JP2003059214A - ヘッドアクチュエータおよび磁気記録再生装置 - Google Patents

ヘッドアクチュエータおよび磁気記録再生装置

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JP2003059214A
JP2003059214A JP2001241104A JP2001241104A JP2003059214A JP 2003059214 A JP2003059214 A JP 2003059214A JP 2001241104 A JP2001241104 A JP 2001241104A JP 2001241104 A JP2001241104 A JP 2001241104A JP 2003059214 A JP2003059214 A JP 2003059214A
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Japan
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coil
stator
rotor
arm
shaft
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Application number
JP2001241104A
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English (en)
Inventor
Takashi Kayama
俊 香山
Yasuhiro Kataoka
安弘 片岡
Masayoshi Iida
眞義 飯田
Hidetoshi Shinosawa
英俊 篠沢
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Sony Corp
Nippon Keiki Works Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Nippon Keiki Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 磁気ヘッドおよびアームを所定の角度で回転
させる場合に小型化を図ることができるヘッドアクチュ
エータおよび磁気記録再生装置を提供する。 【解決手段】 ロータ40は、アーム20と一体構造で
あるロータヨーク56と、ロータヨーク56と一体構造
であり軸を中心として駆動マグネットに対面して配置さ
れているコイル60と、を有し、コイル60は、軸を中
心として3角形状に形成されており、コイル60に対す
る通電方向を第1方向と第1方向とは反対の第2方向に
切り換えることで、ロータ40をステータ43に対して
所定角度θの範囲で回転させる通電制御部にコイル60
が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体に情報を記録しディスク状記録媒体の情報を再生する
ための磁気ヘッドを備えるアームを所定の角度の範囲で
回転させるためのヘッドアクチュエータおよび磁気記録
再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置として、例えば、小型
のハードディスクドライブ(HDDと略称する)装置
は、従来からラップトップ型やノートブック型パーソナ
ルコンピュータの内蔵型の磁気記録再生装置として使用
されている。
【0003】一般に、HDDでは、大別して速度制御と
位置制御とを行なうサーボシステムにより、磁気ヘッド
の位置決め制御が実行される。このサーボシステムは、
磁気ヘッドを支持して磁気ディスクの半径方向に移動さ
せるヘッドアクチュエータ機構を駆動制御することによ
り、磁気ヘッドを磁気ディスクの目標位置に位置決めす
る。
【0004】図17は従来のハードディスクドライブ装
置のアームとボイスコイルモータの構成例を示してい
る。アーム1000は磁気ヘッド1001を有してい
る。このアーム1000は軸受けセンター1002を回
転中心として回転方向に沿って所定角度たとえば30度
〜40度の角度分揺動できるようになっている。アーム
1000はボイスコイルモータ1010を有している。
このボイスコイルモータ1010は、巻線コイル101
2とマグネット1014を有している。巻線コイル10
12はアーム1000に対して一体に設けられている。
マグネット1014はこの巻線コイル1012に対面す
るようにして、ハードディスクドライブ装置の筐体の内
面に固定されている。マグネット1014はS極101
6とN極1018を有している。この巻線コイル101
2に対して外部から通電することにより、巻線コイル1
012の磁力とマグネット1014の磁力の相互作用に
より、アーム1000は回転方向に沿って所定の角度範
囲で揺動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構造のボイ
スコイルモータ1010を採用すると、次のような問題
がある。巻線コイル1012とマグネット1014はア
ーム1000の突出方向とは逆の方向に突出するように
設けられているので、ハードディスクドライブ装置の中
でこのマグネット1014と巻線コイル1012が多く
の容積を占有してしまう。このため、磁気記録再生装置
とヘッドアクチュエータの小型化が図れない。
【0006】ハードディスクドライブ装置を、たとえば
非常に薄型で小型のコンピュータに用いるカード型の磁
気記録再生装置として作る場合には、巻線コイル101
2とマグネット1014がハードディスクドライブ装置
の筐体の内部の容積をかなりの部分占有してしまうの
で、他のデバイスたとえばLSI(大規模集積回路)等
を入れる部分がなくなってしまい、逆にそのデバイスを
入れようとすると筐体の寸法を大きくしなければならな
いという問題がある。そこで本発明は上記課題を解消
し、磁気ヘッドおよびアームを所定の角度で回転させる
場合に小型化を図ることができるヘッドアクチュエータ
および磁気記録再生装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
スク状記録媒体に情報を記録し前記ディスク状記録媒体
の情報を再生するための磁気ヘッドと、前記磁気ヘッド
を支持するアームと、前記アームを所定角度の範囲で回
転させるモータを有するヘッドアクチュエータであり、
前記モータは、軸を有するステータと、前記ステータに
対して回転するロータを有し、前記ロータは前記ステー
タの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に支持され
ており、前記ステータは、合計6つのS極とN極を有し
前記軸を中心として前記S極と前記N極が60度の角度
ごとに交互に着磁された駆動マグネットを有し、前記ロ
ータは、前記アームと一体構造であるロータヨークと、
前記ロータヨークと一体構造であり前記軸を中心として
前記駆動マグネットに対面して配置されているコイル
と、を有し、前記コイルは、前記軸を中心として3角形
状に形成されており、前記コイルに対する通電方向を第
1方向と前記第1方向とは反対の第2方向に切り換える
ことで、前記ロータを前記ステータに対して前記所定角
度の範囲で回転させる通電制御部に前記コイルが接続さ
れていることを特徴とするヘッドアクチュエータであ
る。
【0008】請求項1では、モータのステータは、合計
6つのS極とN極を有し軸を中心としてS極とN極が交
互に着磁された駆動マグネットを有している。ロータは
ロータヨークとコイルを有している。コイルは、軸を中
心として3角形状に形成されており、コイルに対する通
電方向を第1方向と第1方向とは反対方向の第2方向に
切り換えることで、ロータをステータに対して所定角度
の範囲で回転させる通電制御部に対してこのコイルが接
続されている。これにより、駆動マグネットとコイル
は、ステータの軸を中心として配置されており、特にコ
イルはステータの軸を中心として3角形状に形成されて
いる。このことから、従来のようにコイルとマグネット
が軸から突出して側方に設けられているのに比べて小型
化を図ることができる。そして、通電制御部からの通電
により、コイルに対する通電方向を第1方向と第2方向
に切り換えるだけで、アームを所定角度の範囲で回転さ
せることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載のヘッ
ドアクチュエータにおいて、前記コイルはラミネートコ
イル又は巻線コイルである。請求項2では、コイルがラ
ミネートコイルにより作られていると、特にヘッドアク
チュエータの薄型化および小型化を図ることができる。
【0010】請求項3の発明は、ディスク状記録媒体に
情報を記録し前記ディスク状記録媒体の情報を再生する
ための磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持するアーム
と、前記アームを所定角度の範囲で回転させるモータを
有するヘッドアクチュエータであり、前記モータは、軸
を有するステータと、前記ステータに対して回転するロ
ータを有し、前記ロータは前記ステータの前記軸に対し
て軸受けを介して回転自在に支持されており、前記ステ
ータは、合計8つのS極とN極を有し前記軸を中心とし
て前記S極と前記N極が45度の角度ごとに交互に着磁
された駆動マグネットを有し、前記ロータは、前記アー
ムと一体構造であるロータヨークと、前記ロータヨーク
と一体構造であり前記軸を中心として前記駆動マグネッ
トに対面して配置されているコイルと、を有し、前記コ
イルは、前記軸を中心として4角形状に形成されてお
り、前記コイルに対する通電方向を第1方向と前記第1
方向とは反対の第2方向に切り換えることで、前記ロー
タを前記ステータに対して前記所定角度の範囲で回転さ
せる通電制御部に前記コイルが接続されていることを特
徴とするヘッドアクチュエータである。
【0011】請求項3では、ステータは、8つのS極と
N極を有し軸を中心としてS極とN極が45度の角度ご
とに交互に着磁された駆動マグネットを有している。ロ
ータはロータヨークとコイルを有している。このコイル
は、軸を中心として4角形状に形成されており、コイル
に対する通電方向を第1方向と第1方向とは反対の第2
方向に切り換えることで、ロータをステータに対して所
定角度の範囲で回転させる通電制御部に対してコイルが
接続されている。これにより、駆動マグネットとコイル
は、ステータの軸を中心として配置されており、特にコ
イルはステータの軸を中心として4角形状に形成されて
いる。このことから、従来のようにコイルとマグネット
が軸から突出して側方に設けられているのに比べて小型
化を図ることができる。そして、通電制御部からの通電
により、コイルに対する通電方向を第1方向と第2方向
に切り換えるだけで、アームを所定角度の範囲で回転さ
せることができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項3に記載のヘッ
ドアクチュエータにおいて、前記コイルはラミネートコ
イル又は巻線コイルである。請求項4では、コイルが特
にラミネートコイルで作られていると、ヘッドアクチュ
エータの小型化および薄型化がさらに図れる。
【0013】請求項5の発明は、ディスク状記録媒体に
情報を記録し前記ディスク状記録媒体の情報を再生する
ための磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持するアーム
と、前記アームを所定角度の範囲で回転させるモータを
有するヘッドアクチュエータを有する磁気記録再生装置
であり、前記モータは、軸を有するステータと、前記ス
テータに対して回転するロータを有し、前記ロータは前
記ステータの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に
支持されており、前記ステータは、合計6つのS極とN
極を有し前記軸を中心として前記S極と前記N極が60
度の角度ごとに交互に着磁された駆動マグネットを有
し、前記ロータは、前記アームと一体構造であるロータ
ヨークと、前記ロータヨークと一体構造であり前記軸を
中心として前記駆動マグネットに対面して配置されてい
るコイルと、を有し、前記コイルは、前記軸を中心とし
て3角形状に形成されており、前記コイルに対する通電
方向を第1方向と前記第1方向とは反対の第2方向に切
り換えることで、前記ロータを前記ステータに対して前
記所定角度の範囲で回転させる通電制御部に前記コイル
が接続されていることを特徴とするヘッドアクチュエー
タを有する磁気記録再生装置である。
【0014】請求項5では、モータのステータは、合計
6つのS極とN極を有し軸を中心としてS極とN極が交
互に着磁された駆動マグネットを有している。ロータは
ロータヨークとコイルを有している。コイルは、軸を中
心として3角形状に形成されており、コイルに対する通
電方向を第1方向と第1方向とは反対方向の第2方向に
切り換えることで、ロータをステータに対して所定角度
の範囲で回転させる通電制御部に対してこのコイルが接
続されている。これにより、駆動マグネットとコイル
は、ステータの軸を中心として配置されており、特にコ
イルはステータの軸を中心として3角形状に形成されて
いる。このことから、従来のようにコイルとマグネット
が軸から突出して側方に設けられているのに比べて小型
化を図ることができる。そして、通電制御部からの通電
により、コイルに対する通電方向を第1方向と第2方向
に切り換えるだけで、アームを所定角度の範囲で回転さ
せることができる。
【0015】請求項6の発明は、ディスク状記録媒体に
情報を記録し前記ディスク状記録媒体の情報を再生する
ための磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持するアーム
と、前記アームを所定角度の範囲で回転させるモータを
有するヘッドアクチュエータを有する磁気記録再生装置
であり、前記モータは、軸を有するステータと、前記ス
テータに対して回転するロータを有し、前記ロータは前
記ステータの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に
支持されており、前記ステータは、合計8つのS極とN
極を有し前記軸を中心として前記S極と前記N極が45
度の角度ごとに交互に着磁された駆動マグネットを有
し、前記ロータは、前記アームと一体構造であるロータ
ヨークと、前記ロータヨークと一体構造であり前記軸を
中心として前記駆動マグネットに対面して配置されてい
るコイルと、を有し、前記コイルは、前記軸を中心とし
て4角形状に形成されており、前記コイルに対する通電
方向を第1方向と前記第1方向とは反対の第2方向に切
り換えることで、前記ロータを前記ステータに対して前
記所定角度の範囲で回転させる通電制御部に前記コイル
が接続されていることを特徴とするヘッドアクチュエー
タを有する磁気記録再生装置である。
【0016】請求項6では、ステータは、8つのS極と
N極を有し軸を中心としてS極とN極が45度の角度ご
とに交互に着磁された駆動マグネットを有している。ロ
ータはロータヨークとコイルを有している。このコイル
は、軸を中心として4角形状に形成されており、コイル
に対する通電方向を第1方向と第1方向とは反対の第2
方向に切り換えることで、ロータをステータに対して所
定角度の範囲で回転させる通電制御部に対してコイルが
接続されている。これにより、駆動マグネットとコイル
は、ステータの軸を中心として配置されており、特にコ
イルはステータの軸を中心として4角形状に形成されて
いる。このことから、従来のようにコイルとマグネット
が軸から突出して側方に設けられているのに比べて小型
化を図ることができる。そして、通電制御部からの通電
により、コイルに対する通電方向を第1方向と第2方向
に切り換えるだけで、アームを所定角度の範囲で回転さ
せることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0018】図1は、本発明の磁気記録再生装置の一例
であるハードディスクドライブ装置の内部を示す平面図
であり、図2は図1のハードディスクドライブ装置1の
分解斜視図であり、図3はハードディスクドライブ装置
1をさらに分解した斜視図である。このハードディスク
ドライブ装置1は、磁気ヘッドによりディスク状記録媒
体Dに対して磁気的に情報を記録したり、あるいはすで
にディスク状記録媒体Dに記録されている情報を磁気的
に再生する機能を有している。ディスク状記録媒体Dは
ハードディスクとも呼ぶ。このハードディスクドライブ
装置1は、たとえば電子機器の一例であるいわゆるノー
ト型パーソナルコンピュータのカードスロットに装着し
て使用するものであり、非常に小型でかつ薄型化の装置
である。
【0019】ハードディスクドライブ装置1は、図2と
図3に示すように筐体2、ディスク状記録媒体D、ヘッ
ドアクチュエータ30を有している。筐体2は、第1部
材10と第2部材12を有しており、第1部材10と第
2部材12の形成する内部空間には、上述したヘッドア
クチュエータ30、ディスク状記録媒体D等が収容され
ている。第1部材10と第2部材12は、透磁性材料、
たとえば珪素鋼板や鉄板等により作られている。ディス
ク状記録媒体Dは、ハードディスクであり図3に示すよ
うに筐体2内に内蔵のモータ900により連続回転され
る。
【0020】ヘッドアクチュエータ30は、図1と図4
に示すようにアーム20と磁気ヘッド24を有してい
る。このアーム20はサスペンション20Aを有してお
り、このサスペンション20Aの先端には磁気ヘッド2
4が固定されている。図5はヘッドアクチュエータ30
を示す平面図であり、図6はヘッドアクチュエータ30
の分解斜視図である。
【0021】図5と図6に示すように、ヘッドアクチュ
エータ30はモータ33、アーム20、磁気ヘッド24
を有している。磁気ヘッド24は、たとえばGMR(ジ
ャイアント磁気抵抗効果素子)等を採用することができ
る。この磁気ヘッド24はサスペンション20Aに対し
て支持されている。図5に示すようにアーム20の他端
部20Dは、ほぼ円形状の部分であり回転中心部であ
る。このアーム20は回転中心CLを中心として図5の
R方向に所定角度、たとえば30度あるいは40度の範
囲の角度のいずれかの決められた角度で揺動できるよう
になっており、たとえばこのアーム20の揺動角度は3
5度である。
【0022】モータ33はアーム20の他端部20Dに
対して回転中心CLを中心として同軸上に配置された円
柱状で小型かつ薄型のモータである。このモータ33の
作動によりアーム20がR方向に沿って所定角度揺動で
きる。このモータ33が作動されると、磁気ヘッド24
が、図1の回転するディスク状記録媒体Dの任意のトラ
ックに対して位置決めすることで、ディスク状記録媒体
Dに情報の磁気的な記録を行ったりあるいはすでに記録
された情報を磁気的に再生することができる。
【0023】モータ33は図6と図7に示す構造を有し
ている。図7は図5のA−Aにおける断面構造例を示し
ている。図6と図7に示すモータ33は、ロータ40と
ステータ43を有している。ロータ40はステータ43
に対して軸受け44を介して軸46を中心として所定角
度揺動することができるものである。ステータ43は筐
体の第2部材12とマグネット48および軸46を有し
ている。マグネット48は筐体の第2部材12の内側に
固定されている。軸46は第2部材12に対してマグネ
ット48の中心部にビス50を用いて固定されている。
第2部材12は透磁性材料である、たとえば鉄板やけい
素鋼板により作られている。軸46には、軸受け44の
内輪44Aがたとえば圧入により固定されている。軸受
け44は軸46に対して2組設けられている。
【0024】ロータ40は、フランジ部材54、ロータ
ヨーク56、コイル60を有している。フランジ部材5
4の内周面には、軸受け44の外輪44Bが固定されて
いる。フランジ部材54のフランジ55とロータヨーク
56の間にはアームの他端部20Dが挟み込まれてい
る。ロータヨーク56は、透磁性材料である、たとえば
けい素鋼板やパーマロイ等により作られている。フラン
ジ部材54のフランジ55は、金属であれば真ちゅうや
アルミニウム等であり、樹脂であればPBT(ポリブチ
レンテレフタレート)等により作られている。
【0025】軸受け44の内輪44Aは軸46に固定さ
れている。軸受け44の外輪44Bはフランジ部材54
の内面に固定されている。図6と図7に示すように、フ
ランジ部材54には、オネジ部54Cが形成されてい
る。ロータヨーク56にはメネジ部56Cが形成されて
いる。フランジ部材54のオネジ部54Cはロータヨー
ク56のメネジ部56Cにかみ合っており、アーム20
の他端部20Dはフランジ55とロータヨーク56の間
に挟み込んで固定されている。ロータヨーク56は、接
着もしくはカシメによりコイル60を固定している。
【0026】図5に示すように磁気ヘッド24と図示し
ないフレキシブルプリント配線板とを電気的に接続する
ための接続部68が、フランジ部材54の切欠き部から
突出して設けられている。図5に示すようにコイルとフ
レキシブルプリント配線板とを電気的に接続する接続部
66が、図5と図6のロータヨーク56の切欠き部56
Dから外部に突出して形成されている。
【0027】図7に示すようにコイル60は、ステータ
43のマグネット48に対して所定の間隔を開けて対面
している。
【0028】図8と図9は、コイル60の配線パターン
形状の例とマグネット48の着磁例を示している。この
マグネット48は駆動マグネットであり、コイル60は
たとえばラミネートコイルである。このコイル60は、
円板状もしくはリング状であり、薄板状の積層コイルで
ある。コイル60のコイル部の導体材質は電気銅より成
り、補助構成材としてはエポキシ樹脂やガラスクロス等
により作られている。コイル60は、線材を巻いて作る
巻線コイルとは全く別のコイルであり、写真的手法によ
りコイルパターンを形成する。このためコイル60を用
いることにより、巻線コイルを用いるのに比べて、回転
中心CL方向の厚みをより薄くすることができ、ヘッド
アクチュエータの小型化および薄型化を図ることができ
るのである。
【0029】コイル60は、図8と図9に示すように回
転中心CLを中心とする円形状の部材であり、図9に示
すように中央には穴70が形成されている。穴70は図
7に示すようにフランジ部材54の部分54Fに取り付
けるための穴である。コイル60はこのためにドーナツ
状の部材であり、コイル60は回転中心CLを中心とし
て、60度ごとに6つの領域PA1〜PA6を有してい
る。
【0030】図8の領域PA1〜PA6に従ってコイル
60の配線パターン80が形成されている。この配線パ
ターン80は、図8に示す通電制御部100からフレキ
シブルプリント配線板101を通じて接続部66の電極
66Aに供給される通電電流を通すための導体パターン
である。この配線パターン80は、細い導体線が回転中
心CLを中心として3角形状に複数回くり返して形成さ
れている。図9に示す配線パターン80の部分80A
は、1つの電極66Aに対して電気的に接続されてい
る。配線パターン80の最も末端の部分80Bはもう1
つの電極66Aに対して電気的に接続されている。
【0031】図8と図9に示すように、領域PA1、領
域PA3、領域PA5はマグネット48のN極に対応し
ている。領域PA2、領域PA4、領域PA6は、マグ
ネット48のS極に対応している。マグネット48は、
リング状もしくは円盤状であり、中央に穴71を有し、
合計6つのN極とS極が交互に着磁された6極のマグネ
ットであり、各N極とS極は60度ごとに形成されてい
る。
【0032】図10は、コイル60の積層形成例を示し
ている。コイル60は3角形状の配線パターン80を有
しているが、この配線パターン80は、図10に示すよ
うにたとえば2層に分かれたパターン部分81,82を
有している。パターン部分81,82の形状はほぼ同じ
形状であり、パターン部分81,82は電極66A,6
6Aに対して直列接続されている。一方の電極66A
は、パターン部分81の部分80Aに対して導体部分8
0Cにより電気的に接続されている。パターン部分81
の末端部分80Dは、次の層のパターン部分82の部分
80Gに対して電気的に接続されている。パターン部分
82の部分80Eは、上の層のパターン部分81の部分
80Bに対して電気的に接続されている。パターン部分
81の部分80Bは、もう1つの電極66Aに対して電
気的に接続されている。このようにして、配線パターン
80の2つのパターン部分81,82は、電極66A,
66Aを通じて図8に示す通電制御部100に対して直
列に接続されている。このように配線パターン80を2
又はそれ以上の複数層のパターン部分により構成するこ
とで、次のようなメリットがある。つまり、複数層の層
数及び配線の組み合わせにより、必要とするトルクを得
ることが可能となる。
【0033】図9のコイル60がロータ側に固定されて
おり、マグネット48はステータ側に固定されている。
従ってロータ側のコイル60が所定角度の範囲で回転
し、マグネット48は固定側である。
【0034】図11には、図8〜図10の実施の形態の
コイル60がマグネット48に対して所定角度(可動範
囲)θ分揺動回転する原理の例について説明している。
図11(A)と図11(B)では、コイル60の配線パ
ターン80は、図示の簡略化および説明を容易にするた
めに3角形状の1本の線で示している。図11(A)で
は、配線パターン80に対して電流i1方向に通電され
た状態を示しており、図11(B)では、配線パターン
80に対してi2の方向に通電された状態を示してい
る。通電方向i1は、通電方向i2に対して反対方向で
ある。通電方向i1は第1方向であり、通電方向i2は
第2方向である。
【0035】図11(A)に示すように配線パターン8
0に対して通電方向i1に沿って電流が流れると、発生
トルクはV1とV2が生じる。発生トルクV1は、ベク
トルV1aとV1bに分けることができる。同様にして
発生トルクV2は、ベクトルV2aとV2bに分けるこ
とができる。コイル60がロータとともに回転するトル
クはベクトルV1aとベクトルV2aが関係し、これら
のベクトルV1a,V2aにより、ロータとコイル60
は、中立軸NAから第1方向R1方向(時計方向)に沿
って固定側のマグネット48に対して、最大揺動角度θ
MAXの半分の30度回転する。
【0036】次に、通電方向が図11(B)のようにi
2になると、逆に、コイル60の回転に寄与するベクト
ルはV1aとV1bになる。これによって、図11
(B)の場合には、ロータとともにコイル60は、中立
軸NAから第2方向R2(反時計方向)に、最大揺動角
度θMAXの半分の30度回転する。この実施の形態に
おける要求する揺動回転角は、図8に示すように所定角
度θ、たとえば35度に設定している。この揺動回転角
35度はヘッドおよびアームの揺動角度である。従って
この回転角35度を達成するためには、第1方向R1と
第2方向R2の方向に対して回転に関する中立軸NAか
らそれぞれたとえば17.5度(θ/2)ずつコイル6
0が固定側のマグネット48に対して回転すればよい。
このように図8に示すようにそれぞれ中立軸Nからそれ
ぞれ第1方向R1と第2方向R2の方向に17.5度ず
つ回転すればよいが、このような角度17.5度ずつま
で回転してロータおよびコイル60の回転を強制的に止
めるためには、たとえば機械的な図示しないストッパを
設けることにより、コイル60の第1方向R1と第2方
向R2の回転を揺動回転角35°で止めることができ
る。
【0037】次に、本発明の別の実施の形態について説
明する。図12〜図15に示すのは、本発明の別の実施
の形態であり、コイル60に形成されている配線パター
ン180の形状が回転中心CLを中心とする3角形状で
はなく回転中心CLを中心とする正方形状になってい
る。すなわち配線パターン180は回転中心CLを中心
としてほぼ正方形状に形成されている。この実施の形態
におけるコイル60は図8の実施の形態におけるコイル
60と同様の形成方法により作られたラミネートコイル
を用いている。これによりヘッドアクチュエータの回転
中心CL方向に関する小型化および薄型化を図ることが
できる。
【0038】図13に示すようにマグネット148は、
合計8つのN極とS極を有しており、N極とS極は交互
に着磁されている。配線パターン180とマグネット1
48はともに円板状もしくはリング状であり、コイル6
0の中心には穴70が形成されている。マグネット14
8の中心にも穴71が形成されている。領域PA1、領
域PA3、領域PA5、領域PA7は、マグネット14
8のS極に対応しており、領域PA2、領域PA4、領
域PA6、領域PA8は、マグネット148のN極に対
応している。N極とS極は45度の角度ごとに交互に着
磁形成されている。
【0039】図14は、コイル60の配線パターンの例
を示しており、配線パターン180は、たとえばパター
ン部181とパターン部182を有している。このよう
に図示の例では配線パターン180は2つの層からな
る。パターン部181の部分180Cは、1つの電極6
6Aに対して電気的に接続されている。パターン部18
1の末端部分180Dは、次の層のパターン部182の
部分180Eに電気的に接続されている。パターン部1
82の末端部分180Fは、末端部分180Bと導体部
分180Gを介して、もう1つの電極66Aに電気的に
接続されている。これにより、パターン部181,18
2は、それぞれ正方形状を有しており、電極66A,6
6Aを通じて通電制御部100に対して、直列接続され
ている。
【0040】図14の実施の形態では配線パターン18
0が2つの層のパターン部181,182により形成さ
れているが、これに限らず3層以上のパターン部を有し
ていてそれらのパターン部が直列接続されていても勿論
構わない。
【0041】図15は、図12の配線パターン180を
1本の正方形の線で示し図面の簡単化および説明の簡単
化を図っている。図15(A)では配線パターン180
には通電方向i1に沿って電流が流れた状態を示してお
り、図15(B)では配線パターン180に対して通電
方向i2に沿って電流が流れている様子を示している。
図15(A)では、ロータおよびコイル60が第1方向
R1(時計方向)に回転する例であり、図15(B)で
は通電方向が変わりロータおよびコイル60が第2方向
R2(反時計方向)に回転する様子を示している。
【0042】図15(A)では通電方向i1に沿って配
線パターン180に電流が通ると、発生トルクV1とV
2が発生する。このうちのベクトルV1aとベクトルV
2aが、コイル60を含むロータの回転を固定側のマグ
ネットに対して行うので、コイル60を含むロータは第
1方向R1(時計方向)に22.5度(θMAX/2)
だけ回転する。図15(B)では、通電方向I2に沿っ
て電流が配線パターン180に流れると、ベクトルV1
aとベクトルV2aが働くので、コイル60を含むロー
タが第2方向R2(反時計方向)に22.5度回転する
ことができる。
【0043】図12の実施の形態においても、所定角度
である揺動回転角は35度であり、ヘッドおよびアーム
が回転する角度は回転中心CLを中心として35度にし
ている。この場合にあっても、最大揺動角度45度(θ
MAX)よりも小さい所定角度である揺動回転角35度
でロータの回転角を規制するために、機械的なストッパ
を設けることができる。また図8と図12の実施の形態
のいずれにおいても、機械的なストッパを設けなくて
も、磁気的に止まるようにしてもよい。すなわち、機械
的な破損が生じたり、削り粉が発生することが無いた
め、信頼性を向上させることができる。
【0044】図16は、ラミネートコイルであるコイル
60の形成プロセスの例を示している。図16(A)〜
(C)は、リソグラフィ工程を示しており、図16
(D)〜(I)はメッキ工程とスルーホール工程等を示
している。図16(A)では、たとえばアルミニウム基
板部200に対して感光剤201が形成されている。そ
の後図16(B)に示すようにマスク203を配置し
て、光を当てることにより、図16(C)に示すレジス
ト202を形成する。図16(D)では、1次メッキ工
程により、レジスト202間に導体204が形成され
る。図16(E)でワニス205の処理をし、図16
(F)でガラスクロス等の絶縁材やエポキシ接着剤20
6を中間に入れ転着する。図16(G)ではスルーホー
ル穴207をあけている。図16(H)でエッチング処
理によりアルミ基板部200を削除し、2次メッキ工程
により最終導体204を形成している。図16(I)で
は、ソルダーレジスト208の処理を示している。以上
が、ラミネートコイル60の形成プロセスである。
【0045】このように、本発明の実施の形態のヘッド
アクチュエータおよびこのヘッドアクチュエータを有す
る磁気記録再生装置は、ラミネートコイル(ラミーコイ
ルとも言う)を用いているので、従来のモータに比べる
とモータ30の軸方向の薄型化および小型化を図ること
ができ、ヘッドアクチュエータとそれを有する磁気記録
再生装置の小型化と薄型化が図れる。
【0046】図示した本発明の実施の形態では、コイル
がラミネートコイルにより作られており、たとえば2
層、3層、4層のパターン部を積層して構成されてい
る。しかしこれに限らず5層以上のパターン部を積層し
て形成した配線パターンを有するラミネートコイルを採
用することもできる。またコイル60は、ラミネートコ
イルに代えて、基板のコアに対して線材を巻いていく形
式の巻線コイルを用いても勿論構わない。
【0047】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、磁気記録
再生装置としてハードディスクドライブ装置を例に挙げ
ている。しかしこれに限らず、ある角度範囲を制御する
装置への応用が考えられる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁気ヘッドおよびアームを所定の角度で回転させ、小型
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドアクチュエータを有する磁気記
録再生装置の好ましい実施の形態であるハードディスク
ドライブ装置を示す平面図。
【図2】図1のハードディスクドライブ装置の分解斜視
図。
【図3】ハードディスクドライブ装置のさらに分解した
斜視図。
【図4】ハードディスクドライブ装置の断面構造例を示
す図。
【図5】ハードディスクドライブ装置のヘッドアクチュ
エータの平面図。
【図6】図5のヘッドアクチュエータの分解斜視図。
【図7】図5のヘッドアクチュエータのA−Aにおける
断面構造例を示す図。
【図8】本発明の実施の形態であるコイルとマグネット
の領域を示す図。
【図9】図8のコイルとマグネットを示す斜視図。
【図10】図8のコイルの配線パターン部が複数のパタ
ーン部分の層で形成されている例を示す斜視図。
【図11】図8の実施の形態における回転駆動の原理を
示す図。
【図12】本発明の別の実施の形態のコイルおよびマグ
ネットの領域を示す図。
【図13】図12のコイルおよびマグネットの斜視図。
【図14】図12のコイルの配線パターンが複数のパタ
ーン部分により積層して形成されている例を示す斜視
図。
【図15】図12の実施の形態における駆動原理を示す
図。
【図16】ラミネートコイルの製造工程の一例を示す
図。
【図17】従来のハードディスクドライブ装置のボイス
コイルモータ等を示す図。
【符号の説明】
1・・・ハードディスクドライブ装置(磁気記録再生装
置)、20・・・アーム、24・・・磁気ヘッド、30
・・・ヘッドアクチュエータ、33・・・モータ、40
・・・ロータ、43・・・ステータ、56・・・ロータ
ヨーク、60・・・ラミネートコイル、80・・・配線
パターン、D・・・ディスク状記録媒体、θ・・・揺動
回転角(所定角度)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 安弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 飯田 眞義 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 篠沢 英俊 東京都大田区南久が原1−13−6 株式会 社日本計器製作所内 Fターム(参考) 5D068 AA01 BB01 CC12 EE21 GG25

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体に情報を記録し前記
    ディスク状記録媒体の情報を再生するための磁気ヘッド
    と、前記磁気ヘッドを支持するアームと、前記アームを
    所定角度の範囲で回転させるモータを有するヘッドアク
    チュエータであり、 前記モータは、軸を有するステータと、前記ステータに
    対して回転するロータを有し、前記ロータは前記ステー
    タの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に支持され
    ており、 前記ステータは、合計6つのS極とN極を有し前記軸を
    中心として前記S極と前記N極が60度の角度ごとに交
    互に着磁された駆動マグネットを有し、 前記ロータは、前記アームと一体構造であるロータヨー
    クと、前記ロータヨークと一体構造であり前記軸を中心
    として前記駆動マグネットに対面して配置されているコ
    イルと、を有し、 前記コイルは、前記軸を中心として3角形状に形成され
    ており、前記コイルに対する通電方向を第1方向と前記
    第1方向とは反対の第2方向に切り換えることで、前記
    ロータを前記ステータに対して前記所定角度の範囲で回
    転させる通電制御部に前記コイルが接続されていること
    を特徴とするヘッドアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記コイルはラミネートコイル又は巻線
    コイルである請求項1に記載のヘッドアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 ディスク状記録媒体に情報を記録し前記
    ディスク状記録媒体の情報を再生するための磁気ヘッド
    と、前記磁気ヘッドを支持するアームと、前記アームを
    所定角度の範囲で回転させるモータを有するヘッドアク
    チュエータであり、 前記モータは、軸を有するステータと、前記ステータに
    対して回転するロータを有し、前記ロータは前記ステー
    タの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に支持され
    ており、 前記ステータは、合計8つのS極とN極を有し前記軸を
    中心として前記S極と前記N極が45度の角度ごとに交
    互に着磁された駆動マグネットを有し、 前記ロータは、前記アームと一体構造であるロータヨー
    クと、前記ロータヨークと一体構造であり前記軸を中心
    として前記駆動マグネットに対面して配置されているコ
    イルと、を有し、 前記コイルは、前記軸を中心として4角形状に形成され
    ており、前記コイルに対する通電方向を第1方向と前記
    第1方向とは反対の第2方向に切り換えることで、前記
    ロータを前記ステータに対して前記所定角度の範囲で回
    転させる通電制御部に前記コイルが接続されていること
    を特徴とするヘッドアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記コイルはラミネートコイル又は巻線
    コイルである請求項3に記載のヘッドアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 ディスク状記録媒体に情報を記録し前記
    ディスク状記録媒体の情報を再生するための磁気ヘッド
    と、前記磁気ヘッドを支持するアームと、前記アームを
    所定角度の範囲で回転させるモータを有するヘッドアク
    チュエータを有する磁気記録再生装置であり、 前記モータは、軸を有するステータと、前記ステータに
    対して回転するロータを有し、前記ロータは前記ステー
    タの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に支持され
    ており、 前記ステータは、合計6つのS極とN極を有し前記軸を
    中心として前記S極と前記N極が60度の角度ごとに交
    互に着磁された駆動マグネットを有し、 前記ロータは、前記アームと一体構造であるロータヨー
    クと、前記ロータヨークと一体構造であり前記軸を中心
    として前記駆動マグネットに対面して配置されているコ
    イルと、を有し、 前記コイルは、前記軸を中心として3角形状に形成され
    ており、前記コイルに対する通電方向を第1方向と前記
    第1方向とは反対の第2方向に切り換えることで、前記
    ロータを前記ステータに対して前記所定角度の範囲で回
    転させる通電制御部に前記コイルが接続されていること
    を特徴とするヘッドアクチュエータを有する磁気記録再
    生装置。
  6. 【請求項6】 ディスク状記録媒体に情報を記録し前記
    ディスク状記録媒体の情報を再生するための磁気ヘッド
    と、前記磁気ヘッドを支持するアームと、前記アームを
    所定角度の範囲で回転させるモータを有するヘッドアク
    チュエータを有する磁気記録再生装置であり、 前記モータは、軸を有するステータと、前記ステータに
    対して回転するロータを有し、前記ロータは前記ステー
    タの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に支持され
    ており、 前記ステータは、合計8つのS極とN極を有し前記軸を
    中心として前記S極と前記N極が45度の角度ごとに交
    互に着磁された駆動マグネットを有し、 前記ロータは、前記アームと一体構造であるロータヨー
    クと、前記ロータヨークと一体構造であり前記軸を中心
    として前記駆動マグネットに対面して配置されているコ
    イルと、を有し、 前記コイルは、前記軸を中心として4角形状に形成され
    ており、前記コイルに対する通電方向を第1方向と前記
    第1方向とは反対の第2方向に切り換えることで、前記
    ロータを前記ステータに対して前記所定角度の範囲で回
    転させる通電制御部に前記コイルが接続されていること
    を特徴とするヘッドアクチュエータを有する磁気記録再
    生装置。
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