JP2003053855A - 空気入りタイヤ、空気入りタイヤの製造方法、ボディプライ用リボン,及び空気入りタイヤ用ボディプライ - Google Patents
空気入りタイヤ、空気入りタイヤの製造方法、ボディプライ用リボン,及び空気入りタイヤ用ボディプライInfo
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Abstract
ともに、製造工程を簡略化でき、しかも、タイヤの軽量
化を可能にするとともに、性能向上を図るようにするこ
と。 【解決手段】 タイヤのボディプライ15は、多数のリ
ボン片21がタイヤ軸方向に沿って延在するように、そ
れらのリボン片21をタイヤ軸方向に平行に配置すると
ともに、相互の側縁を密着させた状態で配列して構成さ
れている。このリボン片21は、1本のリボンから切断
形成されている。各リボン片21は、コーティングゴム
26に2層のコード列24,25を埋設して構成されて
いる。各コード列24,25のコード23が他の列2
5,24のコード23に対して千鳥状をなすようにずれ
て配置されている。各コード23は、隣接するコード2
3に対してコード間ゲージGを隔てて配置されている。
Description
に関するものであって、特に、空気入りタイヤの骨格を
形成するボディプライ及びその関連技術に関するもので
ある。具体的には、ボディプライに用いられるコード補
強ゴム被覆リボン、そのリボンを用いたボディプライ、
そのボディプライを用いた空気入りタイヤ及びその空気
入りタイヤの製造方法に関するものである。
性能を要求され、スポーツ系の車両では、扁平タイヤが
主に用いられ、このようなタイヤではサイド部に高い剛
性としなやかさとの両立が要求されている。またこのよ
うなタイヤでは、道路に埋設されたキャッツアイに乗り
上げた際の衝撃からのコード切れを防止することも要求
されている。このような要件を満たすための従来の扁平
タイヤにおいては、図20及び図21に示すように、ボ
ディプライ102,103を2層にした構成のタイヤ1
01が採用されている。また、大型車両に用いられるタ
イヤにおいても強度アップの観点から、特開2001−
130215号公報に見られるように、複数のコード層
を装架した構成のボディプライが採用されている。な
お、大型車両とは、大型乗用車からトラック、バス、大
型の建設車両までを含むものである。
02,103を用いたタイヤ101は、通常以下のよう
にして製造される。すなわち、多数本(通常千五百本前
後)のコードからなっている簾或いは多数本(通常千本
前後)のリールから引き出されて、一列に揃えられたコ
ード104に対して、或いはまた、特開2001−13
0215号公報に見られるように、一枚のゴムシートに
2層或いは多層の簾に対して、いずれにしろ、カレンダ
ーによりゴム105を被覆し、広幅反物状のコーテッド
コードを作製する。次いで、そのコーテッドコードを裁
断装置により所要幅に裁断し、2種類以上の幅及び長さ
の異なるボディプライ102,103を作製する。ここ
で、2種類のボディプライを準備する理由としては、折
り返し端の重なりでの応力集中によるセパレーションの
発生を防止するためである。これら2種類の幅の異なる
ボディプライ102,103をドラム上に積層巻回し
て、2層ボディプライとして構成される。
多層のボディプライでは、特開2001−130215
号公報に見られるように、内側から外側まで単一種のコ
ードが使用されている。
開2001−145961号公報に見られるように、コ
ードを埋設したリボンをドラムに巻きつけ切り開きボデ
ィプライ用のシートを作成することも知られている。
反物状のボディプライ用素材を製造する方式では、千五
百本前後のコードが並んだ広幅の簾や、千個前後ものリ
ールを配置したり、それらコード104にゴム105を
被覆する大型のカレンダーや必要幅にする大型の裁断装
置を必要とする。さらに、広幅のコーテッドコードのた
めの大きな面積の保管場所や搬送通路等を確保したりす
る必要がある。従って、これら大型装置の設備費用の増
加に加えて、広い工場敷地を要するため、タイヤの製造
原価を高める要因となっている。
述したように、リボンからボディプライ素材を製造する
方式が知られている。この方法を用いて2層ボディプラ
イを製造しようとする場合には、各層の幅に応じた径を
持つ複数のマンドレルに巻きつける装置が必要になる。
この結果、単に巻き付け装置の構造が複雑になるだけで
なく、製造するタイヤ種類の変更に伴う設備の段取り変
えも煩雑化し、製造原価を高める要因となることが予測
される。
ありながらかつ高い耐久性を持つために、隣接するコー
ド列間のセパレーション等を防止する範囲内で図21に
示すように最小のコード列間間隔Gを持つことが必要で
ある。
の技術的要求としては、高速回転における回転バランス
性の観点および環境問題の一因となる鉛製バランサーの
使用排除の観点から、タイヤ単体で高い回転バランスが
与えられていること、すなわち高いユニフォミティーを
持つことが要求される。
造が複数のコード層からなる空気入りタイヤの製造コス
トを低減するとともに、製造工程を簡略化して容易に複
数コード層タイヤを製造できるようにすることにある。
また、この発明の目的は、タイヤの耐久性が高く、軽量
化が容易で、高いユニフォミティーを持つタイヤの製造
方法および同方法により製造されるタイヤを提供するこ
とである。
を達成し、かつタイヤの内側部と外側部での要求される
性能の違いに応じて内側と外側のプライコードの種類や
配列パターンの変更を容易にしうるタイヤの製造方法お
よび同方法により製造されるタイヤを提供することであ
る。
方法および同方法により製造されるタイヤに使用される
有用な素材を提供することである。
めに、空気入りタイヤの製造方法に関する請求項1にお
いては、複数本のコードが並設されたコード列を、隣接
するコード列間に所定のコード間隔が形成されるように
配置し、その状態でゴム押出機を通してコード列全体に
ゴム被覆を施して、ほぼ四角形断面を有するゴムリボン
を製造し、そのゴムリボンを螺旋状に巻回して円筒体を
製造し、その円筒体を螺旋角と直交するように切開して
ボディプライを製造し、そのボディプライをリボンがタ
イヤの幅方向に沿って延在するようにして用いたことを
特徴とする。
前記ゴムリボンの螺旋状巻回をタイヤ1本分又は複数本
分のボディプライの巻回領域に設定されたドラム上で行
うことを特徴とした。
おいて、前記リボンのコード列を2層にしたことを特徴
とする。請求項4においては、請求項1〜3のいずれか
において、隣接するコード列において、コードの配列が
千鳥状をなすように形成したことを特徴とする。
れかにおいて、コードの種類が隣接コード列毎に異なる
ようにしたことを特徴とする。請求項6においては、請
求項5において、コードの伸度が隣接コード列毎に異な
るようにしたことを特徴とする。
様においては、空気入りタイヤのボディプライは、1本
のリボンを連続的に螺旋巻回し、それを裁断、切開し
て、さらに円筒状に巻回し、成形されてタイヤ骨格とし
て用いられる。そして、前記リボンには、コード列が複
数に配置されるとともに、隣接するコード列間に所定の
薄いコード間隔が形成されるため、このボディプライを
用いたタイヤの製造コストを低減でき、軽量化できる。
すなわち、リボンには従来構成のような多数のコードが
必要なく、しかも、その幅を5〜35mm程度の小さな
幅にすれば、処理する装置は小型のものでよい。従っ
て、多数のコード用リールを配置するための敷地や、大
型の加工装置は必要とせず、それらに要するコストが不
要になる。また、前記のように、リボン内には、複数の
コード列が配置されているため、前述した大型車両用タ
イヤであっても、複数枚のボディプライを用意する必要
がなく、製造工程のみならず、在庫管理面でも簡略化で
きる。
の単位として配列され、大巻反から小巻反へ巻いたり戻
したりの工程もなく、すぐタイヤとなるので、配列乱れ
の生じる可能性は低い。従って、コードが周上均一に配
分され、均一性に優れたタイヤを製造できる。
する列間のコードを千鳥状に配置すれば、隣接する列間
のコード間隔Gをボディプライ厚さ方向において斜め方
向に対向するコード間に設ければよい。このため、コー
ド列間の間隔を狭くして、リボンを薄くでき、結果とし
てボディプライを薄くでき、タイヤ軽量化が可能とな
る。
列毎で異なるようにするとか、或いは、コードの種類を
隣接コード列毎に変更することで、タイヤ性能向上を図
ることが出来る。つまり、内外のコードピッチを変え、
更に、内側に圧縮疲労に強いコードを、外側には耐外傷
性に強いコードを配置するなどして、容易にタイヤ性能
向上を図ることが出来る。また、内外コードに伸びの違
うコードを配置し、タイヤになった時のコードパスの違
いを吸収させて性能向上を図ることも出来る。コード種
としては、レーヨンやポリエステルの有機繊維コードか
ら、無機繊維コードのスチールコードまで自在に選択で
きる。
複数本分のボディプライの巻回領域に設定されたドラム
上で行うようにすれば、ボディプライが積層巻回でき
て、特に大型車両用タイヤとすることが可能になる。
ム内に複数本のコードが並設されたコード列を埋設した
未加硫状態のボディプライ用リボンにおいて、前記コー
ド列を複数積層配置したことを特徴とする。
幅が5〜35mmの範囲内の値であることを特徴とし
た。請求項9においては、請求項7または8において、
隣接するコード列間に所定のコード間隔を形成したこと
を特徴とする。
て、コード間隔がコードの直径に対して0.1〜1.5
倍の範囲内の値であることを特徴とした。請求項11に
おいては、請求項7〜10のいずれかにおいて、前記コ
ード列を2層にしたことを特徴とする。
いずれかにおいて、隣接するコード列において、コード
の配列が千鳥状をなすように形成したことを特徴とす
る。請求項13においては、請求項7〜12のいずれか
において、隣接するコード列の各コードの配列ピッチが
異なることを特徴とした。
いずれかにおいて、コードの種類がコード列毎に異なる
ことを特徴とする。請求項15においては、請求項14
において、コードの伸度がコード列毎に異なることを特
徴とする。
いずれかにおいて、コード列に埋設するゴムの種類が、
隣接するコード列と異なる種類であることを特徴とし
た。請求項17においては、請求項7〜16のいずれか
に記載のリボンをそれらの側縁を相互に密着させて空気
入りタイヤ用ボディプライを構成したことを特徴とす
る。
て、リボンがタイヤの軸方向に沿って延在するように、
そのリボンをタイヤの軸方向に対して平行に配列し空気
入りタイヤ用ボディプライを構成したことを特徴とす
る。
ては、請求項17または18に記載のボディプライを用
いたことを特徴とする。請求項20においては、請求項
9に記載のボディプライ用リボンを、それらの側縁を相
互に密着させて空気入りタイヤ用ボディプライとし、そ
のボディプライを用いるとともに、コード間隔がコード
の直径に対して0.1〜1.5倍の範囲内の値であるこ
とを特徴とした。
明の第1の実施形態を図1〜図10に基づいて説明す
る。
はボディプライ15により形成され、ボディプライ15
に沿って、ビード部12,サイド部13,トレッド部1
4を備えている。ビード部12には、ビードコア16a
とビードフィラー16bからなるビード16が設けら
れ、サイド部13には、サイドウォールゴム13aが設
けられている。トレッド部14には、トレッドゴム19
と2枚のベルト14a,14bが設けられている。な
お、17はリム、20はインナーライナーを示す。
ディプライ15は、多数のリボン片21から構成されて
おり、その長さ方向はタイヤ軸方向に延びている。各リ
ボン片21は、タイヤ軸方向に対して平行に配列される
とともに、相互の側縁が密着されている。
1は、断面ほぼ平行四辺形をなし、すなわちほぼ四角形
断面をなし、それぞれ複数本(この第1の実施形態では
10本)のコード23よりなる2層のコード列24,2
5に対してゴム26を被覆して構成されている。そし
て、コード列24,25のコード23は、千鳥状に配置
されている。従って、各列24,25のコード23は、
他の列25、24のコード23に対して斜め方向(ボデ
ィプライ15の厚さ方向に対して)で隣接しており、そ
の位置で所定のコード間隔Gを隔てて配置されている。
このコード間隔Gは、コード23の直径に対して0.1
〜1.5倍の範囲内の特定の値が設定される。
ステルコードを採用している。図4及び図5には、前記
リボン22を製造するためのゴム被覆装置31が示され
ている。このケーシング38には、被覆通路32が貫設
されており、中間部には、コーティングゴム26が供給
充填される被覆室33が形成されている。この被覆室3
3は一対のゴム供給口33aよりなる。これらのゴム供
給口33aには、それぞれ同一種類で、同一硬さのコー
ティングゴム26が供給充填される。そして、複数本の
コード23よりなる2層のコード列24,25が被覆通
路32内の被覆室33を通過して一方向に走行し、ゴム
26が被覆される。このため、図3に示すように、同一
種類で、同一硬さの2層のコーティングゴム層26A,
26B内にそれぞれコード列24,25が埋設される。
ド23をガイドするためのガイド部材34が組み込まれ
ている。図5に示すように、このガイド部材34は2枚
のガイド片35を重ね合わせて構成され、それらのガイ
ド片35にはガイド孔36が貫設されている。各ガイド
孔36は、互いに相手側のガイド片35に向かって開口
するとともに、その内奥部が半円弧状をなし、この半円
弧部内においてコード23の走行がガイドされる。そし
て、前記両ガイド片35のガイド孔36が他のガイド片
35のガイド孔36に対して、配列ピッチがずれるよう
に配置されている。このため、各ガイド孔36内を通過
するコード23は、図3に示す状態に配列され、この状
態で被覆室33内で各コード列24,25にゴム26が
被覆される。
み込まれており、断面ほぼ平行四辺形をなす出口孔52
が形成されている。従って、ゴム被覆されたコード23
がこの出口孔52内を通過することにより、断面ほぼ平
行四辺形をなす未加硫状態のリボン22が押出し成形さ
れる。このリボン22幅は、5〜35mmの範囲内の特
定の値である。
すように、ドラム61上に、幅端側の側面を相互に密着
させた状態で螺旋状に巻回される。このドラム61のリ
ボン巻回領域は、タイヤ1本分のボディプライ15の寸
法と等しくなるように設定されている。そして、図7に
示すように、巻回形成されたリボン22の筒が螺旋角に
対して直交する方向に裁断、切開されて、図8に示すよ
うな長方形のボディプライ15となる。つまり、このボ
ディプライ15は、多数のリボン片21よりなってい
る。
示すように、リボン片21がタイヤ軸線方向に延在する
ように図示しない成形ドラム上に巻回され、円筒形をな
す1層のボディプライ15となる。
イダル形状に膨出成形される。この状態では、一方のコ
ーティングゴム層26Aまたは26Bがタイヤ内面側
に、他方のコーティングゴム層26Bまたは26Aがタ
イヤ外面側に位置することになる。なお、図10に示す
ように、この第1実施形態においては、コーティングゴ
ム層26A,26Bの硬さ(JIS硬さ)は、A65で
同一である。なお、ここでのゴム硬さは、加硫後25゜
Cでのゴム単体の硬さである。後述するコーティングゴ
ムの硬さも同様である。
6、ベルト14a,14b、トレッドゴム19、サイド
ウォールゴム13a等の各種タイヤ部品が配置されて、
生タイヤが成形される。この生タイヤに加硫が行われ
て、空気入りタイヤとなる。
以下の効果を発揮する。 ・ ボディプライ15がリボンにより構成されるため、
広幅の簾コードや、千本前後ものコードリールを配置す
る必要がない。つまり、各リールから引き出されたコー
ドやそれにゴム被覆が施された広幅の帯状体の走行経路
を確保したりする必要がない。また、コード本数が少な
く、リボン幅も5〜35mmと狭いため、図4から明ら
かなように、ゴム被覆装置31は、小型のものでよく、
前記大型のカレンダーや裁断装置は不要となる。従っ
て、工場の敷地が狭くなり、製造コストを削減できる。
しかも、前記リボン22が5〜35mmの細幅であるた
め、ゴム被覆装置31以外の、リボン22を取り扱う他
の装置も小型となり、前述の工場敷地を狭くする上で好
適である。
したものであるため、2プライ構造のタイヤを製造する
場合でも、ボディプライ15としては、1種類のリボン
22を準備するだけでよい。このため、従来とは異な
り、ボディプライ15を複数種類用意したりする必要が
なく、製造工程及び工程管理を簡略化できる。
したものがひとつの単位になっている。ボディプライ1
5はその細幅リボン22を、連続的に、かつ均一に、密
着させて生産され、小巻に巻いたり巻き戻したりもな
く、コード23の配列乱れが生じることはほとんどな
く、タイヤ周方向において均一性に優れた、良好な性能
のタイヤが生産される。
23が千鳥状に配列されているため、列間のコード間隔
Gは、ボディプライ15の厚さ方向に対して斜め方向に
隣接するコード23間に設ければよい。このため、ボデ
ィプライ15の厚さ方向にコード間隔Gを確保する場合
と比較して、列間の間隔を狭くすることができる。つま
り、ボディプライ15を薄くすることが可能になり、タ
イヤ軽量化を達成でき、コストダウンにもなる。
コーティングゴム層26A、26Bが同一種類、同一硬
さであるため、生産性が良く、その硬さを適宜に設定す
ることにより、操縦安定性と乗り心地とをバランスさせ
たタイヤとすることができる。
1及び図12に基づいて説明する。なお、これ以降の各
実施形態及び変形例の説明においては、前記第1の実施
形態と異なる部分のみについて説明する。この第2の実
施形態においては、コード種類を列毎に変更したもので
ある。この変更の形態は、以下に示すように3種類であ
る。
ード列24,25のうち、一方のコード列24のコード
27の径が大きく、且つ配列ピッチを他のコード列25
のコード23の配列ピッチの2倍にしている。
34の一方のガイド片35におけるガイド孔36の幅は
広く、且つ、ガイドの配列ピッチが他方のガイド孔36
の配列ピッチの2倍になっている。
強力の太いコード27を本数少なく配置し、タイヤ内面
側には圧縮に強く、素線径が細いコード23を配置する
ことにより、高強度で疲労性に強いタイヤ構造が可能と
なる。コード23、27として有機繊維コード(レーヨ
ン、ポリエステル等)を用いた場合でも、無機繊維コー
ド(スチールコード等)を用いた場合でも同様である。
ード列24の耐カット性コード種としてスチールコード
1×2+4×0.20(0.20mmφの素線2本を撚
り合せ、その周りに4本の素線を撚り合わせたコード)
が採用され、内側コード列25の耐疲労性コード種とし
てアラミドコード830dtex/2が採用される。
ード列24と内側コード列25とで、コード伸度が異な
るコード(例えば、外内のコード撚り数が違うコードを
採用し、ポリエステルコード1670dtex/2で、
外側コード列24の撚り数を40回/10cm、内側コ
ード列25の撚り数を36回/10cmとし、他の熱処
理条件等は同じとする。この場合、撚り数の多い方が伸
度が大きい)を配置する。このようにすれば、生タイヤ
から製品タイヤになる時のコードパスの違いを外内のコ
ード伸度の違いで吸収して、均一なタイヤを容易に得る
ことが出来る。
ード列24と内側コード列25とで、スチールコードの
素線径、本数等の構造は同じで、最外層の撚り方向が逆
のコード(外側コード列24には、最外層コード撚り方
向が時計回りのコードを、内側コード列25には反時計
回りのコード)を配置する。この様にすればコード列2
4,25が持つ残留トーションが互いに帳消し、リボン
としては捩れを持たない完全に平板なリボンができ成形
の作業性が容易になる。もちろん、コード列24,25
の列内の隣り合うコード種の撚り方向を逆にしトーショ
ンを帳消し、列として捩れを持たない平板な列を作るよ
うにしてもよい。
2,3及び4のように、ボディプライ15として、必要
な強度、要求性能、作業性に応じてコード列24,25
毎に、コード23,27の種類、本数等のコード種を変
更して(及び列内のコード23,27の種類を変更し
て)、自由に選択すれば、強度と要求性能のバランスを
好適に確保することができるとともに、設計の自由度を
増すことが出来る。
形態を図13〜図15に基づいて説明する。コード列2
4,25のコード間隔を大きくしたものである。なお、
図13においては、各コード列24,25のコード23
の本数を10本,図15においては少なくして、7本に
したものである。
ため、ガイド部材34におけるガイド片35のガイド孔
36の間隔を大きくする必要がある。このため、この第
3の実施形態においては、図14に示すように、ガイド
孔36を有しないガイド片35間に必要なスペースを設
けて、それらの間に、ガイド孔36を形成した中間ガイ
ド片39を設けている。そして、中間ガイド片39は、
前記第1,第2実施形態とは逆に、ガイド孔36を外向
きに形成している。
24,25間の間隔が大きいため、ボディプライ15の
厚さが増す。このため、この第3の実施形態において
は、タイヤのクッション性が向上するのみならず、衝撃
的エネルギーを吸収でき、縁石乗り上げや路面の大きな
穴に落ち込んだ時に起きがちなボディプライの破損に対
し、安全性を高めることが出来る。
おいては、図16に示すように、リボン22及びリボン
片21が断面ほぼ長方形状をなすとともに、コード列2
4,25のコード23が千鳥状に配列されることなく、
ボディプライ15の厚さ方向において対向して配置され
ている。
34における両ガイド片35のガイド孔36が対向する
ように形成されている。この実施形態における口金51
の出口孔52の形状は、長方形である。
の実施形態を図18及び図19に基づいて説明する。こ
の第5の実施形態においては、図4に示す前記ゴム被覆
装置31の一対のゴム供給口33aに、それぞれ異なる
種類のコーティングゴム26が供給充填されるものであ
る。すなわち、この第5の実施形態における実施例1で
は、タイヤ外面側コーティングゴム層26Bとして硬さ
の硬いもの(JIS硬さA68)、タイヤ内面側コーテ
ィングゴム層26Aとして通常の硬さのもの(JIS硬
さA65)を使用している。実施例2では、逆に、外面
側コーティングゴム層26Bとして硬さの軟らかいもの
(JIS硬さA62)、タイヤ内面側コーティングゴム
層26Aとして硬さの硬いものを使用している(JIS
硬さA68)。
1においては、タイヤのケーシング剛性が増大するた
め、操縦安定性に優れたタイヤとなる。実施例2におい
ては、柔軟性が増して乗り心地が向上する。
防止のために、タイヤ内面側コーティングゴムの硬さを
アップさせてもよい。 (変形例)この発明は、前述した各実施形態に限定され
るものではなく、以下のような態様で具体化することも
可能である。
以上にすること。このようにすれば、トラック・バス等
の大型車両のタイヤに適合する。 ・ 前記第2の実施形態において、コード列24,25
におけるコード種の変更として、一方のコード列に対し
て他方のコード列におけるコードの素線径、素線数等を
変えること。
列24,25におけるコード種の変更であって、一方の
コード列のコードとして有機繊維(ナイロン、レーヨ
ン、ポリエステル、アラミド等)を、他方のコード列の
コードとして無機繊維(スチール、炭素等)を用いるこ
と。あるいは、双方のコード列に有機繊維または無機繊
維を用い、両コード列間で、それぞれの繊維の材質また
は構造を変更すること。
コード列に対して他方のコード列におけるコードの強
度、弾性率、伸度、疲労性、カット性を変えること。す
なわち、強度、弾性率を変えるのに高強度、高弾性率素
線を用いたり、伸度を変えるのに、外内それぞれの列に
使用するコードの熱履歴、コード作成時の撚り数を変え
たり、リボン作成時のテンションを変えたりすること。
を大きくする手法として、両ガイド片の間にスペーサー
を介在させること。 ・ ボディプライ15の長さ方向寸法(円筒状のボディ
プライ15の軸方向長さ寸法)に対して整数倍の巻回領
域長さのドラム長を有するドラム上に、ゴムリボンを螺
旋状に巻回すること。これを切り開けば、タイヤ周長の
整数倍長さのボディプライ15を得られる。これを成形
ドラムに巻回することで、複数列構造のボディプライの
複数巻き積層構造タイヤを製造できる。このような空気
入りタイヤは、超大型車両用として適合する。
ば、製造コストを低減できるとともに、製造工程を簡略
化でき、しかも、タイヤの軽量化を可能にするととも
に、タイヤ性能向上を図ることができるという優れた効
果を発揮する。
図。
示す斜視図。
の硬さを示す表。
図。
ボン片、22…リボン、23…コード、24…内側コー
ド列、25…外側コード列、26…コーティングゴム、
26A…タイヤ内面側コーティングゴム層、26B…タ
イヤ外面側コーティングゴム層、31…ゴム被覆装置。
Claims (20)
- 【請求項1】 複数本のコードが並設されたコード列
を、隣接するコード列間に所定のコード間隔が形成され
るように複数配置し、その状態でゴム押出機を通させて
コード列全体にゴム被覆を施して、ほぼ四角形断面を有
するゴムリボンを製造し、 そのゴムリボンを螺旋状に巻回して円筒体を製造し、 その円筒体を螺旋角と直交するように切開してボディプ
ライを製造し、 そのボディプライをリボンがタイヤの幅方向に沿って延
在するようにして用いたことを特徴とする空気入りタイ
ヤの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記ゴムリボンの螺旋状巻回をタイヤ1本分または複数
本分のボディプライの巻回領域に設定されたドラム上で
行うことを特徴とした空気入りタイヤの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記リボンのコード列を2層にしたことを特徴とする空
気入りタイヤの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 隣接するコード列において、コードの配列が千鳥状をな
すように形成したことを特徴とする空気入りタイヤの製
造方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 コードの種類が隣接コード列毎に異なるようにしたこと
を特徴とする空気入りタイヤの製造方法。 - 【請求項6】 請求項5において、 コードの伸度が隣接コード列毎に異なるようにしたこと
を特徴とする空気入りタイヤの製造方法。 - 【請求項7】 ほぼ四角形断面を有するゴム内に複数本
のコードが並設されたコード列を埋設した未加硫状態の
ボディプライ用リボンにおいて、 前記コード列を複数積層配置したことを特徴とするボデ
ィプライ用リボン。 - 【請求項8】 請求項7において、 幅が5〜35mmの範囲内の値であることを特徴とした
ボディプライ用リボン。 - 【請求項9】 請求項7または8において、 隣接するコード列のコードとコード間に所定の間隔を形
成したことを特徴とするボディプライ用リボン。 - 【請求項10】 請求項9において、 コード間隔がコードの直径に対して0.1〜1.5倍の
範囲内の値であることを特徴としたボディプライ用リボ
ン。 - 【請求項11】 請求項7〜10のいずれかにおいて、 前記コード列を2層にしたことを特徴とするボディプラ
イ用リボン。 - 【請求項12】 請求項7〜11のいずれかにおいて、 隣接するコード列において、コードの配列が千鳥状をな
すように形成したことを特徴とするボディプライ用リボ
ン。 - 【請求項13】 請求項7〜12のいずれかにおいて、 隣接するコード列の各コード列の配列ピッチが異なるこ
とを特徴としたボディプライ用リボン。 - 【請求項14】 請求項7〜13のいずれかにおいて、 コードの種類がコード列毎に異なることを特徴とするボ
ディプライ用リボン。 - 【請求項15】 請求項14において、 コードの伸度がコード列毎に異なることを特徴とするボ
ディプライ用リボン。 - 【請求項16】 請求項7〜15のいずれかにおいて、 コード列を埋設するゴムの種類が、隣接するコード列と
異なる種類であることを特徴としたボディプライ用リボ
ン。 - 【請求項17】 請求項7〜16のいずれかに記載のリ
ボンをそれらの側縁を相互に密着させて構成したことを
特徴とする空気入りタイヤ用ボディプライ。 - 【請求項18】 請求項17において、 リボンがタイヤの軸方向に沿って延在するように、その
リボンをタイヤの軸方向に対して平行に配列したことを
特徴とする空気入りタイヤ用ボディプライ。 - 【請求項19】 請求項17または18に記載のボディ
プライを用いたことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項20】 請求項9に記載のボディプライ用リボ
ンを、それらの側縁を相互に密着させて空気入りタイヤ
用ボディプライとし、そのボディプライを用いた空気入
りタイヤであって、ボディプライのコード間隔がコード
の直径に対して0.1〜1.5倍の範囲内の値であるこ
とを特徴とした空気入りタイヤ。
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