JP2003051717A - 関数発生回路 - Google Patents

関数発生回路

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JP2003051717A
JP2003051717A JP2001238978A JP2001238978A JP2003051717A JP 2003051717 A JP2003051717 A JP 2003051717A JP 2001238978 A JP2001238978 A JP 2001238978A JP 2001238978 A JP2001238978 A JP 2001238978A JP 2003051717 A JP2003051717 A JP 2003051717A
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Junichi Matsuura
潤一 松浦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧が低下しても、制御電圧を連続した
直線状に変化する複数本の制御電圧群として出力するこ
とができ、温度補償特性の折れ線近似を行うことができ
る関数発生回路を提供する。 【解決手段】 入力された複数の電気信号のうち最大値
を持つ電気信号を選択し、その電気信号からNPNトラ
ンジスタのベースとエミッタとの間の電位差だけ低い電
圧値を持つ電気信号y8を出力するMAX回路3と、入
力された複数の電気信号からNPNトランジスタのベー
スとエミッタとの間の電位差だけ低い電圧値を持つ電気
信号及び前記複数の電気信号のうち最小電圧値を持つ電
気信号を選択し、その電気信号からPNPトランジスタ
のエミッタとベースの間の電位差だけ高い電圧値を持つ
電気信号y9を出力するMIN回路4と、電気信号y9
からNPNトランジスタのベースとエミッタとの間の電
位差とPNPトランジスタのエミッタとベースとの間の
電位差との差分による誤差を取り除いた電気信号y10
を出力するオフセット調整回路5とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、関数発生回路、特
に、水晶発振装置から出力される発振周波数の温度依存
性を補償する制御信号を生成する関数発生回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型の電子機器の需要が飛躍的
に伸びており、これら電子機器には基準クロック信号を
生成するための小型で、かつ高精度な水晶発振装置が必
須である。
【0003】しかしながら、水晶発振装置における水晶
発振器の発振周波数は、水晶発振器に用いられる水晶振
動子に起因する3次及び1次成分を持つ温度特性を有し
ており、この温度特性を補償する手段としては、例え
ば、水晶発振器に周波数調整素子であるバラクタダイオ
ード(=可変容量ダイオード)を接続し、このバラクタ
ダイオードに水晶発振器の温度特性を補償する3次及び
1次の温度特性を持つ制御電圧を印加して、発振周波数
の温度特性を安定させる手段があるが、理想的な温度特
性を持つ制御電圧Vcを発生させることは技術的に難し
く、一般的には、擬似的な3次の温度特性を持つ制御電
圧を関数発生回路において様々な手段で発生させている
のが現状である。
【0004】以下、図面を参照しながら従来の関数発生
回路について説明する。
【0005】図3は従来の関数発生回路の構成を示す回
路図であり、3次の温度特性を持つ制御電圧を発生させ
る関数発生回路であって、特開平9−186297号公
報に開示されているものである。
【0006】図中、1は入力された電気信号のうち最大
電圧値を持つ電気信号を出力するMAX回路、2は入力
された電気信号のうち最小電圧値を持つ電気信号を出力
するMIN回路、Vccは電源電圧、Q1は第1のNP
Nトランジスタ、Q2は第2のNPNトランジスタ、Q
3は第3のNPNトランジスタ、Q7は第4のNPNト
ランジスタ、Q6は第1のPNPトランジスタ、Q4は
第2のPNPトランジスタ、Q5は第3のPNPトラン
ジスタ、Q8は第4のPNPトランジスタ、I1は第1
の電流源、I2は第1の電流源I1の2分の1の電流値
を持つ第2の電流源、I3は第3の電流源、I4は第3
の電流源I3の2分の1の電流値を持つ第4の電流源、
y1は周囲温度に比例して減少する第1の電気信号、y
2は周囲温度に依存せずに所定値を保持する第2の電気
信号、y3は周囲温度に比例して増加する第3の電気信
号、y4は周囲温度に依存せずに所定値を保持する第4
の電気信号、y5は周囲温度に比例して減少する第5の
電気信号、y6は第1の電気信号y1,第2の電気信号
y2及び第3の電気信号y3のうち最大電圧値を持つ電
気信号を選択し出力された第6の電気信号、y7は第4
の電気信号y4,第5の電気信号y5及び第6の電気信
号y6のうち最小電圧値を持つ電気信号を選択し出力さ
れた第7の電気信号である。第7の電気信号y7が、す
なわち温度補償用の制御電圧Vcとなる。
【0007】MAX回路1の回路構成としては、コレク
タに電源電圧Vccが印加され、ベースに第1の電気信
号y1が印加され、エミッタが第1の電流源I1の入力
側に接続された第1のNPNトランジスタQ1と、コレ
クタに電源電圧Vccが印加され、ベースに第2の電気
信号y2が印加され、エミッタが第1の電流源I1の入
力側に接続された第2のNPNトランジスタQ2と、コ
レクタに電源電圧Vccが印加され、ベースに第3の電
気信号y3が印加され、エミッタが第1の電流源I1の
入力側に接続された第3のNPNトランジスタQ3と、
コレクタとベースとが、第2の電流源I2の出力側に接
続され、エミッタが第1の電流源I1の入力側に接続さ
れ、コレクタに、第1の電気信号y1,第2の電気信号
y2及び第3の電気信号y3のうち最大電圧値を選択し
て第6の電気信号y6として出力する第4のNPNトラ
ンジスタQ7とから構成されている。
【0008】MIN回路2の回路構成としては、ベース
が第4のNPNトランジスタQ7のコレクタに接続さ
れ、エミッタが第3の電流源I3の出力側に接続され、
コレクタが接地された第1のPNPトランジスタQ6
と、ベースに第4の電気信号y4が印加され、エミッタ
が第3の電流源I3の出力側に接続され、コレクタが接
地された第2のPNPトランジスタQ4と、ベースに第
5の電気信号y5が印加され、エミッタが第3の電流源
I3の出力側に接続され、コレクタが接地された第3の
PNPトランジスタQ5と、エミッタが第3の電流源I
3の出力側に接続され、コレクタとベースとが、第4の
電流源I4の入力側に接続され、コレクタに、第4の電
気信号y4,第5の電気信号y5及び第6の電気信号y
6のうち最小電圧値を選択して第7の電気信号y7とし
て出力する第4のPNPトランジスタQ8とから構成さ
れている。
【0009】以上のように構成されたMAX回路1及び
MIN回路2の動作を説明する。
【0010】MAX回路1における、第1のNPNトラ
ンジスタQ1,第2のNPNトランジスタQ2及び第3
のNPNトランジスタQ3は、コレクタとエミッタとを
互いに共有し、第2の電流源I2は、第4のNPNトラ
ンジスタQ7を通って第1の電流源I1に流れ、電流値
I2がI1/2に設定されているため、電流値I1の残
りの電流値I1/2は、これら第1のNPNトランジス
タQ1,第2のNPNトランジスタQ2及び第3のNP
NトランジスタQ3のうちベースに最大電圧値が印加さ
れるトランジスタに流れることになる。その結果、第4
のNPNトランジスタQ7のベースとエミッタとの間の
電位差と、第1のNPNトランジスタQ1,第2のNP
NトランジスタQ2及び第3のNPNトランジスタQ3
のうちベースに最大電圧値が印加されたトランジスタの
ベースとエミッタとの間の電位差とは等しくなるため、
第4のNPNトランジスタQ7のコレクタとベース共通
の電圧値は、第1の電気信号y1,第2の電気信号y2
及び第3の電気信号y3のうちの最大電圧値と等しくな
る。
【0011】また、MIN回路2における、第1のPN
PトランジスタQ6、第2のPNPトランジスタQ4及
び第3のPNPトランジスタQ5はエミッタが互いに共
有され、コレクタがいずれも接地されているため、第4
のPNPトランジスタQ8のコレクタとベース共通の電
圧は、第1のPNPトランジスタQ6のベース電圧値、
第2のPNPトランジスタQ4のベース電圧値及び第3
のPNPトランジスタQ5のベース電圧値のうち最小電
圧値と等しくなる。
【0012】この3次温度特性の制御電圧Vcを生成す
る関数発生回路によれば、制御電圧Vcとしての第7の
電気信号y7を連続した直線状に変化する5本の制御電
圧群として出力することができ、温度補償特性の折れ線
近似を行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の関数発生回路は、MAX回路1で第1の電気
信号y1、第2の電気信号y2及び第3の電気信号y3
のうち最大電圧値を持つ電気信号を選択し、第6の電気
信号y6として出力するには、選択される電気信号の最
大値の取り得る最小値が、第1のNPNトランジスタQ
1,第2のNPNトランジスタQ2及び第3のNPNト
ランジスタQ3のうちベースに最大電圧値が印加された
トランジスタのベースとエミッタとの間の電位差に第1
の電流源I1が動作し得る第1の電流源I1の入出力間
の最小電位差を足した電圧値以上でなければならなら
い。
【0014】また、MIN回路2で第4の電気信号y
4,第5の電気信号y5及び第6の電気信号y6のうち
最小電圧値を持つ電気信号を選択し、第7の電気信号y
7として出力するには、選択される電気信号の最小値に
取り得る最大値が、第1のPNPトランジスタQ6,第
2のPNPトランジスタQ4及び第3のPNPトランジ
スタQ5のうちベースに最小電圧値が印加されたトラン
ジスタのエミッタとベースとの間の電位差に第3の電流
源I3が動作でき得る第3の電流源I3の入出力間の最
小電位差を足した電圧値を電源電圧Vccから引いた電
圧値以下でなければならならい。
【0015】これらのことより、NPNトランジスタが
非飽和で動作している時の平均的なベースとエミッタと
の間の電位差を0.7V、PNPトランジスタが非飽和
で動作している時の平均的なエミッタとベースとの間の
電位差を0.7V、電流源が動作できうる平均的な電流
源入出力間の電位差の最小値を0.2Vとすると、制御
電圧Vcの電圧動作範囲は、最小値が0.9V、最大値
がVcc−0.9Vとなり、電源電圧Vccから1.8
V分を引いた範囲での動作となるので、制御電圧Vcの
電圧動作範囲に、0.4V分必要であった場合、電源電
圧Vccは、2.2V以上にする必要があり、電源電圧
Vccを2.0V以下の低電圧で動作させることができ
ないという問題点を有している。
【0016】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、電源電圧が低下しても、制御電圧を連続した
直線状に変化する複数本の制御電圧群として出力するこ
とができ、温度補償特性の折れ線近似を行うことができ
る関数発生回路を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の関数発生回路
は、入力された複数の電気信号のうち最大値を持つ電気
信号を選択し、その電気信号からNPNトランジスタの
ベースとエミッタとの間の電位差だけ低い電圧値を持つ
電気信号を出力するMAX回路と、入力された複数の電
気信号からNPNトランジスタのベースとエミッタとの
間の電位差だけ低い電圧値を持つ電気信号及び前記複数
の電気信号のうち最小電圧値を持つ電気信号を選択し、
その電気信号からPNPトランジスタのエミッタとベー
スの間の電位差だけ高い電圧値を持つ電気信号を出力す
るMIN回路と、前記MIN回路の出力の電気信号から
NPNトランジスタのベースとエミッタとの間の電位差
とPNPトランジスタのエミッタとベースとの間の電位
差との差分による誤差を取り除いた電気信号を出力する
オフセット調整回路とを備えたものである。
【0018】この発明によれば、制御電圧の電圧動作範
囲が広がり、電源電圧を低電圧で動作させることがで
き、また、最小電圧値を有する電気信号からのNPNト
ランジスタのベースとエミッタとの間の電位差とPNP
トランジスタのエミッタとベースとの間の電位差との差
分の誤差をキャンセルして、直線状に変化する複数の制
御電圧群として出力するので、温度補償特性の折れ線近
似を行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。なお、前記従来の
ものと同一の部分については同一符号を用いるものとす
る。
【0020】図1は本発明の関数発生回路の一実施の形
態における構成を示す回路図である。
【0021】図1において、3は、入力された電気信号
のうち最大電圧値を持つ電気信号を選択し、その電気信
号からNPNトランジスタのベースとエミッタとの間の
電位差分だけ低い電圧値を持つ電気信号を出力するMA
X回路、4は、MAX回路3から出力された電気信号及
び入力された電気信号からNPNトランジスタのベース
とエミッタとの間の電位差分だけ低い電圧値を持つ電気
信号のうち最小電圧値を持つ電気信号を選択し、その電
気信号からPNPトランジスタのエミッタとベースの間
の電位差分だけ高い電圧値を持つ電気信号を出力するM
IN回路、5はMIN回路4から出力される電気信号か
らNPNトランジスタのベースとエミッタとの間の電位
差とPNPトランジスタのエミッタとベースとの間の電
位差との差分の誤差を取り除いた電気信号を出力するオ
フセット調整回路、Vccは電源電圧である。
【0022】Q1は第1のNPNトランジスタ、Q2は
第2のNPNトランジスタ、Q3は第3のNPNトラン
ジスタ、Q9は第4のNPNトランジスタ、Q10は第
5のNPNトランジスタ、Q12は第6のNPNトラン
ジスタ、Q6は第1のPNPトランジスタ、Q4は第2
のPNPトランジスタ、Q5は第3のPNPトランジス
タ、Q11は第4のPNPトランジスタ、I1は第1の
電流源、I5は第1の電流源I1と等しい電流値を持つ
第2の電流源、I6は第1の電流源I1と等しい電流値
を持つ第3の電流源、I7は第4の電流源、I8は第4
の電流源I7の2分の1の電流値と第1の電流源I1と
等しい電流値とを足した電流値を持つ第5の電流源、I
9は第1の電流源I1と等しい電流値を持つ第6の電流
源である。
【0023】y1は周囲温度に比例して減少する第1の
電気信号、y2は周囲温度に依存せずに所定値を保持す
る第2の電気信号、y3は周囲温度に比例して増加する
第3の電気信号、y4は周囲温度に依存せずに所定値を
保持する第4の電気信号、y5は周囲温度に比例して減
少する第5の電気信号、y8は第1の電気信号y1,第
2の電気信号y2及び第3の電気信号y3のうち最大電
圧値を持つ電気信号を選択し、その電気信号から第1の
NPNトランジスタQ1,第2のNPNトランジスタQ
2及び第3のNPNトランジスタQ3のうちベースに最
大電圧値が印加されているNPNトランジスタのベース
とエミッタとの間の電位差だけ低い電圧値で出力された
第6の電気信号、y9は第4の電気信号y4から第4の
NPNトランジスタのベースとエミッタとの間の電位差
だけ低い電圧値を持つ電気信号、第5の電気信号y5か
ら第5のNPNトランジスタのベースとエミッタとの間
の電位差だけ低い電圧値を持つ電気信号及び第6の電気
信号y8のうち最小電圧値を持つ電気信号を選択し、そ
の電気信号から第1のPNPトランジスタQ6、第2の
PNPトランジスタQ4及び第3のPNPトランジスタ
Q5のうちベースに最小電圧値が印加されているPNP
トランジスタのエミッタとベースとの間の電位差だけ高
い電圧値で出力された第7の電気信号である。y10は
第7の電気信号y9から第4のPNPトランジスタQ1
1のエミッタとベースとの間の電位差を引き、第6のN
PNトランジスタQ12のベースとエミッタとの間の電
位差を足した電圧値を出力された第8の電気信号であ
る。第8の電気信号y10が、すなわち温度補償用の制
御電圧Vcとなる。
【0024】MAX回路3の回路構成としては、コレク
タに電源電圧Vccが印加され、ベースに第1の制御電
圧y1が印加され、エミッタが第1の電流源I1の入力
側に接続された第1のNPNトランジスタQ1と、コレ
クタに電源電圧Vccが印加され、ベースに第2の制御
電圧y2が印加され、エミッタが第1の電流源I1の入
力側に接続された第2のNPNトランジスタQ2と、コ
レクタに電源電圧Vccが印加され、ベースに第3の制
御電圧y3が印加され、エミッタが第1の電流源I1の
入力側に接続された第3のNPNトランジスタQ3とで
構成されており、第1の電流源I1の入力側の電気信号
を第6の電気信号y8として出力する。
【0025】MIN回路4の回路構成としては、コレク
タに電源電圧Vccが印加され、ベースに第4の制御電
圧y4が印加され、エミッタが第2の電流源I5の入力
側に接続された第4のNPNトランジスタQ9と、コレ
クタに電源電圧Vccが印加され、ベースに第5の制御
電圧y5が印加され、エミッタが第3の電流源I6の入
力側に接続された第5のNPNトランジスタQ10と、
ベースが第1の電流源I1の入力側に接続され、エミッ
タが第4の電流源I7の出力側に接続され、コレクタが
接地された第1のPNPトランジスタQ6と、第4のN
PNトランジスタQ9のエミッタにベースが接続され、
第4の電流源I7の出力側にエミッタが接続され、コレ
クタが接地された第2のPNPトランジスタQ4と、第
5のNPNトランジスタQ10のエミッタにベースが接
続され、第4の電流源I7の出力側にエミッタが接続さ
れ、コレクタが接地された第3のPNPトランジスタQ
5とで構成されており、第4の電流源I7の出力側の電
気信号を第7の電気信号y9として出力する。
【0026】オフセット調整回路5の回路構成として
は、エミッタが第4の電流源I7の出力側に接続され、
コレクタとベースとが第4の電流源I7の2分の1の電
流値と第1の電流源I1と等しい電流値とを足した電流
値を持つ第5の電流源I8の入力側に接続された第4の
PNPトランジスタQ11と、エミッタが第4のPNP
トランジスタQ11のベースに接続され、コレクタとベ
ースとが第1の電流源I1と等しい電流値を持つ第6の
電流源I9の出力側に接続された第6のNPNトランジ
スタQ12とで構成されており、第6のNPNトランジ
スタQ12のコレクタに出力される電気信号を第8の電
気信号y10として出力する.以上のように構成された
MAX回路3、MIN回路4及びオフセット調整回路5
の動作を説明する。
【0027】MAX回路3における、第1のNPNトラ
ンジスタQ1、第2のNPNトランジスタQ2及び第3
のNPNトランジスタQ3は、コレクタとエミッタとを
お互いに共有しているため、第1の電流源I1の電流
は、これら第1のNPNトランジスタQ1、第2のNP
NトランジスタQ2及び第3のNPNトランジスタQ3
のうちベースに最大電圧値が印加されるトランジスタに
流れることになる。その結果、第1の電流源I1の入力
側の電圧値、すなわち第6の電気信号y8の電圧値は、
第1の電気信号y1,第2の電気信号y2及び第3の電
気信号y3のうちの最大電圧値から第1のNPNトラン
ジスタQ1,第2のNPNトランジスタQ2及び第3の
NPNトランジスタQ3のうちベースに最大電圧値が印
加されるトランジスタのベースとエミッタの間の電位差
だけ低い電圧値と等しくなる。
【0028】MIN回路4における第1のPNPトラン
ジスタQ6のベースには、電気信号y8が印加されてい
る。第4のNPNトランジスタQ9には、第1の電流源
I1と等しい電流値を持つ第2の電流源I5の電流が流
れており、そのエミッタには電気信号y4から第4のN
PNトランジスタQ9のベースとエミッタとの間の電位
差だけ低い電圧値を持つ電気信号が出力され、第2のP
NPトランジスタQ4のベースに印加されている。第5
のNPNトランジスタQ10には、第1の電流源I1と
等しい電流値を持つ第3の電流源I6の電流が流れてお
り、そのエミッタには電気信号y5からNPNトランジ
スタQ10のベースとエミッタとの間の電位差だけ低い
電圧値を持つ電気信号が出力され、第3のPNPトラン
ジスタQ5のベースに印加されている。また、第1のP
NPトランジスタQ6、第2のPNPトランジスタQ4
及び第3のPNPトランジスタQ5は、コレクタとエミ
ッタとをお互いに共有しているため、第4の電流源I7
の電流の一部は、これら第1のPNPトランジスタQ
6、第2のPNPトランジスタQ4及び第3のPNPト
ランジスタQ5のうちベースに最小電圧値が印加される
トランジスタに流れることになる。
【0029】その結果、第4の電流源I7の出力側の電
圧値、すなわち第7の電気信号y9の電圧値は、第6の
電気信号y8、第4の電気信号y4から第4のNPNト
ランジスタQ9のベースとエミッタとの間の電位差だけ
低い電圧値を持つ電気信号及び電気信号y5からNPN
トランジスタQ10のベースとエミッタとの間の電位差
だけ低い電圧値を持つ電気信号のうちの最小電圧値から
第1のPNPトランジスタQ6,第2のPNPトランジ
スタQ4及び第3のPNPトランジスタQ5のうちベー
スに最小電圧値が印加されるトランジスタのベースとエ
ミッタの間の電位差だけ高い電圧値と等しくなる。これ
はつまり、第7の電気信号y9の電圧値は、第1の電気
信号y1、第2の電気信号y2及び第3の電気信号y3
のうち最大電圧値を持つ電気信号と第4の電気信号y4
と第5の電気信号y5とを比較し、その中の最小電圧値
を持つ電気信号の電圧値から、その選択された電気信号
がベースに入力されているNPNトランジスタのベース
とエミッタの間の電位差を引くと同時に、そのNPNト
ランジスタのエミッタがベースに接続されているPNP
トランジスタのエミッタとベースの間の電位差を足した
電圧値と等しくなる。
【0030】オフセット調整回路5における第4のPN
PトランジスタQ11には、第1の電流源I1と等しい
電流値と第4の電流源I7の2分の1の電流値を足した
電流値を持つ第5の電流源I8の電流が流れており、そ
のベースとコレクタとは第6のNPNトランジスタQ1
2のエミッタに接続されている。第6のNPNトランジ
スタQ12には、第1の電流源I1と等しい電流値を持
つ第6の電流源I9の電流が流れている。ここで、第5
の電流源I8の電流のうち第1の電流源I1と等しい電
流分については、第6のNPNトランジスタQ12を介
して第6の電流源I9から供給されるので、残りの第4
の電流源I7の2分の1の電流分は、第4のPNPトラ
ンジスタQ11のエミッタを介して、第4の電流源I7
から供給される。この結果、MIN回路4の第1のPN
PトランジスタQ6、第2のPNPトランジスタQ4及
び第3のPNPトランジスタQ5のうちベースに最小電
圧値が印加されるトランジスタに流れる電流値も第4の
電流源I7の2分の1の電流値と等しく、第4のPNP
トランジスタQ11のエミッタとベースの間の電位差
は、第1のPNPトランジスタQ6、第2のPNPトラ
ンジスタQ4及び第3のPNPトランジスタQ5のうち
ベースに最小電圧値が印加されるトランジスタのエミッ
タとベースとの間の電位差に等しい。
【0031】また、第1の電流源I1、第2の電流源I
5、第3の電流源I6及び第6の電流源I9は、いずれ
も等しい電流値なので、第6のNPNトランジスタQ1
2のベースとエミッタとの間の電位差は、第7の電気信
号y9で選択されている第1の電気信号y1、第2の電
気信号y2、第3の電気信号y3、第4の電気信号y
4、第5の電気信号y5のいずれかが入力されているN
PNトランジスタのベースとエミッタとの間の電位差に
等しい。このことより、第6のNPNトランジスタQ1
2のベースの電気信号である第8の電気信号y10の電
圧値は、第7の電気信号y9の電圧値に、第1の電気信
号y1、第2の電気信号y2及び第3の電気信号y3の
うち最大電圧値を持つ電気信号と第4の電気信号y4と
第5の電気信号y5とを比較し、その中の最小電圧値を
持つ電気信号がベースに入力されているNPNトランジ
スタのベースとエミッタの間の電位差を足すと同時に、
そのNPNトランジスタのエミッタがベースに接続され
ているPNPトランジスタのエミッタとベースの間の電
位差を引いた電圧値と等しくなる。これはつまり、第8
の電気信号y10は、第1の電気信号y1、第2の電気
信号y2及び第3の電気信号y3のうち最大電圧値を持
つ電気信号と第4の電気信号y4と第5の電気信号y5
とを比較し、その中の最小電圧値を持つ電気信号の電圧
値と等しくなる。この第8の電気信号y10を制御電圧
Vcとして使用する。
【0032】以上のように本実施の形態によれば、第1
の電気信号y1、第2の電気信号y2及び第3の電気信
号y3のうち最大電圧値を有する電気信号と第4の電気
信号y4と第5電気信号y5とを比較し、最小電圧値を
有する電気信号を選択する際に、それぞれの電気信号か
らNPNトランジスタのベースとエミッタとの間の電位
差分だけ低い電気信号同士で比較するため、選択後に第
7の電気信号y8として出力する時のPNPトランジス
タのエミッタとベースとの間の電位差をキャンセルする
ので、制御電圧Vcの電圧動作範囲は、NPNトランジ
スタが非飽和で動作している時の平均的なベースとエミ
ッタとの間の電位差を0.7V、PNPトランジスタが
非飽和で動作している時の平均的なエミッタとベースと
の間の電位差を0.7V、電流源が動作でき得る平均的
な電流源入出力間の電位差の最小値を0.2Vとする
と、最小値が0.9V、最大値がVcc−0.2Vとな
り、電源電圧Vccから1.1V分引いた範囲での動作
となって、制御電圧Vcの電圧動作範囲に、0.4V分
必要であっても、電源電圧Vccを1.9Vまで下げて
動作できる。
【0033】また、オフセット調整回路5により、MA
X回路3とMIN回路4で第1の電気信号y1、第2の
電気信号y2及び第3の電気信号y3、第4の電気信号
y4及び第5電気信号y5を温度範囲ごとに連続して合
成した第7の電気信号y9に発生している元の電気信号
からのNPNトランジスタのベースとエミッタとの間の
電位差とPNPトランジスタのエミッタとベースとの間
の電位差との差異に起因する誤差を取り除いた第8の電
気信号y10を制御電圧Vcとして出力することで、こ
の制御電圧Vcを連続した直線状に変化する5本の制御
電圧群として出力でき、温度補償特性の折れ線近似を行
うことができる。
【0034】次に、本実施の形態の変形例につい図面を
参照しながら説明する。なお、図1に示したものと同一
の部分については同一符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0035】図2は、本発明の関数発生回路の一実施の
形態における変形例の構成を示す回路図である。
【0036】図2において、6は入力された電気信号の
うち最大電圧値を持つ電気信号を選択し、その電気信号
からNPNトランジスタのベースとエミッタとの間の電
位差分だけ低い電圧値を持つ電気信号を出力するMAX
回路、7はMAX回路6から出力された電気信号及び入
力された電気信号からNPNトランジスタのベースとエ
ミッタとの間の電位差分だけ低い電圧値を持つ電気信号
のうち最小電圧値を持つ電気信号を選択し、その電気信
号からPNPトランジスタのエミッタとベースの間の電
位差分だけ高い電圧値を持つ電気信号を出力するMIN
回路、8はMIN回路7から出力される電気信号からN
PNトランジスタのベースとエミッタとの間の電位差と
PNPトランジスタのエミッタとベースとの間の電位差
との差分の誤差を取り除いた電気信号を出力するオフセ
ット調整回路、R1は第1の抵抗、R2は第2の抵抗、
R3は第3の抵抗、R9は第4の抵抗、R10は第5の
抵抗、R6は第6の抵抗、R4は第7の抵抗、R5は第
8の抵抗、R7は第9の抵抗、R8は第10の抵抗であ
る。
【0037】この回路は、基本的に図1に示した関数発
生回路と同様であり、これに加えて、各トランジスタの
エミッタと各電流源との間に抵抗R1乃至抵抗R10を
直列接続したものであって、このように構成にすること
により、図1に示したものと同様の効果があると同時
に、第1の電気信号y1,第2の電気信号y2,第3の
電気信号y3,第4の電気信号y4及び第5の電気信号
y5が制御電圧Vcとして連続した直線状に変化する5
本の制御電圧群として出力される際に、各温度領域の接
続点を滑らかに接続することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電源電
圧が低下しても、制御電圧を連続した直線状に変化する
複数本の制御電圧群として出力することができ、温度補
償特性の折れ線近似を行うことができるという有利な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の関数発生回路の一実施形態における構
成を示す回路図
【図2】本発明の関数発生回路の一実施の形態における
変形例の構成を示す回路図
【図3】従来の関数発生回路の構成を示す回路図
【符号の説明】
1,3,6 MAX回路 2,4,7 MIN回路 5,8 オフセット調整回路 Vcc 電源電圧 y1 第1の電気信号 y2 第2の電気信号 y3 第3の電気信号 y4 第4の電気信号 y5 第5の電気信号 y6,y8 第6の電気信号 y7,y9 第7の電気信号 y10 第8の電気信号(=制御電圧Vc) Q1 第1のNPNトランジスタ Q2 第2のNPNトランジスタ Q3 第3のNPNトランジスタ Q4 第2のPNPトランジスタ Q5 第3のPNPトランジスタ Q6 第1のPNPトランジスタ Q7,Q9 第4のNPNトランジスタ Q8,Q11 第4のPNPトランジスタ Q10 第5のNPNトランジスタ Q12 第6のNPNトランジスタ I1 第1の電流源 I2,I5 第2の電流源 I3,I6 第3の電流源 I4,I7 第4の電流源 I8 第5の電流源 I9 第6の電流源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された複数の電気信号のうち最大値
    を持つ電気信号を選択し、その電気信号からNPNトラ
    ンジスタのベースとエミッタとの間の電位差だけ低い電
    圧値を持つ電気信号を出力するMAX回路と、入力され
    た複数の電気信号からNPNトランジスタのベースとエ
    ミッタとの間の電位差だけ低い電圧値を持つ電気信号及
    び前記複数の電気信号のうち最小電圧値を持つ電気信号
    を選択し、その電気信号からPNPトランジスタのエミ
    ッタとベースの間の電位差だけ高い電圧値を持つ電気信
    号を出力するMIN回路と、前記MIN回路の出力の電
    気信号からNPNトランジスタのベースとエミッタとの
    間の電位差とPNPトランジスタのエミッタとベースと
    の間の電位差との差分による誤差を取り除いた電気信号
    を出力するオフセット調整回路とを備えたことを特徴と
    する関数発生回路。
  2. 【請求項2】 コレクタに電源電圧が印加され、周囲温
    度に比例して減少する第1の電気信号がベースに入力さ
    れ、第1の電流源の入力側にエミッタが接続された第1
    のNPNトランジスタと、コレクタに電源電圧が印加さ
    れ、周囲温度に依存せずに所定値を保持する第2の電気
    信号がベースに入力され、前記第1の電流源の入力側に
    エミッタが接続された第2のNPNトランジスタと、コ
    レクタに電源電圧が印加され、周囲温度に比例して増加
    する第3の電気信号がベースに入力され、前記第1の電
    流源の入力側にエミッタが接続された第3のNPNトラ
    ンジスタと、コレクタに電源電圧が印加され、周囲温度
    に依存せずに所定値を保持する第4の電気信号がベース
    に入力され、前記第1の電流源と等しい電流値を持つ第
    2の電流源の入力側にエミッタが接続された第4のNP
    Nトランジスタと、コレクタに電源電圧が印加され、周
    囲温度に比例して減少する第5の電気信号がベースに入
    力され、前記第1の電流源と等しい電流値を持つ第3の
    電流源の入力側にエミッタが接続された第5のNPNト
    ランジスタと、前記第1の電流源の入力側にベースが接
    続され、第4の電流源の出力側にエミッタが接続され、
    コレクタが接地された第1のPNPトランジスタと、前
    記第4のNPNトランジスタのエミッタにベースが接続
    され、前記第4の電流源の出力側にエミッタが接続さ
    れ、コレクタが接地された第2のPNPトランジスタ
    と、前記第5のNPNトランジスタのエミッタにベース
    が接続され、前記第4の電流源の出力側にエミッタが接
    続され、コレクタが接地された第3のPNPトランジス
    タと、コレクタとベースとが、前記第1の電流源と等し
    い電流値と前記第4の電流源の2分の1の電流値とを足
    した電流値を持つ第5の電流源の入力側に接続され、エ
    ミッタが前記第4の電流源の出力側に接続された第4の
    PNPトランジスタと、コレクタとベースとが、前記第
    1の電流源と等しい電流値を持つ第6の電流源の出力側
    に接続され、エミッタが前記第4のPNPトランジスタ
    のベースに接続された第6のNPNトランジスタとを有
    し、前記第1の電流源の入力側に、前記第1の電気信
    号、前記第2の電気信号及び前記第3の電気信号のうち
    最大電圧値を有する電気信号を選択し、その選択された
    電気信号から前記第1、前記第2及び前記第3のNPN
    トランジスタのうちベースに最大電圧値が印加されてい
    るNPNトランジスタのベースとエミッタとの間の電位
    差分だけ低い電圧値を持つ電気信号を第6の電気信号と
    して出力し、前記第4の電流源の出力側に、前記第6の
    電気信号、前記第4の電気信号から前記第4のNPNト
    ランジスタのベースとエミッタとの間の電位差分だけ低
    い電圧値を持つ電気信号及び前記第5の電気信号から前
    記第5のNPNトランジスタのベースとエミッタとの間
    の電位差分だけ低い電圧値を持つ電気信号のうち最小電
    圧値を有する電気信号を選択し、その選択された電気信
    号から前記第1、前記第2及び前記第3のPNPトラン
    ジスタのうちベースに最小電圧値を印加されているPN
    Pトランジスタのエミッタとベースとの間の電位差分だ
    け高い電圧値を持つ電気信号を第7の電気信号として出
    力し、前記第6のNPNトランジスタは、コレクタに前
    記第7の電気信号から前記第4のPNPトランジスタの
    エミッタとベースとの間の電位差を引き、前記第6のN
    PNトランジスタのベースとエミッタとの間の電位差を
    足すことにより、前記第1の電気信号、前記第2の電気
    信号及び前記第3の電気信号のうち最大電圧値を有する
    電気信号と前記第4の電気信号と前記第5の電気信号と
    を比較し、そのうち最小電圧値を有する電気信号を選択
    して第8の電気信号として出力することを特徴とする関
    数発生回路。
  3. 【請求項3】 コレクタに電源電圧が印加され、周囲温
    度に比例して減少する第1の電気信号がベースに入力さ
    れ、第1の電流源の入力側に第1の抵抗を介してエミッ
    タが接続された第1のNPNトランジスタと、コレクタ
    に電源電圧が印加され、周囲温度に依存せずに所定値を
    保持する第2の電気信号がベースに入力され、前記第1
    の電流源の入力側に第2の抵抗を介してエミッタが接続
    された第2のNPNトランジスタと、コレクタに電源電
    圧が印加され、周囲温度に比例して増加する第3の電気
    信号がベースに入力され、前記第1の電流源の入力側に
    第3の抵抗を介してエミッタが接続された第3のNPN
    トランジスタと、コレクタに電源電圧が印加され、周囲
    温度に依存せずに所定値を保持する第4の電気信号がベ
    ースに入力され、前記第1の電流源と等しい電流値を持
    つ第2の電流源の入力側に第4の抵抗を介してエミッタ
    が接続された第4のNPNトランジスタと、コレクタに
    電源電圧が印加され、周囲温度に比例して減少する第5
    の電気信号がベースに入力され、前記第1の電流源と等
    しい電流値を持つ第3の電流源の入力側に第5の抵抗を
    介してエミッタが接続された第5のNPNトランジスタ
    と、前記第1の電流源の入力側にベースが接続され、第
    4の電流源の出力側にエミッタが第6の抵抗を介して接
    続され、コレクタが接地された第1のPNPトランジス
    タと、前記第4のNPNトランジスタのエミッタにベー
    スが接続され、前記第4の電流源の出力側に第7の抵抗
    を介してエミッタが接続され、コレクタが接地された第
    2のPNPトランジスタと、前記第5のNPNトランジ
    スタのエミッタにベースが接続され、前記第4の電流源
    の出力側に第8の抵抗を介してエミッタが接続され、コ
    レクタが接地された第3のPNPトランジスタと、コレ
    クタとベースとが、前記第1の電流源と等しい電流値と
    前記第4の電流源の2分の1の電流値とを足した電流値
    を持つ第5の電流源の入力側に接続され、エミッタが前
    記第4の電流源の出力側に第9の抵抗を介して接続され
    た第4のPNPトランジスタと、コレクタとベースと
    が、前記第1の電流源と等しい電流値を持つ第6の電流
    源の出力側に接続され、エミッタが前記第4のPNPト
    ランジスタのベースに第10の抵抗を介して接続された
    第6のNPNトランジスタとを有し、前記第1の電流源
    の入力側に、前記第1の電気信号、前記第2の電気信号
    及び前記第3の電気信号のうち最大電圧値を有する電気
    信号を選択し、その選択された電気信号から前記第1、
    前記第2及び前記第3のNPNトランジスタのうちベー
    スに最大電圧値が印加されているNPNトランジスタの
    ベースとエミッタとの間の電位差分だけ低い電圧値を持
    つ電気信号を第6の電気信号として出力し、前記第4の
    電流源の出力側に、前記第6の電気信号、前記第4の電
    気信号から前記第4のNPNトランジスタのベースとエ
    ミッタとの間の電位差分だけ低い電圧値を持つ電気信号
    及び前記第5の電気信号から前記第5のNPNトランジ
    スタのベースとエミッタとの間の電位差分だけ低い電圧
    値を持つ電気信号のうち最小電圧値を有する電気信号を
    選択し、その選択された電気信号から前記第1、前記第
    2及び前記第3のPNPトランジスタのうちベースに最
    小電圧値を印加されているPNPトランジスタのエミッ
    タとベースとの間の電位差分だけ高い電圧値を持つ電気
    信号を第7の電気信号として出力し、前記第6のNPN
    トランジスタは、コレクタに前記第7の電気信号から前
    記第4のPNPトランジスタのエミッタとベースとの間
    の電位差を引き、前記第6のNPNトランジスタのベー
    スとエミッタとの間の電位差を足すことにより、前記第
    1の電気信号、前記第2の電気信号及び前記第3の電気
    信号のうち最大電圧値を有する電気信号と前記第4の電
    気信号と前記第5の電気信号とを比較し、そのうち最小
    電圧値を有する電気信号を選択して第8の電気信号とし
    て出力することを特徴とする関数発生回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7633350B2 (en) 2006-06-01 2009-12-15 Panasonic Corporation Function generation circuit

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