JP2003047842A - 紫外線照射装置と照射方法 - Google Patents

紫外線照射装置と照射方法

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JP2003047842A
JP2003047842A JP2001241813A JP2001241813A JP2003047842A JP 2003047842 A JP2003047842 A JP 2003047842A JP 2001241813 A JP2001241813 A JP 2001241813A JP 2001241813 A JP2001241813 A JP 2001241813A JP 2003047842 A JP2003047842 A JP 2003047842A
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irradiation
ultraviolet
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container
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Katsuya Tokumura
勝也 徳村
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 照射容器4は、ワーク3の被照射面に沿
うように近接配置される透明体5と、ワーク3を支持す
る支持基板6によって構成され、上記照射容器4内に、
上記ワーク3を包囲して収納する密閉空間が形成され、
かつ、上記支持基板6は上記透明体5と分離可能に別体
に構成される。上記支持基板6が上記透明体5から分離
されたとき、上記照射容器4に収納されたワーク3を取
り出して新たなワーク3と交換する交換機構を備える。 【効果】 本発明では、照射容器をコンパクトにするこ
とができるので、短時間で処理に要求されるガス雰囲気
にすることができる。また、照射容器が汚れた場合に
は、照射容器だけを簡単に交換できるという効果もあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエキシマランプなど
の紫外線照射ランプを使用して対象物に紫外線を照射
し、対象物表面のクリーニング処理や表面改質処理をす
る紫外線照射装置とその照射方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造に用いられるウエハ
ー、液晶表示板、あるいはレンズなどの表面に付着して
いる不純物(特に有機物)を分解して除去するために、
エキシマランプ等を用いた紫外線照射装置が利用され
る。この装置は、対象物を大気中あるいは酸素ガス中に
配置し、エキシマランプを用いて紫外線を照射する。対
象物の表面の不純物はこの紫外線によって分解される。
また紫外線は対象物周辺の酸素をオゾンガスに変える。
このオゾンガスの作用によって、上記不純物の分解が促
進される。対象物周辺のエア−は強制排気される。分解
された不純物は気体となって排気される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。紫外線を照射するランプが大気中にあると、紫外線
の減衰が激しくて効率が悪い。また、ランプの周辺でオ
ゾンガスが発生して、ランプの付属部品を酸化劣化させ
る恐れがある。従って、ランプを窒素雰囲気中に配置す
ると共に、対象物側に透明な窓を設けて、この窓から紫
外線を対象物に照射するといった方法が開発されている
(特許2705023号)。
【0004】対象物は窓の下に配置され、紫外線の照射
を受ける。対象物は大気中あるいは酸素ガス中に配置さ
れる。窓から出射した紫外線がエア−中の酸素分子に衝
突すると、酸素分子を活性化させる。すなわち酸素をオ
ゾンガスに変える。紫外線のエネルギーはエア−中の酸
素に衝突するたびに減少する。対象物の表面の不純物を
分解するのも紫外線のエネルギーによる。従って、紫外
線が対象物の表面に達するまでの距離を短くするほど、
クリーニング処理あるいは表面改質処理の能力が高ま
る。しかしながら、従来の装置では、構造上対象物の表
面に照射される紫外線のエネルギーが、場所によってば
らつくという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉不活性ガス雰囲気中に配置した紫外線照射ラ
ンプと、上記紫外線照射ランプの発する紫外線の照射を
受けて処理される対象物を収納した照射容器と、当該照
射容器の内部を換気する換気装置とから成り、上記照射
容器は、上記対象物に近接配置された透明体と、上記対
象物を支持する支持基板とから成り、上記透明体と上記
支持基板により、上記照射容器内に、上記対象物を包囲
して収納する空間が形成され、かつ、上記支持基板は上
記透明体と分離可能に別体に構成されていることを特徴
とする紫外線照射装置。
【0006】〈構成2〉構成1に記載の紫外線照射装置
において、上記照射容器は、上記換気装置を取り外した
とき、上記対象物を照射容器内部に収納したまま密封す
るバルブ機構を備えたことを特徴とする紫外線照射装
置。
【0007】〈構成3〉構成1に記載の紫外線照射装置
において、上記照射容器は、上記対象物の被照射面に沿
うように対象物に近接配置された透明体を備えることを
特徴とする紫外線照射装置。
【0008】〈構成4〉構成1に記載の紫外線照射装置
において、上記支持基板には、上記対象物を加熱するヒ
ータが設けられていることを特徴とする紫外線照射装
置。
【0009】〈構成5〉構成1に記載の紫外線照射装置
において、上記紫外線照射ランプと上記透明体との位置
関係を一定に保持したまま、上記支持基板が上記透明体
から遠ざかるように支持基板を変位させるアクチュエー
タを備えたことを特徴とする紫外線照射装置。
【0010】〈構成6〉構成1に記載の紫外線照射装置
において、上記照射容器は、内部を不活性ガス雰囲気と
した処理室内に、上記紫外線照射ランプとともに収納さ
れていることを特徴とする紫外線照射装置。
【0011】〈構成7〉構成1に記載の紫外線照射装置
において、上記紫外線照射ランプは、対象物を配置した
側に配置した透明の窓を有するランプ室内に収納され、
上記窓は上記照射容器の透明体であって、上記支持基板
が上記透明体から遠ざかるように支持基板を変位させる
アクチュエータを備え、上記支持基板が上記透明体から
分離されたとき、上記照射容器に収納された対象物を取
り出して新たな対象物と交換する交換機構を備えたこと
を特徴とする紫外線照射装置。
【0012】〈構成8〉真空中に配置した紫外線照射ラ
ンプと、上記紫外線照射ランプの発する紫外線の照射を
受けて処理される対象物を収納した照射容器とから成
り、上記照射容器は、上記対象物の被照射面に沿うよう
に対象物に近接配置された透明体と、上記対象物を支持
する支持基板とから成り、上記透明体と上記支持基板に
より、上記照射容器内に、上記対象物を包囲して収納す
る空間が形成され、かつ、上記支持基板は上記透明体と
分離可能に別体に構成されていることを特徴とする紫外
線照射装置。
【0013】〈構成9〉構成1に記載の紫外線照射装置
において、上記照射容器の内部にガスを供給するガス供
給装置を備えたことを特徴とする紫外線照射装置。
【0014】
【発明の実施の形態】〈具体例1の構成〉以下、本発明
の実施の形態を具体例を用いて説明する。図1は、具体
例1の紫外線照射装置の主要部斜視図である。図2は、
具体例1の紫外線照射装置の横断面図である。
【0015】図2より、本発明の紫外線照射装置は紫外
線照射ランプ1と、ケース(処理室)2と、ワーク3、
照射容器4と、アクチュエータ7と、換気装置8と、ガ
ス注入排出装置9とを備える。紫外線照射ランプ1は、
エキシマランプ等の紫外線発生装置である。通常円柱状
のランプが用いられる。
【0016】ケース(処理室)2は、上記構成要素を収
容する容器である。金属板のように耐熱性のある紫外線
で劣化しない材料が用いられる。内部には後に説明する
ガス注入排出装置9を用いて不活性ガスが注入される。
不活性ガスを注入するのは、紫外線による影響を少なく
し、この雰囲気中を通過する紫外線の減衰を少なくする
ためである。もし不活性ガスを注入しないで通常のエア
ーが存在する場合には、エア−中の酸素に紫外線が衝突
し、酸素が活性化され、オゾンガスが発生する。この時
紫外線の減衰が起こる。この不活性ガスとして窒素ガス
が適する。
【0017】ワーク3は、例えば液晶基板などのクリー
ニング処理の対象物である。通常、脱脂洗浄、純水によ
る洗浄、高分子溶剤による洗浄、等の前処理終了後にク
リーニング処理される。但し、用途によっては、前処理
が省略される場合もある。
【0018】照射容器4は、上記紫外線照射ランプ1の
発する紫外線の照射を受けて処理されるワーク3を収納
する部分である。即ち、上記ワーク3の表面に上記紫外
線照射ランプ1から紫外線の照射を受ける部分である。
本発明では、透明体5と支持基板6によって構成され
る。支持棒10によってケース2に支持される。
【0019】透明体5は、紫外線を透過させてワーク表
面に受け入れるために、例えば合成石英ガラス等が用い
られる。支持基板6は、ワーク3を支持する部分であり
通常金属によって構成される。ワーク3に紫外線が照射
されている時は透明体5と支持基板6がワーク3を包囲
して収納する密閉空間を形成する。密閉空間には、後で
説明するように、オゾンガスを発生させるための酸素ガ
スが流し込まれる。紫外線照射後は、アクチュエータ7
が動作して透明体5と支持基板6とは分離され、収納さ
れているワーク3を取り出すことが可能になる。アクチ
ュエータ7は、後で図6を用いて説明するアーム18等
と協働して前記照射容器4に収納されたワーク3を取り
出して新たなワーク3と交換する交換機構である。以下
に図を用いて照射容器4の詳細について説明する。
【0020】図3は、照射容器の斜視図である。図4
は、照射容器の断面(図3のB−B)拡大図である。図
3に示すように透明体5と支持枠11−1及び支持枠1
2−1は、一体化されている。この部分は通常一体化さ
れたまま上記のように支持棒10(図2)によってケー
ス2(図2)に支持されている。同様に支持基板6と支
持枠11−2及び支持枠12−2も一体化されている。
ワーク3(図4)は、スペーサ16−1(図4)及びス
ペーサ16−2(図4)によって透明体5と支持基板6
のほぼ中間位置に保持される。
【0021】このように、透明体5と支持基板6とで照
射容器4を構成すると、ワーク3の直上にワーク3に十
分に近接させて透明体5を配置することができる。従っ
て、透明体5を通過してワーク3に照射される紫外線の
エネルギー損失を最小限にできる。また、例えば、ワー
ク3表面に凹凸があるような場合に、透明体5とワーク
3の上面との距離を全ての位置でほぼ一定間隔に維持す
れば、ワーク3の面上の何れの位置でもほぼ同じ程度の
エネルギーの紫外線が照射され、全体として均一なクリ
ーニング処理が可能になる。図の例では、ワーク3が平
坦なもののため、透明体5も平坦なものを採用した。し
かしながら、透明体5と支持基板6とが分離できるの
で、ワークに凹凸があれば、透明体5だけを交換するこ
とにより、他の部分を交換しないでも上記の目的を達成
できるという効果がある。なお、紫外線照射ランプ1か
ら透明体5に至る間の雰囲気を真空あるいは減圧状態に
すると、紫外線の減衰を充分に防いで、ワークのどの部
分にも均一なパワーで紫外線が照射できる。
【0022】後に説明する換気装置8(図2)を動作さ
せることによって、ノズル17(図4)からガスが供給
され、アダプタ13、バルブ14を介して透明体5と支
持基板6とで構成される密閉空間へ送られる。なお、供
給されるガスには酸素ガス以外に、例えば、窒素ガス、
ヘリウムガス、アンモニアガス、その他、照射容器内部
に収容された対象物の改質等に適するものが選ばれる。
ここでアダプタ13は、ノズル17と照射容器4とを結
合する部分である。ノズル17と照射容器4とを容易に
着脱出来る構造であればどんなものでもよい。例えばパ
イプ状のものであって、その上にノズルをはめ込む構造
であっても良い。ノズル17と照射容器4とを着脱出来
るようにし、かつ、支持基板6とアクチュエータ7とを
分離できるようにしておけば、透明体5と支持基板6と
で構成される密閉空間にワーク3を収納したまま、照射
容器4をケース2から取り出して持ち運びができる。即
ち、ワーク3を外気に触れさせることなく別工程へ運搬
できるという効果がある。
【0023】バルブ14は、透明体5と支持基板6とで
構成される密閉空間を密封するためのエアバルブであ
る。ここでは簡単のために止め栓15によって酸素ガス
の通路を閉鎖する構成のエアバルブを採用しているが、
この例に限定されるものではない。自動化を推進するた
めに電磁弁を用いることも可能である。或いは又、密閉
空間を密封する必要がない場合には、図1の如く削除し
ても良い。照射容器に一定量のガスを流し込みながら処
理をしてもよいし、微量の処理用ガスを注入後、完全に
密閉状態で所定時間処理をするようにしてもよい。いず
れの場合においても、本発明では、照射容器をコンパク
トにすることができるので、短時間で処理に要求される
ガス雰囲気にすることができる。また、照射容器が汚れ
た場合には、照射容器だけを簡単に交換できるという効
果もある。
【0024】更に、ここでは、本発明の1実施例とし
て、透明体5と支持枠11−1、支持枠12−1、アダ
プタ13、及びバルブ14を一体化し、上記た支持基板
6、支持枠11−2、支持枠12−2と分割できるよう
に構成されている。
【0025】再度図1及び図2に戻って本発明の装置の
構成についての説明を続ける。アクチュエータ7は、上
記支持基板6が透明体5から遠ざかるように支持基板6
を変位させる部分である。通常エアーシリンダ等の簡単
なアクチュエータが用いられる。このとき、上記紫外線
照射ランプ1と上記透明体5との位置関係は一定に保持
したままにされる。紫外線照射ランプ1はできるだけ透
明体5に近い位置に配置されたほうが、紫外線のエネル
ギーの減衰が少なく効率がよい。また、紫外線照射ラン
プ1と透明体5との位置関係を固定しておいたほうが照
射条件を一定にできる。そこで、本発明では、支持基板
6が透明体5から遠ざかるように支持基板6を変位させ
て、支持基板6と透明体5とを分離し、ワーク3の交換
ができるようにした。これに後で説明する交換機構7を
利用することにより、ワーク3の交換を自動化して生産
効率をあげることができる。
【0026】換気装置8は、上記照射容器4の内部を換
気する部分である。即ち、ワーク3に紫外線が照射され
ている時に透明体5と支持基板6で形成される密閉空間
に酸素ガスを送って換気する部分である。酸素ガスが紫
外線照射によって活性化されオゾンガスが発生する。こ
のオゾンガスと照射される紫外線との働きによってワー
ク3上の不純物が分解されて酸化ガスとなる。この酸化
ガス、オゾンガス、等をエア−と一緒に排気する機能を
持つ。換気装置8には、通常ロータリ−ポンプ等が用い
られる。
【0027】ガス注入排出装置9は、ケース内部を不活
性ガス(ここでは窒素ガス)雰囲気に維持する部分であ
る。通常ロータリーポンプ等が用いられる。最初にケー
ス内の空気はロータリーポンプによって排出される。そ
の後、窒素ボンベから直接配管を通して窒素ガスが注入
される。
【0028】〈具体例1の動作〉次に具体例1の紫外線
照射装置の動作について説明する。図5は、具体例1の
紫外線照射装置の横断面動作説明図である。図6は、具
体例1の紫外線照射装置のA−A断面(図5)動作説明
図である。
【0029】行程1(照射容器分割) ケース2(図2)の図示していない蓋(紙面に平行)を
開ける。同時にアクチュエータ7(図2)が稼動して、
支持基板6(図2)を下降させ透明体5(図2)から分
離させる。図2から図5へ移行する行程である。
【0030】行程2(ワーク供給) 図示していないワークホルダから交換機構30−1(図
6)がワーク3(図6)を吸引して支持基板6(図6)
上に移動させる。ここでは、一例として図示していない
真空ポンプが吸引パイプ20(図6)及び吸盤19(図
6)を介してワーク3(図6)を吸引し、アーム18
(図6)が所定の移動動作を実行してワーク3(図6)
を移動させる。
【0031】行程3(ワーク装填、密閉空間形成) 図示していない真空ポンプが吸引を停止してワーク3
(図6)を支持基板6(図6)上に装填する。アーム1
8(図6)が所定の移動動作を実行して吸盤19(図
6)を所定の位置に戻す。アクチュエータ7(図5)が
稼動して、支持基板6(図5)を上降させ透明体5(図
5)と密着させて密閉空間を形成する。図5から図2へ
移行する。
【0032】行程4(窒素ガス充填) ケース2(図2)の図示していない蓋(紙面に平行)を
閉じる。同時にガス注入排出装置9(図2)は、ケース
2(図2)内に窒素ガスを注入する。ケース2(図2)
内の空気を排気した後、窒素ガスを注入する。
【0033】行程5(紫外線照射) 紫外線照射ランプ1(図2)が点灯され透明体5(図
2)を通って紫外線がワーク3(図2)上へ照射され
る。同時に換気装置8(図2)が稼動して酸素ガスが密
閉空間に供給されて換気される。この状態が、所定の時
間継続される。なお、このとき、支持基板6(図2)
を、図示しないヒータ等を用いて加熱してもよい。反応
の種類によっては、温度を上昇させることにより洗浄効
果を高めることができるものもある。また、例えば、支
持基板6(図2)の内部にワークを回転させるターンテ
ーブルを設けてもよい。これにより、ワークの表面全体
により均一に紫外線を照射できる。
【0034】行程6(紫外線照射終了、窒素ガス排出) 紫外線照射ランプ1(図2)が消灯される。同時にガス
注入排出装置9(図2)が稼動してケース2(図2)内
部の窒素ガスを排出した後空気を注入する。紫外線照射
ランプ1(図2)が消灯して所定の時間経過後に換気装
置8(図2)が停止される。
【0035】行程7(照射容器分割) ケース2(図2)の図示していない蓋(紙面に平行)が
開けられる。同時にアクチュエータ7(図2)が稼動し
て、支持基板6(図2)をワーク3(図2)を保持した
まま下降させて透明体5から分離させる。即ち、図2の
状態から図5又は図6の状態になる。
【0036】行程8(ワーク取り出し) 支持基板6(図6)から交換機構30−1(図6)がワ
ーク3(図6)を吸引して図示していないワークホルダ
上に移動させる。ここでは、一例として図示していない
真空ポンプが吸引パイプ20(図6)及び吸盤19(図
6)を介してワーク3(図6)を吸引し、アーム18
(図6)が所定の移動動作を実行してワークを移動さ
せ、例えば、処理対象となる新たなワークと交換する。
【0037】以上説明した動作は、即、自動化可能な行
程のみであることに留意すべきである。但しかかる動作
は本発明の動作の一例であって本発明がこの例に限定さ
れるものではない。即ち、上記行程7でアクチュエータ
7を稼動させる前に図3に示したバルブ14を閉じて透
明体5と支持基板6とで構成される密閉空間を密封し、
内部にワーク3を保持したままで照射容器をケース2か
ら取り出すことも可能である。この場合には透明体5と
支持基板6の密封状態を保持するため、鈎などの簡単な
機構が必要とされる。
【0038】尚、上記説明では、ワーク3として平らな
板を例示して説明したが本発明はこの例に限定されるも
のではない。ワーク3の面に凹凸があった場合には、透
明体5にワーク3と同様の凹凸を設けることによって上
記説明と同様の効果が得られる。また、ワークの形状も
任意である。
【0039】上記説明では、照射容器4に装填されるワ
ーク3が1枚の板の場合の例をあげて説明したが本発明
はこの例に限定されるものではない。ワーク3が複数枚
に分割されていても全く同様に動作させることが出来
る。但しワーク3の装填、取り出しに交換機構30−1
が複数回動作を繰り返すことになる。又、上記説明では
換気装置8は、紫外線照射ランプ1がワーク3の上面に
紫外線を照射中は密閉空間に酸素ガスを送る部分である
と説明したが、本発明は、この説明に限定されるもので
はない。密閉空間をわずかな酸素が存在する減圧状態に
する機能を持つものであってもよいし、真空状態に保持
するものであってもよい。
【0040】〈具体例2の構成〉図7は、具体例2の紫
外線照射装置の主要部斜視図である。図8は、具体例2
の紫外線照射装置の横断面図(図7のA−A断面)であ
る。
【0041】図8より、具体例2の紫外線照射装置は紫
外線照射ランプ21と、ケース(処理室)22と、ワー
ク23(一例として、ここでは円形のウエハーを用い
る)、透明体支持枠24と、透明体25と、ワーク支持
体26と、換気装置28と、ガス注入排出装置29とを
備える。以下具体例1との差異のみについて説明する。
【0042】透明体支持枠24は、透明体25と密着し
た状態に維持され、後に説明するワーク支持体26と共
にワーク23を収納する密閉空間を形成する部分であ
る。更に、密閉空間と換気装置28とを接続するガスの
通路を形成する部分でもある。通常金属を精密加工して
形成される。その詳細な構造について他の図を用いて説
明する。
【0043】図9は、透明体支持枠の構造図である。
(a)は、透明体支持枠24と透明体25とワーク23
との関係を表す平面図である。ワーク23が装填された
ワーク支持体26と、透明体25と密着した状態に維持
される透明体支持枠24が、上から覆い被さるように密
着され、上記密閉空間が形成される状態を表している。
(b)は、この(a)のA−A断面を拡大して表してい
る。
【0044】換気装置28(図8)から供給される酸素
ガスは気体通路24−1を通って通気口24−2で拡散
され、ワーク23が装填されている密閉空間に供給され
1。この酸素ガスは、照射される紫外線と共にワーク2
3の表面を覆って洗浄処理を行う。表面改質処理の場合
には、別のガス雰囲気になることはいうまでもない。洗
浄処理後の酸化ガスは、排気口26−1(図8)を通っ
て装置外へ排気される。以上の構成を採用することによ
って密閉空間内の通気性が向上するため洗浄ムラが無く
なり、高品質の洗浄処理が可能になる。
【0045】ワーク支持体26は、上記、透明体支持枠
24と共にワーク23を収納する密閉空間を形成する部
分である。更に、図示してない駆動装置(例えばモー
タ)から上下方向への推力を受け入れて上方向に移動し
て、上記透明体支持枠24と共に上記密閉空間を形成す
る。あるいは又、下方向に移動して、上記密閉空間を開
放して、内部に保持するワーク23の交換などが出来る
状態を保持する部分である。具体例1のアクチュエータ
7(図2)を兼ね備えている部分である。その他の構成
部分は具体例1と同様なので説明を割愛する。
【0046】〈具体例2の動作〉具体例2の動作につい
て説明する。次に具体例2の紫外線照射装置の動作につ
いて説明する。図10は、具体例2の紫外線照射装置の
横断面動作説明図である。図11は、具体例2のワーク
交換動作説明図(その1)である。この図は、図の上方
に具体例2の紫外線照射装置の透明体支持枠24とワー
ク支持体26との関係を表す平面図(上記図9に相当す
る)を表し、その下に具体例2に付設される交換機構の
平面図を表している。ここでは、ワーク23が、まだワ
ーク支持体26に装填される前の状態を表している。
【0047】図12は、具体例2のワーク交換動作説明
図(その2)である。この図は、図11と同様に図の上
方に具体例2の紫外線照射装置の透明体支持枠24とワ
ーク支持体26との関係を表す平面図(上記図9に相当
する)を表し、その下に具体例2に付設される交換機構
の平面図を表している。ここでは、ワーク23が、ワー
ク支持体26に装填された状態を表している。
【0048】図13は、具体例2のワーク交換動作説明
図(その3)である。この図は、具体例2に、上記交換
機構に加えてワークを収納するワークホルダを付設した
場合の平面図を表している。
【0049】行程1(密閉空間分割) ケース22(図10)のシャッター31を開ける(紙面
に垂直)。同時に図示してない駆動装置が稼動して、ワ
ーク支持体26(図10)を下降させ透明体25(図1
0)から分離させる。
【0050】行程2(ワーク供給) 作業者が図11の腕A32の上にワーク23を供給す
る。このときシャッター31(図11)が開いており交
換機構30−2の腕A32がワーク23を搭載した状態
でケース22(図10)の内部に進入可能になってい
る。
【0051】行程3(ワーク装填、密閉空間形成) 交換機構30−2が図11の状態から図12の状態に腕
A32、腕B33、腕C34、腕D35が延びてワーク
23をワーク支持体26上に装填する。交換機構30−
2は、その後、再び腕A32、腕B33、腕C34、腕
D35を縮めて図11の状態に戻る。続いてシャッター
31が閉鎖される。ワーク支持体26(図10)を上降
させ透明体支持枠25(図10)と密着させて密閉空間
を形成する。即ち、図10の状態から図8の状態にな
る。
【0052】行程4(窒素ガス充填) ガス注入排出装置29(図8)は、ケース22(図2)
内に窒素ガスを注入する。すでに説明したように、ケー
ス22(図8)内の空気を排気した後、窒素ガスが注入
される。
【0053】行程5(紫外線照射) 紫外線照射ランプ21(図8)が点灯され透明体25
(図8)を通って紫外線がワーク23(図8)上へ照射
される。同時に換気装置28(図8)が稼動して酸素ガ
スが密閉空間に供給されて換気される。この状態が、所
定の時間継続される。なお、このとき、ワーク支持体2
6(図8)を、図示しないヒータ等を用いて加熱しても
よい。反応の種類によっては、温度を上昇させることに
より洗浄効果や改質効果を高めることができる。また、
例えば、ワーク支持体26(図8)の内部にワークを回
転させるターンテーブルを設けてもよい。
【0054】行程6(紫外線照射終了、窒素ガス排出) 紫外線照射ランプ21(図8)が消灯される。同時にガ
ス注入排出装置29(図8)が稼動してケース22(図
8)内部の窒素ガスを排出した後清浄な窒素ガスが再度
注入される。紫外線照射ランプ21(図8)が消灯して
所定の時間経過後に換気装置28(図8)が停止され
る。
【0055】行程7(密閉空間分割) 図示してない駆動装置が稼動してワーク支持体26(図
8)を下降させて透明体25から分離させる。即ち、図
8の状態から図10の状態になる。
【0056】行程8(ワーク取り出し) シャッター31(図11)が開いて交換機構30−2の
腕A32、腕B33、腕C34、腕D35が延びてケー
ス22(図10)の内部に進入してワーク23を搭載す
る。この状態は図12の状態である。
【0057】行程9(ワーク取り外し) 交換機構30−2が図12の状態から腕A32、腕B3
3、腕C34、腕D35を縮めて図11の状態に戻る。
ここで作業者がワーク23を取り出して洗浄工程1サイ
クルを終了する。ここで行程9の他の例について説明す
る。
【0058】図13は、具体例2のワーク交換動作説明
図(その3)である。この図は、具体例2に、上記交換
機構30−2に加えてワークを収納するワークホルダ4
1を付設した場合の平面図を表している(a)。(b)
はワークホルダ41の側面図である。
【0059】交換機構30−2が図12の状態から腕A
32、腕B33、腕C34、腕D35を伸縮して図13
の1の状態になってワーク23を棚42(b)に収納す
る。その後、交換機構30−2は図13の状態から腕A
32、腕B33、腕C34、腕D35を伸縮して図11
の状態にもどる。次のサイクル開始時には、ワーク交換
機構30−2が図11の状態から腕A32、腕B33、
腕C34、腕D35を伸縮して図13の状態になって、
ワーク23を腕A32、に搭載し、以下上記行程3以降
を繰り返す。かかる行程を採用することによって洗浄工
程の自動化がより一層促進され、併せて、洗浄後のワー
クの汚染を防止する効果も得られる。
【0060】〈具体例3〉具体例3は具体例2の変形例
である。図14は具体例3のワーク支持体の構造図であ
る。具体例2のワーク支持体26(図8)との差異のみ
について説明する。図より、具体例3のワーク支持体
は、その内部に吸気通路36−1と排気通路36−2を
備える。
【0061】吸気通路36−1は換気装置28(図8)
から酸素ガスを受け入れて密閉空間へ供給するガス通路
である。排気通路36−2は、ワーク23(図8)の表
面を洗浄したあとの酸化ガスを装置外へ排気するガス通
路である。かかる構成を採用することにより、通気性が
さらに良くなり、且つ洗浄効果を上げることが可能にな
る。具体例3の動作は具体例2と全く同じなので説明を
割愛する。
【0062】〈具体例4〉具体例2の変形例である。図
15は、具体例4の紫外線照射装置の主要部斜視図で、
図16はその主要部横断面図である。図15に示した具
体例4の紫外線照射装置は、透明体55を下面に窓のよ
うに配置した、ケース51を備える。紫外線照射ランプ
21はケース51の中央に3本並べて配置されている。
このケース51の内部は、紫外線照射ランプ21を保護
するために、窒素を充填するかあるいは真空にする。ワ
ーク支持体26上には、ワーク23が載せられている。
ワーク支持体26の構造は図8や図10を用いて説明し
たものと同様である。ワーク支持体26の各部に記入し
た白丸印は、気密を保持するためのパッキングである。
【0063】この例の装置では、ワーク支持体26のみ
が上下に昇降する。ワーク支持体26が上昇してケース
51の下面に密着すると、ケース51の下面とワーク支
持体26との間にワーク23を収容した空間ができる。
この空間は非常に狭い空間で、ガスの注入や排気も容易
である。この例では換気装置やガス注入排出装置の記載
は省略したが、他の例と同様にして、この空間に酸素ガ
スを注入したり、酸化したガスを排出できる。ワーク2
3には、ケース51に収容された紫外線照射ランプ21
から、透明体55を通じて紫外線が照射され、洗浄処理
や改質処理がされる。外カバー56は、ケース51の下
方のワーク支持体26の周辺部を、クリーンエアあるい
は窒素ガス雰囲気中に閉じこめておくためのものであ
る。ワーク支持体26を下降させて、図10を用いて説
明した場合と同様にして、ワーク23をワーク支持体2
6上に載せたり、取り出したりすることができる。
【0064】以上のいずれの実施例においても、照射容
器内の圧力を減圧したり真空にしたりすることにより、
照射容器内での紫外線の減衰を抑えることができる。こ
れによって、合成石英硝子から成る透明体からの距離に
影響されずに、処理対象物各部に均一なエネルギーで紫
外線が照射され、処理むらが無くなる。従って、図のよ
うな単純な形状の照射容器を用いても、球面レンズ等の
凹凸のあるワークの処理ができる。また照射容器内の紫
外線の減衰を抑えることができるから、ランプ1灯当た
りの処理範囲をランプの幅方向に広げることが出来、ラ
ンプの灯数を減らすことができる。さらに、ワークに達
する紫外線照射強度も高くなり、処理時間を短縮するこ
とができる。
【0065】この他に、レジストアッシングの場合はア
ッシングレートを高めることもできる。即ち、まず、減
圧下あるいは真空下で、紫外線のみの効果でレジストを
分解する。その後、紫外線照射しながら酸素ガスを導入
し、分解したレジストの酸化処理を行う。酸化ガスは排
気する。このように、減圧雰囲気の照射容器中の処理対
象物に紫外線を照射する紫外線のみの照射分解工程と、
照射容器中に酸素ガスを導入してから照射容器中の処理
対象物に紫外線を照射する紫外線照射酸化工程と、酸化
ガスを排気して再び照射容器内部を減圧雰囲気に戻す排
気工程を繰り返す処理方法により、紫外線を照射しなが
ら継続的に酸素を供給する方法より短時間にアッシング
が可能になる。なお、照射容器に収納するワークは固体
でなくても構わない。例えば、有機性ガスや有機塩素系
ガスといった気体も処理対象とすることが出来る。即
ち、本発明は、有害ガスの処理装置にも利用することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の紫外線照射装置の主要部斜視図であ
る。
【図2】具体例1の紫外線照射装置の横断面図である。
【図3】照射容器の斜視図である。
【図4】照射容器の断面(図3のB−B)拡大図であ
る。
【図5】具体例1の紫外線照射装置の横断面動作説明図
である。
【図6】具体例1の紫外線照射装置のA−A断面(図
5)動作説明図である。
【図7】具体例2の紫外線照射装置の主要部斜視図であ
る。
【図8】具体例2の紫外線照射装置の横断面図(図7の
A−A断面)である。
【図9】透明体支持枠の構造図である。
【図10】具体例2の紫外線照射装置の横断面動作説明
図である。
【図11】具体例2のワーク交換動作説明図(その1)
である。
【図12】具体例2のワーク交換動作説明図(その2)
である。
【図13】具体例2のワーク交換動作説明図(その3)
である。
【図14】具体例3のワーク支持体の構造図である。
【図15】具体例4の紫外線照射装置の主要部斜視図で
ある。
【図16】具体例4の紫外線照射装置の主要部横断面図
である。
【符号の説明】
1 紫外線照射ランプ 2 ケース 3 ワーク(対象物) 4 照射容器 5 透明体 6 支持基板 7 アクチュエータ 8 換気装置 9 ガス注入排気装置 10 支持棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B116 AA46 AB32 AB47 BB21 BB82 BB89 BC01 CA03 CD11 4G075 AA30 AA57 BA01 BA05 BB10 BD14 CA02 CA33 CA51 CA63 CA65 DA02 EA05 EB01 EB32 EC01 EC13 EC14 ED08 ED13 EE36 FB02 FB06 FC04 FC09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不活性ガス雰囲気中に配置した紫外線照
    射ランプと、 前記紫外線照射ランプの発する紫外線の照射を受けて処
    理される対象物を収納した照射容器と、 当該照射容器の内部を換気する換気装置とから成り、 前記照射容器は、 前記対象物に近接配置された透明体と、前記対象物を支
    持する支持基板とから成り、前記透明体と前記支持基板
    により、前記照射容器内に、前記対象物を包囲して収納
    する空間が形成され、かつ、前記支持基板は前記透明体
    と分離可能に別体に構成されていることを特徴とする紫
    外線照射装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の紫外線照射装置におい
    て、 前記照射容器は、上記換気装置を取り外したとき、上記
    対象物を照射容器内部に収納したまま密封するバルブ機
    構を備えたことを特徴とする紫外線照射装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の紫外線照射装置におい
    て、 前記照射容器は、前記対象物の被照射面に沿うように対
    象物に近接配置された透明体を備えることを特徴とする
    紫外線照射装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の紫外線照射装置におい
    て、 前記支持基板には、前記対象物を加熱するヒータが設け
    られていることを特徴とする紫外線照射装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の紫外線照射装置におい
    て、 前記紫外線照射ランプと前記透明体との位置関係を一定
    に保持したまま、前記支持基板が前記透明体から遠ざか
    るように支持基板を変位させるアクチュエータを備えた
    ことを特徴とする紫外線照射装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の紫外線照射装置におい
    て、 前記照射容器は、内部を不活性ガス雰囲気とした処理室
    内に、前記紫外線照射ランプとともに収納されているこ
    とを特徴とする紫外線照射装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の紫外線照射装置におい
    て、 前記紫外線照射ランプは、対象物を配置した側に配置し
    た透明の窓を有するランプ室内に収納され、前記窓は前
    記照射容器の透明体であって、 前記支持基板が前記透明体から遠ざかるように支持基板
    を変位させるアクチュエータを備え、 前記支持基板が前記透明体から分離されたとき、前記照
    射容器に収納された対象物を取り出して新たな対象物と
    交換する交換機構を備えたことを特徴とする紫外線照射
    装置。
  8. 【請求項8】 真空中に配置した紫外線照射ランプと、 前記紫外線照射ランプの発する紫外線の照射を受けて処
    理される対象物を収納した照射容器とから成り、 前記照射容器は、 前記対象物の被照射面に沿うように対象物に近接配置さ
    れた透明体と、前記対象物を支持する支持基板とから成
    り、前記透明体と前記支持基板により、前記照射容器内
    に、前記対象物を包囲して収納する空間が形成され、か
    つ、前記支持基板は前記透明体と分離可能に別体に構成
    されていることを特徴とする紫外線照射装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の紫外線照射装置におい
    て、 前記照射容器の内部にガスを供給するガス供給装置を備
    えたことを特徴とする紫外線照射装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から8のいずれか1項に記載
    の紫外線照射装置において、 前記照射容器の内部を減圧雰囲気にすることを特徴とす
    る紫外線照射装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から8のいずれか1項に記載
    の紫外線照射装置において、 減圧雰囲気の照射容器中の処理対象物に紫外線を照射す
    る紫外線のみの照射分解工程と、照射容器中に酸素ガス
    を導入してから照射容器中の処理対象物に紫外線を照射
    する紫外線照射酸化工程と、酸化ガスを排気して再び照
    射容器内部を減圧雰囲気に戻す排気工程の3工程を繰り
    返すことを特徴とする紫外線照射方法。
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