JP2003061028A - Dvdプレーヤの音声ミュート回路及び同回路を備えたテレビジョン受像機 - Google Patents

Dvdプレーヤの音声ミュート回路及び同回路を備えたテレビジョン受像機

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JP2003061028A JP2001248489A JP2001248489A JP2003061028A JP 2003061028 A JP2003061028 A JP 2003061028A JP 2001248489 A JP2001248489 A JP 2001248489A JP 2001248489 A JP2001248489 A JP 2001248489A JP 2003061028 A JP2003061028 A JP 2003061028A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVDプレーヤの音声ミュート回路におい
て、DVDモードでないときにDVDプレーヤからA−
Mute信号が出力されても、音声出力にミュートがか
からないようにする。 【解決手段】 テレビジョン受像機1とDVDプレーヤ
5の共用化された音声ラインとグランドとの間に接続さ
れたトランジスタQ1と、その入力を制御するトランジ
スタQ2と、トランジスタQ1とトランジスタQ2の間
に介在させるトランジスタQ3と、トランジスタQ3の
動作を制御するトランジスタQ4,Q5を備える。トラ
ンジスタQ4は、DVDモードのときトランジスタQ3
を導通させ、DVDプレーヤ5からのA−Mute信号
に基いてトランジスタQ1をオンし、音声ミュートをか
ける。TVモードのとき、トランジスタQ4をオフし、
DVDプレーヤ5からのA−Mute信号に関わらず音
声ミュートをかけない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVDプレーヤの
音声ミュート回路及び同回路を備えたテレビジョン受像
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、DVD(Digital Versatile
Disc)プレーヤを内蔵したテレビジョン受像機がある。
DVDプレーヤは、ディスクに傷があるときやFF、R
F等の特殊再生時にテレビジョン受像機のスピーカ装置
から音声出力を停止させるためのオーディオミュート
(A−Mute)信号を発生するミュート機能を備えて
いる。DVDプレーヤが発生したA−Mute信号は、
テレビジョン受像機の音声ミュート回路に入力され、音
声ミュート回路は、このA−Mute信号に基いてスピ
ーカ装置に出力する音声出力をミュート制御する。
【0003】図4は、音声ミュート回路の一例を示して
いる。音声ミュート回路100は、スイッチング動作に
よりDVDプレーヤ5の音声ラインをグランド接続する
NPN形のトランジスタQ1と、DVDプレーヤ5から
A−Mute信号(ロー)の入力を受けトランジスタQ
1の入力を制御するPNP形のトランジスタQ2を備え
ている。また、同音声ミュート回路100は、DVDプ
レーヤ5のミュート信号出力端子12から入力されるA
−Mute信号を整流するダイオードDと、トランジス
タQ2,Q1のベース電流を適正化するための抵抗R
1,R2と、スピーカ端子11と、DVD音声ラインを
通して音声出力端子11に出力する信号電流を適正化す
る抵抗R3と、コンデンサC1を備えている。トランジ
スタQ2のエミッタ端子にはプラスの電源電圧が印加さ
れており、トランジスタQ2はDVDプレーヤ5からの
A−Mute信号を受けスイッチング動作し、トランジ
スタQ1の入力を制御する。例えば、トランジスタQ2
のスイッチング動作によりトランジスタQ1にベース電
流が流れると、トランジスタQ1は導通し、DVDプレ
ーヤ5の音声ラインをグランドに引き込み、DVDプレ
ーヤ5の音声出力にミュートがかかる。
【0004】上記の音声ミュート回路とは別の音声ミュ
ート回路として、音声ミュート回路がオフの状態で入力
される音声信号が負の範囲のとき、スピーカ装置と接地
(グランド)との間に設けられたスィッチングトランジ
スタにベース電流が流れ込まないようにして、出力音声
信号の歪を抑制した回路が知られている(例えば、特開
平5−110358号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】DVDプレーヤを内蔵
するテレビジョン受像機においては、テレビジョン及び
AUX音声を出力するTV/AUX音声ラインとDVD
音声ラインとを共用化することは、その回路構成を簡素
化することができるので、装置の製造コストを低減する
上で望ましい。しかしながら、図4に示した音声ミュー
ト回路100において、DVD音声ラインとTV/AU
X音声ラインを兼用し、ユーザによって選択された動作
モードに応じて、コンデンサC1及び抵抗R1にDVD
音声ライン信号又はTV/AUX音声ライン信号を入力
するような構成とした場合、以下の問題が発生する。例
えば、ユーザがテレビを視聴しているとき、すなわち、
DVDプレーヤモードでないとき、又はDVDプレーヤ
5がスタンバイ状態であるときに、DVDプレーヤ5か
らA−Mute信号(ロー)が出力されると、トランジ
スタQ2及びトランジスタQ1が順次オンし、スピーカ
端子11はグランドに接続される。これにより、TV/
AUXの音声出力にミュートがかかりテレビの音声が聞
こえなくなる。
【0006】そこで、ユーザがテレビを視聴中におい
て、DVDプレーヤ5からA−Mute信号が出力され
た場合であっても、テレビの音声出力にミュートがかか
らないようにするためには、テレビ音声ラインを別途設
けなければならない。この場合は、テレビ音声ラインと
DVD音声ラインとを共用化することができず、回路構
成が複雑になり、装置の製造コストを低減することがで
きない。上述した特開平5−110358号公報に記載
された音声ミュート回路を適用しても、この問題点は解
決しない。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、テレビを視聴中にDVDプレー
ヤからミュート信号が出力されても、テレビの音声出力
にミュートがかからないようにしたDVDプレーヤの音
声ミュート回路を、簡素な回路構成により低コストで提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、テレビジョン受像機及びDVD
(Digital Versatile Disc)プレーヤの共用化された音
声ラインとグランドとの間に接続されたスイッチング動
作する第1のスイッチング素子と、第1のスイッチング
素子を導通させる第2のスイッチング素子とを備えたD
VDプレーヤの音声ミュート回路において、第1のスイ
ッチング素子の入力端子と第2のスイッチング素子の出
力端子との間にスイッチング動作する第3のスイッチン
グ素子が設けられると共に、この第3のスイッチング素
子のスイッチング動作を制御する第4のスイッチング素
子及び第5のスイッチング素子を備え、第4のスイッチ
ング素子は、テレビジョン受像機を制御する制御手段か
らDVDプレーヤが動作中である信号を受けたとき第3
のスイッチング素子を導通させ、それに伴いDVDプレ
ーヤからの音声ミュート信号によって第2のスイッチン
グ素子が導通状態となったとき第1のスイッチング素子
を導通させて音声ミュートをかけ、第5のスイッチング
素子は、制御手段からテレビジョン受像機のオーディオ
ミュート信号を受けたとき、第3のスイッチング素子を
導通させるものである。
【0009】この構成においては、装置の製造コストを
低減するために、テレビジョン受像機とDVDプレーヤ
の音声ラインを共用化しており、第1のスイッチング素
子の導通により、音声ラインがグランドに接続され、音
声ミュートがかかる。例えば、テレビジョン受像機がD
VDモードであるとき、すなわち、DVDプレーヤが動
作中であるときには、第4のスイッチング素子は導通
し、第3のスイッチング素子を導通させる。従って、D
VDプレーヤからのミュート信号によって第2のスイッ
チング素子がスイッチング動作し、もって第1のスイッ
チング素子の導通を制御し、音声ミュートをかけること
ができる。
【0010】DVDプレーヤが動作中でなければ、第4
のスイッチング素子の導通は絶たれ、第3のスイッチン
グ素子は第5のスイッチング素子のスイッチング動作に
より制御される。例えば、ユーザがテレビを視聴してい
るときは、第5のスイッチング素子の導通は絶たれ、第
3のスイッチング素子の導通も絶たれる。従ってこのと
き、DVDプレーヤから第2のスイッチング素子にミュ
ート信号が入力されたとしても、第1のスイッチング素
子は導通することはなく、音声ミュートはかからない。
そして、ユーザがテレビの音声出力をミュートする指令
を制御手段に入力すると、制御手段はテレビジョン受像
機のオーディオミュート信号を第5のスイッチング素子
に出力し、これを受けた第5のスイッチング素子は、第
3のスイッチング素子を導通させる。これにより、第2
のスイッチング素子のスイッチング動作、すなわち、D
VDプレーヤからのミュート信号の有無によって、第1
のスイッチング素子は制御されるが、別途、テレビ音声
出力に音声ミュートをかけることにより、DVDプレー
ヤからのミュート信号の有無に関わらずテレビの音声ミ
ュートをかけることができる。
【0011】また、請求項2の発明は、テレビジョン受
像機及びDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤの
共用化された音声ラインとグランドとの間に接続された
スイッチング動作する第1のスイッチング素子と、第1
のスイッチング素子を導通させる第2のスイッチング素
子とを備えたDVDプレーヤの音声ミュート回路におい
て、第1のスイッチング素子の入力端子と第2のスイッ
チング素子の出力端子との間にスイッチング動作する第
3のスイッチング素子が設けられ、この第3のスイッチン
グ素子を導通状態とすることでDVDプレーヤからの音
声ミュート信号により第1のスイッチング素子を導通さ
せ音声ミュートをかけ、テレビジョン受像機の音声出力
時には第3のスイッチング素子を不導通状態とすること
でDVDプレーヤからの音声ミュート信号によって第1
のスイッチング素子が導通しないようにしたものであ
る。
【0012】この構成においては、請求項1と同様に、
テレビジョン受像機とDVDプレーヤの音声ラインとを
共用化しており、第1のスイッチング素子の導通によ
り、音声ラインがグランドに接続され音声ミュートがか
かる。例えば、第3のスイッチング素子が導通状態のと
きは、DVDプレーヤからのミュート信号によって第2
のスイッチング素子がスイッチング動作し、もって第1
のスイッチング素子の接続を制御し、音声ミュートをか
けることができる。一方、テレビジョン受像機の音声出
力時には、第3のスイッチング素子は不導通状態とな
り、DVDプレーヤからのミュート信号の有無に関わら
ず、音声ミュートはかからない。
【0013】また、請求項3の発明は、請求項2に記載
のDVDプレーヤの音声ミュート回路において、DVD
プレーヤから出力される音声ミュート信号がローとなる
ことで第2のスイッチング素子が導通し、プラス電源端
から第2のスイッチング素子及び第3のスイッチング素
子を通して第1のスイッチング素子を導通させる電流が
流れ、該第1のスイッチング素子を導通させるものであ
る。この構成においては、第2のスイッチング素子とし
てPNP形トランジスタを、第1のスイッチング素子と
してNPN形トランジスタを適用することができる。
【0014】また、請求項4の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載された音声ミュート回路を備え
た受像機である。この構成においては、DVDプレーヤ
を内蔵したテレビジョン受像機の音声ミュート制御を、
DVDプレーヤの動作状態に応じて適切に行うことがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態に係るDVDプレーヤの音声ミュート回路とそれを
備えたテレビジョン受像機を図面を参照して説明する。
図1はDVDプレーヤとその音声ミュート回路及びビデ
オカセットレコーダ(VCR)を備えたテレビジョン受
像機のブロック構成を示している。テレビジョン受像機
1は、チューナ部2と、AUX端子3と、VCR部4
と、DVDプレーヤ5と、音声ミュート回路6と、TV
マイコン7(制御部)と、スピーカ装置8と、画像表示
部9と、操作装置10によって構成されている。チュー
ナ部2は放送局から発信された放送信号をアンテナ2a
を介して受信し、VCR部4に入力する。AUX端子3
は、テレビジョン受像機1の外部から映像信号及び音声
信号を取り込みVCR部4に入力する入力端子である。
VCR部4は、装填されたビデオカセットにチューナ部
2から入力された放送信号又はAUX端子3から入力さ
れた映像信号及び音声信号を記録したり、TVマイコン
7にスルーして、TVマイコン7を介して画像表示部9
及びスピーカ装置8に出力する。また、VCR部4は、
DVDプレーヤ5が再生した映像信号や音声信号をビデ
オカセットに記録することもできる。DVDプレーヤ5
は装填されたDVDを再生し、TVマイコン7を介して
画像表示部9及びスピーカ装置8に出力する。
【0016】音声ミュート回路6は、TVマイコン7と
スピーカ装置8の間に設けられ、DVDプレーヤ5及び
TVマイコン7から受けたミュート信号に基いて、音声
出力にミュートをかける。TVマイコン7は、テレビジ
ョン受像機1内の各ブロックの制御を司る。また、操作
装置10は、ユーザがTVマイコン7に対してDVD再
生指令等の各種指令を入力するための装置であり、主と
して、テレビジョン受像機1の外部から赤外線等を用い
て指令を送出するリモコン操作装置が適用される。な
お、VCR部4からTV/AUX音声を出力する音声ラ
インと、DVDプレーヤ5からDVD音声を出力する音
声ラインは、単一の音声ラインによりTVマイコン7か
らスピーカ装置8に至る区間において共用化され、回路
の簡素化とそれに伴うテレビジョン受像機1の製造コス
トの低減を図っている。
【0017】図2は、音声ミュート回路6の回路図を示
している。音声ミュート回路6は、スイッチング動作に
より、TV/AUXとDVDプレーヤ5の共用化された
音声ラインをグランド接続するNPN形のトランジスタ
Q1(第1のスイッチング素子)と、DVDプレーヤ5
のミュート信号出力端子12からA−Mute信号の入
力(ロー)を受けトランジスタQ1の入力を制御するP
NP形のトランジスタQ2(第2のスイッチング素子)
を備えている。さらに、本音声ミュート回路6は、トラ
ンジスタQ1の入力端子とトランジスタQ2の出力端子
との間にスイッチング動作するPNP形のトランジスタ
Q3(第3のスイッチング素子)と、このトランジスタ
Q3のスイッチング動作を制御するNPN形のトランジ
スタQ4(第4のスイッチング素子)と、NPN形のト
ランジスタQ5(第5のスイッチング素子)を備え、D
VDプレーヤ5の動作状態を示す信号及びTVマイコン
7から入力されるA−Mute信号に基いて音声ミュー
トをかけるようにしている。
【0018】また、音声ミュート回路6は、ダイオード
Dと、抵抗R1,R2,R3と、コンデンサC1及び音
声出力端子11に加えて、トランジスタQ3のエミッタ
・ベース間電圧を付与するための抵抗R4と、トランジ
スタQ4のベース電流を適正化するための抵抗R5と、
トランジスタQ4又はトランジスタQ5がオンのときト
ランジスタQ3のベース電流を適正化するための抵抗R
6,R7と、トランジスタQ4,Q5が共にオフのとき
トランジスタQ3のベース電流を適正化する抵抗R8
と、コンデンサC2と、TVマイコン7からDVDモー
ド信号をトランジスタQ4に入力する入力端子13と、
TVマイコン7からテレビのA−Mute信号をトラン
ジスタQ5に入力する入力端子14とを備えている。ま
た、トランジスタQ3のベース端子は、抵抗R8を介し
てTVマイコン7に接続され、テレビジョン受像機1の
電源オン時に所定の電圧が印加される。
【0019】次に、各トランジスタQ1〜Q5の動作と
それに伴う音声出力状態について、図3を参照しながら
説明する。テレビジョン受像機1がDVDモードのと
き、すなわち、DVDプレーヤ5が動作中のときには、
TVマイコン7から入力端子13にDVDモード信号
(ハイ)が入力され、トランジスタQ4がオンし、トラ
ンジスタQ3のベース電位が下がり、トランジスタQ3
がオンする。このトランジスタQ3の導通によって、ト
ランジスタQ2の出力端子とトランジスタQ1の入力端
子が導通し、DVDプレーヤ5からのA−Mute信号
によってトランジスタQ1の導通を制御することができ
る。例えば、DVDプレーヤ5がミュート時、すなわ
ち、DVDプレーヤ5からのA−Mute信号がローに
なると、トランジスタQ2がオンし、トランジスタQ1
にベース電流が流れ、トランジスタQ1がオンし、これ
により音声ミュートがかかる。DVDプレーヤ5がミュ
ートでないとき、すなわち、DVDプレーヤ5からのA
−Mute信号がハイになると、トランジスタQ2がオ
フし、トランジスタQ1がオフし、これにより音声ミュ
ートがかからずにDVD音声が出力される。
【0020】一方、テレビジョン受像機1がTVモード
であるとき、すなわち、DVDプレーヤ5が動作中でな
いときは、トランジスタQ4はオフとなり、トランジス
タQ3はトランジスタQ5のスイッチング動作により制
御される。例えば、ユーザがテレビを視聴しているとき
はトランジスタQ5はオフとなり、それに伴いトランジ
スタQ3もオフとなる。従って、DVDプレーヤ5から
トランジスタQ2にA−Mute信号(ロー)が入力さ
れたとしても、トランジスタQ1はオンすることなく、
音声ミュートはかからない。そして、ユーザが操作装置
10を介して、TV/AUXの音声出力をミュートする
指令をTVマイコン7に入力すると、TVマイコン7は
テレビジョン受像機1のA−Mute信号を入力端子1
4を介してトランジスタQ5に出力し、これを受けたト
ランジスタQ5はオンとなり、それに伴いトランジスタ
Q3もオンとなる。これにより、トランジスタQ1のス
イッチング動作、すなわち、DVDプレーヤからのA−
Mute信号の有無によって、トランジスタQ1は制御
されるが、別途、TV/AUX音声出力に音声ミュート
をかけることにより、DVDプレーヤ5からのA−Mu
te信号の有無に関わらずTV/AUXの音声ミュート
をかけることができる。
【0021】なお、本発明は上記実施形態の構成に限ら
れることなく種々の変形が可能であり、例えば、各スイ
ッチング素子は、トランジスタに限られることなく、F
ET(Field Effect Transistor)等のスイッチング素
子を適用してもよい。また、テレビジョン受像機1は、
DVDプレーヤ5とその音声ミュート回路6及びVCR
部4を備えた形態に限られることなく、DVDプレーヤ
5とその音声ミュート回路6を備えたものであれば、本
発明を適用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
DVDプレーヤとテレビジョン受像機の音声ラインを共
用化した場合であっても、DVDプレーヤが動作中でな
く、テレビジョン受像機1のオーディオミュート信号を
受けないときには、第3のスイッチング素子は導通状態
とならず、DVDプレーヤからの音声ミュート信号に関
わらず音声ミュートはかからない。従って、ユーザの操
作に応じて適正な音声ミュート制御を可能とする音声ミ
ュート回路を低コストで提供することができる。
【0023】請求項2の発明によれば、DVDプレーヤ
とテレビジョン受像機の音声ラインを共用化した場合で
あっても、テレビジョン受像機の音声出力時には、第3
のスイッチング素子が不導通となり、DVDプレーヤか
らの音声ミュート信号に関わらず音声ミュートはかから
ない。従って、ユーザの操作に応じて適正な音声ミュー
ト制御を可能とする音声ミュート回路を低コストで提供
することができる。
【0024】請求項3の発明によれば、第2のスイッチ
ング素子としてPNP形トランジスタを、第1のスイッ
チング素子としてNPN形トランジスタを適用すること
ができるので、容易に音声ミュート回路を製造すること
ができる。
【0025】請求項4の発明によれば、DVDプレーヤ
を備えたテレビジョン受像機の利便性を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるテレビジョン受像
機のブロック構成図。
【図2】 同テレビジョン受像機に内蔵される音声ミュ
ート回路の回路図。
【図3】 同音声ミュート回路に実装されるトランジス
タのスイッチング動作と、それに伴う音声出力状態を示
した図。
【図4】 従来の音声ミュート回路の回路図。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機 5 DVDプレーヤ 6 音声ミュート回路 7 TVマイコン(制御部) Q1 トランジスタ(第1のスイッチング素子) Q2 トランジスタ(第2のスイッチング素子) Q3 トランジスタ(第3のスイッチング素子) Q4 トランジスタ(第4のスイッチング素子) Q5 トランジスタ(第5のスイッチング素子)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受像機及びDVD(Digita
    l Versatile Disc)プレーヤの共用化された音声ライン
    とグランドとの間に接続されたスイッチング動作する第
    1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子
    を導通させる第2のスイッチング素子とを備えたDVD
    プレーヤの音声ミュート回路において、 前記第1のスイッチング素子の入力端子と第2のスイッ
    チング素子の出力端子との間にスイッチング動作する第
    3のスイッチング素子が設けられると共に、この第3のス
    イッチング素子のスイッチング動作を制御する第4のス
    イッチング素子及び第5のスイッチング素子を備え、 前記第4のスイッチング素子は、前記テレビジョン受像
    機を制御する制御手段から前記DVDプレーヤが動作中
    である信号を受けたとき前記第3のスイッチング素子を
    導通させ、それに伴いDVDプレーヤからの音声ミュー
    ト信号によって前記第2のスイッチング素子が導通状態
    となったとき前記第1のスイッチング素子を導通させて
    音声ミュートをかけ、 前記第5のスイッチング素子は、前記制御手段からテレ
    ビジョン受像機のオーディオミュート信号を受けたと
    き、前記第3のスイッチング素子を導通させるものであ
    ることを特徴とするDVDプレーヤの音声ミュート回
    路。
  2. 【請求項2】 テレビジョン受像機及びDVD(Digita
    l Versatile Disc)プレーヤの共用化された音声ライン
    とグランドとの間に接続されたスイッチング動作する第
    1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子
    を導通させる第2のスイッチング素子とを備えたDVD
    プレーヤの音声ミュート回路において、 前記第1のスイッチング素子の入力端子と第2のスイッ
    チング素子の出力端子との間にスイッチング動作する第
    3のスイッチング素子が設けられ、 この第3のスイッチング素子を導通状態とすることでD
    VDプレーヤからの音声ミュート信号により前記第1の
    スイッチング素子を導通させ音声ミュートをかけ、 テレビジョン受像機の音声出力時には前記第3のスイッ
    チング素子を不導通状態とすることでDVDプレーヤか
    らの音声ミュート信号によって前記第1のスイッチング
    素子が導通しないようにしたことを特徴とするDVDプ
    レーヤの音声ミュート回路。
  3. 【請求項3】 DVDプレーヤから出力される音声ミュ
    ート信号がローとなることで前記第2のスイッチング素
    子が導通し、プラス電源端から前記第2のスイッチング
    素子及び前記第3のスイッチング素子を通して前記第1
    のスイッチング素子を導通させる電流が流れ、該第1の
    スイッチング素子を導通させることを特徴とする請求項
    2に記載のDVDプレーヤの音声ミュート回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    された音声ミュート回路を備えたことを特徴とするテレ
    ビジョン受像機。
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