JP2003061278A - ステータ構造 - Google Patents
ステータ構造Info
- Publication number
- JP2003061278A JP2003061278A JP2001246456A JP2001246456A JP2003061278A JP 2003061278 A JP2003061278 A JP 2003061278A JP 2001246456 A JP2001246456 A JP 2001246456A JP 2001246456 A JP2001246456 A JP 2001246456A JP 2003061278 A JP2003061278 A JP 2003061278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- ring
- motor case
- groove
- shaped stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
を用いてモールド樹脂部を形成し、輪状ステータの回り
止めを行うことを目的とする。 【解決手段】 本発明によるステータ構造は、輪状ステ
ータ(1)の外周に少なくとも1個の溝(10)を形成し、輪
状ステータ(1)と筒状モータケース(20)との間にモール
ド樹脂部(30)を形成し、この溝(10)内にモールド樹脂が
充填されている構成である。
Description
し、特に、輪状ステータと筒状モータケースとを樹脂で
一体にモールドする際に、輪状ステータの外周に形成さ
れた溝内にも樹脂を流し込んで充填することにより、モ
ールド樹脂部と筒状モータケースとの結合を確実化し、
輪状ステータと輪状モータケースとをモールド樹脂部に
よって一体化し、止めネジ等を用いることなく輪状ステ
ータを輪状モータケース内に固定するための新規な改良
に関する。
構造としては、一般に、図2で示される構成が採用され
ていた。すなわち、図2において符号1で示されるもの
は、多数の磁極歯2を有する輪状ステータであり、この
輪状ステータ1には各磁極歯2間に内方に向けて開口す
る多数のスロット3が形成されている。
を有する場合もあるが、一般には、回転方向の磁気特性
を均一化するために、薄く形成された板状の輪状ステー
タ片(図示せず)を1枚ずつ回転角度を変えて積層(転
積と言う)させた構成が採用されている。
ータケース内に収容する場合、筒状モータケースと輪状
ステータのしめ代によって互いに一体状に固定する場合
と、輪状モータケースの外側から止めネジを貫通させ、
この止めネジの先端を輪状ステータ1の外周1aに当接
させることによって、筒状モータケース2と輪状ステー
タ1とを一体状に固定させていた。
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、輪状ステータの外周に溝等
が形成されていないため、輪状ステータと筒状モータケ
ースとのしめ代で回り止め及び固定をしていたが、しめ
代をきつくすると組立てにくく、しめ代をゆるくすると
輪状ステータが回転することになっていた。また、筒状
モータケースの外側から止めネジを貫通させて回り止め
を行う構成は、この筒状モータケースに穴をあけてこの
穴に止めネジを貫通させなければならず、組立後に、こ
の穴から水等が入り込む可能性があり、防水上は課題が
残っていた。
めになされたもので、特に、輪状ステータと筒状モータ
ケースとを樹脂で一体にモールドする際に、輪状ステー
タの外周に形成された溝内にも樹脂を流し込んで充填す
ることにより、モールド樹脂部と筒状モータケースとの
結合を確実化し、輪状ステータと輪状モータケースとを
モールド樹脂部によって一体化し、止めネジ等を用いる
ことなく輪状ステータを輪状モータケース内に固定する
ようにしたステータ構造を提供することを目的とする。
造は、多数の磁極歯により内方へ向けて開口する多数の
スロットを有する輪状ステータの外周に、筒状モータケ
ースを装着するようにしたステータ構造において、前記
輪状ステータの外周に軸方向に沿う少なくとも1個の溝
を形成し、前記輪状ステータの外周と前記筒状モータケ
ースとの間にモールド樹脂を充填してモールド樹脂部を
形成し、前記溝内には前記モールド樹脂が充填されてい
る構成であり、また、前記溝は複数よりなり、前記溝は
前記各磁極歯に対応して形成されている構成である。
テータ構造の好適な実施の形態について説明する。尚、
従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明す
る。図1において符号1で示されるものは、多数の磁極
歯2を有する輪状ステータであり、この輪状ステータ1
には各磁極歯2間に内方に向けて開口する多数のスロッ
ト3が形成されている。
を有する場合もあるが、一般には、回転方向の磁気特性
を均一化するために、薄く形成された板状の輪状ステー
タ片(図示せず)を1枚ずつ回転角度を変えて積層(転
積と言う)させた構成が採用されている。
軸方向に沿って形成された溝10が外周1aの円周方向
に沿って複数形成されており、この各溝10は断面形状
でみてほぼ半円状(他の形状も可)に形成されている。
また、この溝10は前記各磁極歯2に対応して形成され
ていると共に、この溝10の数は少なくとも1個でも可
である。
ス20内に収容する場合、図1では筒状モータケース2
0と外周1aとの隙間dが大きくして分かりやすく示さ
れているが、この隙間d内にモールド樹脂を注入するこ
とにより、このモールド樹脂はこの隙間dと同時に溝1
0内にもモールド樹脂が充填されている。従って、この
隙間d内にモールド樹脂を注入して形成されたモールド
樹脂部30により、輪状ステータ1と筒状モータケース
20とが一体状に結合され、この溝10内に充填された
モールド樹脂によって輪状ステータ1の筒状モータケー
ス20に対する回り止めがなされている。
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。すなわち、輪状ステータの外周に少なくとも1
個の溝がその軸方向に沿って形成され、モールド樹脂が
この溝内に充填されているため、筒状モータケースとの
隙間にモールド樹脂部を形成した場合、この溝によって
輪状ステータの回りが完全に止められ、輪状ステータと
筒状モータケースとの一体結合を完全に達成することが
できる。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の磁極歯(2)により内方へ向けて開
口する多数のスロット(3)を有する輪状ステータ(1)の外
周に、筒状モータケース(20)を装着するようにしたステ
ータ構造において、前記輪状ステータ(1)の外周(1a)に
軸方向に沿う少なくとも1個の溝(10)を形成し、前記輪
状ステータ(1)の外周(1a)と前記筒状モータケース(20)
との間にモールド樹脂を充填してモールド樹脂部(30)を
形成し、前記溝(10)内には前記モールド樹脂が充填され
ていることを特徴とするステータ構造。 - 【請求項2】 前記溝(10)は複数よりなり、前記溝(10)
は前記各磁極歯(2)に対応して形成されていることを特
徴とする請求項1記載のステータ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001246456A JP2003061278A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | ステータ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001246456A JP2003061278A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | ステータ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003061278A true JP2003061278A (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=19076000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001246456A Pending JP2003061278A (ja) | 2001-08-15 | 2001-08-15 | ステータ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003061278A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009213276A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Kayaba Ind Co Ltd | モータ |
EP2169810A2 (en) | 2008-09-26 | 2010-03-31 | SANYO Electric Co., Ltd. | Electric motor and electric vehicle |
JP2021106486A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 株式会社シマノ | 人力駆動車用のドライブユニットおよび人力駆動車用のドライブユニットの製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0847218A (ja) * | 1994-08-04 | 1996-02-16 | Yaskawa Electric Corp | モールドモータのステータの製造方法 |
JPH09275669A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Nippon Seiko Kk | ブラシレスモータ |
-
2001
- 2001-08-15 JP JP2001246456A patent/JP2003061278A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0847218A (ja) * | 1994-08-04 | 1996-02-16 | Yaskawa Electric Corp | モールドモータのステータの製造方法 |
JPH09275669A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Nippon Seiko Kk | ブラシレスモータ |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009213276A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Kayaba Ind Co Ltd | モータ |
EP2169810A2 (en) | 2008-09-26 | 2010-03-31 | SANYO Electric Co., Ltd. | Electric motor and electric vehicle |
US8217539B2 (en) | 2008-09-26 | 2012-07-10 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Electric motor having an encapsulated stator for a vehicle braking device |
JP2021106486A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 株式会社シマノ | 人力駆動車用のドライブユニットおよび人力駆動車用のドライブユニットの製造方法 |
JP7386078B2 (ja) | 2019-12-27 | 2023-11-24 | 株式会社シマノ | 人力駆動車用のドライブユニットおよび人力駆動車用のドライブユニットの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010178603A (ja) | レゾルバと筒状ケースとの接続固定構造 | |
KR20080090713A (ko) | 모터 및 이를 갖춘 드럼세탁기 | |
JPH11215749A (ja) | アウターロータ型電動機 | |
JP2006311674A (ja) | 回転電機のステータ樹脂成型方法 | |
JP2003061278A (ja) | ステータ構造 | |
JP2002174535A (ja) | バリアブルリラクタンス型角度検出器用ロータ構造 | |
JP2001095185A (ja) | 電動機の回転子 | |
JP2002107109A (ja) | 回転検出器構造 | |
JP2001169493A (ja) | 絶縁キャップ構造及びレゾルバ構造 | |
US20030222529A1 (en) | Insulation cap structure for rotating machine | |
KR200214716Y1 (ko) | 스텝 모터의 회전자용 마그네트 | |
KR20090086020A (ko) | 전동기의 회전자 | |
JP2003061294A (ja) | 前蓋構造及びステータ構造 | |
JP2005295775A (ja) | モータの回転子 | |
JPH08265998A (ja) | モールドモータ | |
JP2004135429A (ja) | レゾルバの絶縁キャップ構造 | |
JPH11146608A (ja) | ケース及びステータの形成方法及び一体構造 | |
JPH03150030A (ja) | 回転子の製造方法 | |
JPS63121438A (ja) | モ−タロ−タ | |
JP2018201308A (ja) | モータ及びモータの製造方法 | |
JPH08205458A (ja) | 回転電機用固定子 | |
JP2003079103A (ja) | モータ用整流子 | |
KR100548439B1 (ko) | 아웃터로터 타입 유도전동기의 로터결합체 | |
JP6194495B2 (ja) | 輪状ステータコア構造 | |
JP2009130945A (ja) | 電動機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20061106 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100819 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100824 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110104 |