JP2003048359A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003048359A
JP2003048359A JP2001240949A JP2001240949A JP2003048359A JP 2003048359 A JP2003048359 A JP 2003048359A JP 2001240949 A JP2001240949 A JP 2001240949A JP 2001240949 A JP2001240949 A JP 2001240949A JP 2003048359 A JP2003048359 A JP 2003048359A
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Akira Kanehara
亮 金原
Motonori Hanada
元紀 花田
Yoshiaki Haniyu
嘉昭 羽生
Jun Hosokawa
潤 細川
Masahiro Kitayama
政博 北山
Takanobu Saito
隆亘 齋藤
Mitsugi Sugiyama
貢 杉山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 不揮発RAMの書込み回数制限を越えること
なく、少ない不揮発RAMで確実に機器の使用量を保
存、読み出しができる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 各使用量毎に、使用量を記録するための
不揮発メモリの全てのブロックについて、当該ブロック
で保存する値を使用量から求める第1の演算手段と、各
ブロック毎に、第1の演算手段により求められた値から
当該ブロックの各セルで保存する値を求める第2の演算
手段と、各ブロック毎に、第2の演算手段により求めた
値と当該ブロックの各セルに現在保存されている値とを
比較する比較手段と、各セル毎に、比較手段の比較結果
に基づき、値が異なっている場合には第2の演算手段に
より求めた値を当該セルの領域に書込みを行い、異なっ
ていない場合には当該セルの領域への書込みは行わない
制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特に画像形成装置全体又は当該装置に接続されるユ
ニットの使用量を記憶する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、画像形成装置には、装置の使用に
よって消費、磨耗、劣化等する部分が存在する。それら
の寿命は、画像形成装置全体の寿命よりも短いことがあ
るため、これらの部分をそれぞれ交換可能としている。
また、最近は、これら交換を必要とする部分を2以上含
むユニットとして交換可能な機器が存在する。このよう
な機械で使用されるユニットには、交換可能なユニット
は各ユニットの特性に応じて寿命到達までのプリント可
能枚数や使用期間がそれぞれ異なるため、各ユニットは
各ユニット毎にプリント可能枚数や使用回数等が定めら
れている。使用回数は各ユニットの性質によって異なる
が、例えばそのユニットの中にある軸の回転数等であ
る。
【0003】ところで、これら各ユニットの寿命判断を
センサ等で行う場合と、カウンタで行う場合がある。こ
れらを組み合わせる場合もある。あるユニットの寿命判
断をカウンタで行う場合の例としては、そのユニットを
使用してプリントした枚数を本体またはそのユニットに
設けられた不揮発RAMに記憶し、あるタイミングにて
予め設定された寿命閾値である枚数値と比較し、寿命閾
値を超えた場合に寿命である旨を表示し、そのユニット
の交換を促す。このカウンタは枚数でもよいし、あるユ
ニットの軸、クラッチ等の可動部分の可動回数でもよ
い。
【0004】また、あるユニットの寿命判断をセンサで
行う例としては、そのユニットの使用によって変化する
物理量をセンサで検出し、センサによって検出された物
理量と予め設定された寿命閾値と比較し、寿命閾値を超
えた場合に寿命である旨を表示し、そのユニットの交換
を促す。
【0005】更に、あるユニットの寿命判断をカウンタ
とセンサとを組み合わせて行う例としては、そのユニッ
トの使用によって変化する物理量をセンサで検出し、セ
ンサによって検出された物理量と予め設定された物理量
寿命閾値と比較し、物理量寿命閾値を超えた場合にのみ
カウンタのカウントアップを行う。このカウンタは、そ
のユニットを使用してプリントしたプリント枚数でも良
いし、あるユニットの軸、クラッチ等の可動部分の可動
回数でも良い。このカウンタが予め設定された寿命閾値
を超える場合には寿命である旨を表示し、そのユニット
の交換を促す。
【0006】これらの方法によって寿命と判断されたユ
ニットによっては寿命到達後は先に記したようにプリン
ト動作を停止する場合もある。ユニットが交換されると
新品検知手段により、新品と判断され、カウンタリセッ
ト、ユニット初期設定が行われる。また、機械全体とし
ての寿命を判断することもある。その際には、上記各ユ
ニットの寿命判断と同じようにカウンタ、センサ、その
組み合わせ等で寿命判断を行う。また、寿命のほかにも
ニア寿命の判断を行うこともある。ニア寿命とは、未だ
寿命ではないが、もうすぐ寿命となる状態をいう。例え
ば10000枚のプリントに使用可能なユニットの寿命
値は10000であり、ニア寿命値は例えば95000
枚である。
【0007】ここで、これら使用量計測、ニア寿命判
断、寿命判断を行う際に、カウンタを使用し、そのカウ
ンタ値をEEPROM等の不揮発メモリに記憶する方法
による場合について考えてみる。カウンタのほかに、セ
ンサ等を使用し、装置全体またはあるユニットの物理的
状態の計測を併用する場合もある。
【0008】1枚のプリント動作につき、平均100回
転するモータの回転数を考えてみる。機械寿命が100
万枚であるとすると、平均的な使い方での総回転数は
1,000,000×100で1,000,00000
である。これを16進数で考えると0x5,F5,E1,00とな
る。機械の使用状況によって、この総回転数は異なるた
め、16進数で0から0x0F,FF,FF,FFまでカウント可能
な4バイトカウンタを設ける。制御手段の処理のため、
このモータの回転数を保存するための不揮発RAMの領
域とは別に4バイトのRAM領域を2つ確保する。この
とき使用されるRAMと不揮発RAMは図5のようにな
る。このとき必要な容量を求めてみる。
【0009】なお、この不揮発RAMの書込み可能回数
は100万回であるとする。カウンタの全桁を1単位と
して不揮発メモリの必要容量を考えると、16進数で0
から0x0F,FF,FF,FFまでカウントするから、4バイト必
要となる。この4バイト分の領域が(0x0F,FF,FF,FF/0
d1,000,000)つまり、268,435,455/1,0
00,000で269個必要となる。このため、必要な
領域は4×269で1076バイトとなる。
【0010】この不揮発メモリを使用して実際にカウン
トするには以下のように行われていた。初期状態のカウ
ンタ値は0であり、使用によりカウントアップが行われ
る。不揮発RAMの書込み可能回数は100万であるか
ら、モータの回転数が0〜1,000,000の間は不
揮発RAMの0番目の領域である1番地から3番地に0
〜1,000,000の値を書く。1,000,001
〜2,000,000の間は不揮発RAMの1番目の領
域である5番地から7番地に0〜1,000,000の
値を書く。同様にして、268,000,000〜26
8,435,455までは268番目の領域である10
73番地から1076番地に0〜435,455の値を
書く。
【0011】このようにして不揮発RAMに保存された
モータの回転数を読み出すには以下のように行われてい
た。このときの回転数の値はいくつかの領域の値の合計
で得られる。例えば、0番目の領域が1,000,00
0で1番目の領域の値が500,000であるとする。
このときのモータの回転数は1,000,000+50
0,000で1,500,000と求まる。なお、1番
目の領域の値が1,000,000ではないので、2番
目以降の領域の値を読む必要はない。
【0012】このようにすることにより不揮発RAMの
書込み回数制限を超える書込みが行われることなく、装
置全体、装置の部品、装置に接続されるユニットの使用
量、つまりプリント枚数、回転数が正確にカウント、保
存、表示ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、1076バイトもの不揮発領域が必要で
あった。トータルプリント枚数等の装置全体の使用量、
各ユニットの使用量、各部品の使用量を記憶する必要で
あり、特にカラープリンタは同じ機能の数種類の部品、
ユニットがYMCKの各色毎に存在し、それらの値を保
存するには多くの量の不揮発メモリを必要とした。
【0014】本発明はこれらの問題点を解決するための
ものであり、不揮発RAMの書込み回数制限を越えるこ
となく、少ない不揮発RAMで確実に機器の使用量を保
存、読み出しができる画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明の画像形成装置は、領域毎に書込み回数が
制限される不揮発メモリと、画像形成装置又は当該装置
に接続されるユニットの使用量を計測する計測手段と、
不揮発メモリに使用量を記録する制御手段とを有する。
更に、不揮発メモリのうち、制限される書込み回数が定
まる領域の1以上の整数倍の領域が1セルとして区分さ
れ、1以上のセルで構成される1以上のブロックに画像
形成装置又は当該装置に接続されるユニットの使用量を
記録するにあたって、各使用量毎に、使用量を記録する
ための不揮発メモリの全てのブロックについて、当該ブ
ロックで保存する値を使用量から求める第1の演算手段
と、各ブロック毎に、第1の演算手段により求められた
値から当該ブロックの各セルで保存する値を求める第2
の演算手段と、各ブロック毎に、第2の演算手段により
求めた値と当該ブロックの各セルに現在保存されている
値とを比較する比較手段と、各セル毎に、比較手段の比
較結果に基づき、値が異なっている場合には第2の演算
手段により求めた値を当該セルの領域に書込みを行い、
異なっていない場合には当該セルの領域への書込みは行
わない制御手段とを有することに特徴がある。よって、
使用量を記憶するための不揮発RAMの量を削減するこ
とができる。
【0016】また、別の発明としての画像形成装置は、
画像形成装置又は当該装置に接続されるユニットの使用
量を計測する計測手段と、画像形成装置に接続可能なユ
ニットに存在する、領域毎に書込み回数が制限される不
揮発メモリに使用量を記録する制御手段とを有する。更
に、不揮発メモリのうち、制限される書込み回数が定ま
る領域の1以上の整数倍の領域が1セルとして区分さ
れ、1以上のセルで構成される1以上のブロックに画像
形成装置又は当該装置に接続されるユニットの使用量を
記録するにあたって、各使用量毎に、使用量を記録する
ための不揮発メモリの全てのブロックについて、当該ブ
ロックで保存する値を使用量から求める第1の演算手段
と、各ブロック毎に、第1の演算手段により求められた
値から当該ブロックの各セルで保存する値を求める第2
の演算手段と、各ブロック毎に、第2の演算手段により
求めた値と当該ブロックの各セルに現在保存されている
値とを比較する比較手段と、各セル毎に、比較手段の比
較結果に基づき、値が異なっている場合には第2の演算
手段により求めた値をそのセルの領域に書込みを行い、
異なっていない場合には当該セルの領域への書込みは行
わない制御手段とを有することに特徴がある。よって、
使用量を記憶するための不揮発RAMの量を削減するこ
とができる。
【0017】更に、不揮発メモリはEEPROM又はフ
ラッシュROMであることにより、使用量を記憶するた
めの不揮発RAMの量を削減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置は、不揮発
メモリのうち、制限される書込み回数が定まる領域の1
以上の整数倍の領域が1セルとして区分され、1以上の
セルで構成される1以上のブロックに画像形成装置又は
当該装置に接続されるユニットの使用量を記録するにあ
たって、各使用量毎に、使用量を記録するための不揮発
メモリの全てのブロックについて、当該ブロックで保存
する値を使用量から求める第1の演算手段と、各ブロッ
ク毎に、第1の演算手段により求められた値から当該ブ
ロックの各セルで保存する値を求める第2の演算手段
と、各ブロック毎に、第2の演算手段により求めた値と
当該ブロックの各セルに現在保存されている値とを比較
する比較手段と、各セル毎に、比較手段の比較結果に基
づき、値が異なっている場合には第2の演算手段により
求めた値を当該セルの領域に書込みを行い、異なってい
ない場合には当該セルの領域への書込みは行わない制御
手段とを有する。
【0019】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る画像形成装置
の構成を示す断面図である。プリント動作時には、給紙
ユニット101から転写紙102が給紙され、転写ユニ
ット103によって転写紙102が搬送され、順次YM
CKの現像ユニット104〜107、感光体ドラム10
8〜111によって、YMCK各色のトナーが転写紙1
02に転写される。次に、トナーが転写された転写紙1
02は、定着ユニット112に搬送され、定着ユニット
112で熱と圧力による定着が行われる。最後に、トナ
ーが定着された転写紙102は排紙トレイ113へ排出
される。消費されたトナーはトナーボトル114から現
像ユニット104〜107へ補給される。このうち、ト
ナーボトル114からトナーの供給を受け、光学ユニッ
ト115により光が照射される感光体ドラム108〜1
11へトナー供給を行う現像ユニット104〜107
は、YMCK各色のトナーに対応して4つ存在する。こ
のうち、Kの現像ユニット107は黒現像モータによっ
て駆動され、YMCの現像ユニット104〜106はカ
ラー現像モータによって駆動される。YMCKの現像ユ
ニット104〜107と現像モータの間には各色毎にク
ラッチが存在し、このクラッチによってYMCKの現像
ユニット104〜107への駆動伝達が制御されてい
る。クラッチをONした時には現像モータの駆動が現像
ユニット104〜107へ伝達され、クラッチをOFF
した時には現像モータの駆動が現像ユニット104〜1
07へ伝達されない。
【0020】カラープリンタのプリント動作には、白黒
プリントと、カラープリントの2種類のプリント動作を
する場合がある。白黒プリント動作時にはカラー現像モ
ータは駆動せず、作像はKの感光体ドラム111、Kの
現像ユニット107、Kの現像ユニット107の駆動に
使用される黒現像モータ、Kの現像クラッチが作動す
る。カラープリント動作時には、これらのほかに、YM
Cの現像ユニット104〜106、YMCの感光体ドラ
ム108〜110、YMCの現像ユニット104〜10
6を駆動するカラー現像モータが使用される。当然のこ
とながら、機械の構成により、これらプリント同時に作
動する部品、ユニット等は異なるが、本発明の本質とは
関係無いので省略する。
【0021】以下、カラープリント動作時の作像動作を
説明する。転写紙102が給紙され、まず、Yの作像動
作が開始される。Yの作像動作はYの現像ユニット10
4内に存在するYトナーが光学ユニット115によって
照射されたYの感光体ドラム108に吸着され、感光体
ドラム108上のトナーを紙に転写することによって行
われる。このとき、Yの作像動作のタイミングに合わせ
て、制御手段はYの現像クラッチをONし、OFFす
る。MCKについても所定のタイミングで同様の動作を
行う。
【0022】また、現像ユニットには寿命が存在する。
このユニットの寿命は現像ユニットの回転数によって求
める。動作フローを示す図2において、制御手段は、1
msecごとにY現像ユニットが駆動しているかどうか
を調べ(ステップS104,S105)、駆動していれ
ば(ステップS101、ステップS102;YES)、
不揮発のカウンタをカウントアップする(ステップS1
03)。Yの現像ユニットの寿命の判断には、Yの現像
ユニットを駆動しているカラー現像モータが駆動してお
り、かつ、Yの現像クラッチがONしていれば、駆動さ
れていると判断する。
【0023】図3はYMCK各色の作像動作を示すタイ
ムチャートである。同図では、トナーの転写のための高
圧バイアス、転写紙の給紙タイミング、転写後の転写紙
の排紙のタイミングは図示していないが、現像ユニット
の駆動、寿命判断には直接関係しないため、図示しな
い。図3に示したように、先ずカラー現像モータと黒現
像モータが駆動される(時刻t)。カラー現像モータ
が駆動され、ある一定の速度に達するタイミングで、Y
の現像クラッチがONされる(時刻t)。Yの現像ク
ラッチがONされてから400msec後にMの現像ク
ラッチがONされる(時刻t)。Mの現像クラッチが
ONされてから400msec後にCの現像クラッチが
ONされる(時刻t)。Cの現像クラッチがONされ
てから400msec後にKの現像クラッチがONされ
る(時刻t)。各クラッチはONしてから2000m
sec後にOFFされる。また、黒現像モータはONし
てから5秒後にONされるとする。
【0024】YMCKの現像ユニットには新品検知機構
(図示せず)があり、新品がセットされたことが分か
る。新品がセットされたことが検知されると、そのユニ
ットの使用枚数、回転数カウンタがリセットされる。寿
命に到達し場合にはYMCKの現像ユニットが寿命であ
る旨が同時期にパネルに表示される。
【0025】このような装置の黒現像モータの回転数は
50msecに1回、1ずつカウントアップするとす
る。つまり、1枚しかプリントしないときは当たり1/0.
050 *5 で100回転するとする。連続プリントをすれ
ば、この値は変わることはいうまでもない。制御手段の
処理のため、このモータの回転数を保存するための不揮
発RAMの領域とは別に4バイトのRAM領域を2つ確
保する。このとき使用されるRAMと不揮発RAMは図
4のようになる。
【0026】以下、図4を参照しながら黒現像モータの
回転数の保存方法を説明する。機器の電源ON直後に回
転数を求める。先ず、各ブロック毎に、領域切替変数の
値を読み、この領域変数番目のセルの値を読む。この値
がRAMのそのブロックに対応した領域の値となる。
これ演算を全てのブロックに対して行うと、回転数が得
られる。例えば、第0ブロックの領域切替変数が2で、
第2セルの値が0x60、第1ブロックの領域切替変数が0
で、第1セルの値が0xE3、第2ブロックの第1セルの値
が0X16、第3ブロックの第1セルの値が0であるとす
る。このとき第0ブロックの値は第2セルの値、つま
り、0x60となる。この値をRAMの1番目の領域にコ
ピーする。以下第1、第2、第3ブロックも同様の演算
を行う。この結果、RAM値は1番地が0x60、2番地
が0xE3、3番地が0x16、4番地が0x00、となる。このと
きの黒現像モータの値は、RAMの1番目の値+2番
目の値×256+3番目の値×256^2+4番目の値×256
^3、すなわち、0x60+0xE3*256^1+0x16*256^2+0*256^
3で1,500,000となる。この演算が終わった
ら、この値をRAMにコピーする。これ以降、この回
転数の値が変わらない時にはRAMの値を読むだけで
良く、不揮発RAMの値を読む必要はない。
【0027】次に、モータの駆動により、この回転数を
カウントアップするときの制御を以下に記す。回転によ
り1カウントアップし、カウンタ値が1,500,00
1になったとする。この場合はまず、RAMに1,5
00,001を保存する。このときには、この回転数を
256^3で割った値を求め、商を3番目の値とする。次に
この除算の余りを256^2で割った値を求め、商を2番目
の値とする。さらに、この除算の余りを256^1で割った
値を求め、商を2番目の値とし、その商を1番目の値と
する。1,500,001/256^3は0なのでRAMの4番目の
値は0となる。つまり、RAMの値は1番地が0x61、
2番地が0xE3、3番地が0x16、4番地が0x00、となる。
この各番地の値をRAMの各番地の値を比較する。各
番地のうち、値が異なっているのは1番地目だけであ
る。このため、RAMの1番目の値である0x61をRA
Mの1番目にコピーする。次に、RAMのうち、変
化のあった番地の値を対応するブロックに保存する。つ
まり、0x61を第0ブロックに保存する。このとき、第0
ブロックのどのセルに値を保存するかをまず、求める。
1,500,001/1,000,000の商は1であ
るから、第2セルに0x61を保存する。このとき、領域切
替変数は2のままである。そのため、領域切替変数は書
き換えない。
【0028】このようにして、モータの回転数1,50
0,001が正しく保存される。なお、書込み制限回数
以上の書込みが発生しないブロックは、セルが1つあれ
ば良く、そのブロックの領域切替変数は不要となる。
【0029】なお、ユニットの使用量を求めるには、そ
のユニットの交換時のトータル黒現像ユニット回転数を
不揮発RAMに保存しておき、現在のトータル黒現像ユ
ニット回転数から交換時のトータル黒現像ユニット回転
数を減ずればよい。たとえば、現在使用している黒現像
ユニットがセットされたときのトータル黒現像ユニット
回転数が10,000,000で現在のトータル黒現像
ユニット回転数が10,000,500であるとする
と、現在使用している黒現像ユニットの回転数は10,
000,500−1,000,0000で500である
ことが分かる。この値が所定の寿命閾値に達したら黒現
像ユニットが寿命であると判断し、パネルへの表示をす
る。機械によってはプリント要求を受け付けないように
してもよい。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変
形や置換可能であることは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、領域毎に書込み回数が制限される不揮発メモリ
と、画像形成装置又は当該装置に接続されるユニットの
使用量を計測する計測手段と、不揮発メモリに使用量を
記録する制御手段とを有する。更に、不揮発メモリのう
ち、制限される書込み回数が定まる領域の1以上の整数
倍の領域が1セルとして区分され、1以上のセルで構成
される1以上のブロックに画像形成装置又は当該装置に
接続されるユニットの使用量を記録するにあたって、各
使用量毎に、使用量を記録するための不揮発メモリの全
てのブロックについて、当該ブロックで保存する値を使
用量から求める第1の演算手段と、各ブロック毎に、第
1の演算手段により求められた値から当該ブロックの各
セルで保存する値を求める第2の演算手段と、各ブロッ
ク毎に、第2の演算手段により求めた値と当該ブロック
の各セルに現在保存されている値とを比較する比較手段
と、各セル毎に、比較手段の比較結果に基づき、値が異
なっている場合には第2の演算手段により求めた値を当
該セルの領域に書込みを行い、異なっていない場合には
当該セルの領域への書込みは行わない制御手段とを有す
ることに特徴がある。よって、使用量を記憶するための
不揮発RAMの量を削減することができる。
【0032】また、別の発明としての画像形成装置は、
画像形成装置又は当該装置に接続されるユニットの使用
量を計測する計測手段と、画像形成装置に接続可能なユ
ニットに存在する、領域毎に書込み回数が制限される不
揮発メモリに使用量を記録する制御手段とを有する。更
に、不揮発メモリのうち、制限される書込み回数が定ま
る領域の1以上の整数倍の領域が1セルとして区分さ
れ、1以上のセルで構成される1以上のブロックに画像
形成装置又は当該装置に接続されるユニットの使用量を
記録するにあたって、各使用量毎に、使用量を記録する
ための不揮発メモリの全てのブロックについて、当該ブ
ロックで保存する値を使用量から求める第1の演算手段
と、各ブロック毎に、第1の演算手段により求められた
値から当該ブロックの各セルで保存する値を求める第2
の演算手段と、各ブロック毎に、第2の演算手段により
求めた値と当該ブロックの各セルに現在保存されている
値とを比較する比較手段と、各セル毎に、比較手段の比
較結果に基づき、値が異なっている場合には第2の演算
手段により求めた値をそのセルの領域に書込みを行い、
異なっていない場合には当該セルの領域への書込みは行
わない制御手段とを有することに特徴がある。よって、
使用量を記憶するための不揮発RAMの量を削減するこ
とができる。
【0033】更に、不揮発メモリはEEPROM又はフ
ラッシュROMであることにより、使用量を記憶するた
めの不揮発RAMの量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を
示す断面図である。
【図2】本実施例における現像ユニットのカウンタカウ
ントアップ動作を示すフローチャートである。
【図3】本実施例における作像動作タイミングを示すタ
イムチャートである。
【図4】本実施例におけるメモリマップを示す図であ
る。
【図5】従来の画像形成装置におけるメモリマップを示
す図である。
【符号の説明】
101;給紙ユニット、102;転写紙、103;転写
ユニット、104〜107;現像ユニット、108〜1
11;感光体ドラム、112;定着ユニット、113;
排紙トレイ、114;トナーボトル、115;光学ユニ
ット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/00 542 G06F 12/00 542L 12/16 310 12/16 310A (72)発明者 羽生 嘉昭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 細川 潤 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 北山 政博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 齋藤 隆亘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 杉山 貢 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR01 HK15 HK18 HK23 HV26 2C087 AC08 BA07 BC15 2H027 DA27 DA44 DA45 DE07 EE08 EJ08 HB13 HB15 HB16 HB17 5B018 GA04 HA35 NA06 5B082 FA11 JA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 領域毎に書込み回数が制限される不揮発
    メモリと、画像形成装置又は当該装置に接続されるユニ
    ットの使用量を計測する計測手段と、前記不揮発メモリ
    に使用量を記録する制御手段とを有する画像形成装置に
    おいて、 前記不揮発メモリのうち、制限される書込み回数が定ま
    る領域の1以上の整数倍の領域が1セルとして区分さ
    れ、1以上のセルで構成される1以上のブロックに画像
    形成装置又は当該装置に接続されるユニットの使用量を
    記録するにあたって、 各使用量毎に、使用量を記録するための不揮発メモリの
    全てのブロックについて、当該ブロックで保存する値を
    使用量から求める第1の演算手段と、 各ブロック毎に、該第1の演算手段により求められた値
    から当該ブロックの各セルで保存する値を求める第2の
    演算手段と、 各ブロック毎に、該第2の演算手段により求めた値と当
    該ブロックの各セルに現在保存されている値とを比較す
    る比較手段と、 各セル毎に、該比較手段の比較結果に基づき、値が異な
    っている場合には前記第2の演算手段により求めた値を
    当該セルの領域に書込みを行い、異なっていない場合に
    は当該セルの領域への書込みは行わない制御手段とを有
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成装置又は当該装置に接続される
    ユニットの使用量を計測する計測手段と、画像形成装置
    に接続可能なユニットに存在する、領域毎に書込み回数
    が制限される不揮発メモリに使用量を記録する制御手段
    とを有する画像形成装置において、 前記不揮発メモリのうち、制限される書込み回数が定ま
    る領域の1以上の整数倍の領域が1セルとして区分さ
    れ、1以上のセルで構成される1以上のブロックに画像
    形成装置又は当該装置に接続されるユニットの使用量を
    記録するにあたって、 各使用量毎に、使用量を記録するための前記不揮発メモ
    リの全てのブロックについて、当該ブロックで保存する
    値を使用量から求める第1の演算手段と、 各ブロック毎に、該第1の演算手段により求められた値
    から当該ブロックの各セルで保存する値を求める第2の
    演算手段と、 各ブロック毎に、該第2の演算手段により求めた値と当
    該ブロックの各セルに現在保存されている値とを比較す
    る比較手段と、 各セル毎に、該比較手段の比較結果に基づき、値が異な
    っている場合には第2の演算手段により求めた値をその
    セルの領域に書込みを行い、異なっていない場合には当
    該セルの領域への書込みは行わない制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記不揮発メモリはEEPROMである
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記不揮発メモリはフラッシュROMで
    ある請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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