JP2003049362A - 形態安定性と機能性の優れたセルロース系繊維材料の製法 - Google Patents

形態安定性と機能性の優れたセルロース系繊維材料の製法

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JP2003049362A
JP2003049362A JP2001268018A JP2001268018A JP2003049362A JP 2003049362 A JP2003049362 A JP 2003049362A JP 2001268018 A JP2001268018 A JP 2001268018A JP 2001268018 A JP2001268018 A JP 2001268018A JP 2003049362 A JP2003049362 A JP 2003049362A
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Japan
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amino
polyhydric
cellulosic fiber
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JP2001268018A
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Eiji Yamada
英二 山田
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KANEHISA KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】セルロース系繊維材料の湿潤発熱性を初めとす
る機能性と形態安定性を、環境問題を生じない方法で付
与し、着用快適性とウォッシャブル性を改善・向上する
事によって、より広い用途を開拓することであり、その
目的にそった機能性と形態安定性の改善されたセルロー
ス系繊維材料を提供する。 【解決手段】品質上、安全性、経済性或いは環境上の諸
問題を解決し、地球環境に優しいセルロース系繊維材料
の改質加工法について鋭意研究を重ねた結果、親水性の
置換基を有するジハロゲノ−S−トリアジン系化合物と
セルロース系繊維材料とを一次反応させたあと、或いは
反応と同時に機能性を付与し架橋反応を促進する助剤と
して多価アルコール類及び/または多価アミノ化合物と
を併用して反応させる事によって改質加工すればセルロ
ース系繊維材料の形態安定性の改善と同時に湿潤発熱性
を初めとする機能性を改良できることを見出した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は親水性置換基を有す
るジハロゲノトリアジン系化合物によってセルロース系
繊維材料を反応させたあと、或いは反応と同時に多価ア
ルコール類及び/または多価アミノ化合物とを反応させ
る事によって形態安定性と同時に湿潤発熱性を初めとす
る機能性面から改質する事を特徴とするセルロース系繊
維材料の改質加工法である。より具体的には、本発明は
一般式(1)で表される親水性のジ−ハロゲノ−S−ト
リアジン誘導体によって綿、麻、ビスコースレーヨン、
キュプラレーヨン、リヨセルなどのセルロース系繊維材
料の素材、糸、編み物、織物などを加工するに当たっ
て、加工と同時に或いは段階的に多価アルコール類及び
/または多価アミノ化合物を反応させ、湿潤発熱性を初
めとする機能性を向上させ、保温性、蒸れ性などの着衣
快適性を改善することによって、セルロース系繊維材料
の機能性と形態安定性を同時に高め、用途を拡大するこ
とを目的とした加工方法に関するものである。 (式中、Xは塩素、フッ素、臭素等のハロゲン原子を意
味する。Yはスルフォン基、カルボキシル基、水酸基、
チオール基、アミノ基、3級アミノ基、4級アミノ基等
親水性置換基を少なくとも1個以上を有するアリールア
ミノ基、アリールオキシ基、アリールメルカプト基、ア
ルキルアミノ基、アルコキシ基、アルキルチオ基等の親
水性置換基を有する置換基を意味するか、或いは、ヒド
ロキシ基、チオール基等のアルカリ金属塩、アルカリ土
類金属塩を意味するか、或いは、親水性置換基を有する
トリアジニルオキシ基、トリアジニルアミノ基、トリア
ジニルチオ基、トリアジニルアミノスチルベンアミノ基
などを意味する)
【0002】
【従来の技術】セルロース系繊維材料は吸湿性は優れて
いるが、ウール等の蛋白質系繊維材料に比べると湿潤発
熱性が乏しく保温性が弱いと言う欠点があり、肌着やイ
ンナーウエアに用いられた時の保温性が劣るため、特に
湿潤発熱性の優れたセルロース系繊維材料の開発を目標
に種々研究がなされ特許出願されている。例えば特開平
8−35176号公報にはケラチン分解物を浸漬法、樹
脂加工法、化学的結合法で処理する方法が公開されてい
る。特開平8−311767号公報にはアミノ基、カル
ボキシル基を導入して改善する方法が記載されており、
また、特開平10−251969号公報には第4級アン
モニュウム化合物を用いてセルロース系繊維にカチオン
基を導入して湿潤発熱性を付与する方法が公開されてい
る。しかしながら特開平10−251969号公報にも
記載がある様に、加工法が複雑であったり、耐久性が弱
いという問題のほかに、高価で有毒なな薬剤を使用する
ことによる経済性・安全性の問題があり、さらに、加工
された繊維材料の風合いが粗硬となったり、強度が弱く
なって商品価値が低下すると言う問題など、実用化には
なお多くの解決を要する問題が残っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した通りセルロー
ス系繊維材料の形態安定性を向上すると同時に湿潤発熱
性を初めとする機能性を改善向上する研究は、ある程度
なされているが、経済性、安全性、品質上の問題点も多
く、本格的な実用化には至っていない。石油資源から製
造される合成繊維の湿潤発熱性改善も試みられており、
一部は実用化されているが、合成繊維材料は天然繊維材
料に比べて、特にインナーウエアとして用いた時の着用
快適性が著しく劣るだけでなく、生分解性やリサイクル
性が劣っており、廃棄物問題などの環境問題を生じやす
いこと等、多くの問題点を抱えている。特に安価な親水
性のジクロルトリアジン系の化合物を用いる本発明加工
法は、ノンホルマリン、ノン樹脂というキャッチフレー
ズからも分るように、環境に優しく、経済性に優れてお
り、品質面からは湿潤発熱効果等の機能性を付与できる
だけでなく、優れた形態安定性も付与できる点が注目さ
れる。即ち本発明はセルロース系繊維材料の湿潤発熱性
を初めとする機能性と形態安定性を、環境問題を生じな
い方法で付与し、着用快適性とウォッシャブル性を改善
・向上する事によって、より広い用途を開拓することで
あり、その目的にそった機能性と形態安定性の改善され
たセルロース系繊維材料を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる品質
上、或いは環境上の諸問題を解決し、地球環境に優しい
セルロース系繊維材料の改質加工法について鋭意研究を
重ねた結果、親水性の置換基を有するジハロゲノ−S−
トリアジン系化合物とセルロース系繊維材料とを反応さ
せたあと、或いは反応と同時に機能性付与と架橋反応補
助剤として多価アルコール類及び/または多価アミノ化
合物類を反応させる事によって改質加工するに当たっ
て、下記一般式(1)で表されるジ−ハロゲノ−S−ト
リアジン誘導体の単体或いは混合物を使用して加工して
やれば、セルロース系繊維材料の形態安定性と同時に湿
潤発熱性を初めとする機能性を改良できることを見出し
た。 (式中、Xは塩素、フッ素、臭素等のハロゲン原子を意
味する。Yはスルフォン基、カルボキシル基、水酸基、
チオール基、アミノ基、3級アミノ基、4級アミノ基等
親水性置換基を少なくとも1個以上を有するアリールア
ミノ基、アリールオキシ基、アリールメルカプト基、ア
ルキルアミノ基、アルコキシ基、アルキルチオ基等の親
水性置換基を有する置換基を意味するか、或いは、ヒド
ロキシ基、チオール基等のアルカリ金属塩、アルカリ土
類金属塩を意味するか、或いは、親水性置換基を有する
トリアジニルオキシ基、トリアジニルアミノ基、トリア
ジニルチオ基、トリアジニルアミノスチルベンアミノ基
などを意味する) 前記一般式(1)で表される親水性の置換基を有するジ
ハロゲノ−S−トリアジン系化合物を用いてセルロース
系繊維材料と反応させる条件は、ジクロルトリアジン系
の反応性染料の場合とよく似た条件で加工できるが、本
発明の化合物は分子量が小さく直接性が乏しいので染料
の場合と全く同じ条件では効率よく加工できないのであ
って、直接性を向上させる様な工夫が必要である。それ
によって薬剤使用量の削減と省エネルギー並びに廃水負
荷の削減を達成し、経済性並びに環境適応性を著しく改
善する事が出来る。また、機能性向上と架橋反応促進助
剤として用いる多価アルコール類、多価アミノ化合物と
は、親水性の脂肪族及び/又は芳香族の多価アルコール
類、多価アミノ化合物類、多価フェノール類、単糖類、
多糖類、複合多糖類等の単独或いは混合物を意味する。
これらの化合物は繊維と結合したクロルトリアジン環と
反応してトリアジン環を介してセルロース系繊維と共有
結合によって結びつくか、或いは更に繊維と結合したも
う一つのクロルトリアジン環とも反応する事によって長
さの異なる架橋・網目構造を形成し、耐久性のある形態
安定効果を付与するだけでなく、湿潤発熱性を初めとす
る機能性を付与する事が出来ると考えられる。勿論、反
応機構論からはジハロゲノ−S−トリアジン系化合物と
助剤類が事前に反応したり、等モル反応に限らず、例え
ば1:2、1:3或いは2:1モル比反応等、多数の組
み合わせからなる反応中間体を形成した上で繊維と反応
する場合も考えられる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は木綿、麻、ビスコースレ
ーヨン、キュプラレーヨン、リヨセル、テンセル、酢酸
セルロース等、分子構造中にアルコール性水酸基を有す
るセルロース系繊維材料或いは再生繊維材料を主要成分
とする繊維材料の収縮率、引っ張り強度、磨耗強度等の
形態安定性を向上すると同時に、湿潤発熱性を初めとす
る機能性を付与するに当たって、親水性の置換基を有す
るジハロゲノ−S−トリアジン系化合物を反応させる際
に、親水性の脂肪族及び/又は芳香族の多価アルコール
類、多価アミノ化合物類、多価フェノール類、単糖類、
多糖類等を併用して、逐次或いは同時にトリアジン環を
介して結合させる加工法によって、架橋・網目結合の形
成を促進するとともに、水酸基、アミノ基、チオール
基、カルボキシル基等を多数繊維に導入させ、耐久性の
優れた形態安定効果を付与すると同時に、湿潤発熱性、
蒸れ防止性、保湿性を改善・向上させ、着用快適性に優
れたセルロース系繊維材料を提供する事を目的とするも
のである。
【0006】本発明で用いる事が出来る親水性の置換基
を有するジ−ハロゲノ−S−トリアジン誘導体とは、次
の一般式(1)で表される化合物である。 (式中、Xは塩素、フッ素、臭素等のハロゲン原子を意
味する。Yはスルフォン基、カルボキシル基、水酸基、
チオール基、アミノ基、3級アミノ基、4級アミノ基等
親水性置換基を少なくとも1個以上を有するアリールア
ミノ基、アリールオキシ基、アリールメルカプト基、ア
ルキルアミノ基、アルコキシ基、アルキルチオ基等の親
水性置換基を有する置換基を意味するか、或いは、ヒド
ロキシ基、チオール基等のアルカリ金属塩、アルカリ土
類金属塩を意味するか、或いは、親水性置換基を有する
トリアジニルオキシ基、トリアジニルアミノ基、トリア
ジニルチオ基、トリアジニルアミノスチルベンアミノ基
などを意味する)
【0007】また、本発明において機能性向上並びに架
橋反応促進助剤として用いられる多価アルコール類、多
価アミノ化合物とは、親水性の脂肪族及び/又は芳香族
の多価アルコール類、多価アミノ化合物類、多価フェノ
ール類、単糖類、多糖類、複合多糖類等を意味する。こ
の場合、多価アルコール及び多価アミノ化合物の分子中
に水酸基とアミノ基を二種類以上有していてもよいし、
チオール基、カルボキシル基、スルフォン基などの水溶
性置換基を有していても良い。具体的にはジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、チオジグリコール、グリセリン、トリメチロー
ルエタン、ハイドロキノン、レゾルシン、カテコール、
カテキン、フロログルシノール、シアヌル酸、グルコン
酸、グルコース(ブドウ糖)、砂糖、マンナン、マンニ
トール、トラガントゴム、ローカストビーンガム、アル
ギン酸ソーダ、エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミ
ン、3−アミノ−1−プロパノール、エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
3−メチルアミノプロピルアミン、メタアミノフェノー
ル、パラアミノフェノール、尿素、チオ尿素、メタミン
スルフォン酸、チオセミカルバジド、1−チオグリセロ
ール、チオカルボヒドラジド等を挙げることが出来る。
これらの化合物は繊維と結合したクロルトリアジン環と
反応してトリアジン環を介してセルロース系繊維と共有
結合する事によって、或いは更にもう一つの繊維と結合
したモノクロルトリアジン環とも反応する事によって架
橋・網目結合の形成を促進し、耐久性のある形態安定効
果を付与するだけでなく、湿潤発熱性を初めとする機能
性を付与する事が出来る。
【0008】一般式(1)で表される蛋白質系繊維材料
の改質薬剤をより具体的に説明すると、トリハロゲノ−
S−トリアジン、好ましくは塩化シアヌルを主原料とし
て用い、カルボキシル基、水酸基、チオール基、アミノ
基、スルファミノ基、スルフォン酸基等水溶性或いは親
水性置換基を有するアニリン類、フェノール類、チオフ
ェノール類、ナフチルアミン類、ナフトール類、アミノ
酸類、トリアジン類等の単体或いは混合物を塩化シアヌ
ル1モルに対して1モルを、酸結合剤を共存させ中性乃
至弱アルカリ性で縮合させるか、或いは塩化シアヌルを
重炭酸ソーダ、炭酸ソーダ、カセイソーダ、カセイカ
リ、水酸化マグネシューム等を用いてアルカリ性で加水
分解させることによって得られる。これらの化合物は純
粋である必要はなく、前記2種以上の混合物と塩化シア
ヌルを反応させたものであっても良いし、純粋に作られ
た物をあとから混合して多成分系として使用する事が好
ましい場合もある。
【0009】トリハロゲノ−S−トリアジン、好ましく
は塩化シアヌルと反応させる事が出来る親水性置換基を
有する化合物とは具体的には次のような化合物である。
親水性置換基としては、特にカルボキシル基、アミノ
基、水酸基が重要である。D−アラニン、β−アラニ
ン、D−グルタミン酸、L−グルタミン酸、グリシルグ
リシン、L−アスパラギン酸、D−アスパラギン酸、γ
−アミノ酪酸、L−アルギニン、L−シスチン、L−ロ
イシン、メタニル酸、スルファニル酸、2,5−ジスル
ファニル酸、ナフチオン酸、アントラニル酸、m−アミ
ノ安息香酸、p−アミノ安息香酸、フェノールスルフォ
ン酸、ジオキシクロルトリアジン、シアヌル酸、ピロカ
テキン、ハイドロキノン、ピロガロール、フロログルシ
ノール、アミドール、プロトカテキュ酸、C酸、G酸、
J酸、γ酸、H酸、4,4−ジアミノスチルベン−2,
2−ジスルフォン酸、サリチル酸、ジチオクロルトリア
ジン、アミノオキシクロルトリアジン、アミノジオキシ
トリアジン、エタノールアミン、プロパノールアミン、
N−(2−アミノエチル)エタノールアミン、N−メチ
ルエタノールアミン、アンモニア、メチルアミン、エチ
ルアミン、アリルアミン、メトキシプロピルアミン、3
−(ジメチルアミノ)プロピルアミン、チオサリチル
酸、チオアセトアミド、チオカルボヒドラジド、チオグ
リコール酸、1−チオグリセロール、チオジグリコー
ル、トリグリコールジメルカプタン、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、グリセリン、ビス(2−メ
ルカプトエチル)サルファイト、α−ヒドロキシイソ酪
酸、メラミン、尿素、チオ尿素、チオセミカルバジド、
1−チオグリセロール、チオカルボヒドラジド等及びそ
れらの塩類である。
【0010】これらの化合物が具備すべき条件はハロゲ
ノトリアジンと反応する置換基を有することと、同時に
親水性の置換基を有する親水性化合物である。要は本発
明で用いられる一般式(1)で表される加工薬剤が、全
体として親水性となればよい。ハロゲノトリアジンとこ
れら親水性化合物とを反応させた生成物とは具体的には
次のような化合物の単体或いは混合物を例として挙げる
ことが出来る。 2,6−ジクロル−4−(α−カルボキシエチルアミ
ノ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(β−カルボキシエチルアミ
ノ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(γ−カルボキシプロピルアミ
ノ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(α−カルボキシ−γ−カルボ
キシプロピルアミノ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(2−カルボキシフェニルチ
オ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(カルボキシメチルチオ)−S
−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(3−スルフォアニリノ)−S
−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(4−スルフォアニリノ)−S
−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(2−スルフォアニリノ)−S
−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(2,5−ジスルフォアニリ
ノ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(3,5−ジスルフォアニリ
ノ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(3−スルフォ−4−オキシ−
5−カルボキシアニリノ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(3−カルボキシアニリノ)−
S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(4−カルボキシアニリノ)−
S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(2−カルボキシアニリノ)−
S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(4−スルフォフェノキシ)−
S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(3−スルフォフェノキシ)−
S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(2−スルフォフェノキシ)−
S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(4−カルボキシフェノキシ)
−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(4−カルボキシフェニルチ
オ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(3−スルフォフェニルチオ)
−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(3,6−スルフォ−8−オキ
シナフタレン−1−イルアミノ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−(4,8−スルフォナフタレン
−2−イルアミノ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−オキシ−S−トリアジンNa塩 2,6−ジクロル−4−オキシ−S−トリアジンK塩 2,6−ジクロル−4−オキシ−S−トリアジンLi塩 2,6−ジクロル−4−オキシ−S−トリアジンMg塩 2,6−ジクロル−4−チオ−S−トリアジンNa塩 2,6−ジクロル−4(4−オキシ−6−クロル−S−
トリアジン−2−イルオキシ)−S−トリアジンNa塩 2,6−ジクロル−4(4−チオ−6−クロル−S−ト
リアジン−2−イルチオ)−S−トリアジンNa塩 2,6−ジクロル−4(4,6−ジオキシ−S−トリア
ジン−2−イルオキシ)−S−トリアジンNa塩 2,6−ジクロル−4(3,5−ジオキシフェニルオキ
シ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4(3−オキシフェニルオキシ)−
S−トリアジン 2,6−ジクロル−4(4−オキシフェニルオキシ)−
S−トリアジン 2,6−ジクロル−4(4−カルボキシメトキシ)−S
−トリアジンNa塩 2,6−ジクロル−4(4−スルフォエチルアミノ)−
S−トリアジンNa塩 2,6−ジクロル−4(4−カルボキシメチルチオ)−
S−トリアジンNa塩 2,6−ジクロル−4(4−スルフォニルオキシエチル
アミノ)−S−トリアジンNa塩 4,4’−ビス(4,6−ジクロロ−S−トリアジン−
2−イルアミノ)−スチルベン−2,2’−ジスルフォ
ニックアシッドNa塩 2,6−ジクロル−4(4,6−ジアミノ−S−トリア
ジン−2−イルアミノ)−S−トリアジン 2,6−ジクロル−4−カルバモイルアミノ−S−トリ
アジン 2,6−ジクロル−4−チオカルバモイルアミノ−S−
トリアジン 親水性の置換基を有するジハロゲノトリアジン類は、こ
の他にも数多くの有効な化合物が考えられるのであっ
て、本発明はこれらの具体例に制約されるものではな
く、親水性置換基を有する化合物であることと、活性ハ
ロゲン原子又はそれに類する反応性基を2個以上有する
事がポイントである。尚、上記の化合物は全ての場合に
水溶性置換基がアルカリ金属塩或いはアルカリ土類金属
塩となっている場合も含まれている。
【0011】本発明で改質加工されるセルロース系繊維
素材は単品でも混合品でもよく、いわゆる合成繊維を含
めた複合系繊維であってもよい。具体的には木綿、麻、
ビスコースレーヨン、キュプラレーヨン、リヨセル、酢
酸セルロース等、分子構造中にアルコール性水酸基を有
するセルロース系繊維材料或いは再生繊維材料を主要成
分とする素材或いは織り編物である。これらの素材はわ
たやバラ毛、糸の段階、織編み物にした後、或いは工程
途中の半製品の段階で加工することも可能である。これ
らは親水性の置換基を有するジハロゲノトリアジン系の
化合物と反応することが出来る反応基を有するセルロー
ス系天然素材である。それら加工対象素材はポリエステ
ル、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリアクリロ
ニトリル、ポリプロピレン等石油系合成素材との複合系
であってもよい。
【0012】本発明の加工薬剤ジハロゲノトリアジン類
は、ドイツ公開公報2357252号、或いはアメリカ
特許公報5601971号等に記載があるように、公知
の合成法に準じて合成することが出来る。
【0013】本発明のセルロース系繊維材料の加工条件
は、ジクロルトリアジン系反応性染料、或いはビニルス
ルフォン系反応性染料等とは違って、薬剤の分子量が小
さく、直線性・平面性に欠け、繊維に対する親和性・直
接性が乏しいので、それら染料の加工条件を単純に適用
しても充分満足のいく結果が得られない。加工条件の概
要を説明すると、浸漬法の場合は、加工薬剤を目的に応
じて0.5〜10%(純分o.w.f.)使用し、浴比
1:2〜30、無水炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ或いはカ
セイソーダを1〜30%(o.w.f.)、ぼう硝の様
な無機塩を1〜150g/l添加してよく混合した染浴
に、繊維材料を浸漬し、染液或いは繊維材料を循環しな
がら一次反応温度20〜70℃で20分間〜3時間保温
した後、親水性の脂肪族及び/又は芳香族の多価アルコ
ール類、多価アミノ化合物類、多価フェノール類、単糖
類、多糖類等を仕込み、二次反応温度60〜130℃で
数分〜3時間反応した後、ソーピング、水洗する方法に
よって目的を達することが出来る。昇温時間を充分かけ
ることによって一次反応処理を昇温時間内に行い、一挙
に二次反応温度に到達させることも可能である。多価ア
ルコール類、多価アミノ化合物類、多価フェノール類、
単糖類、多糖類は最初から混合使用しても良いし昇温中
に分割仕込みすることも可能である。また、ぼう硝、炭
酸ソーダ、ジクロルトリアジン系化合物は昇温しながら
或いは昇温後分割仕込みすると良い結果を生む事があ
る。
【0014】パッディング法の場合は、浸漬法と同様な
染浴に繊維をパディングして絞り率50〜300%で薬
剤水溶液を含浸させた繊維材料を、ドライした後或いは
湿状のまま、加湿状態で一次処理温度20〜70℃、加
熱処理時間10〜360分、二次処理温度60〜130
℃、二次加熱処理時間数分間〜120分等の処理条件を
採用して、加工処理すればよい。一次反応終了時点で或
いは最初から多価アルコール類、多価アミノ化合物類の
水溶液にパディングして架橋・網目構造の形成を促進す
ると同時に機能性を付与する。また、加工薬剤或いは架
橋補助剤のパッディング回数は混合液を或いはそれぞれ
単独に、1回に留まらず数回パッドドライを繰り返すと
良い結果を生む場合がある。これらの加工条件はセルロ
ース系素材の種類並びに加工目的に応じて上記の条件に
制約されることなく、例えば加工効果をより強くするに
は薬剤の使用量を増加させ、加工条件を強化するなど自
由に変化させることが出来る。
【0015】
【実施例】以下実施例によって本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に制約されるものでは
ない。なお、例中、%は重量%を、部は重量部を意味す
る。
【0016】実施例1 水728部、ぼう硝33部、重炭酸ソーダ43部、2,
6−ジクロル−4−カルバモイルアミノ−S−トリアジ
ンの10%水溶液326部、市販のノニオン系浸透剤1
部を室温でよく混合し、テンセルニット・ポリウレタン
7%混紡布をパッドして絞った後、50℃に昇温して
1.5時間飽和水蒸気中で加熱する。次いでグリセリン
の6%水溶液にパッドして絞り、80℃で30分間、更
に100℃で30分間飽和水蒸気中でスチーミングす
る。水洗した後、熱湯中で95〜98℃で10分間ボイ
ルしてソーピングして水洗、乾燥する。この様に加工し
て得たテンセルニットをJIS L 1042 E法
(洗濯試験機法)によって寸法変化率を測定した結果、
未加工品はタテ−3.7%、ヨコ−2.3%であった
が、加工品はタテ−0.5%、ヨコ−0.5%という良
好な形態安定性を示した。更にサーモグラフィ表面温度
解析を試験品の回りの環境湿度を次の通り変化させ、生
地の表面の温度変化を観察した。 試験環境条件 20℃ 43.2%RH→49.8%RH→60.0%RH→7
4.8%RH→87.4%RH→91.0%RH→9
3.7%RH その結果、本発明加工品は49.8%RHあたりから明
らかに未加工品に比べて1〜2℃の温度差が観察され、
発熱感度が大きいことが裏付けられた。この実施例の加
工布でインナーウエアを縫製し、着用試験したところ、
保温性、蒸れ性などの着用快適性が、未加工品に比べて
著しく優れていることを確認した。
【0017】実施例2 水630部、ぼう硝32部、重炭酸ソーダ64部、2,
6−ジクロル−4−オキシ−S−トリアジンNa塩10
%水溶液420部、ノニオン系浸透剤1gを室温で攪拌
混合する。この中にテンセルニット・ポリウレタン7%
混紡布をパッドして絞った後、80℃に昇温して約20
分間温風で乾燥する。次いで湿気を与えながら飽和水蒸
気中で60℃に1時間保温した後、ジエタノールアミン
の7.8%水溶液にパッドして絞り、75℃に昇温して
1時間、同じく飽和水蒸気中でスチーミングして反応さ
せる。水洗した後、熱湯中90℃で10分間加熱してソ
ーピングして水洗、乾燥する。この様に加工して得たテ
ンセルニットをJIS L 1042 E法(洗濯試験
機法)によって寸法変化率を測定した結果、未加工品は
タテ−2.7%、ヨコ−4.5%であったが、加工品は
タテ−1.8%、ヨコ−1.3%という良好な形態安定
性を示した。更にサーモグラフィ表面温度解析を試験品
の回りの環境湿度を次の通り変化させ、生地の表面の温
度変化を観察した。 試験環境条件 20℃ 38.8%RH→100%RH→30秒後100%RH その結果、本発明加工品は明らかに未加工品に比べて大
きな発熱が観察され、発熱感度が大きいことが裏付けら
れた。この実施例の加工布でインナーウエアを縫製し、
着用試験したところ、保温性、蒸れ性などの着用快適性
が、未加工品に比べて著しく優れていることを確認し
た。
【0018】実施例3 水500部の中にテンセルニットポリウレタン7%混紡
布25部を加え、2,6−ジクロル−4−オキシ−S−
トリアジンNa塩10%水溶液15部を室温で加えてよ
く混合する。次いで、ぼう硝20部、炭酸ソーダ1.7
部を加え、攪拌しながら60℃へ昇温する。この間、ぼ
う硝20部×2回を45℃と50℃の時に添加する。6
0〜65℃で1時間保温攪拌した後、尿素25部を加え
よく混合する。次いで92〜97℃で1時間ボイルしな
がら保温する。水洗した後、熱湯中で95〜98℃で1
0分間ボイルしてソーピングして水洗、乾燥する。この
様に加工して得たテンセルニットをJIS L 104
2 E法(洗濯試験機法)によって寸法変化率を測定し
た結果、未加工品はタテ−4.7%、ヨコ−2.3%で
あったが、加工品はタテ−1.3%、ヨコ−0.7%と
いう良好な形態安定性を示した。また、JIS L 1
018 A法による破裂強度は未加工品は272(KP
a)であったが、加工品は289(KPa)であった。
更にサーモグラフィ表面温度解析を試験品の回りの環境
湿度を次の通り変化させ、生地の表面の温度変化を観察
した。 試験環境条件 20℃ 40%RH→51%RH→63%RH→75%RH→8
5%RH→93%RH→97%RH→100%RH その結果、本発明加工品は51%RHの段階から明らか
に未加工品に比べて大きな発熱が観察され、1〜2℃の
温度差が観測された。この実施例の加工布でインナーウ
エアを縫製し、着用試験したところ、保温性、蒸れ性な
どの着用快適性が、未加工品に比べて著しく優れている
ことを確認した。
【0019】実施例4 水300部の中に綿ニットポリウレタン7%混紡布25
部を加え、2,6−ジクロル−4−オキシ−S−トリア
ジンNa塩10%水溶液25部を室温で加えてよく混合
する。次いで、ぼう硝12部、炭酸ソーダ7.5部を加
え、攪拌しながら60℃へ昇温する。この間、ぼう硝1
2部×2回を45℃と50℃の時に添加する。60〜6
5℃で90分間保温攪拌した後、尿素6部とジエタノー
ルアミン3部を加えよく混合する。次いで昇温して93
〜98℃で60分間ボイルしながら保温・攪拌する。水
洗した後、熱湯中で95〜98℃で10分間ボイル、ソ
ーピングして水洗、乾燥する。この様にして加工した綿
ニットのJIS L 1042 E法(洗濯試験機法)
による寸法変化率は、未加工品はタテ−6.7%、ヨコ
−6.0%であったが、加工品はタテ−0.5%、ヨコ
−1.3%という優れた形態安定性を示した。サーモグ
ラフィ表面温度解析を行った結果、本発明加工品は明ら
かに未加工品に比べて発熱が観察された。更に20±2
℃、65±5℃(標準状態)での平衡水分率を測定した
結果、未加工品は6.09%であったが、本発明加工品
は8.3%で、保湿性に優れている事が証明された。こ
の実施例の加工布でインナーウエアを縫製し、着用試験
したところ、保温性、蒸れ性などの着用快適性が、未加
工品に比べて著しく優れていることを確認した。
【発明の効果】本発明方法によって加工されたセルロー
ス系繊維素材を主成分とする繊維材料は、未加工のセル
ロース系繊維材料に比べて、収縮率、強度などの形態安
定性が向上して、所謂ウォッシャブル繊維となるだけで
なく、湿潤発熱量も大きくなり、その結果、保温性、蒸
れ性などの着用快適性が改善され、かつ効果の持続性が
ある等、優れた改質効果が得られる。更に本発明方法の
特徴は、樹脂やホルマリンなどの有害な薬剤を使用する
ことなく、安全で環境適合性の優れた安価な加工薬剤を
用いて、優れた形態安定効果と大きな湿潤発熱効果をあ
げる事が出来る結果、着用快適性が向上し、優れた経済
性の元で、例えば肌着、インナー・ウエア、靴下、スポ
ーツ用品、寝具、裏地など従来制約が多かった使用分野
にもセルロース系繊維材料の用途を一層拡大できる点、
実用的価値が高く、環境問題にも大いに貢献する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セルロース系繊維材料と親水性のハロゲノ
    トリアジン系化合物とを反応させたあと、或いは反応と
    同時に多価アルコール類及び/または多価アミノ化合物
    とを反応させる事によって改質加工するに当たって、一
    般式(1)で表されるジ−ハロゲノ−S−トリアジン誘
    導体の単体或いは混合物を使用して加工する事を特徴と
    する機能性と形態安定性の優れたセルロース系繊維材料
    の製造法。 (式中、Xは塩素、フッ素、臭素等のハロゲン原子を意
    味する。Yはスルフォン基、カルボキシル基、水酸基、
    チオール基、アミノ基、3級アミノ基、4級アミノ基等
    親水性置換基を少なくとも1個以上を有するアリールア
    ミノ基、アリールオキシ基、アリールメルカプト基、ア
    ルキルアミノ基、アルコキシ基、アルキルチオ基等の親
    水性置換基を有する置換基を意味するか、或いは、ヒド
    ロキシ基、チオール基等のアルカリ金属塩、アルカリ土
    類金属塩を意味するか、或いは、親水性置換基を有する
    トリアジニルオキシ基、トリアジニルアミノ基、トリア
    ジニルチオ基、トリアジニルアミノスチルベンアミノ基
    などを意味する)
  2. 【請求項2】請求項1における多価アルコール及び多価
    アミノ化合物として親水性の脂肪族及び/又は芳香族の
    多価アルコール類、多価アミノ化合物類、多価フェノー
    ル類、単糖類、多糖類、複合多糖類等の単独或いは混合
    物を用いて同時に或いは別々に反応させる事を特徴とす
    る請求項1に記載した加工法。この場合、多価アルコー
    ル及び多価アミノ化合物の分子中に水酸基と置換或いは
    非置換アミノ基を二種類以上有していてもよいし、カル
    ボキシル基、スルフォン基などの水溶性置換基を有して
    いても良い。
  3. 【請求項3】主たる加工対象素材として、綿、麻、ビス
    コースレーヨン、キュプラレーヨン、リヨセルなどのセ
    ルロース系繊維材料からなり、一般式(1)で表される
    ジ−ハロゲノ−S−トリアジン誘導体を用いて加工さ
    れ、次いで或いは同時に多価アルコール類及び/または
    多価アミノ化合物類と反応させる事によって機能性と形
    態安定性を付与されたセルロース系繊維材料。 (式中、Xは塩素、フッ素、臭素等のハロゲン原子を意
    味する。Yはスルフォン基、カルボキシル基、水酸基、
    チオール基、アミノ基、3級アミノ基、4級アミノ基等
    親水性置換基を少なくとも1個以上を有するアリールア
    ミノ基、アリールオキシ基、アリールメルカプト基、ア
    ルキルアミノ基、アルコキシ基、アルキルチオ基等の親
    水性置換基を有する置換基を意味するか、或いは、ヒド
    ロキシ基、チオール基等のアルカリ金属塩、アルカリ土
    類金属塩を意味するか、或いは、親水性置換基を有する
    トリアジニルオキシ基、トリアジニルアミノ基、トリア
    ジニルチオ基、トリアジニルアミノスチルベンアミノ基
    などを意味する)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004292975A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Toray Ind Inc ナイロン繊維からなる繊維構造物の改質製法

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