JP2003060759A - 携帯型情報処理装置 - Google Patents

携帯型情報処理装置

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JP2003060759A
JP2003060759A JP2001248621A JP2001248621A JP2003060759A JP 2003060759 A JP2003060759 A JP 2003060759A JP 2001248621 A JP2001248621 A JP 2001248621A JP 2001248621 A JP2001248621 A JP 2001248621A JP 2003060759 A JP2003060759 A JP 2003060759A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機において、メールを読み書きする
場合など、用途に応じて使いやすいようにすることがで
きるようにする。 【解決手段】 携帯電話機は、表示部4を有する上部筐
体1、LCD36とタッチパッド37からなる操作部7
を有する下部筐体2、および、表示部4と操作部7を対
向するように上部筐体1と下部筐体2を結合するための
ヒンジ3aおよびヒンジ3bで構成されている。ヒンジ
3aを軸にして上部筐体1と下部筐体2が縦長になるよ
うに開放された場合、CPU33は、通話モードを設定
し、通話モード用に、表示部4と操作部7のLCD36
に文字や画像を表示させ、操作キーの機能を割り当て
る。一方、ヒンジ3bを軸にして上部筐体1と下部筐体
2が横長になるように開放された場合、CPU33は、
メールモードを設定し、メールモード用に表示部4と操
作部7のLCD36に文字や画像を表示させ、操作キー
の機能を割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報処理装
置に関し、特に、開閉可能な携帯型の情報処理装置にお
いて、複数の方向に開閉することにより、例えば、メー
ルを読み書きする場合など、用途に応じて使いやすくす
るようにした携帯型情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯電話機の高機能化や多機能化
が進み、携帯電話機を使用して、通話だけでなく、電子
メールやゲームなど、いろいろなアプリケーションが利
用されるようになってきた。
【0003】また、携帯電話機の種類も増えてきてお
り、特に、表示部と操作部とをヒンジで結合させた開閉
可能な折りたたみタイプの携帯電話機が好まれている傾
向にある。この折りたたみタイプの携帯電話機は、通話
しやすいように、開いたときに、縦長になるのが一般的
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、通話がメイン
の機能である携帯電話機において、メールを読み書きす
る場合、縦長に開くことになり、文字を入力したり、入
力した文章、または受信した文章を見るのが横長の場合
に比べて不便になる課題があった。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、開閉可能な携帯型の情報処理装置におい
て、複数の方向に開閉することにより、例えば、メール
を読み書きする場合など、用途に応じて使いやすいよう
にするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯型情報処理
装置は、表示部と操作部が対向して閉じられた第1の状
態と、開かれた第2の状態とを取り得るように、第1の
筐体と第2の筐体を、第1の方向に延在する第1の軸を
中心として回動自在に支持する第1のヒンジと、表示部
と操作部が対向して閉じられた第1の状態と、開かれた
第3の状態とを取り得るように、第1の筐体と第2の筐
体を、第1の方向と垂直な第2の方向に延在する第2の
軸を中心として回動自在に支持する第2のヒンジとを備
えることを特徴とする。
【0007】第1の筐体と第2の筐体が、第1の状態か
ら、第2の状態と第3の状態のいずれの状態に回動され
たのかを検出する状態検出手段をさらに備えるようにす
ることができる。
【0008】操作部は、操作を検出する複数の操作検出
部と、操作検出部に関する情報を表示する検出部情報表
示部とで構成され、状態検出手段による検出結果に基づ
いて、検出部情報表示部における操作検出部に関する情
報の表示を制御する制御手段をさらに備えるようにする
ことができる。
【0009】状態検出手段による検出結果に基づいて、
携帯型情報処理装置のモードを設定するモード設定手段
をさらに備えるようにすることができる。
【0010】携帯型情報処理装置は、音声による通話を
行う通話機能と、文字によるメールを送信又は受信する
メール機能とを有し、モード設定手段は、第1の筐体と
第2の筐体が、第1の状態から第2の状態に回動された
とき、通話機能を実行する通話モードを設定し、第1の
状態から第3の状態に回動されたとき、メール機能を実
行するメールモードを設定するようにすることができ
る。
【0011】第1のヒンジは、第1の筐体が第1の状態
から第3の状態に回動するとき、第2のヒンジの第2の
軸を中心として、第1の筐体とともに回動するようにす
ることができる。
【0012】第1の筐体と第2の筐体を、第1の状態に
おいてロックする第1のロック機構と第2のロック機構
をさらに備え、第1のロック機構は、第1の筐体を第1
の状態から第2の状態に回動するとき、そのロックが解
除され、第2のロック機構は、第1の筐体を第1の状態
から第3の状態に回動するとき、そのロックが解除され
るようにすることができる。
【0013】第1のロック機構は、第1の筐体と第2の
ヒンジとの間に設けられ、第2のロック機構は、第1の
ヒンジと第2の筐体との間に設けられているようにする
ことができる。
【0014】本発明の携帯型情報処理装置においては、
第1のヒンジにより、表示部と操作部が対向して閉じら
れた第1の状態と、開かれた第2の状態とを取り得るよ
うに、第1の筐体と第2の筐体が、第1の方向に延在す
る第1の軸を中心として回動自在に支持され、第2のヒ
ンジにより、表示部と操作部が対向して閉じられた第1
の状態と、開かれた第3の状態とを取り得るように、第
1の筐体と第2の筐体が、第1の方向と垂直な第2の方
向に延在する第2の軸を中心として回動自在に支持され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した携帯電
話機の外観の構成例を示す図である。
【0016】携帯電話機は、表示部4を有する上部筐体
1、操作部7を有する下部筐体2、および、上部筐体1
と下部筐体2を結合するためのヒンジ3aおよびヒンジ
3bで構成される。図1は、分解された状態を示してい
るが、これらは後述する図2に示されるように組み立て
られる。
【0017】上部筐体1は、表示部4、スピーカ5、ア
ンテナ6、軸通し部(孔)12aおよびロックツメ13
bを有している。表示部4は、LCD(Liquid Crystal
Display)などの薄型の表示装置で構成され、文字や画像
を表示する。表示部4の上方のスピーカ5は、受話音声
を出力する。上部筐体1の上端面右側に伸縮自在に設け
られているアンテナ6は、図示せぬ基地局との無線通信
を行う。
【0018】下部筐体2は、操作部7、マイクロフォン
8、操作ボタン9、軸通し部(孔)12bおよびロック
穴14aを有している。操作部7は、LCD36(後述
する図3)などの薄型の表示装置と、その上側に配置さ
れている透明なタッチパッド37(後述する図3)で構
成される。操作部7の下方のマイクロフォン8は、送話
音声を入力する。操作部7の上方の操作ボタン9は、受
信および送信履歴の呼び出し、電話帳表示あるいは電源
オンオフを指示するための操作ボタンであり、この説明
では3つ設けられているが、個数は任意である。
【0019】ヒンジ3aは、軸11aを有し、図1にお
いて、その右側の下面に、ロックツメ13aが形成され
ている。ヒンジ3bは、軸11bを有し、図1におい
て、その下方の上面に、ロック穴14bが形成されてい
る。軸11aは、上部筐体1の軸通し部(孔)12aに
通され、上部筐体1を回動自在に支持する。軸11b
は、下部筐体2の軸通し部(孔)12bに通され、下部
筐体2を回動自在に支持する。ヒンジ3aおよびヒンジ
3bは、直交するように結合されている。
【0020】さらに、上部筐体1と下部筐体2が、その
表示部4と操作部7が対向するように閉じられると、ヒ
ンジ3aのロックツメ13aは、下部筐体2のロック穴
14aに挿通され、ロックツメ13aの弾性力に基づい
てロックされるようになっており、上部筐体1のロック
ツメ13bは、ヒンジ3bのロック穴14bに挿通さ
れ、ロックツメ13bの弾性力に基づいてロックされる
ようになっている。これにより、上部筐体1と下部筐体
2が、不用意に開放される動作が抑制される。
【0021】軸通し部(孔)12aは、内部に、板バネ
等の弾性変形する押圧部(図示せず)を有しており、こ
の押圧部が軸11aの外周を押圧している。上部筐体1
が所定の角度まで回動されると、押圧部が軸11aの平
面部15aを押圧する。その結果、上部筐体1はその位
置で安定した状態となる。
【0022】同様に、軸通し部(孔)12bの内部の押
圧部が、軸11bの中央に形成されている平面部15b
に当接した状態になったとき、下部筐体2はその位置で
安定する。これにより、上部筐体1と下部筐体2を回動
して、好ましい位置に停止させることが容易となる。
【0023】なお、以下、ヒンジ3aおよび3b、軸1
1aおよび11b、軸通し部12aおよび12b、ロッ
クツメ13aおよび13b、ロック穴14aおよび14
b、並びに平面部15aおよび15bを個々に区別する
必要がない場合、単にヒンジ3、軸11、軸通し部1
2、ロックツメ13、ロック穴14、並びに平面部15
と称する。
【0024】次に、図2を参照して、携帯電話機の使用
例を説明する。
【0025】ユーザが携帯電話機を使用しない場合、携
帯電話機は、図2Aに示されるように、上部筐体1の表
示部4と下部筐体2の操作部7が対向するように閉じら
れている。
【0026】携帯電話機を使用して通話する場合、ユー
ザは、ロックツメ13bの弾性力に抗して、図2Bに示
されるように、ヒンジ3aの軸11aを中心にして上部
筐体1を下部筐体2から離れる方向に回動させ、上部筐
体1および下部筐体2が縦長になるように開かせる。こ
のとき、縦センサ38(図3)は、この携帯電話機が縦
長に開かれたことを検知し、CPU33(図3)に通知
する。CPU33は、このとき、通話モードを設定す
る。
【0027】このように、携帯電話機を縦長に開放した
状態は、スピーカ5を耳にあて、マイクロフォン8を口
もとに添えて通話を行うユーザにとって、通話しやすい
状態である。
【0028】一方、携帯電話機を使用してメールを送受
信する場合、ユーザは、ロックツメ13aの弾性力に抗
して、図2Cに示されるように、ヒンジ3bの軸11b
を中心にして上部筐体1を回動させ、上部筐体1および
下部筐体2が横長になるように開かせる。このとき、ヒ
ンジ3aは、上部筐体1と一体的に回動する。このと
き、横センサ39(図3)は、この携帯電話機が、横長
に開かれたことを検知し、CPU33に通知する。CP
U33は、このとき、メールモードを設定する。
【0029】このように、携帯電話機を横長に開放した
状態は、文字が読みやすく、手に持ちやすいので、ユー
ザがメールを読み書きするのに適した状態である。
【0030】図3は、図1に示された携帯電話機の電気
的な構成例を示すブロック図である。
【0031】上部筐体1は、表示部4、スピーカ5、ア
ンテナ6、通信部31および表示制御部32で構成さ
れ、下部筐体2は、操作部7(LCD36およびタッチ
パッド37で構成される)、マイクロフォン8、操作ボ
タン9、CPU33、DSP(Digital Signal Processo
r)34およびメモリ35で構成される。縦センサ38
は、上部筐体1のロックツメ13bがヒンジ3bのロッ
ク穴14bに挿通されたとき、それを検知するように、
ヒンジ3b内に設けられている。同様に、横センサ38
は、ヒンジ3aのロックツメ13aが下部筐体2のロッ
ク穴14aに挿通されたとき、それを検知するように、
下部筐体2内に設けられている。そして、その4つのユ
ニットは、バス40で相互に接続されている。
【0032】通信部31は、アンテナ6を介して、図示
せぬ基地局との無線通信を行う。表示制御部32は、C
PU33からの指示に基づいて、表示部4の表示を制御
する。
【0033】CPU33は、ユーザによる操作ボタン9
の操作、または操作部7のタッチパッド37に対する操
作に基づいて、この携帯電話機の全体の制御を行う。ま
た、CPU33は、縦センサ38および横センサ39か
ら検出されるオンオフの信号(ロック状態の検出信号)
に基づいて、表示方向の判定処理を行い、その結果に基
づいて、モードを設定し、表示制御部32と操作部7の
LCD36に表示方向を指示する。
【0034】DSP34は、各種高速演算処理を行い、
メモリ35は、ユーザにより、操作部7を介して入力さ
れた電話帳または住所録のデータ、あるいは受信および
送信履歴などを記憶する。
【0035】操作部7のLCD36は、CPU33の指
示に基づいて操作キーを表示する。LCD36の上側に
配置されるタッチパッド37は、ユーザの操作位置に対
応する座標を検出し、CPU33に出力する。CPU3
3は、LCD36に表示された操作キーの座標とタッチ
パッド37により検出された座標とを比較することで、
いずれの操作キーがユーザにより操作されたのか判定す
る。CPU33は、各操作キーに、所定の機能を割り当
てる(図9と図10を参照して後述する)。従って、ユ
ーザは、タッチパッド37を指またはペンなどで押圧す
ることにより、電話番号や文字などを入力することがで
きる。
【0036】縦センサ38は、例えば、マイクロスイッ
チにより構成され、上部筐体1のロックツメ13bがヒ
ンジ3bのロック穴14bに挿通されているとき、すな
わち、ロックされているとき、ロックツメ13bにより
押圧され、オンとなる。上部筐体1のロックツメ13b
がヒンジ3bのロック穴14bから外れると、すなわ
ち、ロック解除されると、ロックツメ13bによる押圧
が解除され、縦センサ38(マイクロスイッチ)は、オ
フの状態になる。
【0037】同様に、横センサ39もマイクロスイッチ
により構成され、ヒンジ3aのロックツメ13aが下部
筐体2のロック穴14aに挿通されているとき、すなわ
ち、ロックされているとき、横センサ39は、オンとな
り、ヒンジ3aのロックツメ13aが下部筐体2のロッ
ク穴14aから外れているとき、すなわち、ロック解除
されているとき、オフとなる。
【0038】次に図4のフローチャートを参照して、C
PU33の表示方向判定処理を説明する。
【0039】なお、この処理は、携帯電話機に電源が入
れられたとき開始される。
【0040】ステップS1において、CPU33は、縦
センサ38がオフしたか否か(上部筐体1が下部筐体2
に対して閉じられた状態から、ヒンジ3aの軸11aを
中心にして、下部筐体2から離れる方向に開放されたか
否か)を判断し、縦センサ38がオフしたと判断した場
合、ステップS2に進む。
【0041】ステップS2において、CPU33は、横
センサ39がオフしたか否か(上部筐体1がヒンジ3b
の軸11bを中心にして、下部筐体2から離れる方向に
開放されたか否か)を判断する。
【0042】CPU33は、ステップS2において、横
センサ39がオフしていないと判断した場合(縦センサ
38と横センサ39の状態が図5のブロック201に示
される状態の場合であって、上部筐体1が下部筐体2に
対して軸11aを中心に正しく開放された場合)、ステ
ップS3において、この携帯電話機を通話モードに設定
する。すなわち、このとき、CPU33は、操作部7ま
たは操作ボタン9からの入力に基づいて、通信部31を
制御し、所定の相手に対する発呼動作や着呼動作を実行
させる。また、このとき、CPU33は、ユーザからの
指令に基づいてメールの送信または受信動作も実行す
る。従って、この通話モードにおいては、従来の携帯電
話機における場合と同様の機能が実行される。
【0043】そして、この通話モードが設定されたと
き、CPU33は、ステップS4において、表示制御部
32および操作部7を制御し、文字や画像を携帯電話機
を縦長にした場合に正しく視認できる方向に(上部筐体
1が下部筐体2に対して軸11aを中心に開放された場
合において、下部筐体2を下に配置し、かつ上部筐体1
を上に配置したとき、ユーザが正しく視認することがで
きる方向に)表示させる。
【0044】図6は、この場合における表示部4の電話
番号の表示の例を示し、図7は、受信したメールの文字
の表示例を示している。また、CPU33は、操作部7
のLCD36に、後述する図9に示されるように、操作
キーを通話モード用に表示させる。
【0045】この通話モードは、ステップS5におい
て、CPU33により、縦センサ38がオンした(上部
筐体1が下部筐体2に対して閉じられた)と判断される
まで継続され、縦センサ38がオンしたと判断された場
合、ステップS6において、CPU33は、表示制御部
32および操作部7を制御し、表示部4および操作部7
のLCD36の表示画面を消去させ、処理を終了する。
【0046】ステップS2において、横センサ39がオ
フしたと判断された場合(縦センサ38と横センサ39
の状態が図5のブロック202に示される状態の場
合)、ステップS1において、横センサ39もオフして
いるので、結局この場合は、携帯電話機が分解されてし
まった状態(正常ではない使用状態)ということにな
る。そこでこの場合、ステップS7において、CPU3
3は、表示部4と操作部7のLCD36の画面の表示を
禁止し、処理を終了する。
【0047】一方、ステップS1において、CPU33
は、縦センサ38がオフしていないと判断した場合(オ
ンしていると判断した場合)、ステップS8に進む。
【0048】ステップS8において、CPU33は、横
センサ39がオフしたか否かを判断する(ステップS2
と同様の処理)。
【0049】CPU33は、ステップS8において、横
センサ39がオフしたと判断した場合(縦センサ38と
横センサ39の状態が図5のブロック102に示される
状態の場合であって、上部筐体1が下部筐体2に対して
軸11bを中心に正しく開放された場合)、ステップS
9において、この携帯電話機をメールモードに設定す
る。すなわち、このとき、CPU33は、ユーザからの
指令に基づいてメールの送信または受信動作、あるいは
インターネット上の画像やゲームなどの受信動作を実行
する。また、このとき、CPU33は、発呼動作を禁止
させているので、発呼動作に関する操作部7または操作
ボタン9の操作は無効とされる。
【0050】なお、メールモードにおいても、着呼動作
は禁止されない。メールモードにおいて着呼が受け付け
られたとき、ユーザは、上部筐体1を下部筐体2に対し
て一旦閉じた状態にした後、軸11aを中心に回動する
ことにより再び開放する。これにより、上述した通話モ
ードが設定され、通常の通話が可能となる。
【0051】メールモードが設定されたとき、CPU3
3は、ステップS10において、表示制御部32および
操作部7を制御し、文字や画像を携帯電話機を横長にし
た場合に正しく視認できる方向に(上部筐体1が下部筐
体2に対して軸11bを中心に開放された場合におい
て、下部筐体2を下に配置し、かつ上部筐体1を上に配
置したとき、ユーザが正しく視認することができる方向
に)表示させる。
【0052】図8は、このメールモード時における受信
したメールの文字の表示例を示している。また、CPU
33は、メールモード時においては、操作部7のLCD
36に、後述する図10に示されるように、操作キーを
表示させる。
【0053】このメールモードは、ステップS11にお
いて、CPU33により、横センサ39がオンした(上
部筐体1が下部筐体2に対して閉じられた)と判断され
るまで継続され、横センサ39がオンしたと判断された
場合、ステップS12において、CPU33は、表示制
御部32および操作部7を制御し、表示部4および操作
部7のLCD36の表示画面を消去させ、処理を終了す
る。
【0054】ステップS8において、横センサ39がオ
フしていない(オンしている)と判断された場合(縦セ
ンサ38と横センサ39の状態が図5のブロック101
に示される状態の場合)、ステップS1において、横セ
ンサ39もオフしていない(オンしている)ので、結局
この場合は、携帯電話機が閉じられている状態(図2A
の状態)ということになる。そこでこの場合、ステップ
S13において、CPU33は、表示部4と操作部7の
LCD36の画面の表示を禁止し、処理を終了する。
【0055】以上のように、携帯電話機の開閉状態を縦
センサ38および横センサ39が検知し、その検知結果
によって、表示部4および操作部7のLCD36の表示
方向が変更される。
【0056】次に、図9を参照して、通話モードにおけ
る操作キーの表示を説明する。
【0057】まず、図9において、マイクロフォン8を
下側にするように操作部7を見て、操作部7のLCD3
6の左上の操作キーの位置を位置aaとする。位置aa
の左から順に、位置ab,位置ac,位置adとする。
位置aaの下の位置baの左から順に、位置bb,位置
bc,位置bdとし、位置baの下の位置caの左から
順に、位置cb,位置cc,位置cdとし、並びに、位
置caの下の位置daの左から順に、位置db,位置d
c,位置ddとする。この位置は、通話モード時におい
ても、また、メールモード時においても共通とされる。
【0058】CPU33は、図4のステップS3におい
て、通話モードを設定したとき、ステップS4におい
て、操作部7を制御し、操作部7のLCD36の操作キ
ーを、図9に示されるように、通話モード用に(文字や
画像を携帯電話機を縦長に開放した場合に正しく視認で
きる方向に)表示させる。このとき、LCD36の操作
キーの表示に基づいて、CPU33は、上記の位置(座
標)に、以下に説明するように各操作キーを割り当て
る。
【0059】図9に示されるように、通話モードにおい
ては、左上段から順に、位置aaの操作キーには、数字
モードで「1」、ひらがな/漢字モードで「あ」行、英
字モードで「.」、「@」、「/」および「:」が割り
当てられ、位置abの操作キーには、数字モードで
「2」、ひらがな/漢字モードで「か」行、英字モード
で「A」、「B」、および「C」が割り当てられ、位置
acの操作キーには、数字モードで「3」、ひらがな/
漢字モードで「さ」行、英字モードで「D」、「E」、
および「F」が割り当てられ、位置adの操作キーに
は、「モード切り替え」操作キーが割り当てられる。こ
の「モード切り替え」操作キーは、ひらがな/漢字モー
ド、英字モードあるいは数字モードを順次切り替えるた
めの操作キーである。
【0060】上から2番目の段では、左から順に、位置
baの操作キーには、数字モードで「4」、ひらがな/
漢字モードで「た」行、英字モードで「G」、「H」お
よび「I」が割り当てられ、位置bbの操作キーには、
数字モードで「5」、ひらがな/漢字モードで「な」
行、英字モードで「J」、「K」、および「L」が割り
当てられ、位置bcの操作キーには、数字モードで
「6」、ひらがな/漢字モードで「は」行、英字モード
で「M」、「N」、および「O」が割り当てられ、位置
bdの操作キーには、「→(右向き矢印)」操作キーが
割り当てられる。この「→」操作キーは、メール作成時
において、編集する文字を変更する場合、カーソルを1
文字分右へ移動させるために使用される操作キーであ
る。
【0061】上から3番目の段では、左から順に、位置
caの操作キーには、数字モードで「7」、ひらがな/
漢字モードで「ま」行、英字モードで「P」、「Q」、
「R」および「S」が割り当てられ、位置cbの操作キ
ーには、数字モードで「8」、ひらがな/漢字モードで
「や」行、英字モードで「T」、「U」、および「V」
が割り当てられ、位置ccの操作キーには、数字モード
で「9」、ひらがな/漢字モードで「ら」行、英字モー
ドで「W」、「X」、「Y」および「Z」が割り当てら
れ、位置cdの操作キーには、「←(左向き矢印)」操
作キーが割り当てられる。この「←」操作キーは、メー
ル作成時において、編集する文字を変更する場合、カー
ソルを1文字分左へ移動させるために使用される操作キ
ーである。
【0062】一番下の段では、左から順に、位置daの
操作キーには、数字モードで「*」、ひらがな/漢字モ
ードで「濁音」および「半濁音」が割り当てられ、位置
dbの操作キーには、数字モードで「0」、ひらがな/
漢字モードで「わ」行、英字モードで「スペース
(_)」が割り当てられ、位置dcの操作キーには、数
字モードで「#」、ひらがな/漢字モードで「リターン
(rtn)」操作キーが割り当てられ、位置ddには、
「クリア」操作キーが割り当てられる。この「クリア」
操作キーは、文字を削除するときに使用される操作キー
である。
【0063】なお、この携帯電話機は、文字入力モード
として、ひらがな/漢字モード、英字モードおよび数字
モードの3種類のモードを有している。さらに、ひらが
な/漢字モードの場合、例えば、「あ」行が割り当てら
れている位置の操作キー「1」を1回押すと、「あ」が
入力される。同様に、操作キー「1」を2回押すと、
「い」が入力され、操作キー「1」を3回押すと、
「う」が入力され、操作キー「1」を4回押すと、
「え」が入力され、操作キー「1」を5回押すと、
「お」が入力される。このように、ひらがな/漢字モー
ドの場合、押す回数によって、その操作キーに割り当て
られている行の1文字が予め設定されている。そして、
「→」操作キーを押すことにより、次の文字の入力が準
備される。
【0064】したがって、この通話モードにおいて、例
えば、ひらがな/漢字モードで「こんにちは」というメ
ール文章を作成する場合、ユーザは、「こ」を入力する
ために、位置abの操作キー「2」を5回押す。このと
き、タッチパッド37は、位置abが5回操作されたこ
とをCPU33に通知し、CPU33は、LCD36に
表示された通話モード用の操作キーの座標に基づいて、
「こ」を表示部4に表示させる。その後、ユーザにより
位置bdの「→」操作キーが押されると、CPU33
は、次の文字の入力ができるように、LCD36のカー
ソルを右へ1つ移動させる。
【0065】同様に、CPU33は、ユーザにより位置
dbの操作キー「0」が3回押されたとき、「ん」を表
示させ、ユーザにより位置bdの「→」操作キーが押さ
れると、LCD36のカーソルを右へ1つ移動させ、次
に、ユーザにより位置bbの操作キー「5」が2回押さ
れたとき、「に」を表示させ、ユーザにより位置bdの
「→」操作キーを押されると、LCD36のカーソルが
右へ1つ移動させる。以下、同様に、ユーザにより位置
baの操作キー「4」が2回押されたとき、「ち」が表
示され、ユーザにより位置bdの「→」操作キーが押さ
れると、LCD36のカーソルが右へ1つ移動され、次
に、ユーザにより位置bcの操作キー「6」が1回押さ
れたとき「は」が表示される。このようにして、文字が
入力され、「こんにちは」の文章が作成され、表示部4
に表示される。
【0066】一方、メールモードにおける操作キーは、
図10に示されるように割り当てられる。尚、図10に
おいて、図9における場合と対応する機能の説明は繰り
返しになるので省略する。
【0067】CPU33は、図4のステップS9におい
て、メールモードを設定したとき、ステップS10にお
いて、操作部7を制御し、操作部7のLCD36の操作
キーをメールモード用に(文字や画像を携帯電話機を横
長に開放した場合に正しく視認できる方向に)表示させ
る。このとき、LCD36の操作キーの表示に基づい
て、CPU33は、上記の座標(位置)に各操作キー
を、図10に示されるように割り当てる。なお、図10
は、マイクロフォン8を下側にするように操作部7を見
た図であり、文字が横を向いて表示されているが、ユー
ザが実際に使用する時には、携帯電話機を横長に開放し
て使用するので、表示文字は、ユーザに対して正しい向
きになる。
【0068】すなわち、メールモード時においては、左
上段から順に、位置aaには、「モード切り替え」操作
キーが割り当てられ、位置abには、「→」操作キーが
割り当てられ、位置acには、「←」操作キーが割り当
てられ、位置adには、「クリア」操作キーが割り当て
られる。
【0069】上から2番目の段では、左から順に、位置
baの操作キーには、数字モードで「3」、ひらがな/
漢字モードで「さ」行、英字モードで「D」、「E」、
および「F」が割り当てられ、位置bbの操作キーに
は、数字モードで「6」、ひらがな/漢字モードで
「は」行、英字モードで「M」、「N」、および「O」
が割り当てられ、位置bcの操作キーには、数字モード
で「9」、ひらがな/漢字モードで「ら」行、英字モー
ドで「W」、「X」、「Y」および「Z」が割り当てら
れ、位置bdの操作キーには、数字モードで「#」、ひ
らがな/漢字モードで「リターン(rtn)」操作キーが
割り当てられる。
【0070】上から3番目の段では、左から順に、位置
caの操作キーには、数字モードで「2」、ひらがな/
漢字モードで「か」行、英字モードで「A」、「B」、
および「C」が割り当てられ、位置cbの操作キーに
は、数字モードで「5」、ひらがな/漢字モードで
「な」行、英字モードで「J」、「K」、および「L」
が割り当てられ、位置ccの操作キーには、数字モード
で「8」、ひらがな/漢字モードで「や」行、英字モー
ドで「T」、「U」、および「V」が割り当てられ、位
置cdの操作キーには、数字モードで「0」、ひらがな
/漢字モードで「わ」行、英字モードで「スペース
(_)」が割り当てられる。
【0071】一番下の段では、左から順に、位置daの
操作キーには、数字モードで「1」、ひらがな/漢字モ
ードで「あ」行、英字モードで「.」、「@」、「/」
および「:」が割り当てられ、位置dbの操作キーに
は、数字モードで「4」、ひらがな/漢字モードで
「た」行、英字モードで「G」、「H」および「I」が
割り当てられ、位置dcの操作キーには、数字モードで
「7」、ひらがな/漢字モードで「ま」行、英字モード
で「P」、「Q」、「R」および「S」が割り当てら
れ、位置ddの操作キーには、数字モードで「*」、ひ
らがな/漢字モードで「濁音」および「半濁音」が割り
当てられる。
【0072】このメールモードにおいて、例えば、ひら
がな/漢字モードで「こんにちは」というメール文章を
作成する場合、ユーザは、「こ」を入力するために、位
置caの操作キー「2」を5回押す。このとき、タッチ
パッド37は、位置caが5回操作されたことをCPU
33に通知し、CPU33は、LCD36に表示された
メールモード用の操作キーの座標に基づいて、「こ」を
表示部に表示させる。その後、ユーザにより位置abの
「→」操作キーが押されると、CPU33は、次の文字
の入力ができるように、LCD36のカーソルを右へ1
つ移動させる。
【0073】同様に、CPU33は、ユーザにより位置
cdの操作キー「0」が3回押されたとき、「ん」を表
示させ、ユーザにより位置abの「→」操作キーが押さ
れると、LCD36のカーソルを右へ1つ移動させ、次
に、ユーザにより位置cbの操作キー「5」が2回押さ
れたとき、「に」を表示させ、ユーザにより位置abの
「→」操作キーが押されると、LCD36のカーソルを
右へ1つ移動させる。同様に、ユーザにより位置dbの
操作キー「4」が2回押されたとき、「ち」が表示さ
れ、ユーザにより位置abの「→」操作キーが押される
と、LCD36のカーソルが右へ1つ移動され、次に、
ユーザにより位置bbの操作キー「6」が1回押された
とき「は」が表示される。このように、文字が入力さ
れ、「こんにちは」の文章が作成され、表示部4に表示
される。
【0074】図9と図10の文字入力の例を比較して明
らかなように、同じ文字を入力する場合にも、操作され
る操作キー(操作位置)は異なるものとなる。
【0075】このように、携帯電話機の開閉状態を縦セ
ンサ38および横センサ39が検知し、その検知結果に
よって、モードが設定され、その設定されたモードに基
づいて、操作キーの位置が割り当てられるので、ユーザ
は、操作部7の縦、横を気にすることなく、表示どお
り、簡単に文字を入力することができる。すなわち、ユ
ーザは、表示部4を上にして持った場合、携帯電話機を
縦長(通話モード)に開いても横長(メールモード)に
開いても、左上に、数字モードで「1」、ひらがな/漢
字モードで「あ」行、英数字モードで「.」、「@」、
「/」および「:」のキーを必ず見ることができる(そ
の表示位置は、縦長の場合、位置aaであり、横長の場
合、位置daである)。
【0076】以上のように、通話時において、携帯電話
機を、通話しやすい形態である縦長に開くことにより会
話を楽しむことができ、メール送受信時において、携帯
電話機を、文字の読みやすい形態である横長に開くこと
によりメールをじっくり読み書きすることができる。さ
らに、携帯電話機を横長に開いた場合にも、縦長に開い
た場合と同様の操作感覚で文字を入力することができ
る。
【0077】以上、本発明を携帯電話機に適用した場合
を例としたが、本発明は、PDA(Personal Digital As
sistants)など、その他の携帯型情報処理装置に適用す
ることが可能である。
【0078】
【発明の効果】以上の如く、本発明の携帯型情報処理装
置によれば、第1のヒンジは、表示部と操作部が対向し
て閉じられた第1の状態と、開かれた第2の状態とを取
り得るように、第1の筐体と第2の筐体を、第1の方向
に延在する第1の軸を中心として回動自在に支持し、第
2のヒンジは、表示部と操作部が対向して閉じられた第
1の状態と、開かれた第3の状態とを取り得るように、
第1の筐体と第2の筐体を、第1の方向と垂直な第2の
方向に延在する第2の軸を中心として回動自在に支持す
るようにしたので、携帯型情報処理装置を開く方向を変
えることによって、例えば、メールを読み書きする場合
など、用途に応じて使いやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯電話機の外観の構成例を
示す図である。
【図2】図1の携帯電話機の使用例を説明する図であ
る。
【図3】図1の携帯電話機の電気的な構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】図1の携帯電話機の表示方向判定処理を説明す
るフローチャートである。
【図5】図1の携帯電話機の表示方向判定の方法を説明
する図である。
【図6】通話モードの表示画面の例を示す図である。
【図7】通話モードの表示画面の他の例を示す図であ
る。
【図8】メールモードの表示画面の例を示す図である。
【図9】通話モードの操作画面の例を示す図である。
【図10】メールモードの操作画面の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 上部筐体,2 下部筐体,3a,3b ヒンジ,4
表示部,7 操作部,11a,11b 軸,12a,
12b 軸通し部,13a,13b ロックツメ,14
a,14b ロック穴,32 表示制御部,33 CP
U,36 LCD,37 タッチパッド,38 縦セン
サ,39 横センサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を有する第1の筐体と、操作部を
    有する第2の筐体とを有する携帯型情報処理装置におい
    て、 前記表示部と前記操作部が対向して閉じられた第1の状
    態と、開かれた第2の状態とを取り得るように、前記第
    1の筐体と前記第2の筐体を、第1の方向に延在する第
    1の軸を中心として回動自在に支持する第1のヒンジ
    と、 前記表示部と前記操作部が対向して閉じられた第1の状
    態と、開かれた第3の状態とを取り得るように、前記第
    1の筐体と前記第2の筐体を、前記第1の方向と垂直な
    第2の方向に延在する第2の軸を中心として回動自在に
    支持する第2のヒンジとを備えることを特徴とする携帯
    型情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の筐体と前記第2の筐体が、前
    記第1の状態から、前記第2の状態と前記第3の状態の
    いずれの状態に回動されたのかを検出する状態検出手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯
    型情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部は、操作を検出する複数の操
    作検出部と、前記操作検出部に関する情報を表示する検
    出部情報表示部とで構成され、 前記状態検出手段による検出結果に基づいて、前記検出
    部情報表示部における前記操作検出部に関する情報の表
    示を制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項2に記載の携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記状態検出手段による検出結果に基づ
    いて、前記携帯型情報処理装置のモードを設定するモー
    ド設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に
    記載の携帯型情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記携帯型情報処理装置は、音声による
    通話を行う通話機能と、文字によるメールを送信又は受
    信するメール機能とを有し、 前記モード設定手段は、前記第1の筐体と前記第2の筐
    体が、前記第1の状態から前記第2の状態に回動された
    とき、前記通話機能を実行する通話モードを設定し、前
    記第1の状態から前記第3の状態に回動されたとき、前
    記メール機能を実行するメールモードを設定することを
    特徴とする請求項4に記載の携帯型情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のヒンジは、前記第1の筐体が
    前記第1の状態から前記第3の状態に回動するとき、前
    記第2のヒンジの前記第2の軸を中心として、前記第1
    の筐体とともに回動することを特徴とする請求項1に記
    載の携帯型情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の筐体と前記第2の筐体を、前
    記第1の状態においてロックする第1のロック機構と第
    2のロック機構をさらに備え、 前記第1のロック機構は、前記第1の筐体を前記第1の
    状態から前記第2の状態に回動するとき、そのロックが
    解除され、 前記第2のロック機構は、前記第1の筐体を前記第1の
    状態から前記第3の状態に回動するとき、そのロックが
    解除されることを特徴とする請求項1に記載の携帯型情
    報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のロック機構は、前記第1の筐
    体と前記第2のヒンジとの間に設けられ、 前記第2のロック機構は、前記第1のヒンジと前記第2
    の筐体との間に設けられていることを特徴とする請求項
    7に記載の携帯型情報処理装置。
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