JP2003058111A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2003058111A
JP2003058111A JP2001241748A JP2001241748A JP2003058111A JP 2003058111 A JP2003058111 A JP 2003058111A JP 2001241748 A JP2001241748 A JP 2001241748A JP 2001241748 A JP2001241748 A JP 2001241748A JP 2003058111 A JP2003058111 A JP 2003058111A
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Japan
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decoration
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unit
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Pending
Application number
JP2001241748A
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English (en)
Inventor
Tadahito Matsumoto
忠仁 松本
Hiroyuki Kojima
弘行 小島
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MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Electric Clocks (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 表示装置を使用する時間帯や設置環境に応
じ、メッセージ内容だけでなく装飾表示部の表示態様
(光の動き、点滅の速さ、色の組み合わせ、発光輝度、
装飾表示する/しない等)を切り換えることができる表
示装置を提供する。 【解決手段】 情報表示部に発光表示するメッセージ情
報とその表示スケジュール情報を記憶し、さらに装飾表
示部に発光表示する装飾模様の表示態様を記憶し、時刻
/日付/周囲の明るさ等の条件に応じて、装飾表示部で
の表示有無/発光表示輝度/表示態様の種類を情報表示
部とは独立して切り換えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の発光素子をプリ
ント基板上に配し、各発光素子を発光させることで所定
の文字、図形、記号、模様等を表示する装置に関するも
ので、特に文字・図形・記号等で表されるメッセージ情
報を表示する情報表示部と、この情報表示部を意匠的に
装飾発光する装飾表示部とを備えた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、LED等の発光素子をプリン
ト基板上に配置し、発光素子を点滅駆動することで文字
・文章・記号等の表示パターンを発光表示する装置が知
られている。この種の装置は、主に店舗の入口等に置か
れ集客のための宣伝や案内のメッセージを表示してお
り、近年ではメッセージ表示だけに留まらず、より高い
注目効果を得るために、メッセージ表示部の周囲に専ら
装飾発光を繰り返す装飾表示部を設けたタイプが主流と
なっている。特に青色LEDや純緑LEDの普及に伴い
装飾表示効果が格段に向上し、表示装置における装飾表
示部の位置づけが近年急速に高まってきたのである。
【0003】このようにLEDの多色化と共に表示装置
の注目効果が高まったのであるが、装置を使用する時間
帯や設置環境によっては反対に目立ち過ぎたり、雰囲気
にそぐわないという現象が生じてきた。装飾表示部が多
色化されるまでは、点滅発光が織りなす光の動きを工夫
することで注目効果を高めていたため、LEDの多色化
によって存在感が高まりすぎてしまうケースが発生して
きたのである。例えば、昼間と夜間で営業内容が変わる
店舗、昼間は「食事どころ」で夜間は「居酒屋」という
ケースでは、表示するメッセージ内容を変えることで対
応しているのであるが、装飾表示部の状態は変わらない
ため、「居酒屋」の雰囲気に合わせれば「食事どころ」
にはにぎやかすぎるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、表示装置を使用する時間帯や設置環境に応じ、
メッセージ内容だけでなく装飾表示部の表示態様(光の
動き、点滅の速さ、色の組み合わせ、発光輝度、装飾表
示する/しない 等)を切り換えることができる表示装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記のような問題
点を解決するため、プリント基板上に配列した発光素子
を適宜点滅することで文字・図形・記号・装飾模様等を
発光表示する装置において、文字・図形・記号等で表さ
れるメッセージ情報を発光表示する情報表示部と、装飾
模様を発光表示する装飾表示部と、前記情報表示部およ
び装飾表示部に表示する各種表示データとその表示条件
を記憶する記憶部と、この記憶部の内容に基づいて前記
情報表示部および装飾表示部に表示駆動信号を与える制
御部とを備え、予め設定した所定条件に応じて装飾表示
部の表示有無を情報表示部と独立して切り換えることを
特徴とする表示装置を提案する。
【0006】(2)また、プリント基板上に配列した発
光素子を適宜点滅することで文字・図形・記号・装飾模
様等を発光表示する装置において、文字・図形・記号等
で表されるメッセージ情報を発光表示する情報表示部
と、装飾模様を発光表示する装飾表示部と、前記情報表
示部および装飾表示部に表示する各種表示データとその
表示条件を記憶する記憶部と、この記憶部の内容に基づ
いて前記情報表示部および装飾表示部に表示駆動信号を
与える制御部とを備え、予め設定した所定条件に応じて
装飾表示部の発光輝度を情報表示部と独立して切り換え
ることを特徴とする表示装置を提案する。
【0007】(3)また、プリント基板上に配列した発
光素子を適宜点滅することで文字・図形・記号・装飾模
様等を発光表示する装置において、文字・図形・記号等
で表されるメッセージ情報を発光表示する情報表示部
と、装飾模様を発光表示する装飾表示部と、前記情報表
示部および装飾表示部に表示する各種表示データとその
表示条件を記憶する記憶部と、この記憶部の内容に基づ
いて前記情報表示部および装飾表示部に表示駆動信号を
与える制御部とを備え、予め設定した所定条件に応じて
装飾表示部に表示する表示データを切り換えることを特
徴とする表示装置を提案する。
【0008】(4)また、上記提案の表示装置におい
て、現在の時刻を与える時計手段を備え、該時計手段で
与える時刻情報に基づいて装飾表示部の表示を切り換え
ることを特徴とする表示装置を提案する。
【0009】(5)また、上記提案の表示装置におい
て、現在の日付を与えるカレンダー手段を備え、該カレ
ンダー手段で与える日付情報に基づいて装飾表示部の表
示を切り換えることを特徴とする表示装置を提案する。
【0010】(6)また、上記提案の表示装置におい
て、装置周囲の明るさを検出する明るさ検出手段を備
え、該明るさ検出手段で検出した周囲の明るさ情報に基
づいて装飾表示部の表示を切り換えることを特徴とする
表示装置を提案する。
【0011】
【作用】(1)の提案によれば、情報表示部に表示する
メッセージや、装飾表示部において点滅表示する表示態
様といった各種表示データとその表示条件を記憶し、予
め設定した条件に応じて、装飾表示部での表示を行うか
行わないかを情報表示部とは独立して切り換える。これ
により、メッセージ表示とは別に装飾表示するかしない
かの設定を行うことが可能になる。
【0012】(2)の提案によれば、予め設定した条件
に応じて、装飾表示部の発光輝度を情報表示部の輝度と
は独立して切り換える。これにより、装飾表示の輝度だ
けを下げてにぎやかさを抑えるといったことが可能にな
る。
【0013】(3)の提案によれば、予め設定した条件
に応じて、装飾表示部の表示データを切り換える。すな
わち、装飾表示部における一連の点滅動作について、そ
のにぎやかさを切り換えることができるようになる。
【0014】(4)の提案によれば、表示装置に時計手
段を備え、この時計が与える時刻情報に基づいて装飾表
示部の状態を切り換える。すなわち、1日のうちの時間
帯に応じて表示状態を切り換えることができる。
【0015】(5)の提案によれば、表示装置にカレン
ダー手段を備え、このカレンダーが与える日付情報に基
づいて装飾表示部の表示状態を切り換える。これによ
り、季節や祭日などに応じて装飾表示の態様を切り換え
ることができる。
【0016】(6)の提案によれば、表示装置に明るさ
検出手段を備え、その検出結果に基づいて装飾表示部の
表示状態を切り換える。これにより、装置周囲の明るさ
に応じて装飾表示の態様を切り換えることができ、昼間
は注目度を優先してにぎやかに点滅発光し、視認性が高
まる夜間は発光輝度を下げると共に落ち着いた印象で点
滅発光することなどが可能になる。
【0017】
【実施例】以下、図面を基に、本発明の実施例について
説明する。図1は本発明実施例に関わる表示装置の構成
を示すブロック図である。1は表示部で、プリント基板
上にLEDをドットマトリクス状に配列して構成する情
報表示部1aと、この情報表示部の周囲を取り囲むよう
に適宜間隔でLEDを配置して構成する装飾表示部1b
とから構成されている。情報表示部1aには複数の文字
を表示することが可能であり、本実施例では、16×1
6ドットのマトリクスで表される全角サイズの文字が横
方向に3文字、縦方向に2文字、合計6文字表示可能な
ように48×32ドットでマトリクスを構成している。
装飾表示部1bには発光色の異なるLEDが適宜間隔で
配置されており、本実施例では赤、オレンジ、黄、青、
緑の各色LEDを配置している。情報表示部1aに配列
された各LEDは情報表示駆動部2aによって発光駆動
され、マトリクス上に文字・図形・記号等を発光表示す
る。また、装飾表示部1bに配置された各LEDは装飾
表示駆動部2bによって発光駆動され、発光色や点滅動
作を組み合わせるなどして表示部1の存在をアピールす
る。
【0018】3は制御手段たるCPUで、メモリ4で記
憶するプログラムに従い表示処理手順をこなす。メモリ
4は、表示装置全体の動きに関する動作プログラムが記
憶されたROM4aと、コードに置き換えられた文字や
記号がドットパターンで記憶されるフォントROM4b
と、情報表示部1aに表示するメッセージ情報(文字・
文章・図形・記号などによって表現される)が記憶され
るメッセージ情報記憶部4cと、装飾表示部1bに配置
した各色のLEDをどのように発光させるか一連の動き
を指示する表示態様が記憶される装飾表示データ記憶部
4dと、記憶されたメッセージ情報および装飾表示デー
タにいつどのような順番で表示させるかを規定するスケ
ジュールデータを記憶する表示スケジュール記憶部4e
とからなっている。
【0019】メッセージ情報記憶部4cに記憶されるメ
ッセージ情報は、同時もしくは一連で表示させる内容の
データを1つの単位として識別コードが付与され、この
識別コードと対応付けて記憶される(図3)。例えば、
表示部の上段に「営業中」を下段に「いらっしゃいま
せ」を常に同時に表示させたい場合には、「営業中」と
「いらっしゃいませ」をセットにして一つの識別コード
が付与され、「営業中」と「いらっしゃいませ」を別々
のタイミングで表示したい場合には、それぞれに識別コ
ードを付与するようにしてメッセージ情報記憶部へ記憶
させる。各メッセージ情報には、そのメッセージをどの
ように表示するのかを与える表示モード情報が付与され
る。表示モードはすなわち表示態様であり、左右上下へ
のスクロール、反転表示、スピン表示、カーテンスクロ
ールなどの公知の表示動作が複数設定されており、それ
ぞれの表示メッセージに合ったモードが付与される。
【0020】表示スケジュール記憶部4eでは、上記の
ようなメッセージ情報の識別コードを指定して、表示さ
せたい順番に表示スケジュール記憶部4eへ記憶させる
ことによって、希望する順番で選択した表示を連続して
表示させることができる(図5)。また、表示スケジュ
ール記憶部4eには、選択したメッセージを指定する日
付もしくは時刻になると自動的に表示させるよう設定す
ることができる。この場合には、その表示する日付・時
刻データを付与してスケジュール情報を記憶させるよう
にする。
【0021】装飾表示データ記憶部4dに記憶される装
飾表示データ(表示態様)は、まとまった一連の動きを
1つの単位として識別コードが付与され、この識別コー
ドと対応付けて記憶される(図4)。例えば、一連の表
示動作が「装飾表示部に配置されたLEDを一斉に同じ
タイミングで3回点滅させた後に隣接するLEDを交互
に3回点滅させる」といったものであれば、この連続し
た動きに対して1つの識別コードを与える。本実施例で
は、この一連の表示動作を任意に作成することが可能
で、後述するリモコンを用いて表示部を確認しながら直
接作成したり、あるいはパソコン等によるデータ作成装
置(図示しない)によって別途作成し、後述するPCカ
ード等の記憶媒体を介してデータを取り込むことができ
る。また、ここで記憶した装飾表示データもメッセージ
情報と同様に、表示させたい順番・日付・時刻を与えて
表示スケジュール記憶部4eにその識別コードを記憶さ
せることによって、所望のタイミングで表示させること
ができる(図5)。なお、装飾表示部の表示態様として
「装飾表示部での表示を一切行わない」を設定し、この
設定に識別コードを付与することも可能で、同識別コー
ドをスケジュールに組み込むことで装飾表示機能をオフ
することができる。
【0022】5はVRAMで、表示スケジュールに従っ
て記憶しているメッセージ情報や装飾表示データをドッ
ト情報に展開し、情報表示駆動部2aや装飾表示駆動部
2bにLED駆動信号として出力する。6は時計手段た
る時計IC、7はカレンダー手段たるカレンダーIC
で、CPU3から任意のタイミングで要求を受け、それ
ぞれ現在時刻と日付・曜日を出力する。ちなみに、ここ
では時計ICとカレンダーICとをそれぞれ別個に設け
ているが、時計機能とカレンダー機能を兼ね備えたリア
ルタイムクロックICを用いることもできる。8は入力
用のリモコンで、本実施例ではテンキーなどの各種入力
キーを備えた赤外線リモコンからなり、リモコン受光部
8a、リモコンインターフェース8bを介してメッセー
ジ情報の作成、表示モードの設定・変更、装飾表示デー
タの作成、あるいは表示スケジュールの設定や各種操作
をすることができる。9はPCカードで、PCカードイ
ンターフェース9aを介して着脱され、外部で作成した
各種データをメモリ4に転送するための記憶媒体として
用いられる。11は明るさ検出手段たる照度センサー
(CDS等)で、照度センサーインターフェース11a
を介してCPU3に接続され、周囲の明るさに関する情
報を与える。
【0023】次に図2のフローチャートを基に、表示ス
ケジュールに沿った本発明の基本動作について説明す
る。まず、時計IC6およびカレンダーIC7から現在
時刻と日付・曜日を読み出し、表示スケジュール記憶部
4eを参照して現在時刻に対応する表示データが存在す
るか確認する。表示期間に相当するデータ(メッセージ
情報や装飾表示データ)が存在すれば、その内容をメッ
セージ情報記憶部4c、装飾表示データ記憶部4dから
読み出し、VRAM5においてドット情報に展開する。
展開したドット情報はLED駆動信号として表示駆動部
2a・2bに出力され、情報表示部1aにメッセージを
表示したり、装飾表示部1bに配置されたLEDを所定
の表示態様で点滅させる(a)。このステップによれ
ば、時間帯に応じて装飾表示部1bの表示態様を切り換
えることが可能になり、例えば、夜間になったら装飾表
示だけを落ち着いた発光動作の表示態様に切り換えるよ
うにすることができる。
【0024】続いて、読み出した日付に基づいて表示ス
ケジュール記憶部4eに表示すべきデータが存在するか
確認し、日付指定され表示期間に相当するデータがあれ
ば、その内容をメッセージ情報記憶部4c、装飾表示デ
ータ記憶部4dから読み出して情報表示部1a、装飾表
示部1bに表示する(b)。このステップによれば、日
付に応じて装飾表示部1bの表示態様を切り換えること
が可能になり、例えば、夏は青色LEDを主体にして清
涼感をだし、クリスマスシーズンには赤を主体にしたに
ぎやかな動きに切り換えたりなどできる。
【0025】続いて、読み出した曜日に基づいて表示ス
ケジュール記憶部4eに表示すべきデータが存在するか
確認し、曜日指定され表示期間に相当するデータがあれ
ば、その内容をメッセージ情報記憶部4c、装飾表示デ
ータ記憶部4dから読み出して情報表示部1a、装飾表
示部1bにそれぞれ表示する(c)。
【0026】続いて、特に表示期間の指定がなく、表示
スケジュール記憶部4eに表示させたい順番で記憶され
たメッセージ情報および装飾表示部の表示態様を読み出
し、情報表示部1a、装飾表示部1bに表示する
(d)。
【0027】以上のようにして、表示期間が時刻指定、
日付指定、曜日指定されたデータと、通常表示するデー
タとを連続して繰り返し表示する。
【0028】次に、図6のフローチャートを基に本発明
実施例に関わる表示部のオンオフ動作について説明す
る。本実施例では、表示部1の発光表示動作そのものに
ついて、「表示する」「表示しない」を営業時間として
設定することができる。予め設定する営業時間をAM1
0:00〜PM9:00とすれば、AM10:00にな
ると表示を開始し、以降表示動作を継続してPM9:0
0になると表示を終了するのである。また営業時間中で
あっても、装飾表示部1bについて「表示する」「表示
しない」を設定することが可能で、表示する時間帯を装
飾オン時間として営業時間同様に設定することにより、
その時間帯のみ装飾表示する。したがって、まず時計I
C6から現在時刻を読み出し(S1)、読み出した時刻
が営業時間中であるか判断する(S2)。営業時間帯に
あれば情報表示部1aをオン状態にしてメッセージ情報
を表示し(S3)、次に装飾表示部1bについて装飾オ
ン時間であるか判断する(S4)。装飾オン時間帯にあ
れば装飾表示部1bをオン状態にして装飾発光を行い
(S5)、装飾オン時間帯から外れていれば装飾表示部
1bをオフ状態にして装飾発光を終了する(S6)。も
し、(S2)において営業時間帯から外れていれば、情
報表示部1aおよび装飾表示部1bの両方をオフ状態と
し(S7)、表示部1における一切の表示を終了する。
【0029】すなわち、図6の動作によれば、まず営業
開始時刻(例えばAM10:00)になると情報表示部
1a、装飾表示部1bともにスケジュールに従って表示
動作を開始し、視認性が低下する日中は両表示部を発光
駆動することで高い注目度を得る。日没をむかえ、やが
て周囲が完全に暗くなる時間帯(例えばPM7:00)
が訪れると、今度は視認性が急激に高まるので装飾表示
部1bの発光表示を止め、目立ちすぎを抑えつつ営業終
了時刻(例えばPM9:00)までメッセージ表示のみ
を行う。
【0030】次に、図7のフローチャートを基に本発明
の別実施例に関わる表示動作について説明する。まず時
計IC6から現在時刻を読み出し(S11)、読み出し
た時刻が日中の時間帯であれば(S12)、情報表示部
1aおよび装飾表示部1bのLED発光輝度を高輝度で
駆動し(S13)(S14)、装飾表示データ記憶部4
dから昼間に適した表示データを読み出して装飾表示部
1bを駆動する(S15)。ここで、昼間に適した装飾
表示データとは注目度を最優先した表示動作のデータで
あり、にぎやかで躍動感のある表示態様を装飾表示部1
bに与えるものである。このように、日中は表示部1全
体の輝度を高めると共に装飾部1bの表示態様を目立た
せることにより、周囲の明るさに負けない視認性と注目
度を確保する。ところで、(S11)で読み出した時刻
が夕暮れの時間帯であれば(S16)、情報表示部1a
の輝度を高輝度とし(S17)、装飾表示部1bの輝度
を一段階下げて中輝度として(S18)装飾表示部1b
を駆動する。そうした上で昼間と同じ表示データで装飾
表示部1bを駆動する(S15)。これにより、夕暮れ
時は日中の状態に対して装飾表示部1bの輝度だけを一
段階下げた状態となり、まだ明るさが残る中で、周囲の
明るさに適した見やすい輝度としながらも注目度の高い
表示を行うことができる。また、(S11)で読み出し
た時刻が夜間であれば(S16)、情報表示部1aおよ
び装飾表示部1bの輝度を低輝度で駆動し(S19)
(S20)、装飾表示データ記憶部4dから夜間に適し
た表示データを読み出して装飾表示部1bを駆動する
(S21)。この場合の表示データは、にぎやかさを抑
えた落ち着いた印象の表示態様を装飾表示部1bに与え
るものであり、周囲が暗くなった中での目立ちすぎ・に
ぎやかすぎ等による違和感を防ぐ。
【0031】次に、図8のフローチャートを基に更に別
の実施例に関わる動作について説明する。まず照度セン
サー11による検出結果を基に表示部周囲の明るさに関
するデータを読み込み(S31)、周囲が日中状態か夜
間状態かを判断する(S32)。日中状態であれば、情
報表示部1aおよび装飾表示部1bのLED発光輝度を
高輝度で駆動し(S33)(S34)、装飾表示データ
記憶部4dから昼間に適した表示データを読み出して装
飾表示部1bを駆動する(S35)。周囲が夜間状態で
あれば(S32)、情報表示部1aおよび装飾表示部1
bのLED発光輝度を低輝度で駆動し(S36)(S3
7)、装飾表示データ記憶部4dから夜間に適した表示
データを読み出して装飾表示部1bを駆動する(S3
8)。これにより表示部1周囲の実際の明るさに応じて
情報表示部1aおよび装飾表示部1bの輝度を可変する
と共に、装飾表示部1bの発光表示態様も実際の周囲の
明るさ・雰囲気に合わせることができる。なお図7およ
び図8に示した実施例は、前記実施例のように装飾表示
部の表示態様に関する一連の動きを任意に作成して表示
スケジュール記憶部に登録するタイプではなく、表示装
置の標準機能として予め固定的に記憶された数パターン
の装飾表示データから選択して表示するタイプの表示装
置に適用するのが望ましい。
【0032】以上、本発明の実施例について説明した
が、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲を逸脱しない範囲で種々の実施が可能である。例え
ば、装飾表示部を構成するLED(発光素子)の配置
は、情報表示部の周囲を取り囲む例だけでなく、四隅位
置などにワンポイント的に配置したものでも良く、情報
表示部の表示領域と重なり合う位置関係で配置したもの
でも良い。また、発光色についても適宜選択することが
できる。また、情報表示部についてもドットマトリクス
タイプに限定されるものではなく、特定のメッセージの
輪郭に沿ってLEDを配置した、いわゆる埋め文字タイ
プのものでも良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、装飾発光
表示の有無/発光輝度/表示態様を情報表示部でのメッ
セージ表示と独立して切り換えることができる。したが
って、時間帯や周囲の明るさ、あるいは季節等による見
え方の変化に応じ、情報伝達という表示装置本来の機能
を損なうことなく注目度や雰囲気を変えることができ
る。したがって、視認性が低下する昼間は注目度を優先
してにぎやかな印象の表示態様で装飾発光を行い、夜間
は目立ち過ぎを抑えるために落ち着いた印象の表示態様
に切り換える、あるいは装飾表示部を消灯するといった
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例に関わる表示装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明実施例の動作を示すフローチャート図で
ある。
【図3】メッセージ情報に関する記憶内容を示す説明図
である。
【図4】装飾部の表示態様に関する記憶内容を示す説明
図である。
【図5】表示スケジュール記憶部の記憶内容を示す説明
図である。
【図6】本発明実施例に関わる表示部の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の別実施例に関わる表示動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の更に別実施例に関わる表示動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 表示部 1a 情報表示部 1b 装飾表示部 2a 情報表示駆動部 2b 装飾表示駆動部 3 制御手段たるCPU 4 メモリ 4c メッセージ情報記憶部 4d 装飾表示データ記憶部 6 時計手段たる時計IC 7 カレンダー手段たるカレンダーIC 11 照度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 680 G09G 3/20 680W Fターム(参考) 2F002 AA06 EA02 EB04 EB13 EG06 EH01 FA31 GC05 GC22 5C080 AA07 BB01 BB05 CC03 CC07 DD30 EE25 EE26 EE28 EE32 JJ02 JJ07 KK34 KK36

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に配列した発光素子を適
    宜点滅することで文字・図形・記号・装飾模様等を発光
    表示する装置において、文字・図形・記号等で表される
    メッセージ情報を発光表示する情報表示部と、装飾模様
    を発光表示する装飾表示部と、前記情報表示部および装
    飾表示部に表示する各種表示データとその表示条件を記
    憶する記憶部と、この記憶部の内容に基づいて前記情報
    表示部および装飾表示部に表示駆動信号を与える制御部
    とを備え、予め設定した所定条件に応じて装飾表示部の
    表示有無を情報表示部と独立して切り換えることを特徴
    とする表示装置。
  2. 【請求項2】 プリント基板上に配列した発光素子を適
    宜点滅することで文字・図形・記号・装飾模様等を発光
    表示する装置において、文字・図形・記号等で表される
    メッセージ情報を発光表示する情報表示部と、装飾模様
    を発光表示する装飾表示部と、前記情報表示部および装
    飾表示部に表示する各種表示データとその表示条件を記
    憶する記憶部と、この記憶部の内容に基づいて前記情報
    表示部および装飾表示部に表示駆動信号を与える制御部
    とを備え、予め設定した所定条件に応じて装飾表示部の
    発光輝度を情報表示部と独立して切り換えることを特徴
    とする表示装置。
  3. 【請求項3】 プリント基板上に配列した発光素子を適
    宜点滅することで文字・図形・記号・装飾模様等を発光
    表示する装置において、文字・図形・記号等で表される
    メッセージ情報を発光表示する情報表示部と、装飾模様
    を発光表示する装飾表示部と、前記情報表示部および装
    飾表示部に表示する各種表示データとその表示条件を記
    憶する記憶部と、この記憶部の内容に基づいて前記情報
    表示部および装飾表示部に表示駆動信号を与える制御部
    とを備え、予め設定した所定条件に応じて装飾表示部に
    表示する表示データを切り換えることを特徴とする表示
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3いずれか記載の表示装置
    において、現在の時刻を与える時計手段を備え、該時計
    手段で与える時刻情報に基づいて装飾表示部の表示を切
    り換えることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3いずれか記載の表示装置
    において、現在の日付を与えるカレンダー手段を備え、
    該カレンダー手段で与える日付情報に基づいて装飾表示
    部の表示を切り換えることを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3いずれか記載の表示装置
    において、装置周囲の明るさを検出する明るさ検出手段
    を備え、該明るさ検出手段で検出した周囲の明るさ情報
    に基づいて装飾表示部の表示を切り換えることを特徴と
    する表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101739928B (zh) * 2008-11-27 2012-05-09 英业达股份有限公司 亮度调整方法及应用其的可携式电子装置
JP2012128209A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Sharp Corp デジタルサイネージ装置、プログラムおよび記録媒体

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