JP2003056164A - 床束の固定具 - Google Patents

床束の固定具

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JP2003056164A
JP2003056164A JP2001243526A JP2001243526A JP2003056164A JP 2003056164 A JP2003056164 A JP 2003056164A JP 2001243526 A JP2001243526 A JP 2001243526A JP 2001243526 A JP2001243526 A JP 2001243526A JP 2003056164 A JP2003056164 A JP 2003056164A
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JP
Japan
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floor bundle
floor
flange
hole
fixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001243526A
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English (en)
Inventor
Keiichi Hisada
圭一 久田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Joto Techno Co Ltd
Original Assignee
Joto Techno Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置位置の移動調節が簡単で、強固に固定支
持できる床束固定具を提供する。 【解決手段】 床束1の下端にはフランジ12を設け
る。地面3はコンクリート製とし、アンカーボルト5を
設ける。押えワッシャ4には、床束用の孔41と、アン
カーボルト用の孔42とを設け、孔42は長孔にする。
押えワッシャ4を床束1の下端部に嵌着させて、フラン
ジ12を上から押えるようにすると共に、孔42にアン
カーボルト5を通し、ナット6で締付ける。床束1は、
下端のフランジ12が地面3と押えワッシャ4との間で
挟まれて、固定設置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅などの建物
の床の下面を支持する床束の為の固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】床の大引きなどの下面を適当な間隔で床
束によって支持する方式は従来周知であり、また、その
床束をターンバックル形式などで高さ調節自在にするこ
とも従来から既に実施されている。更に、従来、床束の
下端の固定支持方式としては、床束の下端を束石の穴に
嵌め込む方式、床束の下端にフランジを取付け、このフ
ランジを釘などでコンクリート地面に固着する方式など
が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
床束固定方式は、床束の下端を完全に固定してしまう方
式である為、一旦、固定設置した後は、その位置を移動
させることができない。しかし、建設現場での施工時に
は、大引きとの位置関係で、床束固定位置の調節がしば
しば必要となり、これを放置すると、床束の立設姿勢に
傾斜が付くことになる。更に、経時変化によって大引き
の位置にズレが出た場合などにも、これに合わせて床束
の位置調節ができない。
【0004】本発明は、このような点に鑑み、設置位置
の調節が簡単にできる床束固定具を提供するにある。ま
た、本発明は、床束の下端フランジが小さくても、充分
強固に固定支持できる床束固定具を提供するにある。更
に、本発明は、地面に不陸のある場合でも安定よく、設
置でき、かつ、摩擦音などの発生がない床束固定具を提
供するにある。また、本発明は、蟻が床束を伝って、床
下面に這い上るのを防止できる床束固定具を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の床束固定具の技
術的手段は、下端にフランジを有する床束と、床束設置
位置の近傍に設けられたアンカーボルトと、床束用及び
アンカーボルト用の孔を有する押えワッシャとからな
り、押えワッシャの孔に床束とアンカーボルトとを嵌め
てナット締めすることにより、押えワッシャで床束のフ
ランジを上面から押え付けて、床束を固定設置すること
にある。
【0006】また、アンカーボルト用の孔は長孔とする
のが好ましい。更に、床束設置面に防蟻シートを敷くの
が良い。また、床束設置面や床束フランジの上にゴムシ
ートを敷くのが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の床束固定具の実施の形態
を、図面の実施例に基づいて説明する。図1は使用状態
で、1は床束であり、大引き2と地面3との間に立設さ
れる。4は押えワッシャ、5はアンカーボルト、6はナ
ットである。
【0008】床束1はターンバックル形式で、高さ調節
自在であり、上端には大引受け11が、下端にはフラン
ジ12が付いている。押えワッシャ4の平面形状は、図
3に示されていて、床束用の孔41とアンカーボルト用
の孔42とを有する。孔41には床束1の下端が嵌合
し、この嵌合状態で押えワッシャ4は自由に旋回可能で
ある。また、孔42は長孔になっていて、孔の長さの範
囲内でアンカーボルトとの嵌合位置を変えることができ
る。従って、床束の設置位置が多少移動しても問題なく
固定可能である。なお、図3に於いて、43は補強の為
の窪みである。また、この押えワッシャ4は、通常、床
束1の下端部に予じめ嵌着された状態で市販提供され
る。
【0009】地面3はコンクリート製で、アンカーボル
ト5が上方に突出するように設けられている。なお、地
面3は全面的にコンクリート製にしても、あるいは、床
束設置箇所のみを部分的にコンクリート製にしてもよ
い。このアンカーボルト5に押えワッシャ4の孔42を
嵌め込んで、ナット6で締め付ければ、ワッシャ4によ
って床束のフランジ12を上面から押え付けて固定でき
る。また、設置位置を調節する時には、ナット6を緩め
れば、フランジ12の移動は自由になるので、調節作業
は簡単に行える。
【0010】図5には、他の実施例が示されている。7
は防蟻シートで、蟻忌避剤が塗り込まれていて、これを
地面3の上に敷くことによって、白蟻などの侵入を阻止
できる。8、9はゴムシートで、適度な弾性を有する。
ゴムシート8は防蟻シート7の上面に敷かれ、コンクリ
ート製地面3の不陸の吸収や、コンクリート面とフラン
ジ12との直接接触による摩擦音の発生防止の役割を果
たす。また、防蟻シート7に切目を入れて、ここからア
ンカーボルト5の頭を突き出させるようにした場合に
は、切目の隙間から蟻が侵入できるようになるが、ボル
トと同径のボルト孔を有するゴムシート8を上面に被せ
ることによって、隙間を無くして、蟻の侵入を確実に防
ぐことができるようになる。また、ゴムシート9はフラ
ンジ8と押えワッシャ4との間にも介装され、摩擦音の
発生を防止する。
【0011】本発明は前記の実施例に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で自由に変形実
施可能である。特に、床束の構成、押えワッシャの形
状、防蟻シートやゴムシートの使用の有無などは自由で
ある。
【0012】
【発明の効果】本発明の床束固定具は、床束のフランジ
の上を押えワッシャで押え付けて、固定支持する形式で
あるから、その固定・解放はナットの締め・弛め作業だ
けででき、床束設置位置の移動調節を極めて簡単に行う
ことができる。また、床束フランジの上を押えワッシャ
で全面的に押え付ける方式であるから、フランジが小さ
い場合でも、強固に固定設置可能である。更に、本発明
は構造が簡単であるから、廉価に実施可能であり、実用
性に富む。
【0013】請求項2のものは、押えワッシャのアンカ
ーボルト用の孔が長孔になっているので、アンカーボル
トの設置位置の位置決めに大きな注意を払う必要がな
く、また、床束設置位置の移動調節範囲も広がる為、施
工面での利点が大きい。
【0014】請求項3のものでは、防蟻シートを敷いて
あるので、白蟻などが床束を伝って、床下面に這い上が
るのを防ぐことができる。
【0015】請求項4のものでは、ゴムシートを用いて
いるので、地面の不陸を吸収できる他、部材同士の接触
による摩擦音の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床束固定具の使用状態の正面図。
【図2】分解状態の一部断面図。
【図3】押えワッシャの平面図。
【図4】押えワッシャの断面図。
【図5】他の実施例の断面図。
【符号の説明】
1 床束 2 大引き 3 地面 4 押えワッシャ 5 アンカーボルト 6 ナット 7 防蟻シート 8、9 ゴムシート 11 大引き受け 12 フランジ 41、42 孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月22日(2002.1.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端にフランジを有する床束と、床束設
    置位置の近傍に設けられたアンカーボルトと、床束用及
    びアンカーボルト用の孔を有する押えワッシャとからな
    り、押えワッシャの孔に床束とアンカーボルトとを嵌め
    てナット締めすることにより、押えワッシャで床束のフ
    ランジを上面から押え付けて、床束を固定設置する床束
    の固定具。
  2. 【請求項2】 アンカーボルト用の孔が長孔になってい
    る請求項1記載の床束の固定具。
  3. 【請求項3】 床束設置面に防蟻シートが敷かれている
    請求項1記載の床束の固定具。
  4. 【請求項4】 床束設置面及び/又は床束フランジの上
    にゴムシートが敷かれている請求項1記載の床束の固定
    具。
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