JP2003044848A - 色分布解析方法、装置及び色分布解析プログラム - Google Patents

色分布解析方法、装置及び色分布解析プログラム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色情報を3次元分布表示することで色情報解
析を行うことが可能であるが、これまでは単一の色分布
情報しか表示しておらず、ガマットマッピング前後の色
分布等の比較には、表示を切り替える必要があり、色分
布情報の定性的/直感的な比較/判断が困難かつ、操作
が煩雑となる。 【解決手段】 疑似3次元表示を用いて複数の色分布情
報の比較又は解析を行う色分布解析方法であって、少な
くとも、第1の表色系において規則的に配置された標本
点の座標と、前記標本点が第2の表色系において取り得
る色座標値とを関連付けて構成される前記色分布情報の
複数に基づいて、3次元物体表面情報を複数構成する物
体表面構成工程と、前記物体表面構成工程により構成さ
れた前記複数の3次元物体表面情報を、表示装置上で、
同一三次元空間において疑似3次元表示させる表示工程
とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色情報を解析する
ための方法、装置及びプログラムに関連し、さらに詳細
には、第1の表色系における複数の色情報を第2の表色
系における複数の色情報に変換して、3次元空間におい
て当該情報を対比して表示する技術に関連する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ/ワークステー
ションの普及に伴い、デスクトップ・パブリッシング
(DTP)やCADが広く一般に使用されるようになっ
ている。このような中、コンピュータによってモニタ上
で表現される色を、実際に色材を用いて再現する色再現
技術が重要となっている。例えばDTPにおいては、カ
ラーモニタとカラープリンタとを有するコンピュータシ
ステムにおいて、モニタ上にてカラー画像の作成/編集
/加工等を行い、カラープリンタで出力する。ここでユ
ーザーは、モニタ上のカラー画像とプリンタ出力画像と
が知覚的に一致していることを強く望む。
【0003】しかしながら色再現技術において、カラー
画像とプリンタ出力画像とに於いてこのような知覚上の
一致を図ることには以下の理由による困難が伴う。カラ
ーモニタにおいては、蛍光体を用いて特定波長の光を発
光することによりカラー画像を表現する。他方、カラー
プリンタにおいてはインク等を用いて特定波長の光を吸
収し、残りの反射光によってカラー画像を表現する。こ
のように画像表示形態が異なることに起因して、両者を
比較すると色再現域が大きく異なる。
【0004】さらに、カラーモニタであっても、液晶モ
ニタと電子銃方式のブラウン管とプラズマディスプレイ
とでは色再現域が異なる。カラープリンタにあっても、
紙質等の相違やインクの使用量の相違等により色再現域
が異なる。そこで、これら色再現域の異なる表示媒体間
において、表示カラー画像の知覚的一致を計る為、均等
表色系に於いてある色再現域と別の色再現域内とを対応
させる、様々なガマットマッピング技術が存在する。
【0005】これら様々のガマットマッピング技術の良
否は、最終的には様々な画像に対する主観評価により決
定されるものの、膨大なコストを要する上、ここで得ら
れた判定結果はガマットマッピング技術に反映し難い。
そこで、あらかじめ良否を判定すると共に判定結果をガ
マットマッピング技術に反映できるような、ガマットマ
ッピング技術の解析/評価技術が求められている。
【0006】そこで、色情報の3次元分布の様々な表示
を行う色情報解析方法が提案されている。これは、3次
元空間に分布する色情報を定性的に評価し、ガマットマ
ッピング技術に反映する方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
では一空間上で単一の色分布情報しか表示しておらず、
ガマットマッピング前後の色分布や、複数のマッピング
結果の色分布を比較するには、前記複数の色分布情報を
別々に表示させる必要があった。
【0008】このため、複数の微妙に異なる色分布情報
の定性的/直感的な比較/判断が困難であり、また前述
の複数の色分布情報を別々に表示させる方法ではユーザ
ーに求められる操作が煩雑になるといった欠点があっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を鑑み
てなされたもので、上記目的を達成するために本発明は
具体的に以下のような解決手段を提供する。
【0010】疑似3次元表示を用いて複数の色分布情報
の比較又は解析を行う色分布解析方法であって、少なく
とも、第1の表色系において規則的に配置された標本点
の座標と、前記標本点が第2の表色系において取り得る
色座標値とを関連付けて構成される前記色分布情報の複
数に基づいて、3次元物体表面情報を複数構成する物体
表面構成工程と、前記物体表面構成工程により構成され
た前記複数の3次元物体表面情報を、表示装置上で、同
一三次元空間において疑似3次元表示させる表示工程と
を有することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、前記課題を解決すべく、
前記物体表面構成工程における構成動作をユーザーが指
示するための物体表面構成動作指示工程、さらには、前
記色分布情報を生成する色分布情報生成工程をさらに備
えることを特徴とする。
【0012】さらに上記課題を解決すべく、本発明は、
前記第1の表色系における前記複数の色分布情報のう
ち、任意の2つの色分布情報について、それぞれの色分
布情報における任意の格子点の第2の表色系における各
色座標値に基づいて、前記第2の表色系における色座標
値の差分情報を生成する差分情報生成工程をさらに有
し、前記表示装置は3次元物体表面情報と共に前記差分
情報を疑似3次元表示することを特徴とする。
【0013】ここで、前記任意の2つの色分布情報は前
記第1の表色系における格子点数が同一であって、前記
差分情報生成工程が、すくなくとも、前記任意の2つの
色分布情報の各々に対応する第1の3次元物体表面情報
と第2の3次元物体表面情報とにおける、第1の3次元
物体表面情報の生成に用いられた前記第1の表色系にお
ける第1の格子点集合と第2の3次元物体表面情報の生
成に用いられた前記第1の表色系における第2の格子点
集合とにおいて、前記2つの格子点集合における格子点
座標が同一の格子点において、前記任意の2つの色分布
情報各々が取り得る第2の表色系における色座標値を取
得することにより、前記色座標値の差分情報を生成する
ことを特徴とする。
【0014】また、前記表示装置が、前記差分情報を矢
印形状により表示することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1は本発明の
第1の実施形態としての色解析/比較装置のシステム構
成を示すブロック図である。
【0016】前記構成において、101はCPU、10
2はメインメモリ、103はメインメモリ、104はS
CSIインターフェース、105はHDD、106はグ
ラフィックアクセラレータ、107はカラーモニタ、1
08はUSBコントローラ、109はカラープリンタ、
110はパラレルポートコントローラ、111はスキャ
ナ、112はキーボード/マウスコントローラ、113
はキーボード、114はマウス、115はPCIバスで
ある。なお、CPU101は、ROM102ならびにH
DD105に保持されたプログラム/データに従い、後
述の各種処理を実行する。
【0017】上記構成において、ユーザーが色解析/比
較を行う際には下記動作手順を踏んでコンピュータシス
テムが動作する。
【0018】ユーザーが色解析プログラムの動作開始を
キーボード113とマウス114とを介してCPU10
1に指示すると、CPU101はHDD105より色解
析プログラムを読み出してメインメモリ103に格納
し、所定のアドレスよりプログラムを実行する。実行さ
れた色解析プログラムは、まず、解析対象となる色分布
情報数及びこれに対応する色分布情報ファイルをユーザ
ーに要求する。要求に基づき、ユーザーが所定の色分布
情報ファイル数と前記色分布情報ファイルのパス情報を
キーボード113とマウス114とにより入力すると、
色解析プログラムは当該ファイルをメインメモリ103
に格納し、各種データの初期化を行った後、ユーザーか
らの入力待機状態に移る。この後、ユーザーからの動作
指示に応じ、メインメモリ103に格納された各色情報
分布データを適宜処理し、グラフィックアクセラレータ
106を通してカラーモニタ107に表示する。色解析
プログラムの処理動作については、詳しく後述する。
【0019】本実施形態における色分布情報ファイルに
格納されている色分布データに関して説明する。
【0020】本実施形態における前記色分布データは、
RGB色空間での格子点上の色データと、前記色データ
がL*a*b*色空間上で取る座標値との対応を記したも
のである。即ち、色分布データの集合で構成されるのが
色分布情報ファイルである。前記RGB色空間での格子
点を模式図として図2に示す。図2では、R軸、G軸、
B軸ともに格子点数を4と取っており、ブラック(B
k)、グリーン(G)、レッド(R)、シアン(C)、ホワイ
ト(W)の各RGB値、ならびにグリッド座標とが記され
ている。
【0021】色分布情報ファイル内の色分布データ配置
について、図3を用いて説明する。ファイル先頭には、
R/G/B値のステップ(格子点の間隔)が記述され
る。この記述に続いて色分布データがR、G、Bの順で
ネストされた順番で記述され、各色座標はL*値、a*値、
b*値の順番でファイルに記述される。図3は、R軸、G
軸、B軸ともに格子点数が9である場合のファイル構成
となっている。
【0022】色分布情報ファイルの生成は、コンピュー
タシステム上でのRGB画像をモニタ表示/プリンタ出
力した後で、測色機あるいはCIECAM97sに定められた
知覚順応を考慮した計算、又はガマットマッピングによ
ってL*a*b*色空間座標値を求め、当該求めた値をR
GB座標値と対応付けて色分布データを生成することに
よって行う。以下では、本実施形態における色解析プロ
グラムの処理動作について、図4のフローチャートを用
いて説明する。
【0023】起動された色解析プログラムは、まずステ
ップ401にて作業用ヒープメモリ確保等の初期化動作
を行う。続いてステップ402にて、3D表示させよう
とする色分布情報ファイルの数nを指定する。次にステ
ップ403にて、ユーザーからの各色分布情報ファイル
のパス情報入力を待つ。入力されたパス情報が不正であ
ればステップ402に戻り、入力されたパス情報が正し
ければステップ404に移る。ステップ404ではパス
情報に基づいて各色分布情報ファイルを読み込み、ヒー
プメモリに格納する。
【0024】本実施形態においては、色分布情報ファイ
ル数を最大4個とし、それぞれの色分布情報ファイルを
データA、データB、データC、データDと呼ぶ。これ
らのデータは、例えば、順にガマットマッピングにより
変換した画像、CRTモニタ表示によるRGB画像、液
晶モニタ表示によるRGB画像、プリンタ画像等に基づ
くデータであってもよい。この場合、ガマットマッピン
グ前後の色分布は、データAとデータBを本発明によっ
て処理することで対比可能となる。ステップ405で
は、n個の3Dオブジェクトデータを色分布情報ファイ
ル内の各色分布データに基づいて初期生成するととも
に、3D表示する際のジオメトリ情報ならびに表示形態
情報の初期化を行う。本ステップにおける3Dオブジェ
クトデータ生成並びに表示については後述する。ステッ
プ406では、3Dオブジェクトデータを表示データ識
別情報と表示形態情報、及びジオメトリ情報に基づいて
適切にモニタに表示する。この後、ステップ407にて
メッセージの待ち状態となり、各種メッセージを判断し
適切な処理ステップへ移行する。以下では、ステップ4
07に通知されるメッセージに対する処理について説明
する。メッセージリストは図5に示す通りである。
【0025】[メッセージZOOM_INOUT]ステップ407に
てメッセージZOOM_INOUTを検知すると、メッセージに付
加されているZOOM IN/OUT量を抽出した後、ステップ4
08へ移行する。ステップ408では抽出されたZOOM I
N/OUT量に基づいてジオメトリ情報を更新し、ステップ
406へ移行する。ステップ406では更新されたジオ
メトリ情報に基づいて3Dオブジェクトデータ表示を更
新する。
【0026】[メッセージMOVE]ステップ407にてメッ
セージMOVEを検知すると、メッセージに付加されている
視点平行移動量/視点回転量を抽出した後、ステップ4
09へ移行する。ステップ409では抽出された視点平
行移動量/視点回転量に基づいてジオメトリ情報を更新
し、ステップ406へ移行する。ステップ406では更
新されたジオメトリ情報に基づいて3Dオブジェクトデ
ータ表示を更新する。
【0027】[メッセージCHANGE_DISPLAYDATA]ステップ
407にてメッセージCHANGE_DISPLAYDATAを検知する
と、メッセージに付加されている表示データ選択情報を
抽出した後、ステップ410へ移行する。ステップ41
0では抽出された表示データ選択情報に基づいて、表示
データ識別情報を更新する。ステップ406では更新さ
れた表示データ識別情報に基づいて3Dオブジェクトデ
ータ表示を更新する。
【0028】[メッセージCHANGE_CONTROLDATA]ステップ
407にてメッセージCHANGE_CONTROLDATAを検知する
と、メッセージに付加されている制御データ選択情報を
抽出した後、ステップ411へ移行する。ステップ41
1では抽出された制御データ選択情報に基づいて、色解
析プログラムの制御データ識別情報を更新する。
【0029】[メッセージRASTERIZE_MODE]ステップ40
7にてメッセージRASTERIZE_MODEを検知すると、メッセ
ージに付加されている表示形態選択情報を抽出した後、
ステップ412へ移行する。ステップ412では前記制
御データ識別情報と抽出された表示形態選択情報に基づ
いて表示形態情報を更新し、ステップ406へ移行す
る。ステップ406では更新された表示形態情報に基づ
いて該当する3Dオブジェクトデータ表示を更新する。
【0030】[メッセージCHANGE_GRIDAREA]ステップ4
07にてメッセージCHANGE_GRIDAREAを検知すると、メ
ッセージに付加されている表示格子範囲選択情報を抽出
した後、ステップ413へ移行する。ステップ413で
は抽出された表示格子範囲選択情報に基づいて3Dオブ
ジェクトデータを更新し、ステップ406へ移行する。
ステップ406では更新された3Dオブジェクトデータ
を更新表示する。
【0031】[メッセージCHANGE_HUEAREA]ステップ40
7にてメッセージCHANGE_HUEAREAを検知すると、メッセ
ージに付加されている表示色相範囲選択情報を抽出した
後、ステップ414へ移行する。ステップ414では前
記制御データ識別情報、並びに抽出された表示色相範囲
選択情報に基づいて該当する3Dオブジェクトデータを
更新し、ステップ406へ移行する。ステップ406で
は更新された3Dオブジェクトデータを更新表示する。
【0032】[メッセージARROW_ONOFF]ステップ407
にてメッセージARROW_ONOFFを検知すると、メッセージ
に付加されている差分表示オン/オフ情報と差分表示デ
ータ情報を抽出した後、ステップ415へ移行する。ス
テップ415では前記制御データ識別情報と抽出された
差分表示オン/オフ情報、及び差分表示データ情報に基
づいて3Dオブジェクトデータ表示を更新する。
【0033】[メッセージPROCESS_END]ステップ407
にてメッセージPROCESS_ENDを検知すると、ステップ4
16へ移行する。ステップ416ではヒープメモリの開
放などの終了処理動作を行った後、色解析プログラムを
終了する。
【0034】以下に、本実施形態における色情報分布情
報表示について説明する。ステップ405における各3
Dオブジェクトデータの初期生成ならびに表示について
説明する。1つの3Dオブジェクトデータを生成する
際、まずRGB色空間上での最大の格子領域表面にて、
各格子点により形成される最小の四角形に於いて各々2
通りの三角形の組み合わせを生成する。この模式図を図
6に示す。図6において、太線で囲われた領域が、各格
子点により形成される最小の四角形である。この領域に
おいて、破線で分割される2つの三角形の組み合わせ
と、2点破線で分割される2つの三角形の組み合わせと
で2通りの三角形の組み合わせが生成される。
【0035】次に、これら三角形の頂点である格子点座
標を対応するL*a*b*座標値に、前記色分布情報データを
用いて変換し、さらにこれら変換後の三角形の組み合わ
せから3Dオブジェクトデータを構成する。ここで、3
Dオブジェクトデータの体積が最大となるよう、各々2
通りの三角形の組み合わせから選択する。以上の3Dオ
ブジェクトデータ初期生成処理を、ステップ403にお
いて指定された全ての色分布情報に対して行い、カラー
モニタ107上にて表示させる。本実施形態に於けるカ
ラーモニタ107上での表示の一例を図7に示す。図7
は、例えばデータA及びデータBの2種類のデータを後
述するワイヤーフレーム表示した例であり、実線で示す
ものがデータA、点線で示すものがデータBに対応す
る。ステップ410における表示データ選択ならびに表
示について説明する。ユーザーが表示データの選択を行
うためのユーザーインターフェースを図8に示す。図か
ら明らかなように、ユーザーはカラーモニタ107上に
て3D表示させようとする色分布情報ファイルを選択す
る。このユーザーインターフェースを用いてユーザーが
表示データを選択すると、表示データ選択メッセージCH
ANGE_DISPLAYDATAが色解析プログラムに通知され、色解
析プログラムはメッセージに付加された選択情報に応じ
て表示データを切り替える。
【0036】図8におけるチェックボックスは、色分布
情報ファイルの数に応じてイネーブル/ディセーブルが
切り替わり、ディセーブルの場合は例えば文字色が薄く
なることでディセーブルであることを示すことができる
(図8の場合は、データC/データDにアンダーラインを
引いて区別している)。ここでユーザーは、イネーブル
となっているデータから任意の色分布情報ファイルを選
択する。図8に示すようにイネーブルとなっている2つ
のデータを両方選択した際のモニタ表示の模式図を図9
に示す。
【0037】ステップ411における制御データ選択に
ついて説明する。制御データとは、後述する表示色相範
囲選択(ステップ414)、表示形態選択(ステップ4
12)、及び表示格子範囲選択(ステップ413)等の
各操作の対象となるデータである。当該制御データは、
ステップ403において指定された複数の色分布情報フ
ァイルのうち、1のみの色分布情報ファイルに相当す
る。ユーザーが図10のユーザーインターフェースを用
いて制御対象となるデータの選択を行うと(図10の場
合はデータA)、制御データ選択メッセージCHANGE_CON
TROLDATAが色解析プログラムに通知され、メッセージに
付加された選択情報に応じて色解析プログラムの制御デ
ータ識別情報(制御対象となるデータを示す情報であっ
て、図10の場合では、データAが制御対象であること
を示す。)を更新する。
【0038】図10に示すようにデータAを制御データ
として選択した状態で、後述する表示形態選択及び表示
操作を行うと、色解析プログラムはデータAの表示形態
のみが変化する。なお、図におけるチェックボックス
は、色分布情報ファイルの数に応じてイネーブル/ディ
セーブルが切り替わり、ディセーブルの場合は例えば文
字色が薄くなることでディセーブルであることを示すこ
とができる(図10では、データC/データDにアンダー
ラインを引いて区別している)。ここでユーザーは、イ
ネーブルとなっているデータから1つの任意のデータを
選択する。
【0039】ステップ412における表示形態選択なら
びに表示について説明する。表示形態としてはワイヤー
フレーム表示とポリゴン表示の2形態が用意されてい
る。ここで、ポリゴン表示では3Dオブジェクトデータ
の三角パッチデータに則るとともに、ポリゴン表面色は
RGB色空間上での格子点座標値より計算される。
【0040】ユーザーが図11のユーザーインターフェ
ースを用いて表示形態の選択を行い、表示形態選択メッ
セージRASTERIZE_MODEが色解析プログラムに通知され、
メッセージに付加された選択情報と前記制御データ識別
情報に応じ、色解析プログラムは該当するデータの表示
形態を変化させる。
【0041】制御データと表示データが一致した状態で
ワイヤーフレーム表示が選択された際のモニタ表示の模
式図を図12(a)に、ポリゴン表示が選択された際の
モニタ表示の模式図を図13に示す。図12(b)は、
図10においてデータBを選択した場合のワイヤーフレ
ーム表示を示す図である。また図14は、先述したステ
ップ410において表示データを2個選択し、データA
をワイヤーフレーム表示、データBをポリゴン表示とし
た際のモニタ表示の模式図である。
【0042】ステップ413における表示格子範囲選択
ならびに表示について説明する。ユーザーが表示格子範
囲の選択を行う為のユーザーインターフェースを図15
に示す。図から明らかなように、ユーザーはR値、G
値、B値それぞれの格子範囲を選択することで表示すべ
き方形領域をRGB色空間で選択する。ここで、選択可
能な格子範囲は前記制御データの格子点数に応じて設定
される。
【0043】このユーザーインターフェースを用いてユ
ーザーが表示格子範囲を選択すると、表示格子範囲選択
メッセージCHANGE_GRIDAREAが色解析プログラムに通知
され、色解析プログラムは前記制御データ識別情報とメ
ッセージに付加されたRGB格子範囲情報に応じ、次の
ように3Dオブジェクトデータを更新する。
【0044】まずRGB色空間上で、選択された方形領
域表面の各格子点により形成される最小の四角形に於い
て各々2通りの三角形の組み合わせを生成する。この模
式図は、図6に示したものと同様となる。
【0045】次に、これら三角形の頂点である格子点座
標を対応するL*a*b*座標値に制御データの色分布情報を
用いて変換し、さらにこれら変換後の三角形の組み合わ
せからステップ405と同様の手順により3Dオブジェ
クトデータを構成する。本実施形態に於いて、色分布情
報にて格子点数がR軸、G軸、B軸ともに6であるデー
タAと同格子点数が7であるデータBを、カラーモニタ
107上において表示させた一例を図16に示す。
【0046】同図において、160はデータA、161
はデータBを表す。ここで、データAの表示格子範囲は
R軸で[1,5]、G軸で[0,4]、B軸で[0,4]、データB
の表示格子範囲はR軸で[0,6]、G軸で[1,4]、B軸で
[2,6]と選択されている。
【0047】ステップ414における表示色相範囲選択
ならびに表示について説明する。尚、当該処理は、制御
データのR軸とG軸とB軸とで格子点数が等しく且つ格
子点の間隔が等しくなければ実行されない。
【0048】ユーザーが表示色相範囲の選択を行う為の
ユーザーインターフェースを図17に示す。ここで、ユ
ーザーは6つの表示色相範囲の内から少なくとも1つを
選択することにより、前記制御データの表示すべき色相
範囲をRGB色空間で選択する。このユーザーインター
フェースを用いてユーザーが表示色相範囲を選択する
と、表示色相範囲選択メッセージCHANGE_HUEAREAが色解
析プログラムに通知され、色解析プログラムは制御デー
タ識別情報とメッセージに付加された色相選択情報に応
じ、次のように該当する3Dオブジェクトデータを更新
する。
【0049】まずRGB色空間上で、色相選択情報に応
じて図18に示す6つの四面体領域の内から1つを選択
する。
【0050】選択された四面体領域表面の各格子点によ
り形成される最小の四角形に於いて、各々2通りの三角
形の組み合わせを生成する。四角形を生成できない表面
領域においては、最小の三角形を生成する。次に、これ
ら三角形の頂点である格子点座標を対応するL*a*b*座標
値に制御データの色分布情報を用いて変換し、さらにこ
れら変換後の三角形の組み合わせから表示格子範囲選択
の場合と同様に3Dオブジェクトデータを構成する。
【0051】本実施形態において、表示データ数を2と
し、表示色相範囲をGC領域と選択した場合における、
カラーモニタ107上での表示の一例を図19に示す。
【0052】ステップ415におけるデータ間差分表示
について説明する。ユーザーが差分表示操作を行う為の
ユーザーインターフェースを図20に示す。
【0053】同図におけるチェックボックスは、データ
数に応じてイネーブル/ディセーブルが切り替わり、デ
ィセーブルの場合は、例えば文字色を薄くすることでデ
ィセーブルであることを示すことができる(図20で
は、データDのアンダーラインにより区別している)。
ここでユーザーが、イネーブルとなっているデータから
任意のデータを選択すると、データ間差分表示メッセー
ジARROW_ONOFFが色解析プログラムに通知され、色解析
プログラムは制御データ識別情報とメッセージに付加さ
れた差分表示オン/オフ情報及び差分表示データ情報に
応じ、次のようにデータ間の差分演算を行う。
【0054】まず制御データとユーザーにより選択され
た差分表示データの3Dオブジェクトデータから、RG
B空間上における格子点のうち表示されている領域の最
外郭格子点を求める。次に、これら格子点を対応するL
*a*b*座標値に制御データと前記差分表示データを用
いて変換し、対応する格子点の座標に基づいてその差分
を算出する。またユーザーが選択を解除した場合は、差
分表示を非表示とする。なお、当該処理はユーザーが選
択したデータと制御データで、格子点数及びRGB空間
上における格子点間隔が等しい場合のみ実行される。制
御データをデータA、差分表示対象のデータをデータB
と選択した場合における、カラーモニタ107上での表
示の一例を図21に示す。図21(a)は、理解の容易
の為の図であり、差分情報が付加されていない状態の、
L*a*b*座標値への変換後のデータA及びデータBの
表示であり、(b)が実際にモニタに表示される差分表
示である。また制御データと差分表示対象データで、表
示格子範囲と表示色相範囲のどちらか或いは双方が異な
る場合は、前記2つのデータの表示格子範囲及び表示色
相範囲において、共通して表示されている部分について
のみ差分表示を行う。図22に、制御データと差分表示
対象データで表示色相範囲が異なる場合の、差分表示の
例を示す。
【0055】以上のような構成により、複数の色分布情
報を定性的かつ直感的に評価/比較することが可能とな
る。これにより、ガマットマッピング前後の色分布情報
を比較し、マッピングの大局的/局所的な傾向を的確に
把握することが可能となる。又、複数のガマットマッピ
ング結果を同時に比較/判定し、判定結果をガマットマ
ッピング技術に速やかに反映することが可能となる。
【0056】[第2の実施形態]本実施形態では、3次元
表示させる色分布データ数を2に限定し、両方の色分布
情報表示/各種操作を単一の操作で同時に行うことを可
能とする。
【0057】以下、本実施形態における色解析プログラ
ムの処理動作について図23のフローチャートに従って
説明する。
【0058】起動された色解析プログラムは、まずステ
ップ2201にて作業用ヒープメモリ確保等の初期化動
作を行う。次にステップ2202にて、ユーザーからの
2つの色分布情報ファイルのパス情報入力を待つ。入力
されたパス情報が不正であればステップ2202に戻
り、入力されたパス情報が正しければステップ2203
に移る。ステップ2203ではパス情報に基づいて各色
分布情報ファイルを読み込み、ヒープメモリに格納す
る。
【0059】ここで、2つの色分布情報データの格子点
数またはRGB空間上における格子点間隔が異なる場合
はステップ2202に戻り、それ以外の場合はステップ
2204に移る。ステップ2204では、2個の3Dオ
ブジェクトデータを各色分布データに基づいて初期生成
するとともに、3D表示する際のジオメトリ情報の初期
化を行う。本ステップにおける3Dオブジェクトデータ
生成については、第1実施形態と同様であるため説明を
割愛する。
【0060】ステップ2205では、2つの3Dオブジ
ェクトデータを表示形態情報及びジオメトリ情報に基づ
いてモニタに表示する。この後、ステップ2206にて
メッセージの待ち状態となり、各種メッセージを判断し
適切な処理ステップへ移行する。本実施形態におけるメ
ッセージリストは図23に示す通りであり、第1実施形
態におけるメッセージリストからCHANGE_DISPLAYDATA、
CHANGE_CONTROLDATAを除いたものとなっている。
【0061】以下、ステップ2206に通知されるメッ
セージに対する処理について説明する。なお、メッセー
ジZOOM_INPUTとメッセージMOVE、及びメッセージPROCES
S_ENDに対する処理は第1実施形態と同様であるため、
説明を割愛する。また、各処理におけるユーザーインタ
ーフェースは特に言及しない限り第1実施形態と同様と
する。
【0062】[メッセージRASTERIZE_MODE]ステップ22
06にてメッセージRASTERIZE_MODEを検知すると、メッ
セージに付加されている表示形態選択情報を抽出した
後、ステップ2209へ移行する。ステップ2209で
は抽出された表示形態選択情報に基づいて両データの表
示形態情報を更新し、ステップ2205へ移行する。ス
テップ2209では更新された表示形態情報に基づい
て、2つの3Dオブジェクトデータ表示を更新する。
【0063】[メッセージCHANGE_GRIDAREA]ステップ2
206にてメッセージCHANGE_GRIDAREAを検知すると、
メッセージに付加されている表示格子範囲選択情報を抽
出した後、ステップ2210へ移行する。ステップ22
10では抽出された表示格子範囲選択情報に基づいて2
つの3Dオブジェクトデータを更新し、ステップ220
5へ移行する。ステップ2205では更新された前記2
つの3Dオブジェクトデータを表示する。
【0064】[メッセージCHANGE_HUEAREA]ステップ22
06にてメッセージCHANGE_HUEAREAを検知すると、メッ
セージに付加されている表示色相範囲選択情報を抽出し
た後、ステップ2211へ移行する。ステップ2211
では抽出された表示色相範囲選択情報に基づいて2つの
3Dオブジェクトデータを更新し、ステップ2205へ
移行する。ステップ406では更新された前記3Dオブ
ジェクトデータを更新表示する。
【0065】[メッセージARROW_ONOFF]ステップ220
6にてメッセージARROW_ONOFFを検知すると、メッセー
ジに付加されている差分表示オン/オフ情報を抽出した
後、ステップ2212へ移行する。ステップ2212で
は抽出された差分表示オン/オフ情報に基づいてモニタ
表示を更新する。本実施形態において、ユーザーがデー
タ間差分表示ON/OFF指定を行うユーザーインターフェ
ースを図24に示す。図で明らかなように、ユーザーは
2つのデータ間の差分を図21のように矢印で示すか否
かを指定する。
【0066】以上のように、単一の操作で双方の色分布
情報に対して同一の処理を行うことにより、ユーザーに
とってより簡便かつ直感的に2つの色分布情報の比較/
解析を行うことが可能となる。
【0067】[その他の実施形態]前記実施形態において
は、3Dオブジェクトデータの表示形態をワイヤーフレ
ーム表示並びにポリゴン表示の2形態のみとしたが、ス
ムースシェーディング表示やポイント表示等の表示形態
を用いてもよい。3Dオブジェクトデータの表示形態を
スムースシェーディング表示とした際のモニタ表示の模
式図を図26に、ポイント表示とした際の模式図を図2
7に示す。
【0068】前記実施形態においては、表示装置をモニ
タのみに限定したが、もちろんプリンタ/プロッタ等に
出力することも可能である。
【0069】前記実施形態においては、RGB並びにL
*a*b*表色系を用いた色分布表示処理を説明したが、
Luv、CMY、XYZ等、他の表色系を用いた同様の
処理が可能であることは言うまでもない。
【0070】なお本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0071】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても達
成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。また、コンピュータが読
み出したプログラムコードを実行することにより、前述
した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプロ
グラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働し
ているオペレーティングシステム(OS)などが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0072】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる。
【0073】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、複数の色分布情報を定性的かつ直感的に評価/比較
することが可能となる。これにより、ガマットマッピン
グ前後の色分布情報を比較し、マッピングの大局的/局
所的な傾向を的確に把握することが可能となる。又、複
数のガマットマッピング結果を同時に比較/判定し、判
定結果をガマットマッピング技術に速やかに反映するこ
とが可能となる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
一画面上に複数の色分布情報を表示することができるの
で、表示を切り替えることなくガマットマッピング前後
の色分布や、複数のマッピング結果の色分布の比較を行
うことが可能となる。
【0075】また、複数の色分布情報が同一画面上に表
示され、差分情報を併せて表示したり、色相を指定して
表示させることが可能なので、ユーザーは複数の微妙に
異なる色分布情報の定性的/直感的な比較/判断が可能
となる。さらに、当該判断は簡単な操作によって実現す
ることができるので、ユーザーの負担を軽減することが
可能となる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である色情報解析装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】RGB色空間での格子点配置を表す模式図であ
る。
【図3】色分布情報ファイルのファイル書式の一例を表
す図である。
【図4】第1の実施形態における色情報解析装置の処理
動作を表すフローチャートである。
【図5】第1の実施形態におけるメッセージリストを示
す図である。
【図6】各格子点により形成される最小の四角形を示す
図である。
【図7】3Dオブジェクトデータの表示の一例を示す図
である。
【図8】表示データ選択用のユーザーインターフェース
を示す図である。
【図9】複数の3Dオブジェクトデータの一表示例を示
す図である。
【図10】制御データ選択用のユーザーインターフェー
スを示す図である。
【図11】表示形態選択用のユーザーインターフェース
を示す図である。
【図12】3Dオブジェクトデータの表示の一例を示す
図である。
【図13】3Dオブジェクトデータの表示の一例を示す
図である。
【図14】複数の3Dオブジェクトデータの一表示例を
示す図である。
【図15】表示格子範囲選択用のユーザーインターフェ
ースを示す図である。
【図16】複数の3Dオブジェクトデータの一表示例を
示す図である。
【図17】表示色相範囲選択用のユーザーインターフェ
ースを示す図である。
【図18】色相選択情報に応じて選択される四面体領域
を示す模式図である。
【図19】複数の3Dオブジェクトデータの一表示例を
示す図である。
【図20】差分表示データ選択用のユーザーインターフ
ェースを示す図である。
【図21】複数の3Dオブジェクトデータ間における差
分表示の一例を示す図である。
【図22】複数の3Dオブジェクトデータ間における差
分表示の一例を示す図である。
【図23】第2の実施形態における色情報解析装置の処
理動作を表すフローチャートである。
【図24】第2の実施形態におけるメッセージリストを
示す図である。
【図25】差分表示データ選択用のユーザーインターフ
ェースを示す図である。
【図26】3Dオブジェクトデータの表示の一例を示す
図である。
【図27】3Dオブジェクトデータの表示の一例を示す
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CB01 CE18 CH07 5C077 LL19 MP08 PP32 PP36 PP37 PQ08 PQ20 PQ22 TT02 TT10 5C079 HB01 HB08 HB11 LA31 LB02 MA01 NA03 PA03 PA05 5L096 AA02 AA06 DA04 GA40 GA41 MA00

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疑似3次元表示を用いて複数の色分布情
    報の比較又は解析を行う色分布解析方法であって、少な
    くとも、 第1の表色系において規則的に配置された標本点の座標
    と、前記標本点が第2の表色系において取り得る色座標
    値とを関連付けて構成される前記色分布情報の複数に基
    づいて、3次元物体表面情報を複数構成する物体表面構
    成工程と、 前記物体表面構成工程により構成された前記複数の3次
    元物体表面情報を、表示装置上で、同一三次元空間にお
    いて疑似3次元表示させる表示工程とを有することを特
    徴とする色分布解析方法。
  2. 【請求項2】 前記物体表面構成工程における構成動作
    をユーザーが指示するための物体表面構成動作指示工程
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の色分布
    解析方法。
  3. 【請求項3】 前記色分布情報を生成する色分布情報生
    成工程をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の色分布解析方法。
  4. 【請求項4】 前記色分布情報生成工程は、少なくと
    も、 前記第1の表色系において配置された総ての標本点に対
    して、各標本点の前記第1の表色系での色座標をパッチ
    色としてカラーパッチ画像を生成するカラーパッチ画像
    生成工程と、 前記カラーパッチ画像を所定の出力機器から出力する出
    力工程と、 前記カラーパッチ画像を前記第2の表色系にて測定する
    測定工程と、を備えることを特徴とする請求項3に記載
    の色分布解析方法。
  5. 【請求項5】 前記出力工程はカラープリンタであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の色分布解析方法。
  6. 【請求項6】 前記色分布情報生成工程は前記第1の表
    色系において配置された総ての標本点に対して、ガマッ
    トマッピングを施し、前記第2の表色系にて標本点が取
    りうるべき値を取得することを特徴とする請求項3に記
    載の色分布解析方法。
  7. 【請求項7】 前記物体表面構成工程において前記3次
    元物体表面情報を構成するために利用される前記色分布
    情報を、ユーザーが指定するための色分布情報指定工程
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項6
    のいずれか1項に記載の色分布解析方法。
  8. 【請求項8】 前記表示装置に表示される前記3次元物
    体表面情報を、ユーザーが選択する為の表示情報選択工
    程をさらに備え、前記表示装置が、前記表示情報選択工
    程により選択された1以上の前記3次元物体表面情報を
    表示することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいず
    れか1項に記載の色分布解析方法。
  9. 【請求項9】 前記物体表面構成工程は、前記表示情報
    選択工程により表示選択されている1以上の色分布情報
    に対して、物体表面構成動作指示工程に基づいて前記3
    次元物体表面情報を構成することを特徴とする請求項2
    乃至請求項8のいずれか1項に記載の色分布解析方法。
  10. 【請求項10】 前記物体表面構成工程は、前記色分布
    情報生成工程により生成された全ての色分布情報に対し
    て、前記物体表面構成動作指示工程に基づいて3次元物
    体表面情報を構成することを特徴とする請求項2乃至請
    求項9に記載の色分布解析方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の表色系における前記複数の
    色分布情報のうち、任意の2つの色分布情報について、
    それぞれの色分布情報における任意の格子点の第2の表
    色系における各色座標値に基づいて、前記第2の表色系
    における色座標値の差分情報を生成する差分情報生成工
    程をさらに有し、 前記表示装置は3次元物体表面情報と共に前記差分情報
    を疑似3次元表示することを特徴とする請求項1乃至請
    求項10のいずれかに記載の色分布解析方法。
  12. 【請求項12】 前記任意の2つの色分布情報をユーザ
    ーが選択するための色分布情報選択工程を有することを
    特徴とする請求項11に記載の色分布解析方法。
  13. 【請求項13】 前記任意の2つの色分布情報は前記第
    1の表色系における格子点数が同一であって、前記差分
    情報生成工程が、すくなくとも、 前記任意の2つの色分布情報の各々に対応する第1の3
    次元物体表面情報と第2の3次元物体表面情報とにおけ
    る、第1の3次元物体表面情報の生成に用いられた前記
    第1の表色系における第1の格子点集合と第2の3次元
    物体表面情報の生成に用いられた前記第1の表色系にお
    ける第2の格子点集合とにおいて、前記2つの格子点集
    合における格子点座標が同一の格子点において、 前記任意の2つの色分布情報各々が取り得る第2の表色
    系における色座標値を取得することにより、前記色座標
    値の差分情報を生成することを特徴とする請求項11又
    は請求項12に記載の色分布解析方法。
  14. 【請求項14】 前記任意の2つの色分布情報は前記第
    1の表色系における標本点の格子点数が同一であって、
    前記差分情報生成工程においては、 前記任意の2つの色分布情報のいずれかに対応する第3
    の3次元物体表面情報に対して、3次元物体表面情報の
    生成に用いられた前記第1の表色系における第3の格子
    点集合で定義される格子点について、 前記任意の2つの色分布情報の各々において取り得る第
    2の表色系における色座標値を取得し、前記色座標値の
    差分情報を生成することを特徴とする請求項11又は請
    求項12に記載の色分布解析方法。
  15. 【請求項15】 前記表示装置が、前記差分情報を矢印
    形状により表示することを特徴とする請求項11乃至請
    求項14のいずれか1項に記載の色分布解析方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の色分布情報について、第1
    の表色系における標本点の格子点数と格子点間隔のどち
    らか一方又は双方が等しいことを特徴とする請求項1乃
    至請求項15のいずれか1項に記載の色分布解析方法。
  17. 【請求項17】 前記複数の色分布情報について、第1
    の表色系における標本点の格子点数と格子点間隔のどち
    らか一方又は双方が異なることを特徴とする請求項1乃
    至請求項15のいずれか1項に記載の色分布解析方法。
  18. 【請求項18】 前記物体表面構成動作指示工程は、少
    なくとも3次元の基底毎の表示格子範囲を指定する表示
    格子範囲指定工程を有し、 前記物体表面構成工程は、前記表示格子範囲指定工程に
    よる表示格子範囲指定に基づき、前記第1の表色系にお
    ける方形状領域表面の標本点が第2の表色系において取
    り得る色座標を色分布情報より取得して、3次元物体表
    面情報を構成することを特徴とする請求項16又は請求
    項17に記載の色分布解析方法。
  19. 【請求項19】 前記表示格子範囲指定工程は、 前記物体表面構成工程が複数の色分布情報に対して3次
    元物体表面情報を構成する場合に、前記複数の色分布情
    報の第1の表色系における格子点数が同一である場合の
    み所定の動作を行うことを特徴とする請求項18に記載
    の色分布解析方法。
  20. 【請求項20】 前記物体表面構成工程が3次元物体表
    面情報を構成すべき色分布情報において、第1の表色系
    における標本点の格子上配置において3次元の各基底の
    格子数が同一であり、かつ、各基底ともに格子点間隔が
    同一であって、前記物体表面構成動作指示工程は、表示
    色相範囲を指定する表示色相範囲指定工程をさらに有
    し、 前記物体表面構成工程は、格子原点と、原点と対角に位
    置する最外郭格子点と、表示色相範囲に基づいて選択さ
    れる隣あう格子頂点との4頂点より構成される四面体に
    基づき、前記四面体領域表面の標本点が第2の表色系に
    おいて取り得る色座標を色分布情報より取得して、3次
    元物体表面情報を構成することを特徴とする請求項2乃
    至請求項19のいずれか1項に記載の色分布解析方法。
  21. 【請求項21】 前記物体表面構成動作指示工程は3次
    元物体表面情報の表示形態を選択する表示形態選択工程
    を有し、 前記表示工程は、前記表示形態選択工程の選択結果に応
    じて、ポイントモデル表示、ワイヤーフレームモデル表
    示、ポリゴンモデル表示、スムースシェーディング表示
    のいずれかの形態で3次元物体表面情報を疑似3次元表
    示することを特徴とする請求項2乃至請求項20のいず
    れか1項に記載の色分布解析方法。
  22. 【請求項22】 前記第1の表色系が、RGB表色系、
    CMY表色系、XYZ表色系、Luv表色系、Lab表
    色系のいずれかであり、かつ前記複数の色分布情報につ
    いて共通であることを特徴とする請求項1乃至請求項2
    1のいずれかに記載の色分布解析方法。
  23. 【請求項23】 前記第2の表色系は、RGB表色系、
    CMY表色系、XYZ表色系、Luv表色系、Lab表
    色系の何れかであり、かつ前記複数の色分布情報につい
    て共通であることを特徴とする請求項1乃至請求項22
    のいずれかに記載の色分布解析方法。
  24. 【請求項24】 疑似3次元表示を用いて複数の色分布
    情報の比較又は解析を行う色分布解析プログラムであっ
    て、少なくとも、 第1の表色系において規則的に配置された標本点の座標
    と、前記標本点が第2の表色系において取り得る色座標
    値とを関連付けて前記色分布情報を複数生成する色分布
    情報生成ステップのコードと、 前記色分布情報生成ステップにおいて生成された複数の
    色分布情報に基づいて3次元物体表面情報を複数構成す
    る物体表面構成ステップのコードと、 前記物体表面構成ステップにより構成された前記複数の
    3次元物体表面情報を、表示装置上で、同一三次元空間
    において疑似3次元表示させる表示ステップのコード
    と、 前記物体表面構成ステップにおける構成動作をユーザー
    が指示するための物体表面構成動作指示ステップのコー
    ドとを備えることを特徴とする色分布解析プログラム。
  25. 【請求項25】 前記第1の表色系における前記複数の
    色分布情報のうち、任意の2つの色分布情報について、
    それぞれの色分布情報における任意の格子点の第2の表
    色系における各色座標値に基づいて、前記第2の表色系
    における色座標値の差分情報を生成する差分情報生成ス
    テップのコードをさらに備え、 前記表示ステップのコードが、前記表示装置に3次元物
    体表面情報と共に前記差分情報を疑似3次元表示させる
    差分情報表示ステップのコードを備えることを特徴とす
    る請求項24に記載の色分布解析プログラム。
  26. 【請求項26】 疑似3次元表示を用いて複数の色分布
    情報の比較又は解析を行う色分布解析装置であって、少
    なくとも、 第1の表色系において規則的に配置された標本点の座標
    と、前記標本点が第2の表色系において取り得る色座標
    値とを関連付けて前記色分布情報を複数生成する色分布
    情報生成手段と、 前記色分布情報生成手段において生成された複数の色分
    布情報に基づいて3次元物体表面情報を複数構成する物
    体表面構成手段と、 前記物体表面構成手段により構成された前記複数の3次
    元物体表面情報を、表示装置上で、同一三次元空間にお
    いて疑似3次元表示させる表示手段と、 前記物体表面構成手段における構成動作をユーザーが指
    示するための物体表面構成動作指示手段とを備えること
    を特徴とする色分布解析装置。
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