JP2003045193A - 半導体チャージポンプ回路および不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

半導体チャージポンプ回路および不揮発性半導体記憶装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のディクソン型チャージポンプ回路よりも
ポンピング電圧の転送効率を改善しかつ、低電圧電源で
も効率よくポンピング可能とする。 【解決手段】クロック信号CLK2を入力とし、クロッ
ク信号CLK1と同じ位相タイミングで昇圧するトラン
ジスタD3に接続されたキャパシタC3の他方端と当該
トランジスタD3が形成されたpウェル端子とに対し
て、クロック信号CLK1と同じ位相タイミングで昇圧
した前段のノードN1の電圧波形をクロックとして印加
するINV1と、クロック信号CLK1を入力とし、ク
ロック信号CLK2と同じ位相タイミングで昇圧するト
ランジスタD4に接続されたキャパシタC4の他方端と
当該トランジスタD4が形成されたpウェル端子とに対
して、クロック信号CLK2と同じ位相タイミングで昇
圧した前段のノードN2の電圧波形をクロックとして印
加するINV2とを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源電圧より高い電圧
または負電圧を発生させる半導体チャージポンプ回路お
よびこれを用いた不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体メモリ、例えばEEPRO
M(Electrically Erasable and Programable Read Onl
y Memory)やフラッシュメモリについて、読み出し/書
き込み/消去時に電源電圧よりも高い電圧または負電圧
が必要である。これを実現するために、(1)外部から
電圧を印加する方法、(2)チップ内部のチャージポン
プ回路にて電源電圧をポンピングする方法の2種類が採
用されている。近年では、単一電源化により後者(2)
の「チップ内部のチャージポンプ回路にて電源電圧をポ
ンピングする方法」が主に採用されている。
【0003】ここで、チャージポンプ回路の基本原理に
ついて説明する。図9に、ポンピング用のキャパシタC
1の電圧変化を示す。初期状態において、キャパシタC
1の一方端子に0V、他方端子に電源電圧Vccを印加
する。
【0004】次に、その一方端子の0Vの電位を電源電
圧Vccに遷移させると、他方端子の電源電圧Vcc
は、当初の電源電圧Vccから2倍の電圧2×Vccへ
と遷移する。即ち、他方端子の電圧は、2×Vccの電
圧へとポンピングする。このことは、次の式(1)によ
り、 Ql=C×Vcc Q2=C×(2Vcc−Vcc)=CVcc・・・(1) と表現することができる。
【0005】上記式(1)のCはキャパシタC1の容量
である。上記式(1)により、Q1=Q2、つまり「電
荷保存の法則」が成り立つことが判る。以上のことか
ら、チャージポンプ回路の基本原理を説明することがで
きる。これをLSI回路に応用することができる。LS
l回路用のチャージポンプ回路として、ディクソン型チ
ャージポンプ回路が一般的に知られている。
【0006】図10に、従来のディクソン型チャージポ
ンプ回路の代表的な一例を示している。図10では、デ
ィクソン型チャージポンプ回路の基本構成として、5個
のnMOSトランジスタD0〜D4と、4つのキャパシ
タC1〜C4から構成される場合について説明する。
【0007】図10において、ディクソン型チャージポ
ンプ回路の基本ポンプセルは、点線で囲まれた例えば1
個のキャパシタC1と1個のnMOSトランジスタD1
で構成される。4個の基本ポンプセル(nMOSトラン
ジスタD1〜D4とキャパシタC1〜C4)が直列接続
されてチャージポンプ回路が構成されている。
【0008】初段のトランジスタD0は、ドレイン端子
Dとゲート端子Gが電源の出力端(電圧Vcc;例えば
3V)に結線されている。このトランジスタD0は、ト
ランジスタD0のソ−スS側の、ポンピングされたノー
ドN1の電流が電源電圧Vcc側に逆流するのを防ぐ逆
流防止弁の役割を担っている。
【0009】チャージポンプ回路にはクロック信号CL
K1,CLK2が入力信号として入力されている。クロ
ック信号CLK1はキャバシタC1,C3に入力され、
クロック信号CLK2はキャパシタC2,C4に入力さ
れる。このクロック信号CLK1とクロック信号CLK
2のタイミング波形を図11に示している。
【0010】図11に示すように、クロック信号CLK
1,CLK2は電源電圧Vccを振幅としており、クロ
ック信号CLK1とクロック信号CLK2との出力タイ
ミングは、クロック信号CLK1が電源電圧Vccのと
きはクロック信号CLK2は0Vで、クロック信号CL
K1が0Vのときはクロック信号CLK2は電源電圧V
ccとなるように、お互いに逆相関係のクロック信号と
なっている。
【0011】チャージポンプ回路によってポンピングさ
れた電圧は出力ノードVoutから出力される。この出
力ノードVoutの先には、図示していないが、例えば
レギュレータや平滑用キャパシタなどが接続されてお
り、チャージポンプ回路にて昇圧された電圧(ここでは
正の高電圧)が出力ノードVoutから例えばレギュレ
ータなどに出力される。
【0012】次に、nMOSトランジスタの断面の模式
図を図12に示している。
【0013】図12に示すように、一般的に、フラッシ
ュメモリはP−基板を使用している。このP−基板を基
準電圧Vss(0V)とし、P−基板上に、所定間隔を
置いてソースS(n+)およびドレインD(n+)を形
成すると共に、ソースS(n+)とドレインD(n+)
間の基板上に絶縁膜を介してゲートGを形成することに
よりnMOSトランジスタを形成している。このnMO
Sトランジスタが、図10のように複数段直列接続され
てチャージポンプ回路を構成している。
【0014】図13に、理想的なディクソン型チャージ
ポンプ回路の各ノードN1〜N4のタイミング波形を示
している。図10に示すように、ノードN1はnMOS
トランジスタD0とnMOSトランジスタD1間にあ
り、ノードN2はnMOSトランジスタD1とnMOS
トランジスタD2間にあり、ノードN3はnMOSトラ
ンジスタD2とnMOSトランジスタD3間にあり、ノ
ードN4はnMOSトランジスタD3とnMOSトラン
ジスタD4間にあり、それぞれの電圧変化を図13に示
している。
【0015】キャパシタC1〜C4は電荷の蓄積がな
く、クロック信号CLK1,CLK2が0Vの電圧レベ
ル状態である初期状態での各ノード電圧VN1〜VN4
は次の4つの式(2)のようになる。
【0016】 VN1=Vcc−Vth VN2=Vcc−2Vth VN3=Vcc−3Vth VN4=Vcc−4Vth ・・・・・・・・(2) 上記4つの式(2)から判るように、nMOSトランジ
スタにより電荷が転送されて順次昇圧される毎に、昇圧
された電圧に対して、nMOSトランジスタの閾値電圧
Vth分(例えば0.6V程度)だけ電圧は低下する。
【0017】図13に示すように、クロック信号CLK
1が0V〜Vccに遷移したとき、ノードN1は、2V
cc−Vthに遷移し、トランジスタD1によりトラン
ジスタD1のソースからノードN2に出力電圧(2Vc
c−Vth)−Vth−Vbを転送する。なお、Vbは
基板バイアス効果による転送電位の電圧降下分を示して
いる。また、Vbはソース・基板間電圧VBSに比例して
大きくなる。
【0018】クロック信号CLK2が0Vから電源電圧
Vccに遷移したとき、ノードN2は2Vcc−2Vt
h−Vbから3Vcc−2Vth−Vbへと遷移する。
これを、図13に示すようにノードN4まで繰り返し
て、チャージポンプ回路の出力電圧Voutとして出力
する。
【0019】このようなディクソン型チャージポンプ回
路の出力電圧(ノード電圧Voutに相当)は、例えば
「Ki-Hwan Choi et al.,1997 Symposium on VLSI Circu
itsDigest of Technical Papers,1997」に記載されてい
るように、以下の(数1)に示す式(3)で表される。
【0020】
【数1】 上記式(3)のVth(0)はトランジスタD0の閾値
電圧(例えば、Vth=0.6V)、Vth(i)はn
段目のトランジスタの閾値電圧を示しており、(a)項
の「Vcc−Vth(0)」は実用上では「1」であ
る。ただし、iは自然数である。
【0021】また、Vth(i)は、基板バイアス効果
を考慮した閾値電圧を示しており、ソース電圧と基板電
圧(この場合pウェルの電圧)の差が大きくなればなる
ほど、Vth(i)の値は大きくなる。上記式(3)で
は、VthとVbを分けた形(Vth+Vb≒Vthと
している)で示している。多段構成となると、上記式
(3)の(a)項は無視され、(b)項の効果が重要に
なる。ここで、(b)項より、1段当たりにポンピング
される電圧を考えると、以下の式(4)で表される。
【0022】Vcc−Vth(i)・・・・・(4) つまり、チャージポンプ回路の出力電圧Voutは、各
MOSトランジスタの閾値電圧Vth(i)と電源電圧
Vccとのマージンに影響されることから、基板バイア
ス効果を考慮した閾値電圧Vth(i)が高くなると、
1段当たりにポンピングされる電圧は小さくなるかゼロ
になるため、チャージポンプ回路のポンプ段数を増やし
ても出力電圧Voutが増加しにくくなるかまたは増加
しなくなってしまう。
【0023】例えば、図10のディクソン型チャージポ
ンプ回路のトランジスタD4のソース電圧は出力電圧V
outであり、pウェル電位がVss(0V)であるこ
とから、このトランジスタD4の閾値電圧は基板バイア
ス効果により高くなり、電圧の転送効率、言い換えると
ポンピング効率が悪くなる。
【0024】以上のことから、一般的なチャージポンプ
回路であるディクソン型チャージポンプ回路の大きな短
所として、次の2点(1)および(2)が挙げられる。
(1)基板バイアス効果による閾値電圧の増加、(2)
ポンピングを決定するクロック信号の振幅が電源電圧V
ccに律束されること、即ち、電源電圧Vccが低い場
合にポンピング効率が減少してしまうことである。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のディクソン型チャージポンプ回路の問題点は、(1)
基板バイアス効果による閾値電圧の増加、(2)ポンピ
ングを決定するクロック信号の振幅が電源電圧Vccに
律束されることの2点であったが、それを防止するに
は、(1)基板バイアス効果によるMOSトランジスタ
の閾値電圧増加の抑制、(2)電源電圧Vccとn段目
のMOSトランジスタの閾値電圧Vth(i)との間の
マージン増加が必須である。
【0026】従来のディクソン型チャージポンプ回路に
ついて、図10のようにMOSトランジスタD1〜D4
の基板電位(ここではpウェル電位)をVss(0V)
と全て同電位にしており、クロック信号CLK1、CL
K2の振幅も電源電圧Vccと一定であることから、基
板バイアス効果によりポンピング電圧の転送効率が悪
く、また1段のポンプ回路でのポンピングがクロック信
号の振幅である電源電圧Vcc分のみであることからポ
ンピング効率が悪いという問題があった。
【0027】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、従来のディクソン型チャージポンプ回路よりもポン
ピング電圧の転送効率を改善しかつ、低電圧電源でも効
率よくポンピング可能な半導体チャージポンプ回路およ
びこれを用いた不揮発性半導体記憶装置を提供すること
を目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体チャージ
ポンプ回路は、トランジスタの制御端子と一方駆動端子
とが接続されると共に、この制御端子にキャパシタの一
方端が接続されて基本ポンプセルが構成され、このトラ
ンジスタの他方駆動端子が、次段の基本ポンプセルのト
ランジスタの一方駆動端子に接続されることにより、基
本ポンプセルがN段接続(Nは3以上の自然数)され、
基本ポンプセル毎のキャパシタの他方端には、その前後
段の基本ポンプセルのキャパシタに入力されるクロック
とは位相の異なるクロックを入力する複数の位相タイミ
ングでN段の基本ポンプセル群を駆動して電圧の昇圧を
行う半導体チャージポンプ回路において、トランジスタ
は、基板ウェル部内に形成されたトランジスタを含んで
構成され、昇圧動作時に、トランジスタの制御端子に接
続されているキャパシタの他方端と、このキャパシタに
接続されるトランジスタが形成されている基板ウェル部
とに、このキャパシタと同じ位相タイミングで昇圧した
前段の電圧波形をクロックとして印加する切替手段を有
するものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0029】また、好ましくは、本発明の半導体チャー
ジポンプ回路において、N段接続された基本ポンプセル
中で、同じ位相タイミングで動作する基本ポンプセル群
の初段の基本ポンプセル内の基板ウェル部およびキャパ
シタの他方端には、外部から入力される転送用基本クロ
ックを電圧波形として印加する。
【0030】さらに、好ましくは、本発明の半導体チャ
ージポンプ回路において、クロックは2相であり、この
2相のクロックは互いに逆相クロックである。
【0031】さらに、好ましくは、本発明の半導体チャ
ージポンプ回路における切替手段は、pMOS(p−Me
tal Oxide Semiconductor)トランジスタとnMOSト
ランジスタで構成されるインバータ回路であり、入力さ
れるクロックのレベルに応じて、同じ位相タイミングで
昇圧した前段の電圧波形と基準電圧とを切り替える。
【0032】さらに、好ましくは、本発明の半導体チャ
ージポンプ回路において、昇圧動作時に、トランジスを
形成する基板ウェル部とこのトランジスタの制御端子に
接続されたキャパシタの他方端との少なくとも何れかに
印加される電圧値と、これと同じ位相タイミングで昇圧
された前段の電圧値との差は、インバータ回路のpMO
Sトランジスタの閾値電圧に抑えられている。
【0033】さらに、好ましくは、本発明の半導体チャ
ージポンプ回路において、N段の基本ポンプセルのトラ
ンジスタはnMOSトランジスタで構成され、このN段
の基本ポンプセルは、pMOS基板上に形成されたnM
OSトランジスタを有する一または複数の基本ポンプセ
ルと、pMOS基板とは電気的に分離されたp型基板ウ
ェル部上に形成されたnMOSトランジスタを有する一
または複数の基本ポンプセルとからなっている。
【0034】さらに、好ましくは、本発明の半導体チャ
ージポンプ回路において、p型基板ウェル部をpMOS
基板nと分離するようにn型基板ウェル部で囲んだトリ
プルウェル構造とし、電気的に分離されたp型基板ウェ
ル部上に一または複数のトランジスタが形成されてい
る。
【0035】さらに、好ましくは、本発明の不揮発性半
導体記憶装置は、請求項1〜7の何れかに記載のチャー
ジポンプ回路を用いたものであり、そのことにより上記
目的が達成される。
【0036】上記構成により、以下、その作用を説明す
る。従来のディクソン型チャージポンプ回路にインバー
タ回路などの切替手段を導入することにより、クロック
信号の振幅を増幅させかつその出力信号をnMOSトラ
ンジスタの基板ウェル端子に入力することで、ポンピン
グ能力およびポンピング効率の改善を図ることが可能と
なる。したがって、従来のディクソン型チャージポンプ
回路よりもポンピング電圧の転送効率を改善しかつ、低
電圧電源でも効率よくポンピング可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態1,2の
半導体チャージポンプ回路および、本発明の実施形態3
としてこれを用いたフラッシュメモリの一例ついて図面
を参照しながら説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の実施形態1における半
導体チャージポンプ回路の要部構成を示す回路図であ
る。なお、従来の図10と同様の作用効果を奏する部材
には同一の符号を付けてその説明を省略する。
【0038】図1において、半導体チャージポンプ回路
10は、電圧転送手段としての5個のnMOSトランジ
スタD0〜D4と、ポンピング用容量手段としての4個
のキャパシタC1〜C4と、切替手段としての2個のイ
ンバータ回路1,2(以下INV1,2という)とを有
している。
【0039】本発明の特徴構成であるINV1,2によ
り、外部入力の転送用基本クロックとしてのクロック信
号CLK1,CLK2の振幅増幅および基板バイアス効
果の低減を図ることができる。このことについて、以
下、詳細に説明する。
【0040】INV1の入力端にはクロック信号CLK
2が入力され、INV2の入力端にはクロック信号CL
K1が入力されている。INV1のpMOSトランジス
タのソース端子SにはノードN1が接続され、INV2
のpMOSトランジスタのソース端子SにはノードN2
が接続されている。
【0041】INV1の出力端INV1_outはキャ
パシタC3の入力端(他方端)と、nMOSトランジス
タD3の基板ウェル端子(ここではp型の基板ウェル
部、以下Pウェルという)に接続されている。INV2
の出力端lNV2_outはキャパシタC4の入力端
(他方端)と、nMOSトランジスタD4のPウェルに
接続されている。
【0042】INV1は、昇圧動作時に、入力クロック
信号CLK2の電圧レベルに応じて、nMOSトランジ
スタD3の制御端子としてのゲートに接続されているキ
ャパシタC3の他方端と、このnMOSトランジスタD
3が形成されているPウェルとに、キャパシタC3と同
じ位相タイミングで昇圧した前段のノードN1の電圧波
形を、基準電圧Vss(0V)から切り替えてクロック
信号として出力する。また、INV2は、昇圧動作時
に、入力クロック信号CLK1の電圧レベルに応じて、
nMOSトランジスタD4の制御端子としてのゲートに
接続されているキャパシタC4の他方端と、このnMO
SトランジスタD4が形成されているPウェルとに、キ
ャパシタC4と同じ位相タイミングで昇圧した前段のノ
ードN2の電圧波形を、基準電圧Vss(0V)から切
り替えてクロック信号として出力する。
【0043】チャージポンプ回路10の基本ポンプセル
としては、ディクソン型チャージポンプと同様であり、
例えば1個のキャパシタC1と1個のnMOSトランジ
スタD1により構成されている。なお、チャージポンプ
回路10においては、従来のディクソン型チャージポン
プ回路との比較が容易であるように、4個の基本ポンプ
セル(nMOSトランジスタD1〜D4とキャパシタC
1〜C4)にて構成している。
【0044】ドレイン端子Dとゲート端子Gが電源(電
圧Vcc)に結線されている初段のnMOSトランジス
タD0は、従来のディクソン型チャージポンプ回路と同
様に、逆流防止弁の役割を担っている。チャージポンプ
回路10への入力信号もディクソン型チャージポンプ回
路と同様で、クロック信号CLK1、CLK2である。
このクロック信号CLK1、CLK2の出力タイミング
波形は、図13と同様、互いに逆相の2相のクロック信
号である。チャージポンプ回路10の出力電圧Vout
はノードNoutより出力される。なお、ノードNou
tの先には、図示していないが、例えばレギュレータや
平滑用キャパシタなどが接続されており、チャージポン
プ回路10にて昇圧された電圧(ここでは、正の高電
圧)がレギュレータなどに出力される。
【0045】チャージポンプ回路10に用いられている
nMOSトランジスタの断面構成の模式図を図2に示し
ている。
【0046】図2に示すように、フラッシュメモリはp
MOS基板(以下P−基板という)を使用している。P
−基板には、このP−基板と、nMOSトランジスタが
形成されるPウェルとを電気的に分離するためのn型の
基板ウェル部(以下Nウェルという)が形成されてトリ
プルウェル構造になっている。このNウェル内には複数
のPウェルが形成され、各Pウェル内には一または複数
のMOSトランジスタが形成されている。このMOSト
ランジスタはそれぞれ、他方駆動端子としてのソースS
(n+)および一方駆動端子としてのドレインD(n
+)と、それらの間の基板上の絶縁膜を介した制御端子
としてのゲートGとで構成されている。
【0047】ここでは、NウェルはPウェルを囲む形で
形成されており、Nウェル内のPウェルは、nMOSト
ランジスタD0〜D2が形成されているPウェル1と、
nMOSトランジスタD3が形成されているPウェル2
と、nMOSトランジスタD4が形成されているPウェ
ル3とからなっている。
【0048】Pウェル1は基準電圧源Vss(0V)に
接続され、Pウェル2はキャパシタC3の他方端子とイ
ンバータINV1の出力端とに接続され、Pウェル3は
キャパシタC4の他方端子とインバータINV2の出力
端とに接続されている。
【0049】インバータINV1の入力端にはクロック
信号CLK2が入力され、インバータINV1の高圧電
源入力側(pMOSトランジスタのソースS)はノード
N1に接続され、インバータINV1の低圧電源入力側
(nMOSトランジスタのソースS)は基準電圧源(基
準電圧Vss;0V)に接続されている。
【0050】また、インバータINV2の入力端にはク
ロック信号CLK1が入力され、インバータINV2の
高圧電源入力側(pMOSトランジスタのソースS)は
ノードN2に接続され、インバータINV2の低圧電源
入力側(nMOSトランジスタのソースS)は基準電圧
源(基準電圧Vss;0V)に接続されている。
【0051】p−基板は基準電圧源(基準電圧Vss;
0V)に接続され、Nウェルには、PN接合部に順方向
の電流が流れないように正の電圧+Vin(ここでは、
最も電圧の高いVout以上の正電圧)が印加されてい
る。
【0052】なお、実際には、キャパシタC1〜C4、
インバータINV1,INV2およびそれらの配線も、
P−基板上に形成されているが、図2では本発明に関係
するトリプルウェル構造に着目して記載している。ま
た、図2の変形例として、図3のように構成することも
可能である。この場合、nMOSトランジスタD0〜D
2はP−基板上に形成され、P−基板は基準電圧Vss
(0V)であるため、この部分はNウェルを設けずに、
nMOSトランジスタD3,D4のみ、それらが設けら
れたPウェルを覆うようにNウェルが設けられている。
【0053】上記構成により、以下、本発明のチャージ
ポンプ回路10のポンピング動作について、図4のタイ
ミングチャートを参照して説明する。なお、ノードN1
〜N4の定義は、前述したディクソン型チャージポンプ
回路の場合と同様である。また、初期状態での各ノード
電圧は、上述した式(2)と同様である。
【0054】まず、クロック信号CLK1が0Vから電
源電圧Vccに遷移したとき、ノードN1は電圧2Vc
c−Vthへ遷移し、トランジスタD1によりトランジ
スタD1のソースからノードN2へ電圧2Vcc−2V
th−Vbを転送する。
【0055】このとき、INV1の入力端にはクロック
信号CLK2が入力されている。つまり、クロック信号
CLK2は電源電圧Vccから0Vに遷移するため、オ
ンしているINV1のpMOSトランジスタを介して、
ノードN1の電位をインバータ出力端INV1_out
に転送する。
【0056】以上の動作にて、インバータ出力端INV
1_outの電位は0Vから、ノードN1と同じ電圧V
cc−Vthへと遷移する。つまり、キャパシタC3の
入力端は0Vから電圧2Vcc−Vthヘとポンピング
される。
【0057】このとき、ノードN3には2段のポンプ回
路によりポンピングされた電圧3Vcc−3Vth−V
bがチャージされている。また、ノードN3の電位は、
lNV2により電圧3Vcc−3Vth−Vbから更に
電圧2Vcc−Vth分ポンピングされ、電圧5Vcc
−4Vth−Vb´となる。この場合、Vb>Vb´
で、基板バイアス効果を低減している。
【0058】ここで、インバータ出力端lNV1_ou
tはトランジスタD3のpウェルに接続されていること
から、基板バイアス効果を従来技術でのpウェル(Vs
s;0V)時よりも低減している。ちなみに、従来のデ
ィクソン型チャージポンプ回路では、ノードN3のポン
ピングされた電圧は、電圧4Vcc−3Vth−Vbで
あるのに対して、本半導体チャージポンプ回路10で
は、ポンピング効率が少なくとも電圧Vcc−Vth分
だけ増加している。さらに、Vb>Vb´で、基板バイ
アス効果が低減している分、ポンピング効率が良くなっ
ていると言える。
【0059】次に、lNV2に注目してその動作を説明
する。
【0060】lNV2のpMOSトランジスタのソース
端はノードN2に結線されている。ノードN2の電圧が
ポンピングされて電圧3Vcc−2Vth−Vbがキャ
パシタC2にチャージされると、その電位はINV2の
pMOSトランジスタを介してインバータ出力端INV
2_outから出力される。つまり、インバータ出力端
lNV2_outの電位は0Vから電圧3Vcc−2V
th−Vbに遷移し、これがキャパシタC4の入力端に
導入される。つまり、ノード4は0Vから3Vcc−2
Vth−Vbの振幅にポンピングされる。
【0061】一方、ノードN4はノ−ドN3からの電荷
の転送により電位が昇圧されていることから、ノードN
4には電圧5Vcc−4Vth−Vbが充電されてい
る。よって、ノードN4は、電圧5Vcc−4Vth−
Vbから電圧3Vcc−2Vth−Vb分ポンピングさ
れ、出力Voutとしては、理論上、電圧8Vcc−6
Vth−Vb´となる。これは、ディクソン型チャージ
ポンプ回路の出力Voutが電圧5Vcc−4Vth−
Vbであることから、少なくとも電圧3Vcc−2Vt
h−Vb分だけディクソン型チャージポンプ回路よりも
ポンピングされており、大幅にポンピング能力とポンピ
ング効率が改善されていることが判る。
【0062】このときにも、nMOSトランジスタD4
のPウェルの基板端子には、ポンピングされた電圧3V
cc−2Vth−Vbを導入していることから、Vb>
Vb´で、基板バイアス効果を低減している分、ポンピ
ング効率が良くなっている。
【0063】なお、本実施形態1では、逆流防止用のn
MOSトランジスタD0と、4個の基本ポンプセル(M
OSトランジスタDiとキャパシタCi)について説明
したが、これに限らず、更なる多段構成(N段)に対し
ても適用可能である。この場合は、逆流防止用nMOS
トランジスタD0と同様に、Pウェルを基準電圧源(基
準電圧Vss)に接続された1段目と2段目の基本ポン
プセルを構成するnMOSトランジスタD1、D2を有
し、3段目の基本ポンプセルは、入力端子にクロック信
号CLK2を入力するインバータINV3(図示せず)
の出力をMOSトランジスタD5(図示せず)を構成す
るPウェルとキャパシタC5(図示せず)の他方端子
(入力端)に入力し、インバータINV3の高圧電源入
力側はノードN3を、低圧電源入力側は基準電圧源(基
準電圧Vss;0V)に接続する。
【0064】ここで、i=1,2,3、…の自然数とし
て、i番目のインバータINViは、iが奇数のときは
入力端子にクロック信号CLK2が入力され、iが偶数
のときは入力端子にクロック信号CLK1が入力され
る。インバータINVi(図示せず)の出力をMOSト
ランジスタDi+2(図示せず)を構成するPウェルと
キャパシタCi+2(図示せず)の他方端子(入力端)
に入力し、インバータINViの高圧電源入力側はノー
ドNiを、低圧電源入力側は基準電圧源(基準電圧Vs
s;0V)に接続する。
【0065】要するに、位相の異なる2相のクロック信
号CLK1,CLK2により、電荷を転送して順次電圧
を上昇させるポンピング動作を行う際に、ある基本ポン
プセルのトランジスタを構成しているPウェルに、前段
の同じ位相でポンピングされた電圧を印加させるもので
ある。また、別の異なる位相のクロックでも、同様の動
作を行うものである。位相の異なるクロックは何相(複
数クロック)あっても、前段で同じ位相のクロックでポ
ンピングされた電圧をPウェルに印加させればよい。 (実施形態2)上記実施形態1では、図1および図2に
示すように、nMOSトランジスタD1,D2のPウェ
ルが基準電圧源(基準電圧Vss;0V)に結線されて
いることから、基板バイアス効果による閾値電圧の増加
が考えられる。本実施形態2では、これを更に回避する
場合である。
【0066】図5に示すように、本実施形態2のチャー
ジポンプ回路20では、nMOSトランジスタD1のP
ウェルにクロック信号CLK1の入力端を接続させ、n
MOSトランジスタD2のPウェルにクロック信号CL
K2の入力端を接続させている。これによって、基板バ
イアス効果による閾値電圧の増加を回避することができ
る。
【0067】上記構成により、クロック信号CLK1が
0Vから電源電圧Vccへ遷移したとき、ノードN1は
電圧2Vcc−Vthに遷移する。このとき、nMOS
トランジスタD1が形成されているPウェルもクロック
CLK1により電源電圧Vccレベルに遷移している。
このため、このPウェルのクロックCLK1による電圧
値もポンピングされて、トランジスタD2により、トラ
ンジスタD2のソースからノードN2へ電圧2Vcc−
2Vth−Vb´+Vccを転送する。よって、ポンピ
ング電圧は更に上がりかつ、基板バイアス効果も低減で
き、ポンピング効率も高くなる。
【0068】一方、クロック信号CLK2がPウェルに
入力しているnMOSトランジスタD2でも上記と同様
の効果がある。以後の段の基本ポンプセルの動作は、先
の実施形態1で説明した通りであり、このnMOSトラ
ンジスタD1,D2でポンピングされた電圧が加算され
て順次ポンピングされていく。本実施形態2でもN段構
成は先に説明したように構成することができる。
【0069】なお、上記実施形態1,2では、インバー
タ回路(INV1,INV2)で説明したが、これはク
ロック信号CLK1,CLK2のハイレベルまたはロウ
レベルに応じて、基準電圧Vss(0V)および所定の
ノード電圧の何れかに切替える切替手段であればよく、
例えば、トランスミッションゲートなどのアナログスイ
ッチであっても構成可能である。ただ、本発明のような
インバータ構成が最も簡単に実現できる。
【0070】また、実施形態1,2では、基本ポンプセ
ルをnMOSトランジスタで構成する例について説明し
たが、これに限らず、pMOSトランジスタで構成して
もよく、この場合にはNウェル内に一または複数のトラ
ンジスタが形成され、また、N−基板上に形成する場合
であっても同様の考えで随時、基板ウェル部をP型にす
るか、N型にするかを設定して、本発明を適用すればよ
い。
【0071】さらに、上記実施形態1,2では、正の高
電圧チャージポンプで説明したが、同じ考え(キャパシ
タCの接続を変えることで電荷+Qを転送するのではな
く、−Qを転送しポンピングさせる)で電源電圧Vcc
から負の電圧生成をチャージポンプ回路にて行う際にも
同様に、本発明を適用することができるものである。 (実施形態3)本実施形態3では、上記実施形態1,2
で説明したチャージポンプ回路10,20を半導体記憶
装置、例えばフラッシュメモリに適用する場合である。
この場合の一例を図6に示している。
【0072】図6において、フラッシュメモリ30は、
複数のフラッシュメモリセル31と、ワード線駆動回路
32と、ビット線駆動回路33と、ソース線駆動回路3
4と、これらを制御する制御回路35と、チャージポン
プ回路36と、レギュレータ回路37とを有している。
【0073】フラッシュメモリセル31は、行方向と列
方向にマトリクス状に複数個配列されており、メモリセ
ル31毎に、p−基板のpウェルにソースSとドレイン
Dが形成され、ソースSとドレインD間の基板(Pウェ
ル)上にトンネル酸化膜、その上にフローティングゲー
トFG、更にその上に層間絶縁膜が形成され、その上に
コントロールゲートCGが形成されている。フラッシュ
メモリセル31のコントロールゲートCGは行毎に共通
化された状態で、その対応するワード線WLに共通接続
され、そのドレインは列毎に共通化された状態でそれに
対応するビット線BLに共通接続され、そのソースS
は、ブロック単位で共通化されて共通ソース線SLに接
続されている。
【0074】ワード線駆動回路32は各ワード線WLを
選択的に駆動し、ビット線駆動回路33はビット線BL
を選択的に駆動し、ソース線駆動回路34は共通ソース
線SLを駆動するものである。
【0075】制御回路35は、フラッシュメモリ30の
外部から制御信号を受け、制御信号に基づいてアドレス
をデコードしたり、書込み、消去、読出しなどの制御信
号を生成したりする。
【0076】チャージポンプ回路36は、上記実施形態
1,2で説明したチャージポンプ回路10,20と同
様、電源電圧Vccから昇圧して駆動電圧を生成するも
のである。
【0077】レギュレータ回路37は、チャージポンプ
回路36からの各種駆動電圧をそれぞれ、ワード線駆動
回路32、ビット線駆動回路33およびソース線駆動回
路34の各部にそれぞれ安定供給するものである。
【0078】上記構成により、フラッシュメモリ30の
書込み時、消去時、読出し時にフラッシュメモリセル3
1に印加される各駆動電圧例を(表1)に示す。
【0079】
【表1】 これらの各駆動電圧のうち、最大電圧またはそれ以上の
電圧を、本発明によるチャージポンプ回路36を使用し
て、電源電圧Vccから昇圧することにより生成する。
生成された各駆動電圧をレギュレータ回路37に入力
し、その出力電圧を安定化させると共に、その他の各種
駆動電圧も生成し、それをレギュレータ回路37からワ
ード線駆動回路32、ビット線駆動回路33およびソー
ス線駆動回路34にそれぞれ出力する。
【0080】本発明の図1および図5の正の高電圧チャ
ージポンプ回路10,20により、上記(表1)の書き
込み時のワード線WLおよびビット線BL、消去時のソ
ース線SL、読出し時のワード線WLへの印加電圧用の
電圧を生成する。ワード線駆動回路32、ビット線駆動
回路33、ソース線駆動回路34は制御回路35の制御
によりメモリセル31のワード線WL、ビット線BL、
ソース線SLに駆動電圧を印加し、書込み、消去、読出
し動作を行う。
【0081】なお、図6は、ワード線WL0〜WL10
23、ビット線BL0〜BL511の64kBを1ブロ
ックとしたフラッシュメモリ30の一例である。
【0082】以上により、各種昇圧電圧を使用する不揮
発性半導体記憶装置に本発明の半導体チャージポンプ回
路10,20,36を容易に適用することができる。
【0083】以上のように、本発明の半導体チャージポ
ンプ回路10,20によれば、クロック信号CLK2を
入力とし、クロック信号CLK1と同じ位相タイミング
で昇圧するトランジスタD3に接続されたキャパシタC
3の他方端(入力端)と当該トランジスタD3が形成さ
れたpウェル端子とに対して、クロック信号CLK1と
同じ位相タイミングで昇圧した前段のノードN1の電圧
波形をクロックとして印加するINV1と、クロック信
号CLK1を入力とし、クロック信号CLK2と同じ位
相タイミングで昇圧するトランジスタD4に接続された
キャパシタC4の他方端(入力端)と当該トランジスタ
D4が形成されたpウェル端子とに対して、クロック信
号CLK2と同じ位相タイミングで昇圧した前段のノー
ドN2の電圧波形をクロックとして印加するINV2と
を設けたため、前述したように、ポンピング能力の増大
およびポンピング効率の改善を達成することができる。
これによって、半導体チップのレイアウト面積としても
キャパシタの数を劇的に減らすこともでき、EEPRO
Mやフラッシュメモリのチップ面積の縮小化にも大いに
貢献することができるものである。
【0084】具体的には、従来のディクスン型チャージ
ポンプ回路(図10で逆流防止構成を除いて4段構成)
では、基板バイアス効果による閾値電圧の上昇により、
出力電圧は時間を十分にとって電源電圧Vcc=1.5
Vを昇圧しても、図7に示すように、その出力電圧Vo
utは2.7V程度にしか昇圧できなかった。これに対
して、上記実施形態1,2のチャージポンプ回路10,
20(図10と同じく逆流防止構成を除いて4段構成)
では、基板バイアス効果による閾値電圧の上昇抑制と昇
圧能力増大と合わせて、電源電圧Vcc=1.5Vを昇
圧して、図8に示すように、その出力電圧Voutは
4.7V程度と従来に比べて1.7倍程度高い昇圧電圧
を生成することができた。
【0085】
【発明の効果】以上により、本発明によれば、昇圧動作
時に、トランジスタの制御端子に接続されているキャパ
シタの他方端と、このトランジスタが形成されている基
板ウェル部とに、このキャパシタと同じ位相タイミング
で昇圧した前段の電圧波形をクロックとして印加するよ
うにしたため、従来のディクソン型チャージポンプ回路
よりもポンピング電圧の転送効率を改善しかつ、低電圧
電源でも効率よくポンピング動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における半導体チャージポ
ンプ回路の要部構成を示す回路図である。
【図2】図1のnMOSトランジスタD0〜D4の断面
構成を含むチャージポンプ回路の構成図である。
【図3】図2の構成図とは別の例を示すチャージポンプ
回路の構成図である。
【図4】図1のチャージポンプ回路の各要部のポンピン
グ動作を示すタイミングチャート図である。
【図5】本発明の実施形態2における半導体チャージポ
ンプ回路の要部構成を示す回路図である。
【図6】本発明の実施形態3におけるフラッシュメモリ
の要部構成を示すブロック図である。
【図7】従来のディクソン型チャージポンプ回路の出力
立上り波形の電圧値変化を示す図である。
【図8】図1または図5のチャージポンプ回路の出力立
上り波形の電圧値変化を示す図である。
【図9】チャージポンプ回路の基本動作原理を示す図で
ある。
【図10】従来のディクソン型チャージポンプ回路の要
部構成を示す回路図である。
【図11】図10のクロック信号CLK1,CLK2の
タイミング波形図である。
【図12】図10のディクソン型チャージポンプ回路で
用いるnMOSトランジスタの断面構成図である。
【図13】図10の理想的なディクソン型チャージポン
プ回路のタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1,2 INV(インバータ回路) 10,20,36 半導体チャージポンプ回路 30 フラッシュメモリ 31 フラッシュメモリセル 32 ワード線駆動回路 33 ビット線駆動回路 34 ソース線駆動回路 35 制御回路 37 レギュレータ回路 D0〜D4 nMOSトランジスタ C1〜C4 キャパシタ CLK1,2 クロック信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタの制御端子と一方駆動端子
    とが接続されると共に、該制御端子にキャパシタの一方
    端が接続されて基本ポンプセルが構成され、該トランジ
    スタの他方駆動端子が、次段の基本ポンプセルのトラン
    ジスタの一方駆動端子に接続されることにより、該基本
    ポンプセルがN段接続(Nは3以上の自然数)され、該
    基本ポンプセル毎のキャパシタの他方端には、その前後
    段の基本ポンプセルのキャパシタに入力されるクロック
    とは位相の異なるクロックを入力する複数の位相タイミ
    ングでN段の基本ポンプセル群を駆動して電圧の昇圧を
    行う半導体チャージポンプ回路において、 該トランジスタは、基板ウェル部内に形成されたトラン
    ジスタを含んで構成され、該昇圧動作時に、トランジス
    タの制御端子に接続されているキャパシタの他方端と、
    当該キャパシタに接続されるトランジスタが形成されて
    いる基板ウェル部とに、当該キャパシタと同じ位相タイ
    ミングで昇圧した前段の電圧波形をクロックとして印加
    する切替手段を有する半導体チャージポンプ回路。
  2. 【請求項2】 前記N段接続された基本ポンプセル中
    で、同じ位相タイミングで動作する基本ポンプセル群の
    初段の基本ポンプセル内の基板ウェル部およびキャパシ
    タの他方端には、外部から入力される転送用基本クロッ
    クを電圧波形として印加する請求項1記載の半導体チャ
    ージポンプ回路。
  3. 【請求項3】 前記クロックは2相であり、該2相のク
    ロックは互いに逆相クロックである請求項1または2記
    載の半導体チャージポンプ回路。
  4. 【請求項4】 前記切替手段は、pMOS(p−Metal
    Oxide Semiconductor)トランジスタとnMOSトラン
    ジスタで構成されるインバータ回路であり、前記クロッ
    クのレベルに応じて、前記同じ位相タイミングで昇圧し
    た前段の電圧波形と基準電圧とを切り替える請求項1〜
    3の何れかに記載の半導体チャージポンプ回路。
  5. 【請求項5】 前記昇圧動作時に、前記トランジスを形
    成する基板ウェル部と該トランジスタの制御端子に接続
    されたキャパシタの他方端との少なくとも何れかに印加
    される電圧値と、これと同じ位相タイミングで昇圧され
    た前段の電圧値との差は、前記pMOSトランジスタの
    閾値電圧に抑えられている請求項4記載の半導体チャー
    ジポンプ回路。
  6. 【請求項6】 前記N段の基本ポンプセルのトランジス
    タはnMOSトランジスタで構成され、該N段の基本ポ
    ンプセルは、pMOS基板上に形成されたnMOSトラ
    ンジスタを有する一または複数の基本ポンプセルと、該
    pMOS基板とは電気的に分離されたp型基板ウェル部
    上に形成されたnMOSトランジスタを有する一または
    複数の基本ポンプセルとからなっている請求項1〜5の
    何れかに記載の半導体チャージポンプ回路。
  7. 【請求項7】 前記p型基板ウェル部を前記pMOS基
    板と分離するようにn型基板ウェル部で囲んだトリプル
    ウェル構造とし、電気的に分離されたp型基板ウェル部
    上に一または複数のトランジスタが形成された請求項6
    記載の半導体チャージポンプ回路。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載のチャージ
    ポンプ回路を用いた不揮発性半導体記憶装置。
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