JP2003058424A - デジタルデータの改竄検出プログラム,改竄検出方法並びに改竄検出装置 - Google Patents

デジタルデータの改竄検出プログラム,改竄検出方法並びに改竄検出装置

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JP2003058424A
JP2003058424A JP2001246256A JP2001246256A JP2003058424A JP 2003058424 A JP2003058424 A JP 2003058424A JP 2001246256 A JP2001246256 A JP 2001246256A JP 2001246256 A JP2001246256 A JP 2001246256A JP 2003058424 A JP2003058424 A JP 2003058424A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタルデータの改竄を簡便かつ高精度に検出
する。 【解決手段】アドレス演算部14は、アドレスカウンタ
12が示すアドレスADR1に格納されるデジタルデータDa
ta1を読み出し、デジタルデータのアドレスADR2を示す
値にアドレス変換する。照合値演算部16は、アドレス
ADR2に格納されるデジタルデータData2を読み出し、改
竄検出用の照合値を演算する。そして、演算された照合
値は、表示装置や印刷装置からなる出力部18に出力さ
れる。従って、デジタルデータ値がアドレス値に変換さ
れ、そのアドレスに格納されるデジタルデータに基づい
て照合値が求められるため、デジタルデータの一部を書
き換えた場合でも、その影響がデジタルデータ全体に波
及する。このため、デジタルデータの改竄を覆い隠すこ
とが困難となり、その改竄を簡便かつ高精度に検出する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータの
改竄を簡便かつ高精度に検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車は、車載のコントロールユ
ニットにより、エンジン制御,ブレーキ制御などが電子
的に行われている。エンジン制御においては、機関出力
と排気性状との両立を図るべく、種々の実験などを通し
て得られた最適な制御データが用いられている。一方、
市場の一部においては、排気性状が低下することも配慮
せずに、機関出力のみを向上させるべく、最適に設定さ
れた制御データを書き換える不法改造が行われているこ
とも否めない。このため北米では、排気規制強化の一環
として、コントロールユニットの不法改造を防止すべ
く、CVN(Calibration Verification Number)を端
末装置に出力することを義務付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、プログラム
(制御データも含む)のチェックサムをCVNとして出
力しているが、次のような問題があった。即ち、チェッ
クサムは、プログラムデータを単純に加算した総和なの
で、加減算した分をダミーデータなどで打ち消すように
すれば、CVNを変えずにプログラムの改竄が可能であ
った。このため、チェックサム方式では、プログラムの
改竄を高精度に検出することはできなかった。また、チ
ェックサム方式の他、例えば、特開平8−137762
号公報に開示されるパリティチェック方式も提案されて
いるが、プログラムの改竄を簡便かつ高精度に検出する
ことは困難であった。
【0004】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、デジタルデータ値をアドレス値に変換し、そ
のアドレスに格納されているデジタルデータ値に対して
所定演算を施して照合値を算出することで、デジタルデ
ータの改竄を簡便かつ高精度に検出できるようにしたデ
ジタルデータの改竄検出技術を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
のデジタルデータの改竄検出プログラムに係る発明で
は、デジタルデータの各アドレスに格納される値に対し
て、該デジタルデータのアドレスを示すようにアドレス
演算を行うアドレス演算機能と、該アドレス演算機能に
より演算された各アドレスに格納される値に対して所定
演算を施し、改竄検出用の照合値を求める照合値演算機
能と、をコンピュータに実現させることを特徴とする。
【0006】請求項2記載のデジタルデータの改竄検出
プログラムに係る発明では、前記アドレス演算機能は、
前記デジタルデータの各アドレスに格納される値を、該
デジタルデータのアドレスとすることを特徴とする。請
求項3記載のデジタルデータの改竄検出プログラムに係
る発明では、前記アドレス演算機能は、前記デジタルデ
ータの各アドレス周辺に格納される複数の値に対して四
則演算を施し、該デジタルデータのアドレスを演算する
ことを特徴とする。
【0007】請求項4記載のデジタルデータの改竄検出
プログラムに係る発明では、前記照合値演算機能は、前
記アドレス演算機能により演算されたアドレスを、前記
デジタルデータの絶対アドレスを示すものとして、改竄
検出用の照合値を求めることを特徴とする。請求項5記
載のデジタルデータの改竄検出プログラムに係る発明で
は、前記照合値演算機能は、前記アドレス演算機能によ
り演算されたアドレスを、前記デジタルデータの相対ア
ドレスを示すものとして、改竄検出用の照合値を求める
ことを特徴とする。
【0008】請求項6記載のデジタルデータの改竄検出
プログラムに係る発明では、前記照合値演算機能により
演算された照合値に基づいて、前記デジタルデータの改
竄が行われたか否かを判定する改竄判定機能を備えたこ
とを特徴とする。請求項7記載のデジタルデータの改竄
検出プログラムに係る発明では、前記改竄判定機能によ
り改竄が行われたと判定されたときに、その旨を出力す
る改竄出力機能を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項8記載のデジタルデータの改竄検出
方法に係る発明では、デジタルデータの各アドレスに格
納される値に対して、該デジタルデータのアドレスを示
すようにアドレス演算を行うアドレス演算工程と、該ア
ドレス演算工程により演算された各アドレスに格納され
る値に対して所定演算を施し、改竄検出用の照合値を求
める照合値演算工程と、を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項9記載のデジタルデータの改竄検出
方法に係る発明では、前記アドレス演算工程は、前記デ
ジタルデータの各アドレスに格納される値を、該デジタ
ルデータのアドレスとすることを特徴とする。請求項1
0記載のデジタルデータの改竄検出方法に係る発明で
は、前記アドレス演算工程は、前記デジタルデータの各
アドレス周辺に格納される複数の値に対して四則演算を
施し、該デジタルデータのアドレスを演算することを特
徴とする。
【0011】請求項11記載のデジタルデータの改竄検
出方法に係る発明では、前記照合値演算工程は、前記ア
ドレス演算工程により演算されたアドレスを、前記デジ
タルデータの絶対アドレスを示すものとして、改竄検出
用の照合値を求めることを特徴とする。請求項12記載
のデジタルデータの改竄検出方法に係る発明では、前記
照合値演算工程は、前記アドレス演算工程により演算さ
れたアドレスを、前記デジタルデータの相対アドレスを
示すものとして、改竄検出用の照合値を求めることを特
徴とする。
【0012】請求項13記載のデジタルデータの改竄検
出方法に係る発明では、前記照合値演算工程により演算
された照合値に基づいて、前記デジタルデータの改竄が
行われたか否かを判定する改竄判定工程を備えたことを
特徴とする。請求項14記載のデジタルデータの改竄検
出方法に係る発明では、前記改竄判定工程により改竄が
行われたと判定されたときに、その旨を出力する改竄出
力工程を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項15記載のデジタルデータの改竄検
出装置に係る発明では、デジタルデータの各アドレスに
格納される値に対して、該デジタルデータのアドレスを
示すようにアドレス演算を行うアドレス演算手段と、該
アドレス演算手段により演算された各アドレスに格納さ
れる値に対して所定演算を施し、改竄検出用の照合値を
求める照合値演算手段と、を含んで構成されたことを特
徴とする。
【0014】請求項16記載のデジタルデータの改竄検
出装置に係る発明では、前記アドレス演算手段は、前記
デジタルデータの各アドレスに格納される値を、該デジ
タルデータのアドレスとすることを特徴とする。請求項
17記載のデジタルデータの改竄検出装置に係る発明で
は、前記アドレス演算手段は、前記デジタルデータの各
アドレス周辺に格納される複数の値に対して四則演算を
施し、該デジタルデータのアドレスを演算することを特
徴とする。
【0015】請求項18記載のデジタルデータの改竄検
出装置に係る発明では、前記照合値演算手段は、前記ア
ドレス演算手段により演算されたアドレスを、前記デジ
タルデータの絶対アドレスを示すものとして、改竄検出
用の照合値を求めることを特徴とする。請求項19記載
のデジタルデータの改竄検出装置に係る発明では、前記
照合値演算手段は、前記アドレス演算手段により演算さ
れたアドレスを、前記デジタルデータの相対アドレスを
示すものとして、改竄検出用の照合値を求めることを特
徴とする。
【0016】請求項20記載のデジタルデータの改竄検
出装置に係る発明では、前記照合値演算手段により演算
された照合値に基づいて、前記デジタルデータの改竄が
行われたか否かを判定する改竄判定手段を備えたことを
特徴とする。請求項21記載のデジタルデータの改竄検
出装置に係る発明では、前記改竄判定手段により改竄が
行われたと判定されたときに、その旨を出力する改竄出
力手段を備えたことを特徴とする。
【0017】ここで、各請求項に記載された発明の作用
について説明する。請求項1,8及び15に記載の発明
によれば、先ず、デジタルデータの各アドレスに格納さ
れる値に対して、デジタルデータのアドレスを示すよう
にアドレス演算が行われる。そして、演算された各アド
レスに格納される値に対して所定演算が施され、改竄検
出用の照合値が求められる。即ち、デジタルデータ値が
アドレス値に変換され、そのアドレスに格納されている
デジタルデータに基づいて照合値が求められる。このた
め、デジタルデータの一部を書き換えただけでも、その
影響がデジタルデータ全体に波及するので、改竄検出用
の照合値が正しい値とはかけ離れたものとなる。また、
デジタルデータの改竄を覆い隠すためには、デジタルデ
ータ全体に亘ってその値を書き換える必要があり、デジ
タルデータ自体を意味のないものとしてしまう。
【0018】請求項2,9及び16に記載の発明によれ
ば、アドレス演算は、デジタルデータの各アドレスに格
納される値を、デジタルデータのアドレスとすることで
行われる。このため、アドレス演算が極めて簡単なもの
となり、アドレス演算に要する処理負荷が著しく軽減さ
れる。なお、アドレス演算が簡単であっても、デジタル
データの各アドレスに格納される値がそのまま照合値を
演算するために使用されないので、改竄を覆い隠すこと
はおいそれとはできない。
【0019】請求項3,10及び17に記載の発明によ
れば、アドレス演算は、デジタルデータの各アドレス周
辺に格納される複数の値に対して四則演算を施すことで
行われる。このため、四則演算の組み合わせを種々変更
することで、アドレス演算を複雑にすることができ、デ
ジタルデータの改竄が一層困難となる。請求項4,11
及び18に記載の発明によれば、改竄検出用の照合値
は、アドレス演算により演算されたアドレスを、デジタ
ルデータの絶対アドレスを示すものとして求められる。
このため、アドレッシングが極めて簡単なものとなり、
アドレッシングに要する処理負荷が著しく軽減される。
【0020】請求項5,12及び19に記載の発明によ
れば、改竄検出用の照合値は、アドレス演算により演算
されたアドレスを、デジタルデータの相対アドレスを示
すものとして求められる。このため、絶対アドレスを用
いる方法と比べてアドレッシングが多少複雑になるが、
処理内容の解析が著しく困難となり、デジタルデータの
改竄が一層困難となる。
【0021】請求項6,13及び20に記載の発明によ
れば、改竄検出用の照合値に基づいて、デジタルデータ
の改竄が行われたか否かが自動的に判定される。ここ
で、デジタルデータの改竄が行われたか否かは、例え
ば、改竄が行われていないときの照合基準値と照合値と
を比較することで判定可能である。請求項7,14及び
21に記載の発明によれば、デジタルデータの改竄が行
われたと判定されると、その旨が出力される。このた
め、デジタルデータの改竄検出作業を行う作業者は、出
力結果を見るだけでよく、その労力が軽減される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,8及び
15に記載の発明によれば、デジタルデータの一部を書
き換えただけでも、改竄検出用の照合値が正しい値とは
かけ離れたものとなるので、デジタルデータの改竄を簡
便かつ高精度に検出することができる。
【0023】請求項2,9及び16に記載の発明によれ
ば、アドレス演算が極めて簡単なものとなり、アドレス
演算に要する処理負荷を著しく軽減させることができ
る。請求項3,10及び17に記載の発明によれば、四
則演算の組み合わせを種々変更することで、アドレス演
算を複雑にすることができ、デジタルデータの改竄を一
層困難とすることができる。
【0024】請求項4,11及び18に記載の発明によ
れば、アドレッシングが極めて簡単なものとなり、アド
レッシングに要する処理負荷を著しく軽減させることが
できる。請求項5,12及び19に記載の発明によれ
ば、処理内容の解析が著しく困難となり、デジタルデー
タの改竄を一層困難とすることができる。
【0025】請求項6,13及び20に記載の発明によ
れば、デジタルデータの改竄が行われたか否かを自動的
に判定することができる。請求項7,14及び21に記
載の発明によれば、デジタルデータの改竄検出に要する
労力を軽減させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図1は、本発明を具現化したデジタ
ルデータの改竄検出装置(以下「改竄検出装置」とい
う)を示す。改竄検出装置10は、少なくとも中央処理
装置(CPU)とメモリとを備えたコンピュータ上に構
築され、メモリにロードされたプログラムによって各種
機能が実現される。
【0027】改竄検出装置10は、アドレスカウンタ1
2と、アドレス演算部14と、照合値演算部16と、出
力部18と、を含んで構成される。また、改竄検出装置
10による改竄検出対象となるデジタルデータは、ハー
ドディスク,ROM,CD−ROM,DVD−ROMな
どの記憶装置20に記憶される。ここで、デジタルデー
タとしては、例えば、コンピュータプログラム,自動車
の各種制御に用いられる制御プログラム及び制御マッ
プ,デジタル著作物などが含まれる。
【0028】アドレスカウンタ12は、記憶装置20に
おけるデジタルデータのアドレスADR1を示す。デジタル
データの改竄検出処理を開始するときには、アドレスカ
ウンタ12は、改竄検出対象となるデジタルデータの先
頭アドレスを示し、処理進行に伴いそのアドレスが順次
カウントアップされる。ここで、記憶装置20に複数の
デジタルデータが記憶されている場合を想定し、その中
から任意の1つを選択指定できるようにすることが望ま
しい。この場合、アドレスカウンタ12は、選択指定さ
れたデジタルデータの先頭アドレスを示すこととなる。
【0029】アドレス演算部14では、アドレスカウン
タ12が示すアドレスADR1に基づいて、記憶装置20か
ら、アドレスADR1に格納されているデジタルデータData
1が読み出される。そして、読み出されたデジタルデー
タData1に対して、四則演算などの所定演算が施され、
改竄検出用の照合値を演算する基準となるデジタルデー
タのアドレスADR2が演算される。なお、アドレス演算部
14により、アドレス演算機能,アドレス演算工程及び
アドレス演算手段が実現される。
【0030】照合値演算部16では、アドレス演算部1
4により演算されたアドレスADR2に基づいて、記憶装置
20から、アドレスADR2に格納されているデジタルデー
タData2が読み出される。そして、読み出されたデジタ
ルデータData2に対して、積算などの所定演算が施さ
れ、改竄検出用の照合値が演算される。なお、照合値演
算部16により、照合値演算機能,照合値演算工程及び
照合値演算手段が実現される。
【0031】出力部18は、照合値演算部16により演
算された照合値を可視的に出力すべく、CRT(Cathod
e Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)など
の表示装置,プリンタなどの印刷装置から構成される。
ここで、出力部18には、改竄検出対象となるデジタル
データの照合基準値(改竄がない場合の照合値)を併せ
て出力することが望ましい。なお、出力部18により、
改竄出力機能,改竄出力工程及び改竄出力手段が実現さ
れる。
【0032】次に、かかる構成からなる改竄検出装置1
0の作用について、図2に示すフローチャートを参照し
つつ説明する。ステップ1(図では「S1」と略記す
る。以下同様)では、アドレスカウンタ12が示すデジ
タルデータのアドレスADR1が設定される。即ち、ユーザ
によりデジタルデータが選択指定された場合には、アド
レスADR1には、記憶装置20におけるそのデジタルデー
タの先頭アドレスが設定される。一方、記憶装置20に
デジタルデータが1つのみ記憶されている場合には、ア
ドレスADR1には、記憶装置20の先頭アドレスが設定さ
れる。
【0033】ステップ2では、改竄検出用の照合値CVN
が0に初期化される。ステップ3では、記憶装置20か
ら、アドレスADR1に格納されているデジタルデータData
1が読み出される。ステップ4では、読み出されたデジ
タルデータData1に対して所定演算が施され、照合値CVN
を演算する基準となるデジタルデータのアドレスADR2が
演算される。ここで、所定演算としては、デジタルデー
タData1をそのままアドレスADR2とする演算も含まれ
る。なお、ステップ3及びステップ4における処理が、
アドレス演算機能,アドレス演算工程及びアドレス演算
手段に該当する。
【0034】ステップ5では、記憶装置20から、アド
レスADR2に格納されているデジタルデータData2が読み
出される。ステップ6では、照合値CVNの積算を行うべ
く、照合値CVNに対してデジタルデータData2が加算され
る。なお、ステップ5及びステップ6における処理が、
照合値演算機能,照合値演算工程及び照合値演算手段に
該当する。
【0035】ステップ7では、照合値CVNの演算が終了
したか否か、即ち、改竄検出対象となるデジタルデータ
の最後まで処理が終了したか否かが判定される。そし
て、照合値CVNの演算が終了したならばステップ8へと
進み(Yes)、出力部18に照合値CVNが出力され
る。一方、照合値CVNの演算が終了していなければステ
ップ9へと進み(No)、アドレスADR1がカウントアッ
プされる。
【0036】なお、照合値を出力する代わりに、照合値
が照合基準値と一致しないときに、デジタルデータの改
竄が行われたと判定し、その旨を出力部18に出力する
ようにしてもよい。この場合、改竄判定処理が、改竄判
定機能,改竄判定工程及び改竄判定手段に該当する。次
に、図3に示すデジタルデータを用いて、改竄検出装置
10において、改竄検出用の照合値がどのように演算さ
れるかを説明する。なお、改竄検出装置10の初期状態
においては、アドレスカウンタ12が示すアドレスADR1
には1が設定されているものとする。 (第1実施例)第1実施例では、図4に示すように、ア
ドレスADR1に格納されているデジタルデータData1を絶
対アドレスADR2として、そこに格納されているデジタル
データData2により照合値CVNが演算される。
【0037】即ち、アドレスADR1=1のときには、アド
レス1に格納されているデジタルデータが読み出され、
これがデジタルデータData1(5)となる。デジタルデ
ータData1は、改竄検出用の照合値を演算する基準とな
るデジタルデータ(以下「基準データ」という)の絶対
アドレスADR2を示しているので、アドレス5に格納され
ているデジタルデータが読み出され、これがデジタルデ
ータData2(7)となる。そして、照合値CVN(0)に対
してデジタルデータData2が加算され、照合値CVNが
「7」となる。
【0038】アドレスADR1=2のときには、アドレス2
に格納されているデジタルデータが読み出され、これが
デジタルデータData1(7)となる。デジタルデータDat
a1は基準データの絶対アドレスADR2を示しているので、
アドレス7に格納されているデジタルデータが読み出さ
れ、これがデジタルデータData2(10)となる。そし
て、照合値CVN(7)に対してデジタルデータData2が加
算され、照合値CVNが「17」となる。
【0039】このような処理を順次繰り返すと、照合値
CVNが「60」となる。そして、この照合値CVNと照合基
準値とを比較することで、デジタルデータが改竄された
か否かが検出される。ここで、デジタルデータの改竄に
よる照合値の変化について説明する。図5に示すよう
に、アドレス5のデジタルデータが「7」から「6」に
書き換えられたとする。アドレスADR1=1のときには、
図6に示すように、アドレス1に格納されているデジタ
ルデータが読み出され、これがデジタルデータData1
(5)となる。デジタルデータData1は基準データの絶
対アドレスADR2を示しているので、アドレス5に格納さ
れているデジタルデータが読み出され、これがデジタル
データData2(6)となる。そして、照合値CVN(0)に
対してデジタルデータData2が加算され、照合値CVNが
「6」となる。このような処理をデジタルデータの最後
まで繰り返すと、照合値CVNが「52」となる。従っ
て、照合値CVNは照合基準値(60)と異なるので、デ
ジタルデータが改竄されたことが検出される。
【0040】デジタルデータの改竄が検出されないよう
にするためには、照合値CVNを照合基準値に一致させる
べく、アドレス5以外のデジタルデータを書き換えて辻
褄を合わせなければならない。アドレス5に格納されて
いるデジタルデータが基準データの絶対アドレスADR2と
して用いられるとき、その基準データは本来「7」であ
るから、アドレス6におけるデジタルデータを「7」に
書き換えなければならない。しかし、図6に示す例で
は、アドレスADR1=5のとき、アドレス6に格納されて
いるデジタルデータが基準データとして用いられるの
で、アドレス5及び6以外のデジタルデータをさらに書
き換える必要がある。そこで、他のアドレスにおけるデ
ジタルデータを書き換えると、この書き換えにより、さ
らに他のアドレスを書き換える必要が生じてしまう。
【0041】従って、デジタルデータの一部を書き換え
た場合でも、その書き換えが検出されないようにするた
めには、デジタルデータの全域に亘ってその値を書き換
える必要があり、おいそれとは辻褄を合わせることがで
きない。また、デジタルデータの全域に亘ってその値を
書き換えると、デジタルデータ自体が意味のないものと
なってしまうため、書き換えの目的が達成できず、その
改竄が極めて困難であるともいえる。 (第2実施例)第2実施例では、図7に示すように、ア
ドレスADR1に格納されているデジタルデータData1を相
対アドレスとして、アドレスADR1に対する絶対アドレス
ADR2を求め、そこに格納されているデジタルデータData
2により照合値CVNが演算される。
【0042】即ち、アドレスADR1=1のときには、アド
レス1に格納されているデジタルデータが読み出され、
これがデジタルデータData1(5)となる。デジタルデ
ータData1は、アドレスADR1(1)に対する相対アドレ
スを示しているので、アドレスADR1に対するアドレス演
算により、基準データの絶対アドレスADR2(6)が算出
される。基準データの絶対アドレスADR2が算出される
と、アドレス6に格納されているデジタルデータが読み
出され、これがデジタルデータData2(5)となる。そ
して、照合値CVN(0)に対してデジタルデータData2が
加算され、照合値CVNが「5」となる。このような処理
を順次繰り返すことで、デジタルデータの照合値CVNが
「54」となる。 (第3実施例)第3実施例では、図8に示すように、ア
ドレスADR1及びこれに連続するアドレスに格納されてい
るデジタルデータData1の和を絶対アドレスADR2とし
て、そこに格納されているデジタルデータData2により
照合値CVNが演算される。
【0043】即ち、アドレスADR1=1のときには、アド
レス1及び2に格納されているデジタルデータが読み出
され、これがデジタルデータData1(5,7)となる。
デジタルデータData1の和は、基準データの絶対アドレ
スADR2を示しているので、アドレス2に格納されている
デジタルデータが読み出され、これがデジタルデータDa
ta2(7)となる。ここで、デジタルデータData1の和
は、5+7=12となるが、アドレス12はデジタルデ
ータの範囲外を示しているので、デジタルデータの範囲
内を示すように、例えば、モジュロ演算により調整され
て「2」となる。これは、デジタルデータの値がその範
囲外となったときも同様である。そして、照合値(0)
に対してデジタルデータData2が加算され、照合値CVNが
「7」となる。
【0044】アドレスADR1=2のときには、アドレス2
及び3に格納されているデジタルデータが読み出され、
これがデジタルデータData1(7,2)となる。デジタ
ルデータData1の和は、基準データの絶対アドレスADR2
を示しているので、アドレス9(7+2)に格納されて
いるデジタルデータが読み出され、これがデジタルデー
タData2(3)となる。そして、照合値(7)に対して
デジタルデータData2が加算され、照合値CVNが「10」
となる。
【0045】このような処理を順次繰り返すことで、デ
ジタルデータの照合値CVNが「56」となる。 (第4実施例)第4実施例では、図9に示すように、ア
ドレスADR1及びこれに連続するアドレスに格納されてい
るデジタルデータData1の差を相対アドレスとして、ア
ドレスADR1に対する絶対アドレスADR2を求め、そこに格
納されているデジタルデータData2により照合値CVNが演
算される。
【0046】即ち、アドレスADR1=1のときには、アド
レス1及び2に格納されているデジタルデータが読み出
され、これがデジタルデータData1(5,7)となる。
デジタルデータData1の差(7−5=2)は、アドレスA
DR1(1)に対する相対アドレスを示しているので、ア
ドレスADR1に対するアドレス演算により、基準データの
絶対アドレスADR2(3)が算出される。基準データの絶
対アドレスADR2が算出されると、アドレス3に格納され
ているデジタルデータが読み出され、これがデジタルデ
ータData2(2)となる。そして、照合値CVN(0)に対
してデジタルデータData2が加算され、照合値CVNが
「2」となる。このような処理を順次繰り返すことで、
デジタルデータの照合値CVNが「51」となる。
【0047】従って、本発明による改竄検出技術によれ
ば、デジタルデータの一部を書き換えただけでも、その
影響がデジタルデータ全体に波及するため、その検出が
高精度に行われる。この場合、デジタルデータの照合値
は、デジタルデータから演算されたアドレスに格納され
た値に基づいて求められるため、アドレス演算が極めて
簡単なものであっても、そのアドレス演算が解析され難
いという特徴がある。このため、悪意を持ってデジタル
データを改竄した者が、改竄された事実を覆い隠そうと
しても、その行為に要する労力が極めて大であるばかり
でなく、デジタルデータ自体を意味のないものとしてし
まう。
【0048】かかる構成からなる改竄検出装置10は、
例えば、自動車のコントロールユニットの改竄を検出し
たり、コンピュータプログラムの改竄を検出することに
利用可能である。ここで、自動車のコントロールユニッ
トの改竄を検出する場合には、本発明に係る改竄検出装
置10をコントロールユニット上に構築し、自己診断を
行うように構成してもよい。そして、コントロールユニ
ットの改竄が検出されたときには、例えば、ダッシュパ
ネルに取り付けられた警告灯を点灯させたり、エンジン
が始動できないように制御してもよい。このようにすれ
ば、自動車の排気性状が低下する不法改造を効果的に防
止することができる。
【0049】このような機能を実現するプログラムを、
例えば、磁気テープ,磁気ディスク,磁気ドラム,IC
カード,CD−ROM,DVD−ROM等のコンピュー
タ読取可能な記録媒体に記録しておけば、本発明に係る
改竄検出プログラムを市場に流通させることができる。
そして、かかる記録媒体を取得した者は、一般的なコン
ピュータを利用して、本発明に係る改竄検出装置を容易
に構築することができる。
【0050】また、インターネットに接続されたサーバ
上に、本発明に係る改竄検出プログラムを登録させてお
けば、電気通信回線を介して、かかるプログラムをダウ
ンロードすることで、本発明に係る改竄検出装置を容易
に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具現化した改竄検出装置の構成図
【図2】改竄検出装置の処理内容を示すフローチャート
【図3】改竄検出対象となるデジタルデータの一例を示
す説明図
【図4】照合値演算処理の第1実施例を示す説明図
【図5】デジタルデータの改竄例を示す説明図
【図6】改竄されたデジタルデータの照合値演算処理の
説明図
【図7】照合値演算処理の第2実施例を示す説明図
【図8】照合値演算処理の第3実施例を示す説明図
【図9】照合値演算処理の第4実施例を示す説明図
【符号の説明】 10 改竄検出装置 12 アドレスカウンタ 14 アドレス演算部 16 照合値演算部 18 出力部 20 記憶装置

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタルデータの各アドレスに格納される
    値に対して、該デジタルデータのアドレスを示すように
    アドレス演算を行うアドレス演算機能と、 該アドレス演算機能により演算された各アドレスに格納
    される値に対して所定演算を施し、改竄検出用の照合値
    を求める照合値演算機能と、 をコンピュータに実現させるためのデジタルデータの改
    竄検出プログラム。
  2. 【請求項2】前記アドレス演算機能は、前記デジタルデ
    ータの各アドレスに格納される値を、該デジタルデータ
    のアドレスとすることを特徴とする請求項1記載のデジ
    タルデータの改竄検出プログラム。
  3. 【請求項3】前記アドレス演算機能は、前記デジタルデ
    ータの各アドレス周辺に格納される複数の値に対して四
    則演算を施し、該デジタルデータのアドレスを演算する
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタルデータの改竄
    検出プログラム。
  4. 【請求項4】前記照合値演算機能は、前記アドレス演算
    機能により演算されたアドレスを、前記デジタルデータ
    の絶対アドレスを示すものとして、改竄検出用の照合値
    を求めることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
    か1つに記載のデジタルデータの改竄検出プログラム。
  5. 【請求項5】前記照合値演算機能は、前記アドレス演算
    機能により演算されたアドレスを、前記デジタルデータ
    の相対アドレスを示すものとして、改竄検出用の照合値
    を求めることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
    か1つに記載のデジタルデータの改竄検出プログラム。
  6. 【請求項6】前記照合値演算機能により演算された照合
    値に基づいて、前記デジタルデータの改竄が行われたか
    否かを判定する改竄判定機能を備えたことを特徴とする
    請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のデジタルデ
    ータの改竄検出プログラム。
  7. 【請求項7】前記改竄判定機能により改竄が行われたと
    判定されたときに、その旨を出力する改竄出力機能を備
    えたことを特徴とする請求項6記載のデジタルデータの
    改竄検出プログラム。
  8. 【請求項8】デジタルデータの各アドレスに格納される
    値に対して、該デジタルデータのアドレスを示すように
    アドレス演算を行うアドレス演算工程と、 該アドレス演算工程により演算された各アドレスに格納
    される値に対して所定演算を施し、改竄検出用の照合値
    を求める照合値演算工程と、 を備えたことを特徴とするデジタルデータの改竄検出方
    法。
  9. 【請求項9】前記アドレス演算工程は、前記デジタルデ
    ータの各アドレスに格納される値を、該デジタルデータ
    のアドレスとすることを特徴とする請求項8記載のデジ
    タルデータの改竄検出方法。
  10. 【請求項10】前記アドレス演算工程は、前記デジタル
    データの各アドレス周辺に格納される複数の値に対して
    四則演算を施し、該デジタルデータのアドレスを演算す
    ることを特徴とする請求項8記載のデジタルデータの改
    竄検出方法。
  11. 【請求項11】前記照合値演算工程は、前記アドレス演
    算工程により演算されたアドレスを、前記デジタルデー
    タの絶対アドレスを示すものとして、改竄検出用の照合
    値を求めることを特徴とする請求項8〜請求項10のい
    ずれか1つに記載のデジタルデータの改竄検出方法。
  12. 【請求項12】前記照合値演算工程は、前記アドレス演
    算工程により演算されたアドレスを、前記デジタルデー
    タの相対アドレスを示すものとして、改竄検出用の照合
    値を求めることを特徴とする請求項8〜請求項10のい
    ずれか1つに記載のデジタルデータの改竄検出方法。
  13. 【請求項13】前記照合値演算工程により演算された照
    合値に基づいて、前記デジタルデータの改竄が行われた
    か否かを判定する改竄判定工程を備えたことを特徴とす
    る請求項8〜請求項12のいずれか1つに記載のデジタ
    ルデータの改竄検出方法。
  14. 【請求項14】前記改竄判定工程により改竄が行われた
    と判定されたときに、その旨を出力する改竄出力工程を
    備えたことを特徴とする請求項13記載のデジタルデー
    タの改竄検出方法。
  15. 【請求項15】デジタルデータの各アドレスに格納され
    る値に対して、該デジタルデータのアドレスを示すよう
    にアドレス演算を行うアドレス演算手段と、 該アドレス演算手段により演算された各アドレスに格納
    される値に対して所定演算を施し、改竄検出用の照合値
    を求める照合値演算手段と、 を含んで構成されたことを特徴とするデジタルデータの
    改竄検出装置。
  16. 【請求項16】前記アドレス演算手段は、前記デジタル
    データの各アドレスに格納される値を、該デジタルデー
    タのアドレスとすることを特徴とする請求項15記載の
    デジタルデータの改竄検出装置。
  17. 【請求項17】前記アドレス演算手段は、前記デジタル
    データの各アドレス周辺に格納される複数の値に対して
    四則演算を施し、該デジタルデータのアドレスを演算す
    ることを特徴とする請求項15記載のデジタルデータの
    改竄検出装置。
  18. 【請求項18】前記照合値演算手段は、前記アドレス演
    算手段により演算されたアドレスを、前記デジタルデー
    タの絶対アドレスを示すものとして、改竄検出用の照合
    値を求めることを特徴とする請求項15〜請求項17の
    いずれか1つに記載のデジタルデータの改竄検出装置。
  19. 【請求項19】前記照合値演算手段は、前記アドレス演
    算手段により演算されたアドレスを、前記デジタルデー
    タの相対アドレスを示すものとして、改竄検出用の照合
    値を求めることを特徴とする請求項15〜請求項17の
    いずれか1つに記載のデジタルデータの改竄検出装置。
  20. 【請求項20】前記照合値演算手段により演算された照
    合値に基づいて、前記デジタルデータの改竄が行われた
    か否かを判定する改竄判定手段を備えたことを特徴とす
    る請求項15〜請求項19のいずれか1つに記載のデジ
    タルデータの改竄検出装置。
  21. 【請求項21】前記改竄判定手段により改竄が行われた
    と判定されたときに、その旨を出力する改竄出力手段を
    備えたことを特徴とする請求項20記載のデジタルデー
    タの改竄検出装置。
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