JP3926361B2 - 折畳み式携帯電話機 - Google Patents

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本発明は、折畳み式携帯電話機に関する。
一般に、折畳み式携帯電話機は、表示パネル部が設けられる第1筐体と、操作ボタン部が設けられる第2筐体と、第1筐体と第2筐体とを折畳み可能に接続する接続部とを備える。また、第1筐体には、表示パネル部が設けられた面と同じ側にイヤホン部が設けられ、第2筐体には、操作ボタン部が設けられた面と同じ側にマイク部が設けられる。そして、このような折畳み式携帯電話は、表示パネル部と操作ボタン部とが対向した状態となるように折畳まれ、通話時には折畳まれた状態から開かれて使用されることが通常である(特許文献1参照)。
特開平6−338837号公報
しかし、上記のような折畳み携帯電話では、通話時において表示パネル部が汚れることがある。すなわち、通話時にはイヤホン部に耳を近づけるため、イヤホン部と同じ側の面に設けられている表示パネル部に使用者の顔や耳などが触れ、顔の油や化粧などが表示パネル部に付着してしまう。
本発明の課題は、表示パネル部の汚れを防止することができる折畳み式携帯電話機を提供することにある。
請求項1に記載の折畳み式携帯電話機は、第1筐体と、第2筐体と、接続部とを備える。第1筐体は、表示パネル部と第1イヤホン部とを有する。第1イヤホン部は、表示パネル部が設けられた面の反対側の面に設けられる。第2筐体は、操作ボタン部と、第1マイク部とを有する。第1マイク部は、操作ボタン部が設けられた面の反対側の面に設けられる。接続部は、第1筐体と第2筐体とを折り畳むための第1回転軸を有する。また、接続部は、表示パネル部と操作ボタン部とが対向するように第1筐体と第2筐体とが折畳まれた状態から、第1筐体と第2筐体とを第1回転軸を中心に180度を超えて開くことが可能なように接続する。
この折畳み式携帯電話機では、第1筐体と第2筐体とを第1回転軸を中心に180度を超えて開くことによって、使用者は、通話時において、表示パネル部と操作ボタン部とが設けられた側とは反対側に顔を近づけて通話することができる。このため、通話時において、使用者の顔等が表示パネルに触れることが防止される。これにより、この折畳み式携帯電話機によれば、表示パネル部の汚れを防止することができる。
また、本発明において、第1及び第2所定角度は、後述する第1面乃至第4面を用いて表さない場合は、後述する第2回転軸回りに反転するしないに関わらず、第1イヤホン部と第1マイク部が対向して折り畳まれた状態から2つの筐体が第1回転軸回りに何度開いたかで表される。
従って、例えば、2つの筐体が第1イヤホン部と第1マイク部とが対向するよう折り畳まれた状態から第1回転軸回りに180度を超えて開いている場合、2つの筐体は180度を超えて開いているというとともに、その状態から第1筐体が第2回転軸回りに180度反転した場合も、2つの筐体は180度を超えて開いているという。
但し、第1面乃至第4面を用いて角度を表す場合、例えば、第1面(第1イヤホン部側の面)と第3面(第1マイク部側の面)が対向して折り畳まれた状態から2つの筐体が180度を超えて開いている場合は、第1面と第3面は180度を超えて開いている又は第2面(第1面と反対側の面)と第4面(第3面と反対側の面)は180度以下開いているといい、その状態から例えば第1筐体が第2筐体に対して第2回転軸回りに180度反転した場合は、第2面と第3面が180度を超えて開いている又は第1面と第4面が180度以下開いているという。
請求項に記載の折畳み式携帯電話機はさらに、請求項1に記載の折畳み式携帯電話機であって、第1筐体は、表示パネル部が設けられた面に設けられる第2イヤホン部をさらに有する。また、第2筐体は、操作ボタン部が設けられた面に設けられる第2マイク部をさらに有する。
この折畳み式携帯電話機では、第2イヤホン部が、表示パネル部が設けられた面に設けられ、第2マイク部が、操作ボタン部が設けられた面に設けられる。このため、通話時において、通常の使用、すなわち、表示パネル部および操作ボタン部が設けられた側に顔を近接させて通話を行うことも可能である。
請求項に記載の折畳み式携帯電話機はさらに、接続部、第1筐体と第2筐体とを第1状態と第2状態とに切換可能である。第1状態は、第1筐体と第2筐体とが180度以下の所定角度に開かれた状態である。第2状態は、第1筐体と第2筐体とが180度を超える所定角度に開かれた状態である。
この折畳み式携帯電話機では、第1状態と第2状態とが切換可能である。このため、通話時には、表示パネル部および操作ボタン部が設けられた側と、その反対側とのいずれの側も使用することができる。従って、例えば、通話時間が短いと予想される場合には、第1状態によって、表示パネル部および操作ボタン部が設けられた側に顔を近接させて通話を行い、通話時間が長いと予想される場合には、第2状態によって、表示パネル部および操作ボタン部が設けられた側に顔を近接させて通話することができる。
請求項4に記載の折畳み式携帯電話機は、請求項2又は3に記載の折畳み式携帯電話機であって、接続部は、第1回転軸に直交し第1筐体を反転させるための第2回転軸を有する。
この折畳み式携帯電話機では、第1筐体を第2回転軸を中心に反転させることによって、通話時に使用者の顔等が表示パネル部に触れて表示パネル部が汚れることを防止することができる。このため、この折畳み式携帯電話機では、第2状態および第1筐体を反転させた状態のいずれにおいても表示パネル部の汚れを防止することができる。
本発明の折り畳み式携帯電話機では、第1状態では、第1イヤホン部と第1マイク部とが無効に且つ第2イヤホン部と第2マイク部とが有効になるとともに、第2状態では、第1イヤホン部と第1マイク部とが有効に且つ第2イヤホン部と第2マイク部とが無効となってもよい。
この場合は、第1状態か第2状態かの状態に合せて、第1イヤホン部、第2イヤホン部、第1マイク部、第2マイク部の有効・無効が切り換えられる。これにより、使用していないマイク部において不要な集音が行われたり、使用していないイヤホン部から音漏れが生じたりすることが防止される。
また、本発明の折り畳み式携帯電話機では、操作ボタン部は、第2状態では入力が受け付けられないキーロック状態となってもよい。
第2状態においては、操作ボタン部は使用者の顔が近接する側とは反対側に位置することとなり、誤って操作ボタン部が押される誤操作が生じる恐れがあるが、このような構成によれば、操作ボタン部は、第2状態では入力が受け付けられないキーロック状態となるため、操作ボタン部の誤操作の恐れを低減することができる。
さらに、本発明の折り畳み式携帯電話機では、操作ボタン部は、第1状態ではキーロック状態を解除可能となる。
また、本発明の折り畳み式携帯電話機では、操作ボタン部は、第1状態ではキーロック状態を解除可能となっても良い。従って、第2状態とした後に、第1状態で折畳み式携帯電話機を使用する場合には、キーロックを解除することによって、再び操作ボタン部を押して操作することができる。
また、本発明の折り畳み式携帯電話機では、表示パネル部は、第2状態では文字情報を表示しない文字情報非表示状態となってもよい。
なお、文字情報非表示状態とは、表示パネル部が消灯された状態、イルミネーションが表示された状態、スクリーンセーバーが表示された状態などである。
この折り畳み式携帯電話機では、表示パネル部は、第2状態では文字情報を表示しない文字情報非表示状態となる。第2状態では表示パネル部は外側に面するが、この折畳み式携帯電話機では、表示パネル部を文字情報非表示状態とすることによって、文字情報を不要に表示されることが防止される。
さらに、本発明の折り畳み式携帯電話機では、第1筐体が第2回転軸を中心に回転して表示パネル部が外側を向いた状態では、第1イヤホン部と第2マイク部とが有効となり、第2イヤホン部と第1マイク部とは無効となってもよい。
この場合は、第1筐体が第2回転軸を中心に回転して表示パネル部が外側を向いた状態では、表示パネル部が設けられた側とは反対側に位置する第1イヤホン部と第2マイク部とが有効となり、その反対側に位置する第2イヤホン部と第1マイク部とは無効となる。このため、表示パネル部が設けられた側とは反対側に顔が近接して通話が行われる場合に、表示パネル部が設けられた側から不要な集音が行われたり音漏れが生じたりすることが防止される。
請求項1に記載の折畳み式携帯電話機では、通話時において、使用者の顔等が表示パネルに触れることが防止される。これにより、この折畳み式携帯電話機によれば、表示パネル部の汚れを防止することができる。
請求項2に記載の折畳み式携帯電話機では、通話時において、通常の使用、すなわち、表示パネル部および操作ボタン部が設けられた側に顔を近接させて通話を行うことも可能である。
請求項3に記載の折畳み式携帯電話機では、通話時間が短いと予想される場合には、第1状態によって、表示パネル部および操作ボタン部が設けられた側に顔を近接させて通話を行い、通話時間が長いと予想される場合には、第2状態によって、表示パネル部および操作ボタン部が設けられた側に顔を近接させて通話することができる。
請求項4に記載の折畳み式携帯電話機では、第2状態および第1筐体を反転させた状態のいずれにおいても表示パネル部の汚れを防止することができる。
<構成>
本発明の一実施形態にかかる折畳み式携帯電話機1を図1に示す。
この折畳み式携帯電話機1は、第1筐体2と第2筐体3とヒンジ部4(接続部)とを備えている。
[第1筐体2]
第1筐体2は、薄型の略長方形の形状を有しており、通話時において使用者の耳に近接する部分である。第1筐体2は、表示パネル部20と第1イヤホン部21と第2イヤホン部22とを有する。
表示パネル部20は、第1筐体2の一方の面である第1面11に設けられ、第1面11の中央部分に位置する大型の液晶ディスプレイである。この表示パネル部20には、電話番号やメールなどの文字情報や画像などが表示される。
第1イヤホン部21は、表示パネル部20が設けられた第1面11の反対側の第2面13に設けられ、第1筐体2の上端近傍に設けられる。第1イヤホン部21は、通話時に通話相手の音声を出力する。
第2イヤホン部22は、表示パネル部20が設けられている第1面11に設けられ、表示パネル部20の上方であって第1筐体2の上端近傍に配置される。第2イヤホン部22は、通話時に通話相手の音声を出力する。
[第2筐体3]
第2筐体3は、薄型の略長方形の形状を有しており、通話時において使用者の口に近接する部分である。第2筐体3は、操作ボタン部30と第1マイク部31と第2マイク部32とを有する。
操作ボタン部30は、第2筐体3の一方の面である第3面15に設けられ、通話のオンオフボタンや数字や文字の入力ボタン、カーソルの移動ボタンなどによって構成される。
第1マイク部31は、操作ボタン部30が設けられた第3面15の反対側の第4面17に設けられ、第2筐体3の下端近傍に配置される。第1マイク部31は、通話時において折畳み式携帯電話機1の使用者の音声を集音する。
第2マイク部32は、操作ボタン部30が設けられた第3面15に設けられ、操作ボタン部30の下方であって第2筐体3の下端近傍に配置される。第2マイク部32は、通話時において折畳み式携帯電話機1の使用者の音声を集音する。
[ヒンジ部4]
ヒンジ部4は、第1筐体2と第2筐体3とを接続する部分であり、第1筐体2の下端および第2筐体3の上端とそれぞれ接続される。ヒンジ部4は、第1回転軸A1と第2回転軸A2との2つの回転軸を有する。
第1回転軸A1は、第1筐体2と第2筐体3とを折り畳むための回転軸であり、主として第1筐体2が第1回転軸A1を中心に回転することによって、折畳み式携帯電話機1は、折畳み状態から開いた状態へ、又は、開いた状態から折畳み状態へと移行する。この折畳み式携帯電話機1では、ヒンジ部4は、表示パネル部20と操作ボタン部30とが対向するように第1筐体2と第2筐体3とが折畳まれた状態(以下「第1折畳み状態」)から、第1筐体2と第2筐体3とを第1回転軸A1を中心に180度を超えて開くことが可能なように接続する(図2参照)。
ヒンジ部4は、図3に示すように、第1ストッパー41および第2ストッパー42を有している。第1ストッパー41および第2ストッパー42は、ヒンジ部4の周面から突出する小さな突起状の形状を有している。第1筐体2が、図4(a)に示す第1折畳み状態から第1回転軸A1を中心に回転し、第1筐体2側に設けられた溝に第1ストッパー41が係止することによって、折畳み式携帯電話機1は第1状態に保持される。第1状態とは、図4(b)に示すように、第1筐体2と第2筐体3とが180度以下の所定角度に開かれた状態であり、例えば、110度以上170度以下の所定角度に開かれた状態である。
また、第1筐体2が、第1状態から第1回転軸A1を中心にさらに回転し、第1筐体2側に設けられた溝に第2ストッパー42が係止することによって、折畳み式携帯電話機1は第2状態に保持される。第2状態とは、図4(c)に示すように、第1筐体2と第2筐体3とが180度を超えての所定角度に開かれた状態であり、例えば、190度以上250度以下の所定角度に開かれた状態である。このように、ヒンジ部4は、第1状態と第2状態とに、第1筐体2と第2筐体3とを切換可能である。
第2回転軸A2は、第1回転軸A1に直交し、第1筐体2を反転させるための回転軸である。例えば、折畳み式携帯電話機1が第1状態にある場合に、図5に示すように、第1筐体2を第2回転軸A2を中心に180度回転させることによって、表示パネル部20が設けられた第1面11を外側へと向いた状態(以下「第3状態」)にすることができる。
なお、第3状態のまま第1回転軸A1を中心に第1筐体2を回転させて折畳み状態とすることも可能である。このような折畳み状態では、第1折畳み状態とは異なり、表示パネル部20が外側に面した状態となる。
また、折り畳み式携帯電話機1が第2状態にある場合に、第2回転軸A2回りに反転させることによって第1面11が外側を向いた状態(以下「第4状態」)にすることができる。そして、第3状態の場合と同様に、第4状態のまま第1回転軸A1回りに第1筐体2を回転させて折り畳み状態とすることも可能であり、このような折り畳み状態では、表示パネル部20が外側に面した状態となる。
[折畳み式携帯電話機1の開閉動作]
この折畳み式携帯電話機1は、使用者の選択によって第1状態および第2状態のいずれの状態においても通話を行うことが可能である。すなわち、折畳み式携帯電話機1は、第1折畳み状態から第1筐体2が開かれることによって第1状態へと移行するだけではなく、さらに180度より大きな角度に第1筐体2を開くことによって第2状態へと移行させることが可能である。第1状態と第2状態とのいずれの状態においても、使用者は、通話時には180以下の角度となっている側に顔を近接させて通話を行う。180以下の角度となっている側に顔を近接させる方が、折畳み式携帯電話機1が顔の形状にフィットするため、マイクと口あるいはイヤホンと耳とが近接して通話が行い易いからである。180度以下の角度となっている側とは、第1状態では、表示パネル部20および操作ボタン部30に面する側であり(図1参照)、第2状態では、表示パネル部20および操作ボタン部30に面する側とは反対側である(図2参照)。
なお、第1状態では、第1イヤホン部21と第1マイク部31とが無効に且つ第2イヤホン部22と第2マイク部32とが有効となる。また、第2状態では、第1イヤホン部21と第1マイク部31とが有効に且つ第2イヤホン部22と第2マイク部32とが無効となる。
折畳み式携帯電話機1が第1状態と第2状態とのいずれの状態となっているかは、図4に示す機構によって検出される。この機構では、ヒンジ部4に第1電極面43と第2電極面44とが設けられており、また、第1筐体2に第3電極面23が設けられている。この機構では、第1筐体2が第1回転軸A1を中心に回転することによって、この第3電極面23が移動して第1電極面43や第2電極面44と接触する。これによって、上記のような有効・無効の切り換えが行われる。
具体的には、まず、図4(a)に示す第1折畳み状態においては、第3電極面23は、第1電極面43および第2電極面44のいずれとも接触しておらず、第1イヤホン部21、第1マイク部31、第2イヤホン部22、第2マイク部32の全てが無効となり、表示パネル部20が消灯となる。第1筐体2が第1回転軸A1を中心に回転して、図4(b)に示すように第3電極面23が第1電極面43と接触すると、折畳み式携帯電話機1が第1状態になったと判断される。そして、第1イヤホン部21と第1マイク部31が無効に且つ第2イヤホン部22と第2マイク部32とが有効となり、表示パネル部20がオン状態となる。第1筐体2がさらに回転して、図4(c)に示すように第3電極面23が第2電極面44と接触すると、折畳み式携帯電話機1が第2状態となったと判断される。そして、第1イヤホン部21と第1マイク部31が有効に且つ第2イヤホン部22と第2マイク部32とが無効となる。また、第2状態では、操作ボタン部30は、入力が受け付けられないキーロック状態となる。このキーロック状態は、第1状態において操作ボタン部30の長押しが行われることによって解除される。さらに、第2状態では、表示パネル部20は、文字情報を表示しない文字情報非表示状態となる。文字情報非表示状態とは、例えば、表示パネル部20が消灯された状態、イルミネーションやスクリーンセーバーが表示された状態などである。
また、この折畳み式携帯電話機1では、図5のように第1筐体2を第2回転軸A2を中心に回転させて表示パネル部20が外側を向いた状態にすることが可能であるが、この状態では、第1イヤホン部21と第2マイク部32とが有効となり、第2イヤホン部22と第1マイク部31とは無効となる。
<特徴>
(1)
この折畳み式携帯電話機1では、図2に示す第2状態で通話を行うことによって表示パネル部20の汚れを防止することができる。すなわち、第2状態では、折畳み式携帯電話機1の180度以下の角度となる側の面が、表示パネル部20が設けられた側とは反対側になるため、使用者の顔や耳が表示パネル部20に接触することがなく、顔等の油や化粧が表示パネル部20に付着して表示パネル20が汚れることが防止される。
(2)
この折畳み式携帯電話機1では、第1状態と第2状態とで、第1イヤホン部21、第1マイク部31、第2イヤホン部22、第2マイク部32の有効・無効が上記のように切り換わる。すなわち、第1イヤホン部21、第1マイク部31、第2イヤホン部22、第2マイク部32のうち、使用者の顔が近接する側とは反対側に位置するものが無効とされ、使用者の顔が近接する側に位置するものが有効とされる。従って、第1状態と第2状態とにおいて、それぞれ使用される側のマイク部とイヤホン部とが有効とされ、使用されない側のマイク部とイヤホン部とが無効とされる。これにより、不要な集音や音漏れを防止することができる。
(3)
この折畳み式携帯電話機1では、第2状態においては操作ボタン部30が使用できないキーロック状態となる。第2状態では、通話時において、操作ボタン部30が外側に位置することとなるが、キーロック状態となることによって誤操作が防止される。
また、第1状態おいて操作ボタン部30の使用が必要な場合には、操作ボタン部30を長押しすることによって、キーロックを解除することができる。
(4)
この折畳み式携帯電話機1では、第1筐体2を第2回転軸A2を中心に回転させて表示パネル部20が外側を向いた第3状態にすることが可能である。このような第3状態によっても、使用者の顔や耳が表示パネル部20に接触することがなく、顔等の油や化粧が表示パネル部20に付着して表示パネル部20が汚れることが防止される。
[他の実施形態]
各筐体のA2軸回りの回転角度は、180度に限らず、90度等の他の角度であっても良い。この場合、A2軸回りの開閉角度ごとに異なる機能がさらに割り当ててられても良い。
本発明は、表示パネル部の汚れを防止することができる効果を有し、折畳み式携帯電話機として有用である。
第1状態における折畳み式携帯電話機の外観図。 第2状態における折畳み式携帯電話機の外観図。 ヒンジ部の外観図。 折畳み式携帯電話機の開閉動作を示す側面図。 第3状態における折畳み式携帯電話機の外観図。
符号の説明
1 折畳み式携帯電話機
2 第1筐体
3 第2筐体
4 ヒンジ部(接続部)
20 表示パネル部
21 第1イヤホン部
22 第2イヤホン部
30 操作ボタン部
31 第1マイク部
32 第2マイク部
A1 第1回転軸
A2 第2回転軸

Claims (4)

  1. 表示パネル部と、前記表示パネル部が設けられた面の反対側の面に設けられる第1イヤホン部と、前記表示パネル部が設けられた面に設けられる第2イヤホン部と、を有する第1筐体と、
    操作ボタン部と、前記操作ボタン部が設けられた面の反対側の面に設けられる第1マイク部と、前記操作ボタン部が設けられた面に設けられる第2マイク部と、を有する第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを折り畳むための第1回転軸を有し、前記表示パネル部と前記操作ボタン部とが対向するように前記第1筐体と前記第2筐体とが折畳まれた状態から、前記第1筐体と前記第2筐体とを前記第1回転軸を中心に180度を超えて開くことが可能なように接続する接続部と、を備え
    前記接続部は、前記第1筐体と前記第2筐体とが180度以下の所定角度に開かれた第1状態と、前記第1筐体と前記第2筐体とが180度を超える所定角度に開かれた第2状態とに、前記第1筐体と前記第2筐体とを切換可能であり、
    第2イヤホン部と第2マイク部とは、第1状態において有効、第2状態において無効になり、第1イヤホン部と第1マイク部とは、第1状態において無効、第2状態において有効になるようになっている、折畳み式携帯電話機。
  2. 前記操作ボタン部は、第2状態では入力を受け付けられないようになっている、
    請求項1に記載の折畳み式携帯電話機。
  3. 前記上記表示パネル部は、第2状態では文字情報を表示しないようになっている、
    請求項1又は2に記載の折畳み式携帯電話機。
  4. 前記接続部は、前記第1回転軸に直交し前記第1筐体を反転させるための第2回転軸を有する、
    請求項〜3のいずれか1項に記載の折畳み式携帯電話機。
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