JP3241918B2 - 放電灯用点灯装置 - Google Patents

放電灯用点灯装置

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JP3241918B2
JP3241918B2 JP04081594A JP4081594A JP3241918B2 JP 3241918 B2 JP3241918 B2 JP 3241918B2 JP 04081594 A JP04081594 A JP 04081594A JP 4081594 A JP4081594 A JP 4081594A JP 3241918 B2 JP3241918 B2 JP 3241918B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放電灯に高周波電力
を供給して、放電灯を点灯する放電灯用点灯装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高周波電力により放電灯を点灯する放電
灯用点灯装置は、商用電源をトランスで昇圧して放電灯
を点灯する放電灯用点灯装置に比べて、内部のトランス
の重量を軽くでき、装置を小型化できる。しかし、放電
灯として例えばネオン管を用いた場合、点灯したネオン
管に縞模様が発生する場合がある。ネオン管は、電飾な
どに用いられるので、縞模様により装飾性が失われる。
このために、高周波電力により放電灯を点灯する放電灯
用点灯装置には、縞模様を消すための回路(以下、縞消
し回路と記す)が取り付けられる。
【0003】この縞消し回路を備える放電灯用点灯装置
を図7に示す。この放電灯用点灯装置は、交流電源20
1からの交流電力を直流電力に変換する電源部202
と、電源部202からの直流電力を高周波電力に変換し
て出力端子203A,203Bから出力するスイッチン
グ部203とを備える。そして、放電灯用点灯装置は、
この高周波電力を放電灯207に供給する。
【0004】さらに、この放電灯用点灯装置は、抵抗2
04とダイオード205との直列回路を、出力端子20
3Aと出力端子203Bとの間に備える。この直列回路
が縞消し回路206として動作する。
【0005】縞消し回路206では、出力端子203
A,203Bから出力される高周波電力が正の半周期に
なったとき、つまり、出力端子203Aの電圧が出力端
子203Bに比べて大きいとき、ダイオード205がオ
フ状態になる。これにより、出力端子203A,203
Bからの高周波電力は、そのまま放電灯207に加えら
れる。
【0006】高周波電力が負の半周期になったとき、ダ
イオード205がオン状態になる。これにより、高周波
電力の一部は、抵抗204で消費され、その振幅が変化
する。この結果、縞消し回路206は、1周期の中の前
半の振幅と、後半の振幅とが異なる高周波電力を発生す
る。
【0007】この高周波電力が放電灯207に加えられ
ると、放電灯207は、縞模様を発生しない。
【0008】このような縞消し回路206を用いて、1
周期の中の前半の振幅と、後半の振幅とが異なる高周波
電力、つまり、非対称な高周波電力により放電灯207
に発生する縞模様を消す技術が一般的に知られている。
【0009】縞消し回路を備える放電灯用点灯装置の他
の例を図8に示す。この放電灯用点灯装置は、スイッチ
ング部203の出力端子203Aと放電灯207との間
に、縞消し回路301を備える。縞消し回路301は、
コンデンサ302とダイオード303との並列回路で構
成される。この縞消し回路301では、スイッチング部
203からの高周波電力が正の半周期になったとき、ダ
イオード303がオン状態になり、高周波電力がそのま
ま放電灯207に加えられる。また、高周波電力が負の
半周期になったとき、高周波電力の振幅がコンデンサ3
02により変化する。
【0010】この結果、縞消し回路301は、図7の放
電灯用点灯装置と同様に、1周期の中の前半の振幅と、
後半の振幅とが異なる高周波電力を発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の放電灯
用点灯装置は、スイッチング部203の出力側に縞消し
回路を備える。このために、高圧の高周波電力に耐える
部品を縞消し回路に用いる必要があり、各部品の形状が
大きくなる。また、高圧に対して部品間の絶縁を保つた
めに、部品間の絶縁距離を大きくする必要がある。この
結果、装置全体が大型化する。
【0012】さらに、各部品のコストが上昇し、装置の
製造コストが上昇する。
【0013】この発明の目的は、このような欠点を除
き、装置全体の大型化およびコスト上昇を防止できる放
電灯用点灯装置を提供することにある。
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1 の発明は、直流電力を供給する電源部と、
電源部から直流電力が加えられると交互にオンになる2
つのスイッチング素子と、1次側巻線の中間端子を挟ん
で第1端子および第2端子が取り付けられていると共
に、この第1端子と第2端子との間に共振用の第1コン
デンサが取り付けられているトランスとを具備するスイ
ッチング部とを備え、電源部の一方の出力端子を中間端
子に接続し、電源部の他方の出力端子と第1端子との間
に一方のスイッチング素子を接続し、電源部の他方の出
力端子と第2端子との間に他方のスイッチング素子を接
続し、一方のスイッチング素子がオンのときに電源部か
らの直流電力を第1端子と中間端子との間に供給し、他
方のスイッチング素子がオンのときに第2端子と中間端
子との間に電源部からの直流電力を供給して、トランス
の1次側で高周波を発振し、トランスの2次側に接続さ
れた放電灯を高周波電力により点灯させる放電灯用点灯
装置において、スイッチング部は、一方のスイッチング
素子がオンになったときに、第1コンデンサに第2コン
デンサを接続し、このとき発振する、1周期の中の前半
の周波数と、他方のスイッチング素子がオンになったと
きに発振する、1周期の中の後半の周波数とが異なる高
周波を発生する。
【0016】請求項の発明は、直流電力を供給する電
源部と、電源部から直流電力が加えられると交互にオン
になる2つのスイッチング素子と、1次側巻線の中間端
子を挟んで第1端子および第2端子が取り付けられてい
ると共に、この第1端子と第2端子との間に共振用の第
1コンデンサが取り付けられているトランスとを具備す
るスイッチング部とを備え、電源部の一方の出力端子を
中間端子に接続し、電源部の他方の出力端子と第1端子
との間に一方のスイッチング素子を接続し、電源部の他
方の出力端子と第2端子との間に他方のスイッチング素
子を接続し、一方のスイッチング素子がオンのときに電
源部からの直流電力を第1端子と中間端子との間に供給
し、他方のスイッチング素子がオンのときに第2端子と
中間端子との間に電源部からの直流電力を供給して、ト
ランスの1次側で高周波を発振し、トランスの2次側に
接続された放電灯を高周波電力により点灯させる放電灯
用点灯装置において、スイッチング部の2つのスイッチ
ング素子のどちらかに第2コンデンサを並列に接続し
た。
【0017】
【作用】請求項1,2の発明により、電源部は、スイッ
チング部に直流電力を供給する。
【0018】スイッチング部は、電源部から直流電力が
加えられると、トランスの一次側で高周波を発振する。
このとき、スイッチング部は、1周期の中の前半の周波
数と後半の周波数とが異なる高周波を発生する。これに
より、スイッチング部は、1周期の中の前半の振幅と後
半の振幅とが異なる高周波を発生する。
【0019】スイッチング部のトランスは、高周波が1
次側に入力されると、2次側に高周波電力を発生する。
そして、トランスの2次側に接続された放電灯を、この
高周波電力により点灯させる。
【0020】
【実施例】次に、この発明の実施例を、図面を用いて説
明する。
【0021】[実施例1]図1は、この発明の実施例1
を示すブロック図である。この放電灯用点灯装置は、放
電灯として例えばネオン管1を点灯する。放電灯用点灯
装置は、電源部10とスイッチング部20とを備える。
【0022】電源部10は、交流電源2からの交流電力
を整流する整流器11と、整流器11からの出力を平滑
するコンデンサ12とを備える。そして、電源部10
は、平滑した直流電力を、端子10A,10Bに出力す
る。このとき、端子10Aの電圧が端子10Bより高
い。
【0023】スイッチング部20は、スイッチング素子
を2つ備えるプッシュプル型のインバータであり、入力
端子20A,20Bを経由して電源部10からの直流電
力を、駆動用の電源として受け取る。スイッチング部2
0は、コイル21と、抵抗22A,23,24と、ツエ
ナーダイオード22Bと、コンデンサ25,26と、M
OS−FET27,28と、トランス29とを備える。
【0024】コイル21は、電源部10から供給される
直流電力の変動を抑える。また、コイル21は、入力端
子20Aからトランス29に供給される電流の急激な変
化を抑える。
【0025】抵抗22Aとツエナーダイオード22Bと
の直列回路は、コイル21と入力端子20Bとの間に接
続されている。そして、この直列回路は、接続点101
を一定の電圧に保つ。
【0026】トランス29は、両端の端子111,11
2の間に中間端子113を具備する巻線29Aと、巻線
29Bとを1次側に備え、巻線29Cを2次側に備え
る。
【0027】トランス29の巻線29Aの両端には、コ
ンデンサ25が接続され、巻線29Aとコンデンサ25
とにより、共振回路が形成される。トランス29の中間
端子113は、コイル21に接続されている。
【0028】トランス29の巻線29Bの両端子は、抵
抗23,24を経由して、接続点101にそれぞれ接続
されている。
【0029】トランス29の巻線29Cの両端には、ネ
オン管1の取り付け用の出力端子20C,20Dが接続
されている。巻線29Cには、ネオン管1が取り付けら
れるので、巻線29Cの巻数は、巻線29Aの巻数より
多くしてある。これにより、巻線29Cは、高圧の交流
電力を発生する。
【0030】MOS−FET27,28は、交互にオン
になるスイッチング素子として用いられている。MOS
−FET27,28のドレインは、トランス29の端子
111,112にそれぞれ接続され、ソースは、入力端
子20Bにそれぞれ接続されている。MOS−FET2
7のドレインとソースとの間には、コンデンサ26が接
続されている。さらに、MOS−FET27,28のゲ
ートは、抵抗24,23にそれぞれ接続されている。
【0031】次に、実施例1の動作を説明する。
【0032】電源のスイッチ(図示を省略)をオンにす
ると、交流電源2からの交流電力が電源部10に供給さ
れる。電源部10は、整流器11とコンデンサ12とに
より、直流電力を発生する。そして、電源部10は、直
流電力をスイッチング部20に加える。
【0033】直流電力が加えられると、スイッチング部
20の抵抗22Aとツエナーダイオード22Bとの直列
回路により、接続点101が一定の電圧に保たれ、この
とき、例えばMOS−FET27がオン状態になる。こ
の状態を示す、スイッチング部20の等価的な回路を図
2に示す。
【0034】図2に示すように、入力端子20A,20
Bに加えられる直流電力により、電流が、コイル21、
トランス29の中間端子113、巻線29A、端子11
1を通り、入力端子20Bに流れ込む。これにより、コ
ンデンサ25と巻線29Aで構成される共振回路に共振
電流が発生する。このときの共振周波数は、コンデンサ
25の容量値と巻線29Aのインダクタンス値とで決ま
る。ほぼ正弦波状の共振電流が発生すると、トランス2
9の2次側の巻線29Cに高周波電力が発生し、この高
周波電力は、出力端子20C,20Dに出力される。
【0035】共振が発生すると、図1に示すように、ト
ランス29の巻線29Bに高周波の交流電圧が発生す
る。この交流電圧が1/2周期を過ぎると、電圧の値が
逆転する。これにより、抵抗23側の電圧が抵抗24側
に比べて高くなり、MOS−FET27がオフ状態にな
り、MOS−FET28がオン状態になる。
【0036】この状態を示す、スイッチング部20の等
価的な回路を図3に示す。MOS−FET27がオフ状
態のとき、コンデンサ26は、コンデンサ25に並列に
接続される。共振回路の共振周波数は、コンデンサ25
とコンデンサ26との並列接続による容量値と、巻線2
9Aのインダクタンス値とで決まる。
【0037】この共振周波数は、高周波の1周期の中の
前半の共振周波数、つまり、図2に示す等価的回路の共
振周波数と異なる値である。したがって、スイッチング
部20は、1周期の中の前半の周波数と後半の周波数と
が異なる、非対称な高周波電力を発生する。この高周波
電力は、1周期の前半の振幅と後半の振幅とが異なるの
で、縞模様の発生を防止できる。
【0038】このとき、非対称な高周波は、トランス2
9の1次側で発生するので、従来のように、縞消し回路
をトランス29の2次側に取り付けることを不要にでき
る。
【0039】また、縞消し回路を不要にしたので、高圧
側に取り付ける部品数が減少し、装置の信頼製を向上で
きる。
【0040】[実施例2]図4は、この発明の実施例2
を示すブロック図である。なお、ここでは、電源部10
およびネオン管1を省略してある。また、図2の中で図
1と同様のものには、図1と同一の符号を付けて、その
説明を省略する。さらに、図2の中で、MOS−FET
27,28のオン・オフに係る、抵抗22A、ツエナー
ダイオード22B、抵抗23,24、およびトランス2
9の巻線29Bは、図1と動作が同様であるために、図
示を省略する。
【0041】この放電灯用点灯装置は、図1のコンデン
サ25の代わりに、MOS−FET27,28のドレイ
ン・ソース間に、コンデンサ31,32をそれぞれ取り
付ける。コンデンサ31の容量は、コンデンサ32の容
量と異なる。これにより、MOS−FET27がオン状
態のときは、トランス29の巻線29Aとコンデンサ3
2とにより共振回路を構成し、また、MOS−FET2
8がオン状態のときは、トランス29の巻線29Aと、
コンデンサ31とにより共振回路を構成する。
【0042】これにより、実施例2のスイッチング部
は、非対称の高周波電力を発生するので、縞模様の発生
を防止でき、かつ、非対称な高周波をトランス29の1
次側で発生できる。
【0043】[実施例3]図5は、この発明の実施例3
を示すブロック図である。この放電灯用点灯装置は、図
1のコンデンサ26を取り除き、代わりに、入力端子2
0Aと、トランス29の端子111との間に、コンデン
サ41を取り付ける。これにより、MOS−FET28
がオン状態のときは、コンデンサ41は、入力端子20
A,20B間の電源部10を経由して、コンデンサ25
に並列に接続される。
【0044】これにより、実施例3のスイッチング部
は、非対称の高周波電力を発生するので、縞模様の発生
を防止でき、かつ、非対称の高周波をトランス29の1
次側で発生できる。
【0045】なお、この実施例では、コンデンサ41の
代わりに、コイルを用いることが可能である。
【0046】[実施例4]図6は、この発明の実施例4
を示すブロック図である。この放電灯用点灯装置は、図
1のコンデンサ25を取り除き、代わりに、トランス2
9の端子111と中間端子113との間にコンデンサ5
1を接続し、端子112と中間端子113との間にコン
デンサ52を接続する。これにより、MOS−FET2
7がオン状態のとき、コンデンサ51,52と、トラン
ス29の巻線29Aとによる共振が発生する。また、M
OS−FET28がオン状態のとき、コンデンサ51と
コンデンサ52の直列回路に、コンデンサ26が並列に
接続された状態で、共振が発生する。
【0047】これにより、実施例4のスイッチング部
は、非対称の高周波電力を発生するので、縞模様の発生
を防止でき、かつ、非対称の高周波をトランス29の1
次側で発生できる。
【0048】なお、実施例1,2,3,4では、スイッ
チング素子として、MOS−FETを用いたが、スイッ
チング素子は、これに限定されない。例えば、スイッチ
ング素子として、バイポーラトランジスタ、サイリスタ
などが使用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1,2
発明は、1周期の中の前半の周波数と後半の周波数とが
異なる高周波を、トランスの1次側で発生する。つま
り、非対称の高周波を発生するので、放電灯の縞模様の
発生を防止できる。
【0050】同時に、高周波をトランスの1次側で発生
するので、トランスの2次側に縞消し回路を接続する従
来の技術に比べて、使用する部品の耐圧などを軽減で
き、絶縁距離を狭くできる。これにより、従来に比べて
装置を小型化でき、また、部品のコストを低くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】スイッチング部の等価的な回路を示す図であ
る。
【図3】スイッチング部の等価的な回路を示す図であ
る。
【図4】この発明の実施例2に係るスイッチング部のブ
ロック図である。
【図5】この発明の実施例3に係るスイッチング部のブ
ロック図である。
【図6】この発明の実施例4に係るスイッチング部のブ
ロック図である。
【図7】従来の放電灯用点灯装置を示すブロック図であ
る。
【図8】従来の放電灯用点灯装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ネオン管 10 電源部 20 スイッチング部 27 MOS−FET 28 MOS−FET 29 トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−233199(JP,A) 特開 平6−283286(JP,A) 特開 平6−151078(JP,A) 特開 平2−54899(JP,A) 特開 平3−152900(JP,A) 実開 昭64−4098(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/24 - 41/298 H02M 7/48 H02M 7/538

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電力を供給する電源部と、 電源部から直流電力が加えられると交互にオンになる2
    つのスイッチング素子と、1次側巻線の中間端子を挟ん
    で第1端子および第2端子が取り付けられていると共
    に、この第1端子と第2端子との間に共振用の第1コン
    デンサが取り付けられているトランスとを具備するスイ
    ッチング部とを備え、 電源部の一方の出力端子を中間端子に接続し、電源部の
    他方の出力端子と第1端子との間に一方のスイッチング
    素子を接続し、電源部の他方の出力端子と第2端子との
    間に他方のスイッチング素子を接続し、一方のスイッチ
    ング素子がオンのときに電源部からの直流電力を第1端
    子と中間端子との間に供給し、他方のスイッチング素子
    がオンのときに第2端子と中間端子との間に電源部から
    の直流電力を供給して、トランスの1次側で高周波を発
    振し、トランスの2次側に接続された放電灯を高周波電
    力により点灯させる放電灯用点灯装置において、 スイッチング部は、 一方のスイッチング素子がオンになったときに、第1コ
    ンデンサに第2コンデンサを接続し、 このとき発振する、1周期の中の前半の周波数と、他方
    のスイッチング素子がオンになったときに発振する、1
    周期の中の後半の周波数とが異なる高周波を発生するこ
    とを特徴とする放電灯用点灯装置。
  2. 【請求項2】 直流電力を供給する電源部と、 電源部から直流電力が加えられると交互にオンになる2
    つのスイッチング素子と、1次側巻線の中間端子を挟ん
    で第1端子および第2端子が取り付けられていると共
    に、この第1端子と第2端子との間に共振用の第1コン
    デンサが取り付けられているトランスとを具備するスイ
    ッチング部とを備え、 電源部の一方の出力端子を中間端子に接続し、電源部の
    他方の出力端子と第1端子との間に一方のスイッチング
    素子を接続し、電源部の他方の出力端子と第2端子との
    間に他方のスイッチング素子を接続し、一方のスイッチ
    ング素子がオンのときに電源部からの直流電力を第1端
    子と中間端子との間に供給し、他方のスイッチング素子
    がオンのときに第2端子と中間端子との間に電源部から
    の直流電力を供給して、トランスの1次側で高周波を発
    振し、トランスの2次側に接続された放電灯を高周波電
    力により点灯させる放電灯用点灯装置において、 スイッチング部の2つのスイッチング素子のどちらかに
    第2コンデンサを並列に接続したことを特徴とする放電
    灯用点灯装置。
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