JP2003043104A - 半導体装置の検査装置 - Google Patents

半導体装置の検査装置

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JP2003043104A
JP2003043104A JP2001233238A JP2001233238A JP2003043104A JP 2003043104 A JP2003043104 A JP 2003043104A JP 2001233238 A JP2001233238 A JP 2001233238A JP 2001233238 A JP2001233238 A JP 2001233238A JP 2003043104 A JP2003043104 A JP 2003043104A
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contact terminal
ball
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Inventor
Seiichi Kageyama
精一 影山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の外部電極または外部電極に接合
したボール電極に接触端子が接触することにより圧痕が
生じると、半導体装置が基板に実装された時に、圧痕部
分が密封され、加熱されると、圧痕部分に含まれる空気
が膨張してボール電極と実装基板の電極との接続部にお
いて亀裂が生じる。 【解決手段】 接触端子14の先端部の形状は、先端形
状が4つの凸部を有する割王冠形状20で、その中央部
に半球状または筒状の凹部19が設けられている。16
はボール電極で接触端子14の先端に接触させる。その
窪みの深さはハンダボール等のボール電極16の頭頂部
が接触しない深さとする。21はボール電極16を底面
から見た接触端子との接触によって生じた傷である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の検査
装置に関するものであり、特に、検査対象の電極に接触
する接触端子の先端形状を考慮した半導体装置の検査装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、BGA(Ball Grid
Array)タイプの半導体装置の検査においては、
半導体装置の裏面電極に接合された半田等からなるボー
ル電極に接触させる検査用接続端子の形状は、その先端
部が半球状またはV字の凹部であった。
【0003】図3は、従来の半導体装置の検査装置を示
す断面図である。
【0004】図3に示すように、ソケット本体1に設け
られた穴2に挿入された接触端子3の下端は、検査基板
4の上面に形成された電極5に接触し、接触端子3の上
端は被検査対象である半導体装置6の外部電極に形成さ
れたボール電極7に接触する。
【0005】図4(a)は従来の半導体装置の検査装置
の接触端子の部分を示した斜視図であり、図4(b)は
接続端子の先端部にボール電極が接触した状態を示す斜
視図であり、図4(c)は接触端子の先端部がボール電
極に接触して形成された圧痕を示す図である。
【0006】図4(a)〜図4(c)に示すように、3
は接触端子でその先端部で半球状の窪み8を有する。7
は球状のBGAの外部電極に接合したボール電極であ
る。ボール電極7を接触端子3の先端部に接触させる
と、接触部に円周上の傷9が付く。同様に、図5は、別
の従来の半導体装置の検査装置の接触端子を示す斜視図
である。
【0007】図5に示すように、接触端子3の先端にV
字の王冠形状の窪み10を有する。王冠形状の窪み10
は、内側に山と谷となる部分を有している。7は球状の
BGAの外部電極に接合しているボール電極である。ボ
ール電極7を接続端子3に接触させると接触部に王冠形
状の山の部分が食い込んだ不定形の傷11が付く。
【0008】BGAの外部端子に接合されるボール電極
は、半田からなるボール電極であり、半田の融点未満の
温度の状態であっても、室温以上の高温では半田は軟化
し、バーイン時に接触端子が接触する部分の圧痕は大き
くなる。
【0009】例えば、融点180[℃]付近の錫鉛共晶ハ
ンダボールでは、120[℃]で10秒間の電気テスト
で、検査用接触端子の1ピン当りの荷重200[mN]で
も、ハンダボールに検査用端子の接触による圧痕が発生
する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体装置の検査装置は、半導体装置の外部電極または
外部電極に接合したボール電極に接触端子が接触するこ
とにより圧痕が生じると、圧痕部が酸化してしまい、半
導体装置の基板への実装時に、基板の電極とボール電極
との接合力が低下する。
【0011】また、圧痕のサイズが大きくなると、半導
体装置が基板に実装された時に、圧痕部分が密封され、
加熱されると、圧痕部分に含まれる空気が膨張してボー
ル電極と実装基板の電極との接続部において亀裂が生じ
るという不具合があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の半導体装置の検査装置は、被検査対
象の半導体装置の電極に接触端子を接触させて検査を行
う半導体装置の検査装置であって、貫通穴が設けられた
ソケット本体と、前記貫通穴に挿入された接触端子とか
らなり、前記接触端子の一端は被検査対象物の半導体装
置の外部端子に接触し、前記接触端子の他端は検査基板
の電極に接触し、前記接触端子の一端は半球状の凹部が
形成され、前記接触端子の一端の側面はV字型に開口
し、4点の鋭利な凸部が形成されている。
【0013】また、複数の接触端子がソケット本体の複
数の貫通穴に各々挿入され、前記複数の接触端子どうし
のピッチは、0.3〜0.65[mm]である。
【0014】また、半導体装置の外部電極にボール電極
が接合し、接触端子の一端は前記ボール電極に接触す
る。
【0015】したがって、接触端子が接触することによ
り形成される被検査対象物の反動体装置の外部端子の圧
痕のサイズを小さくすることができ、接合力の低下や接
合部の亀裂等の不具合の発生を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置の検査
装置の一実施形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0017】図1は、本実施形態の半導体装置の検査装
置を示す断面図である。
【0018】図1に示すように、ソケット本体12に設
けられた複数の穴13に複数の接触端子14が各々挿入
され、接触端子14の上端(一端)と被検査対象である
BGA等の半導体装置15の外部電極に形成されたボー
ル電極16とが接触し、接触端子14の下端(他端)と
検査基板17の上面に形成された電極18とが接触し、
接触端子14にはコイルバネが内蔵されており、検査基
板17の電極18およびボール電極16に対して一定荷
重で接触する。なお、本実施形態では、接触端子14ど
うしのピッチは、0.3〜0.65[mm]である。
【0019】次に、本実施形態の半導体装置の検査装置
の接触端子の上端の形状について詳細に説明する。
【0020】図2は、本実施形態の半導体装置の検査装
置の接触端子の先端部(一端)の形状を示す斜視図であ
る。
【0021】図2に示すように、接触端子14の先端部
のボール電極16に対する接触部の凹部19の曲面の曲
率は、接触端子14に接触するボール電極16の外面の
曲率よりもやや小さい。従来は、接触端子のボール電極
の曲率よりも、接触端子の凹部の曲率の方がかなり小さ
かったので、接触端子の周囲の凸部のボール電極に対す
る圧力が大きかったが、本実施形態の半導体装置の検査
装置の接触端子14の先端の凹部の曲率は、ボール電極
16の曲率よりもわずかに小さいので、接触端子14の
先端の周囲の凸部のボール電極16に対する圧力は小さ
くなる。したがって、ボール電極16の接触端子14が
接触することによる圧痕のサイズは小さくなる。
【0022】また、20は先端形状が4つの凸部を有す
る割王冠形状で、その中央部に半球状または筒状の凹部
19が設けられている。16はボール電極で接触端子1
4の先端に接触させる。その窪みの深さはハンダボール
等のボール電極16の頭頂部が接触しない深さとする。
21はボール電極16を底面から見た接触端子との接触
によって生じた傷である。傷21はハンダボールの頭頂
部を除く円周上に4点からなる。点接触は鋭くボール電
極16に食い込み、安定した接触が得られる。また半円
状に窪みを設けており、上記の4点以外には接触痕の傷
は付かない。先端は4点以上の点接触であればボール電
極16を安定して支えられる。接触点数が3点以下では
安定してハンダボールを支えられない。
【0023】本実施形態では、4つ割王冠形状の先端形
状に半球状の窪みを設けたが、先に半球状の窪みのある
所に後から4つ割王冠形状の加工を施してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の半導体装置の検査装置は、被検
査対象物の半導体装置の外部電極に生じる圧痕のサイズ
を小さくすることができるので、半導体装置を基板に実
装した時の実装不良を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の半導体装置の検査装置を
示す断面図
【図2】本発明の一実施形態の半導体装置の検査装置を
示す図
【図3】従来の半導体装置を示す断面図
【図4】従来の半導体装置を示す図
【図5】従来の半導体装置を示す図
【符号の説明】
1 ソケット本体 2 穴 3 接触端子 4 検査基板 5 電極 6 半導体装置 7 ボール電極 8 半球状の窪み 9 円周上の傷 10 王冠形状の窪み 11 不定形の傷 12 ソケット本体 13 穴 14 接触端子 15 半導体装置 16 ボール電極 17 検査基板 18 電極 19 凹部 20 割王冠形状 21 傷

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査対象の半導体装置の電極に接触端
    子を接触させて検査を行う半導体装置の検査装置であっ
    て、貫通穴が設けられたソケット本体と、前記貫通穴に
    挿入された接触端子とからなり、前記接触端子の一端は
    被検査対象物の半導体装置の外部端子に接触し、前記接
    触端子の他端は検査基板の電極に接触し、前記接触端子
    の一端は半球状の凹部が形成され、前記接触端子の一端
    の側面はV字型に開口し、4点の鋭利な凸部が形成され
    ていることを特徴とする半導体装置の検査装置。
  2. 【請求項2】 複数の接触端子がソケット本体の複数の
    貫通穴に各々挿入され、前記複数の接触端子どうしのピ
    ッチは、0.3〜0.65[mm]であることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体装置の検査装置。
  3. 【請求項3】 半導体装置の外部電極にボール電極が接
    合し、接触端子の一端は前記ボール電極に接触すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置の検査装置。
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