JP2003044239A - プリンタシステム、ページリカバリ印刷制御装置、ページリカバリ印刷方法及びスプールプログラム - Google Patents
プリンタシステム、ページリカバリ印刷制御装置、ページリカバリ印刷方法及びスプールプログラムInfo
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- JP2003044239A JP2003044239A JP2001231715A JP2001231715A JP2003044239A JP 2003044239 A JP2003044239 A JP 2003044239A JP 2001231715 A JP2001231715 A JP 2001231715A JP 2001231715 A JP2001231715 A JP 2001231715A JP 2003044239 A JP2003044239 A JP 2003044239A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、通常のアプリケーションからの出力
形態を変更することなく、任意の指定ページからの印刷
や所望する指定ページのみの印刷等、任意のページ途中
からの任意頁分のリカバリ印刷を可能とした、システ
ム、制御装置、印刷方法及びプログラムを提供すること
を課題とする。 【解決手段】印刷ジョブ管理システム16は、プリント
スプーラ12より、PDL印刷データとその印刷ジョブ
を受けると、PDLファイル17、及びページ構成情報
ファイル18生成し、印刷ページを指定したリカバリ印
刷の指示があると、ページ構成情報ファイル18に格納
された制御情報を用いて、指定ページのリカバリ印刷ジ
ョブを生成し、当該リカバリ印刷ジョブを、上記PDL
ファイル17に貯えられた指定ページのPDL印刷デー
タとともにプリンタ10に送出してリカバリ印刷処理を
実行する。
形態を変更することなく、任意の指定ページからの印刷
や所望する指定ページのみの印刷等、任意のページ途中
からの任意頁分のリカバリ印刷を可能とした、システ
ム、制御装置、印刷方法及びプログラムを提供すること
を課題とする。 【解決手段】印刷ジョブ管理システム16は、プリント
スプーラ12より、PDL印刷データとその印刷ジョブ
を受けると、PDLファイル17、及びページ構成情報
ファイル18生成し、印刷ページを指定したリカバリ印
刷の指示があると、ページ構成情報ファイル18に格納
された制御情報を用いて、指定ページのリカバリ印刷ジ
ョブを生成し、当該リカバリ印刷ジョブを、上記PDL
ファイル17に貯えられた指定ページのPDL印刷デー
タとともにプリンタ10に送出してリカバリ印刷処理を
実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントスプーラ
から出力されるページ記述言語(PDL;page discrip
tion language)を扱う、プリンタシステム、ページリ
カバリ印刷装置、ページリカバリ印刷方法、及びスプー
ルプログラムに関する。
から出力されるページ記述言語(PDL;page discrip
tion language)を扱う、プリンタシステム、ページリ
カバリ印刷装置、ページリカバリ印刷方法、及びスプー
ルプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】プリントスプーラから出力されるページ
記述言語(PDLと称す)を受信してページ印刷処理を
実行するプリンタシステムの従来の構成を図6に示す。
アプリケーション71より出力された印刷データ(OS
依存のスプール記述言語、若しくはPDLの印刷デー
タ)は、OSのスプールシステム72に渡され、スプー
ルファイル73に保存(スプール)される。スプールシ
ステム72は、プリンタ70が印刷データを受付可能な
状態にあるか否かを判断し、受付可能な状態(空き状
態)にあるとき、上記スプールファイル73に保存され
た出力対象となる印刷データをPDLの印刷ジョブとし
てプリンタ70に送出し印刷処理を実行させる。この
際、上記出力対象となる印刷データがOS依存のスプー
ル記述言語であるときは、当該スプール記述言語をプリ
ンタドライバ74に送出して、プリンタドライバ74に
よりPDLに変換された印刷データをプリンタ70に送
出する。
記述言語(PDLと称す)を受信してページ印刷処理を
実行するプリンタシステムの従来の構成を図6に示す。
アプリケーション71より出力された印刷データ(OS
依存のスプール記述言語、若しくはPDLの印刷デー
タ)は、OSのスプールシステム72に渡され、スプー
ルファイル73に保存(スプール)される。スプールシ
ステム72は、プリンタ70が印刷データを受付可能な
状態にあるか否かを判断し、受付可能な状態(空き状
態)にあるとき、上記スプールファイル73に保存され
た出力対象となる印刷データをPDLの印刷ジョブとし
てプリンタ70に送出し印刷処理を実行させる。この
際、上記出力対象となる印刷データがOS依存のスプー
ル記述言語であるときは、当該スプール記述言語をプリ
ンタドライバ74に送出して、プリンタドライバ74に
よりPDLに変換された印刷データをプリンタ70に送
出する。
【0003】このように、スプールシステム72は、プ
リンタ70が空き状態にあるとき、スプールデータをプ
リンタ70に吐き出す機能を実現している。
リンタ70が空き状態にあるとき、スプールデータをプ
リンタ70に吐き出す機能を実現している。
【0004】この種、プリンタシステムに於いて、印刷
ジョブのリカバリ印刷を行う場合、従来では、プリンタ
70が通知するエラー情報をスプールシステム72が受
けると、スプールシステム72は、単に必要なページ
(継続するページ)からスプールデータを送出してい
た。
ジョブのリカバリ印刷を行う場合、従来では、プリンタ
70が通知するエラー情報をスプールシステム72が受
けると、スプールシステム72は、単に必要なページ
(継続するページ)からスプールデータを送出してい
た。
【0005】しかしながら、上記した従来技術に於いて
は、プリンタの障害発生時に、継続したデータをそのま
ま送り出すだけであることから、印刷完了後等に於い
て、指定した任意のページからの印刷や、所望する指定
ページのみの印刷をすることができないという不都合な
問題があった。
は、プリンタの障害発生時に、継続したデータをそのま
ま送り出すだけであることから、印刷完了後等に於い
て、指定した任意のページからの印刷や、所望する指定
ページのみの印刷をすることができないという不都合な
問題があった。
【0006】また、上記した以外のリカバリ印刷手段と
して、専用のスプーラに対して専用のAPI(applicat
ion programming interface)を使用して、ページ情報
を通知する手段が存在するが、この手段は、専用スプー
ルに対して、専用のAPIを利用してページの区切りを
通知する必要があり、容易性並びに汎用性に欠けるとい
う問題があった。
して、専用のスプーラに対して専用のAPI(applicat
ion programming interface)を使用して、ページ情報
を通知する手段が存在するが、この手段は、専用スプー
ルに対して、専用のAPIを利用してページの区切りを
通知する必要があり、容易性並びに汎用性に欠けるとい
う問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、プリンタが通知するエラー情報をスプールシステ
ムが受けると、スプールシステムが単に必要なページ
(継続するページ)からスプールデータを送出する構成
であることから、印刷完了後等に於いて、指定した任意
のページからの印刷や、所望する指定ページのみの印刷
をすることができないという不都合な問題があった。ま
た上記した以外のリカバリ印刷手段として、専用のスプ
ーラに対して専用のAPIを使用して、ページ情報を通
知する手段は、専用スプールに対して、専用のAPIを
利用してページの区切りを通知する必要があり、容易性
並びに汎用性に欠けるという問題があった。
では、プリンタが通知するエラー情報をスプールシステ
ムが受けると、スプールシステムが単に必要なページ
(継続するページ)からスプールデータを送出する構成
であることから、印刷完了後等に於いて、指定した任意
のページからの印刷や、所望する指定ページのみの印刷
をすることができないという不都合な問題があった。ま
た上記した以外のリカバリ印刷手段として、専用のスプ
ーラに対して専用のAPIを使用して、ページ情報を通
知する手段は、専用スプールに対して、専用のAPIを
利用してページの区切りを通知する必要があり、容易性
並びに汎用性に欠けるという問題があった。
【0008】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
通常のアプリケーションからの出力形態を変更すること
なく、任意の指定ページからの印刷や所望する指定ペー
ジのみの印刷等、任意のページ途中からの任意ページ分
のリカバリ印刷を可能とした、プリンタシステム、ペー
ジリカバリ印刷制御装置、ページリカバリ印刷方法及び
スプールプログラムを提供することを目的とする。
通常のアプリケーションからの出力形態を変更すること
なく、任意の指定ページからの印刷や所望する指定ペー
ジのみの印刷等、任意のページ途中からの任意ページ分
のリカバリ印刷を可能とした、プリンタシステム、ペー
ジリカバリ印刷制御装置、ページリカバリ印刷方法及び
スプールプログラムを提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、通常のアプリケーション
からの出力形態を変更することなく、PDLの印刷ジョ
ブを出力するプリンタスプーラのデバイス出力管理機能
部とプリンタとの間に、任意のページ途中からの任意ペ
ージ分のリカバリ印刷を可能にした補助的なスプーラ
を、ソケットライクで簡単に介在させることができるよ
うにした、プリンタシステム、ページリカバリ印刷制御
装置、ページリカバリ印刷方法及びスプールプログラム
を提供することを目的とする。
からの出力形態を変更することなく、PDLの印刷ジョ
ブを出力するプリンタスプーラのデバイス出力管理機能
部とプリンタとの間に、任意のページ途中からの任意ペ
ージ分のリカバリ印刷を可能にした補助的なスプーラ
を、ソケットライクで簡単に介在させることができるよ
うにした、プリンタシステム、ページリカバリ印刷制御
装置、ページリカバリ印刷方法及びスプールプログラム
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ページ記述言
語の印刷データを出力するスプーラと前記スプーラより
送出される印刷データを受けて印刷処理を実行するプリ
ンタとの間に介在されるページリカバリ印刷制御装置で
あって、前記スプーラより受けた印刷データを前記プリ
ンタがページ単位で扱える出力形態にするための印刷ジ
ョブの生成に用いられる制御情報を取得し管理する管理
手段と、前記管理手段により管理された制御情報をもと
に、指定された任意ページのリカバリ印刷ジョブを生成
し、前記プリンタに送出するリカバリ印刷ジョブ制御手
段とを具備したことを特徴とする。
語の印刷データを出力するスプーラと前記スプーラより
送出される印刷データを受けて印刷処理を実行するプリ
ンタとの間に介在されるページリカバリ印刷制御装置で
あって、前記スプーラより受けた印刷データを前記プリ
ンタがページ単位で扱える出力形態にするための印刷ジ
ョブの生成に用いられる制御情報を取得し管理する管理
手段と、前記管理手段により管理された制御情報をもと
に、指定された任意ページのリカバリ印刷ジョブを生成
し、前記プリンタに送出するリカバリ印刷ジョブ制御手
段とを具備したことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、ページ記述言語の印刷デ
ータを出力するスプーラと、前記スプーラより送出され
る印刷データを受けて印刷処理を実行するプリンタとの
間に介在されるページリカバリ印刷制御装置であって、
前記スプーラから送出された印刷データをリカバリ印刷
対象データとして受信する受信部と、前記受信部で受信
したリカバリ印刷対象データを前記プリンタがページ単
位で扱える出力形態にするための制御コマンドを含んだ
制御情報ファイルを生成するPDL解析部と、前記PD
L解析部から出力された制御情報ファイルを用いて前記
受信部で受信したリカバリ印刷対象データから任意のペ
ージを先頭ページ、及び最終ページとした印刷ジョブを
生成する印刷ジョブ管理部と、前記プリンタとの間で前
記印刷ジョブ管理部で生成した印刷ジョブの受け渡しを
制御するプリンタ制御部とを具備したことを特徴とす
る。
ータを出力するスプーラと、前記スプーラより送出され
る印刷データを受けて印刷処理を実行するプリンタとの
間に介在されるページリカバリ印刷制御装置であって、
前記スプーラから送出された印刷データをリカバリ印刷
対象データとして受信する受信部と、前記受信部で受信
したリカバリ印刷対象データを前記プリンタがページ単
位で扱える出力形態にするための制御コマンドを含んだ
制御情報ファイルを生成するPDL解析部と、前記PD
L解析部から出力された制御情報ファイルを用いて前記
受信部で受信したリカバリ印刷対象データから任意のペ
ージを先頭ページ、及び最終ページとした印刷ジョブを
生成する印刷ジョブ管理部と、前記プリンタとの間で前
記印刷ジョブ管理部で生成した印刷ジョブの受け渡しを
制御するプリンタ制御部とを具備したことを特徴とす
る。
【0012】また、本発明は、アプリケーションから出
力されたページ記述言語でなる印刷データ、若しくはア
プリケーションから出力されたOS依存のスプール記述
言語でなる印刷データを入力し保持して、印刷状態に応
じ印刷対象となるページ記述言語の印刷データを出力す
るプリントスプーラと、前記プリントスプーラより出力
された印刷データを受信して印刷処理を実行するプリン
タと、前記プリンタと前記プリントスプーラとの間に介
在されて、前記プリントスプーラから送出された印刷デ
ータをもとに、前記プリンタに対し任意ページの部分印
刷を実行可能にするページリカバリ印刷ジョブを生成し
前記プリンタに送出するページリカバリ印刷用スプーラ
とを具備したプリンタシステムを特徴とする。
力されたページ記述言語でなる印刷データ、若しくはア
プリケーションから出力されたOS依存のスプール記述
言語でなる印刷データを入力し保持して、印刷状態に応
じ印刷対象となるページ記述言語の印刷データを出力す
るプリントスプーラと、前記プリントスプーラより出力
された印刷データを受信して印刷処理を実行するプリン
タと、前記プリンタと前記プリントスプーラとの間に介
在されて、前記プリントスプーラから送出された印刷デ
ータをもとに、前記プリンタに対し任意ページの部分印
刷を実行可能にするページリカバリ印刷ジョブを生成し
前記プリンタに送出するページリカバリ印刷用スプーラ
とを具備したプリンタシステムを特徴とする。
【0013】また、本発明は、プリントスプーラから出
力されるPDLの印刷ジョブを印刷するプリンタのペー
ジリカバリ印刷方法に於いて、プリントスプーラとプリ
ンタとの間に、機能拡張用スプーラを介挿し、当該機能
拡張用スプーラにて、前記プリントスプーラより受けた
ページ記述言語の印刷データから、前記プリンタが解釈
し実行できる、指定された任意ページの印刷ジョブを生
成し、当該印刷ジョブを前記プリンタに送出して、前記
プリントスプーラより送出された印刷データから任意の
ページを選択し印刷できるようにしたことを特徴とす
る。
力されるPDLの印刷ジョブを印刷するプリンタのペー
ジリカバリ印刷方法に於いて、プリントスプーラとプリ
ンタとの間に、機能拡張用スプーラを介挿し、当該機能
拡張用スプーラにて、前記プリントスプーラより受けた
ページ記述言語の印刷データから、前記プリンタが解釈
し実行できる、指定された任意ページの印刷ジョブを生
成し、当該印刷ジョブを前記プリンタに送出して、前記
プリントスプーラより送出された印刷データから任意の
ページを選択し印刷できるようにしたことを特徴とす
る。
【0014】また、本発明は、プリントスプーラから出
力されるPDLの印刷ジョブを印刷するプリンタのペー
ジリカバリ印刷方法に於いて、OSのスプールシステム
からページ記述言語の印刷データをプリンタへ出力する
際に、前記スプールシステムより出力された印刷データ
をリカバリ印刷のためにページ単位で出力できるように
するための制御コマンドを含んだ制御情報ファイルを生
成し、当該制御情報ファイルを用いて、前記スプールシ
ステムより出力された印刷データから任意のページの印
刷ジョブを生成し、当該印刷ジョブを前記プリンタに送
出して、前記プリンタが前記スプールシステムから出力
された印刷データのうち、任意のページの印刷処理を実
行できるようにしたことを特徴とする。
力されるPDLの印刷ジョブを印刷するプリンタのペー
ジリカバリ印刷方法に於いて、OSのスプールシステム
からページ記述言語の印刷データをプリンタへ出力する
際に、前記スプールシステムより出力された印刷データ
をリカバリ印刷のためにページ単位で出力できるように
するための制御コマンドを含んだ制御情報ファイルを生
成し、当該制御情報ファイルを用いて、前記スプールシ
ステムより出力された印刷データから任意のページの印
刷ジョブを生成し、当該印刷ジョブを前記プリンタに送
出して、前記プリンタが前記スプールシステムから出力
された印刷データのうち、任意のページの印刷処理を実
行できるようにしたことを特徴とする。
【0015】また、本発明は、プリントスプーラからプ
リンタに送出されるページ記述言語の印刷データ授受に
際し、前記プリントスプーラとプリンタとの間で、ペー
ジリカバリ印刷のためのスプーラをコンピュータに実現
させるためのスプールプログラムであって、前記プリン
トスプーラより出力されたページ記述言語の印刷データ
をリカバリ印刷のためにページ単位で出力できるように
するための制御コマンドを含んだ制御情報ファイルを生
成する機能と、前記制御情報ファイルを用いて、前記ス
プールシステムより出力された印刷データから任意のペ
ージの印刷ジョブを生成する機能と、前記印刷ジョブを
前記プリンタに送出し、前記プリンタに、前記スプール
システムから出力された印刷データのうち、任意のペー
ジの印刷処理を実行させる機能とをコンピュータに実現
させることをことを特徴とする。
リンタに送出されるページ記述言語の印刷データ授受に
際し、前記プリントスプーラとプリンタとの間で、ペー
ジリカバリ印刷のためのスプーラをコンピュータに実現
させるためのスプールプログラムであって、前記プリン
トスプーラより出力されたページ記述言語の印刷データ
をリカバリ印刷のためにページ単位で出力できるように
するための制御コマンドを含んだ制御情報ファイルを生
成する機能と、前記制御情報ファイルを用いて、前記ス
プールシステムより出力された印刷データから任意のペ
ージの印刷ジョブを生成する機能と、前記印刷ジョブを
前記プリンタに送出し、前記プリンタに、前記スプール
システムから出力された印刷データのうち、任意のペー
ジの印刷処理を実行させる機能とをコンピュータに実現
させることをことを特徴とする。
【0016】上記した本発明のページリカバリ印刷機能
をもつことにより、通常のアプリケーションからの出力
形態を変更することなく、リカバリ印刷に於いて任意の
指定ページからの印刷や所望する指定ページのみの印刷
等、任意のページ途中からの任意ページ分のリカバリ印
刷を可能とすることができる。また、通常のアプリケー
ションからの出力形態を変更することなく、PDLの印
刷ジョブを出力するプリンタスプーラのデバイス出力管
理機能部とプリンタとの間に、任意のページ途中からの
任意ページ分のリカバリ印刷を可能にした補助的なスプ
ーラを、ソケットライクで簡単に介在させることができ
る。
をもつことにより、通常のアプリケーションからの出力
形態を変更することなく、リカバリ印刷に於いて任意の
指定ページからの印刷や所望する指定ページのみの印刷
等、任意のページ途中からの任意ページ分のリカバリ印
刷を可能とすることができる。また、通常のアプリケー
ションからの出力形態を変更することなく、PDLの印
刷ジョブを出力するプリンタスプーラのデバイス出力管
理機能部とプリンタとの間に、任意のページ途中からの
任意ページ分のリカバリ印刷を可能にした補助的なスプ
ーラを、ソケットライクで簡単に介在させることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
施形態を説明する。
【0018】図1は本発明の実施形態に係るプリンタシ
ステムの構成を示すブロック図である。
ステムの構成を示すブロック図である。
【0019】本発明の実施形態に於いては、例えば印刷
ジョブの印刷中にプリンタ異常が発生した際等に於い
て、途中頁からの印刷再開が必要な場合や、印刷物の問
題等により、部分的に再印刷を行いたい場合に於いて、
既存のアプリケーションの印刷の仕組みを変更すること
なく、必要な頁部分だけを印刷できる仕組みを提供す
る。
ジョブの印刷中にプリンタ異常が発生した際等に於い
て、途中頁からの印刷再開が必要な場合や、印刷物の問
題等により、部分的に再印刷を行いたい場合に於いて、
既存のアプリケーションの印刷の仕組みを変更すること
なく、必要な頁部分だけを印刷できる仕組みを提供す
る。
【0020】この仕組みを実現するため、本発明の実施
形態では、図1に示すように、プリンタ10、アプリケ
ーション11、OSのスプーラ12、スプールファイル
13、プリンタドライバ14等でなる既存のシステムに
於いて、プリントスプーラ12のデバイス出力管理部1
5に、ソケットライクで本発明の主構成要素をなす、P
DLファイル17及びページ構成情報ファイル18を備
えた印刷ジョブ管理システム16を接続し、スプーラ1
2より出力された印刷データが上記印刷ジョブ管理シス
テム16を経由してプリンタ10に送出される構成とす
る。
形態では、図1に示すように、プリンタ10、アプリケ
ーション11、OSのスプーラ12、スプールファイル
13、プリンタドライバ14等でなる既存のシステムに
於いて、プリントスプーラ12のデバイス出力管理部1
5に、ソケットライクで本発明の主構成要素をなす、P
DLファイル17及びページ構成情報ファイル18を備
えた印刷ジョブ管理システム16を接続し、スプーラ1
2より出力された印刷データが上記印刷ジョブ管理シス
テム16を経由してプリンタ10に送出される構成とす
る。
【0021】このPDLファイル17及びページ構成情
報ファイル18を備えた印刷ジョブ管理システム16に
より所望するページリカバリ印刷機能をもつページリカ
バリ印刷制御装置(ページリカバリ印刷用スプーラ)が
実現される。
報ファイル18を備えた印刷ジョブ管理システム16に
より所望するページリカバリ印刷機能をもつページリカ
バリ印刷制御装置(ページリカバリ印刷用スプーラ)が
実現される。
【0022】図2は上記印刷ジョブ管理システム16の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【0023】上記印刷ジョブ管理システム16は、図2
に示すように、スプールデータ受信部161と、PDL
解析部162と、印刷ジョブ管理部163と、プリンタ
制御部164と、デバイス管理部165とを有して構成
される。
に示すように、スプールデータ受信部161と、PDL
解析部162と、印刷ジョブ管理部163と、プリンタ
制御部164と、デバイス管理部165とを有して構成
される。
【0024】これら印刷ジョブ管理システム16の構成
要素のうち、スプールデータ受信部161は、上記デバ
イス出力管理部15より送出されたスプールデータ(P
DL印刷データ)を印刷ジョブ管理システム16に取り
込む。
要素のうち、スプールデータ受信部161は、上記デバ
イス出力管理部15より送出されたスプールデータ(P
DL印刷データ)を印刷ジョブ管理システム16に取り
込む。
【0025】PDL解析部162は、上記スプールデー
タ受信部161で受信したPDL印刷データをリカバリ
印刷対象データとしたPDLファイル17を生成すると
ともに、このPDLファイル17に貯えられたPDL印
刷データをページ単位でリカバリ印刷できるようにする
ためのページリカバリ印刷ジョブの生成に供される制御
コマンド等の制御情報を抽出したページ構成情報ファイ
ル(制御情報ファイル)18を生成する。
タ受信部161で受信したPDL印刷データをリカバリ
印刷対象データとしたPDLファイル17を生成すると
ともに、このPDLファイル17に貯えられたPDL印
刷データをページ単位でリカバリ印刷できるようにする
ためのページリカバリ印刷ジョブの生成に供される制御
コマンド等の制御情報を抽出したページ構成情報ファイ
ル(制御情報ファイル)18を生成する。
【0026】印刷ジョブ管理部163は、リカバリ印刷
時に於いて、上記PDL解析部162で生成されたペー
ジ構成情報ファイル18を用いて、ユーザ等により指定
された任意の頁からの印刷ジョブを生成する。
時に於いて、上記PDL解析部162で生成されたペー
ジ構成情報ファイル18を用いて、ユーザ等により指定
された任意の頁からの印刷ジョブを生成する。
【0027】プリンタ制御部164は、プリンタ10と
の間でプリンタ制御のための各種の情報を授受するもの
で、上記印刷ジョブ管理部163から出力された印刷ジ
ョブをプリンタ10へ送出し、プリンタ10からエラー
情報等を受け取る。
の間でプリンタ制御のための各種の情報を授受するもの
で、上記印刷ジョブ管理部163から出力された印刷ジ
ョブをプリンタ10へ送出し、プリンタ10からエラー
情報等を受け取る。
【0028】デバイス管理部165は、プリンタ制御部
164の制御の下にプリンタ10へ印刷データを送出す
る。
164の制御の下にプリンタ10へ印刷データを送出す
る。
【0029】図3は上記印刷ジョブ管理システム16の
PDL解析部162により生成されるページ構成情報フ
ァイル18の具体的な構成例を示す図である。
PDL解析部162により生成されるページ構成情報フ
ァイル18の具体的な構成例を示す図である。
【0030】ページ構成情報ファイル18は、PDL解
析部162でページ毎に生成された制御情報が登録され
るページ情報ポインタテーブル181と、実際の印刷ジ
ョブに含まれる制御情報が登録されるページ情報データ
テーブル182とにより構成される。
析部162でページ毎に生成された制御情報が登録され
るページ情報ポインタテーブル181と、実際の印刷ジ
ョブに含まれる制御情報が登録されるページ情報データ
テーブル182とにより構成される。
【0031】このうち、ページ情報ポインタテーブル1
81には、PDL解析部162で取得した、ページ番
号、共通ヘッダー開始位置、共通ヘッダーサイズ、固有
ヘッダー開始位置、固有ヘッダーサイズ、固有フッター
開始位置、固有フッターサイズ、PDFファイル開始位
置、PDFファイルサイズ等の各情報が登録される。ま
た、ページ情報データテーブル182には、共通ヘッダ
ー情報、個別ページヘッダー情報、個別ページフッター
情報等の各情報が登録される。
81には、PDL解析部162で取得した、ページ番
号、共通ヘッダー開始位置、共通ヘッダーサイズ、固有
ヘッダー開始位置、固有ヘッダーサイズ、固有フッター
開始位置、固有フッターサイズ、PDFファイル開始位
置、PDFファイルサイズ等の各情報が登録される。ま
た、ページ情報データテーブル182には、共通ヘッダ
ー情報、個別ページヘッダー情報、個別ページフッター
情報等の各情報が登録される。
【0032】ここで先頭の共通ヘッダ情報としては、例
えば、JOB開始コマンド、印刷部数、片面/両面印刷
指定コマンド、複数ページ印刷指定コマンド、フォント
データ登録コマンド等が存在し、途中頁の共通ヘッダ情
報としては、例えば、用紙サイズ、用紙の向き、余白、
座標単位等が存在し、個別頁のヘッダ情報としては、塗
りつぶし等のパターン登録、カラーマップ定義、フォン
ト指定、フォントのサイズ/色等の文字属性、線種/色
等の図形属性等が存在する。また、途中の頁で終了する
場合には、最新出力頁で閉じきっていないモード情報や
JOB終了コマンドをフッタ情報として格納する必要が
あり、その際の個別頁のフッタ情報としては、例えば、
JOB終了コマンド、領域開放コマンド、描画モード終
了コマンド等が存在する。
えば、JOB開始コマンド、印刷部数、片面/両面印刷
指定コマンド、複数ページ印刷指定コマンド、フォント
データ登録コマンド等が存在し、途中頁の共通ヘッダ情
報としては、例えば、用紙サイズ、用紙の向き、余白、
座標単位等が存在し、個別頁のヘッダ情報としては、塗
りつぶし等のパターン登録、カラーマップ定義、フォン
ト指定、フォントのサイズ/色等の文字属性、線種/色
等の図形属性等が存在する。また、途中の頁で終了する
場合には、最新出力頁で閉じきっていないモード情報や
JOB終了コマンドをフッタ情報として格納する必要が
あり、その際の個別頁のフッタ情報としては、例えば、
JOB終了コマンド、領域開放コマンド、描画モード終
了コマンド等が存在する。
【0033】図4は、上記図3に示す構成のページ情報
ポインタテーブル181に登録された制御情報例を示す
図である。
ポインタテーブル181に登録された制御情報例を示す
図である。
【0034】図5は、上記実施形態に於いて、上記印刷
ジョブ管理部163により実行される、リカバリ印刷時
の印刷ジョブ(リカバリ印刷ジョブ)の生成処理手順を
示すフローチャートである。
ジョブ管理部163により実行される、リカバリ印刷時
の印刷ジョブ(リカバリ印刷ジョブ)の生成処理手順を
示すフローチャートである。
【0035】ここでは、リカバリ印刷の開始頁がPDL
ファイル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL
印刷データ)の第1頁であるときを除いて、上記ページ
構成情報ファイル18を参照し、当該ページ構成情報フ
ァイル18より、先頭共通ヘッダ、開始頁の共通ヘッ
ダ、開始頁のPDL印刷データ開始位置、開始頁の固有
ヘッダ等の各情報を取得する(図5ステップS11〜S
17)。そして、これらの情報に従うリカバリ印刷ジョ
ブを、PDLファイル17に貯えられた、当該リカバリ
印刷ジョブに対応するPDL印刷データとともに、プリ
ンタ制御部164を介してプリンタ10に出力する。
ファイル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL
印刷データ)の第1頁であるときを除いて、上記ページ
構成情報ファイル18を参照し、当該ページ構成情報フ
ァイル18より、先頭共通ヘッダ、開始頁の共通ヘッ
ダ、開始頁のPDL印刷データ開始位置、開始頁の固有
ヘッダ等の各情報を取得する(図5ステップS11〜S
17)。そして、これらの情報に従うリカバリ印刷ジョ
ブを、PDLファイル17に貯えられた、当該リカバリ
印刷ジョブに対応するPDL印刷データとともに、プリ
ンタ制御部164を介してプリンタ10に出力する。
【0036】また、リカバリ印刷の開始頁が第1頁であ
るときは、上記ページ構成情報ファイル18を参照する
ことなく、実際の印刷ジョブ(原PDL印刷データの印
刷ジョブ)を用い、PDLファイル17に貯えられたP
DL印刷データ(原PDL印刷データ)の第1頁をリカ
バリ印刷データの開始頁とする(図5ステップS1
8)。
るときは、上記ページ構成情報ファイル18を参照する
ことなく、実際の印刷ジョブ(原PDL印刷データの印
刷ジョブ)を用い、PDLファイル17に貯えられたP
DL印刷データ(原PDL印刷データ)の第1頁をリカ
バリ印刷データの開始頁とする(図5ステップS1
8)。
【0037】また、リカバリ印刷の終了頁がPDLファ
イル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷
データ)の最終頁であるときを除いて、上記ページ構成
情報ファイル18を参照し、終了頁の開始位置、終了位
置、終了頁のフッタ等を取得して、これらの情報に従う
リカバリ印刷ジョブを、PDLファイル17に貯えられ
た、当該リカバリ印刷ジョブに対応するPDL印刷デー
タとともに、プリンタ制御部164を介してプリンタ1
0に出力する(図5ステップS19〜S24)。
イル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷
データ)の最終頁であるときを除いて、上記ページ構成
情報ファイル18を参照し、終了頁の開始位置、終了位
置、終了頁のフッタ等を取得して、これらの情報に従う
リカバリ印刷ジョブを、PDLファイル17に貯えられ
た、当該リカバリ印刷ジョブに対応するPDL印刷デー
タとともに、プリンタ制御部164を介してプリンタ1
0に出力する(図5ステップS19〜S24)。
【0038】また、リカバリ印刷の終了頁がPDLファ
イル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷
データ)の最終頁であるときは、上記ページ構成情報フ
ァイル18を参照することなく、実際の印刷ジョブ(原
PDL印刷データの印刷ジョブ)を用い、PDLファイ
ル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷デ
ータ)の最終頁までをリカバリ印刷データとしてプリン
タ制御部164を介しプリンタ10に出力する(図5ス
テップS25)。
イル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷
データ)の最終頁であるときは、上記ページ構成情報フ
ァイル18を参照することなく、実際の印刷ジョブ(原
PDL印刷データの印刷ジョブ)を用い、PDLファイ
ル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷デ
ータ)の最終頁までをリカバリ印刷データとしてプリン
タ制御部164を介しプリンタ10に出力する(図5ス
テップS25)。
【0039】ここで、上記各図を参照して本発明の実施
形態に於けるリカバリ印刷処理動作を説明する。
形態に於けるリカバリ印刷処理動作を説明する。
【0040】上記図1に示すプリンタシステムに於い
て、通常のアプリケーション11から出力される印刷デ
ータ(OS依存のスプール記述言語、若しくはPDLの
印刷データ)は、OSのプリントスプーラ12にスプー
ルされ、スプールファイル13に格納された後、プリン
タ10が印刷データを受付可能な状態にあることを確認
して印刷ジョブとともにプリンタ10に送出される。こ
の際、印刷出力対象となる印刷データがOS依存のスプ
ール記述言語であるとき、当該印刷データがプリンタド
ライバ14によりプリンタ10が解釈できるPDLの印
刷データに変換され、印刷ジョブとともにプリンタ10
に送出される。
て、通常のアプリケーション11から出力される印刷デ
ータ(OS依存のスプール記述言語、若しくはPDLの
印刷データ)は、OSのプリントスプーラ12にスプー
ルされ、スプールファイル13に格納された後、プリン
タ10が印刷データを受付可能な状態にあることを確認
して印刷ジョブとともにプリンタ10に送出される。こ
の際、印刷出力対象となる印刷データがOS依存のスプ
ール記述言語であるとき、当該印刷データがプリンタド
ライバ14によりプリンタ10が解釈できるPDLの印
刷データに変換され、印刷ジョブとともにプリンタ10
に送出される。
【0041】この際、本発明の実施形態では、プリント
スプーラ12に設けられたデバイス出力管理部15に於
いて、アプリケーション11から投入された印刷データ
及びその印刷ジョブが、スプールシステム12からプリ
ンタ10に直接渡されず、一旦、印刷ジョブ管理システ
ム16に送出される。従って、この際、上記スプールフ
ァイル13に貯えられた印刷データは、プリンタ10の
状態に拘わらず、印刷出力対象PDL印刷データとして
印刷ジョブとともに印刷ジョブ管理システム16に送出
される。
スプーラ12に設けられたデバイス出力管理部15に於
いて、アプリケーション11から投入された印刷データ
及びその印刷ジョブが、スプールシステム12からプリ
ンタ10に直接渡されず、一旦、印刷ジョブ管理システ
ム16に送出される。従って、この際、上記スプールフ
ァイル13に貯えられた印刷データは、プリンタ10の
状態に拘わらず、印刷出力対象PDL印刷データとして
印刷ジョブとともに印刷ジョブ管理システム16に送出
される。
【0042】ここで、頁を指定したリカバリ印刷が指示
されない通常印刷時に於いては、プリントスプーラ12
より出力されたPDL印刷データがその印刷ジョブとと
もに印刷ジョブ管理システム16を図示しないパスルー
トでパススルーしてプリンタ10に渡され、通常の印刷
処理が実行される。
されない通常印刷時に於いては、プリントスプーラ12
より出力されたPDL印刷データがその印刷ジョブとと
もに印刷ジョブ管理システム16を図示しないパスルー
トでパススルーしてプリンタ10に渡され、通常の印刷
処理が実行される。
【0043】一方、例えば、印刷ジョブの印刷中にプリ
ンタの異常が発生したことに伴い、異常発生した途中頁
から印刷を再開させる場合や、印刷物の問題等により部
分的に任意頁の再印刷を行いたい場合等に於いて、頁を
指定したリカバリ印刷が指示された際は、印刷ジョブ管
理システム16により、指定された任意頁の印刷ジョブ
が生成されて、指定した任意頁のリカバリ印刷処理が実
行される。
ンタの異常が発生したことに伴い、異常発生した途中頁
から印刷を再開させる場合や、印刷物の問題等により部
分的に任意頁の再印刷を行いたい場合等に於いて、頁を
指定したリカバリ印刷が指示された際は、印刷ジョブ管
理システム16により、指定された任意頁の印刷ジョブ
が生成されて、指定した任意頁のリカバリ印刷処理が実
行される。
【0044】この為、印刷ジョブ管理システム16は、
上記プリントスプーラ12より、PDL印刷データとそ
の印刷ジョブを受けると、上記PDL印刷データをPD
Lファイル17に貯えるとともに、そのPDL印刷デー
タのページ単位のリカバリ印刷ジョブを生成するための
制御情報を取得し、その制御情報を上記印刷ジョブの各
制御情報とともにページ構成情報ファイル18に格納す
る。更に、印刷頁を指定したリカバリ印刷の指示がある
と、ページ構成情報ファイル18に格納された制御情報
を用いて、指定頁のリカバリ印刷ジョブを生成し、当該
リカバリ印刷ジョブを、上記PDLファイル17に貯え
られた指定頁のPDL印刷データとともにプリンタ10
に送出してリカバリ印刷処理を実行する。
上記プリントスプーラ12より、PDL印刷データとそ
の印刷ジョブを受けると、上記PDL印刷データをPD
Lファイル17に貯えるとともに、そのPDL印刷デー
タのページ単位のリカバリ印刷ジョブを生成するための
制御情報を取得し、その制御情報を上記印刷ジョブの各
制御情報とともにページ構成情報ファイル18に格納す
る。更に、印刷頁を指定したリカバリ印刷の指示がある
と、ページ構成情報ファイル18に格納された制御情報
を用いて、指定頁のリカバリ印刷ジョブを生成し、当該
リカバリ印刷ジョブを、上記PDLファイル17に貯え
られた指定頁のPDL印刷データとともにプリンタ10
に送出してリカバリ印刷処理を実行する。
【0045】この際の印刷ジョブ管理システム16に於
ける動作を図2を参照して説明する。
ける動作を図2を参照して説明する。
【0046】印刷ジョブ管理システム16に於いて、ス
プールデータ受信部161は、上記デバイス出力管理部
15より送出されたスプールデータ(PDL印刷デー
タ)を印刷ジョブとともに受信し、PDL解析部162
に送出する。
プールデータ受信部161は、上記デバイス出力管理部
15より送出されたスプールデータ(PDL印刷デー
タ)を印刷ジョブとともに受信し、PDL解析部162
に送出する。
【0047】PDL解析部162は、上記スプールデー
タ受信部161で受信したPDL印刷データをリカバリ
印刷対象データとしたPDLファイル17を生成すると
ともに、このPDLファイル17に貯えられたPDL印
刷データを頁単位でリカバリ印刷できるようにするため
のページリカバリ印刷ジョブの生成に供される制御コマ
ンド等の制御情報を抽出したページ構成情報ファイル
(制御情報ファイル)18を生成する。
タ受信部161で受信したPDL印刷データをリカバリ
印刷対象データとしたPDLファイル17を生成すると
ともに、このPDLファイル17に貯えられたPDL印
刷データを頁単位でリカバリ印刷できるようにするため
のページリカバリ印刷ジョブの生成に供される制御コマ
ンド等の制御情報を抽出したページ構成情報ファイル
(制御情報ファイル)18を生成する。
【0048】即ち、PDL解析部162は、リカバリ印
刷の指定頁を正しく印刷するために、この実施形態では
図3に示すような印刷ジョブのページ情報を管理するペ
ージ構成情報ファイル18を生成する。
刷の指定頁を正しく印刷するために、この実施形態では
図3に示すような印刷ジョブのページ情報を管理するペ
ージ構成情報ファイル18を生成する。
【0049】このページ構成情報ファイル18は、図3
に示すように、ページ情報ポインタテーブル181とペ
ージ情報データ182とにより構成される。
に示すように、ページ情報ポインタテーブル181とペ
ージ情報データ182とにより構成される。
【0050】ページ情報ポインタテーブル181には、
PDL解析部162で取得した、ページ番号、共通ヘッ
ダー開始位置、共通ヘッダーサイズ、固有ヘッダー開始
位置、固有ヘッダーサイズ、固有フッター開始位置、固
有フッターサイズ、PDFファイル開始位置、PDFフ
ァイルサイズ等の各情報が登録される。
PDL解析部162で取得した、ページ番号、共通ヘッ
ダー開始位置、共通ヘッダーサイズ、固有ヘッダー開始
位置、固有ヘッダーサイズ、固有フッター開始位置、固
有フッターサイズ、PDFファイル開始位置、PDFフ
ァイルサイズ等の各情報が登録される。
【0051】また、ページ情報データテーブル182に
は、実際の印刷ジョブの共通ヘッダー情報、個別ページ
ヘッダー情報、個別ページフッター情報等が登録され
る。
は、実際の印刷ジョブの共通ヘッダー情報、個別ページ
ヘッダー情報、個別ページフッター情報等が登録され
る。
【0052】一般に、PDL印刷データには、印刷デー
タと、プリンタの制御コマンド、およびデータ出現以降
に影響を及ぼす制御コマンド等がある。このため、単に
頁の区切りでデータを分割しても、以前の頁のデータ中
に出現した継続コマンドが存在しないために、正しい印
刷結果が得られない。例えば、1頁目の途中でフォント
を変更する制御コマンドが存在しても、以降で変更がな
ければフォント情報の指定はされない。そのため2頁目
でのフォントが正しく出力されない等の問題が発生す
る。
タと、プリンタの制御コマンド、およびデータ出現以降
に影響を及ぼす制御コマンド等がある。このため、単に
頁の区切りでデータを分割しても、以前の頁のデータ中
に出現した継続コマンドが存在しないために、正しい印
刷結果が得られない。例えば、1頁目の途中でフォント
を変更する制御コマンドが存在しても、以降で変更がな
ければフォント情報の指定はされない。そのため2頁目
でのフォントが正しく出力されない等の問題が発生す
る。
【0053】そこで、PDL解析部162では、スプー
ルデータとして入力された制御コマンドを頁が切り替わ
るタイミングに抽出して、対象頁以前の制御コマンドの
最新値を対象頁のヘッダとしてページ構成情報ファイル
18にページ情報ポインタテーブル181として格納す
る。
ルデータとして入力された制御コマンドを頁が切り替わ
るタイミングに抽出して、対象頁以前の制御コマンドの
最新値を対象頁のヘッダとしてページ構成情報ファイル
18にページ情報ポインタテーブル181として格納す
る。
【0054】このヘッダ情報は、印刷ジョブ内で先頭に
出現するものと、ほとんど出現しないもの(変更される
可能性の低いもの)、出現(変更)頻度の高いもの等に
分類することができる。これらを区別し、ジョブの先頭
に出現する制御コマンドは先頭の共通ヘッダとし、変更
頻度の低い制御コマンドは変更制御コマンドが出現した
頁以降の途中頁の共通ヘッダとし、頻度の高い制御コマ
ンドは個別ページヘッダ情報として格納する。
出現するものと、ほとんど出現しないもの(変更される
可能性の低いもの)、出現(変更)頻度の高いもの等に
分類することができる。これらを区別し、ジョブの先頭
に出現する制御コマンドは先頭の共通ヘッダとし、変更
頻度の低い制御コマンドは変更制御コマンドが出現した
頁以降の途中頁の共通ヘッダとし、頻度の高い制御コマ
ンドは個別ページヘッダ情報として格納する。
【0055】これら各制御情報のうち、先頭の共通ヘッ
ダ情報には、例えば、JOB開始コマンド、印刷部数、
片面/両面印刷指定コマンド、複数ページ印刷指定コマ
ンド、フォントデータ登録コマンド等が存在し、途中ペ
ージの共通ヘッダ情報としては、例えば、用紙サイズ、
用紙の向き、余白、座標単位等が存在し、個別頁のヘッ
ダ情報には、塗りつぶし等のパターン登録、カラーマッ
プ定義、フォント指定、フォントのサイズ/色等の文字
属性、線種/色等の図形属性等が存在する。
ダ情報には、例えば、JOB開始コマンド、印刷部数、
片面/両面印刷指定コマンド、複数ページ印刷指定コマ
ンド、フォントデータ登録コマンド等が存在し、途中ペ
ージの共通ヘッダ情報としては、例えば、用紙サイズ、
用紙の向き、余白、座標単位等が存在し、個別頁のヘッ
ダ情報には、塗りつぶし等のパターン登録、カラーマッ
プ定義、フォント指定、フォントのサイズ/色等の文字
属性、線種/色等の図形属性等が存在する。
【0056】また、途中の頁で終了する場合には、最新
出力頁で閉じきっていないモード情報やJOB終了コマ
ンドをフッタ情報として格納する必要があり、その際の
個別頁のフッタ情報としては、例えば、JOB終了コマ
ンド、領域開放コマンド、描画モード終了コマンド等が
存在する。
出力頁で閉じきっていないモード情報やJOB終了コマ
ンドをフッタ情報として格納する必要があり、その際の
個別頁のフッタ情報としては、例えば、JOB終了コマ
ンド、領域開放コマンド、描画モード終了コマンド等が
存在する。
【0057】印刷ジョブ管理部163は、リカバリ印刷
を行う要求が発生した際、上記PDL解析部162で生
成されたページ構成情報ファイル18を用いて、ユーザ
等により指定された任意の頁からのリカバリ印刷ジョブ
を生成し、当該リカバリ印刷ジョブを上記PDLファイ
ル17に貯えられた指定頁のPDL印刷データとともに
プリンタ制御部164に送出する。
を行う要求が発生した際、上記PDL解析部162で生
成されたページ構成情報ファイル18を用いて、ユーザ
等により指定された任意の頁からのリカバリ印刷ジョブ
を生成し、当該リカバリ印刷ジョブを上記PDLファイ
ル17に貯えられた指定頁のPDL印刷データとともに
プリンタ制御部164に送出する。
【0058】この際の印刷ジョブ管理部163に於ける
リカバリ印刷ジョブの生成処理手順の例を図5に示して
いる。尚、同図に於いて各制御情報の取り出し順は特定
されるものではなく、正常な頁操作を保つことのできる
手順であればよい。
リカバリ印刷ジョブの生成処理手順の例を図5に示して
いる。尚、同図に於いて各制御情報の取り出し順は特定
されるものではなく、正常な頁操作を保つことのできる
手順であればよい。
【0059】ここでは、リカバリ印刷の開始頁がPDL
ファイル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL
印刷データ)の第1頁であるときを除いて(図5ステッ
プS11のNO)、上記ページ構成情報ファイル18を
参照し、当該ファイルより、先頭共通ヘッダ、及び開始
頁の共通ヘッダの各情報を取得して(図5ステップS1
2,S13)、これらの情報をもとに生成したページリ
カバリ印刷の開始頁の共通ヘッダ情報をプリンタ制御部
164を介しプリンタ10に送出する(図5ステップS
14)。次に、開始頁のPDL印刷データ開始位置、及
び開始頁の固有ヘッダ等の各情報を取得して(図5ステ
ップS15,S16)、これらの情報をもとに生成した
開始頁の固有ヘッダ情報をプリンタ制御部164を介し
プリンタ10に送出する(図5ステップS17)。
ファイル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL
印刷データ)の第1頁であるときを除いて(図5ステッ
プS11のNO)、上記ページ構成情報ファイル18を
参照し、当該ファイルより、先頭共通ヘッダ、及び開始
頁の共通ヘッダの各情報を取得して(図5ステップS1
2,S13)、これらの情報をもとに生成したページリ
カバリ印刷の開始頁の共通ヘッダ情報をプリンタ制御部
164を介しプリンタ10に送出する(図5ステップS
14)。次に、開始頁のPDL印刷データ開始位置、及
び開始頁の固有ヘッダ等の各情報を取得して(図5ステ
ップS15,S16)、これらの情報をもとに生成した
開始頁の固有ヘッダ情報をプリンタ制御部164を介し
プリンタ10に送出する(図5ステップS17)。
【0060】リカバリ印刷の開始頁が第1頁であるとき
(図5ステップS11のYES)は、上記ページ構成情
報ファイル18を参照することなく、実際の印刷ジョブ
(原PDL印刷データの印刷ジョブ)を用い、PDLフ
ァイル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印
刷データ)の第1頁をリカバリ印刷データの開始頁とす
る(図5ステップS18)。
(図5ステップS11のYES)は、上記ページ構成情
報ファイル18を参照することなく、実際の印刷ジョブ
(原PDL印刷データの印刷ジョブ)を用い、PDLフ
ァイル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印
刷データ)の第1頁をリカバリ印刷データの開始頁とす
る(図5ステップS18)。
【0061】また、リカバリ印刷の終了頁がPDLファ
イル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷
データ)の最終頁であるときを除いて(図5ステップS
19のNO)、上記ページ構成情報ファイル18を参照
し、当該ファイルから、終了頁の開始位置とサイズを取
得して(図5ステップS20)、リカバリ印刷の終了位
置を算出し(図5ステップS21)、リカバリ印刷の開
始位置から終了位置までのPDL印刷データをPDLフ
ァイル17より読出してプリンタ10に送出(図5ステ
ップS22)した後、終了頁のフッタ情報を取得し(図
5ステップS23)、当該フッタ情報をプリンタ10に
送出して(図5ステップS24)ページリカバリ印刷の
印刷ジョブの送出処理を終了する。
イル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷
データ)の最終頁であるときを除いて(図5ステップS
19のNO)、上記ページ構成情報ファイル18を参照
し、当該ファイルから、終了頁の開始位置とサイズを取
得して(図5ステップS20)、リカバリ印刷の終了位
置を算出し(図5ステップS21)、リカバリ印刷の開
始位置から終了位置までのPDL印刷データをPDLフ
ァイル17より読出してプリンタ10に送出(図5ステ
ップS22)した後、終了頁のフッタ情報を取得し(図
5ステップS23)、当該フッタ情報をプリンタ10に
送出して(図5ステップS24)ページリカバリ印刷の
印刷ジョブの送出処理を終了する。
【0062】また、リカバリ印刷の終了頁がPDLファ
イル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷
データ)の最終頁であるときは、上記ページ構成情報フ
ァイル18を参照することなく、実際の印刷ジョブ(原
PDL印刷データの印刷ジョブ)を用い、PDLファイ
ル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷デ
ータ)の最終頁までをリカバリ印刷データとしてプリン
タ10に出力する(図5ステップS25)。
イル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷
データ)の最終頁であるときは、上記ページ構成情報フ
ァイル18を参照することなく、実際の印刷ジョブ(原
PDL印刷データの印刷ジョブ)を用い、PDLファイ
ル17に貯えられたPDL印刷データ(原PDL印刷デ
ータ)の最終頁までをリカバリ印刷データとしてプリン
タ10に出力する(図5ステップS25)。
【0063】プリンタ制御部164は、上記印刷ジョブ
管理部163から出力されたリカバリ印刷ジョブ及びP
DL印刷データをデバイス管理部165を介してプリン
タ10へ送出し、指定頁のページリカバリ印刷処理を実
行制御する。
管理部163から出力されたリカバリ印刷ジョブ及びP
DL印刷データをデバイス管理部165を介してプリン
タ10へ送出し、指定頁のページリカバリ印刷処理を実
行制御する。
【0064】上記した実施形態により、印刷ジョブに従
う印刷処理の実行中に、例えばプリンタ10の異常が発
生して、途中頁からの印刷再開が必要な場合や、印刷物
の問題等により部分的に再印刷を行いたい場合に於い
て、既存のアプリケーション11の印刷の仕組みを変更
することなく、必要とする任意頁部分だけを選択的に印
刷できる仕組みを提供することができる。
う印刷処理の実行中に、例えばプリンタ10の異常が発
生して、途中頁からの印刷再開が必要な場合や、印刷物
の問題等により部分的に再印刷を行いたい場合に於い
て、既存のアプリケーション11の印刷の仕組みを変更
することなく、必要とする任意頁部分だけを選択的に印
刷できる仕組みを提供することができる。
【0065】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、通
常のアプリケーションからの印刷出力形態を変更するこ
となく、通常のOSのスプールシステムに印刷ジョブを
投入するだけで、任意の指定頁からの印刷や所望する指
定頁のみの印刷等、任意の頁途中からの任意頁分のリカ
バリ印刷を可能としたプリンタシステムが提供できる。
また、通常のアプリケーションからの出力形態を変更す
ることなく、PDLの印刷ジョブを出力するプリンタス
プーラのデバイス出力管理機能部とプリンタとの間に、
任意の頁途中からの任意頁分のリカバリ印刷を可能にし
た補助的なスプーラを、ソケットライクで介在させて、
簡単かつ容易に任意の頁単位のリカバリ印刷を可能とし
たプリンタシステムが構築ができる。
常のアプリケーションからの印刷出力形態を変更するこ
となく、通常のOSのスプールシステムに印刷ジョブを
投入するだけで、任意の指定頁からの印刷や所望する指
定頁のみの印刷等、任意の頁途中からの任意頁分のリカ
バリ印刷を可能としたプリンタシステムが提供できる。
また、通常のアプリケーションからの出力形態を変更す
ることなく、PDLの印刷ジョブを出力するプリンタス
プーラのデバイス出力管理機能部とプリンタとの間に、
任意の頁途中からの任意頁分のリカバリ印刷を可能にし
た補助的なスプーラを、ソケットライクで介在させて、
簡単かつ容易に任意の頁単位のリカバリ印刷を可能とし
たプリンタシステムが構築ができる。
【図1】本発明の実施形態に係るプリンタシステムの構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態に於ける印刷ジョブ管理システム
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図3】上記実施形態に於けるページ構成情報ファイル
の構成を示す図。
の構成を示す図。
【図4】上記実施形態に於けるページ構成情報ファイル
ページ情報ポインタテーブルに登録された制御情報例を
示す図。
ページ情報ポインタテーブルに登録された制御情報例を
示す図。
【図5】上記実施形態に於いて印刷ジョブ管理部により
実行される、リカバリ印刷時の印刷ジョブ(リカバリ印
刷ジョブ)の生成処理手順を示すフローチャート。
実行される、リカバリ印刷時の印刷ジョブ(リカバリ印
刷ジョブ)の生成処理手順を示すフローチャート。
【図6】従来のプリンタシステムの構成を示すブロック
図。
図。
10…プリンタ
11…アプリケーション
12…OSのスプーラ
13…スプールファイル
14…プリンタドライバ
15…デバイス出力管理部
16…印刷ジョブ管理システム
161…スプールデータ受信部
162…PDL解析部
163…印刷ジョブ管理部
164…プリンタ制御部
165…デバイス管理部
17…PDLファイル
18…ページ構成情報ファイル
181…ページ情報ポインタテーブル
182…ページ情報データテーブル
Claims (9)
- 【請求項1】 ページ記述言語でなる印刷データを出力
するスプーラと前記スプーラより送出される印刷データ
を受けて印刷処理を実行するプリンタとの間に介在され
るページリカバリ印刷制御装置であって、 前記スプーラより受けた印刷データを前記プリンタがペ
ージ単位で扱える出力形態にするための印刷ジョブの生
成に用いられる制御情報を取得し管理する管理手段と、 前記管理手段により管理された制御情報をもとに、指定
された任意ページのリカバリ印刷ジョブを生成し、前記
プリンタに送出する印刷ジョブ出力制御手段とを具備し
たことを特徴とするページリカバリ印刷制御装置。 - 【請求項2】 ページ記述言語の印刷データを出力する
スプーラと、前記スプーラより送出される印刷データを
受けて印刷処理を実行するプリンタとの間に介在される
ページリカバリ印刷制御装置であって、 前記スプーラから送出された印刷データをリカバリ印刷
対象データとして受信する受信部と、 前記受信部で受信したリカバリ印刷対象データを前記プ
リンタがページ単位で扱える出力形態にするための制御
コマンドを含んだ制御情報ファイルを生成するPDL解
析部と、 前記PDL解析部から出力された制御情報ファイルを用
いて前記受信部で受信したリカバリ印刷対象データから
任意のページを先頭ページ、及び最終ページとした印刷
ジョブを生成する印刷ジョブ管理部と、 前記プリンタとの間で前記印刷ジョブ管理部で生成した
印刷ジョブの受け渡しを制御するプリンタ制御部とを具
備したことを特徴とするページリカバリ印刷制御装置。 - 【請求項3】 前記PDL解析部は、前記リカバリ印刷
対象データを印刷ジョブとして保存するPDLファイル
の格納手段と、前記PDLファイルに保存された印刷ジ
ョブのページ情報を管理するページ構成情報ファイルの
格納手段とを有し、印刷ジョブ管理部は、前記PDLフ
ァイル及び前記ページ構成情報ファイルを用いて任意ペ
ージの印刷ジョブを生成することを特徴とする請求項2
記載のページリカバリ印刷制御装置。 - 【請求項4】 前記ページ構成情報ファイルは、少なく
ともページ情報ポインタテーブルとページ情報データと
でなり、 前記ページ情報ポインタテーブルには、ページ番号、共
通ヘッダー開始位置、共通ヘッダーサイズ、個有ヘッダ
ー開始位置、固有ヘッダーサイズ、個有フッター開始位
置、固有フッターサイズ、PDFファイル開始位置、P
DFファイルサイズの全て若しくはそのうちの少なくと
も複数種の情報を有し、 前記ページ情報データには、共通ヘッダー情報、個別ペ
ージヘッダー情報、個別ページフッター情報の全て若し
くはそのうちの少なくとも複数種の情報を有してなる請
求項3記載のページリカバリ印刷制御装置。 - 【請求項5】 アプリケーションから出力されたページ
記述言語でなる印刷データ、若しくはアプリケーション
から出力されたOS依存のスプール記述言語でなる印刷
データを入力し保持して、印刷状態に応じ印刷対象とな
るページ記述言語の印刷データを出力するプリントスプ
ーラと、 前記プリントスプーラより出力された印刷データを受信
して印刷処理を実行するプリンタと、 前記プリンタと前記プリントスプーラとの間に介在され
て、前記プリントスプーラから送出された印刷データを
もとに、前記プリンタに対し任意ページの部分印刷を実
行可能にするページリカバリ印刷ジョブを生成し前記プ
リンタに送出するページリカバリ印刷用スプーラとを具
備したことを特徴とするプリンタシステム。 - 【請求項6】 前記ページリカバリ印刷用スプーラは、 前記プリントスプーラから送出された印刷データをリカ
バリ印刷対象データとして受信する受信部と、 前記受信部で受信したリカバリ印刷対象データを前記プ
リンタがページ単位で扱える出力形態にするための制御
コマンドを含んだ制御情報ファイルを生成するPDL解
析部と、 前記PDL解析部から出力された制御情報ファイルを用
いて前記受信部で受信したリカバリ印刷対象データから
任意のページを先頭ページ、及び最終ページとした印刷
ジョブを生成する印刷ジョブ管理部と、 前記プリンタとの間で前記印刷ジョブ管理部で生成した
印刷ジョブの受け渡しを制御するプリンタ制御部とを具
備したことを特徴とする請求項5記載のプリンタシステ
ム。 - 【請求項7】 プリントスプーラとプリンタとの間に機
能拡張用スプーラを介挿し、 当該機能拡張用スプーラにて、前記プリントスプーラよ
り受けたページ記述言語の印刷データから、前記プリン
タが解釈し実行できる、指定された任意ページの印刷ジ
ョブを生成し、 当該印刷ジョブを前記プリンタに送出し、 前記プリントスプーラより送出された印刷データから任
意のページを選択し印刷できるようにしたことを特徴と
するページリカバリ印刷方法。 - 【請求項8】 OSのスプールシステムからページ記述
言語の印刷データをプリンタへ出力する際に、 前記スプールシステムより出力された印刷データをリカ
バリ印刷のためにページ単位で出力できるようにするた
めの制御コマンドを含んだ制御情報ファイルを生成し、 当該制御情報ファイルを用いて、前記スプールシステム
より出力された印刷データから任意のページの印刷ジョ
ブを生成し、 当該印刷ジョブを前記プリンタに送出し、 前記プリンタが前記スプールシステムから出力された印
刷データのうち、任意のページの印刷処理を実行できる
ようにしたことを特徴とするページリカバリ印刷方法。 - 【請求項9】 プリントスプーラからプリンタに送出さ
れるページ記述言語の印刷データ授受に際し、前記プリ
ントスプーラとプリンタとの間で、ページリカバリ印刷
のためのスプーラをコンピュータに実現させるためのス
プールプログラムであって、 前記プリントスプーラより出力されたページ記述言語の
印刷データをリカバリ印刷のためにページ単位で出力で
きるようにするための制御コマンドを含んだ制御情報フ
ァイルを生成する機能と、 前記制御情報ファイルを用いて、前記スプールシステム
より出力された印刷データから任意のページの印刷ジョ
ブを生成する機能と、 前記印刷ジョブを前記プリンタに送出し、前記プリンタ
に、前記スプールシステムから出力された印刷データの
うち、任意のページの印刷処理を実行させる機能とをコ
ンピュータに実現させるためのスプールプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001231715A JP2003044239A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | プリンタシステム、ページリカバリ印刷制御装置、ページリカバリ印刷方法及びスプールプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001231715A JP2003044239A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | プリンタシステム、ページリカバリ印刷制御装置、ページリカバリ印刷方法及びスプールプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003044239A true JP2003044239A (ja) | 2003-02-14 |
Family
ID=19063731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001231715A Pending JP2003044239A (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | プリンタシステム、ページリカバリ印刷制御装置、ページリカバリ印刷方法及びスプールプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003044239A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8300245B2 (en) | 2004-12-10 | 2012-10-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Device to edit documents for printout and method thereof |
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-
2001
- 2001-07-31 JP JP2001231715A patent/JP2003044239A/ja active Pending
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