JP3486883B2 - 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置 - Google Patents

電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置

Info

Publication number
JP3486883B2
JP3486883B2 JP07695695A JP7695695A JP3486883B2 JP 3486883 B2 JP3486883 B2 JP 3486883B2 JP 07695695 A JP07695695 A JP 07695695A JP 7695695 A JP7695695 A JP 7695695A JP 3486883 B2 JP3486883 B2 JP 3486883B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching means
output
circuit
capacitor
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07695695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08275548A (ja
Inventor
勉 垣谷
紀之 北村
雄治 高橋
恵一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP07695695A priority Critical patent/JP3486883B2/ja
Publication of JPH08275548A publication Critical patent/JPH08275548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3486883B2 publication Critical patent/JP3486883B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力を調整可能な電源装
置、放電灯点灯装置及び照明装置に係り、特に出力調整
の範囲を拡げることができる電源装置、放電灯点灯装置
及び照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放電灯を調光点灯する放電灯点灯
装置としては、入力電流の歪みの低減を行い、他の電子
機器への影響を防止するものが開発されている。
【0003】図11はこのような従来の放電灯点灯装置
を示す回路図である。
【0004】図11において、交流電源71の一方の出
力端子は、チョークコイルL71を介してダイオードブ
リッジにより全波整流器72の一方の入力端子に接続さ
れ、交流電源71の他方の出力端子は、チョークコイル
L72を介して全波整流器72の他方の入力端子に接続
される。チョークコイルL71とチョークコイルL72
とは磁気的に結合している。
【0005】全波整流器72の入力端子間には、コンデ
ンサC71が接続されている。
【0006】全波整流器72の正極側の出力端子は、ア
クティブフィルタ部80の正極側の入力端子に接続され
る。全波整流器72の負極側の出力端子は、アクティブ
フィルタ部80の負極側の入力端子に接続される。
【0007】アクティブフィルタ部80は、昇圧チョッ
パ回路となっており、スイッチング素子のMOSFET
81と、チョークコイルL80とダイオードD80と平
滑コンデンサC80から構成されている。
【0008】この場合、MOSFET81には、全波整
流器72の出力電圧に基づいて周波数が設定されたオ
ン,オフ制御信号a8が供給されており、このようなオ
ン,オフ制御信号a8によりMOSFET81は、オ
ン、オフを行い、チョークコイルL80にエネルギーの
蓄積と放出を行わせ、放出したエネルギーをダイオード
D80と平滑コンデンサC80から成る整流平滑回路に
より整流及び平滑を行わせ、アクティブフィルタ部80
から出力させている。
【0009】アクティブフィルタ部80の正極側の出力
端子は、インバータ部90の正極側の入力端子に接続さ
れ、アクティブフィルタ部80の負極側の出力端子は、
インバータ部90の負極側の入力端子に接続される。
【0010】 インバータ部90をさらに詳細に説明す
ると、インバータ部90の正極側の入力端子は、MOS
FET91のドレイン・ソース路とMOSFET92の
ドレイン・ソース路及との直列接続を介してインバータ
部90の負極側の入力端子に接続されるとともに、容量
が同じコンデンサC91,C92との直列接続を介して
インバータ部90の負極側の入力端子に接続される。
【0011】MOSFET91,92の接続点は、イン
ダクタ93たとえばインバータトランスの一次巻線L9
1を介してコンデンサC91,C92の接続点に接続さ
れる。
【0012】MOSFET91,92は図示しない発振
器からの発振信号b8,c8により交互にオン,オフす
るようになっている。
【0013】放電灯94の一方の入力端子は、インダク
タ93の二次巻線L92の一端に接続されている。放電
灯94の他方の入力端子は、インダクタ93の二次巻線
L92の他端に接続されている。放電灯94の両端子間
にはコンデンサC93が接続される。
【0014】このような放電灯点灯装置において、交流
電源71からの交流電圧は、チョークコイルL71,L
72を介して全波整流器72により全波整流され、アク
ティブフィルタ部80により昇圧及び平滑されてインバ
ータ部90に供給される。
【0015】インバータ部90は、MOSFET91,
92を交流電源71より高い周波数にて交互にスイッチ
ングして、インダクタ93の二次巻線L92に高周波交
流電圧を誘起して、放電灯94を高周波点灯させる。放
電灯94の調光を行う場合には、発振信号b8,c8の
周波数を増大させることによりMOSFET91,92
のオンオフ周波数を増大させて調光を深くすることがで
きる。
【0016】ここで、全波整流器72とインバータ部9
0の間にアクティブフィルタ部80を設ける理由を説明
する。
【0017】アクティブフィルタ部80を設けていない
と仮定すると、全波整流器72の波高値がコンデンサC
92の電圧以下の期間には、全波整流器72は電流を流
せなくなり、交流電源71からの入力電流の歪みが大き
くなり、高調波を発生してしまい、この高調波が同じ交
流電源72に接続された他の電子機器に悪影響を与えて
しまう。このため、アクティブフィルタ部80を設けな
ければならず、回路構成が複雑となり、回路基板も大き
くなるため、製造コストの低減や装置のコンパクト化を
困難にしていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の放電灯
点灯装置では、入力電流の歪みを防止するため、全波整
流器とインバータ部の間にアクティブフィルタ部を設け
なければならず、回路構成が複雑となり、回路基板も大
きくなるため、製造コストの低減や装置のコンパクト化
を困難にしていた。
【0019】そこで本発明は、簡単な回路構成で、出力
回路に問題を生じさせることなく、交流電源からの入力
電流の歪みを防止することができる電源装置、放電灯点
灯装置及び照明装置の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の電源装
置は、交流電源の出力電圧を整流して非平滑直流電圧を
出力する整流回路と;この整流回路の出力端子間に互い
に直列的に設けられた第1及び第2のスイッチング手段
と;この第1のスイッチング手段と並列的に設けられた
相対的に大容量の第1のコンデンサと;前記第1のスイ
ッチング手段及び第1のコンデンサの間に介挿されたイ
ンダクタと;前記第1のコンデンサより容量が小さく設
定され、前記第2のスイッチング手段のオン期間に該第
2のスイッチング手段及び前記インダクタと共振回路を
形成する第2のコンデンサと;前記インダクタ及び第2
のコンデンサの共振に基づいて高周波出力を得る出力回
路と;前記第1及び第2のスイッチング手段を交互にオ
ンオフするとともに、前記出力回路の出力を低下させる
場合には該第1及び第2のスイッチング手段のオンオフ
の周期を変化させるとともに第2のスイッチング手段
のオンデューティ比を増大させる出力制御回路と;を具
備したことを特徴とする。
【0021】 請求項2の発明の電源装置は、交流電源
の出力電圧を整流して非平滑直流電圧を出力する整流回
路と;この整流回路の出力端子間に互いに直列的に設け
られた第1及び第2のスイッチング手段と;この第1の
スイッチング手段と並列的に設けられた相対的に大容量
の第1のコンデンサと;前記第1のスイッチング手段及
び第1のコンデンサの間に介挿されたインダクタと;前
記第1のコンデンサより容量が小さく設定され、前記第
2のスイッチング手段のオン期間に該第2のスイッチン
グ手段及び前記インダクタと共振回路を形成する第2の
コンデンサと;前記インダクタ及び第2のコンデンサの
共振に基づいて高周波出力を得る出力回路と;前記第1
及び第2のスイッチング手段を交互にオンオフするとと
もに、これらスイッチング手段のオンデューティ比を前
記整流回路の出力電圧に基づいて制御し、前記出力回路
の出力を低下させる場合には該第1及び第2のスイッチ
ング手段のオンオフの周期を低下させるとともに該第2
のスイッチング手段のオンデューティ比を増大させる出
力制御回路と;を具備したことを特徴とする。
【0022】請求項3の発明の電源装置は、前記第2の
コンデンサを第2のスィッチング手段に並列的に設けた
ことを特徴とする請求項1及び2のいずれか一記載の電
源装置である。
【0023】請求項4の発明の電源装置は、前記第2の
コンデンサを第1及び第2のスィッチング手段の直列接
続に並列的に設けたことを特徴とする請求項1及び2の
いずれか一記載の電源装置である。
【0024】請求項5の発明の電源装置は、請求項1乃
至4のいずれか一記載の電源装置の出力回路に放電灯を
設けていることを特徴とする。
【0025】請求項6の発明の電源装置は、請求項5記
載の放電灯点灯装置と;この放電灯点灯装置を収容する
照明器具本体とを具備したことを特徴とする。
【0026】以上の発明において、第1及び第2のスイ
ッチング手段は、NPNトランジスタ、MOSFET等
を許容する。
【0027】
【作用】請求項1の発明によれば、第1のコンデンサに
より、整流回路の非平滑直流電圧を平滑化する。また、
第2のコンデンサ及びインダクタの共振回路により発生
した共振電圧の作用により、前記第1のコンデンサの電
圧を第1及び第2のスイッチング手段のスイッチングの
一周期中に整流回路で整流された非平滑直流電圧より低
くしようとする。これにより、交流電源の電圧(整流さ
れた非平滑直流電圧)の波高値が低い期間にも入力電流
を確保して入力力率を高めるとともに、入力電流を低歪
み化して入力電流の高調波を減少させる。出力回路の出
力を低下させる場合には出力制御回路が該第1及び第2
のスイッチング手段のオンオフの周期を変化させるとと
もに第2のスイッチング手段のオンデューティ比を増大
させるので、出力回路に流れる電流が交流電源の電圧の
波高値が低い期間にくびれるのを抑制できる。これによ
り、簡単な回路構成で、出力回路に問題を生じさせるこ
となく、交流電源からの入力電流の歪みを防止すること
ができる。
【0028】請求項2の発明によれば、第1のコンデン
サにより、整流回路の非平滑直流電圧を平滑化する。ま
た、第2のコンデンサ及びインダクタの共振回路により
発生した共振電圧の作用により、前記第1のコンデンサ
の電圧を第1及び第2のスイッチング装置のスイッチン
グの一周期中に整流回路で整流された非平滑直流電圧よ
り低くしようとする。これにより、交流電源の電圧(整
流された非平滑直流電圧)の波高値が低い期間にも入力
電流を確保して入力力率を高めるとともに、入力電流を
低歪み化して入力電流の高調波を減少させる。また、ス
イッチング手段のオンデューティ比を整流回路の出力電
圧に基づいて制御することにより、入力電流が非平滑直
流電圧に対応したものにでき、一層、高効率、低歪みが
可能になる。さらに、出力回路の出力を低下させる場合
には出力制御回路が該第1及び第2のスイッチング手段
のオンオフの周期を低下させるとともに第2のスイッチ
ング手段のオンデューティ比を増大させるので、出力回
路に流れる電流が交流電源の電圧の波高値が低い期間に
くびれるのを抑制できる。これにより、簡単な回路構成
で、出力回路に問題を生じさせることなく、交流電源か
らの入力電流の歪みを防止することができる。
【0029】請求項3の発明によれば、前記第2のコン
デンサを第2のスイッチング手段に並列的に設けること
により、請求項1及び2のいずれか一記載の電源装置を
実現できる。
【0030】請求項4の発明によれば、前記第2のコン
デンサを第1及び第2のスイッチング手段の直列接続に
並列的に設けたことにより、請求項1及び2のいずれか
一記載の電源装置を実現できる。
【0031】請求項5の発明によれば、請求項1乃至4
のいずれか一記載の電源装置を放電灯点灯装置に適用で
きる。
【0032】請求項6の発明によれば、請求項5記載の
放電灯点灯装置を照明装置に適用できる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0034】図1は本発明に係る電源回路の一実施例を
放電灯点灯装置に適用した場合を示す回路図である。
【0035】図1において、交流電源11例えば商用交
流電源の一方の出力端子は、チョークコイルL11を介
して整流回路12例えばダイオードブリッジにより全波
整流器の一方の入力端子に接続され、交流電源11の他
方の出力端子は、チョークコイルL12を介して整流回
路12の他方の入力端子に接続される。チョークコイル
L11とチョークコイルL12とは磁気的に結合してい
る。
【0036】整流回路12の入力端子間には、コンデン
サC11が接続されている。
【0037】整流回路12の正極側の出力端子は、イン
バータ20の正極側の入力端子に接続される。整流回路
12の負極側の出力端子は、インバータ20の負極側の
入力端子に接続される。
【0038】インバータ20は、第1のスイッチング手
段21例えばMOSFETと、第2のスイッチング手段
22例えばMOSFETと、ダイオードD11と出力制
御回路23と、第1のコンデンサC1例えば電解コンデ
ンサと、第2のコンデンサC2と、インダクタ24たと
えばインバータトランスとから構成されている。
【0039】以下、インバータ20について詳細に説明
する。
【0040】インバータ20の正極側の入力端子は、出
力制御回路23の正極側の入力端子に接続される。イン
バータ20の負極側の入力端子は、出力制御回路23の
負極側の入力端子に接続される。
【0041】 また、インバータ20の正極側の入力端
子は、ダイオードD11のアノード・カソード路とスイ
ッチング手段21のドレイン・ソース路とスイッチング
手段22のドレイン・ソース路との直列接続を介してイ
ンバータ20の負極側の入力端子に接続されるととも
に、コンデンサC1とコンデンサC2との直列接続を介
してインバータ20の負極側の入力端子に接続される。
【0042】スイッチング手段21,22の接続点は、
インダクタ24の一次巻線L21を介してコンデンサC
1とコンデンサC2との接続点に接続される。このよう
な接続により、コンデンサC1及びコンデンサC2は、
それぞれスイッチング手段21,22に並列的に設けら
れる。
【0043】出力制御回路23は、それぞれ発振信号a
1,b1を第1及び第2のスイッチング手段21,22
に供給し、第1及び第2のスイッチング手段21,22
を交互にオンオフするとともに、これら第1及び第2の
スイッチング手段21,22のオンデューティ比を整流
回路12の出力電圧に基づいて制御する。また、出力制
御回路23は、キー入力操作などの調光操作に基づいて
該第1及び第2のスイッチング手段21,22のオンオ
フの周波数及び第1及び第2のスイッチング手段21,
22のオンデューティ比を変化させるようになってい
る。
【0044】放電灯25の一方の入力端子は、インダク
タ24の二次巻線L22の一端に接続されている。放電
灯25の他方の入力端子は、インダクタ24の二次巻線
L22の他端に接続されている。放電灯25の両端子間
にはコンデンサC3が接続される。このような接続によ
り、放電灯25とコンデンサC3は、出力回路26を構
成している。
【0045】コンデンサC1とコンデンサC2とでは、
スイッチング手段21に並列的に設けられるコンデンサ
C1の方が容量が大きくなっている。
【0046】次に、出力制御回路23について詳細に説
明する。
【0047】出力制御回路23は、オンデューティ可変
回路31と、調光信号発生回路32と、周波数可変回路
33と、駆動回路34とから構成されている。
【0048】調光信号発生回路32は、キー入力操作な
どの調光操作に基づいて調光信号c1を作成してオンデ
ューティ可変回路31及び周波数可変回路33に供給す
る。
【0049】 オンデューティ可変回路31は、整流回
路12からの出力電圧を検出し、この検出結果と供給さ
れる調光信号c1に基づいて駆動回路34が出力する発
振信号a1,b1のデューティ比の可変制御を行うよう
になっている。具体的に説明すると、電圧VDC1 の波高
値が大きいときは、発振信号b1がハイレベルとなるデ
ューティ比を小さくし、発振信号a1がハイレベルとな
るデューティ比を大きくし、第2のスイッチング手段2
2のオンデューティ比を小さくし、第1のスイッチング
手段21のオンデューティ比を大きくする。電圧VDC1
の波高値が小さいときは、発振信号b1がハイレベルと
なるデューティ比を大きくし、発振信号a1がハイレベ
ルとなるデューティ比を小さくし、第2のスイッチング
手段22のオンデューティ比を大きくし、第1のスイッ
チング手段21のオンデューティ比を小さくする。調光
信号発生回路32からの調光信号c1が出力回路26へ
供給する出力を大きくすることを示した場合には、発振
信号b1がハイレベルとなるデューティ比を小さくし、
発振信号a1がハイレベルとなるデューティ比を大きく
する。調光信号発生回路32からの調光信号c1が出力
回路26へ供給する出力を小さくすることを示した場合
には、発振信号b1がハイレベルとなるデューティ比を
大きくし、発振信号a1がハイレベルとなるデューティ
比を小さくする。
【0050】周波数可変回路33は、供給される調光信
号c1に基づいて駆動回路34が出力する発振信号a
1,b1の周波数の可変制御を行うようになっている。
【0051】具体的に説明すると、この場合、駆動回路
34が出力する発振信号a1,b1の全光時の周波数か
ら最も調光を深くした場合の周波数(駆動回路34が制
御できる周波数)は、インダクタ24、出力回路26、
コンデンサC1、コンデンサC2の固有振動周波数に対
して高くなるように選ばれており、調光信号発生回路3
2からの調光信号c1が出力回路26へ供給する出力を
大きくすることを示した場合には、周波数可変回路33
は、駆動回路34が出力する発振信号a1,b1の周波
数を低下させるように制御し、調光信号発生回路32か
らの調光信号c1が出力回路26へ供給する出力を小さ
くすることを示した場合には、周波数可変回路33は、
駆動回路34が出力する発振信号a1,b1の周波数を
増大させるように制御する。
【0052】オンデューティ可変回路31と周波数可変
回路33とが、上記のような制御を行うことにより、調
光信号発生回路32からの調光信号c1が出力回路26
へ供給する出力を小さくすることを示した場合には、第
1及び第2のスイッチング手段21,22のオンオフの
周波数を増大させる。周波数可変回路33は、駆動回路
34が出力する発振信号a1,b1の周波数を増大させ
るように制御するとともに、オンデューティ可変回路3
1は、発振信号b1がハイレベルとなるデューティ比を
増大させる。
【0053】このような実施例の動作を図2乃至図8を
参照して説明する。
【0054】図2は図1の調光信号発生回路32による
調光信号c1が一定の調光の深さを示す場合における出
力制御回路23による整流回路12の出力電圧とスイッ
チング手段21,22のオン時間の関係を示すタイミン
グチャートであり、図2(a)は整流回路12の出力電
圧を示し、図2(b)はスイッチング手段21,22の
オン時間を示している。
【0055】図2において、出力制御回路23は、整流
回路12の出力電圧(交流電源11の出力電圧)の波高
値の大きいときは、第2のスイッチング手段22のオン
期間を小さくし、第1のスイッチング手段21のオン期
間を大きくする。また、出力制御回路23は、整流回路
12の出力電圧の波高値の小さいときは、スイッチング
手段22のオン期間を大きくし、スイッチング手段21
のオン期間を小さくする。したがって、第1のスイッチ
ング手段21のオン期間は、第2のスイッチング22と
逆の関係に変化する。
【0056】つぎに、本実施例の全体の動作について説
明する。
【0057】まず、交流電源11の電圧をチョークコイ
ルL11,L12とコンデンサC11によるフィルタ回
路にてノイズを除去し、整流回路12で全波整流する。
一方、出力制御回路23は、スイッチング手段21,2
2を交流電源11より高い周波数にて交互にスイッチン
グして、インダクタ24の二次巻線L21に高周波交流
電圧を誘起して、放電灯25を高周波点灯させる。ま
た、コンデンサC2及びインダクタ24にて共振電圧を
発生し、この共振電圧の作用により、コンデンサC1の
電圧をスイッチング手段21,22のスイッチングの1
周期中に整流回路12で整流された非平滑直流電圧より
低くしようとする。これにより、整流回路12で整流さ
れた電圧の波高値が低い期間でも力率改善電流を流し
て、低歪化を図る。
【0058】図3は図1の実施例の全光時の動作を示す
タイミングチャートであり、図3(a)はスイッチング
手段21,22の直列接続に加わる電圧VDC1 を示し、
図3(b)はスイッチング手段21に流れる電流I11を
示し、図3(c)はスイッチング手段22に流れる電流
I12を示し、図3(d)はコンデンサC1の両端電圧V
C1を示し、図3(e)は巻線L21に加わる電圧VL1を
示している。
【0059】まず、全光時の動作を説明する。この場合
の回路動作は、t10〜t15が1周期になっている。駆動
回路34は、出力する発振信号a1,b1の周波数を低
く設定するので、t10〜t15は最も長い状態になってい
る。
【0060】タイミングt10〜t11の期間では、コンデ
ンサC1、スイッチング手段21及び一次巻線L21に
よる閉回路が形成されるため、コンデンサC1に蓄えら
れた電荷が放出され、インダクタ24の一次巻線L21
にスイッチング手段21からの電流が流れる。
【0061】この場合には、図3(a)に示すスイッチ
ング手段21,22の直列接続に加わる電圧VDC1 が略
一定の値(この場合のVRec1は、交流電源11の出力電
圧の位相により変化するが、スイッチング手段21,2
2のオンオフの1周期ではほとんど変化しないため、略
一定としている。)を維持し、図3(b)に示すスイッ
チング手段21に流れる電流I11が上昇し、図3(c)
に示すスイッチング手段22に流れる電流I12が0Aを
維持し、図3(d)に示すコンデンサC1の両端電圧V
C1が緩やかに低下し、図3(e)に示す巻線L21に加
わる電圧VL1が一定の負の値を維持する。
【0062】タイミングt11〜t12の期間では、スイッ
チング手段21がオフし、スイッチング手段22がオン
して、インダクタ24及びコンデンサC2が直列共振し
て、共振電流がインダクタ24からコンデンサC2に向
けて流れる。
【0063】この場合には、図3(a)に示す電圧VDC
1 が共振電圧により増大し、図3(b)に示すスイッチ
ング手段21に流れる電流I11が0Aとなり、図3
(c)に示すスイッチング手段22に流れる電流I12が
0Aから急激に−側に低下してから増大して0Aに戻
り、図3(d)に示すコンデンサC1の両端電圧VC1が
ほぼ維持する。図3(e)に示す巻線L21に加わる電
圧VL1が一定の負の値から増大する。
【0064】タイミングt12〜t13の期間では、スイッ
チング手段21がオフし、スイッチング手段22がオン
した状態で、インダクタ24及びコンデンサC2の直列
共振による共振電流がタイミングt11〜t12の場合とは
逆の方向に流れる。
【0065】この場合、図3(a)に示す電圧VDC1 が
低下し、図3(b)に示すスイッチング手段21に流れ
る電流I11が0Aを維持し、図3(c)に示すスイッチ
ング手段22に流れる電流I12が0Aから+側に増大
し、図3(d)に示すコンデンサC1の両端電圧VC1が
ほぼ維持する。図3(e)に示す巻線L21に加わる電
圧VL1が低下する。
【0066】タイミングt13〜t14の期間では、共振電
圧が低下し、コンデンサC1とコンデンサC2の両端電
圧も低下しようとするから、整流回路12からコンデン
サC1、インダクタ24及びスイッチング手段22を介
して電流が流れる。
【0067】この場合には、図3(a)に示す電圧VDC
1 が略一定の値VRec1にとなり、図3(b)に示すスイ
ッチング手段21に流れる電流I11が0Aを維持し、図
3(c)に示すスイッチング手段22に流れる電流I12
が緩やかに低下し、図3(d)に示すコンデンサC1の
両端電圧VC1が緩やかに増大し、図3(e)に示す巻線
L21に加わる電圧VL1が緩やかに低下する。
【0068】タイミングt14〜t15の期間では、スイッ
チング手段21がオンし、スイッチング手段22がオフ
して、インダクタ24の蓄積エネルギーにより第1のス
イッチング手段21からコンデンサC1に電流が流れ
る。
【0069】この場合には、図3(a)に示す電圧VDC
1 が略一定の値VRec1を維持し、図3(b)に示すスイ
ッチング手段21に流れる電流I11が急激に低下してか
ら増大し、図3(c)に示すスイッチング手段22に流
れる電流I12が急激に低下して0Aとなり、図3(d)
に示すコンデンサC1の両端電圧VC1が緩やかに増大
し、図3(e)に示す巻線L21に加わる電圧VL1が急
激に−側に低下して一定の負の値となる。
【0070】 図4は図1の実施例の全光時の動作を交
流電源11の周期レベルで示すタイミングチャートであ
り、図4(a)はスイッチング手段21,22の直列接
続に加わる電圧VDC1 を示し、図4(b)は放電灯25
に流れるランプ電流IL0を示している。
【0071】全光時の電圧VDC1 は、図4(a)に示す
ように、整流回路12からの交流電圧を全波整流した状
態の電圧VRec1に共振電圧を加えた状態となる。この場
合の共振電圧は、電圧VRec1の低下に対応して増大する
ようになっている。
【0072】全光時のランプ電流IL0は、電圧VDC1 に
対応した振幅となり、くびれ率A/Bが80%となる。
【0073】ここで、比較のために、まずスイッチング
手段21,22のオンオフの周波数のみ変化させて調光
時を行う場合の動作を説明する。
【0074】 図5は図1の他の実施例の調光をスイッ
チング手段21,22の周期のみで行なったった場合の
調光時の動作を示すタイミングチャートであり、調光時
の動作を示すタイミングチャートであり、図5(a)は
スイッチング手段21,22の直列接続に加わる電圧V
DC1 を示し、図5(b)はスイッチング手段21に流れ
る電流I11を示し、図5(c)はスイッチング手段22
に流れる電流I12を示し、図5(d)はコンデンサC1
の両端電圧VC1を示し、図5(e)は巻線L21に加わ
る電圧VL1を示している。
【0075】図5において、出力制御回路23によるス
イッチング手段21,22のオン・オフ周期のt10〜t
15を、調光が深くなるに従い短くなるように設定したと
仮定する。期間t10〜t11,t11〜t12…t14〜t15に
おける電流の流れる方向は、図3の場合と同様になって
いる。
【0076】 出力制御回路23がスイッチング手段2
1,22のオン・オフ周期のt10〜t15を図3の場合よ
りも短く設定しているので、図5(a)に示すスイッチ
ング手段22をオンする期間における電圧VDC1 の最大
値が図3(a)に比べて低下し、図5(b)に示すスイ
ッチング手段21に流れる電流I11の周期及び振幅が図
3(b)に比べて減少し、図5(c)に示すスイッチン
グ手段22に流れる電流I12の周期及び振幅が図3
(c)に比べて減少し、図5(d)に示すコンデンサC
1の両端電圧VC1が図3(d)に比べて減少し、図
(e)に示す巻線L21に加わる電圧VL1の電圧の絶対
値×時間が低くなり、一次巻線L21に加えるエネルギ
ーが少なくなり、インバータ20が出力回路26に供給
する出力が低下する。
【0077】ここで、スイッチング手段21,22のオ
ン・オフ周波数が高くなっても、スイッチング手段22
のオンデューティが一定ならば、コンデンサC1の電圧
もほぼ一定である。しかし、スイッチング手段22のオ
ンデューティは、スイッチング手段21,22のオン・
オフ周波数が高くなることで短くなり、スイッチング手
段21がオフした時点から始まる共振エネルギーが小さ
くなり、整流回路12の出力電圧の谷間付近での共振電
圧が低下する。
【0078】 図6は図の実施例の調光をスイッチン
グ手段21,22の周期のみで行なったった場合の調光
時の動作を交流電源11の周期レベルで示すタイミング
チャートであり、図6(a)はスイッチング手段21,
22の直列接続に加わる電圧VDC1 を示し、図6(b)
は放電灯25に流れるランプ電流IL0を示している。
【0079】電圧VDC1 は、図6(a)に示すように、
整流回路12の主力電圧が0V状態となるタイミングt
1においてもコンデンサC1が電荷を放出しきらないの
で、電圧VRec1をある程度平滑した状態となるととも
に、共振電圧が低下した状態となる。
【0080】ランプ電流IL0は、電圧VDC1 に対応した
振幅となり、くびれ率A/Bが80%より低い状態(こ
の図の場合50%程度)となる。ランプ電流IL0がくび
れると、低温時に立ち消えを起こす可能性があるととも
に、リップルの大きい場合にこのような電源装置をテレ
ビジョン会議室での照明として用いることができない。
【0081】このため、本実施例では、調光が深くなる
に従い第2のスイッチング手段22のオンデューティ比
を増大させている。
【0082】次に、本実施例の調光時の動作を説明す
る。
【0083】 図7は図1のもう1つの他の実施例の調
光時の動作を示すタイミングチャートであり、図7
(a)はスイッチング手段21,22の直列接続に加わ
る電圧VDC1 を示し、図7(b)はスイッチング手段2
1に流れる電流I11を示し、図7(c)はスイッチング
手段22に流れる電流I12を示し、図7(d)はコンデ
ンサC1の両端電圧VC1を示し、図7(e)は巻線L2
1に加わる電圧VL1を示している。
【0084】この場合の回路動作は、t10〜t15が1周
期になっている。
【0085】ここで、出力制御回路23によるスイッチ
ング手段21,22のオン・オフ周期のt10〜t15を、
調光が深くなるに従い短くなるように設定するととも
に、調光が深くなるに従い第2のスイッチング手段22
のオンデューティ比を増大させてコンデンサC2及びイ
ンダクタ24にて共振電圧を発生する時間が長くしてい
る。
【0086】図7において、期間t10〜t11,t11〜t
12…t14〜t15における電流の流れる方向は、図3の場
合と同様になっている。
【0087】 出力制御回路23がスイッチング手段2
1,22のオン・オフ周期のt10〜t15を図3よりも短
く設定し、出力制御回路23がスイッチング手段21を
オンする期間{タイミングt14〜t10(t15)〜t11}
のデューティ比を低下させ、スイッチング手段22をオ
ンする期間{タイミングt11〜t14}のデューティ比を
増大させるので、図7(a)に示すスイッチング手段2
2をオンする期間における電圧VDC1 の最大値は、図3
(a)に比べて低下するが、図5(a)に比べて増大す
る。図7(b)に示すスイッチング手段21に流れる電
流I11の周期及び振幅は、図3(b)に比べて減少する
が、図5(b)に比べて振幅のみが増大する。図7
(c)に示すスイッチング手段22に流れる電流I12の
周期及び振幅は、図3(c)に比べて減少するが、図5
(c)に比べて増大する。図7(d)に示すコンデンサ
C1の両端電圧VC1が図3(d)に比べて減少する
図5(d)に比べて増大する。図7(e)に示す巻線L
21に加わる電圧VL1の電圧の絶対値×時間は、図3
(d)に比べて減少する。
【0088】 このように、出力制御回路23がスイッ
チング手段21,22のオン・オフ周期のt10〜t15を
図3よりも短く設定すると同時に、スイッチング手段2
2をオンする期間{タイミングt11〜t14}のデューテ
ィ比を増大させるので、結果として図(d)に示すコ
ンデンサC1の両端電圧VC1が高くなる。コンデンサC
1の両端電圧VC1が高いと、スイッチング手段21がオ
ンしているときのピーク電流が大きくなり、スイッチン
グ手段21がオフしたときから始まる共振が大きくな
る。
【0089】 図8は図の実施例の調光時の動作を交
流電源11の周期レベルで示すタイミングチャートであ
り、図8(a)はスイッチング手段21,22の直列接
続に加わる電圧VDC1 を示し、図8(b)は放電灯25
に流れるランプ電流IL0をを示している。
【0090】調光時の電圧VDC1 は、図8(a)に示す
ように、スイッチング手段22のオンデューティ比を増
加させているので、図6(a)に比べて整流回路12の
出力電圧の谷間付近(タイミングt11付近)での共振電
圧が増大する。
【0091】調光時のランプ電流IL0は、電圧VDC1 に
対応した振幅となり、タイミングt11付近での共振電圧
の増大により、くびれ率A/Bが図6(b)の場合より
高い状態となる。
【0092】 このような実施例によれば、第1のスイ
ッチング手段21がオフされ、第2のスイッチング手段
22がオンされる期間において、第2のコンデンサC2
及びインダクタ24にて共振電圧を発生し、この共振電
圧の作用により、整流回路12で整流された電圧の波高
値が低い期間でも力率改善電流を流して、低歪化を図る
ことができる。また。調光を行った場合には、出力制御
回路23によるスイッチング手段21,22のオン・オ
フ周期を短く設定するとともに、スイッチング手段22
のオンデューティ比を増加させ共振電流の流れる割合を
高くしているので、インバータ20の入出力効率を高効
率を保った状態で、調光した場合に放電灯25の発光の
ちらつきを抑制することができ、低温時に立ち消えを防
止するとともに、テレビジョン会議室での照明として用
いても問題を発生しない。これにより、簡単な回路構成
で、出力回路に問題を生じさせることなく、交流電源か
らの入力電流の歪みを防止することができ、回路部品を
削減するとともに回路基板を小形化して、製造コストの
低減や装置のコンパクト化を行うことができる。
【0093】図9は本発明に係る電源回路の他の実施例
を放電灯点灯装置に適用した場合を示す回路図であり、
図1の実施例と同じ構成要素には同じ符号を付して説明
を省略している。
【0094】図9の実施例で異なるのは、インバータ4
0において、共振用のコンデンサC42をスイッチング
手段21,22の直列接続に対して並列に接続してい
る。
【0095】このような実施例によれば、スイッチング
手段21がオフされ、スイッチング手段22がオンされ
た期間に、インダクタ24及びコンデンサC42が直列
共振するので、図1の実施例と同様の効果が得られる。
【0096】図10は図1及び図9に示した実施例の放
電灯点灯装置の内いずれか一つを適用した照明装置を示
す斜視図である。
【0097】図10において、照明装置101は、照明
器具本体102のソケット103,104にそれぞれ放
電灯105,106を取り付け、内部に放電灯点灯装置
107を収容し、放電灯点灯装置107により放電灯1
05,106の点灯を行うようにしたものである。
【0098】このような構造により図1又は図9に示し
た実施例を照明装置に適用できる。
【0099】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、簡単な回路構
成で、出力回路に問題を生じさせることなく、交流電源
からの入力電流の歪みを防止することができ、回路部品
を削減するとともに回路基板を小形化して、製造コスト
の低減や装置のコンパクト化を行うことができる。
【0100】請求項2の発明によれば、簡単な回路構成
で、出力回路に問題を生じさせることなく、交流電源か
らの入力電流の歪みを防止することができ、回路部品を
削減するとともに回路基板を小形化して、製造コストの
低減や装置のコンパクト化を行うことができる。
【0101】請求項3の発明によれば、前記第2のコン
デンサを第2のスイッチング手段に並列的に設けること
により、請求項1及び2のいずれか一記載の電源装置を
実現できる。
【0102】請求項4の発明によれば、前記第2のコン
デンサを第1及び第2のスイッチング手段の直列接続に
並列的に設けたことにより、請求項1及び2のいずれか
一記載の電源装置を実現できる。
【0103】請求項5の発明によれば、請求項1乃至4
のいずれか一記載の電源装置を放電灯点灯装置に適用で
きる。
【0104】請求項6の発明によれば、請求項5記載の
放電灯点灯装置を照明装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源回路の一実施例を放電灯点灯
装置に適用した場合を示す回路図。
【図2】図1の出力制御回路による整流回路の出力電圧
とスイッチング手段のオン時間の関係を示すタイミング
チャート。
【図3】図1の実施例の全光時の動作を示すタイミング
チャート。
【図4】図1の実施例の全光時の動作を交流電源の周期
レベルで示すタイミングチャート。
【図5】図5は図1の実施例の調光をスイッチング手段
の周期のみで行なったった場合の調光時の動作を示すタ
イミングチャート。
【図6】図1の実施例の調光をスイッチング手段の周期
のみで行なった場合の調光時の動作を交流電源の周期レ
ベルで示すタイミングチャート。
【図7】図1の実施例の調光時の動作を示すタイミング
チャート。
【図8】図1の実施例の調光時の動作を交流電源の周期
レベルで示すタイミングチャート。
【図9】本発明に係る電源回路の他の実施例を放電灯点
灯装置に適用した場合を示す回路図。
【図10】図1に示した実施例の放電灯点灯装置の内い
ずれか一つを適用した照明装置を示す斜視図。
【図11】従来の放電灯点灯装置を示す回路図。
【符号の説明】
11:直流電源 20:インバータ 21,22:第1及び第2のスイッチング手段 23:出力制御回路 24:インダクタ 26:出力回路 C1,C2:第1及び第2のコンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 恵一 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東 芝ライテック株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−218095(JP,A) 特開 平6−310293(JP,A) 特開 平6−163166(JP,A) 特開 平6−283286(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 H05B 41/24 H05B 41/392

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源の出力電圧を整流して非平滑直流
    電圧を出力する整流回路と;この整流回路の出力端子間
    に互いに直列的に設けられた第1及び第2のスイッチン
    グ手段と;この第1のスイッチング手段と並列的に設け
    られた相対的に大容量の第1のコンデンサと;前記第1
    のスイッチング手段及び第1のコンデンサの間に介挿さ
    れたインダクタと;前記第1のコンデンサより容量が小
    さく設定され、前記第2のスイッチング手段のオン期間
    に該第2のスイッチング手段及び前記インダクタと共振
    回路を形成する第2のコンデンサと;前記インダクタ及
    び第2のコンデンサの共振に基づいて高周波出力を得る
    出力回路と;前記第1及び第2のスイッチング手段を交
    互にオンオフするとともに、前記出力回路の出力を低下
    させる場合には該第1及び第2のスイッチング手段のオ
    ンオフの周期を変化させるとともに第2のスイッチン
    グ手段のオンデューティ比を増大させる出力制御回路
    と;を具備したことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】交流電源の出力電圧を整流して非平滑直流
    電圧を出力する整流回路と;この整流回路の出力端子間
    に互いに直列的に設けられた第1及び第2のスイッチン
    グ手段と;この第1のスイッチング手段と並列的に設け
    られた相対的に大容量の第1のコンデンサと;前記第1
    のスイッチング手段及び第1のコンデンサの間に介挿さ
    れたインダクタと;前記第1のコンデンサより容量が小
    さく設定され、前記第2のスイッチング手段のオン期間
    に該第2のスイッチング手段及び前記インダクタと共振
    回路を形成する第2のコンデンサと;前記インダクタ及
    び第2のコンデンサの共振に基づいて高周波出力を得る
    出力回路と;前記第1及び第2のスイッチング手段を交
    互にオンオフするとともに、これらスイッチング手段の
    オンデューティ比を前記整流回路の出力電圧に基づいて
    制御し、前記出力回路の出力を低下させる場合には該第
    1及び第2のスイッチング手段のオンオフの周期を低下
    させるとともに該第2のスイッチング手段のオンデュー
    ティ比を増大させる出力制御回路と;を具備したことを
    特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のコンデンサを第2のスィッチ
    ング手段に並列的に設けたことを特徴とする請求項1及
    び2のいずれか一記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のコンデンサを第1及び第2の
    スィッチング手段の直列接続に並列的に設けたことを特
    徴とする請求項1及び2のいずれか一記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一記載の電源
    装置の出力回路に放電灯を設けていることを特徴とする
    放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の放電灯点灯装置と;この
    放電灯点灯装置を収容する照明器具本体と;を具備した
    ことを特徴とする照明装置。
JP07695695A 1995-03-31 1995-03-31 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置 Expired - Fee Related JP3486883B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07695695A JP3486883B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07695695A JP3486883B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08275548A JPH08275548A (ja) 1996-10-18
JP3486883B2 true JP3486883B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=13620243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07695695A Expired - Fee Related JP3486883B2 (ja) 1995-03-31 1995-03-31 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3486883B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6452344B1 (en) * 1998-02-13 2002-09-17 Lutron Electronics Co., Inc. Electronic dimming ballast
JP5441943B2 (ja) * 2011-02-25 2014-03-12 三菱電機株式会社 光源点灯装置及び照明器具及び調光システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08275548A (ja) 1996-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003518714A (ja) 一体化磁気部品を具えた高電力電子安定器
JPH07220889A (ja) 電子安定器
JP2005512491A (ja) ロスレススイッチングを有する高力率電子バラスト
JPH08506931A (ja) 2つのトランジスタと2つのトランスを具備する電子バラスト
JP2001112253A (ja) Dc−dcコンバータ
JPH11507176A (ja) 力率補正機能を有する単一スイッチ・バラスト
US6670778B2 (en) AC power generating apparatus having electrolytic capacitor and ceramic capacitor
EP0622976B1 (en) Ballasting network with integral trap
US6124681A (en) Electronic ballast for high-intensity discharge lamp
JP3486883B2 (ja) 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置
Zhou et al. High power density electronic ballast for HID lamps
JP4239615B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP3687177B2 (ja) 放電灯点灯装置及び照明装置
JP3085004B2 (ja) 放電ランプ点灯装置
JP3492779B2 (ja) 電源装置
JP3486882B2 (ja) 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置
JP3487369B2 (ja) 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置
JP3211380B2 (ja) 電力変換装置
JP3538972B2 (ja) 照明装置
JP3484809B2 (ja) 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置
JPH10189274A (ja) 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置
JPH10164860A (ja) 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置
JP3272575B2 (ja) 放電ランプ点灯装置
JP3327966B2 (ja) 安定器回路
JP3538339B2 (ja) インバータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees