JP2003055721A - Ag合金薄膜電極、有機EL素子及びスパッタリング用ターゲット - Google Patents
Ag合金薄膜電極、有機EL素子及びスパッタリング用ターゲットInfo
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Abstract
極、この薄膜を形成するためのスパッタリング用ターゲ
ット、及びこの薄膜を用いた有機EL素子の提供。 【解決手段】 Agに、AuとCu、Ti及びSnから
選択された少なくとも1つの金属とを添加してなるAg
合金から形成された薄膜であって、0.1〜4.0at
%のAu、0〜5.0at%のCu、0〜1.0at%
のTi、及び0〜1.0at%のSnを含有する薄膜か
らなる。この薄膜と同じ合金組成を有するスパッタリン
グ用ターゲット。この薄膜からなる電極を用いた有機E
L素子。
Description
(OLED)等の表示素子用その他の(透明)薄膜配
線、電極等に用いられるAg(銀)合金薄膜に関するも
のである。特に、この薄膜からなるAg合金薄膜電極、
この薄膜電極を用いた有機EL素子及びこの薄膜電極を
形成するためのスパッタリング用ターゲットに関するも
のである。
Ag合金薄膜(例えば、特開2000-109943号公報、特開2
000-285517号公報に記載されるAgPdCu合金)は、
下地もしくはその上に積層される膜との密着性があまり
良くなかった。例えば、ガラス基板上に直接Ag合金薄
膜を形成したり、あるいはアモルファス状ITO(本明
細書中では、a−ITOと略す。)膜/Ag合金膜/a
−ITO膜を順次スパッタリングにて積層した後、これ
をフォト工程を経てウエットエッチングしてパターニン
グすると、ガラス基板とa−ITO膜との界面及びa−
ITO膜とAg合金膜との界面で膜はがれが生じ易いと
いう問題があった。この膜はがれは、特に、超音波やブ
ラシ洗浄による仕上げ時に顕著である。そのため適当な
密着層を必要としていた。この発明の課題は、密着性に
優れたAg合金薄膜を見出し、この薄膜からなる電極、
この薄膜を用いた有機EL素子、及びこの薄膜の合金組
成と同じ組成を有するスパッタリング用ターゲットを提
供することにある。
Auと共にCu、Ti、Snのうちの少なくとも1つの
金属を添加することにより、低い抵抗、良好な耐食性を
保ったままで、従来のものよりも良好な密着性を有する
薄膜が得られることを知見し、その知見に基づいて本発
明を完成するに至った。この発明のAg合金薄膜電極
は、Agに、AuとCu、Ti及びSnから選択された
少なくとも1つの金属とを添加してなるAg合金から形
成された薄膜からなるものであり、0.1〜4.0at
%のAu、0〜5.0at%のCu、0〜1.0at%
のTi、及び0〜1.0at%のSnを含有している。
この添加金属が1.1〜2.1at%のAu及び0〜
5.0at%のCuであること、1.1〜2.1at%
のAu及び0.1〜1.0at%のTiであること、又
は1.1〜2.1at%のAu及び0.1〜1.0at
%のSnであることが、より良好な密着性を得るために
は望ましい。
変化していてもよい。この薄膜は、ガラスやプラスチッ
ク等の板状やフィルム状の基板に、金属酸化物や導電性
の良い金属、ぬれ性改善コーティング(いわゆる「トッ
プコート」)等の密着層を介して形成されてもよく、ま
た、このように形成された薄膜の表面に、更に金属酸化
物や導電性の良い金属、ぬれ性改善コーティング等の密
着層を設けてもよい。金属酸化物からなる密着層は、高
透過率又は高反射率の点から、a−ITO、IZO等か
らなる透明導電膜であることが望ましく、これらは結
晶、微結晶でもよい。導電性の良い金属としては、例え
ば、Au、Ag、Cu、Al、Ni、Co、Ti、T
a、Pd、Pt、Ru、Si、Sn、Zn等の金属を使
用できる。
た、二層の場合はそのいずれか又は両方の層が、H20
又はH2添加雰囲気の低電圧スパッタ法により形成され
たa−ITOからなる透明導電膜であることが望まし
い。この透明導電膜のうち片方又は両方がアニール処理
により低抵抗化したものであってもよい。この場合のア
ニール法は、通常の大気又は雰囲気制御もしくは真空の
オーブンの他、レーザーやランプ集光を用いたり、誘導
電流加熱を用いたアニールでもよい。また、Ag合金薄
膜電極は、前記薄膜のうち少なくとも2つ以上の膜を積
層した積層タイプであってもよい。上記したような合金
組成を有するAg合金薄膜は、これと同じ合金組成を有
するスパッタリング用ターゲットを用いて通常のプロセ
スにより形成され、得られた薄膜の密着性は良好であ
る。上記したAg合金薄膜電極を用いて有機EL素子を
はじめとする各種電子素子や光学素子等を作成すること
ができる。
のインターバック式通過成膜スパッタ装置(以下、「ス
パッタ成膜装置」と称す。)により、種々の組成を有す
るAg合金ターゲットを使用して、公知のプロセス条件
の下で、該ターゲットの組成に応じたAg合金薄膜をガ
ラス基板上に形成した。形成された薄膜の電気抵抗(比
抵抗)、密着性、耐食性、反射率等を評価し、この発明
によるAg合金薄膜を従来品のAgPdCu合金薄膜と
比較した。 (実施例1)上記スパッタ装置により、以下の表1に示
す種々の膜組成と同じ組成を有するAg合金ターゲット
を用い、各種組成のAg合金薄膜(膜厚:1000Å)
を形成した。基板として、素ガラス(コーニング#70
59)及びこの素ガラスにa−ITOを厚さ300〜1
000Åでスパッタ成膜したものを用いた。成膜を室温
及び150℃で行ったが、結果は同様であったので、以
下、室温で行った場合について述べる。
てはガラス基板上の合金薄膜を四端子測定により行い、
密着性については、各基板に形成した合金薄膜をナイフ
で5mm角の碁盤目状に5X5=25個に区切り、セロ
ハンテープ及びそれより強力な粘着力を有するスコッチ
テープを用いるピールテストにより行った。ピールテス
トの場合、25個の碁盤目のうちの残った数を密着性の
指針とした。ナイフによるキズ部(溝部)が若干はがれ
たものは0.5減じた。また、耐食性については、塩水
テストにより評価した。Ag合金薄膜の形成された各基
板を5wt%NaCl水溶液中に96時間浸漬し、目視
により腐食の有無を判定した。
Ag合金から形成した薄膜の膜組成を示すと共に、比抵
抗、密着性テスト及び塩水テストの結果を示す。表1
中、密着性において、/ガラスの欄は、素ガラス上に
Ag合金膜を形成したものについて、セロファンテープ
により剥離せずに残った数を示し、/ガラスの欄は、
素ガラス上にAg合金膜を形成したものについて、スコ
ッチテープにより剥離せずに残った数を示し、/IT
Oの欄は、a−ITO膜を約300〜1000Å成膜済
のガラスのa−ITO上にAg合金を形成したものにつ
いて、スコッチテープにより剥離せずに残った数を示
す。塩水テストにおいて、○は腐食なし、Xは腐食あり
を示す。
0.8〜3.2at%の場合において、従来のAg金
属、AgPdCu合金の場合よりも密着性の改善が見ら
れた。特に、素ガラス上に直接Ag合金膜を形成した場
合において、Auが約0.8〜1.6at%付近で密着
性効果が良い。比抵抗も約5μΩcm以下であり、配線
に用いることのできる実用的な値である。塩水テストに
よる耐食性も問題なかった。 (実施例2)Ag合金ターゲットとして、AgにAuを
添加したものに、さらにTi又はSnを添加したものを
用いた以外は、実施例1と同様にして行った。ただし、
Auの添加量は実施例1で効果の良かった約1.6at
%として、Ti及びSnの添加量を種々変えて効果を調
べた。得られた結果を表2に示す。Ti、Sn共に添加
量に対する比抵抗の上昇は著しいものの、それぞれ約
1.0at%以下であれば、実用上配線として使用でき
る約5μΩcm以下であり、密着性も従来のAg金属、
AgPdCu合金(表1記載)と同等以上であり、耐食
性も十分であった。
AgにAuとCuを添加したものに、さらにTi又はS
nを添加したものを用いた以外は、実施例1と同様にし
て行った。ただし、AuとCuの添加量は実施例1で効
果の良かったAu約1.6at%、Cu1.4〜3.6
at%とし、Ti及びSnの添加量を種々変えて効果を
調べた。結果を表3に示す。Ti、Sn共に1.0at
%以下でCuの添加量が少なければ、比抵抗約5μΩc
m以下であり、実用配線として使用できる。密着性も向
上しており、耐食性も良好であった。
装置を使用し、ガラス基板上にH20添加雰囲気中での
低電圧スパッタ法(電圧:約250〜300V)により
a−ITO膜を約300Åの膜厚で形成し、その上に
1.6at%のAu、1.4at%のCuを含有するA
g合金薄膜又は1.5at%のAu、1.4at%のC
u、0.2at%のSnを含有するAg合金薄膜をAr
等の不活性ガス雰囲気中で約300Åの膜厚で形成した
後に、さらにH2O雰囲気中で前記a−ITO膜を約3
00Åの膜厚で形成し、これをフォト工程によりエッチ
ング・パターニングして配線を形成した。前記したよう
に、Ag合金薄膜とa−ITO膜との密着性が良好なの
で、エッチング後もAg合金薄膜の剥離を生じることは
無かった。これらはいずれの工程も室温で成膜した結果
であり、下地のa−ITO膜へのAg合金薄膜の成膜は
真空中で連続して行った。また、いずれの工程も加熱成
膜(150℃)により行った場合も、室温の場合と同様
の結果が得られた。さらにまた、a−ITO成膜後に基
板を一旦大気中へ取出した後でAg合金薄膜を成膜して
も同様の結果が得られた。
u、Ti、Snのうちいずれか1つの金属を適宜添加し
たAg合金から薄膜を形成することにより、従来技術よ
りも密着性が向上し、パターニングのためのフォト工程
を経ても、この合金薄膜が剥離すること無く、実用に耐
える低抵抗、高耐食性、高反射率を有するAg合金薄膜
が得られる。従って、この発明によれば、所望のAg合
金薄膜電極、この薄膜電極を形成するためのスパッタリ
ング用ターゲット、及びこの薄膜電極を用いた有機EL
素子を提供できる。
Claims (13)
- 【請求項1】 Agに、AuとCu、Ti及びSnから
選択された少なくとも1つの金属とを添加してなるAg
合金から形成された薄膜であって、0.1〜4.0at
%のAu、0〜5.0at%のCu、0〜1.0at%
のTi、及び0〜1.0at%のSnを含有するAg合
金薄膜からなることを特徴とするAg合金薄膜電極。 - 【請求項2】 前記添加金属が、1.1〜2.1at%
のAu及び0〜5.0at%のCuであることを特徴と
する請求項1記載のAg合金薄膜電極。 - 【請求項3】 前記添加金属が、1.1〜2.1at%
のAu及び0.1〜1.0at%のTiであることを特
徴とする請求項1記載のAg合金薄膜電極。 - 【請求項4】 前記添加金属が、1.1〜2.1at%
のAu及び0.1〜1.0at%のSnであることを特
徴とする請求項1記載のAg合金薄膜電極。 - 【請求項5】 前記薄膜の合金組成が、膜厚方向に変化
することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
のAg合金薄膜電極。 - 【請求項6】 請求項1乃至5記載の薄膜のうち少なく
とも2つの膜を積層した積層薄膜からなることを特徴と
するAg合金薄膜電極。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のAg
合金薄膜であって、ガラスやプラスチックの板状やフィ
ルム状の基板に、金属酸化物や導電性の良い金属、ぬれ
性改善コーティングの密着層を介して形成されたことを
特徴とするAg合金薄膜電極。 - 【請求項8】 請求項7記載のAg合金薄膜の表面に、
更に金属酸化物や導電性の良い金属、ぬれ性改善コーテ
ィングの密着層を設けたことを特徴とするAg合金薄膜
電極。 - 【請求項9】 前記密着層が、a−ITO、IZOから
選ばれた金属酸化物の透明導電膜であることを特徴とす
る請求項7又は8記載のAg合金薄膜電極。 - 【請求項10】 前記密着層の何れか又は両方が、H2
0又はH2添加雰囲気の低電圧スパッタ法により形成さ
れたa−ITOの透明導電膜であることを特徴とする請
求項7又は8記載のAg合金薄膜電極。 - 【請求項11】 前記透明導電膜のうち基板側に設けら
れた透明導電膜は、アニール処理により低抵抗化したも
のであることを特徴とする請求項9記載のAg合金薄膜
電極。 - 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
Ag合金薄膜電極を用いた有機EL素子。 - 【請求項13】 請求項1乃至4のいずれかに記載のA
g合金薄膜と同じAg合金組成を有するスパッタリング
用ターゲット。
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