JP2003045972A - マスクレイアウト自動配置配線方法 - Google Patents

マスクレイアウト自動配置配線方法

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JP2003045972A
JP2003045972A JP2001230703A JP2001230703A JP2003045972A JP 2003045972 A JP2003045972 A JP 2003045972A JP 2001230703 A JP2001230703 A JP 2001230703A JP 2001230703 A JP2001230703 A JP 2001230703A JP 2003045972 A JP2003045972 A JP 2003045972A
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Japan
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wiring
routing
cell
repeater
function
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JP2001230703A
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English (en)
Inventor
Masayuki Matsuda
正之 松田
Fumihiro Kimura
文浩 木村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイミング修正時に配置まで修正が必要であ
った。配置まで修正すると全ての層の修正を行なわない
といけないため、プロセスを途中まで終わっているスラ
イスが使用できなくなってしまい、修正から商品の完成
までに時間がかかってしまう。また、配線修正だけのタ
イミング修正も配線長が確保できなかったために計算が
大変であったりする不都合があった。さらに階層設計時
にはTOP階層だけでなくBLOCK階層まで修正しな
ければならなかった。 【解決手段】 リピーターセルの入力端子と出力端子が
ある位置にダミー端子を持つフィードセルを作成し、初
期配置検討工程時にリピータを挿入しなくても良いと判
断した限界値付近のネットに対して、自動配置配線工程
で配線の下にフィードセルを挿入を行い、タイミングエ
ラー時には自動配置配線修正工程でリピーターセルと入
れ替えてタイミングを満足させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路のマ
スクレイアウト設計工程において自動的に配置配線を行
うマスクレイアウト自動配置配線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路設計CADは、図
13に示す手順でマスクレイアウト設計されている。
【0003】1301は論理設計工程で、ユニットセル
やマクロセルの接続情報を決定する。1302は初期配
置検討工程で、論理設計工程1301の結果生成される
配置検討用論理回路接続情報1308をもとに各セルの
配置位置を検討し各配線の長さを見積もる。
【0004】1303は第1の論理設計修正工程で、配
置検討用論理回路接続情報1308を初期配置検討工程
1302の結果生成された配線長見積り情報1309を
もとに修正する。
【0005】1304は自動配置配線工程で、第1の論
理設計修正工程1303の結果生成された自動配置配線
用論理回路接続情報1310に自動配置配線する。13
05はタイミング検証工程で、自動配置配線工程130
4の結果生成された自動配置配線情報1311を自動配
置配線用論理回路接続情報1310に反映させてタイミ
ングの検証を行う。
【0006】1306は第2の論理設計修正工程で、タ
イミング検証工程1305の結果生成されたタイミング
エラー情報をもとに自動配置配線用論理回路接続情報1
310を修正する。
【0007】1307は自動配置配線修正工程で、第2
の論理設計修正工程1306の結果生成された自動配置
配線用論理回路接続修正情報をもとに自動配置配線を修
正するものである。
【0008】実現すべき機能が決定すると、図13の手
順に従って次のようにしてマスクレイアウト設計され
る。実現すべき機能が決定すると、それを回路図上で実
現するように論理設計工程1301において、ユニット
セルやマクロセルを用いて設計を行う。ユニットセルや
マクロセルの組み合わせで目的とする機能が実現される
と、その組み合わせ機能回路と配線情報からなる配置検
討用論理回路接続情報1308が生成される。
【0009】生成された配置検討用論理回路接続情報1
308をもとに、初期配置検討工程1302において、
各セルの配置位置を予測して各配線長を見積もり配線長
見積り情報1309が生成される。
【0010】生成された配線長見積り情報1309をも
とに第1の論理設計修正工程1303では配線長の長く
なる配線にリピーターセルを挿入するように配置検討用
論理回路接続情報1308を修正し、自動配置配線用論
理回路接続情報1310を生成する。
【0011】生成された自動配置配線用論理回路接続情
報1310に記載された通りのセルを配置し配線を行う
自動配置配線工程1304では、その配置配線の結果を
自動配置配線情報1311として生成する。
【0012】生成された自動配置配線情報1311をも
とにタイミング検証工程1305にてタイミングの検証
を行う。このときにタイミング検証がNGの時はそのタ
イミング情報1312を生成する。その生成されたタイ
ミング情報1312をもとにタイミングを収束させる様
に論理の見直しを行う第2の論理設計修正工程1306
で自動配置配線修正工程1307用の自動配置配線用論
理回路接続修正情報1313を生成する。
【0013】自動配置配線修正工程1307にて自動配
置配線情報1311を再度生成してタイミング検証工程
1305にてタイミング検証を行い、OKが出るまでタ
イミング検証工程1305から自動配置配線修正工程1
307までを繰り返す。
【0014】図14は、従来の半導体集積回路を階層設
計する方法の手順の一例を示す。1401は論理設計工
程で、ユニットセルやマクロセルの接続情報を決定す
る。
【0015】1402は初期配置検討工程で、論理設計
工程1401の結果生成される配置検討用論理回路接続
情報1411をもとに各セルの配置位置を検討し各配線
の長さを見積もる。
【0016】1403は第1の論理設計修正工程で、配
置検討用論理回路接続情報1411を初期配置検討工程
1402の結果生成された配線長見積り情報1410を
もとに修正する。
【0017】1404はブロック自動配置配線工程で、
第1の論理設計修正工程1403の結果生成されたブロ
ック自動配置配線用論理回路接続情報812をもとに自
動配置配線する。
【0018】1405はチップ自動配置配線工程で、第
1の論理設計修正工程1403の結果生成されたチップ
自動配置配線用論理回路接続情報813をもとに自動配
置配線する。
【0019】1406はタイミング検証工程で、ブロッ
ク自動配置配線工程1404の結果生成されたブロック
自動配置配線情報1414とチップ自動配置配線工程1
405の結果生成されたチップ自動配置配線情報141
5を自動配置配線用論理回路接続情報1411に反映さ
せてタイミングの検証を行う。
【0020】1407は第2の論理設計修正工程で、タ
イミング検証工程1406の結果生成されたタイミング
情報1416をもとに自動配置配線用論理回路接続情報
810を修正する。
【0021】1408はブロック自動配置配線修正工程
で、第2の論理設計修正工程1407の結果生成された
ブロック自動配置配線用論理回路接続修正情報1417
をもとにブロック自動配置配線を修正する。
【0022】1409はチップ自動配置配線修正工程
で、第2の論理設計修正工程1407の結果生成された
ブロック自動配置配線用論理回路接続修正情報1418
をもとにチップ自動配置配線を修正する。
【0023】実現すべき機能が決定すると、図14の手
順に従って次のようにしてマスクレイアウト設計され
る。実現すべき機能が決定すると、それを回路図上で実
現するように論理設計工程1401においてユニットセ
ルやマクロセルを用いて設計を行う。ユニットセルやマ
クロセルの組み合わせで目的とする機能が実現される
と、その組み合わせ機能回路と配線情報からなる配置検
討用論理回路接続情報1411が生成される。
【0024】生成された配置検討用論理回路接続情報1
411をもとに、初期配置検討工程1402において、
各セルの配置位置を予測して各配線長を見積もり、配線
長見積り情報1410が生成される。
【0025】生成された配線長見積り情報1410をも
とに第1の論理設計修正工程1403では、配線長の長
くなる配線にリピーターセルを挿入するように配置検討
用論理回路接続情報1411を修正し、ブロック自動配
置配線用論理回路接続情報1412を生成する。
【0026】生成されたブロック自動配置配線用論理回
路接続情報1412に記載された通りのセルを配置し配
線を行うブロック自動配置配線工程1404では、その
配置配線の結果をブロック自動配置配線情報1414と
して生成する。
【0027】このブロック自動配置配線工程1404で
は、論理設計工程1401で生成されたブロックの数だ
け実行される。全てのブロックがブロック自動配置配線
工程1404にて生成されると、それらのブロック間の
接続を第1の論理設計修正工程1403で生成されたチ
ップ自動配置配線用論理回路接続修正情報1413の通
りに行うチップ自動配置配線工程1405を行い、その
結果生成されたチップ自動配置配線情報1415と、ブ
ロック自動配置配線工程1404で生成されたブロック
自動配置配線情報1414とをもとに、タイミング検証
工程1406にてタイミングの検証を行う。このときに
タイミング検証がNGの時は、そのタイミング情報14
16を生成する。
【0028】その生成されたタイミング情報1416を
もとにタイミングを収束させる様に論理の見直しを行う
第2の論理設計修正工程1407で、ブロック自動配置
配線修正工程1408用のブロック自動配置配線用論理
回路接続修正情報1417と、チップ自動配置配線修正
工程1409用のブロック自動配置配線用論理回路接続
修正情報1418とを生成する。
【0029】ブロック自動配置配線修正工程1408に
てブロック自動配置配線情報1414を再度生成し、チ
ップ自動配置配線修正工程1409にてチップ自動配置
配線情報1415を再度生成し、ブロック自動配置配線
修正工程1408にて生成されたブロック自動配置配線
情報1414とチップ自動配置配線修正工程1409に
て生成されたチップ自動配置配線情報1415をもとに
タイミング検証工程1406にてタイミング検証を行
い、OKが出るまでタイミング検証工程1406からチ
ップ自動配置配線修正工程1409までを繰り返す。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】従来のレイアウト設計
システムでは、タイミング修正時に配置まで修正を行わ
ないと言う問題がある。
【0031】配置まで修正すると全ての層の修正を行な
わないといけないため、プロセスを途中まで終わってい
るスライスが使用できなくなってしまい、修正から商品
の完成までに時間がかかってしまう。
【0032】また、配線修正だけのタイミング修正も配
線長が確保できなかったために計算が大変であったりす
る不都合がある。さらに階層設計時には、TOP階層だ
けでなくBLOCK階層まで修正しなければならないの
が現状である。
【0033】本発明は、配線修正を容易にかつ短時間で
終了できるマスクレイアウト自動配置配線方法を提供す
ることを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】従来の課題を解決する本
発明は、リピーターセルの入力端子と出力端子がある位
置にダミー端子を持つフィードセルを作成し、初期配置
検討工程時にリピータを挿入しなくても良いと判断した
限界値付近のネットに対して、自動配置配線工程で配線
の下にフィードセルを挿入を行い、タイミングエラー時
には自動配置配線修正工程でリピーターセルと入れ替え
てタイミングを満足させる。
【0035】また、本発明はリピータとフィードスルー
の2つの機能を持つスタンダードセルを使用し、タイミ
ング検証後の配線修正時にはそのセルの接続を変えるこ
とによって配線のタイミングを変化させ、タイミングを
満足させる。
【0036】また、本発明はリピータとフィードスルー
の2つの機能を持つスタンダードセルを使用し、ダミー
配線にて2つの機能を繋いでおいて出力時に切り替えて
遅延値情報とマスク図を2通り出力してより良いほうを
採用する。
【0037】また、本発明はリピータが配置できないと
きには電源下に配置を行い、電源配線にスリットを入れ
てリピータの入出力端子に接続を行う。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のマスク
レイアウト自動配置配線方法は、半導体集積回路の論理
回路接続情報に従ってマスクレイアウトを自動配置配線
するに際し、フィードスルーの機能を持ったスタンダー
ドセルを配線の最下層に配置しておき、タイミング検証
後に適正でない場合には前記スタンダードセルのデータ
をリピータ機能を持ったスタンダードセルのデータに入
れ替えてタイミングを満たすように配線修正することを
特徴とし、配線修正を容易にかつ短時間で終了できる。
【0039】本発明の請求項2に記載のマスクレイアウ
ト自動配置配線方法は、半導体集積回路の論理回路接続
情報に従ってマスクレイアウトを自動配置配線するに際
し、タイミング検証対象の配線の最下層に、フィードス
ルー機能とリピータ機能に切り換え可能なセルをフィー
ドスルー機能の状態を選択して配置し、タイミング検証
後に適正でない場合には前記セルの機能選択データを修
正して前記セルをリピータ機能の状態に切り換えること
を特徴とし、配線修正を行わず、配置入れ替えのみで短
時間で終了できる。
【0040】本発明の請求項3に記載のマスクレイアウ
ト自動配置配線方法は、半導体集積回路の論理回路接続
情報に従ってマスクレイアウトを自動配置配線するに際
し、下位階層の機能ブロックにダミーリピータを挿入し
てこのリピータが機能しないように上位階層まで引き上
げて入力固定しておき、タイミング検証後に適正でない
場合には、前記機能ブロックとは別の機能ブロックの相
互間を接続するチップ配線に前記ダミーリピータを挿入
するように、前記ダミーリピータの入出力端子を上位階
層まで引き上げて上位層の接続変更のみで前記チップ配
線の配線を修正することを特徴とし、これによってタイ
ミング検証後の配線修正を上位層の接続変更のみで行
い、短時間で終了できる。
【0041】本発明の請求項4に記載のマスクレイアウ
ト自動配置配線方法は、導体集積回路の論理回路接続情
報に従ってマスクレイアウトを自動配置配線するに際
し、リピータ機能またはフィードスルー機能を持つセル
を電源配線の下層に配置し、タイミング検証後に適正で
ない場合には、前記電源配線に前記セルの入出力端子が
覗くようにスリットを入れ、タイミング検証対象の配線
に前記スリットを介して前記セルの入出力端子を接続し
て配線修正することを特徴とする。
【0042】以下、本発明のマスクレイアウト自動配置
配線方法を具体的な各実施の形態について説明する。 (実施の形態1)図1〜図3は本発明の(実施の形態
1)を示す。
【0043】図1は本発明における処理の流れ、および
データの流れを示す。なお、この図1に示した処理はコ
ンピュータを主要部としたCAD装置で実現されてい
る。
【0044】101は論理設計工程で、ユニットセルや
ダミーセルの接続情報を決定する。102は初期配置検
討工程で、論理設計工程101の結果生成される配置検
討用論理回路接続情報108をもとに各セルの配置位置
を検討し各配線の長さを見積もる。
【0045】103は第1の論理設計修正工程で、配置
検討用論理回路接続情報108を初期配置検討工程10
2の結果生成された配線長見積り情報109をもとに修
正する。
【0046】104は自動配置配線工程で、第1の論理
設計修正工程103の結果生成された自動配置配線用論
理回路接続情報110のとおりに自動配置配線する。1
05はタイミング検証工程で、自動配置配線工程104
の結果生成された自動配置配線情報111を自動配置配
線用論理回路接続情報110に反映させてタイミングの
検証を行う。
【0047】106は第2の論理設計修正工程で、タイ
ミング検証工程105の結果生成されたタイミングエラ
ー情報をもとに自動配置配線用論理回路接続情報110
を修正する。
【0048】107は第2の論理設計修正工程106の
結果生成された自動配置修正用論理回路接続修正情報を
もとに自動配置を修正する自動配置修正工程を表してい
る。図1をさらに詳しく説明する。
【0049】実現すべき機能が決定すると、それを回路
図上で実現するように論理設計工程101において、ユ
ニットセルを用いて設計を行う。ユニットセルの組み合
わせで目的とする機能を実現すると、配置検討用論理回
路接続情報108が生成される。
【0050】そして初期配置検討工程102にて、配置
検討用論理回路接続情報108をもとに各ユニットセル
を配置し、それぞれにつながる配線長を見積もり、配線
長見積もり情報109が生成される。
【0051】第1の論理設計修正工程103では、配線
長見積もり情報109より配線長がチップにおける周波
数で許容できる配線長を超えた配線に対しては、図3に
示すリピーターセル301を挿入する。また、タイミン
グ検証対象の配線(具体的には、配線長が微妙な配線も
しくは動作周波数が速い配線)に対して図2に示すダミ
ーセルを途中に配置するように配置検討用論理回路接続
情報108を修正して自動配置配線用論理回路接続情報
110を生成する。
【0052】図3に示すリピーターセル301は、第1
配線302がリピーターセル301の入力端子304に
つながっている。第2配線303がリピーターセル30
1の出力端子305につながっている。
【0053】図2に示すダミーセル201は、フィール
ドスルー機能を持ったスタンダードセルで、第1配線2
02と第2配線203がダミー端子204につながって
いる。
【0054】自動配置配線工程104では、自動配置配
線用論理回路接続情報110のとおりにユニットセル、
リピーターセル、ダミーセルを自動で配置、配線し、自
動配置配線情報111を生成する。なお、タイミング検
証対象の配線に対してダミーセル201は、タイミング
検証対象の配線の最下層に配置する。
【0055】タイミング検証工程105では、その自動
配置配線情報111にてタイミング検証を行い、タイミ
ング違反の情報をタイミング情報112として出力す
る。第2の論理設計修正工程106では、タイミング情
報112をもとにタイミング違反箇所のネットに対して
ダミーセル201が配置されている個所に対して、ダミ
ーセル201のデータをリピーターセル301のデータ
に入れ替えるように指示をする情報を自動配置修正用論
理回路接続情報113を出力する。
【0056】自動配置修正工程107では自動配置修正
用論理回路接続情報113のとおりにダミーセル201
をリピーターセル301に入れ替える。さらに具体的に
は、図2と図3に示すように、ダミーセル201の第1
配線202はリピーターセル301の第1配線302と
同じ位置になるように、また、ダミーセル201の第2
配線203はリピーターセル301の第2配線303と
同じ位置になるように、ダミーセル201のデータをリ
ピーターセル301のデータは予め作成されており、タ
イミング違反箇所のネットに対してダミーセル201と
リピーターセル301を入れ替えてタイミングを変化さ
せることによりタイミング検証を満たすものである。
【0057】(実施の形態2)図4〜図7は本発明の
(実施の形態2)を示す。図4は本発明における処理の
流れ、およびデータの流れを示す。
【0058】なお、この図4に示した処理はコンピュー
タを主要部としたCAD装置で実現されている。401
は論理設計工程で、ユニットセルやダミーセルの接続情
報である配置検討用論理回路接続情報406を決定す
る。
【0059】402は初期配置検討工程で、論理設計工
程401の結果生成される配置検討用論理回路接続情報
408をもとに各セルの配置位置を検討し各配線の長さ
を見積もる。
【0060】403は論理設計修正工程で、配置検討用
論理回路接続情報408を初期配置検討工程402の結
果生成された配線長見積り情報407をもとに修正す
る。404は自動配置配線工程で、論理設計修正工程4
03の結果生成された自動配置配線用論理回路接続情報
408のとおりに自動配置配線する。
【0061】405はタイミング検証工程で、自動配置
配線工程404の結果生成された第1の自動配置配線情
報409と第2の自動配置配線情報410をタイミング
検証する。
【0062】図4をさらに詳しく説明する。実現すべき
機能が決定すると、それを回路図上で実現するように論
理設計工程401において、ユニットセルを用いて設計
を行う。ユニットセルの組み合わせで目的とする機能を
実現すると、配置検討用論理回路接続情報408が生成
される。そして初期配置検討工程402にて配置検討用
論理回路接続情報406をもとに、各ユニットセルを配
置し、それぞれにつながる配線長を見積もり、配線長見
積もり情報407が生成される。論理設計修正工程40
3では配線長見積もり情報407より、配線長がチップ
における周波数で許容できる配線長を超えた配線に対し
てはリピーターセルを挿入する。またタイミング検証対
象の配線(具体的には、配線長が微妙な配線もしくは動
作周波数が速い配線)に対して図5に示す切り替え機能
を持つリピーターセル501を途中に配置するように配
置検討用論理回路接続情報406を修正して第2の自動
配置配線情報410を生成する。
【0063】切り替え機能を持つリピーターセル501
は、第1配線502がダミー入力端子504につながっ
ている。第2配線503はダミー出力端子505につな
がっている。ダミー入力端子504とダミー出力端子5
05はダミー配線506でつながっている。入力端子5
07はセル内第1配線509にてダミー入力端子504
と、セル内第2配線512にて電源端子511とつなが
っている。電源端子511は上位階層で電源に接続され
ている。出力端子508はセル内第3配線510にてダ
ミー出力端子505とつながっている。
【0064】この切り替え機能を持つリピーターセル5
01の切り替え機能について説明する。リピーターセル
501は、フィールドスルー機能とリピータ機能の何れ
にも切り換えられる主データと、使用する機能を決定す
る機能選択データとで構成されており、論理設計修正工
程403ではリピーターセル501について、配置検討
用論理回路接続情報408が前記主データとフィールド
スルー機能にする機能選択データとで構成されている。
【0065】フィールドスルー機能が選ばれたリピータ
ーセル501は、図6に示すように前記セル内第2配線
512とセル内第3配線513が無くなり、データ上で
はダミー配線506が有効になっている。
【0066】自動配置配線工程404では、タイミング
検証対象の配線に対して図5に示す切り替え機能を持つ
リピーターセル501を、タイミング検証対象の配線内
で最下層に配置し、タイミング検証工程405の実行に
よってタイミングが適正でない場合には、図6のフィー
ルドスルー機能になっているリピーターセル501を図
7に示すリピータ機能になるように前記機能選択データ
の内容だけを変更して、マスクレイアウトにおけるリピ
ーターセル501の配置自体の変更は実施しない。リピ
ータ機能が選ばれたリピーターセル501は、図7に示
すようにダミー配線506とセル内第2配線512とが
無くなっている。
【0067】このように、マスクレイアウトにおけるリ
ピーターセル501の配置自体の変更は実施せずに、リ
ピータ機能になるように前記機能選択データの内容だけ
を変更して修正するので、短時間で終了できる。
【0068】(実施の形態3)図8〜図10は本発明の
(実施の形態3)を示す。図8は本発明における処理の
流れ、およびデータの流れを示す。
【0069】なお、この図8に示した処理はコンピュー
タを主要部としたCAD装置で実現されている。801
は論理設計工程で、ユニットセルやマクロセルの接続情
報を決定する。
【0070】802は初期配置検討工程で、論理設計工
程801の結果生成される配置検討用論理回路接続情報
811をもとに各セルの配置位置を検討し各配線の長さ
を見積もる。
【0071】803は第1の論理設計修正工程で、配置
検討用論理回路接続情報811を初期配置検討工程80
2の結果生成された配線長見積り情報810をもとに修
正する。
【0072】804はブロック自動配置配線工程で、第
1の論理設計修正工程803の結果生成されたブロック
自動配置配線用論理回路接続情報812をもとに自動配
置配線する。
【0073】805はチップ自動配置配線工程で、第1
の論理設計修正工程803の結果生成されたチップ自動
配置配線用論理回路接続情報813をもとに自動配置配
線する。
【0074】806はタイミング検証工程で、ブロック
自動配置配線工程804の結果生成されたブロック自動
配置配線情報812とチップ自動配置配線工程805の
結果生成されたチップ自動配置配線情報813を自動配
置配線用論理回路接続情報811に反映させてタイミン
グの検証を行う。
【0075】807は第2の論理設計修正工程で、タイ
ミング検証工程805の結果生成されたタイミングエラ
ー情報816をもとに自動配置配線用論理回路接続情報
810を修正する。
【0076】809はチップ自動配置配線修正工程で、
第2の論理設計修正工程807の結果生成されたチップ
自動配置配線用論理回路接続修正情報818をもとにチ
ップ自動配置配線を修正する。
【0077】図9は本発明の半導体集積回路のダミーリ
ピーターセルを使ったブロック配線及びチップ配線の初
期状態を示す。半導体集積回路は複数の機能ブロックで
構成されており、ここでは第1機能ブロック900A
と、第2機能ブロック900Bと、第3機能ブロック9
00Cを例として挙げる。図9では第2機能ブロック9
00Bを中央にして第1,第3機能ブロック900A,
900Cが配置されており、第1機能ブロック900A
と第3機能ブロック900Cをつなぐチップ配線901
は、第2機能ブロック900Bを避けて敷設されてい
る。
【0078】902は第2機能ブロック900Bに設け
られたダミーリピーターセル、904はダミーリピータ
ーセル902の出力につながるブロック内第2配線、9
05は機能ブロック901の入力ピンで、第2機能ブロ
ック900B内でダミーリピーターセル902の入力端
子にブロック内第1配線903につながっている。第2
機能ブロック900B内でダミーリピーターセル902
の入力端子にブロック内第1配線903につながってい
る。入力ピン905は第2機能ブロック900B外で電
源ライン907に接続されており、ダミーリピーターセ
ル902は入力ピン905を介して電源ライン907に
接続されることによって機能しない状態にセットされて
いる。
【0079】906は出力ピンで、第2機能ブロック9
00Bの内でダミーリピーターセル902の出力端子に
ブロック内第2配線904でつながっている。図8をさ
らに詳しく説明する。
【0080】実現すべき機能が決定すると、それを回路
図上で実現するように論理設計工程801において、ユ
ニットセルやマクロセルを用いて設計を行う。ユニット
セルやマクロセルの組み合わせで目的とする機能が実現
されると、その組み合わせ機能回路と配線情報からな
る、配置検討用論理回路接続情報811が生成される。
生成された配置検討用論理回路接続情報811をもと
に、初期配置検討工程802において、各セルの配置位
置を予測して各配線長を見積もり配線長見積り情報81
0が生成される。生成された配線長見積り情報810を
もとに第1の論理設計修正工程803では配線長の長く
なる配線にリピーターセルを挿入し、またダミーのリピ
ーターセルを複数挿入して上位のチップ配線にて電源固
定を行うように配置検討用論理回路接続情報811を修
正し自動配置配線用論理回路接続情報812を生成す
る。生成された自動配置配線用論理回路接続情報812
に記載された通りのセルを配置し配線して、ダミーのリ
ピーターセルを複数配置し、その入力と出力端子をブロ
ックの入出力端子に配線するブロック自動配置配線工程
804ではその配置配線の結果をブロック自動配置配線
情報812として生成する。このブロック自動配置配線
工程804では、論理設計工程801で生成されたブロ
ックの数だけ実行される。全てのブロックがブロック自
動配置配線工程804にて生成されるとそれらのブロッ
ク間の接続とダミーのリピーターセル用の入力端子の電
源固定を第1の論理設計修正工程803で生成されたチ
ップ自動配置配線情報813の通りに行うチップ自動配
置配線工程805を行い、その結果生成されたチップ自
動配置配線情報815とブロック自動配置配線工程80
4で生成されたブロック自動配置配線情報812をもと
にタイミング検証工程806にてタイミングの検証を行
う。
【0081】このときにタイミング検証がNGの時はそ
のタイミング情報816を生成する。その生成されたタ
イミング情報816をもとにタイミングを収束させる様
に論理の見直しを行う第2の論理工程修正工程807
で、図10に示すように変更する。
【0082】さらに詳しくは、第1機能ブロック900
Aと第3機能ブロック900Cをつなぐチップ配線90
1を次のように変更されている。ここでは、入力ピン9
05を電源ライン907から外して、第1機能ブロック
900Aを入力ピン905に接続し、出力ピン906を
第3機能ブロック900Cに接続し、第1機能ブロック
900Aと第3機能ブロック900Cの間をつなぐチッ
プ配線1008,1009の間にダミーリピーターセル
902を挿入してタイミングの修正を行い、チップ自動
配置配線用論理回路接続修正情報818を生成する。8
09のチップ自動配置配線修正工程にてチップ自動配置
配線用論理回路接続修正情報818のとおりにチップ自
動配置配線を修正する。
【0083】このように構成することによって、これに
よってタイミング検証後の配線修正を上位層の接続変更
のみで行い、短時間で終了できる。 (実施の形態4)図11と図12は本発明の(実施の形
態4)を示す。
【0084】図11は本発明における処理の流れ、およ
びデータの流れを示す。なお、この図11に示した処理
はコンピュータを主要部としたCAD装置で実現されて
いる。
【0085】1101は論理設計工程で、ユニットセル
やマクロセルの接続情報を決定する。1102は初期配
置検討工程で、論理設計工程1101の結果生成される
配置検討用論理回路接続情報1108をもとに各セルの
配置位置を検討し各配線の長さを見積もる。
【0086】1103は第1の論理設計修正工程で、配
置検討用論理回路接続情報1108を初期配置検討工程
1102の結果生成された配線長見積り情報1109を
もとに修正する。
【0087】1104は自動配置配線工程で、第1の論
理設計修正工程1103の結果生成された自動配置配線
用論理回路接続情報1110に自動配置配線する。11
05はタイミング検証工程で、自動配置配線工程110
4の結果生成された自動配置配線情報1111を自動配
置配線用論理回路接続情報1110に反映させてタイミ
ングの検証を行う。
【0088】1106は第2の論理設計修正工程で、タ
イミング検証工程1105の結果生成されたタイミング
エラー情報をもとに自動配置配線用論理回路接続情報1
110を修正する。
【0089】1107は自動配置配線修正工程で、第2
の論理設計修正工程1106の結果生成された自動配置
配線用論理回路接続修正情報をもとに自動配置配線を修
正する。
【0090】図11をさらに詳しく説明する。実現すべ
き機能が決定すると、それを回路図上で実現するように
論理設計工程1101において、ユニットセルやマクロ
セルを用いて設計を行う。ユニットセルやマクロセルの
組み合わせで目的とする機能が実現されると、その組み
合わせ機能回路と配線情報からなる、配置検討用論理回
路接続情報1108が生成される。
【0091】生成された配置検討用論理回路接続情報1
108をもとに、初期配置検討工程1102において、
各セルの配置位置を予測して各配線長を見積もり配線長
見積り情報1109が生成される。
【0092】生成された配線長見積り情報1109をも
とに第1の論理設計修正工程1103では配線長の長く
なる配線にリピーターセルを挿入するように配置検討用
論理回路接続情報1108を修正し自動配置配線用論理
回路接続情報1110を生成する。
【0093】生成された自動配置配線用論理回路接続情
報1110に記載された通りのセルを配置し配線を行う
自動配置配線工程1104ではその配置配線の結果を自
動配置配線情報1111として生成する。
【0094】生成された自動配置配線情報1111をも
とにタイミング検証工程1105にてタイミングの検証
を行う。このときにタイミング検証がNGの時はそのタ
イミング情報1112を生成する。
【0095】その生成されたタイミング情報1112を
もとにタイミングを収束させる様に論理の見直しを行う
第2の論理設計修正工程1106で自動配置配線修正工
程1107用の自動配置配線用論理回路接続修正情報1
113を生成する。
【0096】自動配置配線修正工程1107にて自動配
置配線用論理回路接続修正情報1113のとおりに配置
配線を行うが、配線や配置が混雑して置けない場合には
図12のようにセルを電源配線の下層に配置する。
【0097】図12を詳しく説明する。1201はユニ
ットセル群を配置したもの、1202A,1202Bは
ユニットセル群1201に電源を供給する電源配線スト
ラップで、例えば、VDDとVSS用である。
【0098】301はユニットセル群1201内に配置
できなかったリピーターセルで、電源配線である電源配
線ストラップ1202A,1202Bの下層に配置され
ている。電源配線ストラップ1202A,1202Bに
は、リピーターセル301の入出力端子304,305
が覗くようにスリット1204を入れて形成されてお
り、タイミング検証対象の配線に前記スリット1204
を介して前記セル301の入出力端子304,305を
接続して配線修正する。
【0099】このように、電源配線内にリピーターセル
を配置し、電源配線にリピーターセルの入出力端子の部
分スリットを入れて接続するので、配線や配置が混雑し
て置けない場合であってもセル301を設けることがで
きる。
【0100】なお、この例では、リピータセルの場合を
例に挙げて説明したが、フールドスルー機能を有するダ
ミーセル201の場合も同様であって、電源配線ストラ
ップ1202A,1202Bに形成された前記スリット
1204を介してダミー端子をタイミング検証対象の配
線に接続して配線修正する。
【0101】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動配置
配線ツールを用いても、論理回路の修正が容易にでき、
自動配置配線修正工程において短期間で終了させること
が出来る。また本発明では配線遅延値の修正時にも短期
間で目的の配線遅延値を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(実施の形態1)による自動配置配線
方法を示す処理とデータのフロー図
【図2】同実施の形態のダミーセル配置配線の拡大平面
【図3】同実施の形態のリピーターセル配置配線の拡大
平面図
【図4】本発明の(実施の形態2)による自動配置配線
方法を示す処理とデータのフロー図
【図5】同実施の形態の切り替え機能を持つリピーター
セル配置配線の拡大平面図
【図6】同実施の形態のフィールドスルー機能状態のリ
ピーターセル配置配線の拡大平面図
【図7】同実施の形態のリピータ機能状態のリピーター
セル配置配線の拡大平面図
【図8】本発明の(実施の形態3)による自動配置配線
方法を示す処理とデータのフロー図
【図9】同実施の形態のダミーリピーターセルを使った
ブロック配線及びチップ配線の初期状態の拡大平面図
【図10】同実施の形態のダミーリピーターセルを使っ
たブロック配線及びチップ配線の修正状態の拡大平面図
【図11】本発明の(実施の形態3)による自動配置配
線方法を示す処理とデータのフロー図
【図12】同実施の形態の半導体集積回路の要部の配置
配線の拡大平面図
【図13】従来技術における処理とデータのフロー図
【図14】従来技術における階層チップの処理とデータ
のフロー図
【符号の説明】
103 第1の論理設計修正工程 104 自動配置配線工程 105 タイミング検証工程 106 第2の論理設計修正工程 201 ダミーセル 301 リピーターセル 403 論理設計修正工程 404 自動配置配線工程 405 タイミング検証工程 501 切り替え機能付きリピーターセル 506 ダミー配線 803 第1の論理設計修正工程 806 タイミング検証工程 807 第2の論理設計修正工程 900A〜900C 第1〜第3機能ブロック 901 チップ配線 902 ダミーリピーターセル 905 入力ピン 906 出力ピン 907 電源ライン 1201 ユニットセル群 1202A,1202B 電源配線ストラップ 1204 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 AA08 BA05 BA06 JA03 5F038 BE09 CA17 CA18 CD02 CD03 CD12 CD13 EZ20 5F064 AA04 BB02 DD26 DD33 DD44 EE02 EE08 HH06 HH10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体集積回路の論理回路接続情報に従っ
    てマスクレイアウトを自動配置配線するに際し、 フィードスルーの機能を持ったスタンダードセルを配線
    の最下層に配置しておき、 タイミング検証後に適正でない場合には前記スタンダー
    ドセルのデータをリピータ機能を持ったスタンダードセ
    ルのデータに入れ替えてタイミングを満たすように配線
    修正するマスクレイアウト自動配置配線方法。
  2. 【請求項2】半導体集積回路の論理回路接続情報に従っ
    てマスクレイアウトを自動配置配線するに際し、 タイミング検証対象の配線の最下層に、フィードスルー
    機能とリピータ機能に切り換え可能なセルをフィードス
    ルー機能の状態を選択して配置し、 タイミング検証後に適正でない場合には前記セルの機能
    選択データを修正して前記セルをリピータ機能の状態に
    切り換えるマスクレイアウト自動配置配線方法。
  3. 【請求項3】半導体集積回路の論理回路接続情報に従っ
    てマスクレイアウトを自動配置配線するに際し、 下位階層の機能ブロックにダミーリピータを挿入してこ
    のリピータが機能しないように上位階層まで引き上げて
    入力固定しておき、 タイミング検証後に適正でない場合には、前記機能ブロ
    ックとは別の機能ブロックの相互間を接続するチップ配
    線に前記ダミーリピータを挿入するように、前記ダミー
    リピータの入出力端子を上位階層まで引き上げて上位層
    の接続変更のみで前記チップ配線の配線を修正するマス
    クレイアウト自動配置配線方法。
  4. 【請求項4】半導体集積回路の論理回路接続情報に従っ
    てマスクレイアウトを自動配置配線するに際し、 リピータ機能またはフィードスルー機能を持つセルを電
    源配線の下層に配置し、 タイミング検証後に適正でない場合には、前記電源配線
    に前記セルの入出力端子が覗くようにスリットを入れ、 タイミング検証対象の配線に前記スリットを介して前記
    セルの入出力端子を接続して配線修正するマスクレイア
    ウト自動配置配線方法。
  5. 【請求項5】半導体集積回路の論理回路接続情報に従っ
    てマスクレイアウトを自動配置配線するマスクレイアウ
    ト自動配置配線装置であって、 フィードスルーの機能を持ったスタンダードセルを配線
    の最下層に配置する処理手段と、 タイミング検証結果に基づいて前記スタンダードセルの
    データをリピータ機能を持ったスタンダードセルのデー
    タに入れ替えてタイミングを満たすように配線修正する
    処理手段とを設けたマスクレイアウト自動配置配線装
    置。
  6. 【請求項6】半導体集積回路の論理回路接続情報に従っ
    てマスクレイアウトを自動配置配線するマスクレイアウ
    ト自動配置配線装置であって、 タイミング検証対象の配線の最下層に、フィードスルー
    機能とリピータ機能に切り換え可能なセルをフィードス
    ルー機能の状態を選択して配置する処理手段と、 タイミング検証結果に基づいて前記セルの機能選択デー
    タを修正して前記セルをリピータ機能の状態に切り換え
    る処理手段とを設けたマスクレイアウト自動配置配線装
    置。
  7. 【請求項7】半導体集積回路の論理回路接続情報に従っ
    てマスクレイアウトを自動配置配線するマスクレイアウ
    ト自動配置配線装置であって、 下位階層の機能ブロックにダミーリピータを挿入してこ
    のリピータが機能しないように上位階層まで引き上げて
    入力固定する処理手段と、 タイミング検証結果に基づいて前記機能ブロックとは別
    の機能ブロックの相互間を接続するチップ配線に前記ダ
    ミーリピータを挿入するように、前記ダミーリピータの
    入出力端子を上位階層まで引き上げて上位層の接続変更
    のみで前記チップ配線の配線を修正する処理手段とを設
    けたマスクレイアウト自動配置配線装置。
  8. 【請求項8】半導体集積回路の論理回路接続情報に従っ
    てマスクレイアウトを自動配置配線するマスクレイアウ
    ト自動配置配線装置であって、 リピータ機能またはフィードスルー機能を持つセルを電
    源配線の下層に配置する処理手段と、 タイミング検証結果に基づいて前記電源配線に前記セル
    の入出力端子が覗くようにスリットを入れ、タイミング
    検証対象の配線に前記スリットを介して前記セルの入出
    力端子を接続して配線修正するする処理手段とを設けた
    マスクレイアウト自動配置配線装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012227376A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Fujitsu Semiconductor Ltd レイアウト設計方法、および、レイアウト設計プログラム
US10056405B2 (en) 2015-10-02 2018-08-21 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and manufacturing method thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012227376A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Fujitsu Semiconductor Ltd レイアウト設計方法、および、レイアウト設計プログラム
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