JP2003030939A - ヘッドアクチュエータおよび磁気記録再生装置 - Google Patents

ヘッドアクチュエータおよび磁気記録再生装置

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JP2003030939A
JP2003030939A JP2001217075A JP2001217075A JP2003030939A JP 2003030939 A JP2003030939 A JP 2003030939A JP 2001217075 A JP2001217075 A JP 2001217075A JP 2001217075 A JP2001217075 A JP 2001217075A JP 2003030939 A JP2003030939 A JP 2003030939A
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Japan
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wiring pattern
pole
pattern portion
magnet
coil
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Application number
JP2001217075A
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English (en)
Inventor
Takashi Kayama
俊 香山
Yasuhiro Kataoka
安弘 片岡
Hidetoshi Shinosawa
英俊 篠沢
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Sony Corp
Nippon Keiki Works Ltd
Original Assignee
Sony Corp
Nippon Keiki Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 磁気ヘッドおよびアームを所定の角度で回転
させる場合に小型化および薄型化を図ることができ、回
転トルクを大きくすることが可能で簡単な構造を有する
ヘッドアクチュエータおよび磁気記録再生装置の提供。 【解決手段】 ロータは、アームと一体であるロータヨ
ークと、ロータヨークと一体的に設けられており軸を中
心としてマグネットに対面して配置されているコイル
と、を有し、コイルの配線パターン80は、マグネット
のN極に対面する第1駆動配線パターン部110と、S
極に対面する第2駆動配線パターン部120を有し、第
1駆動配線パターン部110における通電方向と、第2
駆動配線パターン部120における通電方向が、反対に
なるように形成されており、コイルの配線パターン80
の数は、マグネットのS極とN極の合計の極数の半数で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体に情報を記録しディスク状記録媒体の情報を再生する
ための磁気ヘッドを備えるアームを所定の角度の範囲で
回転させるためのヘッドアクチュエータおよび磁気記録
再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置として、例えば、小型
のハードディスクドライブ(HDDと略称する)装置
は、従来からラップトップ型やノートブック型パーソナ
ルコンピュータの内蔵型の磁気記録再生装置として使用
されている。
【0003】一般に、HDDでは、大別して速度制御と
位置制御とを行なうサーボシステムにより、磁気ヘッド
の位置決め制御が実行される。このサーボシステムは、
磁気ヘッドを支持して磁気ディスクの半径方向に移動さ
せるヘッドアクチュエータ機構を駆動制御することによ
り、磁気ヘッドを磁気ディスクの目標位置に位置決めす
る。
【0004】図14は従来のハードディスクドライブ装
置のアームとボイスコイルモータの構成例を示してい
る。アーム1000は磁気ヘッド1001を有してい
る。このアーム1000は軸受けセンター1002を回
転中心として回転方向に沿って所定角度たとえば30度
〜40度の角度分揺動できるようになっている。アーム
1000はボイスコイルモータ1010を有している。
このボイスコイルモータ1010は、巻線コイル101
2とマグネット1014を有している。巻線コイル10
12はアーム1000に対して一体に設けられている。
マグネット1014はこの巻線コイル1012に対面す
るようにして、ハードディスクドライブ装置の筐体の内
面に固定されている。マグネット1014はS極101
6とN極1018を有している。この巻線コイル101
2に対して外部から通電することにより、巻線コイル1
012の磁力とマグネット1014の磁力の相互作用に
より、アーム1000は回転方向に沿って所定の角度範
囲で揺動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構造のボイ
スコイルモータ1010を採用すると、次のような問題
がある。巻線コイル1012とマグネット1014はア
ーム1000の突出方向とは逆の方向に突出するように
設けられているので、ハードディスクドライブ装置の中
でこのマグネット1014と巻線コイル1012が多く
の容積を占有してしまう。また巻線コイル1012は、
線材を所定ターン数巻いて形成しているために、薄型化
や小型化が図れずある一定形状しか作れず、たとえば凹
形状等の比較的複雑な形状を作ることができない。この
ように巻線コイル1012を作る場合には形状的な制約
があり、ボイスコイルモータ1010を作る場合の小型
化が図れないという問題がある。
【0006】ハードディスクドライブ装置を、たとえば
非常に薄型で小型のコンピュータに用いるカード型の磁
気記録再生装置として作る場合には、巻線コイル101
2とマグネット1014がハードディスクドライブ装置
の筐体の内部の容積をかなりの部分占有してしまうの
で、他のデバイスたとえばLSI(大規模集積回路)等
を入れる部分がなくなってしまい、逆にそのデバイスを
入れようとすると筐体の寸法を大きくしなければならな
いという問題がある。そこで本発明は上記課題を解消
し、磁気ヘッドおよびアームを所定の角度で回転させる
場合に小型化および薄型化を図ることができ、回転トル
クを大きくすることが可能で簡単な構造を有するヘッド
アクチュエータおよび磁気記録再生装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
スク状記録媒体に信号を記録し前記ディスク状記録媒体
の信号を再生するための磁気ヘッドと、前記磁気ヘッド
を支持するアームと、前記アームを所定角度の範囲で回
転させるモータを有するヘッドアクチュエータであり、
前記モータは、軸を有するステータと、前記ステータに
対して回転するロータを有し、前記ロータは前記ステー
タの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に支持され
ており、前記ステータは、前記軸を中心としてS極とN
極が交互に着磁された駆動用のマグネットを有し、前記
ロータは、前記アームと一体であるロータヨークと、前
記ロータヨークと一体的に設けられており前記軸を中心
として前記マグネットに対面して配置されているコイル
と、を有し、前記コイルの配線パターンは、前記マグネ
ットの前記N極に対面する第1駆動配線パターン部と、
前記S極に対面する第2駆動配線パターン部を有し、前
記第1駆動配線パターン部における通電方向と、前記第
2駆動配線パターン部における通電方向が、反対になる
ように形成されており、前記コイルの配線パターンの数
は、前記マグネットのS極とN極の合計の極数の半数で
あることを特徴とするヘッドアクチュエータである。
【0008】請求項1では、モータはステータとロータ
を有しており、ロータはステータの軸に対して軸受けを
介して回転自在に支持されている。ステータは軸を中心
としてS極とN極が交互に着磁された駆動用のマグネッ
トを有している。ロータはアームと一体であるロータヨ
ークとコイルを有している。このコイルはロータヨーク
と一体的に設けられており、軸を中心としてマグネット
に対して対面して配置されている。コイルの配線パター
ンは、マグネットのN極に対面する第1駆動配線パター
ン部とS極に対面する第2駆動配線パターン部を有して
いる。第1駆動配線パターン部における通電方向と第2
駆動配線パターン部における通電方向が反対になるよう
に形成されている。コイルの数は、マグネットのS極と
N極の合計の極数の半数である。
【0009】請求項1の発明では、マグネットとコイル
はステータの軸を中心として配置されているので、従来
のようにコイルとマグネットが軸から半径方向に突出し
て設けられているのに比べて小型化及び薄型化を図るこ
とができる。マグネットのN極に対面する第1駆動配線
パターン部における通電方向と、S極に対面する第2駆
動配線パターン部における通電方向が反対になっている
ので、第1駆動配線パターン部においても第2駆動配線
パターン部においても、それぞれ回転トルクを発生す
る。このことから簡単な構造でありながら、回転トルク
を大きくすることができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のヘッ
ドアクチュエータにおいて、前記N極に対面する前記ラ
ミネートコイルの第1駆動配線パターン部と前記S極に
対面する前記ラミネートコイルの第2駆動配線パターン
部を接続する接続配線パターン部は、前記駆動マグネッ
トの前記S極と前記N極の境界線を直交する方向に形成
されている。
【0011】請求項3の発明は、請求項1に記載のヘッ
ドアクチュエータにおいて、複数の前記コイルが配列さ
れている中心位置と、前記マグネットのS極とN極の配
列の中心位置は、前記アームを所定角度の範囲で回転さ
せる回転中心である。請求項3では、複数のコイルが配
列されている中心位置と、マグネットのS極とN極の配
列の中心位置は、アームを所定角度の範囲で回転させる
回転中心である。
【0012】請求項4の発明は、請求項1に記載のヘッ
ドアクチュエータにおいて、複数の前記コイルは、ラミ
ネートコイルまたは巻線コイルである。請求項4では、
複数のコイルをラミネートコイルにすることにより、特
に巻線コイルに比べて軸方向に関する厚みを薄くするこ
とができ、ヘッドアクチュエータの薄型化が図れる。複
数のコイルを巻線コイルとしても勿論形成することがで
きる。
【0013】請求項5の発明は、ディスク状記録媒体に
信号を記録し前記ディスク状記録媒体の信号を再生する
ための磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを支持するアーム
と、前記アームを所定角度の範囲で回転させるモータを
有するヘッドアクチュエータを有する磁気記録再生装置
であり、前記モータは、軸を有するステータと、前記ス
テータに対して回転するロータを有し、前記ロータは前
記ステータの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に
支持されており、前記ステータは、前記軸を中心として
S極とN極が交互に着磁された駆動用のマグネットを有
し、前記ロータは、前記アームと一体であるロータヨー
クと、前記ロータヨークと一体的に設けられており前記
軸を中心として前記マグネットに対面して配置されてい
るコイルと、を有し、前記コイルの配線パターンは、前
記マグネットの前記N極に対面する第1駆動配線パター
ン部と、前記S極に対面する第2駆動配線パターン部を
有し、前記第1駆動配線パターン部における通電方向
と、前記第2駆動配線パターン部における通電方向が、
反対になるように形成されており、前記コイルの配線パ
ターンの数は、前記マグネットのS極とN極の合計の極
数の半数であることを特徴とするヘッドアクチュエータ
を有する磁気記録再生装置である。
【0014】請求項5では、モータはステータとロータ
を有しており、ロータはステータの軸に対して軸受けを
介して開閉自在に支持されている。ステータは軸を中心
としてS極とN極が交互に着磁された駆動用のマグネッ
トを有している。ロータはアームと一体であるロータヨ
ークとコイルを有している。このコイルはロータヨーク
と一体的に設けられており、軸を中心としてマグネット
に対して対面して配置されている。コイルの配線パター
ンは、マグネットのN極に対面する第1駆動配線パター
ン部とS極に対面する第2駆動配線パターン部を有して
いる。第1駆動配線パターン部における通電方向と第2
駆動配線パターン部における通電方向が反対になるよう
に形成されている。コイルの数は、マグネットのS極と
N極の合計の極数の半数である。
【0015】請求項5の発明では、マグネットとコイル
はステータの軸を中心として配置されているので、従来
のようにコイルとマグネットが軸から突出して設けられ
ているのに比べて小型化及び薄型化を図ることができ
る。マグネットのN極に対面する第1駆動配線パターン
部における通電方向と、S極に対面する第2駆動配線パ
ターン部における通電方向が反対になっているので、第
1駆動配線パターン部においても第2駆動配線パターン
部においても、それぞれ回転トルクを発生する。このこ
とから簡単な構造でありながら回転トルクを大きくする
ことができる。
【0016】請求項6の発明は、請求項5に記載のヘッ
ドアクチュエータを有する磁気記録再生装置において、
前記N極に対面する前記ラミネートコイルの第1駆動配
線パターン部と前記S極に対面する前記ラミネートコイ
ルの第2駆動配線パターン部を接続する接続配線パター
ン部は、前記駆動マグネットの前記S極と前記N極の境
界線を直交する方向に形成されている。
【0017】請求項7の発明は、請求項5に記載のヘッ
ドアクチュエータを有する磁気記録再生装置において、
複数の前記コイルが配列されている中心位置と、前記マ
グネットのS極とN極の配列の中心位置は、前記アーム
を所定角度の範囲で回転させる回転中心である。請求項
7では、複数のコイルが配列されている中心位置と、マ
グネットのS極とN極の配列の中心位置は、アームを所
定角度の範囲で回転させる回転中心である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0019】図1は、本発明の磁気記録再生装置の一例
であるハードディスクドライブ装置の平面図であり、図
2は図1のハードディスクドライブ装置1の分解斜視図
であり、図3はハードディスクドライブ装置1をさらに
分解した斜視図である。このハードディスクドライブ装
置1は、ディスク状記録媒体Dに対して磁気的に情報を
記録したり、あるいはすでにディスク状記録媒体Dに記
録されている情報を磁気的に再生する機能を有してい
る。ディスク状記録媒体Dはハードディスクとも呼ぶ。
このハードディスクドライブ装置1は、たとえば電子機
器の一例であるいわゆるノート型パーソナルコンピュー
タのカードスロットに装着して使用するものであり、非
常に小型でかつ薄型化の装置である。
【0020】ハードディスクドライブ装置1は、図2と
図3に示すように筐体2、ディスク状記録媒体D、ヘッ
ドアクチュエータ30を有している。筐体2は、第1部
材10と第2部材12を有しており、第1部材10と第
2部材12の形成する内部空間には、上述したヘッドア
クチュエータ30、ディスク状記録媒体Dが収容されて
いる。第1部材10と第2部材12は、透磁性材料、た
とえば珪素鋼板や鉄板等により作られている。一方、デ
ィスク状記録媒体Dは、図3に示すように筐体2内に内
蔵のモータ900により連続回転される。
【0021】ヘッドアクチュエータ30は、図1と図4
に示すようにアーム20と磁気ヘッド24を有してい
る。このアーム20はサスペンション20Aを有してお
り、このサスペンション20Aの先端には磁気ヘッド2
4が固定されている。図5はヘッドアクチュエータ30
を示す平面図であり、図6はヘッドアクチュエータ30
の分解斜視図である。
【0022】図5と図6に示すように、ヘッドアクチュ
エータ30はモータ33、アーム20、磁気ヘッド24
を有している。磁気ヘッド24は、たとえばGMR(ジ
ャイアント磁気抵抗効果素子)等を採用することができ
る。この磁気ヘッド24はサスペンション20Aに対し
て支持されている。図5に示すようにアーム20の他端
部20Dは、ほぼ円形状の部分であり回転中心部であ
る。このアーム20は回転中心CLを中心として図5の
R方向に所定角度、たとえば30度あるいは40度の範
囲の角度のいずれかの決められた角度で揺動できるよう
になっており、たとえばこのアーム20の揺動角度は3
5度である。
【0023】モータ33はアーム20の他端部20Dに
対して回転中心CLを中心として同軸上に配置された円
柱状で小型かつ薄型の構造が簡単なモータである。この
モータ33の作動によりアーム20がR方向に沿って所
定角度揺動できる。このモータ33が作動されると、磁
気ヘッド24が、図1の回転するディスク状記録媒体D
の任意のトラックに対して位置決めすることで、ディス
ク状記録媒体Dに情報の磁気的な記録を行ったりあるい
はすでに記録された情報を磁気的に再生することができ
る。
【0024】モータ33は図6と図7に示す構造を有し
ている。図7は図5のA−Aにおける断面構造例を示し
ている。図6と図7に示すモータ33は、ロータ40と
ステータ43を有している。ロータ40はステータ43
に対して軸受け44を介して軸46を中心として所定角
度揺動することができるものである。ステータ43は筐
体の第2部材12とマグネット48および軸46を有し
ている。マグネット48は筐体の第2部材12の内側に
設けられている。軸46は第2部材12に対してビス5
0を用いて固定されている。第2部材12は透磁性材料
である、たとえば鉄板やけい素鋼板により作られてい
る。軸46には、軸受け44の内輪44Aがたとえば圧
入により固定されている。軸受け44は軸46に対して
2組設けられている。
【0025】ロータ40は、フランジ部材54、ロータ
ヨーク56、ラミネートコイル60を有している。フラ
ンジ部材54の内周面には、軸受け44の外輪44Bが
固定されている。フランジ部材54のフランジ55とロ
ータヨーク56の間にはアームの他端部20Dが挟み込
まれている。ロータヨーク56は、透磁性材料である、
たとえばけい素鋼板やパーマロイ等により作られてい
る。フランジ部材54のフランジ55は、金属であれば
真ちゅうやアルミニウム等であり、樹脂であればPBT
(ポリブチレンテレフタレート)等により作られてい
る。
【0026】軸受け44の内輪44Aは軸46に固定さ
れている。軸受け44の外輪44Bはフランジ部材54
の内面に固定されている。図6と図7に示すように、フ
ランジ部材54には、オネジ部54Cが形成されてい
る。ロータヨーク56にはメネジ部56Cが形成されて
いる。フランジ部材54のオネジ部54Cはロータヨー
ク56のメネジ部56Cにかみ合っており、アーム20
の他端部20Dはフランジ55とロータヨーク56の間
に挟み込んで固定されている。ロータヨーク56は、接
着もしくはカシメによりラミネートコイル60を固定し
ている。
【0027】図5に示すように、磁気ヘッド24と図示
しないフレキシブルプリント配線板とを電気的に接続す
るための接続部68が、フランジ部材54の切欠き部か
ら突出して設けられている。図5に示すようにラミネー
トコイルとフレキシブルプリント配線板とを電気的に接
続する接続部66が、図5と図6のロータヨーク56の
切欠き部56Dから外部に突出して形成されている。
【0028】図7に示すようにラミネートコイル60
は、ステータ43のマグネット48に対して所定の間隔
を開けて対面している。図8と図9はラミネートコイル
60の配線パターン形状の例とマグネット48の着磁パ
ターン例を示している。ラミネートコイル60は、リン
グ状で薄板状の積層コイルであり、コイル部の導体材質
は電気銅より成り、補助構成材としてはエポキシ樹脂や
ガラスクロス等により作られている。このラミネートコ
イル60は、従来の線材を巻いて作る巻線コイルとは全
く別のコイルであり、写真的手法によりコイルパターン
を形成する。それ故ラミネートコイル60を用いること
により、従来の巻線コイルに比べて図8と図9に示すよ
うな比較的複雑な配線パターン80を得ることができる
とともに、回転中心CL方向の厚みをかなり薄くするこ
とができる。
【0029】ラミネートコイル60は、回転中心CLを
中心とする円形状の部材であり、中央には丸い穴70が
形成されている。この穴70は図7に示すようにフラン
ジ部材54の部分54Fに取り付けるための穴である。
ラミネートコイル60はこのためにリング状もしくはド
ーナツ状の部材であり、ラミネートコイル60は回転中
心CLを中心として90度毎の4つの領域PA1,PA
2,PA3,PA4を有している。
【0030】図8の領域PA1〜PA4に従って2つの
配線パターン80が形成されている。2つの配線パター
ン80,80は、たとえば直列に接続されていて、通電
制御部100からフレキシブルプリント配線板101を
通じて接続部66の電極66Aに供給される通電電流を
通すための導体パターンである。この配線パターン80
は、細い導体線が複数回巻かれるようにして形成されて
いる。2つの配線パターン80は、領域PA1〜PA4
において、中心軸(回転中心)CLを中心に左右対称形
状および上下対称形状を有している。
【0031】図8の領域PA1はマグネットのN極に対
応しており、領域PA2はマグネットのS極に対応して
いる。領域PA3はマグネットのN極に対応しており、
領域PA4はマグネットのS極に対応している。図9の
マグネット48は、N極とS極が交互に着磁された駆動
用の4極のマグネットである。ラミネートコイル60の
配線パターン80の数は、マグネット48のS極とN極
の合計の極数の半分である。図8と図9の例では合計の
極数は4つであり、配線パターン80は2つある。
【0032】ラミネートコイル60の一方の配線パター
ン80は、領域PA1と領域PA4に亘って図9に示す
ようにたとえば90度の角度で形成されている。同様に
してもう一つの配線パターン80も、領域PA2と領域
PA3に亘ってたとえば90度の範囲で形成されてい
る。従って、一方の配線パターン80は領域PA1に対
応するN極と領域PA4に対応するS極の磁気的なニュ
ートラルラインNLを中心として対称形状に形成されて
いる。同様にしてもう一つの配線パターン80も、領域
PA2に対応するS極と領域PA3に対応するN極の磁
気的なニュートラルラインNL1を中心として左右対称
形状に形成されている。
【0033】図8に示すように、一方の配線パターン8
0は、第1駆動配線パターン部110と第2駆動配線パ
ターン部120及び接続配線パターン部114,116
を有しており、扇形形状になっている。同様にしてもう
一つの配線パターン80も第1駆動配線パターン部11
0と第2駆動配線パターン部120及び接続配線パター
ン部114,116を有しており、扇形形状になってい
る。
【0034】図8の第1駆動配線パターン部110と第
2駆動配線パターン部120は、接続配線パターン部1
14,116により電気的に接続されている。第1駆動
配線パターン部110と第2駆動配線パターン部120
は、ラミネートコイル60の半径方向に沿って形成され
ており、半径方向外側に向かって扇形に広がった形状に
なっている。第1駆動配線パターン部110は、領域P
A1の領域において、45度の角度位置に形成されてお
り、第2駆動配線パターン部120は、領域PA4にお
いてたとえば45度の角度の位置に形成されている。同
様にして、もう一つの配線パターン80の第1駆動配線
パターン部110は、領域PA3における45度の角度
位置に形成されており、第2駆動配線パターン部120
は領域PA2の45度の角度の位置に形成されている。
接続配線パターン部114,116は、円弧状に形成さ
れており、接続配線パターン部114,116はN極と
S極のニュートラルラインNL(境界線ともいう)ある
いはニュートラルラインNL1を横切っている。接続配
線パターン部114は穴70からは近い位置にあってラ
ミネートコイル60の周辺部分に近い位置に形成されて
いる。接続配線パターン部116は、穴70に遠い位置
に形成されている。
【0035】図8の通電制御部100は、フレキシブル
プリント基板101を介して配線パターン80に対して
電流iとその反対方向の電流i1を流すようになってい
る。電流iが流れると、第1駆動配線パターン部110
における電流iの方向と第2駆動配線パターン部120
における電流iの方向は、中心軸CLからみて逆方向に
なる。したがって、フレミングの左手の法則により、第
1駆動配線パターン部110に流れる電流iにより生じ
る磁界とN極の磁界と、第2駆動配線パターン部120
に流れる電流iにより生じる磁界とS極の磁界との各々
の磁気的相互作用により、ラミネートコイル60を含む
ロータは、ステータに対してR1方向に大きな回転トル
クで回転する。
【0036】逆に電流i1が流れると、第1駆動配線パ
ターン部110における電流i1の方向と第2駆動配線
パターン部120における電流i1の方向が中心軸CL
からみて逆方向になる。したがって、フレミングの左手
の法則により、第1駆動配線パターン部110に流れる
電流i1により生じる磁界とN極の磁界と、そして第2
駆動配線パターン部120に流れる電流i1による磁界
とS極の磁界との各々の作用により、ラミネートコイル
60を含むロータは、ステータに対してR2方向に大き
な回転トルクで回転する。このロータ40のステータ4
3に対する揺動範囲(可動範囲θ)を35度に規制する
のは、機械的には、ストッパーとダンパー等により規制
が可能となる。
【0037】ただしラミネートコイル60を含むロータ
が揺動する時に、図8のラミネートコイル60の第1駆
動配線パターン部110と第2駆動配線パターン部12
0は、常に1つの対応するN極あるいはS極に対面して
いる。すなわちラミネートコイル60が可動範囲θの範
囲で揺動する場合に、第1駆動配線パターン部110は
N極の範囲で移動し、第2駆動配線パターン部120は
S極の範囲で移動する。従って、たとえば電流iの方向
に流れた場合には、同じ方向のトルクが発生し、逆方向
の電流i1が流れた場合には全て逆方向に回転トルクが
発生する。このことからマグネットのS極とN極の合計
極数に応じて回転トルクを上げることができる。
【0038】図8の実施の形態において、第1駆動配線
パターン部110、第2駆動配線パターン部120、接
続配線パターン部114,116は同じ細い導体部を必
要ターン分並べて形成することで構成されている。特
に、第1駆動配線パターン部110と第2駆動配線パタ
ーン部120では、同じ幅の細い導体部の間隔がラミネ
ートコイル60の中心側から外周側に向けて徐々に拡が
るように配列されている。つまり、第1駆動配線パター
ン部110と第2駆動配線パターン部120は半径方向
内側から外側に拡がる略扇形状になっている。上述の点
ついては、以下に示す本発明の他の実施の形態について
も同じである。
【0039】本発明の実施の形態において、ラミネート
コイル60は従来の巻線コイルに比べて非常に薄く形成
でき、任意の形状が得られ、図8と図9に示すラミネー
トコイル60は回転中心CL方向に関する厚みを薄くす
ることができる。配線パターン80は凹型形状であって
も自由に形成することができる。このために図7のモー
タ30の軸方向に関する薄型化および小型化と軽量化が
図れる。そして、図8において電流iを流した場合には
N極およびS極においてフレミングの左手の法則により
同じ方向に回転トルクが発生する。また電流i1を流し
た場合には、N極とS極に対応して逆方向に回転トルク
を発生することができる。
【0040】図8と図9の図示例の場合には、マグネッ
トのN極とS極の極数とラミネートコイル60の領域の
数が4つあるので、可動範囲θにおける揺動のための大
きな回転トルクを得ることができる。ラミネートコイル
60を用いることにより、通常の線材を巻いて形成する
巻線コイルでは不可能なパターンが形成できる。図8と
図9に示した実施の形態では、2つの配線パターン80
と4極のマグネットを用いている。
【0041】図10と図11は、本発明の別の実施の形
態を示しており、3つの配線パターン80と6つの極数
を有するマグネット48を用いている。
【0042】マグネット48にはN極とS極が交互に着
磁されており合計6極配列されている。これに対応して
図10に示すようにラミネートコイル60の3つの配線
パターン80は、60度毎に6つの領域PA1,PA
2,PA3,PA4,PA5,PA6に分かれている。
ロータの可動範囲θはたとえば35度である。配線パタ
ーン80については、領域PA1,PA3,PA5がマ
グネット48のS極に対応しており、PA2,PA4,
PA6がマグネット48のN極に対応している。領域P
A1,PA3,PA5には、第2駆動配線パターン部1
20が対面しており、領域PA2,PA4,PA6は第
1駆動配線パターン部110が対面している。これらの
第1駆動配線パターン部110と第2駆動配線パターン
部120は、接続配線パターン部114,116により
接続されている。
【0043】このように図10と図11は6極着磁され
た場合のラミネートコイル60とマグネット48の例を
示している。図10と図11のラミネートコイル60の
3つの配線パターン80は、120度毎に中心軸CLを
中心として配列されており、これらの配線パターン80
は直列に電気的に接続されている。図8と図10のいず
れの実施の形態においても、配線パターン80の形成さ
れている中心位置と、マグネットのS極とN極の配列の
中心位置は、アームを所定の角度である可動範囲θで回
転させる回転中心CLと一致している。このように配置
することにより、第1駆動配線パターン部110と第2
駆動配線パターン部120の形成する角度により、概略
必要とする可動範囲θをある程度自由に決定することが
可能となる。
【0044】また図示はしていないが、たとえばマグネ
ットのS極とN極の合計の極数が8極である場合には、
ラミネートコイル60は4つの配線パターン80を設け
るようにしてもよい。これらの配線パターン80の形成
される角度は90度毎に配置されており、各配線パター
ン80の駆動用の角度は45度である。この駆動用の角
度とは、第1駆動配線パターン部110と第2駆動配線
パターン部120の形成する角度である。図9の配線パ
ターン80の駆動部分の角度Eは90度であり、図11
の実施の形態での配線パターン80の駆動部分の角度E
は60度である。
【0045】図12は、上述したラミネートコイル60
の配線パターン80の形成プロセスの例を示している。
図12(A)〜(C)は、リソグラフィ工程を示してお
り、図12(D)〜(I)はメッキ工程とスルーホール
工程等を示している。図12(A)では、たとえばアル
ミニウム基板部200に対して感光剤201が形成され
ている。その後図12(B)に示すようにマスク203
を配置して、光を当てることにより、図12(C)に示
すレジスト202を形成する。図12(D)では、1次
メッキ工程により、レジスト202間に導体部204が
形成される。図12(E)でワニス205の処理をし、
図12(F)でガラスクロス等の絶縁材やエポキシ接着
剤206を中間に入れ転着する。図12(G)ではスル
ーホール穴207をあけている。図12(H)でエッチ
ング処理によりアルミ基板部200を削除し、2次メッ
キ工程により最終導体204を形成している。図12
(I)では、ソルダーレジスト208の処理を示してい
る。以上が、ラミネートコイル60の形成プロセスであ
る。
【0046】このように、本発明の実施の形態のヘッド
アクチュエータおよびこのヘッドアクチュエータを有す
る磁気記録再生装置は、ラミネートコイル(ラミーコイ
ルとも言う)を用いているので、モータ30の軸方向の
薄型化および小型化を図ることができる。そしてたとえ
ば図8と図9に示すように電流iが流れるとマグネット
48のN極とS極に対して同じ方向に回転トルクが働く
ように、ラミネートコイル60の配線パターン80の第
1駆動配線パターン部110と第2駆動配線パターン部
120が形成されている。従ってマグネットの極数分、
すなわちラミネートコイル60の第1駆動配線パターン
部110と第2駆動配線パターン部120の数だけ大き
な回転トルクを得ることができる。電流iが流れると回
転中心CLを中心に一方向にロータが角度θ回り、電流
i1が流れると回転中心CLを中心にロータが反対方向
に角度θ回る。図7のモータ33の構造は薄型化と小型
化が図れ簡単になる。配線パターン80は、従来のよう
に線材を固めて巻線コイルを作るのではないので、従来
のように樹脂で固める等の工程が不要であり、コストダ
ウンおよび電気的な信頼性を上げることができる。
【0047】図13は、本発明のさらに別の実施の形態
を示している。図13は、図7と同様にして描かれてい
るモータ33の断面構造例である。図13のモータ33
で異なるのは、図7で用いられているラミネートコイル
60に代えて通常の基板990を用いており、この基板
990の内面側に巻線コイル960が形成されている。
この巻線コイル960は、巻芯に対して人手あるいは機
械的に線材を巻いて形成することができるコイルであ
る。巻線コイル960の巻線形状は、図8や図10に示
すような配線パターン80を有している。このように巻
線コイル960を用いても、本発明の小型でかつ薄型の
モータ33を得ることができる。
【0048】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、磁気記録
再生装置としてハードディスクドライブ装置を例に挙げ
ている。しかしこれに限らず、ある角度範囲を制御する
装置への応用が考えられる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁気ヘッドおよびアームを所定の角度で回転させる場合
に小型化および薄型化を図ることができ、回転トルクを
大きくすることが可能で簡単な構造を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドアクチュエータを有する磁気記
録再生装置の好ましい実施の形態であるハードディスク
ドライブ装置を示す平面図。
【図2】図1のハードディスクドライブ装置の分解斜視
図。
【図3】ハードディスクドライブ装置のさらに分解した
斜視図。
【図4】ハードディスクドライブ装置の断面構造例を示
す図。
【図5】ハードディスクドライブ装置のヘッドアクチュ
エータの平面図。
【図6】図5のヘッドアクチュエータの分解斜視図。
【図7】図5のヘッドアクチュエータのA−Aにおける
断面構造例を示す図。
【図8】ラミネートコイルの配線パターンの例とマグネ
ットを示す平面図。
【図9】図8のラミネートコイルとマグネットの斜視
図。
【図10】本発明の別の実施の形態であるラミネートコ
イルとマグネットの平面図。
【図11】図10のラミネートコイルとマグネットの斜
視図。
【図12】ラミネートコイルの製造工程の一例を示す
図。
【図13】本発明のさらに別の実施の形態を示してお
り、ラミネートコイルに代えて巻線コイルを用いた例を
示す図。
【図14】従来のハードディスクドライブ装置のボイス
コイルモータを示す図。
【符号の説明】
1・・・ハードディスクドライブ装置(磁気記録再生装
置)、20・・・アーム、24・・・磁気ヘッド、30
・・・ヘッドアクチュエータ、33・・・モータ、40
・・・ロータ、43・・・ステータ、56・・・ロータ
ヨーク、60・・・ラミネートコイル、80・・・配線
パターン、110・・・第1駆動配線パターン部、11
4,116・・・接続配線パターン部、120・・・第
2駆動配線パターン部、D・・・ディスク状記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 安弘 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 篠沢 英俊 東京都大田区南久が原1−13−6 株式会 社日本計器製作所内 Fターム(参考) 5D068 AA01 BB01 CC12 EE21 GG25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体に信号を記録し前記
    ディスク状記録媒体の信号を再生するための磁気ヘッド
    と、前記磁気ヘッドを支持するアームと、前記アームを
    所定角度の範囲で回転させるモータを有するヘッドアク
    チュエータであり、 前記モータは、軸を有するステータと、前記ステータに
    対して回転するロータを有し、前記ロータは前記ステー
    タの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に支持され
    ており、 前記ステータは、前記軸を中心としてS極とN極が交互
    に着磁された駆動用のマグネットを有し、 前記ロータは、前記アームと一体であるロータヨーク
    と、前記ロータヨークと一体的に設けられており前記軸
    を中心として前記マグネットに対面して配置されている
    コイルと、を有し、 前記コイルの配線パターンは、前記マグネットの前記N
    極に対面する第1駆動配線パターン部と、前記S極に対
    面する第2駆動配線パターン部を有し、 前記第1駆動配線パターン部における通電方向と、前記
    第2駆動配線パターン部における通電方向が、反対にな
    るように形成されており、 前記コイルの配線パターンの数は、前記マグネットのS
    極とN極の合計の極数の半数であることを特徴とするヘ
    ッドアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記N極に対面する前記ラミネートコイ
    ルの第1駆動配線パターン部と前記S極に対面する前記
    ラミネートコイルの第2駆動配線パターン部を接続する
    接続配線パターン部は、前記駆動マグネットの前記S極
    と前記N極の境界線を直交する方向に形成されている請
    求項1に記載のヘッドアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 複数の前記コイルが配列されている中心
    位置と、前記マグネットのS極とN極の配列の中心位置
    は、前記アームを所定角度の範囲で回転させる回転中心
    である請求項1に記載のヘッドアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 複数の前記コイルは、ラミネートコイル
    または巻線コイルである請求項1に記載のヘッドアクチ
    ュエータ。
  5. 【請求項5】 ディスク状記録媒体に信号を記録し前記
    ディスク状記録媒体の信号を再生するための磁気ヘッド
    と、前記磁気ヘッドを支持するアームと、前記アームを
    所定角度の範囲で回転させるモータを有するヘッドアク
    チュエータを有する磁気記録再生装置であり、 前記モータは、軸を有するステータと、前記ステータに
    対して回転するロータを有し、前記ロータは前記ステー
    タの前記軸に対して軸受けを介して回転自在に支持され
    ており、 前記ステータは、前記軸を中心としてS極とN極が交互
    に着磁された駆動用のマグネットを有し、 前記ロータは、前記アームと一体であるロータヨーク
    と、前記ロータヨークと一体的に設けられており前記軸
    を中心として前記マグネットに対面して配置されている
    コイルと、を有し、 前記コイルの配線パターンは、前記マグネットの前記N
    極に対面する第1駆動配線パターン部と、前記S極に対
    面する第2駆動配線パターン部を有し、 前記第1駆動配線パターン部における通電方向と、前記
    第2駆動配線パターン部における通電方向が、反対にな
    るように形成されており、 前記コイルの配線パターンの数は、前記マグネットのS
    極とN極の合計の極数の半数であることを特徴とするヘ
    ッドアクチュエータを有する磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記N極に対面する前記ラミネートコイ
    ルの第1駆動配線パターン部と前記S極に対面する前記
    ラミネートコイルの第2駆動配線パターン部を接続する
    接続配線パターン部は、前記駆動マグネットの前記S極
    と前記N極の境界線を直交する方向に形成されている請
    求項5に記載のヘッドアクチュエータを有する磁気記録
    再生装置。
  7. 【請求項7】 複数の前記コイルが配列されている中心
    位置と、前記マグネットのS極とN極の配列の中心位置
    は、前記アームを所定角度の範囲で回転させる回転中心
    である請求項5に記載のヘッドアクチュエータを有する
    磁気記録再生装置。
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