JP2003056592A - 弾性継手装置 - Google Patents
弾性継手装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/50—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
- F16D3/78—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members shaped as an elastic disc or flat ring, arranged perpendicular to the axis of the coupling parts, different sets of spots of the disc or ring being attached to each coupling part, e.g. Hardy couplings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D1/00—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
- B62D1/02—Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
- B62D1/16—Steering columns
- B62D1/20—Connecting steering column to steering gear
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Abstract
揮されるようにする。 【解決手段】 弾性継手はゴム製の本体部70と、その
内部に埋め込まれるばね用金属材よりなる補強部材71
にて形成される。補強部材71には各挿通孔73a,7
3bの外周を取り囲むようにしてそれぞれ支持部74が
形成され、かつこれらの支持部74の間はばね部75に
よって橋架されている。弾性継手に対し駆動側の軸によ
って捻り力が加えられると、補強部材71のばね部75
が弾性変形しつつ従動側へのトルク伝達がなされる。補
強部材71はばね用金属材によって形成されているた
め、従来のような繊維を多数回巻回したものと比較して
補強部材自身の形態が本体部70の成形の際にばらつく
こともなく、したがって安定した捻りばね特性が得られ
る。
Description
る。
アリングコラムとステアリングギアとの間には、操舵力
を伝達するためのジョイント部が配されるとともに、こ
のジョイント部内には弾性継手が介在され、トルク伝達
と車両の振動を運転者に伝達させないようにすることが
行われてきた。
斜視図14に示すように、それぞれゴム材にて形成され
た円盤状のゴムプレート100,100を有している。
両ゴムプレート100,100には駆動側の第1孔10
1と従動側の第2孔102がそれぞれ同一円周上の対称
位置に一対ずつ貫通し、駆動軸と従動軸がそれぞれ挿通
されるようにしている。また、両ゴムプレート100,
100間には補強部材103が挟み込まれ、加硫接着に
よって全体を接合している。この補強部材103は有機
繊維であるポリエステル、ナイロン等よりなる糸を各第
1,第2の孔101,102の周りに多数回、巻回する
ことによって形成されたものであり、弾性継手全体の剛
性アップの役割を果たしている。上記の弾性継手の具体
的製造手段は次のとおりである。 ゴムプレート100よりも外径が小さい未加硫ゴムよ
りなる一対の円盤状のゴムシートを準備する。 略同一の補強部材103を4つ準備する。 上下に割れる成形型を準備する。 下成形型に上記ゴムシートを配設する。 その上に補強部材103を第1孔101と第2孔10
2とが連動するように各々網目状に配設する。 更にその上に残りのゴムシートを置き、上成形型にて
ゴムシート同士を加圧し、成形型を加熱することで製品
を成型する。
回巻回して初期の状態を得ているが、この初期の状態
が、次のような理由から保たれなくなってしまうという
問題点があった。 図14に示すように、補強部材は厚み方向に幾重にも
巻かないと所望の捻り剛性が確保されないのであるが、
多層に巻く間に巻きむらを生じやすい。 補強部材は有機系の繊維からなる糸が使用されている
ため、加硫時の熱により熱収縮してしまう。 ゴムの加硫圧を受けて巻き状況が乱れてしまう。
3の形態がばらつくと、弾性継手全体としての捻り特性
にもばらつきを生じる結果となっていた。
されたものであって、その目的は安定した捻りばね特性
を発揮する弾性継手を提供することである。
めの手段として、請求項1の発明は、ゴム材により円盤
状に形成された本体部と、この本体部における中心軸線
周りの円周に沿ってほぼ等間隔毎に配され、第1の軸部
が挿通される複数の第1挿通部とこの第1挿通部の間に
設けられ第2の軸部が挿通される複数の第2挿通部と、
前記本体部内に埋設されるとともに、前記各挿通部の外
周側を取り囲むようにして配される複数の支持部を有し
かつこの支持部間にはばね部が形成される金属製の補強
部材とからなることを特徴とするものである。
のにおいて、前記本体部は前記補強部材を成形型内に配
設した状態で射出成形されることによって全体の成形が
なされていることを特徴とするものである。
2記載のものにおいて、前記補強部材は線材にて前記支
持部及びばね部を形成しつつ周回して成形されているこ
とを特徴とするものである。
たは2記載のものにおいて、前記補強部材は金属製の板
材を曲げ成形して前記支持部及びばね部が形成されてい
ることを特徴とするものである。
いずれかに記載のものにおいて、前記補強部材は前記各
挿通部に対応する前記支持部を有する単一部材にて成形
されていることを特徴とするものである。
求項5いずれかに記載のものにおいて、前記ばね部は、
前記支持部間を橋架して形成され前記支持部間における
変形を許容できることを特徴とするものである。
6いずれかに記載のものにおいて、前記ばね部もしくは
前記支持部は一本の線材を複数段に周回させて形成され
ていることを特徴とするものである。
挿通部と第2挿通部との間に有機繊維に比較して剛性が
得やすい金属製の補強部材を介在させるようにしたた
め、従来のような有機繊維による補強部材に比較して成
形時において熱の影響あるいはゴムの加硫圧を受けた補
強部材の巻き状況が乱れるといった問題も生じにくいの
で、捻り特性のばらつきも小さくすることができる。更
に補強部材に支持部とばね部とを設けていることから、
有機繊維と比較して所望の捻り特性が得やすい。
プレートを一対成形しておき、これを押し型内で加硫接
着する方法であるため生産性が低いという、問題があっ
たが、請求項2の発明のように補強部材をインサートし
た状態で本体部を射出成形によって成形するようにした
ものでは、高い生産性を実現することができる。
材は金属製の線材にて形成されるため、従来の繊維製の
ものに比較して巻数も少なく、また巻きむらも生じな
い。さらには形態安定性が高いため、単独での取り扱い
性にも優れる。
部材を金属製の板材にて成形したものでは、高い捻り剛
性を簡単に得ることができる。
部材化し各挿通孔に対応する支持部を予め有しているの
で、前述した従来のもののように挿通孔毎に補強部材を
配設せずにすみ、取り扱い性に優れ、本体部への組み込
みための装置へセッティング作業を簡単に行うことがで
きる。
第2の挿通部との間で捻りトルクが作用したときに、そ
れに伴う変形が、ばね部が支持部間を橋架していること
で許容され、この変形よってばね部に生じる弾発力が捻
りトルクに抗するばね力として機能する。
段数を適宜に変更すれば、ばね力を簡単に調整すること
ができる。
面に基づいて説明する。
図1ないし図4によって説明する。本実施形態の弾性継
手は自動車のステアリング機構に使用されるものを例に
とって説明する。本実施形態の弾性継手は、ゴム材にて
形成された本体部70と、その内部に埋設されたばね用
金属材よりなる補強部材71とによって構成されてい
る。まず、本体部70から説明すると、本体部70は円
盤状に形成され、その中心には連結用ボルトを挿通させ
るための中心孔72が貫通している。また、本体部には
この中心孔72と同心で円周方向に沿って計4個の挿通
孔73a,73bが90度角度毎に貫通し、これらは全
て同一孔径に設定されている。また、この挿通孔73
a,73bは中心孔72を挟んで対称にあるもの同士が
対をなし、一方の対はステアリングコラム側の軸(図示
しない。本発明の第1の軸部に相当する)を挿通させる
駆動側挿通孔(本発明の第1挿通部に相当する)73a
であり、他方の対はステアリングギア側の軸(図示しな
い。本発明の第2の軸部に相当する)を挿通させる従動
側挿通孔(本発明の第2挿通部に相当する)73bとな
っている。
は、図2に示されるように、一本の単一部材からなるば
ね用金属材(例えばピアノ線、合金鋼等であり、好まし
い線径としては、加工性から考えると6mm以下がよ
く、捻り特性及び強度の面から考えると0.4mm以上
のものがよい。)を回曲して形成したものであり、全体
として十字形状をなしつつ図示四段(一段であってもよ
く、段数は特に問わない)、各段が密着して巻回されて
いる。より具体的には、補強部材71の各段は、各挿通
孔73a,73bの外周側を回りそれぞれ対をなして中
心孔72側へ向かう4つの支持部74と、隣接する支持
部74の基端同士を中心孔72の外周部においてそれぞ
れ弧状のラインをもって連続させるばね部75とからな
っている。各ばね部75は、各支持部74の先端側で捻
りトルクが作用したときに、ばね部75ではその弧状部
分において当該部位での曲率を大あるいは小となるよう
な弾性変形を可能にし、これによって、隣接する支持部
74間を橋架しながら接近あるいは離間方向への弾性変
形を許容するようになっている。
について説明すると、まず、補強部材71は図4に示す
ような上下一対の成形型76,77のうちの下型77側
にセットされる。下型77の底面には中心孔72を成形
するためのセンターピン78が突設され、かつこれを取
り囲むようにして各挿通孔73a,73bを成形するた
めの成形ピン79が、4本突設されている。また、各成
形ピン79の外周面下端にはそれぞれ一対の位置決めピ
ン80が水平方向へ外向きに突出しており、補強部材7
1はまず各位置決めピン80上に載せられることで下型
77の底面から浮かせた状態で位置決めされる。一方、
上型76側には型閉じしたときにセンターピン78及び
各成形ピン79と嵌合可能な凹部81が夫々対応した位
置に凹み形成され、さらに各成形ピン79に対応した凹
部81の開口縁には下型77側の位置決めピン80と対
応した位置に、同様の位置決めピン82がそれぞれ設け
られていて、型閉じされると補強部材71は上下の位置
決めピン80,82にて挟まれ位置決め状態で保持され
る。
ゴム供給路83を経て型間のキャビティ内にゴムが射出
されると、補強部材71がインサートされた状態で本体
部70が成形される。かくして、ゴムの冷却固化後に型
開きがなされれば、補強部材71が埋め込まれた所定形
状の本体部70が得られる。但し、補強部材71は上下
の位置決めピン80,82と接していた部分を除き、図
3に示すように全ての部分がゴムにて被覆された状態と
なっている。
態の作用効果を具体的に説明する。ステアリングが操舵
されステアリングコラム側の軸(図示しない)が変位す
ると、その捻りトルクは本体部70及び補強部材71を
介してステアリングギヤ側の軸(図示しない)に伝達さ
れる。
果は次のようである。 第1実施形態では補強部材71を一本の単一部材から
なるばね用金属材によって形成するようにしたため、従
来のような有機繊維を用いたものに比較して高剛性の弾
性継手を得ることができる。 補強部材71は、従来のような成形時における熱収縮
の問題もなくかつ成形時の射出圧による変形もないた
め、捻り特性を安定化させることができる。 従来のように、未加硫ゴムよりなる一対の円盤を型内
に仕掛け、補強部材を挟み込んだ状態で押圧・加熱する
成形手順に比較して、第1実施形態のものでは本体部7
0の射出成形が可能であるため、成形時間を短縮し製造
コストの低減に寄与する。このことは、補強部材71の
形態安定性が高く型内へのセットが容易となることによ
っても達成される。 また、補強部材71は複数段に巻いて成形しているた
め、この段数を適宜に設定するだけで捻り剛性の調整も
簡単に行うことができる。
第2実施形態を示すものであり、第1実施形態とは補強
部材の構成のみを異にしている。第2実施形態で使用さ
れた補強部材2も、一本の単一部材からなるばね用金属
材を回曲させて形成したものである。補強部材2は本体
部1における各挿通孔4a,4bに整合する位置に、各
挿通孔4a,4bより僅かに大径の円形状に巻回されて
各挿通孔4a,4bの外周側を取り囲む支持部5として
おり、いずれかの支持部5を巻き始めとしてまず一重に
巻回した後、順に隣り合う支持部5に移行しつつ一周し
て再度同じ支持部5へ戻って巻き終わり端としている。
a,4bの外周に沿って円形に回曲した部分から接線方
向に沿ってかつこれらに対応する挿通孔4a,4bの中
心を結ぶ線と段違いの平行線6a,6bをなすようにし
て延出されるとともに、中間部でこれらの延出端同士を
ほぼ直角につないで橋架さればね部7としている。各支
持部5に対し軸周りに捻りトルクが作用したときには、
このばね部7によって変形を許容する。
同様であり、また本体部1に関する構成も同様であるた
め、説明は省略する。このように構成された第2実施形
態のものも、第1実施形態と同様の作用効果を発揮す
る。
形態を示すものである。本実施形態における補強部材1
0も第1、第2実施形態と同様、一本のばね用金属材に
よって形成されたものであり、いずれかの挿通部14a
(14b)の外周を全周に沿って取り込むように一周回
曲させて支持部を構成し、次いでここを巻き始めとして
隣接する支持部11へと順次移行してゆく。そして、最
終的に巻き始めの支持部11に戻ったところで、巻き終
わり端としてある。各支持部11同士は本体部の外周縁
に沿うような円弧形状をなすばね部12によってそれぞ
れ橋架されている。各ばね部12は本体部1の外周縁に
沿うような弧状をなすようにしてあり、隣接する挿通部
14a(14b)間に捻りトルクが作用したとき、外周
側へ膨出するような変形を生じたり、逆に緊張して直線
状をなすような変形をすることができる。他の構成は、
第1、2実施形態と同様であり、同様の作用効果を発揮
する。
形態を示すものである。本実施形態における補強部材2
0では本体部1における各挿通孔24a、24bの外周
をそれぞれ一周して支持部22を構成し、この支持部2
2はその後隣接する挿通孔24a(24b)へ向けて接
線方向に沿って延び、この間にコイル状に巻回されたば
ね部21に橋架され、接線方向へ伸縮するよう変形可能
とされている。つまり、この実施形態ではばね部21は
いわゆるコイルばねによって形成されることになる。な
お、他の構成は、前記した各実施形態と同様であり、同
様の作用効果を発揮する。
形態を示すものである。本実施形態における補強部材3
0は中心孔31周りに巻着部32を有している。すなわ
ち、第5実施形態では、この巻着部32を巻き始め端と
し、中心孔31周りを一周周回した後、図示上部にある
挿通孔34aへ向けて延出させ、挿通孔34aの外周を
U字状に回曲して支持部33Aを形成しつつ巻着部32
へと戻され、さらにそのまま図示下部に延出させて挿通
孔34aでも同様に折り返して支持部33Bを形成した
後、再び巻着部32へと帰還する。そして、巻着部32
において図示左方へ方向転換し図示左部にある支持部3
3Cを挿通孔34b周りに同様の要領で構成した後、図
示右部にある挿通孔34bへ向けて折り返して支持部3
3Dを構成し、その後、巻着部32へ戻りここをほぼ一
周周回して巻き終わっている。
〜33Dは各挿通孔34aの全周を巻回することなく構
成したものであるが、各支持部33A〜33Dの両側に
延びるライン35及び巻着部32が支持部33A〜33
D間を橋架して形成されるばね部を構成する。
り、もって同様の作用効果を発揮することができる。
いずれも補強部材を一本の単一部材からなるばね用金属
材によって形成したが、第6実施形態以降では金属製の
板材(好ましくは、例えばばね用炭素鋼帯、冷間圧延鋼
帯等がよい)をプレス成形することによって形成したも
のを示す。すなわち、図10に示す第6実施形態の補強
部材40では、所定幅を有するリング状の素材を所定形
状に曲げ成形したものであって、その周縁のうち各挿通
孔に対応する部分では内側へ向けてそれぞれ略半円形状
に湾曲し、支持部42として凹み形成されている。
0全体の中心と同心の円弧をもつ突部41によって接続
され、この突部41及び支持部42から突部にかけて橋
架する部分がばね部43を構成するようにしてあり、支
持部42間を接近もしくは離間させるような弾性変形を
許容する。
ではあるが、複数の別ピースに分割してこれらを溶接に
よって接合するようにしてもよい。
ても、前述した各実施例と同様の作用効果を発揮するこ
とができ、さらに補強部材40が線材でなく金属製の板
材にて形成されるものであるため、線材に比べてより高
い捻り剛性を得ることができる、の効果も期待できる。
明の第7実施形態を示すものである。本実施形態の補強
部材50は円形の板材を複数回のプレス成形を経て成形
されたものである。中心には本体部の中心孔(図示しな
い)に対応してセンターホール53が開口している。
a,55bと対応した位置にはセンターホール53へ向
けて湾曲する支持部51が設けられている。この支持部
51は底面52からほぼ直角に起立した壁面を有してい
る。さらにこの支持部51の間には、お互いを橋架する
ようにセンターホール53から放射状に延びる4条のば
ね部54が配されている。ばね部54は補強部材50の
表面側へ膨出され、頂部が弧状をなす山形状に形成され
ている。補強部材50に捻りトルクが作用したときに
は、支持部51自体はその湾曲形状を保持したまま支持
部51間を接近させたり離間させる弾発力を生じさせる
ようになっている。なお、他の構成は第6実施形態と同
様であり、もって同様の作用効果を発揮することができ
る。
施形態を示すものである。本実施形態のものにおいて
も、第6実施形態と同様、金属製のリング状の板材を所
定形状に成形したものであり、本体部1の各挿通孔64
a,64bの外周側を取り囲むように支持部62が形成
されている。
周側に膨れ出すような円弧状のラインによって結ぶよう
にしていたのに対し、本実施形態では逆に支持部62の
開口側の端縁を密着状に折り返し、内向きに凹む円弧状
のラインによって結ぶようにして支持部62間を連結し
ばね部61としている。
り、もって同様の作用効果を発揮することができる。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
に組み込まれた場合について説明したが、他のトルク伝
達部分にも使用可能である。
動側挿通孔をそれぞれ2本ずつ設定したが、これらの本
数は決して限定されるべき性質のものではない。 (3)いずれの実施形態でも補強部材を単一部材化した
ものを用いたが、従来のように、隣接する挿通孔間にそ
れぞれ掛け渡し可能な4つの部材に分割されたものも使
用可能である。
部材 4a…駆動側挿通孔 4b…従動側挿通孔 5,11,22,33A〜D,42,51,62,74
…支持部 7,10,21,34,43,54,61,75…ばね
部 73a,73b,4a,4b,14a,14b,24
a,24b,34a,34b,55a,55b,64
a,64b…挿通部
Claims (7)
- 【請求項1】 ゴム材により円盤状に形成された本体部
と、 この本体部における中心軸線周りの円周に沿ってほぼ等
間隔毎に配され、第1の軸部が挿通される複数の第1挿
通部とこの第1挿通部の間に設けられ第2の軸部が挿通
される複数の第2挿通部と、 前記本体部内に埋設されるとともに、前記各挿通部の外
周側を取り囲むようにして配される複数の支持部を有し
かつこの支持部間にはばね部が形成される金属製の補強
部材とからなることを特徴とする弾性継手装置。 - 【請求項2】 前記本体部は前記補強部材を成形型内に
配設した状態で射出成形されることによって全体の成形
がなされていることを特徴とする請求項1記載の弾性継
手装置。 - 【請求項3】 前記補強部材は線材にて前記支持部及び
ばね部を形成しつつ周回して成形されていることを特徴
とする請求項1または2記載の弾性継手装置。 - 【請求項4】 前記補強部材は金属製の板材を曲げ成形
して前記支持部及びばね部が形成されていることを特徴
とする請求項1または2記載の弾性継手装置。 - 【請求項5】 前記補強部材は前記各挿通部に対応する
前記支持部を有する単一部材にて成形されていることを
特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の弾性
継手装置。 - 【請求項6】 前記ばね部は、前記支持部間を橋架して
形成され前記支持部間における変形を許容できることを
特徴とする請求項1乃至請求項5いずれかに記載の弾性
継手装置。 - 【請求項7】 前記ばね部もしくは前記支持部は、一本
の線材を複数段に周回させて形成されていることを特徴
とする請求項3、5、6いずれかに記載の弾性継手装
置。
Priority Applications (2)
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