この装飾体86は台部材8
5と、4つの柱部材83,83…と、4つの梁部材8
4,84…とにより構成されている。台部材85は適宜
の厚さの平板の中央を正方形状に切り欠いてロの字状と
し、4隅に四角断面の貫通孔85a,85a…を設けて
いる。柱部材83,83…及び梁部材84,84…は四
角筒状をなしており、柱部材83,83…の隣接する2
つの側面の一端部には、夫々立方体状の凸部83a,8
3a…が突出させてある。
【0045】柱部材83,83…を、凸部83a,83
a…が夫々相隣る柱部材83,83…の凸部83a,8
3a…と向かい合うように、凸部83a,83a…を有
しない開口端を、台部材85の貫通孔85a,85a…
の上端開口部分に夫々配置する。また相隣る柱部材8
3,83…の夫々向かい合う凸部83a,83a…を、
梁部材84,84…の両開口部に順次嵌合させることに
より、装飾体86は組み立てられている。
【0046】上述した構成の連結式容器では、台部材8
5の貫通孔85a,85a…及び柱部材83,83…の
軸心部の貫通孔は連通し、これらの貫通孔に支柱(図示
せず)を貫通させることにより装飾体86は固定され
る。このように構成された装飾体86を、連結式容器の
組立時に使用者の好みに応じた位置に配置することによ
り、インテリアの一部になると共に、適宜の場所に空間
を設けることができると共に、背の高い植物等を入れた
場合に、前記植物の上端部を支持することにより前記植
物の転倒を防止することができる。
【0047】(実施の形態6)図8は本発明に係る連結
式容器に備える装飾板を示す斜視図である。図において
87は装飾板を示し、この装飾板87,87…は表面に
石の破片を多数貼り付けたものである。裏面の一方の長
端部には、鈎部87a,87a…を備えており、装飾板
87,87…は、鈎部87a,87a…により容器本体
10の周壁の開口端に夫々掛止され、4枚の周壁を装飾
している。
【0048】上述した構成の連結式容器では、装飾板8
7,87…の裏面に備えた鈎部87a,87a…を夫
々、容器本体10の周壁の開口端に掛止させることによ
り、容器本体10の周壁を装飾することができる。ま
た、装飾板87,87…の鈎部87a,87a…の容器
本体10の周壁の開口端への着脱により、容器本体10
の周壁の装飾を容易に変更することができ、使用者が、
容器本体の外装の変更を楽しむことができる。上述の実
施の形態では、装飾板87は表面に石の破片を多数貼り
付けたものであるが、金属平板、コンクリート、タイ
ル、ガラス片又はカラーフィルム等を貼付したものを用
いてもよい。また、容器本体10の装飾例を挙げている
が、他の容器本体についても同様の方法で装飾すること
ができる。
【0049】(実施の形態7)図9は本発明に係る連結
式容器の使用態様を示す斜視図である。複数の容器本体
を連結する支柱が中央に傾斜部を有し、前記容器本体に
備えるパイプに軸心を中心とした回転可能に遊嵌されて
いることにより、この支柱の回転範囲内において、複数
の容器本体の配置位置の選択肢が広がる。また、適宜の
長さを有する円柱状の支柱71を用いることにより、上
段に複数の容器本体を配置することができ、スペーサ7
5を用いることにより、他の支柱71,71…との上方
向の高さを調整することができる。また、ロの字状の支
持板82を用いることにより、容器本体の上部に空間を
設けることができ、背の高い植物等の上端部を支持する
ことができ、前記植物の転倒を防止することもできる。
【0050】上述した構成の連結式容器では、使用者
が、本発明に係る連結式容器に備える各部材を好みに応
じて選択することにより、各部材の配置位置の選択肢が
広がり、使用者の好み,配置場所の周辺環境及び状況等
に応じた配置が可能となる。これにより、使用者が、複
数部材の選択及び配置を楽しむことができる。
【0051】上述した実施の形態1乃至7においては、
立方体状の容器本体10,12及び直角三角柱状の容器
本体20,22を用いているが、三角形状の開口端を有
する三角柱状をなす容器本体、板状の容器本体等を用い
てもよい。また、底部に水抜孔を有する植木鉢用の容器
本体及び前記水抜孔を有しない容器本体を用いている
が、これらのものに限られない。また、支柱72,73
は、夫々両端に対して中央部が45°,90°を有して
いるが、他の角度を有する傾斜部を形成した支柱を用い
てもよい。
【0052】
【発明の効果】第1発明による場合は、上段に配置され
る容器本体と下段に配置される容器本体とを連結する支
柱の中央に、傾斜部を設けることにより、上段の容器本
体を、下段の容器本体の斜め上に配置することができ、
下段の容器本体にも背の高い物を入れることができる連
結式容器を実現することができる。
【0053】第2発明による場合は、容器本体に、支柱
の端部を嵌合させる支柱受口を設け、該支柱受口に前記
支柱の端部を遊嵌させることにより、前記支柱を前記支
柱受口内において軸心を中心に回転させることができ
る。この支柱の回転範囲内において、上段の容器本体の
配置位置の選択肢が広がり、その選択肢の範囲内におい
て、複数の容器本体を立体的に配置することができ、使
用者が前記容器本体の配置を楽しむことができる。また
上段の容器本体を支柱から取り外すことなく、前記支柱
の回転により、上段の容器本体の配置位置を容易に変更
することができる連結式容器を実現することができる。
【0054】第3発明による場合は、被取付体に取り付
けられる取付部と、前記容器本体を支持すべく前記取付
部に連なる支持部とを有する取付体を備えることによ
り、前記容器本体を壁体又は窓枠等の被取付体に取り付
けることができる。従って、平坦な場所がない室内等の
狭い空間においても、容器本体を壁体又は窓枠等に取り
付けることにより、容器本体を配置させ、植物等を飾る
ことができる連結式容器を実現することができる。
【0055】第4発明による場合は、取付体の支持部に
凸部を設けることにより、該凸部を容器本体の支柱受口
に嵌合させて該容器本体を掛止させることができる。従
って、平坦な場所がない室内等の狭い空間においても、
前記容器本体を安定して保持し、壁体又は窓枠等に取り
付けて配置することができる連結式容器を実現すること
ができる。
【0056】第5発明による場合は、凸部を有する支持
体を備えることにより、該凸部を容器本体の支柱受口に
嵌合させて、該容器本体を掛止させることができる。従
って、複数の容器本体を立体的に連結した場合において
も、前記容器本体を安定して支持することができる連結
式容器を実現することができる。
【0057】第6発明による場合は、容器本体の開口端
に掛止する鈎部を有する装飾体を備えることにより、該
装飾体の鈎部を容器本体の開口端から容易に着脱するこ
とができる。従って、前記装飾体の鈎部の容器本体の開
口端への着脱により、容易に容器本体の外装を変更する
ことができ、使用者が容器本体の外装の変更を楽しむこ
とができる連結式容器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連結式容器の壁体への取付態様を
示す斜視図である。
【図2】支柱及び容器本体の斜視図である。
【図3】本発明に係る連結式容器の窓枠への取付態様を
示す斜視図である。
【図4】図3における連結式容器の左側面図である。
【図5】本発明に係る連結式容器の平坦面への載置態様
を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る連結式容器の平坦面への載置態様
を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る連結式容器に備える装飾体の構成
を示す斜視図である。
【図8】本発明に係る連結式容器に備える装飾板の構成
を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る連結式容器の使用態様を示す斜視
図である。
【図10】従来の連結式植木鉢の構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10,12,20,22 容器本体 11,13,21,23 パイプ 40 壁体取付金具 50 窓枠取付金具 43,53 丸ピン 60 支持台 63 受皿付支持台 71,72,73 支柱 87 装飾板 87a 鈎部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47B 87/00 A47B 87/00 A47F 5/10 A47F 5/10 A 7/00 7/00 W // A47G 7/02 A47G 7/02 A 7/04 7/04 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱を介して複数の容器本体を上下に配
    置する連結式容器において、前記支柱には、中央に傾斜
    部が設けてあることを特徴とする連結式容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体には、前記支柱の端部を嵌
    合させる支柱受口が設けてあり、前記支柱は、前記支柱
    受口に遊嵌されていることを特徴とする請求項1に記載
    の連結式容器。
  3. 【請求項3】 被取付体に取り付けられる取付部と、前
    記容器本体を支持すべく前記取付部に連なる支持部とを
    有する取付体を備えることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の連結式容器。
  4. 【請求項4】 前記取付体の前記支持部に、前記容器本
    体の支柱受口に嵌合させて、該容器本体を掛止させる凸
    部が設けてあることを特徴とする請求項3に記載の連結
    式容器。
  5. 【請求項5】 前記容器本体の支柱受口に嵌合させて、
    該容器本体を掛止させる凸部を有する支持体を備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の連結
    式容器。
  6. 【請求項6】 前記容器本体の開口端に掛止する鈎部を
    有する装飾体を備えることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の連結式容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009523444A (ja) * 2006-01-23 2009-06-25 クイズキャンプ − ファブリコ エ コマーシオ デ プロドトス アリメンタレス,エス.エー. モジュール容器装置

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