JP3300942B2 - 床支持具の固定方法および固定構造 - Google Patents

床支持具の固定方法および固定構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は床支持具の固定方法
および固定構造に関する。さらに詳しくは、床支持具を
確実に土間コンクリートが打設されている個所に固定で
きる床支持具の固定方法および固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、戸建住宅の1階床下部の処理
に関して、布基礎に囲まれた土間部を防湿することを目
的として打設された捨てコンクリート(以下、土間コン
という)cに床支持具aを配設して大引bを支持する工
法が知られている(図17参照)。そして、この工法に
おいては、床の跳ね上がりならびに床支持具が受ける衝
撃によりそれが移動することを防止するため、床支持具
aの底面dは、土間コンc表面にウレタン樹脂系の接着
剤(以下、単に接着剤という)により接着固定されてい
る。
【0003】この接着剤が所定強度を発揮するために
は、土間コンcが完全に乾燥していることが必要である
が、前述したようにかかる工法においては、土間部は布
基礎に囲まれているので、溜まった雨水が排水されにく
く、それがため土間コンcを完全な乾燥状態とすること
は事実上困難である。
【0004】したがって、土間コンcが漏れ状態で接着
剤による床支持具aの固定作業を行うことになるので、
接着剤が土間コンcの水分と反応して変質するため、接
着力が大幅に低下するという問題が生ずる。この問題
は、屋根の組付けが施工当初になされない、プラットホ
ーム工法を採用している2x4法工法においては顕著で
ある。その上、一度変質して接着力が低下した接着剤
は、その後に土間コンcが乾燥しても所定の接着力とは
ならないので、この問題を解決することは重要である。
【0005】なお、接着剤の接着力の低下を補うため、
コンクリート釘により床支持具aの底部を土間コンcに
固定することも考えられるが、土間コンcはその厚さが
薄いためにコンクリート釘を打設すると割れを生ずるお
それが大きい。土間コンcに割れが生ずると、本来の目
的である防湿機能が発揮できなくなる。そのため、コン
クリート釘による床支持具aの底部を土間コンcに固定
する方式は採用できない。
【0006】下穴加工を伴う後付けアンカーは、土間コ
ンcの厚さが薄いため、これも採用できない。また、こ
の後付けアンカーを使用した場合に、下穴が土間コンc
を突き抜けたときには、湿気がここより集中的に床下に
侵入するという別の問題が生ずる。
【0007】土間コンcの打設時にインサートやアンカ
ーボルトも一緒に施工しておく方式も考えられるが、大
引の位置が施工時にずれた場合、その位置調整が困難で
あるという問題がある。それに加えて、インサートの場
合、土間コンcに埋設されているインサートを見付ける
のに手間取るという問題もある。一方、アンカーボルト
の場合は見付けやすいが、アンカーボルトが土間コンc
より突出しているので、怪我の原因となりやすいという
問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、土間コンやベタ
基礎などのコンクリートが打設されている個所に、床支
持具を確実に固定できる床支持具の固定方法および固定
構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1形態は、床
下に土間コンが打設される工法に用いられる床支持具の
固定方法であって、溝状受け架台がその水平部に載置・
固定されている逆U字状の固定脚を、そのレベル設定部
材を地盤表面に当接させて同溝状受け架台の載置部を土
間コンレベルとし、土間コンに前記溝状受け架台をその
開口部が蓋部材により覆われた状態で埋設し、前記溝状
受け架台から蓋部材の上部蓋を撤去した後、同溝状受け
架台に床支持具を機械的固定手段により固定することを
特徴とする床支持具の固定方法に関する。
【0010】 本発明の第1形態の床支持具の固定方法
は、具体的には、蓋部材により開口部が覆われた溝状受
け架台を、その軸方向を大引に直交させて、該溝状受け
架台がその水平部に載置・固定されている逆U字状の固
定脚をそのレベル設定部材を地盤表面に当接させて、同
溝状受け架台の載置部を土間コンレベルとする手順と、
土間コンを打設する手順と、前記土間コンが硬化した
後、蓋部材の上部蓋を撤去する手順と、前記溝状受け架
台の載置部に床支持具の底部を載置する手順と、前記底
部を機械的固定手段により前記溝状受け架台に固定する
手順とを含んでなるものである。
【0011】 本発明の第2形態は、床下に土間コンが
打設される工法に用いられる床支持具の固定構造であっ
て、溝状受け架台と、該溝状受け架台がその水平部に載
置・固定された逆U字状の脚部とを備え、前記脚部のレ
ベル設定部材を地盤表面に当接させて、前記溝状受け架
台の載置部を土間コンレベルとして同溝状受け架台を土
間コンに埋設し、前記支持具が、その底部を前記溝状受
け架台の載置部に載置された状態で、同底部が、機械的
固定手段により前記載置部に固定されてなることを特徴
とする床支持具の固定構造に関する。
【0012】 本発明の第2形態の床支持具の固定構造
においては、前記溝状受け架台がその開口部を覆う蓋部
材を有し、同溝状受け架台の端部開口が、前記蓋部材
端蓋により蓋がされた状態で前記コンクリートに埋設さ
れてなるのが好ましい。
【0013】 本発明の第3形態は、一対の載置板を水
平に対向配置してなる載置部と、前記載置板の内縁から
一体的に垂下されたガイド板からなるガイド部と、前記
ガイド板の下端から外方に向けて水平に一体的に延伸さ
れた天井板と、前記天井板の先端から一体的に下端から
垂下された側板と、前記側板の下端に端部が一体的に接
合されている底板とからなる収納部とを有する受け架台
本体と、前記受け架台本体を地盤に固定する、レベル設
定部材を有する逆U字状の脚部材とを備え、前記受け架
台本体が脚部材の水平部に載置・固定されてなることを
特徴とする溝状受け架台に関する。
【0014】 本発明の第3形態の溝状受け架台は、そ
の受け架台本体が、前記載置部の開口を覆う上部蓋と、
端部開口を覆う端蓋とを一体的に有する蓋部材を備えて
なるのが好ましい。
【0015】
【作用】本発明は前記の如く構成されているので、従来
のようにコンクリートの乾燥を待つことなく、コンクリ
ートが硬化した時点で床支持具の施工がなし得るので、
施工期間の短縮が図られる。このことは、2x4法工法
において、いわゆるベタ基礎や土間コンが用いられる場
合に特に顕著である。また、大引の取付け位置が多少ず
れたとしても、そのずれは埋め込み受け架台(溝状受け
架台)により吸収できるので、施工が迅速になし得る。
さらに、床支持具からの荷重を埋め込み受け架台(溝状
受け架台)により負担しているので、コンクリートに床
支持具からの荷重が直接かからなくなるため、その厚さ
を薄くすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
【0017】本発明の一実施形態の床支持具の固定構造
Kを、図1に一部を分離させた斜視図で示す。
【0018】この床支持具の固定構造Kは、土間コンに
埋め込まれる埋め込み受け架台10と、床支持具の底
部、例えばベースプレートをこの埋め込受けみ架台10
に固定する機械的固定手段20とを主要部として備えて
なるものとされる。
【0019】埋め込み受け架台10は、所定断面形状と
されている溝状の受け架台本体11と、この受け架台本
体11を土間(地盤)に固定する複数の固定脚(脚部
材)12と、蓋部材13とを主要構成要素として備えて
なるものとされる(図2〜図4参照)。つまり、埋め込
み受け架台10は、溝状受け架台とされている。
【0020】受け架台本体11は、図2〜図4に示すよ
うに、載置部11aと、この載置部11aの下方に配設
されているガイド部11bと、このガイド部11bの下
方に配設されている収納部11cとを主要部として備え
てなるものとされる。
【0021】載置部11aは、一対の載置板11d,1
1dを所定の間隔を設けて水平に対向配置することによ
り形成される。
【0022】ガイド部11bは、前記対向配置された載
置板11d,11dの内縁から一体的に垂下されたガイ
ド板11e,11eにより形成される。
【0023】収納部11cは、前記ガイド板11eの下
端から一体的に外方に向けて水平に所定長さで延伸され
た天井板11fと、この天井板11fの先端から一体的
に垂下された側板11gと、側板11gの下端に端部が
一体的に接合された底板11hとにより形成される。
【0024】固定脚12は、丸棒をほぼ逆U字状に形成
してなるものであって、その上部水平部の中央部12a
は偏平とされていて、その部分に受け架台本体11の底
面が載置・固定、例えば溶接固定され、その垂直部12
bの中央部には受け架台本体11の載置部11aのレベ
ルを所定位置にセットするレベル設定円板(レベル設定
部材)12cが摺動不自在に装着されている。
【0025】蓋部材13は、例えば合成樹脂製とされ、
そして受け架台本体11の載置部11a開口を塞ぐ上部
蓋13aと、受け架台本体11の端部開口を塞ぐ端蓋1
3bとからなるものとされる。上部蓋13aの両端は、
図1および図2に示すように、上方に折り曲げられてい
るとともに、その中央には円形の透孔13cが形成され
ている。この透孔13cは、蓋部材13を取り外す際に
利用される。端蓋13bは、明瞭には図示されていない
が、受け架台本体11端部に外嵌できるように構成され
ている。そして、上部蓋13aと端蓋13bとの接合部
は、図1および図2に示すように、ミシン目13dが入
れられていて、上部蓋13aを容易に端蓋13bから切
り離せるようにされている。
【0026】機械的固定手段20は、具体的には、ボル
ト21、ナット22、座金23を組み合わせてなるもの
とされる。ボルト21は、図1に示すように、逆T字状
ボルトとされている。なお、前述した受け架台本体11
の収納部11cは、逆T字状ボルトの水平部を受け架台
本体11の軸方向に直交させた状態でボルトが収容でき
る大きさとされている。また、ガイド部11bの幅は、
逆T字状ボルトの水平部を受け架台本体11の軸方向に
一致させた状態でボルト21を降下させることができる
とともに、ボルト21の水平部を前記軸方向に直交させ
た場合に、ボルト21の水平部が収納部11cから抜け
ることがないように調整されている。
【0027】次に、図5〜図10を参照しながら、かか
る構成とされている床支持具の固定構造Kの施工につい
て説明する。
【0028】(1)布基礎B内の地盤Gを常法により調
整する(図5参照)。
【0029】(2)埋め込み受け架台10を所定位置
に、その軸方向が大引と直交するようにして配設する
(図6参照)。この場合、載置部11aのレベルは、土
間コンのレベルに一致させて設定される。つまり、レベ
ル設定円板12cを地盤G表面に当接させて、載置部1
1aのレベルが土間コンのレベルとなるようにする。
【0030】(3)土間コンCを所定厚さに打設する
(図7参照)。
【0031】(4)蓋部材13の上部蓋13aをミシン
目13dから切り離して撤去する(図8参照)。この場
合、蓋部材13の端蓋13bは土間コンC中に埋め込ま
れたままとされる。いわゆる、埋め殺しとされる。
【0032】(5)布基礎Bに大引Dを仮置きする(図
9参照)。
【0033】(6)床支持具(例えば、鋼製束)30の
大引受け部31に大引Dをセットした後、そのベースプ
レート32を埋め込み受け架台10に機械的固定手段2
0により固定する(図10参照)。この機械的固定手段
20によるベースプレート32の固定については後述す
る。
【0034】以上の工程により床支持具の固定構造Kの
施工が完了する。
【0035】次に、図11〜図14を参照しながら、機
械的固定手段20による床支持具30のベースプレート
32の埋め込み受け架台10への固定について説明す
る。
【0036】(1)逆T字状ボルト21の水平部を受け
架台本体11の軸方向に一致させて、その水平部をガイ
ド部11を通して収納部11cへ落とし込む(図11参
照)。
【0037】(2)床支持具のベースプレート32を、
その長孔32aに逆T字状ボルト21の垂直部を挿通さ
せた状態で受け架台本体11の載置部11aに載置する
(図12参照)。この場合、受け架台本体11はその軸
方向を大引Dの軸方向と直交させて土間コンCに埋設さ
れているので、大引Dのセットが所定位置より多少ずれ
たとしても、図15に示すように、ベースプレート32
を受け架台本体11の載置部11aに載置できる。ま
た、図16に示すように、ベースプレート32の長孔3
2aを受け架台本体11の軸方向と直交する方向に形成
しておけば、受け架台本体11の軸方向と直交する方向
の位置調整が可能となる。なお、図中、符号Wはベース
プレート32が移動できる範囲を示す。
【0038】(3)逆T字状ボルト31の垂直部のベー
スプレート32から突出しているねじ部に座金23を挿
通した後、ナット22を螺着して仮留めする(図13参
照)。
【0039】(4)ベースプレート32の位置調整をし
た後、逆T字状ボルト21の水平部を受け架台本体11
の軸方向と直交する方向に回転させる。
【0040】(5)ナット22を本締めしてベースプレ
ート32を受け架台本体11にしっかりと固定する(図
14参照)。
【0041】このように、この実施形態によれば、従来
のように土間コンCの乾燥を待つことなく、土間コンC
が硬化した時点で床支持具30の施工がなし得るので、
施工期間の短縮が図られる。この施工期間の短縮は、2
x4法工法において、いわゆるベタ基礎や土間コンが用
いられる場合に特に顕著である。また、大引Dの取付け
位置が多少ずれたとしても、そのずれは埋め込み受け架
台10により吸収できるので、施工が迅速になし得る。
さらに、床支持具30からの荷重を埋め込み受け架台1
0により負担しているので、土間コンCに直接床支持具
30からの荷重がかからなくなり、その厚さを薄くする
ことができる。その上、床支持具30のベースプレート
32を土間コンCに埋設されている受け架台本体11に
ボルト21およびナット22を用いたボルト・ナット留
めにて固定しているので、ベースプレート32の固定が
確実になされる。
【0042】以上、本発明を実施形態に基づいて説明し
てきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるも
のではなく、種々改変が可能である。例えば、実施形態
では蓋部材13の上部蓋13aは完全撤去されるように
されているが、上部蓋13aの載置板13dに位置する
部分を残すようにして撤去してその残った部分をベース
プレート32の傾斜調整用スペーサとして用いるように
してもよい。また、実施形態では土間コンCが打設され
る個所に適用した場合について説明されているが、適用
される個所はいわゆるベタ基礎とされてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
従来のようにコンクリートの乾燥を待つことなく、コン
クリートが硬化した時点で床支持具の施工がなし得るの
で、施工期間の短縮が図られるという優れた効果が得ら
れる。この効果は、2x4法工法において、いわゆるベ
タ基礎や土間コンが用いられる場合に特に顕著である。
【0044】また、大引の取付け位置が多少ずれたとし
ても、そのずれは埋め込み受け架台により吸収できるの
で、施工が迅速になし得るという効果も得られる。
【0045】さらに、床支持具からの荷重を埋め込み受
け架台部により負担しているので、コンクリートに床支
持具からの荷重が直接かからなくなるため、その厚さを
薄くすることができるという効果も得られる。
【0046】その上、床支持具のベースプレートを土間
コンに埋設されている受け架台本体にボルト・ナット留
めにて固定しているので、ベースプレートの固定が確実
になされるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る床支持具の固定構造
の斜視図である。
【図2】同実施形態の埋め込み受け架台の分解斜視図で
ある。
【図3】同実施形態の埋め込み受け架台を蓋部材を取り
除いて示す平面図である。
【図4】同正面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る床支持具の固定構造
の施工手順の説明図であって、地盤が調整された状態を
示す。
【図6】本発明の一実施形態に係る床支持具の固定構造
の施工手順の説明図であって、埋め込み受け架台が配設
された状態を示す。
【図7】本発明の一実施形態に係る床支持具の固定構造
の施工手順の説明図であって、土間コンが打設された状
態を示す。
【図8】本発明の一実施形態に係る床支持具の固定構造
の施工手順の説明図であって、上部蓋が撤去された状態
を示す。
【図9】本発明の一実施形態に係る床支持具の固定構造
の施工手順の説明図であって、大引が仮置きされた状態
を示す。
【図10】本発明の一実施形態に係る床支持具の固定構
造の施工手順の説明図であって、床支持具が固定された
状態を示す。
【図11】本発明の一実施形態におけるベースプレート
の固定手順の説明図であって、埋め込み受け架台にボル
トを落とし込んだ状態を示す。
【図12】本発明の一実施形態におけるベースプレート
の固定手順の説明図であって、埋め込み受け架台にベー
スプレートをセットした状態を示す。
【図13】本発明の一実施形態におけるベースプレート
の固定手順の説明図であって、ベースプレートを仮留め
した状態を示す。
【図14】本発明の一実施形態におけるベースプレート
の固定手順の説明図であって、ベースプレートを固定し
た状態を示す。
【図15】大引の位置が多少ずれてもそのずれが吸収で
きることを示す説明図である。
【図16】ベースプレートに設けられた長孔により埋め
込み受け架台と直交する方向の位置調整がなし得ること
を示す説明図である。
【図17】従来工法の説明図である。
【符号の説明】
10 埋め込受け架台 11 受け架台本体 12 固定脚 13 蓋部材 20 機械的固定手段 21 ボルト 22 ナット 23 座金 30 床支持具 32 ベースプレート K 床支持具の固定構造 B 布基礎 C 土間コン D 大引 G 地盤

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下に土間コンが打設される工法に用い
    られる床支持具の固定方法であって、溝状受け架台がその水平部に載置・固定されている逆U
    字状の固定脚を、そのレベル設定部材を地盤表面に当接
    させて同溝状受け架台の載置部を土間コンレベルとし、 土間 コンに前記溝状受け架台をその開口部が蓋部材によ
    り覆われた状態で埋設し、前記溝状受け架台から蓋部材
    上部蓋を撤去した後、同溝状受け架台に床支持 具を機械的固定手段により固定することを特徴とする床
    支持具の固定方法。
  2. 【請求項2】 床下に土間コンが打設される工法に用い
    られる床支持具の固定方法であって、 蓋部材により開口部が覆われた溝状受け架台を、その軸
    方向を大引に直交させて、該溝状受け架台がその水平部
    に載置・固定されている逆U字状の固定脚をそのレベル
    設定部材を地盤表面に当接させて、同溝状受け架台の載
    置部を土間コンレベルとする手順と、土間 コンを打設する手順と、前記土間 コンが硬化した後、蓋部材の上部蓋を撤去する
    手順と、 前記溝状受け架台の載置部に床支持具の底部を載置する
    手順と、 前記底部を機械的固定手段により前記溝状受け架台に固
    定する手順とを含んでなることを特徴とする床支持具の
    固定方法。
  3. 【請求項3】 床下に土間コンが打設される工法に用い
    られる床支持具の固定構造であって、 溝状受け架台と、該溝状受け架台がその水平部に載置・
    固定された逆U字状の脚部とを備え、前記脚部のレベル設定部材を地盤表面に当接させて、前
    記溝状受け架台の載置部を土間コンレベルとして同溝状
    受け架台を土間コンに埋設し、 前記支持具が、その底部を前記溝状受け架台の載置部に
    載置された状態で、同底部が、機械的固定手段により前
    記載置部に固定されてなることを特徴とする床支持具の
    固定構造。
  4. 【請求項4】 前記溝状受け架台がその開口部を覆う蓋
    部材を有し、同溝状受け架台の端部開口が、前記蓋部材
    の端蓋により蓋がされた状態で前記コンクリートに埋設
    されてなることを特徴とする請求項3記載の床支持具の
    固定構造。
  5. 【請求項5】 一対の載置板を水平に対向配置してなる
    載置部と、前記載置板の内縁から一体的に垂下されたガ
    イド板からなるガイド部と、前記ガイド板の下端から外
    方に向けて水平に一体的に延伸された天井板と、前記天
    井板の先端から一体的に下端から垂下された側板と、前
    記側板の下端に端部が一体的に接合されている底板とか
    らなる収納部とを有する受け架台本体と、 前記受け架台本体を地盤に固定する、レベル設定部材を
    有する逆U字状の脚部材とを備え 前記受け架台本体が脚部材の水平部に載置・固定されて
    なる ことを特徴とする溝状受け架台。
  6. 【請求項6】 前記受け架台本体が、前記載置部の開口
    を覆う上部蓋と、端部開口を覆う端蓋とを一体的に有す
    る蓋部材を備えてなることを特徴とする請求項5記載の
    溝状受け架台。
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