JP2003045861A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2003045861A
JP2003045861A JP2001228883A JP2001228883A JP2003045861A JP 2003045861 A JP2003045861 A JP 2003045861A JP 2001228883 A JP2001228883 A JP 2001228883A JP 2001228883 A JP2001228883 A JP 2001228883A JP 2003045861 A JP2003045861 A JP 2003045861A
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Japan
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exhaust
exhaust system
reaction tube
reaction
manufacturing apparatus
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JP2001228883A
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Yuji Yamashita
雄士 山下
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、排気系に設けた排気トラッ
プのフィルタ交換時にも装置の停止を不要とする排気系
構造を有した半導体製造装置を提供することである。 【解決手段】 本発明の縦型減圧CVD装置101で
は、反応管6に2系統の排気系102a,102bが並
列に配設されており、この2系統には、反応管6に対し
て上流側から開閉バルブ103a,103b、水冷の排
気トラップ104a,104b、2系統の開閉を切換え
る切換えバルブ105、真空ポンプ106がこの順に配
置され、反応管6から伸びた2系統は切換えバルブ10
5で合流するように排気用配管107で接続されてい
る。排気トラップ104a,104bは前後の排気用配
管との接続及び切離しが容易にできるように両側にカプ
ラ108a,108b,108c,108dを有した構
造としておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
関し、特に反応ガスを用いて半導体ウェーハに薄膜成長
等の処理をする装置の排気系統の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェーハへの減圧CVD処理、イ
オン注入処理、プラズマエッチング処理等は、高温、減
圧下で反応ガスを反応管に導入して行われ、処理後の不
要な排気ガスは排気系を通して反応管外へ排気される。
当然、この排気系には排気ガス中に含まれる反応生成物
が付着し、排気系に反応生成物が堆積していくと排気抵
抗が増え、反応管内での半導体ウェーハの処理にまで悪
影響を及ぼす虞があるため、排気系は所定時間毎に取外
し、反応生成物の除去をする必要がある。
【0003】従来の半導体製造装置の一例として縦型減
圧CVD装置を断面図として示す図2を用いて説明す
る。縦型減圧CVD装置1は、半導体ウェーハ2を収納
するカセット3を導入して真空排気されるチャンバ4
と、このチャンバ4を真空排気する真空ポンプ5と、チ
ャンバ4に隣接して設けられた反応管6と、この反応管
6に接続され反応ガスを導入するガス導入系7と、反応
管6に接続され処理後の排気ガスを排気する排気系8
と、反応管6を加熱するヒータ9と、半導体ウェーハ2
を縦方向に並べて収納するボート10と、ボート10を
反応管6内に収納したり取出したりするボートエレベー
タ11と、ボートエレベータ11の上昇に伴い反応管6
とチャンバ4とを仕切るフランジ12と、カセット3と
ボート10との間で半導体ウェーハ2を搬送するウェー
ハ搬送機構13とで構成されている。ここで、排気系8
は、要部平面図として示す図3のように、反応管6側か
ら開閉バルブ14,排気トラップ15がこの順に排気用
配管17で互いに接続され、さらに、排気用配管17で
末端の真空ポンプ16に接続されている。特に、反応ガ
スとして、高沸点ガス(沸点が25℃以上)である例え
ば、TEOS(tetra ethyl ortho silicate)等を用い
る場合には、排気ガスが排気系8の中で冷却され、排気
系8に反応生成物が付着しやすくなるため、排気用配管
17の周囲にヒータ(図示せず)を設けて排気ガスが冷
却されることを防止したり、排気系8の途中に水冷の排
気トラップ15を設け、排気ガスを強制的に冷却し、排
気トラップ15中のフィルタ(図示せず)に反応生成物
を付着させ、排気用配管17や真空ポンプ16に反応生
成物が付着するのを抑制している。このフィルタ(図示
せず)は例えば、所定時間毎に交換し、排気系8の排気
抵抗を維持しつつ、反応生成物の除去作業に掛かる工数
を低減している。
【0004】次に動作としては、先ず、ボート10は空
の状態でボートエレベータ11によって上限位置に置か
れる。このときフランジ12が反応管6とチャンバ4と
を仕切る。次に、半導体ウェーハ2を収納したカセット
3を扉を開閉して所定の位置に載置する。次に、真空ポ
ンプ5を動作させチャンバ4内を真空排気し、所定の真
空度が得られた後にチャンバ4内を不活性ガスにて充満
させる。次に、ボートエレベータ11によりボート10
を下降させ、ウェーハ搬送機構13によりカセット3か
ら半導体ウェーハ2をボート10に移し替え、再び、ボ
ートエレベータ11を上昇させ、ボート10を反応管6
に入れる。次に、ガス導入系7から反応管6内に反応ガ
スを導入し、半導体ウェーハ2をCVD処理する。CV
D処理が完了すると、反応管6内の不要な反応ガスは排
気系8を通じて排気される。その後、ボート10はボー
トエレベータ11によって下限位置に降下し、ウェーハ
搬送機構13によってカセット3に収納される。以上の
動作を繰返し順次、CVD処理が行われる。
【0005】尚、上記では縦型減圧CVD装置を例にし
て説明したが、排気系に不所望な反応生成物が付着する
のはCVD装置に限るものではなく、イオン注入装置、
プラズマエッチング装置等においても同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の減圧CVD装
置、イオン注入装置、プラズマエッチング装置等の排気
系には、特に、反応ガスが高沸点ガス(沸点が室温25
℃以上)の場合、排気用配管に反応ガスの冷却を防止す
るヒータを設け反応生成物が付着するのを防止したり、
水冷の排気トラップを設けて反応生成物を排気トラップ
のフィルタに強制的に付着させ、このフィルタのみを交
換することで反応生成物除去が可能となるような工夫が
なされてきた。しかし、このような工夫のもとにおいて
も、少なくともフィルタ交換の間は、装置本体は停止し
なければならなかった。
【0007】本発明の目的は、排気系に設けた排気トラ
ップのフィルタ交換時にも装置の停止を不要とする排気
系構造を有した半導体製造装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたもので、反応管内に半導体ウェー
ハを載置し、反応ガスを供給し、半導体ウェーハの処理
を行い、処理後の排気ガスを反応管に接続した排気系を
通して排気する半導体製造装置において、反応管に排気
系を並列に2系統配設し、一方が開状態のとき他方が閉
状態となるように交互に切換え可能としたことを特徴と
する半導体製造装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例として縦型減圧
CVD装置の排気系を要部平面図として示す図1を用い
て説明する。図2,3と同一部分には同一符号を付して
説明を省略する。従来の縦型減圧CVD装置1では、反
応管6に接続された排気系が1系統であったのに対し
て、図1に示すように、本発明の縦型減圧CVD装置1
01では、反応管6に2系統の排気系102a,102
bが並列に配設されている点である。他の装置本体構造
は、従来の縦型減圧CVD装置1とまったく同様であ
る。また、この2系統の排気系102a,102bに
は、反応管6に対して上流側から開閉バルブ103a,
103b、水冷の排気トラップ104a,104b、2
系統の開閉を切換える切換えバルブ105、真空ポンプ
106がこの順に配置され、反応管6から伸びた2系統
は切換えバルブ105で合流するように排気用配管10
7で接続されている。排気トラップ104a,104b
は前後の排気用配管との接続及び切離しが容易にできる
ように両側にカプラ108a,108b,108c,1
08dを有した構造としておく。尚、ここでは2系統
に、開閉バルブ103a,103bを配置する構成とし
たが、着脱時に配管を自動的に閉鎖する機能を有するオ
ートカップリング(自動結合器)を用いて、開閉バルブ
103a,103bを不要としてもよい。
【0010】次に装置本体の動作については、従来と同
様であるため説明を省略し、本発明の排気系の動作につ
いて説明する。先ず、図1に示すように、第1の排気系
102aの開閉バルブ103aを開状態、第2の排気系
102bの開閉バルブ103bを閉状態とすると共に、
切換えバルブ106で第1の排気系102aを開状態、
第2の排気系102bを閉状態とし、排気ガスは第1の
排気系102aを通じて排気する。排気ガスが含む反応
生成物は第1の排気系102aに設けられた排気トラッ
プ104aのフィルタ(図示せず)に強制的に付着させ
られる。このとき、閉状態の第2の排気系102bには
排気ガスは流通しないため反応生成物が付着することは
ない。この状態で、半導体ウェーハ2を処理し、第1の
排気系102aの排気トラップ104aのフィルタ(図
示せず)に反応生成物が付着し堆積してきたら、第1の
排気系102aの開閉バルブ103aを閉状態、第2の
排気系102bの開閉バルブ103bを開状態とすると
共に、切換えバルブ106で第1の排気系102aを閉
状態、第2の排気系102bを開状態に切換える。切換
え後、第1の排気系102aの排気トラップ104aを
カプラ108a,108b部分から取外しフィルタ(図
示せず)交換及び開閉バルブ103a以降の排気用配管
107の反応生成物除去を実施する。この間、排気ガス
は開状態の第2の排気系102bを通じて排気される。
このようにして、一方の排気系を反応生成物の除去作業
のために閉状態とし、取外しても、他方の排気系を開状
態として使用できるため、装置本体を停止する必要はな
い。
【0011】尚、上記では、反応管から直接2本の排気
用配管を引出し、排気トラップの下流に切換えバルブを
配置したが、これは、反応生成物の除去が構造的に困難
な切換えバルブへの反応生成物の付着を低減するためで
ある。反応管から1本の排気用配管で引出し、途中に切
換えバルブを配置し2系統に分離する構成の場合、切換
えバルブが排気トラップより上流に配置されることにな
るため切換えバルブに反応生成物が付着することが避け
られず好適でない。また、上記では縦型減圧CVD装置
を例にして説明したが、結晶成長装置に限るものではな
く、イオン注入やプラズマエッチング装置等の排気系を
有する処理装置においても同様に、排気系を2系統配設
することで、同様の効果が期待できる。
【0012】
【発明の効果】本発明の半導体製造装置によれば、排気
系を2系統有し、一方の排気系の反応生成物を除去する
間、他方の排気系を使用できるため反応生成物の除去作
業のために装置を停止する必要がなくスループットの向
上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例としての縦型CVD装置の
排気系の要部平面図
【図2】 従来の縦型CVD装置の断面図
【図3】 従来の縦型CVD装置の排気系の要部平面図
【符号の説明】
2 半導体ウェーハ 6 反応管 101 縦型CVD装置 102a 第1の排気系 102b 第2の排気系 106 切換えバルブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応管内に半導体ウェーハを載置し、反応
    ガスを供給し、半導体ウェーハの処理を行い、処理後の
    排気ガスを反応管に接続した排気系を通して排気する半
    導体製造装置において、反応管に排気系を並列に2系統
    配設し、一方が開状態のとき他方が閉状態となるように
    交互に切換え可能としたことを特徴とする半導体製造装
    置。
  2. 【請求項2】前記半導体ウェーハの処理は、薄膜成長、
    結晶成長、イオン注入またはエッチング処理のいずれか
    であることを特徴とした請求項1に記載の半導体製造装
    置。
  3. 【請求項3】2系統の各排気系は、それぞれ、両側に配
    管継手を有した排気トラップを含むことを特徴とした請
    求項1に記載の半導体製造装置。
  4. 【請求項4】2系統の開閉の切換えは、排気トラップの
    下流側に配置した切換えバルブで切換えることを特徴と
    した請求項1に記載の半導体製造装置。
  5. 【請求項5】反応ガスは、高沸点ガス(沸点が室温25
    ℃以上)であることを特徴とした請求項1に記載の半導
    体製造装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008543107A (ja) * 2005-06-06 2008-11-27 エドワーズ・バキューム・インコーポレーテッド 堆積工程のための高効率トラップ
JP2010222148A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Ulvac Japan Ltd カーボンナノチューブの形成装置
CN103615368A (zh) * 2013-12-13 2014-03-05 北京汉能创昱科技有限公司 一种真空系统及一种带冷却功能的分子泵过滤保护装置
JP2015204461A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 アイクストロン、エスイー Cvdリアクタにおける排ガス洗浄装置および方法
JP2019145752A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 株式会社荏原製作所 オイリーシランの処理装置および方法

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