JP2003060270A - パルス発振ガスレーザ装置 - Google Patents

パルス発振ガスレーザ装置

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JP2003060270A
JP2003060270A JP2001243258A JP2001243258A JP2003060270A JP 2003060270 A JP2003060270 A JP 2003060270A JP 2001243258 A JP2001243258 A JP 2001243258A JP 2001243258 A JP2001243258 A JP 2001243258A JP 2003060270 A JP2003060270 A JP 2003060270A
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laser device
shock wave
cathode
gas laser
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Kazu Mizoguchi
計 溝口
Koji Kakizaki
弘司 柿崎
Takashi Saito
隆志 斎藤
Naoki Kataoka
直紀 片岡
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Original Assignee
Gigaphoton Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主放電によって発生する衝撃波の影響を低減
し、安定なレーザ発振を行なうことができるガスレーザ
装置を提供する。 【解決手段】 対向した一対の放電電極(14,15)間にパ
ルス状の主放電を生じさせてレーザガスを励起し、レー
ザ光を発振させるパルス発振ガスレーザ装置において、
高圧側の放電電極(15)を固定する絶縁性のカソードベー
ス(36)上に沿面放電を防止するための絶縁性のヒダ部(4
2)を設け、ヒダ部(42)の凸部(43)と高圧側の放電電極(1
5)との間の溝部(52)内部に、主放電によって生じる衝撃
波(41)を減衰させる減衰材(45)を挿入したことを特徴と
する、パルス発振ガスレーザ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エキシマレーザ装
置などのパルス発振型ガスレーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エキシマレーザ装置等のパル
ス発振型ガスレーザ装置において、パルス放電の際に衝
撃波や音響波(以下、衝撃波として総称する)が発生す
ることが知られている。この衝撃波により、レーザガス
のガス密度に揺らぎが生じ、レーザ光のビームプロファ
イルが不安定になる。これを防止するための技術が、例
えば特開平4−328889号公報に開示されている。
図17は、同公報に開示されたエキシマレーザ装置11
の放電電極近傍の詳細図を表しており、以下図17に基
づいて従来技術を説明する。
【0003】図17において、レーザガスを封止したレ
ーザチャンバ12の内部には、金属製の放電電極14,
15が対向して配置されている。上側のカソード15
は、絶縁性のカソードベース36に固定され、カソード
ベース36はレーザチャンバ12に固定されている。ま
た、下側のアノード14は、レーザチャンバ12に電気
的に接続されたアノードベース40上に搭載されてい
る。カソード15は、高圧電源23の高圧側HVに、ア
ノード14及びレーザチャンバ12は、高圧電源23の
接地側GNDに、それぞれ電気的に接続されている。高
圧電源23から、放電電極14,15間に高電圧を印加
し、放電空間37にパルス状の主放電を起こすことによ
り、パルス状のレーザ光を発生させている。
【0004】このとき、主放電により、放電空間37か
ら衝撃波41が発生する。この衝撃波41が、アノード
ベース40やカソードベース36等の、放電電極14,
15近傍の部品に反射して、放電空間37に戻ってくる
ことにより、放電空間37のレーザガスの密度が変動す
る。その結果、主放電が不安定になったり、レーザ光の
ビームプロファイルが乱れたりする。これを防止するた
めに、前記公報においては、多孔質セラミック46,4
6をカソードベース36及びアノードベース40上に、
それぞれ固定している。このような多孔質セラミック4
6,46により、衝撃波41を吸収し、衝撃波41が放
電空間37に戻らないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術には、次に述べるような問題がある。即ち、図1
7において、カソード15とレーザチャンバ12との間
は、電気的に絶縁されており、主放電の際には互いの間
に大きな電位差が生じる。そのため、カソード15とレ
ーザチャンバ12との間に、多孔質セラミック46の表
面を介して沿面放電が起きることがある。その結果、主
放電が好適に行なわれず、レーザ光の出力が低下した
り、甚だしきは、レーザ光が発生しなくなるという問題
がある。沿面放電を避けるためには、カソード15とレ
ーザチャンバ12との距離を大きくすればよいが、それ
ではエキシマレーザ装置11が大型化してしまう。
【0006】また、沿面放電を防止するためには、カソ
ードベース36上に凹凸を設け、ヒダ部を形成するとい
う技術が知られている。このようにすることにより、カ
ソード15とレーザチャンバ12との間の絶縁距離が長
くなり、沿面放電が起こりにくくなる。さらに、近年の
レーザ発振の繰り返し周波数増大要求に鑑み、主放電の
インダクタンスを低下させる必要が生じている。このた
めには、カソード15、アノード14、及びアノード1
4とレーザチャンバ12とを電気的に接続する図示しな
いリターンプレートが形成する、電流ループの面積を小
さくすることが必要である。その結果として、カソード
15とレーザチャンバ12との間の距離が短縮され、カ
ソード15とレーザチャンバ12との間の沿面放電が起
きやすくなる。これを防止するためにも、前述したヒダ
部は必要となる。ところが、このヒダ部の凹部に、放電
空間37から発生した衝撃波41が入り込んで、高反射
率で放電空間37に向かって反射するという現象が起き
ることがある。この衝撃波41によって、前述したよう
にビームプロファイルが不安定になってしまうという問
題がある。
【0007】本発明は、上記の問題に着目してなされた
ものであり、主放電によって発生する衝撃波の影響を低
減し、安定なレーザ発振を行なうことができるガスレー
ザ装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、本発明は、対向した一対の放電電
極間にパルス状の主放電を生じさせてレーザガスを励起
し、レーザ光を発振させるパルス発振ガスレーザ装置に
おいて、高圧側の放電電極を固定する絶縁性のカソード
ベース上に、とレーザチャンバとの間に、沿面放電を防
止するための絶縁性のヒダ部を設け、ヒダ部の凸部と高
圧側の放電電極との間の溝部内部に、衝撃波を減衰させ
る減衰材を挿入している。かかる構成により、衝撃波が
好適に減衰され、しかも、絶縁性のヒダ部により、沿面
放電も防止可能である。
【0009】また、本発明は、前記減衰材を、ヒダ部の
凹部にも挿入している。かかる構成により、放電電極か
ら遠くに向かって出射した衝撃波も減衰されるので、衝
撃波の影響が小さくなる。
【0010】また、本発明は、前記減衰材は、ヒダ部の
凸部側面及び高圧側の放電電極側面に密着させて、U字
型に形成している。かかる構成により、減衰材の表面で
反射した衝撃波をも、放電空間に戻らないようにでき、
衝撃波が高効率で減衰される。
【0011】また、本発明は、接地側の放電電極に密着
させて、減衰材を付設している。かかる構成により、高
圧側、接地側双方に向かって出射した衝撃波が、いずれ
も減衰されるので、衝撃波の影響が小さくなる。
【0012】また、本発明は、前記減衰材が、多孔率9
0%以上の多孔体である。多孔率を90%以上の多孔体
にすることにより、衝撃波を、より効率的に減衰するこ
とが可能となっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、本発明
に係る実施形態を詳細に説明する。まず、第1実施形態
を説明する。図1は、本実施形態に係るエキシマレーザ
装置11の、放電電極14,15の長手方向に直交する
断面図を示している。図1において、エキシマレーザ装
置11は、例えばフッ素(F2)、クリプトン(K
r)、及びネオン(Ne)を含むレーザガスを、所定の
圧力比で密封した、レーザチャンバ12を備えている。
レーザチャンバ12の内部には、アノード14及びカソ
ード15からなる放電電極14,15が、放電空間37
を挟んで上下方向に対向して配設されている。放電電極
14,15に、図1では図示しない高圧電源から高電圧
を印加することにより、放電空間37でパルス状の主放
電が発生する。これにより、レーザガスが励起され、図
1中、紙面と垂直方向にレーザ光が発生する。
【0014】図1に示すように、レーザチャンバ12の
内部には、レーザガスをレーザチャンバ12内部で循環
させて放電空間37に送り込む貫流ファン14と、放電
によって熱を与えられたレーザガスを冷却するための熱
交換器3とが、それぞれ所定位置に設置されている。こ
のときのレーザガスのガス流は矢印47で表され、放電
空間37を図1中左から右に流れている。以下、放電空
間37に対する図1中左側を上流側、右側を下流側と呼
ぶ。また、図1において、紙面と同一平面を、ビーム断
面平面、紙面に垂直な方向を、放電電極14,15の長
手方向、或いは単に、長手方向と呼ぶ。
【0015】図2に、放電空間37近傍の詳細図を示
す。図2に示すように、レーザチャンバ12の上部には
チャンバ開口部35が設けられ、このチャンバ開口部3
5は、セラミック等の絶縁体からなるカソードベース3
6によって塞がれている。レーザチャンバ12とカソー
ドベース36との間には、図示しないOリングが介挿さ
れ、レーザガスを封止している。カソードベース36に
はカソード15が固定され、カソード15とレーザチャ
ンバ12とは、カソードベース36によって電気的に絶
縁されている。カソードベース36の上方には、カソー
ドベース36を貫通してカソード15に到達する複数本
の高圧給電ロッド48が、長手方向に所定間隔で配置さ
れている。高圧給電ロッド48は、図示しない放電回路
を介して高圧電源23の高圧側HVに接続されており、
これによってカソード15へ高圧電流の供給が行なわれ
る。高圧給電ロッド48とカソードベース36との間
は、図示しないOリングによって封止されている。
【0016】アノード14の両側方には、銅等でできた
棒状の内部導電体38Aと、その外周を包囲する誘電体
38Bとで構成された、予備電離電極38がそれぞれ配
設されている。レーザチャンバ12のチャンバ開口部3
5近傍の内壁下部には、長手方向に所定間隔をおいて、
複数の板状のリターンプレート39の上部が、図示しな
いボルトによって固定されている。リターンプレート3
9の下部には、導電体のアノードベース40が固定さ
れ、アノードベース40の上部にはアノード14が搭載
されている。レーザチャンバ12は、図示しない放電回
路を介して高圧電源23の接地側GNDに接続され、ア
ノード14もリターンプレート39を介してレーザチャ
ンバ12と同電位となっている。
【0017】図2に示すように、カソードベース36の
下部には、カソード15を取り囲むようにして、凸部4
3と溝状の凹部44とを有する、ヒダ部42が一体に形
成されている。これは、カソード15とレーザチャンバ
12との間で、沿面放電が起きて主放電が不安定になる
のを、防止するためのものである。また、カソード15
とヒダ部42の最も内側の凸部43との間には、隙間が
生じており、これによってカソード15を全周にわたっ
て取り巻く溝部52が形成されている。
【0018】図3に、ヒダ部42の詳細断面図を示す。
図3に示すように、ヒダ部42の凹部44には、金属多
孔体又はセラミック多孔体からなる減衰材45が、ヒダ
部42の凹部44の形状に合わせてU字型に成形されて
挿入されている。また、カソード15とヒダ部42との
間の溝部52にも、同様の減衰材45が、カソード15
と溝部52との形状に合わせてU字型に成形されて挿入
されている。尚、各減衰材45の高さは、凸部43の高
さよりも低くして(例えば1/2程度)、ヒダ部42の
絶縁効果を低下させないようにすることが望ましい。金
属の多孔体の例としては、例えば住友電気工業株式会社
製の商品名「セルメット」、或いは、三菱マテリアル株
式会社製の「発泡金属」等が好適である。材質として
は、レーザガスに対して、耐腐食性を有するニッケルが
好適である。また、セラミックの多孔体の例としては、
黒崎播磨株式会社製の商品名「セラミックフォーム」等
が好適である。材質としては、フッ素ガス等のハロゲン
ガスに対する耐腐食性を有するAl2O3を主成分とする
ものがよい。
【0019】これらの減衰材45は、その表面に多数の
小孔49を有しており、また、その小孔49がその内部
にも設けられている。この小孔49同士は、互いに連通
していることが望ましい。これにより、放電空間37で
発生した衝撃波41が減衰材45に衝突すると、その大
半が、その表面に設けられた小孔49から内部に侵入す
る。減衰材45の内部では、小孔49同士が互いに連通
しているため、衝撃波41は、一つの小孔49から他の
小孔49へと伝わり、その過程で次第に減衰していく。
その結果として、放電空間37に戻ってくる衝撃波41
の大きさが低減するため、衝撃波41によって放電空間
37の密度の均一性が失われることがなく、レーザ光2
1のビームプロファイルが乱れない。
【0020】実験を行なったところ、多孔率90%以上
の場合に、ビームプロファイルの乱れが解消された。即
ち、衝撃波41を好適に減衰させ、放電空間37に戻る
衝撃波41の影響を充分低下させるためには、減衰材4
5の多孔率が、90%以上であることが望ましい。尚、
本明細書では、減衰材45の体積中に占める空間の体積
の比率を、多孔率と呼ぶ。
【0021】また、減衰材45の形状としては、凹部4
4や溝部52の内面に添わせてU字型にすることによ
り、より衝撃波41の減衰を小さくすることが可能とな
っている。即ち、図4に示すように、減衰材45を凹部
44や溝部52全体を埋めるように充填すると、その表
面で反射した衝撃波41が、放電空間37に直接戻るこ
とが多い。これに対し、図3に示すように、減衰材45
をU字型にすることにより、衝撃波41が、一旦凹部4
4や溝部52の内部に入り込む。その結果、衝撃波41
は、減衰材45の表面で反射しても凹部44や溝部52
からすぐに飛び出さず、再度減衰材45に入射する。こ
れにより、減衰が効率的に行なわれ、反射した衝撃波4
1が放電空間37に戻ることが少なくなる。このとき、
減衰材45としては、金属減衰材よりも、セラミック減
衰材のほうが望ましい。これは、金属の減衰材は、カソ
ード15の電位に近い電位となり、レーザチャンバ12
との距離が近くなって、沿面放電が起こりやすくなるた
めである。
【0022】また、図2、図3において、すべての凹部
44や溝部52に減衰材45を挿入するようにしている
が、衝撃波を最もよく反射するのはアノード14に最も
近い溝部52である。従って、少なくとも溝部52に
は、減衰材45を必ず挿入するのが望ましい。
【0023】以下に、第1実施形態に係るエキシマレー
ザ装置11の、他の構成例を示す。第1の構成例とし
て、図5によれば、カソードベースのカソード15外周
部には、ヒダ部42が形成されている。溝部52及び凹
部44には、カソード15側が高くなるように傾斜を有
して、減衰材45が付設されている。これにより、この
減衰材45に当たった衝撃波41は、その内部に潜り込
んで減衰させられるか、或いはその表面で放電空間37
から遠ざかる方向に反射する。従って、衝撃波41が放
電空間37のレーザガスの密度に影響を与えることが少
ない。尚、減衰材45は、図5に示したように、溝部5
2及び凹部44の底部との間に隙間を設けるようにして
もよく、溝部52及び凹部44の底部を埋めるようにし
てもよい。そしてこのとき、減衰材45の高さは、図3
に示したのと同様に、凸部43の高さよりも低くするこ
とが望ましい。
【0024】第2の構成例として、図6によれば、カソ
ード15の外周部には、図3と同様に溝部52及び凹部
44に減衰材45が挿入されている。また、アノード1
4の外周部には、アノード14に向かって高くなるよう
に傾斜を有して、減衰材53が付設されている。そし
て、アノード14と減衰材53との間には隙間が設けら
れ、これが溝部52を構成している。溝部52には、図
2と同様に、U字型の減衰材45が挿入されている。
【0025】これにより、アノード14外周部の、傾斜
を有する減衰材53に当たった衝撃波41は、その表面
で反射して、放電空間37から遠ざかる。また、減衰材
53の内部に侵入した衝撃波41は、減衰する。これに
より、衝撃波41が放電空間37のレーザガスの密度に
影響を与えることが少なくなる。さらに、アノード14
と減衰材53との間の溝部52に入射した衝撃波41
は、図2と同様にU字型の減衰材45によって減衰され
る。尚、減衰材45と減衰材53とを一体に形成しても
よい。さらには、減衰材53の表面に、凹凸を備えたヒ
ダ部を設けるようにすれば、より効率的に衝撃波41を
減衰させられる。或いは、溝部52を設けず、アノード
14と減衰材53とを隙間なく密着させるようにしても
よい。
【0026】第3の構成例として、図7によれば、アノ
ード14とアノードベース40との間、及びカソード1
5とカソードベース36との間に、それぞれ金属製の中
間ベース50,50を挿入している。中間ベース50,
50は、アノード14及びカソード15よりも、幅広と
なっている。そして、減衰材45をこの中間ベース50
を覆うように付設することにより、放電空間37に、よ
り近い位置に減衰材45を配置することができ、衝撃波
41を確実に減衰させられる。
【0027】次に、第2実施形態について、説明する。
図8に、第2実施形態に係るエキシマレーザ装置11
の、カソード15及びヒダ部42を放電空間37側から
上方を見た下面図を示す。図8において、溝部52及び
凹部44が形成する長方形が、カソード15に対して斜
めに設置され、溝部52及び凹部44が、カソード15
に対して、非平行となっている。
【0028】図9〜図11に、図8における各地点A1
−A2、B1−B2、C1−C2での断面図をそれぞれ
示す。図9、図10に示すように、本実施形態によれ
ば、溝部52及び凹部44とカソード15との距離が、
長手方向に対して変化する。例えば、A1地点では、溝
部52及び凹部44がカソード15に近く、C1地点で
は遠い。その結果、パルス放電によって発生した衝撃波
41が、溝部52及び凹部44に反射してから放電空間
37に戻るまでの時間が、位置によってそれぞれ異なる
ことになる。即ち、次のパルス放電の際に、例えば図8
のB1地点における反射した衝撃波41が、放電空間3
7に戻るとすると、より近いA1地点における衝撃波4
1は放電空間37を通り過ぎ、C1地点における衝撃波
41は放電空間37に届かないというようなことにな
る。
【0029】レーザ光21のビームプロファイルは、ビ
ーム断面平面上のゲイン分布を、各位置ごとに、長手方
向に累積することによって得られる。即ち、従来技術に
よれば、衝撃波41が、長手方向にわたって、ビーム断
面平面上の同じ位置に影響を与えるため、ビームプロフ
ァイルの乱れが累積されることになる。これに対し、本
実施形態によれば、衝撃波41の影響が、ビーム断面平
面上の異なる位置に現れるため、長手方向にわたってこ
れを累積することにより、影響が互いにキャンセルされ
る。これにより、衝撃波41の影響が低減され、ビーム
プロファイルが乱されることが少なくなる。
【0030】図12〜図15に、第2実施形態に係るヒ
ダ部42及びカソード15の、他の実施例を示す。各図
に示すように、長手方向に対して溝部52の幅を変化さ
せた形状にすることにより、ヒダ部42とカソード15
との距離を長手方向に対して変化させ、衝撃波41の影
響を低減させられる。このとき、凹部44の幅をも同様
に変化させてもよい。また、第2実施形態において、第
1実施形態と同様の減衰材45を溝部52及び凹部44
に挿入させるようにすると、衝撃波41が減衰材45に
よって減衰され、さらに放電空間37に与える影響が低
減される。
【0031】次に、第3実施形態を説明する。図16
に、第3実施形態に係るエキシマレーザ装置11の、放
電空間37近傍の詳細断面図を示す。図16において、
カソード15外周部のヒダ部42は、カソード15の上
流側と下流側とで、異なる本数の凹部44を備えてい
る。即ち、上流側では、カソード15とレーザチャンバ
12との間に、溝部52及び1本の凹部44があり、下
流側では、溝部52及び2本の凹部44がある。また、
これらの溝部52及び凹部44は、上流側と下流側と
で、カソード15からの距離が、それぞれ互いに異なる
ように形成されている。
【0032】放電空間37で生じた衝撃波41は、カソ
ード15の上流側及び下流側に飛び出し、それぞれの溝
部52及び凹部44で反射されて放電空間37に戻るよ
うになっている。このとき、上流側と下流側の溝部52
及び凹部44までの距離が異なるので、衝撃波41が上
流側の溝部52及び凹部44から放電空間37に戻って
くるまでの時間と、下流側の溝部52及び凹部44から
放電空間37に戻ってくるまでの時間とが一致しない。
即ち、次のパルス放電の際に、上流側から戻ってきた衝
撃波41と、下流側から戻ってきた衝撃波41とが放電
空間37でぶつかって強め合うということがなく、衝撃
波41のビームプロファイルに与える影響が、低減され
る。そして、これらの溝部52及び凹部44に、第1実
施形態で説明したように減衰材45を嵌挿することによ
り、さらに衝撃波41の影響を低減できる。
【0033】また、図16に示すように、アノード14
の外周部に、非対称な減衰材45を、アノード14側が
高くなるような傾斜を持たせて設けている。これによ
り、レーザガスが、放電空間37をスムーズに流れるよ
うになる。そして、衝撃波41は、上流側の減衰材45
の表面と、下流側の減衰材45の表面とで、異なる角度
で反射するので、これが同時に放電空間37に届いて強
め合うことがない。従って、衝撃波41のビームプロフ
ァイルに与える影響が、低減される。さらには、図16
に示すように、予備電離電極38,38とアノード14
との距離を、上流側と下流側とで変えるようにすると、
尚よい。これにより、予備電離電極38に当たって反射
する衝撃波41が、上流側と下流側とで強め合うことが
なく、衝撃波41の影響が低減される。
【0034】尚、本発明については、エキシマレーザ装
置11を例にとって説明したが、フッ素分子レーザ装置
に対しても、同様である。さらには、放電空間37の上
方にカソード15を、下方にアノード14を配するよう
に説明したが、これに限られるものではない。即ち、ア
ノード14を、放電空間37の上方にレーザチャンバ1
2と同電位に配置し、カソード15を、放電空間37の
下方に設置してもよい。このような場合、カソード15
を搭載する絶縁性のカソードベース36上には、カソー
ド15の外周部に、沿面放電を避けるためのヒダ部が必
要となる。従って、少なくともカソード15の外周部に
形成された溝部に、減衰材を挿入することにより、衝撃
波41を減衰させられる。ヒダ部の凹部、及びアノード
14の外周部に関しても、同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るエキシマレーザ装置の断面
図。
【図2】第1実施形態に係るエキシマレーザ装置の放電
空間近傍の断面図。
【図3】第1実施形態に係るエキシマレーザ装置のヒダ
部の断面図。
【図4】減衰材の充填を説明する説明図。
【図5】第1実施形態に係るエキシマレーザ装置の、他
の構成例を示す放電空間近傍の断面図。
【図6】第1実施形態に係るエキシマレーザ装置の、他
の構成例を示す放電空間近傍の断面図。
【図7】第1実施形態に係るエキシマレーザ装置の、他
の構成例を示す放電空間近傍の断面図。
【図8】第2実施形態に係るエキシマレーザ装置の、カ
ソード及びヒダ部を放電空間側から見た下面図。
【図9】図8における地点A1−A2断面図。
【図10】図8における地点B1−B2断面図。
【図11】図8における地点C1−C2断面図。
【図12】第2実施形態に係るエキシマレーザ装置の、
他の実施例を示す説明図。
【図13】第2実施形態に係るエキシマレーザ装置の、
他の実施例を示す説明図。
【図14】第2実施形態に係るエキシマレーザ装置の、
他の実施例を示す説明図。
【図15】第2実施形態に係るエキシマレーザ装置の、
他の実施例を示す説明図。
【図16】第3実施形態に係るエキシマレーザ装置の、
放電空間近傍の詳細断面図。
【図17】従来技術に係るエキシマレーザ装置の、放電
空間近傍の断面図。
【符号の説明】
11:エキシマレーザ装置、12:レーザチャンバ、1
3:熱交換器、14:レーザコントローラ、15:放電
電極、23:高圧電源、24:貫流ファン、35:チャ
ンバ開口部、36:カソードベース、37:放電空間、
38:予備電離電極、39:リターンプレート、40:
アノードベース、41:衝撃波、42:ヒダ部、43:
凸部、44:凹部、45:減衰材、46:多孔質セラミ
ック、47:ガス流、48:高圧給電ロッド、49:小
孔、50:中間ベース、51:絶縁部材、52:溝部、
53:減衰材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 隆志 栃木県小山市横倉新田400 ギガフォトン 株式会社内 (72)発明者 片岡 直紀 栃木県小山市横倉新田400 ギガフォトン 株式会社内 Fターム(参考) 5F071 AA06 CC01 CC03 CC10 EE04 FF01 JJ05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向した一対の放電電極(14,15)間にパ
    ルス状の主放電を生じさせてレーザガスを励起し、レー
    ザ光を発振させるパルス発振ガスレーザ装置において、 高圧側の放電電極(15)を固定する絶縁性のカソードベー
    ス(36)上に沿面放電を防止するための絶縁性のヒダ部(4
    2)を設け、 ヒダ部(42)の凸部(43)と高圧側の放電電極(15)との間の
    溝部(52)内部に、主放電によって生じる衝撃波(41)を減
    衰させる減衰材(45)を挿入したことを特徴とする、パル
    ス発振ガスレーザ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパルス発振ガスレーザ装
    置において、 前記減衰材(45)を、ヒダ部(42)の凹部(44)に挿入したこ
    とを特徴とする、パルス発振ガスレーザ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパルス発振ガスレーザ装
    置において、 前記減衰材(45)は、ヒダ部(42)の凸部(43)側面及び高圧
    側の放電電極(15)側面に密着させて、U字型に形成した
    ことを特徴とする、パルス発振ガスレーザ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のパルス
    発振ガスレーザ装置において、 接地側放電電極(14)に密着させて、減衰材(45)を付設し
    たことを特徴とする、パルス発振ガスレーザ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のパルス
    発振ガスレーザ装置において、 前記減衰材(45)が、多孔率90%以上の多孔体であるこ
    とを特徴とする、パルス発振ガスレーザ装置。
  6. 【請求項6】 対向した一対の放電電極(14,15)間にパ
    ルス状の主放電を生じさせてレーザガスを励起し、レー
    ザ光を発振させるパルス発振ガスレーザ装置において、 高圧側の放電電極(15)を固定する絶縁性のカソードベー
    ス(36)上に沿面放電を防止するための絶縁性のヒダ部(4
    2)を設け、 ヒダ部(42)の凸部(43)と高圧側の放電電極(15)との間の
    溝部(52)内部に、主放電によって生じる衝撃波(41)を減
    衰させる減衰材(45)を挿入すると共に、 接地側の放電電極(14)外周部に、当該放電電極(14)へ向
    かって高くなるように傾斜を有して減衰材(53)を設置し
    たことを特徴とする、パルス発振ガスレーザ装置。
  7. 【請求項7】 対向した一対の放電電極(14,15)間にパ
    ルス状の主放電を生じさせてレーザガスを励起し、レー
    ザ光を発振させるパルス発振ガスレーザ装置において、 高圧側の放電電極(15)を固定する絶縁性のカソードベー
    ス(36)上に沿面放電を防止するための絶縁性のヒダ部(4
    2)を設け、 当該ヒダ部(42)は、放電電極(15)を中心にその長手方向
    に対して非対称に形成したことを特徴とする、パルス発
    振ガスレーザ装置。
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