JP2003050869A - 治療情報提供システム及び治療情報提供方法 - Google Patents

治療情報提供システム及び治療情報提供方法

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JP2003050869A
JP2003050869A JP2001238116A JP2001238116A JP2003050869A JP 2003050869 A JP2003050869 A JP 2003050869A JP 2001238116 A JP2001238116 A JP 2001238116A JP 2001238116 A JP2001238116 A JP 2001238116A JP 2003050869 A JP2003050869 A JP 2003050869A
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treatment
patient
medical
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JP2001238116A
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Tatsuo Kurosawa
竜雄 黒澤
Sachiko Yamamoto
幸子 山本
Makoto Amano
誠 天野
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Original Assignee
Wako Pure Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、患者の状態を示す患者情報
に基づいて、複数の治療情報を提供できる治療情報提供
システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の課題は、患者の状態を示す患者
情報に基づいて、複数の治療情報を提供できる治療情報
提供システムであって、ユーザーから患者情報を取得す
る患者情報取得手段と、上記患者情報と治療に関する治
療情報とを関連づけて管理する治療情報管理手段と、上
記患者情報に基づいて、上記治療情報管理手段から複数
の治療情報を抽出する治療情報抽出手段と、上記患者情
報を提供したユーザーに上記治療情報を通知する治療情
報提供手段とを有する治療情報提供システムによって達
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の状態を示す
患者情報に基づいて、複数の治療情報を提供できる治療
情報提供システムを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、疾患を治療するための治療方針は
医師により決定される。それは疾患に関する検査や薬等
の治療情報及び治療方法は膨大であり、治療方針の決定
には専門的知識が必要とされているためである。よっ
て、実際に疾患を持つ患者の治療方針は、患者が受信し
た医師の診察及び検査等によって決定されていた。この
場合、診察を行っていない他の医師の意見を聞く為に
は、新たに時間と費用を浪費して他の医師の診察及び検
査を受ける必要があった。
【0003】ユーザーが自分の疾患又は知りたいと思っ
ている疾患の治療方法についての情報を入手しようと思
えば、近年においては、インターネットを利用したキー
ワード検索等による情報収集が可能である。収集した情
報を理解すれば、例えば医師が決定した治療方法につい
ての是非についてある程度判断することも可能ではあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、治療に
関する情報は、検査の種類・意義、検査結果の判断基
準、薬の種類、副作用に関する情報、開発途中の治験薬
に関する情報、外科的手段の種類等非常に膨大である上
に、日々新しい情報が蓄積されていく状況にあり、その
専門分野は多岐にわたる。そのため、医療従事者であっ
てもこれらを完全に把握し、各患者に対し適切に且つ患
者の要求を満たした治療情報及び治療方針を選択するこ
とは難しい。そのため、インターネットを利用したキー
ワード検索等で、疾患に関する検査や薬等の治療情報及
び治療方法を簡単に収集することは可能であるが、その
疾患に関する専門的知識を持たない一般の人が、収集し
た治療情報や治療方法を理解し、患者に適していると思
われる情報を絞り込むことは、大変困難なことである。
例えば、患者自身で治療方法を絞り込む場合、延命、苦
痛の緩和、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)等の何
れに重点を置くかによって選択すべき情報が異なるよう
な場合、それらを自分自身で判断するのは困難を要す
る。更に、各種治療方法のメリット及びデメリット(例
えば副作用等)を知り、患者の状態に応じた治療方法を
選択することは難しいのが現状である。また、ある臨床
症状の患者に対して、いくつかの治療方法が選択されう
る場合であっても、患者が担当医師の示した治療方法以
外の治療情報を知り得る機会はほとんどなく、患者は担
当医師によって示された治療方法以外の選択肢があるの
かどうかも知り得ない場合が多い。よって、患者が、あ
る医師の示した治療方針以外の選択肢を知ろうとする場
合には、他の医師による診察を受けなければならず、そ
の場合、既に行なった検査を再度受ける必要がある等時
間と費用の浪費という大きな負担を負うことになる。
【0005】このような状況から、本発明の課題は、患
者の状態を示す患者情報に基づいて、複数の治療情報を
提供できる治療情報提供システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、患者の状
態を示す患者情報に基づいて、複数の治療情報を提供で
きる治療情報提供システムであって、ユーザーから患者
情報を取得する患者情報取得手段と、上記患者情報と治
療に関する治療情報とを関連づけて管理する治療情報管
理手段と、上記患者情報に基づいて、上記治療情報管理
手段から複数の治療情報を抽出する治療情報抽出手段
と、上記患者情報を提供したユーザーに上記治療情報を
通知する治療情報提供手段とを有するように構成され
る。
【0007】このような治療情報提供システムでは、ユ
ーザーから取得した各個人の患者情報に基づいて、複数
の治療情報を抽出することができる。従って、ユーザー
は、例えばインターネット等での検索のためにキーワー
ド入力を何度も行う必要はなく、且つ得られた膨大な情
報から知りたい情報を絞り込むという作業をすることも
なく、複数の治療方針及びそれに関連する情報を取得す
ることができ、それら治療情報の中から患者にとって最
適な治療方法を選択する機会を得ることができる。更
に、このような治療情報提供システムでは、一部の専門
分野の医師のみが知る最新の治療方法や一部の医療機関
でしか使用されていない治験段階の薬剤に関する情報も
ユーザーに提供することが可能であり、ユーザーは提供
された複数の治療情報によって治療の可能性を広くまた
その内容を正確に知ることができる。
【0008】医師からの専門的な治療方針を取得すると
いう観点において、本発明は、請求項3に記載されるよ
うに、上記治療情報管理手段は医師を構成要員として含
む医療チームに関する医師情報を有し、上記治療情報抽
出手段は、上記医師情報に記録されている一以上、好ま
しくは2以上の医療チームへユーザーから提供された患
者情報を通知し、該医療チームに、該患者情報に基づく
治療情報の提供を依頼する通知依頼手段と、該医療チー
ムによって提供された医師治療方針を受信する受信手段
とを有し、該医師治療方針を上記治療情報とするように
構成できる。尚、各医療チームから提供される医師治療
方針は2以上であってもよい。
【0009】このような治療情報提供システムでは、ユ
ーザーは医師を直接訪問することなく、複数の医師を訪
問した場合と同等の治療情報を得ることができる。ま
た、ユーザーは、医師(医療チーム)が該治療情報提供
システムを用いて回答した治療方針の記録、実際に治療
した例等の医師情報を得ることができ、それに基づいて
自分の判断により医療チームを選択することができる。
【0010】更に、このような治療情報提供システムに
おいては、各患者情報に対して示した各医療チームの治
療方針が治療情報として該システムのデータベースに記
録されるため、記録された情報と同じ病名、疾患名、同
様の体調情報を入力したユーザー(患者)は、その記録
された治療方針を治療情報として受け取ることもできる
(コンピューター治療方針)。
【0011】また、上記治療情報提供システムにおいて
は請求項6に記載されたように、ユーザーの希望する治
療を提供する医療チーム(ユーザーが希望する医療情報
を提供した医療チーム)が従事する医療機関に関する情
報をユーザーに紹介する紹介手段を有することができ
る。該紹介手段は、コンピューターネットワークを用い
ても良いし、携帯端末、FAX、TEL、郵便等の通信手段を
用いても良い。
【0012】また、上記課題を解決するため、本発明
は、請求項7に記載されるように、患者の状態を示す患
者情報に基づいて、複数の治療情報を提供できる治療情
報提供方法であって、ユーザーから患者情報を取得する
患者情報取得手順と、上記患者情報と治療に関する治療
情報とを関連づけて管理する治療情報管理手順と、上記
患者情報に基づいて、上記治療情報管理手段から複数の
治療情報を抽出する治療情報抽出手順と、上記患者情報
を提供したユーザーに上記治療情報を通知する治療情報
提供手順とを有する構成とすることができる。
【0013】更にまた、上記課題を解決するための手段
として、本発明は、請求項8に記載されるように上記治
療情報提供システムによる処理をコンピューターに行な
わせるためのプログラムとすることもできる。
【0014】上記患者情報とは、例えば、氏名、年齢、
性別の他に、疾患名/診断名、診断に利用した検査内容
・検査結果、自覚症状、本人病歴、家族病歴、疾患要
因、アレルギーの有無等の体調情報であり、治療方法を
専門的立場から判断するのに必要な情報等のことであ
る。更に、入院の可否や治験的治療法の可否、治療する
地域限定の有無、保険外治療の可否等治療の際に患者或
いはその家族が希望する要求事項及びその優先順位を患
者情報として取得することができる。これら情報の優先
順位に基づいて治療情報の選別を行えば、よりユーザー
の要望に沿った治療情報の提供が可能となる。上記患者
情報の取得手段としては、コンピューターネットワーク
を用いても、携帯端末、FAX、TEL、郵便等の通信
手段を用いても良い。
【0015】尚、上記患者情報はユーザーが知り得た患
者の状態を示す情報であって、ユーザー自身が患者であ
ることを示すものではない。即ち、上記ユーザーとは、
治療情報提供システムを利用する利用者であって、患
者、患者を看護する家族又は看護士、或いは、医療に携
わる医師又は看護婦等を意味する。更に、本発明に係る
患者は動物であってもよく、その場合には該動物の飼い
主、獣医等がユーザーに代わって入力、確認、判断等を
行う。
【0016】上記治療情報は、あらかじめ記憶装置に記
録された治療に関する情報及び個々の患者情報に対して
上記医療チームから提供された上記医師治療方針等の治
療に関するあらゆる情報、並びに上記医師情報を意味す
る。
【0017】上記治療情報管理手段は、上記患者情報と
上記治療情報を関連づけして管理する管理手段である。
【0018】上記治療情報抽出手段は、上記患者情報に
基づき上記治療情報管理手段から、患者情報を通知する
医療チームを抽出する医療チーム検索手段並びに抽出さ
れた医療チームへ患者情報を通知して治療方針を入手す
る治療方針入手手段を意味するが、無作為に医療チーム
に患者情報を通知する、あるいは全ての医療チームに患
者情報を通知する場合も含む。更にまた、該患者情報に
応じた治療に関する治療情報を上記治療情報から抽出す
る手段も意味する。
【0019】上記治療情報提供手段は、コンピューター
ネットワークを用いても良いし、携帯端末、FAX、TEL、
郵便等の通信手段でユーザーに対し上記治療情報を提供
できるものであればいずれを用いても良い。上記医療チ
ームは、例えば医師、理学療法士、栄養士、看護士、薬
剤師、カウンセラー等の医療等に携わる者のうち少なく
とも1人以上の医師を含んで構成される。該医療チーム
に関する情報は医師情報として管理される。
【0020】上記通知依頼手段は、ユーザーが上記シス
テムより提示された医療チームから一以上の特定の医療
チームを選択した場合に、該医療チームに患者情報を通
知し、該医療チームから得られた医師治療方針を治療情
報としてユーザーに提供することにより、ユーザーは希
望する一以上の医療チームから治療情報を簡単に得るこ
とができる。また、ユーザーが特定の医療チームを希望
しない場合には、上記治療情報抽出手段により、上記患
者情報を基に一以上の医療チームを抽出することによ
り、患者の体調情報に応じ、且つユーザーの要望に添っ
た医師治療方針を治療情報としてユーザーに提供するこ
とができる。該通知依頼手段は、コンピューターネット
ワークを用いても良いし、携帯端末、FAX、TEL、郵便等
の通信手段を用いても良い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】本発明の実施の一形態に係る治療情報提供
システムは、例えば、図1に示すようなネットワークを
構成する。
【0023】図1は、ネットワーク構成を示す図であ
る。図1において、治療情報提供システム100(以
下、本システムと略記する場合がある)は、サーバーコ
ンピュータであって、CPU(中央演算処理ユニット)
によってシステム全体が制御される。CPUは、メモリ
ユニットに格納されたプログラムに従って治療情報提供
システム100を制御すると共に、後述するような治療
情報提供システム100での処理を行なう。
【0024】図1において、治療情報提供システム10
0は、ネットワーク25を介して複数のユーザー端末3
0に接続される。治療情報提供システム100は、主
に、データの入出力を制御する入出力制御処理部103
と、データの表示を制御する表示制御処理部105と、
データ通信を制御する通信制御処理部108と、治療情
報提供処理を実行するプログラムをインストールするイ
ンストーラー109と、治療情報を検索する治療情報検
索部110と、患者情報を管理する患者情報データベー
ス150と、医師情報を管理する医師情報データベース
160と、医師情報を含む治療情報を管理する治療情報
データベース170とを有する。
【0025】入出力制御処理部103は、マウス、キー
ボード、音声、画像等の入力ユニット及びプリンター、
スピーカー等の出力ユニットを制御し、データの入出力
を制御する。表示制御処理部105は、ディスプレイ等
の表示ユニットを制御し、表示用データを制御する。通
信制御処理部108は、ネットワーク25を介して送受
信データを制御する処理部であって、ネットワーク網に
接続するための通信ユニットを有する。インストーラー
109は、例えば、CD−ROMドライブに設定された
CD−ROM20から本発明に係るプログラムを読み出
し、その読み出されたプログラムを、例えば、補助記憶
装置等にインストールする。そして、後述される各処理
等が起動されると、補助記憶装置にインストールされた
当該プログラムに従って、CPUがその処理を開始す
る。尚、当該プログラムを格納する媒体としてCD−R
OM20に限定するものではなく、コンピューターが読
み取り可能な媒体であればよい。
【0026】治療情報検索部110は、後述されるメイ
ンプログラムによって制御され、更に、治療情報提供シ
ステム100で独自に管理される治療情報を抽出するコ
ンピューター方針サブルーチン111と、医療チーム検
索サブルーチン112と、ユーザー登録サブルーチン1
13とを有する。
【0027】治療情報データベース170は、治療方針
を管理する治療方針データベース171と、ユーザーが
本システムを用いて治療情報を受けた際の情報を患者過
去事例として管理するデータベース172とを有する。
更に、治療情報データベース170は、医師情報データ
ベース160を有し、医師情報データベース160は、
医師が過去に行った治療例や本システムを用いて治療方
針を提供した際の情報を医師過去事例として管理するデ
ータベース161を有する。
【0028】上記各データベースは、例えば、該補助記
憶装置に格納される。
【0029】次に、治療情報システム100によって管
理されるデータベースのデータ構成について図2及び図
3で説明する。
【0030】図2及び図3は、データベースのデータ構
成の例を示す図である。図2より、患者情報データベー
ス150は、患者(ユーザー)に関する情報を管理する
データベースであって、レコードを特定するためのレコ
ードNo.、氏名、年齢、生年月日、性別、住所、ユー
ザーID、パスワード、疾患名(診断名)、診断に用い
た検査内容及び検査データ、自覚症状、本人病歴、家族
病歴、アレルギーの有無、治療方針履歴、検索時優先順
位等の項目を有する。患者情報データベース150にお
いて、項目の疾患名(診断名)、診断に用いた検査内容
及び検査データ、自覚症状、本人病歴、家族病歴及びア
レルギーの有無等、治療方針の選択に必要な情報は体調
情報に対応し、項目の検索時優先順位は要求情報に対応
する。また、項目の検索時優先順位は、医療チーム選択
時の患者及びユーザーによる要求事項を示す情報であっ
て、例えば、入院の可否及び治験的治療の可否、地域限
定の有無、又は、保健外治療の有無等の情報並びにその
重要視度が設定される。なお、該要求情報は、医療チー
ム及びコンピューターによる治療情報の選択時に用いて
もよい。
【0031】また、図2より、医師情報データベース1
60は、医師に関する情報を管理するデータベースであ
って、レコードを特定するためのレコードNo.、医師
名、医療チームの構成メンバー、治療実施地域、専門分
野、論文情報、所属施設の医療過誤履歴、所属施設の治
療、検査、病床等の設備、治療方針毎の施設頻度等の項
目を有する。医師情報データベース160は、更に、例
えば、医師名によって、医師過去事例データベース16
1と関連付けされる。医師過去事例データベース161
は、医師が過去に行なった治療例や本システムを通じて
治療情報提供した際の情報等を管理するデータベースで
あって、レコードを特定するためのレコードNo.、医
師の登録ID、医師名、患者名、ユーザーID、患者入
力診断名、自覚症状、検査値、診断名、治療方針、過去
に行った治療例等の項目を有する。
【0032】図3より、治療情報データベース170
は、治療情報に関する情報を管理するデータベースであ
って、治療方針データベース171と、患者過去事例デ
ータベース172と、医師過去事例データベース161
を有する医師情報データベース160との関連付けによ
って構成される。治療方針データベース171は、治療
方針に関する情報を管理するデータベースであって、レ
コードを特定するためのレコードNo.、治療方針名、
適用可能疾患名、各疾患毎の治療効果情報、注意事項、
保健適用可否、治療費、検査結果毎の治療効果情報、自
覚症状毎の治療効果情報、治療方針毎の実施頻度等の項
目を有する。患者過去事例データベース172は、本シ
ステムを利用したユーザー(患者)の事例を管理するデ
ータベースであって、レコードを特定するためのレコー
ドNo.、ユーザーID、患者名、診断名、体調情報
(自覚症状、検査結果等)、患者要求事項、医師の検索
結果、医師の選択結果、医師の提示した治療方針等の項
目を有する。患者過去事例データベース172には、本
システムをユーザーが利用することにより、その事例が
自動的に記録されるが、治療後の経過や患者や家族の闘
病記録などの情報(患者体験談)を手動で記入し記録す
ることもできる。その際には、キーワードと関連づけさ
せて記録させることが好ましい。
【0033】図4及び図5は、治療情報検索部によって
実行されるメインプログラムの例を説明するフローチャ
ート図である。図4において、治療情報検索部110に
よって実行されるメインプログラムは、ユーザーID有
無確認画面G21をユーザー端末30へ表示し、ユーザ
ーに登録済みのユーザーかどうか回答を要求する(ステ
ップS2)。ステップS3でユーザーが登録済みである
か否かを判断する。ユーザーが登録済みでない場合、ユ
ーザー登録サブルーチン113を実行して(ステップS
4)、ステップS5へ進む。一方、ユーザーが登録済み
である場合、ステップS5へ進む。
【0034】ステップS5において、画面G22をユー
ザー端末30へ表示し、ユーザーに(1)コンピュータ
ーの治療方針のみの提供を希望(画面G22中の「コン
ピューターの情報を見たい」の回答が「Yes」、画面G
22中の「医療チームからの回答を希望する」の回答が
「No」)、(2)コンピューターの治療方針と医師治療
方針の両方の提供を希望(画面G22中の「コンピュー
ターの情報を見たい」の回答が「Yes.」、画面G22中
の「医療チームからの回答を希望する」の回答が「Ye
s」)、(3)医師治療方針のみの提供を希望(画面G
22中の「コンピューターの情報を見たい」の回答が
「No.」、画面G22中の「医療チームからの回答を希
望する」の回答が「Yes」)の何れかの回答を要求し、
ユーザーが上記(1)から(3)のいずれを回答したか
判断する(ステップS5)。ユーザーが(1)コンピュ
ーターの治療方針のみを希望している場合、コンピュー
ター方針サブルーチン111を実行し(ステップS
6)、プログラムを終了する。ユーザーが(2)医師治
療方針を希望している場合、コンピューター方針サブル
ーチン111を実行(ステップS6)後、ステップ7を
実行する。ユーザーが(3)医師治療方針のみを希望し
ている場合、患者情報をユーザーに入力してもらう入力
画面G71及びG72をユーザー端末30に表示する
(ステップS7)。尚、この入力画面G71で得られる
情報により、ユーザーが必要とする治療情報を絞り込む
際の重要度(検索時優先順位)が設定される。
【0035】ステップS7での入力画面によって得られ
たユーザーによる入力情報を患者情報データベース15
0へ登録して(ステップS8)、医療チーム検索サブル
ーチン112を実行する(ステップS9)。
【0036】ステップS9での検索結果より、検索され
た件数が適当(所定数を満たしている)か否かをコンピ
ューターで判断する(ステップS10)。所定数を満た
していない場合、ステップS7へ戻り、再度入力画面G
71及びG72をユーザー端末30へ表示し、ユーザー
から情報を取得する。一方、所定数を満たしている場
合、医療チーム検索サブルーチンで得られた検索結果
(医療チーム)を表示する(画面G111)(ステップ
S11)。この際、更に、該医療チームの治療方針を医
師過去事例データベース161から検索した結果(画面
G112)並びに、入力した患者情報に関係する患者の
意見を、患者過去事例データベース172から検索した
結果(画面G113)もユーザー端末30に表示する事
もできる。その後、抽出された医療チームが妥当かどう
かユーザーに回答を要求する(ステップS12)。
【0037】ユーザーの判断が再度検索を必要とした場
合、ステップS7へ戻り、入力画面G71及びG72を
ユーザー端末30へ表示する(ステップS12)。一
方、ユーザーの判断により検索された医療チームが妥当
であると判断された場合、図5のステップS13へ進
む。尚、この際に、検索された医療チームの中からユー
ザーが患者情報を送付する医療チームを選択、指定でき
るようにしてもよい。
【0038】図5において、患者情報等を含む依頼デー
タを、上記の如く検索又はユーザーに指定された医療チ
ームへ通知すると共に、ユーザー端末30へ医療チーム
からの回答に要する所要時間等を表示し(ステップS1
3、画面G131)、ユーザーにコンピューターによる
治療方針の提供が必要か否かを再度判断してもらう(ス
テップS14)。尚、この際に、医療チームに対して通
知する患者情報の内容についての修正の有無をユーザー
に判断させてもよく、また、医療チームから治療情報を
受け取る手段をユーザーに選択させてもよい。ユーザー
がコンピューターによる治療方針の提供が必要であると
判断をした場合(画面G131のチェック域1316で
「Yes」をチェック)、コンピューター方針サブルーチ
ン111を実行する(ステップS6)後、ステップ15
を実行する。一方、ユーザーがコンピューターによる治
療方針の提供は不要であると判断した場合(画面G13
1の表示域1316で「No」をチェック)、患者情報デ
ータベース150及び患者過去事例データベース172
へ検索結果を登録する(ステップS15)。
【0039】治療情報提供システム100は、ステップ
S13で依頼データを通知した医療チームから回答を示
す回答データを受信する(ステップS16)と、該回答
データを患者過去事例データベース172と医師過去事
例データベースとへ登録する(ステップS17)。全回
答データをソートする(ステップS18)。更に、患者
情報データベース150へ回答データを登録する(ステ
ップS19)。ユーザーへ治療情報を開示して(ステッ
プS20)、処理を終了する。
【0040】図6は、コンピューター方針サブルーチン
の例を説明するフローチャート図である。図6におい
て、治療情報検索部110のメインプログラムから実行
されるコンピューター方針サブルーチン111は、ステ
ップS7においてユーザーが患者情報を入力したか否か
を判断する(ステップS21)。入力をしていない場
合、患者情報をユーザーに入力してもらう入力画面G7
1及びG72をユーザー端末30に表示する(ステップ
S22)。ステップS22での入力画面によって得られ
たユーザーによる入力情報を患者情報データベース15
0へ登録して(ステップS23)、ステップS25へ進
む。一方、ステップS7においてユーザーが患者情報を
入力したと判断した場合、患者情報データベース150
からユーザーが入力した患者情報を読み込み(ステップ
S24)、患者情報を示す画面135をユーザー端末3
0に表示し、治療情報の絞り込みに利用する患者情報の
内容が正しいか否かの確認を促す(ステップS25)。
ユーザーの確認により、正しくないと判断された場合、
ステップS22へ戻り、上記同様の処理を繰り返す。一
方、正しいことが確認された場合、ステップS26に進
む。
【0041】ステップS26において、読み込んだ患者
情報を基に治療情報データベース170を検索し、患者
情報に応じた治療情報を抽出する。治療情報の抽出は、
ユーザーによって設定された重要度(検索時優先順位)
に応じて、例えば、重要度(優先順位)の低い回答デー
タによって情報を広く抽出し、広く抽出された情報を重
要度(優先順位)を高くしながら絞り込みを行ない、所
定数の抽出件数以内に達した時点で抽出を完了するよう
にする。この際、抽出された治療情報の絞込みが十分か
否かを判断し、必要に応じて患者情報の再取得及び患者
情報に基づく治療情報データベース170の再検索を実
施してもよい。このようにして抽出された治療情報を患
者情報データベース150へ登録する(ステップS2
7)。
【0042】抽出した治療情報をユーザー端末30へ表
示し(ステップS28)、呼び出し元の処理へ戻る。
尚、ユーザーがコンピュータ治療方針のみの提供を希望
し、ステップ5からコンピューター方針サブルーチンを
実行した場合には、ステップS28を実行した後、呼び
出し元に戻らずにプログラムを終了する。
【0043】図7は、医療チーム検索サブルーチンの例
を説明するフローチャート図である。図7において、治
療情報検索部110のメインプログラムから実行される
医療チーム検索サブルーチン112は、患者情報データ
ベース150から患者情報を読み込む(ステップS4
1)。この際、患者及びユーザーの要求情報に関する検
索時優先順位もあわせて読み込む。患者情報に基づいて
医師情報データベース160で管理される医師情報を検
索し、必要な医療チームを抽出する(ステップS4
2)。その後、ユーザーの入力した検索時優先順位に基
づいて、所定項目数を満たすレコードを抽出したか否か
を判断する(ステップS44)。抽出していない場合、
ステップS41へ戻り、上記同様の処理を繰り返す。一
方、抽出した場合、呼び出し元の処理へ戻る。
【0044】図8は、ユーザー登録サブルーチンの例を
説明するフローチャート図である。図8において、治療
情報検索部110のメインプログラムから実行されるユ
ーザー登録サブルーチン113は、ユーザー登録画面を
ユーザー端末30へ表示する(ステップS51)。ユー
ザーは、表示されたユーザー登録画面からデータを入力
する(ステップS52)。ユーザーへ記載事項(入力デ
ータ)が正しいか否かの確認を促す(ステップS5
3)。ユーザーの確認により、正しくないと判断された
場合、ステップS51へ戻り、上記同様の処理を繰り返
す。
【0045】一方、正しいことが確認された場合、該記
載事項が正しいか否かをコンピューターで認証する(ス
テップS54)。すなわち、情報検索料金が引き落とさ
れるカードNo.等による認証処理を行なう。認証が失
敗した場合、ステップS51へ戻り、上記同様の処理を
繰り返す。一方、認証が成功した場合、ユーザーへユー
ザーIDを発行し、ユーザーによるパスワードの設定を
行なう(ステップS55)。ユーザーID及びパスワー
ドを患者情報データベース150へ登録し(ステップS
56)、呼び出し元の処理へ戻る。
【0046】次に、治療情報提供システム100の治療
情報検索部110によってユーザー端末30へ表示され
る画面例について図9から図21で説明する。
【0047】図9(A)は、ユーザーIDの有無を確認
する画面の例を示す図である。図9(A)において、画
面G21は、図4のステップS2でユーザーがユーザー
IDを既に持っているか否かを確認するためにユーザー
端末30に表示されるものである。画面G21は、メッ
セージを表示する表示域211と、ユーザーIDの有無
を確認するためのチェック域212とを有する。表示域
211には、例えば、「あなたの治療方針について、多
くの医師の意見を知ることができます。また、ご希望に
より、蓄積されたデータのなかから、あなたの状況とよ
く似た事例等に関する情報を提供いたします。」等のメ
ッセージが表示される。チェック域212にて、ユーザ
ーが、例えば、「No」にチェックすると図4のステッ
プS4が実行され、「Yes」にチェックするとステッ
プS5が実行され、図9(B)に示されるような画面G
22がユーザー端末30に表示される。
【0048】図9(B)は、ユーザー認証を行なう画面
の例を示す図である。図9(B)において、画面G22
は、ユーザー認証に必要なユーザー情報を入力する入力
域221と、医療チームからの回答の有無をチェックす
るチェック領域222と、コンピューターの情報の参照
有無をチェックするチェック領域223とを有する。
尚、このような検索方法をユーザーに選択させる画面に
於いて、検索に要する費用を表示し、費用に関する情報
を提供することもできる。入力域221において、ユー
ザーは、ユーザーの名前、ユーザーID及びパスワード
を入力する。チェック域222にて、ユーザーが、例え
ば医療チームからの回答の有無として「Yes」をチェ
ックすると、医療チームの治療方針依頼がなされる。ま
た、例えばユーザーが治療情報提供システム100が提
供する情報を参照するため、チェック域222で「N
o」をチェックしチェック域223で、「Yes」をチ
ェックすると、医療チームへの治療方針依頼は行なわれ
ず、治療情報提供システム100が提供するの情報のみ
がユーザー端末30へ表示されることとなる。
【0049】図4のステップS7及び図6のステップS
22において、例えば、図10(A)及び図10(B)
に示されるような入力画面がユーザー端末30に表示さ
れる。図10(A)は、治療情報の検索に対するユーザ
ーの要望を設定する画面の例を示す図である。図10
(A)において、画面G71は、患者情報の収集を行う
画面であるが、治療情報の検索に対するユーザーの要望
(検索時優先順位)の設定も同時に行う。画面G71
は、ユーザーへ質問に回答するように促すメッセージを
表示する表示域711と、質問内容の重要性(検索時優
先順位)を設定するように促すメッセージを表示する表
示域712と、質問内容を表示し、該当項目に設定する
設定域713とを有する。表示域711には、例えば、
「治療方針への要望に関する以下の質問にお答えくださ
い。(該当するチェック欄にマークしてください。)」
のようなメッセージが表示される。表示域712には、
例えば、「また、点数記入欄がある各質問事項につい
て、その内容が「重要だと思う」なら「3点」を、どち
らでもよいと思う」なら「2点」を、「重要でないと思
う」なら「1点」を記入してください。」のような質問
内容の重要性を設定する方法が表示される。ここでの入
力により、ユーザーが必要とする治療情報を絞り込む際
の重要度(検索時優先順位)が設定される。設定域71
3には、例えば、「治療を受ける場所について」、「家
族が看護にかけられる時間について」、「医療保険対象
外の治療は」、「未認可の治療法や薬に興味があります
か?」、「病名は分かっていますか」、「どんな検査を
受けましたか」等の質問項目が表示され、ユーザーは各
質問項目に対して該当する内容をチェックする。ユーザ
ーによってチェックされた場合、例えば、■のように表
示される。
【0050】設定域713にて、例えば、ユーザーが、
項目「治療を受ける場所について」の重要性を「3」点
として「場所を特定したい」をチェック、項目「家族が
看護にかけられる時間について」の重要性を「2」点と
して「できるだけ病院にまかせたい」をチェック、項目
「医療保険対象外の治療は」の重要性を「1」点として
「考慮する」をチェック、項目「未認可の治療法や薬に
興味がありますか?」の重要性を「2」点として「Ye
s」をチェック、項目「病名は分かっていますか」に対
して「Yes」をチェック等を行なうと、更に、図10
(B)に示されるような画面G72がユーザー端末30
に表示される。
【0051】図10(B)は、詳細質問を表示する画面
の例を示す図である。図10(B)において、画面G7
2は、画面G71にてユーザーが設定した項目に対し
て、更に詳細な質問が必要な場合にユーザー端末30に
表示される画面である。例えば、画面G72は、画面G
71の設定域713の項目「治療を受ける場所につい
て」でチェックされた「場所を特定したい」に対応し
て、例えば、項目「治療を受ける場所に関して 1.都
道府県を選択してください 2.市町村を選択してくだ
さい」のような質問内容が表示され、夫々、「□北海道
□青森 □岩手」で示される選択域721と、「□大
阪市 □吹田市 □高槻市」で示される選択域722と
が表示される。更に、画面G72は、画面G71の設定
域713の項目「病名は分かっていますか」でチェック
された「Yes」に対応して、例えば、項目「病名につ
いて 1.どこが悪いと言われましたか」のような質問
内容が表示され、「□頭(脳) □心臓 □胃」で示さ
れる選択域723が表示される。
【0052】よって、図4のステップS7及び図6のス
テップS22では、画面G72から取得した情報で並列
的に抽出された情報の中から、抽出範囲を狭めるような
段階的な絞り込みを行なうことができ、また、画面G7
1にてユーザーによって設定された重要度(検索時優先
順位)に基づいて、更にユーザーの希望に合った絞り込
みを行うことができる。
【0053】図4のステップS11において、例えば、
図11に示されるような入力画面がユーザー端末30に
表示される。図11の画面G111は、ステップS11
での検索結果を表示する画面であって、例えば、抽出さ
れた医療チームを表示し、ユーザーが選択するための選
択域1111と、選択域1111に表示される全医療チ
ームへ治療方針の依頼を行なうか否かをチェックするチ
ェック域1112と、他のユーザーや看護婦の体験談や
アドバイスを参照するか否かをチェックするチェック域
1113とを有する。選択域1111には、例えば、
「10の医療チームが選ばれました。 ◇◇◇チーム
△△△チーム ・・・」等のように抽出された医療
チームの件数とその一覧が表示される。 画面G111
において、例えば、ユーザーが、選択域1111から所
望の医療チーム「◇◇◇チーム」を選択した場合、画
面G112がユーザー端末30へ表示される。
【0054】画面G112は、ユーザーによって選択さ
れた医療チームに関する情報を表示する画面であって、
チーム構成要員を表示する表示域1121と、過去の治
療方針例を表示する表示域1122とを有する。表示域
1121には、例えば、「・チーム構成要員 内科医
2名(助教授・講師) 外科医」のように表示される。
表示域1122には、例えば、「10件:痛みの緩和優
先 3件:外科的処置」のように治療方針において優先
される項目毎に過去に実施された治療方針例の件数が表
示される。
【0055】また、画面G111において、ユーザーが
体験談やアドバイスの参照を希望して、チェック域11
13にて「Yes」をチェックすると、画面G113が
ユーザー端末30に表示される。
【0056】画面G113は、他のユーザーや看護婦の
体験談やアドバイスを表示する画面であって、例えば、
「体験談1 ・「 」の診断を受け**治療を受けた
ところ、・・ 体験談2 ・末期肝臓癌で、余命6ヶ月
の診断を受けましたが、・・・ 体験談3 ・看護をサ
ポートしてくれる機関としては・・・」等のような情報
を表示する。
【0057】図5のステップS13にてユーザー端末3
0に表示される治療方針の依頼内容を示す画面、及び、
医療チームへ通知される医療方針の依頼内容を示す画面
は、例えば、図12(A)及び図12(B)に示される
ような画面である。
【0058】図12(A)に示される画面G131は、
ユーザー端末30に表示される治療方針の依頼内容を示
す画面であって、医療チームへ治療方針を依頼すること
を表すメッセージを表示する表示域1311と、医療チ
ームへ通知される患者情報を表示する表示域1312
と、患者情報の通知可否をチェックするチェック域13
13と、医療チームから治療方針が提示される予定日を
表示する表示域1314と、治療方針の提示方法をチェ
ックするチェック域1315と、コンピュータ治療方針
の参照を選択するチェック域1316とを有する。
【0059】表示域1311には、例えば、「以下の内
容を医療チームに通知し、治療方針の提出を要請しま
す。」のようなメッセージが表示される。表示域131
2には、例えば、医師へ通知される内容として、項目、
年齢、性別、病名、検査、重要度で示される患者要望等
の項目を有し、夫々、例えば、「58歳5ヶ月」、「女
性」、「肝臓癌」、「CT、細胞診実施済み」、「重要
度3」として「大阪市内の病院で治療を受けたい」、
「重要度2」として「治験的な治療方法でもかまわな
い」のように表示される。チェック域1313には、
「医療チームに対し、上記内容を通知していいですか
?」のような質問が表示され、その質問に対して「Ye
s」のチェックができる。「Yes」がチェックされた
場合、表示域1312に表示される患者情報がそのまま
医療チームへ通知される。但し、この際、無記入等があ
る場合には、例えば「医療チームに通知する情報が少な
いと、治療情報の提供に支障が出る場合があります」等
のメッセージを表示し、「本当によろしいですか?」の
質問と共に「Yes」又は「No」の表示がされる。
「Yes」がチェックされた場合、表示域1312に表
示される患者情報がそのまま医療チームへ通知され、
「No」がチェックされた場合、入力の画面に戻る。表
示域1314には、例えば、「医療チームからの治療方
針提示は○○月○○日の予定です。」のように医療チー
ムからの治療方針提示予定期日が表示される。チェック
域1315には、「どの方法で情報を得たいですか?
□当ホームページ内(プライバシーは確保されます)、
□e-mail、□tel、□Fax、□・・」のように医療方針取
得方法の選択図が表示され、チェックした取得方法によ
って医療チームからの治療方針を受け取ることができ
る。チェック域1316には、「蓄積されたデータのな
かから、あなたの状況とよく似た事例等を知ることがで
きます。コンピューターの情報を見たいですか? Ye
s□ No□」のように表示され、「Yes」をチェッ
クすることによって、コンピュータ治療方針を参照する
ことができる。参照する必要がない場合、「No」をチ
ェックする。
【0060】ユーザーが画面G131のチェック域13
13にて「Yes」をチェックした場合、図12(B)
に示されるような画面G132が、医療チームへ提供さ
れる。画面G132は、医療チームへ治療方針の提供を
依頼するメッセージを表示する表示域1321と、患者
情報を表示する表示域1322とを有する。表示域13
21には、例えば、「以下の通知内容に基づく治療方針
(所見)の提示を、○○月○○日までに回答してくだ
い。」のようなメッセージが表示される。表示域132
2には、図12(A)の画面G131の表示域1312
と同じ患者情報が表示される。
【0061】図5のステップS20にてユーザー端末3
0へ表示される画面は、例えば、図13に示されるよう
な画面である。図13は、治療情報検索部110によっ
て表示される画面例を示す。図13より、画面G200
は、医療チームからの回答に基づいた結果を示す画面で
あって、回答数の多い順に治療方針の一覧を表示する表
示域2001と、各治療方針の医療チームによる回答例
の表示可否のチェック領域2002と、各治療方針の詳
細な情報の表示可否のチェック領域2003と、各治療
方針に関する患者過去事例の表示可否のチェック領域2
004とを有する。
【0062】画面G200の表示域2001には、例え
ば、「1 生体間移植」の回答数「8」、「2 放射線
および抗ガン剤による治療」の回答数「5」及び「3
エタノール局注療法」の回答数「2」等のように治療方
針の一覧が表示される。尚、ここでいう回答数は、患者
情報に基づいて得られた医療チームの治療方針の回答数
を示す。
【0063】チェック領域2002では、例えば「上記
治療方針の医師の回答を見る(治療方針の番号を選択し
て下さい)」のようなメッセージが表示され、例えば治
療方針が3個であれば「1について」、「2について」
及び「3について」の3個のチェック部が表示される。
この際、ユーザーが、例えば「1について」をチェック
すると、医療チームからの治療方針を表示した図14の
画面G160がユーザー端末30に表示される。チェッ
ク域2003では、例えば「上記治療方針の詳しい情報
を見る(治療方針の番号を選択して下さい)」のような
メッセージが表示され、例えば治療方針が3個であれば
「1について」、「2について」及び「3について」の
3個のチェック部が表示される。この際、ユーザーが、
例えば「1について」をチェックすると生体肝移植の詳
細な情報である図16の画面G210が、例えば「2に
ついて」をチェックすると放射線及び抗ガン剤による治
療の詳細な情報である図16の画面G220が、例えば
「3について」をチェックするとエタノール局注療法の
詳細な情報である図16の画面G230がそれぞれユー
ザー端末30に表示される。チェック域2004では、
例えば「上記治療方針の患者の過去事例を見る(治療方
針の番号を選択して下さい)」のようなメッセージが表
示され、例えば治療方針が3個であれば「1につい
て」、「2について」及び「3について」の3個のチェ
ック部が表示される。この際、例えば「3について」を
チェックすると、生体肝移植の患者過去事例である図1
7のG201が表示される。
【0064】図14は、医療チームからの回答例を示す
図である。図14に示される画面G160は、医療チー
ムからの回答例を示す図であって、医療チームに関する
情報を表示する表示域1601と、治療法に関する情報
を表示する表示域1602と、医療チームの過去事例の
参照可否をチェックするチェック域1603とを有す
る。
【0065】表示域1601には、回答医療チーム名、
医療チームID、治療実施施設所在地、治療方法、コメ
ント等の情報が表示され、例えば、回答医療チーム名と
して「△△△医療チーム」、医療チームIDとして「T
EAM0001」、治療実施施設所在地として「○○県
○○市○○町○○−○○−○○」等が表示され、表示域
1602には、例えば治療方法として「生体肝移植」、
コメントとして「他臓器への転移がない場合、高い回復
効果が得られる方法ですが、適合する供給者がいないと
できない。当施設の成功例は3例です。」のような表示
がされる。また、チェック域1603には、例えば「上
記医療チームを参照する□Yes□No」の様に表示さ
れ、「Yes」をチェックすると図15の画面G161
が表示され、医療チーム過去事例を参照することができ
る。参照する必要がない場合、「No」をチェックす
る。
【0066】画面G160をユーザー端末30へ表示に
より、ユーザーは、医療チームとの連絡手段を得ること
ができ、治療情報提供システム100はユーザーに対
し、ユーザーが選択した治療方針を実施する治療チーム
を紹介することができる。
【0067】図15は、医師の過去事例を表示する画面
例を示す図である。図15において、医師の過去事例を
表示する画面G161は、ユーザーが選択したチームの
情報であることを示すメッセージを表示する表示域16
11と、回答した医療チームのメンバー(例えば、医師
名等)を表示する表示域1612と、治療施設情報を表
示する表示域1613と、回答医師の専門分野を表示す
る1614と、学会誌への投稿を表示する表示域161
5と、年間患者数に関する情報を表示する表示域161
6とを有する。
【0068】表示域1611には、例えば、「あなたが
選んだチームの情報」のようなメッセージが表示され
る。表示域1612には、回答医療チームのメンバーと
して例えば「千葉 太郎、埼玉 良子」のように医師名
等が表示される。表示域1613には、上記医療チーム
のメンバーが従事又は推奨する、回答した治療方法を行
うことができる施設の情報を治療施設情報として表示
し、例えば、病院名は××病院、病床は1000床、職
員は医師、看護婦、臨床検査技師等とその各人数、設備
はMRI及びCT等、などの情報が表示される。尚、該
治療施設情報は、複数の治療施設についての情報を表示
してもよい。表示域1614には、専門分野として、
「消化器科」及び「日本消化器学会会員、臨床病理学会
会員」などの情報が表示される。表示域1615には、
学会誌への投稿に関する情報として「23報(チーム全
体 〜2001年)」のように表示される。表示域16
16には、年間患者数に関する情報として、例えばのべ
数「1000人」、治療方針回答回数として「87
回」、治療方針回答例として「生体肝移植 7回」、
「エタノール局注療法 35回」、「抗ガン剤による治
療 15回」、治療実施例として「生体肝移植 3例
(〜2001年)」、「エタノール局注療法 8例/
年」、「抗ガン剤による治療 7例/年」のような情報
が表示される。
【0069】図16は、治療情報検索部によって表示さ
れる画面例を示す図である。図16に示す画面G210
は、図13の画面G200において、ユーザーが「治療
方針の詳しい情報を見る」を選択した場合にユーザー端
末30に表示される画面である。図16の画面G210
には、生体肝移植の詳細な情報が、例えば、治療法とし
て「生体肝移植 健常者から肝臓の一部の提供をうけて
移植する。」、実施度として「まれ」、専門医の評価中
の長所として「他臓器への転移がない場合、高い回復効
果が得られる」、また短所として「移植に適合する供給
者がいなければ実施不可能。外科手術にともなう一般的
リスク供給者にもリスクが伴う。」のように表示され
る。
【0070】また、画面G220には、放射線及び抗ガ
ン剤による治療の詳細な情報が、例えば、治療法として
「放射線および抗ガン剤による治療」、実施度として
「一般的」、専門医の評価中の長所として「多くの病院
で実施可能」また短所として「副作用等を伴う。完治率
は低い。」のように表示される。
【0071】また、画面G230には、エタノール局注
療法による治療の詳細な情報が、例えば、治療法として
「エタノール局注療法」、実施度として「比較的一般
的」、専門医の評価中の長所として「副作用が少なく、
社会復帰が早い。」また短所として「患部が肝臓内で多
数ある場合、効果が薄い。」のように表示される。
【0072】このような治療方針に関する情報提供画面
においては、さらに過去においてその治療方針が回答さ
れた実数、治療実施後の予後の状況を示すデータ(例え
ば、5年後生存率等)、およその費用等、その治療方針
に関する情報も表示できる。
【0073】図17は、患者の過去事例を表示する画面
例を示す図である。図17において、患者の過去事例を
表示する画面G201は、ユーザーが選択した治療方針
による患者の過去事例を表示する画面であって、該治療
方針を提示及び実施した患者数を表示する表示域201
1と、施行した症例の内訳を表示する表示域2012
と、患者の個別情報を選択する選択域2013と、患者
の個別情報の一覧を表示する表示域2016とを有す
る。
【0074】表示域2011には、例えば、「治療方針
として、「エタノール局注療法」を提示された患者数
・・ 150例」、「「エタノール局注療法」で治療を
実施した患者数 ・・ 87例」等の情報が表示され
る。表示域2012には、施行した症例の内訳が治療方
針に応じて詳細に表示される。選択域2013には、
「以下は「エタノール局注療法」で治療を実施した患者
の個別情報です。患者コメント(体験談)を知りたい場
合は、以下に番号を記入し、「Go」ボタンをクリック
してください。」のようなメッセージが表示される。ま
た、選択域2013において、ユーザーは、入力域20
14に表示域2016に表示される一覧から所望の患者
例を示す番号を入力し、Goボタン2015をクリック
することによって所望の患者例の詳細情報を参照するこ
とができる。表示域2016は、患者の個別情報の一覧
を表示し、例えば個別情報を特定する番号で示される患
者例、患者の性別、患者の年齢、肝障害度、主腫瘍径、
腫瘍数、予後、患者コメントの有無等の項目で個別情報
の概要が表示される。
【0075】図18は、患者コメントを表示する画面例
を示す図である。図18において、患者コメントを表示
する画面例G202は、患者コメントを表示する表示域
2023と、前の画面へ戻るクリック域2022とを有
する。表示域2023は、例えば、「私の場合、エタノ
ール注入時の痛みがひどく、鎮痛剤が必要でした。先生
の話しでは、これは病変部位が肝表面付近にあった為
で、普通は鎮痛剤がいるほどには痛くないそうです。」
などの患者によるコメントが表示される。ユーザーは、
患者コメントを参照後、クリック域2022をクリック
することによって、例えば、図17に示す画面G201
へ戻ることができる。
【0076】また、図19から図21で、コンピュータ
ー方針サブルーチンによる治療方針の画面例について説
明する。
【0077】図19に示される画面G135は、図6の
ステップS25において、コンピューター方針サブルー
チン111によりユーザー端末30に表示されるもので
ある。画面G135は、治療方針の依頼内容を示す画面
であって、患者情報を表示する表示域1351を有す
る。表示域1351には、例えば、治療情報データベー
スの検索に用いられる内容として、項目、年齢、性別、
自覚症状、検査データ、重要度で示される患者要望等の
項目を有し、夫々、「62歳5ヶ月」、「男性」、「尿
閉」、「前立腺エコー重量:37.8g」及び「尿流検
査 排尿量:143ml 最大尿流率:4.1ml/s
ec」、「重要度3」として「入院治療は避けたい」、
「重要度2」として「治験段階の薬は使いたくない」等
のように表示される。
【0078】コンピューター方針サブルーチン111
は、画面G135に示されるような患者情報を基にして
治療方針データベース171を検索し、図6のステップ
S28において、例えば、図20のような画面をユーザ
ー端末30に表示する。図20の画面G2000は、コ
ンピューター方針サブルーチン111から得た治療情報
の回答数を示す画面であって、回答数の多い順に治療方
針が一覧になって表示する表示域2005と、各治療方
針の詳細な情報の表示可否のチェック領域2006と、
各治療方針に関する患者過去事例の表示可否のチェック
領域2007とを有する。画面G2000の表示域20
05には、例えば、「1 内服薬による治療」の回答数
「58」、「2 精密検査」の回答数「34」のように
治療方針の一覧が表示される。尚、ここでいう回答数
は、患者情報に基づき検索された治療方針の回答数を示
す。ここにおいて回答数は、患者過去事例データベース
より検索された過去において類似の患者情報に対して提
示された治療方針の総数、あるいはこれに、治療方針デ
ータベースより検索された治療方針数を合わせた数であ
る。チェック領域2006では、例えば「上記治療方針
の詳しい情報を見る(治療方針の番号を選択して下さ
い)」のように表示され、例えば治療方針が2個であれ
ば「1について」及び「2について」の2個のチェック
部が表示される。この際、「1について」をチェックす
ると、例えば図21の画面G165の様な画面が表示さ
れ、「2について」チェックすると例えば図21の画面
G166の様な画面が表示され、チェックされた番号に
対応する治療方針の詳しい情報が表示される。チェック
域2007では、例えば「上記治療方針の患者の過去事
例を見る(治療方針の番号を選択して下さい)」のよう
に表示され、例えば治療方針が2個であれば「1につい
て」及び「2について」の2個のチェック部が表示され
る。この際、何れかをチェックすると、チェックされた
番号に対応する患者過去事例が表示される。
【0079】図21は、治療情報検索部によって表示さ
れる画面例を示す図である。図21(A)及び(B)
は、図20の画面G2000において、ユーザーが「治
療方針の詳しい情報を見る」を選択した場合にユーザー
端末30に表示される画面である。図21(A)の画面
G165には、内服薬による治療の詳細な情報が、例え
ば、治療方法として「内服薬(ステロイド性アンチアン
ドロゲン、α1ブロッカー)による治療」、専門医の評
価として「上記治療を行い、症状の緩和を試みながら、
経過観察を行い、I-PSS(国際前立腺症状スコア)を調
査し、前立腺肥大の状況を判断するのが一般的です」の
ような表示がコンピューター方針サブルーチン111に
よる回答として通知される。また、図21(B)の画面
G166には、精密検査の詳細な情報が例えば、治療方
法として「精密検査(血清PSA値、経直腸的前立腺エコ
ー像)を行ってから治療法を再検討する」、専門医の評
価として「経直腸的前立腺エコー像で、前立腺肥大症と
癌の区別がつきます。」のような表示がコンピューター
方針による回答として通知される。
【0080】上記実施の形態によると、ユーザーが設定
した検索時優先順位などの要求情報に基づいて、治療方
針が提供されるため、ユーザーは、独自でキーワード入
力を入力しながら、膨大に検索された情報を絞り込む必
要がない。
【0081】また、専門医による治療方針の提供を受け
ることができるため、専門知識がないことによる誤った
治療方針の情報検索をする心配がない。ユーザーは、専
門的知識に基づいた信頼性の高い治療方針の情報提供を
受けることができる。
【0082】更に、疾患を持つユーザー(患者)は、あ
る医師の示した治療方針以外の選択を希望する場合、他
の医師による診察を受ける前に、先の医師による診断に
基づいて、治療情報提供システム100を利用すること
によって、治療方針についての理解を深めることができ
る。よって、先に行なった検査を再度受ける等による時
間と費用の浪費という大きな負担を削減することが可能
となる。
【0083】なお、上記した如き実施例において、図4
に示すステップS7での処理が請求項の患者情報取得手
段に対応し、図4に示すステップS9での処理が請求項
の医療チーム検索手段に対応し、図5に示すステップS
13での処理が請求項の通知依頼手段に対応し、図5に
示すステップS16及び図6のステップS26での処理
が請求項の治療情報抽出手段に対応し、図5に示すステ
ップS20及び図6のS28での処理が請求項の治療情
報提供手段に対応する。
【0084】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本願発明に
よれば、ユーザーから取得した患者情報に基づいて、複
数の治療情報を抽出することができるため、ユーザー
は、提供された複数の治療情報によって治療の可能性を
より広くまた正確に知ることができる。また、ユーザー
は、独自でキーワード入力を入力しながら、膨大に検索
された情報を絞り込む等の作業を行なう必要がない。
【0085】また、医師チームから受信した、依頼のあ
った患者情報に基づく専門的な治療情報をユーザーに提
供することができるため、ユーザーは、医師を訪問する
ことなく、医師による専門的な治療情報を取得すること
ができる。
【0086】
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワーク構成を示す図である。
【図2】データベースのデータ構成の例を示す図であ
る。
【図3】データベースのデータ構成の例を示す図であ
る。
【図4】治療情報検索部によって実行されるメインプロ
グラムの例を説明するフローチャート図である。
【図5】治療情報検索部によって実行されるメインプロ
グラムの例を説明するフローチャート図である。
【図6】コンピューター方針サブルーチンの例を説明す
るフローチャート図である。
【図7】医療チーム検索サブルーチンの例を説明するフ
ローチャート図である。
【図8】ユーザー登録サブルーチンの例を説明するフロ
ーチャート図である。
【図9】治療情報検索部によって表示される画面例を示
す図である。
【図10】治療情報検索部によって表示される画面例を
示す図である。
【図11】治療情報検索部によって表示される画面例を
示す図である。
【図12】治療情報検索部によって表示される画面例を
示す図である。
【図13】治療情報検索部によって表示される画面例を
示す図である。
【図14】医療チームから回答例を示す図である。
【図15】医師過去事例を表示した図である。
【図16】治療情報検索部によって表示される画面例を
示す図である。
【図17】患者過去事例を表示した画面である。
【図18】患者コメントの例を示す図である。
【図19】治療情報検索部によって表示される画面の他
の例を示す図である。
【図20】治療情報検索部によって表示される画面の他
の例を示す図である。
【図21】治療情報検索部によって表示される画面の他
の例を示す図である。
【符号の説明】
20 CD−ROM 30 ユーザー端末 100 治療情報提供システム 110 治療情報検索部 111 コンピューター方針サブルーチン 112 医療チーム検索サブルーチン 113 ユーザー登録サブルーチン 150 患者情報データベース 160 医師情報データベース 170 治療情報データベース 180 質問データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 180 G06F 17/30 180A (72)発明者 天野 誠 兵庫県尼崎市高田町6番1号 大阪研究所 内 Fターム(参考) 5B075 ND20 NK02 PP02 PP03 PQ02 PQ05 QP01 UU28

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の状態を示す患者情報に基づいて、
    複数の治療情報を提供できる治療情報提供システムであ
    って、 ユーザーから患者情報を取得する患者情報取得手段と、 上記患者情報と治療に関する治療情報とを関連づけて管
    理する治療情報管理手段と、 上記患者情報に基づいて、上記治療情報管理手段から複
    数の治療情報を抽出する治療情報抽出手段と、 上記患者情報を提供したユーザーに上記治療情報を通知
    する治療情報提供手段とを有する治療情報提供システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記患者情報取得手段は、 患者の体調を示す体調情報を患者情報として取得する手
    段、 患者の治療に関する要求事項を示す要求情報を患者情報
    として取得する手段、のうち少なくとも何れかの手段を
    有する請求項1に記載の治療情報提供システム。
  3. 【請求項3】 上記治療情報管理手段は 医師を構成要員として含む医療チームに関する医師情報
    を有し、 上記治療情報抽出手段は、 上記医師情報に記録されている一以上の医療チームへユ
    ーザーから提供された患者情報を通知し、該医療チーム
    に、該患者情報に基づく治療情報の提供を依頼する通知
    依頼手段と、 該医療チームによって提供された医師治療方針を受信す
    る受信手段とを有し、該医師治療方針を上記治療情報と
    した請求項1又は2に記載の治療情報提供システム。
  4. 【請求項4】 上記通知依頼手段は、 医師情報に基づいて、ユーザーが選択した医療チームを
    取得する手段を有し、 取得した医療チームにユーザーから提供された患者情報
    を通知することによって、該医療チームに治療情報の提
    供を依頼するようにした、請求項3に記載の治療情報提
    供システム。
  5. 【請求項5】 上記通知依頼手段は、 ユーザーが提供した患者情報に基づき上記医師情報の中
    から一つ以上の医療チームを検索する医療チーム検索手
    段を有し、 検索された一つ以上の医療チームへ治療情報の提供を依
    頼するようにした、請求項3に記載の治療情報提供シス
    テム。
  6. 【請求項6】 上記医師情報は、医療チームが属する医
    療機関に関する医療機関情報を有し、 上記治療情報提供手段は、上記医師治療方針を提供した
    医療チームに関する上記医師情報に基づいて、該医療チ
    ームが属する医療機関に関する医療機関情報をユーザー
    に提供する手段を有するようにした請求項3乃至5のい
    ずれか一項に記載の治療情報提供システム。
  7. 【請求項7】 患者の状態を示す患者情報に基づいて、
    複数の治療情報を提供できる治療情報提供方法であっ
    て、 ユーザーから患者情報を取得する患者情報取得手順と、 上記患者情報と治療に関する治療情報とを関連づけて管
    理する治療情報管理手順と、 上記患者情報に基づいて、上記治療情報管理手段から複
    数の治療情報を抽出する治療情報抽出手順と、 上記患者情報を提供したユーザーに上記治療情報を通知
    する治療情報提供手順とを有する治療情報提供方法。
  8. 【請求項8】 患者の状態を示す患者情報に基づいて、
    複数の治療情報を提供できる治療情報提供方法であっ
    て、 ユーザーから患者情報を取得する患者情報取得手順と、 上記患者情報と治療に関する治療情報とを関連づけて管
    理する治療情報管理手順と、 上記患者情報に基づいて、上記治療情報管理手段から複
    数の治療情報を抽出する治療情報抽出手順と、 上記患者情報を提供したユーザーに上記治療情報を通知
    する治療情報提供手順とを有する治療情報提供するプロ
    グラム。
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