JP2003051394A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2003051394A JP2001238979A JP2001238979A JP2003051394A JP 2003051394 A JP2003051394 A JP 2003051394A JP 2001238979 A JP2001238979 A JP 2001238979A JP 2001238979 A JP2001238979 A JP 2001238979A JP 2003051394 A JP2003051394 A JP 2003051394A
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electrolytic capacitor
aluminum electrolytic
capacitor
discharge lamp
lighting device
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JP2001238979A
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Koichi Toyama
耕一 外山
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で安定した電力を供給し、電磁波放射ノ
イズの発生が低減される放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】 平滑回路2のアルミ電解コンデンサ22
と並列に積層セラミックコンデンサ9が接続されてい
る。スイッチング素子32のスイッチングによりアルミ
電解コンデンサ22に流れる電流にはリップル成分が含
まれるが、積層セラミックコンデンサ9を接続すること
により電流の一部が積層セラミックコンデンサ9へ流
れ、アルミ電解コンデンサ22に流れる電流に含まれる
リップル成分が低減される。その結果、アルミ電解コン
デンサ22の耐リップル性能が向上し、アルミ電解コン
デンサ22を小型化できる。また、積層セラミックコン
デンサ9をトランス31、スイッチング素子32および
アルミ電解コンデンサ22で形成される閉回路の内部に
設置することにより、電磁波放射ノイズを発生する回路
面積ならびに電磁波放射ノイズの発生が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばメタルハラ
イドランプまたは水銀灯などの放電灯点灯装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の放電灯点灯装置は平滑回路、DC
/DCコンバータ回路、インバータ回路、始動回路およ
び制御回路などを備えている。電源から入力された直流
の電力は、DC/DCコンバータ回路で変圧された後、
インバータ回路で交流の電力に変換され、始動回路を経
て放電灯へ供給される。
【0003】DC/DCコンバータ回路はスイッチング
素子、PWM(Pulse Width Moduration)回路、トラン
ス、整流ダイオードおよび平滑コンデンサを有してい
る。スイッチング素子はPWM回路によりオン・オフが
制御され、スイッチング素子がオン・オフ制御されるこ
とによりトランスの二次側のコイルに起電力を誘導す
る。二次側のコイルに発生した起電力は整流ダイオード
および平滑コンデンサにより整流および平滑され、イン
バータ回路へ出力される。
【0004】平滑回路はコンデンサ、電解コンデンサお
よびチョークコイルを有している。電解コンデンサには
一般に安価で容量が大きなアルミ電解コンデンサが用い
られる。平滑回路は電源から供給される電力に含まれる
電圧変動および電流変動などのノイズ成分を平滑化して
除去する。一方、スイッチング素子によるスイッチング
にともなって、スイッチング素子には図7(A)に示す
ような断続電流波形が形成される。このとき、平滑回路
の電解コンデンサには図7(B)に示すようなスイッチ
ング素子の断続電流波形の電流レベルを反転した大きな
リップル成分を含む電流が流れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
電解コンデンサに大きなリップル成分を含む電流が流れ
ると、アルミ電解コンデンサの内部等価直列インピーダ
ンスによりアルミ電解コンデンサは発熱する。アルミ電
解コンデンサの発熱は図7(C)に示すようにアルミ電
解コンデンサを流れるリップル成分を含む電流値の二乗
に比例する。アルミ電解コンデンサの発熱が許容値を超
えると、アルミ電解コンデンサの内圧が上昇する。アル
ミコンデンサの内圧が上昇すると、アルミ電解コンデン
サの電解液が漏出し、アルミ電解コンデンサの寿命が短
縮する原因となる。そのため、アルミ電解コンデンサは
あらかじめ設定されている許容リップル電流値以下の環
境で使用する必要がある。
【0006】アルミ電解コンデンサの許容リップル電流
値はそのアルミ電解コンデンサの容積に依存している。
そのため、平滑化のために必要な静電容量から決定され
る許容リップル値より許容リップル値が大きなアルミ電
解コンデンサを用いる必要がある。上述のように許容リ
ップル値はアルミ電解コンデンサの容積に依存するた
め、容積の大きなアルミ電解コンデンサを用いる必要が
あり、放電灯点灯装置の小型化の障害となる。
【0007】また、アルミ電解コンデンサが大型化する
ため、アルミ電解コンデンサからトランスの一次コイル
およびスイッチングトランジスタを経由してアルミ電解
コンデンサへ至る閉回路で包囲される領域の面積が大き
くなる。電磁波放射ノイズを低減するためには、閉回路
で包囲される領域の面積を小さくすることが有効であ
る。しかし、上述のように許容リップル値を大きくする
ためにアルミ電解コンデンサが大型化すると、閉回路で
包囲される領域の面積の縮小は困難となる。その結果、
電磁波放射ノイズを低減するために遮蔽シールド構造の
強化など電磁波放射ノイズの低減を図る手段が必要とな
る。
【0008】そこで、本発明の目的は、小型で安定した
電力を供給する放電灯点灯装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、電磁波放射ノイズの発生が
低減される放電灯点灯装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
放電灯点灯装置によると、平滑回路の電解コンデンサと
並列に並列コンデンサを接続している。並列コンデンサ
を接続することにより、電解コンデンサに流れていたリ
ップル成分を含む電流の一部が並列コンデンサに流れ
る。そのため、電解コンデンサに流れるリップル電流が
大幅に低減される。その結果、電解コンデンサの許容リ
ップル電流値を小さくすることができるため、電解コン
デンサの容量を小さくすることができ、電解コンデンサ
を小型化することができる。したがって、放電灯に安定
した電力を供給することができ、かつ体格を小型化する
ことができる。
【0010】本発明の請求項2または3記載の放電灯点
灯装置によると、並列コンデンサの等価直列抵抗は電解
コンデンサより小さい。そのため、リップル電流は等価
直列抵抗が小さな並列コンデンサを流れ、電解コンデン
サに流れるリップル電流を低減することができる。本発
明の請求項4記載の放電灯点灯装置によると、並列コン
デンサは積層セラミックコンデンサである。積層セラミ
ックコンデンサは静電容量に対する容積が小さいため、
並列コンデンサを小型化することができる。
【0011】本発明の請求項5記載の放電灯点灯装置に
よると、並列コンデンサはトランス、スイッチング素子
および電解コンデンサで形成される閉回路の内側に設置
されている。放射される電磁波放射ノイズはこの閉回路
で包囲される領域の面積に依存する。そのため、並列コ
ンデンサとして例えば表面実装型のコンデンサを用いる
と、閉回路を形成するトランスの一次コイルの近傍に設
置することができる。これにより、トランス、スイッチ
ング素子および並列コンデンサから形成される閉回路で
包囲される領域の面積を小さくすることができる。した
がって、放電灯点灯装置から放射される電磁波放射ノイ
ズを低減することができ、電磁波放射ノイズの遮蔽シー
ルドなどが不要である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による放電灯点灯装
置は、例えば自動車のヘッドランプとして用いられるメ
タルハライドランプなどの放電灯の点灯装置に適用され
る。図1に示すように、放電灯点灯装置1は平滑回路
2、DC/DCコンバータ回路3、インバータ回路5、
始動回路6、放電灯7および制御回路8を備えている。
放電灯点灯装置1は、コネクタ11により電源12に接
続されている。電源12としては、例えば自動車のバッ
テリなどの直流電源または交流電力を整流および平滑化
して直流電力を得る電源回路が用いられる。平滑回路
2、DC/DCコンバータ回路3、インバータ回路5、
始動回路6および制御回路8などを構成する各素子は、
図2に示すように筐体10の内部に設置されている。
【0013】DC/DCコンバータ回路3はトランス3
1、スイッチング素子としてのMOSFET32、整流
ダイオード33、コンデンサ34およびPWM回路を有
している。DC/DCコンバータ回路3は負荷の状態に
応じて電源12からの入力直流電力を昇圧または降圧し
所定電圧レベルの直流出力電力に変換する。トランス3
1は一次コイル311、二次コイル312を有してい
る。MOSFET32がPWM35によってオン・オフ
にスイッチングされることにより、トランス31の二次
コイル312側に起電力が誘導される。二次コイル31
2に誘導された起電力は整流ダイオード33およびコン
デンサ34により整流および平滑化される。
【0014】平滑回路2はコンデンサ21、アルミ電解
コンデンサ22およびチョークコイル23から構成され
ている。平滑回路2は、電源12から供給される電力に
含まれる電圧変動および電流変動などのノイズ成分を平
滑化する。これにより、トランス31の一次コイル31
1へ供給される直流電力に含まれるノイズ成分、ならび
に二次コイル312で変圧され放電灯7へ供給される電
力に含まれるノイズ成分が除去される。
【0015】インバータ回路5は例えばMOSFETな
どの複数のフルブリッジのスイッチング素子から構成さ
れている。各スイッチング素子がスイッチングされるこ
とにより、インバータ回路5に入力された直流の入力電
力は交流の出力電力として生成される。
【0016】DC/DCコンバータ回路3の一次コイル
311にスイッチングされた電力が供給されると、二次
コイル312に起電力が発生しこの起電力によりコンデ
ンサ34の両端に昇圧された電圧が得られる。始動回路
6は、コンデンサ34の両端に発生しインバータ回路5
により交流に変換された電圧を用いて負荷となる放電灯
7の始動に必要な電圧を生成し放電灯7に印加する。放
電灯7の放電が開始されると、DC/DCコンバータ回
路3、インバータ回路5および始動回路6の経路で交流
電力が放電灯7に供給され、放電灯7は安定した点灯状
態となる。
【0017】制御回路8はPWM回路35およびインバ
ータ回路5に接続されている。制御回路8は放電灯7で
消費される電力を演算する演算回路である。制御回路8
は放電灯7の負荷状態にあわせて放電灯7へ所定の電力
を供給するためにインバータ回路5およびPWM回路3
5を制御する。PWM回路35では制御回路8からの指
令によりMOSFET32へ出力するオン・オフ信号の
パルス幅が調整される。
【0018】また、本実施例の放電灯点灯装置1の場
合、平滑回路2のアルミ電解コンデンサ22と並列に積
層セラミックコンデンサ9が接続されている。積層セラ
ミックコンデンサ9の等価直列抵抗はアルミ電解コンデ
ンサ22の等価直列抵抗よりも小さい。積層セラミック
コンデンサ9は表面実装型の素子であり、図2および図
3に示すようにトランス31の一次コイル311の近傍
に設置されている。
【0019】始動回路6は図示しないコンデンサおよび
トランスを有している。始動回路6はインバータ回路5
で交流に変換された電力から高電圧を生成し、生成した
高電圧を放電灯7に印加する。放電灯7は印加された高
電圧により点灯する。
【0020】次に、アルミ電解コンデンサ22と並列に
積層セラミックコンデンサ9を接続した場合の特性につ
いて説明する。PWM回路35から出力されるオン・オ
フ信号により、MOSFET32からは図4(A)に示
すような断続電流波形を有する電流が出力される。
【0021】例えば、アルミ電解コンデンサ22と並列
に積層セラミックコンデンサ9を接続しない場合、図7
に示すように平滑回路2のアルミ電解コンデンサ22に
はMOSFET32から出力される断続電流波形とは電
流レベルが反転した波形の電流が流れる。すなわち、ア
ルミ電解コンデンサ22には大きなリップル成分を含む
電流が流れる。
【0022】一方、本実施例の場合、アルミ電解コンデ
ンサ22と並列に積層セラミックコンデンサ9を接続す
ることにより、積層セラミックコンデンサ9には図4
(B)に示すような波形の電流が流れる。すなわち、積
層セラミックコンデンサ9にはリップル成分を含んだ電
流が流れる。その結果、図4(C)に示すようにアルミ
電解コンデンサ22に流れる電流に含まれるリップル成
分は低減される。アルミ電解コンデンサ22の内部等価
直列インピーダンスによる発熱はアルミ電解コンデンサ
22を流れる電流の二乗に比例する。本実施例の場合、
図4(D)に示すようにアルミ電解コンデンサ22に流
れる電流の二乗およびアルミ電解コンデンサ22に流れ
る電流の二乗の平均値iavは、図7に示すアルミ電解コ
ンデンサ22を並列に接続していない場合と比較して小
さくなる。したがって、アルミ電解コンデンサ22の発
熱が低減される。
【0023】次に、アルミ電解コンデンサ22および積
層セラミックコンデンサ9の特性の関係について説明す
る。図5はアルミ電解コンデンサ22の容量C22に対す
る積層セラミックコンデンサ9の容量C9の比と、アル
ミ電解コンデンサ22に流れるリップル成分を含む電流
値との関係を示している。図5に示すグラフの縦軸は、
積層セラミックコンデンサ9を接続していない場合にア
ルミ電解コンデンサ22に流れるリップル成分を含む電
流の電流値を1とし、積層セラミックコンデンサ9を接
続した場合のアルミ電解コンデンサ22に流れるリップ
ル成分を含む電流の電流値の比率を示している。横軸
は、アルミ電解コンデンサ22の容量C22に対する積層
セラミックコンデンサ9の容量C9の比を示している。
また、アルミ電解コンデンサ22の等価直列抵抗R22
対する積層セラミックコンデンサ9の等価直列抵抗R9
の比率をパラメータとして用いている。
【0024】図5に示すように、積層セラミックコンデ
ンサ9の等価直列抵抗R9の大きさによって変わるもの
の、積層セラミックコンデンサ9の容量C9をアルミ電
解コンデンサ22の容量C22の2%以上に設定すること
により、アルミ電解コンデンサ22に流れる電流に含ま
れるリップル成分が効果的に低減される。また、アルミ
電解コンデンサ22の等価直列抵抗R22に比較して積層
セラミックコンデンサ9の等価直列抵抗R9を小さくす
ることにより、アルミ電解コンデンサ22に流れる電流
に含まれるリップル成分を低減することができる。これ
は、積層セラミックコンデンサ9の等価直列抵抗R9
小さくなることにより、アルミ電解コンデンサ22より
積層セラミックコンデンサ9をより多くの電流が流れる
からである。そのため、積層セラミックコンデンサ9の
容量C9はアルミ電解コンデンサ22の容量C22の2%
以上に設定している。
【0025】次に、本実施例の放電灯点灯装置1の回路
配置について説明する。図1に示すように、積層セラミ
ックコンデンサ9は、トランス31、MOSFET32
およびアルミ電解コンデンサ22で形成される閉回路の
内側に設置されている。すなわち、図3に示すように、
トランス31、MOSFET32およびアルミ電解コン
デンサ22は閉回路を形成している。この閉回路によっ
て包囲される領域の内側に積層セラミックコンデンサ9
が設置されている。積層セラミックコンデンサ9は表面
実装型の小型の素子であるため、図2および図3に示す
ようにトランス31の一次コイル311の近傍に設置が
可能である。
【0026】トランス31、MOSFET32およびア
ルミ電解コンデンサ22により形成される閉回路にはM
OSFET32のスイッチングにより高周波の電流が流
れる。この閉回路により包囲される領域の面積が大きく
なると、当該閉回路を流れる電流による電磁波放射ノイ
ズが大きくなる。そのため、当該閉回路により包囲され
る領域の面積は小さくすることが望ましい。上記のよう
に積層セラミックコンデンサ9を用いることにより、積
層セラミックコンデンサ9はトランス31の一次コイル
311の近傍に設置される。これにより、図2および図
3に示すように閉回路で包囲された領域の面積が小さく
なり、閉回路から放射される電磁波放射ノイズが低減さ
れる。
【0027】以上、説明したように、本発明の第1実施
例による放電灯点灯装置1によると、平滑回路2のアル
ミ電解コンデンサ22と並列に積層セラミックコンデン
サ9を接続している。積層セラミックコンデンサ9の等
価直列抵抗R9はアルミ電解コンデンサ22の等価直列
抵抗R22と比較して小さい。また、積層セラミックコン
デンサ9の容量C9はアルミ電解コンデンサ22の容量
22の2%以上である。そのため、アルミ電解コンデン
サ22を流れる電流に含まれるリップル成分を大幅に低
減することができる。これにより、アルミ電解コンデン
サ22の耐リップル性能を低減することができ、アルミ
電解コンデンサ22を小型化することができる。したが
って、放電灯点灯装置1を小型化することができる。
【0028】また、本発明の第1実施例では、積層セラ
ミックコンデンサ9を表面実装し、積層セラミックコン
デンサ9をトランス31の一次コイル311の近傍に設
置している。これにより、トランス31、MOSFET
32およびアルミ電解コンデンサ22により形成される
閉回路の内部に積層セラミックコンデンサ9を設置する
ことができ、かつ当該閉回路で包囲された領域の面積を
小さくすることができる。したがって、閉回路から放射
される電磁波放射ノイズを低減することができ、電磁波
放射ノイズを遮蔽するための構造および手段が不要であ
る。
【0029】(第2実施例)本発明の第2実施例による
放電灯点灯装置を図6に示す。第1実施例と実質的に同
一の構成部位には同一の符号を付し説明を省略する。第
2実施例による放電灯点灯装置は、トランス31とMO
SFET32とが遠隔に配置されている点で第1実施例
と異なる。構造上の制限からトランス31とMOSFE
T32との間の距離を小さくすることができない場合が
ある。この場合、トランス31、MOSFET32およ
びアルミ電解コンデンサ22から形成される閉回路で包
囲された領域の面積が拡大することになる。
【0030】第2実施例では、トランス31、MOSF
ET32および積層セラミックコンデンサ9から形成さ
れる閉回路で包囲された領域の面積をトランス31、M
OSFET32およびアルミ電解コンデンサ22から形
成される閉回路で包囲された領域の面積より相対的に小
さくしている。積層セラミックコンデンサ9を接続する
ことにより電磁波放射ノイズの原因となる高周波の電流
は主に積層セラミックコンデンサ9を流れる。そのた
め、トランス31とMOSFET32との間の距離が大
きい場合でも、高周波の電流が流れる閉回路で包囲され
た領域の面積は小さくなる。したがって、構造上の制限
からトランス31とMOSFET32とが遠隔に配置さ
れている場合でも電磁波放射ノイズを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による放電灯点灯装置の回
路構成を示す模式図である。
【図2】本発明の第1実施例による放電灯点灯装置を示
す模式図である。
【図3】本発明の第1実施例による放電灯点灯装置を示
す図であって、トランス、MOSFETおよびアルミ電
解コンデンサにより形成される閉回路を示す模式図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例による放電灯点灯装置の各
部を流れる電流または電流値の二乗の波形を示す模式図
であって、(A)はMOSFETのスイッチングによる
断続電流波形であり、(B)は積層セラミックコンデン
サを流れる電流波形であり、(C)はアルミ電解コンデ
ンサを流れる電流波形であり、(D)はアルミ電解コン
デンサを流れる電流値の二乗を示す波形である。
【図5】本発明の第1実施例による放電灯点灯装置にお
いて、アルミ電解コンデンサの容量に対する積層セラミ
ックコンデンサの容量の比とアルミ電解コンデンサに流
れる電流値との関係を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例による放電灯点灯装置を示
す図であって、トランス、MOSFETおよびアルミ電
解コンデンサにより形成される閉回路を示す模式図であ
る。
【図7】従来の放電灯点灯装置の各部を流れる電流また
は電流値の二乗の波形を示す図であって、(A)はMO
SFETのスイッチングによる断続電流波形であり、
(B)はアルミ電解コンデンサを流れる電流波形であ
り、(C)はアルミ電解コンデンサを流れる電流値の二
乗を示す波形である。
【符号の説明】
1 放電灯点灯装置 2 平滑回路 3 DC/DCコンバータ回路 5 インバータ回路 6 始動回路 7 放電灯 8 制御回路 9 積層セラミックコンデンサ(並列コンデンサ) 12 電源 22 アルミ電解コンデンサ 31 トランス 32 MOSFET(スイッチング素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA12 AA13 AC11 BA05 BB10 CA14 DD06 DE04 EA03 FA01 FA05 GA03 GB03 GB18 HA10 5H730 AA02 AA15 AS11 BB43 DD04 EE07 EE59 FD01 FG05 ZZ11 5H740 BA12 BC01 BC02 HH05 NN02 NN06 PP02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解コンデンサを有し、電源からの入力
    電圧に含まれるノイズ成分を平滑化する平滑回路と、 スイッチング素子およびトランスを有し、前記平滑回路
    で平滑化された入力電圧を前記スイッチング素子でスイ
    ッチングすることにより変圧するDC/DCコンバータ
    回路と、 前記電解コンデンサと並列に接続されている並列コンデ
    ンサと、 を備えることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記並列コンデンサは、前記電解コンデ
    ンサより等価直列抵抗が小さいことを特徴とする請求項
    1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記並列コンデンサは、前記電解コンデ
    ンサの容量に対し2%以上の容量を有していることを特
    徴とする請求項1または2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記並列コンデンサは、積層セラミック
    コンデンサであることを特徴とする請求項1、2または
    3記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記並列コンデンサは、前記トランス、
    前記スイッチング素子および前記電解コンデンサで形成
    される閉回路の内側に設置されていることを特徴とする
    請求項1から4のいずれか一項記載の放電灯点灯装置。
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