JP2003042755A - 芯出し装置及び該芯出し装置を用いた同軸度測定方法 - Google Patents

芯出し装置及び該芯出し装置を用いた同軸度測定方法

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JP2003042755A JP2001231574A JP2001231574A JP2003042755A JP 2003042755 A JP2003042755 A JP 2003042755A JP 2001231574 A JP2001231574 A JP 2001231574A JP 2001231574 A JP2001231574 A JP 2001231574A JP 2003042755 A JP2003042755 A JP 2003042755A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの孔を基準とした軸(被測定部)の同
軸度を、容易に、且つ高い精度で測定することができる
芯出し装置を用いた同軸度測定方法を提供する。 【解決手段】 基台2に配した各スライド部材4に、基
台2の軸心を中心とする円に内接するようにベアリング
(爪部)6を設け、各ベアリング(爪部)6をワーク8
の孔9の内筒面9aに当接させて当該孔9の芯出しをし
ておいて、基台2に設置したダイヤルゲージ12のスピ
ンドルに連係させた測定子11を軸(被測定部)10に
係合し、各ベアリング(爪部)6を回転させて基台2を
当該基台2の軸心の回りに回転させることにより、ワー
ク8の孔9を基準とした軸(被測定部)10の同軸度を
測定する。これにより、ワーク8の孔9を基準とした軸
(被測定部)10の同軸度を、容易に、且つ高い精度で
測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芯出し装置及び該
芯出し装置を用いた同軸度測定方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、主軸をワークの孔又は軸と同
軸上に位置決めして当該孔又は軸の芯出しをする芯出し
装置が知られている。図7に示すのは、このような芯出
し装置53の一例で、上記主軸3は略円柱状に形成した
基台2に当該基台2と同軸上に立設されている。また、
基台2には、主軸3の軸心A1の回りに等配した複数の
スライド部材4が、当該基台2(主軸3)の軸心A1と
直交する方向にスライド移動可能に設けられており、図
7に示すように、これら各スライド部材4には、基台2
(主軸3)の軸心A1側の端部を傾斜させて形成した被
押圧部32とワーク8の孔9の内筒面9aに当接させる
爪部54とが設けられている。
【0003】また、上記芯出し装置53は、図7に示す
ように、基台2の支柱33の内筒面33aに嵌着させた
ブッシュ34で当該基台2(主軸3)の軸心A1方向に
スライド移動可能に支持した駆動軸7を具備しており、
該駆動軸7の下端部には、上記各スライド部材4の被押
圧部32の傾斜に整合させて傾斜した傾斜面を駆動軸7
の軸心の回りに配し、当該駆動軸7を下方にスライド移
動させることで被押圧部32の傾斜面を押圧する押圧部
31が設けられている。また、各スライド部材4は、各
々が圧縮コイルばね39で基台2(主軸3)の軸心A1
に向けて付勢されており、これにより、芯出し装置53
は被押圧部32を駆動軸7の押圧部31に当接させてい
る。
【0004】そして、上記芯出し装置53を用いてワー
ク8の孔9の芯出しをする場合、まず、各スライド部材
4の爪部54とワーク8の孔9の内筒面9aと対向させ
るようにして当該芯出し装置53をワーク8にセット
し、この状態で駆動軸7を下方に向けてスライド移動さ
せる。これにより、各スライド部材4の被押圧部32が
駆動軸7の押圧部31で押圧され、各スライド部材4
が、被押圧部32を上記押圧部31に摺動させながらワ
ーク8の孔9の内筒面9aに向けて同期してスライド移
動する。そして、各スライド部材4に配した爪部54が
ワーク8の孔9の内筒面9aに所要に当接することで、
芯出し装置53の基台2(主軸3)の軸心A1がワーク
8の孔9の軸心A2に位置決めされて当該ワーク8の孔
9の芯出しが完了する。
【0005】ところで、上記芯出し装置53を用いて、
例えば、図6に示すように、有底円筒状に形成され、底
部55に孔9と同軸上に形成した軸(被測定部)10を
立設したワーク8の、孔9を基準とした軸(被測定部)
10の同軸度を測定する場合、芯出し装置53の基台2
にダイヤルゲージ(同軸度測定手段、図1参照)を設置
し、上記芯出し装置53の各スライド部材4に配した爪
部54をワーク8の孔9の内筒面9aに所要に当接させ
て当該孔9の芯出しをし、この状態で上記ダイヤルゲー
ジの測定子をワーク8の軸(被測定部)10の外筒面1
0aに所要に接触させた際のダイヤルゲージの目盛を0
に設定し、当該芯出し装置53を、基台2(主軸3)の
軸心A1(孔9の軸心A2)の回りに所定角度づつ回転
させて順次位置決めさせ、各位置決め位置におけるダイ
ヤルゲージの針の振れを読むことにより、当該ワーク8
の孔9を基準とした軸(被測定部)10の同軸度を測定
することが従来から行われていた。
【0006】しかしながら、従来の同軸度測定方法で
は、駆動軸7を下方に駆動させることで各スライド部材
4を基台2(主軸3)の軸心A1方向にスライド移動さ
せ、これにより、各スライド部材4に配した爪部54を
ワーク8の孔9の内筒面9aに当接させて当該孔9の芯
出しをし、この時のダイヤルゲージ(同軸度測定手段)
の針の振れを読み取る、といった一連の操作を、芯出し
装置53を各測定位置に位置決めさせた毎に行う必要が
あり、特に、高い精度が要求されるワーク8において
は、全てのロットに対して上記孔9を基準とした軸(被
測定部)10の同軸度を測定する必要があるので、測定
作業は多大な時間と手間とを要する極めて効率の悪いも
のであった。さらに、上記ワーク8の孔9を基準とした
軸(被測定部)10の同軸度をより高い精度で測定する
には、より多くの測定位置で同軸度を測定することが必
要となり、さらなる時間と手間とを要することとなり、
同軸度測定方法の改善が求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
事情に鑑みてなされたもので、ワークの孔又は軸を基準
とした被測定部の同軸度を、容易に、且つ高い精度で測
定することができる芯出し装置及び該芯出し装置を用い
た同軸度測定方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、主軸をワー
クの孔又は軸と同軸上に位置決めして当該孔又は軸の芯
出しをする芯出し装置において、略円柱状に形成され、
同軸上に主軸を配した基台と、主軸の軸心の回りに等配
され、基台に各々が当該主軸の軸心と直交する方向にス
ライド可能に支持された複数のスライド部材と、主軸の
軸心と平行な軸線の回りに回転可能であって、当該主軸
の軸心を中心とする円に内接するように各スライド部材
に配設された爪部と、各スライド部材を同期させてスラ
イド移動させて各爪部をワークの孔の内筒面又は軸の外
筒面に当接させる駆動手段と、を具備したことを特徴と
する。
【0009】本発明は、このように構成することで、駆
動手段でスライド部材を駆動して各スライド部材の爪部
をワークの孔の内筒面又は軸の外筒面に当接させること
により、主軸が孔又は軸と同軸上に位置決めされて当該
孔又は軸の芯出しをすることができ、また、上記主軸を
孔又は軸と同軸上に位置決めさせた状態を維持して基台
を主軸の軸心の回りに回転させることが可能となる。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
のうち請求項2に記載の発明は、爪部を、外輪と内輪と
を具備したベアリングとしたことを特徴とする。
【0011】本発明は、このように構成することで、主
軸を孔又は軸と同軸上に位置決めさせた状態を維持して
基台を主軸の軸心の回りに回転させることができる。
【0012】また、上記目的を達成するために、本発明
のうち請求項3に記載の発明は、ワークには爪部を当接
させた孔又は軸を基準とした同軸度が測定される被測定
部が設けられており、基台に、被測定部に係合可能な測
定子を有した同軸度測定手段を設けたことを特徴とす
る。
【0013】本発明は、このように構成することで、ワ
ークの孔又は軸の芯出しをした状態で同軸度測定手段の
測定子を被測定部に係合させ、基台を主軸の軸心の回り
に回転させることにより、当該ワークの孔又は軸を基準
とした被測定部の同軸度を測定することが可能となる。
【0014】また、上記目的を達成するために、本発明
のうち請求項4に記載の発明は、主軸をワークの孔又は
軸と同軸上に位置決めして当該孔又は軸の芯出しをする
芯出し装置を用いて当該孔又は軸を基準とした被測定部
の同軸度を測定する同軸度測定方法であって、略円柱状
の基台に設けられ、主軸の軸心の回りに等配した複数の
スライド部材を、当該主軸の軸心と直交する方向に同期
させてスライド移動させることにより、主軸の軸心と平
行な軸線の回りに回転可能であって、且つ当該主軸の軸
心を中心とする円に内接するように各スライド部材に配
した爪部をワークの孔の内筒面又は軸の外筒面に当接さ
せ、主軸をワークの孔又は軸と同軸上に位置決めさせて
当該孔又は軸の芯出しをしておいて、基台に配した同軸
度測定手段の測定子をワークの被測定部に係合させ、爪
部を回転させるようにして基台を主軸の軸心の回りに回
転させることによりワークの孔又は軸を基準とした被測
定部の同軸度を測定することを特徴とする。
【0015】本発明は、このように構成することで、ワ
ークの孔又は軸の芯出しをし、この状態で同軸度測定手
段の測定子を被測定部に係合させて芯出し装置の基台を
主軸の軸心の回りに回転させることにより、容易に、且
つ効率的に当該ワークの孔又は軸を基準とした被測定部
の同軸度を測定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態の芯出し装
置及び該芯出し装置を用いた同軸度測定方法を図1乃至
図6に基づいて説明する。まず、本実施の形態の芯出し
装置及び該芯出し装置を用いた同軸度測定方法の概略を
説明する。本芯出し装置1は、図1乃至図3に示すよう
に、基台2に当該基台2と同軸上に主軸3を立設してお
いて、基台2(主軸3)の軸心A1(図3参照)の回り
に複数(本実施例では3個)のスライド部材4を配し、
また、各スライド部材4に、上記基台2(主軸3)の軸
心A1と平行な軸5に回動可能に軸支され、且つ該基台
2(主軸3)の軸心A1を中心とする円C1(図2参
照)に内接するように配したベアリング(爪部)6を設
けた。そして、駆動手段としての駆動軸7の駆動により
各スライド部材4を基台2の半径方向に同期させてスラ
イド移動させ、各ベアリング(爪部)6の外輪をワーク
8(図6参照)の孔9の内筒面9aに当接させることに
より、基台2(主軸3)の軸心A1をワーク8の孔9の
軸心A2(図3参照)と同軸上に位置決めさせて当該孔
9の芯出しをする構造になっている。
【0017】また、図1に示すように、本芯出し装置1
には、ワーク8の孔9と同軸上に形成した軸(被測定
部)10の外筒面10aに係合可能な測定子11を備え
たダイヤルゲージ12(同軸度測定手段)が上記基台2
に配設されており、上記各スライド部材4に配したベア
リング(爪部)6をワーク8の孔9の内筒面9aに当接
させて当該孔9の芯出しをした状態で、上記測定子11
を軸(被測定部)10の外筒面10aに接触させ、ベア
リング(爪部)6を回転させるようにして基台2を当該
基台2(主軸3)の軸心A1の回りに回転させることに
より、本芯出し装置1を用いて、ワーク8の孔9を基準
とした軸(被測定部)10の同軸度を測定することがで
きる構造になっている。
【0018】次に、本芯出し装置1の詳細を説明する。
図1に示すように、上記基台2は、略円柱状に形成され
た外径がD1の基台上部13と、上縁部にフランジ14
を有した外径がD2の基台下部15とに分割されてお
り、これら基台上部13と基台下部15とを図示しない
複数のボルトで締結させることにより一体に形成させて
いる。また、基台下部15には、図1乃至図3に示すよ
うに、後述するスライド部材4の基部16を当該基台2
の軸心A1と直交する方向にスライド移動可能に案内す
る複数(本実施例では3本)の第1の案内溝17が当該
基台下部15の上面に所定深さで形成されており、各第
1の案内溝17の底面には、当該第1の案内溝17の底
面から下方に延出し、後述するスライド部材4の爪保持
部18をスライド移動可能に案内すると共に当該スライ
ド部材4のスライド移動を前進端位置及び後退端位置で
規制する第2の案内溝19が形成されている。
【0019】また、基台下部15には上記ダイヤルゲー
ジ(同軸度測定手段)12と測定子11とを連係させる
各機構部品を配するための空間20が設けられており、
図1に示すように、該空間20には、略L字状に形成し
た測定子11の屈曲部を回動可能に軸支したブロック2
1が配設されている。さらに、基台下部15の底面に
は、基台2(主軸3)と同軸上に形成され、後述するワ
ーク8(図6参照)の軸(被測定部)10を収納可能な
軸収納孔22が設けられており、該軸収納孔22は、上
記測定子11が当該軸収納孔22を臨むようにして上記
空間20と連通されている。また、基台上部13の上面
には上記ダイヤルゲージ12を保持するための略円筒状
のダイヤルゲージ保持部23が設けられており、図1に
示すように、該ダイヤルゲージ保持部23で保持された
ダイヤルゲージ12のスピンドル24が、基台上部13
に嵌着したブッシュ25でスピンドル摺動方向にストロ
ーク可能に支持したロッド26を介することで、略L字
状の測定子11のアームの一側面に形成した曲面部27
に当接されている。これにより、上記ロッド26を介し
てダイヤルゲージ12のスピンドル24と測定子11と
が連係され、測定子11の回動動作に連動してダイヤル
ゲージ12のスピンドル24がストロークされる構造に
なっている。なお、測定子11のアームの他側面には、
ワーク8の軸(被測定部)10の外筒面10aに当接さ
せる曲面28が形成されている。
【0020】また、上記各スライド部材4は、上記基台
下部15の第1の案内溝17で基台2の軸心A1と直交
する方向にスライド移動可能に支持される基部16と、
上記ベアリング(爪部)6を配した爪保持部18と、を
略T字状に配して形成されており、図1に示すように、
該基部16には、一側の切欠部を当該基部の上面に突出
させたピン29が嵌着されている。また、爪保持部18
には、外側(基台2の軸心A1と反対側)の側面の下部
に爪収納溝30が形成されており、該爪収納溝30に
は、上記ピン29と同軸上に設置した軸5で回動可能に
軸支されたベアリング(爪部)6が収納されている。そ
して、スライド部材4の基部16の基台2の軸心A1側
の端部には、後述する駆動軸(駆動手段)7の下端に設
けた押圧部31の傾斜面に摺動可能に当接させる被押圧
部32が形成されている。
【0021】また、上記基台上部13の上面には、当該
基台2の軸心A1と同軸上に立設した略円筒状の支柱3
3が形成されており、図1に示すように、上記駆動軸7
は該支柱33の内筒面33aに嵌着したブッシュ34に
より基台2(主軸3)の軸心A1方向にスライド移動可
能に支持されている。また、上記支柱33の外筒面に
は、主軸3の当該主軸3の軸心A1と同軸上に設けた孔
35が所要の嵌め合いで嵌合されており、これにより、
主軸3が、基台2の上面に当該基台2の軸心A1と同軸
上に位置決めされる構造になっている。なお、上記主軸
3には、上記孔35と同軸上に設けられ、駆動軸7の上
側の部分を摺動可能に案内する孔36が形成されてい
る。
【0022】また、上記駆動軸(駆動手段)7は、前述
したように、下端部に、各スライド部材4の被押圧部3
2の傾斜面に整合させて傾斜させた傾斜面を当該駆動軸
7の軸心の回りに配した押圧部31を備え、図1に示す
ように、段差を境界にして上側の部分の外径が、上記ブ
ッシュ34で支持された当該段差の下側の部分の外径よ
りも小さく形成されている。そして、本芯出し装置1
は、上記段差で駆動軸7の上側の部分に挿通したリング
状のワッシャ37を係止し、駆動軸7を、該ワッシャ3
7と孔35の端面との間に介在させた第1の圧縮コイル
ばね38により下方に付勢させている。
【0023】さらに、本芯出し装置1は、図1及び図3
に示すように、各スライド部材4の基部16の上面に突
出させたピン29の切欠部と、該切欠部を基台2(主軸
3)の軸心A1に向けて付勢する第2の圧縮コイルばね
39と、が収納された凹部40を基台上部13の下面に
配しており、各スライド部材4を基台2(主軸3)の軸
心A1に向けて付勢し、各スライド部材4の被押圧部3
2を上記駆動軸7の押圧部31に所要に当接させてい
る。これにより、本芯出し装置1は、各スライド部材4
に配したベアリング(爪部)6の外輪が、基台2(主軸
3)の軸心A1を中心とする円C1(図2参照)に内接
した状態を維持することができる構造になっている。
【0024】また、図1に示すように、上記主軸3及び
駆動軸7には、各々を主軸の軸心A1と直交する方向に
貫通した断面が略四角形状の孔41,42が形成されて
おり、これら孔41,42には、略L字状に形成され、
一側端が軸43で回動可能に軸支されたレバー44が挿
通されている。また、上記レバー44には、駆動軸7側
の孔42の内側上面に係合可能な突起45が形成されて
おり、本芯出し装置1は、該レバー44を軸43の回り
に図1における時計回り方向に回動させることにより、
当該突起45が駆動軸7の孔42の内側上面を押し上げ
て第1の圧縮コイルばね38を圧縮しながら駆動軸7を
上方にスライド移動させる構造になっている。これによ
り、本芯出し装置1は、駆動軸7の押圧部31が上方に
移動し、各スライド部材4が、当該押圧部31の上方へ
の移動に連動するようにして基台2(主軸3)の軸心A
1に向けてスライド移動される。
【0025】また、本芯出し装置1は、上記レバー44
を傾倒(回動)させた状態から当該レバー44を開放さ
せると、駆動軸7を第1の圧縮コイルばね38のばね力
で基台2(主軸3)の軸心A1上を下方にスライド移動
させ、当該駆動軸7の押圧部31により、各スライド部
材4の被押圧部32を互いの傾斜面を摺動させるように
して押圧する。これにより、各スライド部材4は、当該
各スライド部材4に配したベアリング(爪部)6が基台
2(主軸3)の軸心A1を中心とする円に内接した状態
を維持し、上記第2の圧縮コイルばね39を圧縮させな
がら基台2(主軸3)の軸心A1と直交する方向(軸心
A1から離反する方向)に同期してスライド移動する構
造になっている。
【0026】なお、図1に示すように、主軸3の孔41
の開口部の一側には、傾倒させた状態のレバー44を当
該主軸3内に収納するためのレバー収納溝46が形成さ
れている。また、図1に示す符号47は駆動軸7の押圧
部31の端面に当接させて当該駆動軸7の下降端位置に
位置決めさせるためのボルトであり、また、符号48は
測定子11の図1における時計回り方向への回動動作を
所要位置で規制するためのストッパーボルトである。ま
た、本実施例では同軸度測定手段としてダイヤルゲージ
12を用いたが、同軸度測定手段はこれに限定されるも
のではなく、基台2(主軸3)を当該基台2(主軸3)
の軸心A1の回りに回転させることにより、ワーク8の
孔9を基準とした軸(被測定部)10の同軸度を測定可
能であれば他の手段(装置)を用いてもよい。
【0027】さらに、本実施例では、基台下部15の外
径D2を基台上部13の外径D1よりも小さく形成し、
また、各スライド部材4を、基台2(主軸3)の軸心A
1と直交する方向に延出させた基部16と、ベアリング
(爪部)6を保持する爪保持部18と、を略T字状に一
体形成させたが、図4に示すように、基台上部13と基
台下部15とを同一の外径で形成しておいて、各スライ
ド部材4を基部16のみの状態、即ち略長方体に形成す
ると共に、各スライド部材4の被押圧部32が形成され
た側と反対側の端面に、基台2(主軸3)の軸心A1と
平行な軸5で回動可能に軸支され、且つ当該基台2(主
軸3)の軸心A1を中心とする円に内接するようにベア
リング(爪部)6を配して芯出し装置51を構成しても
よい。
【0028】また、本実施例では、各スライド部材4に
配したベアリング(爪部)6をワーク8の孔9の内筒面
9aに当接させることで当該ワーク8の孔9の芯出しを
したが、図5に示すように、駆動軸7を基台2(主軸
3)の軸心A1上を所要方向に駆動させることで、各ス
ライド部材4が基台2の軸心A1に向けて同期してスラ
イド移動されるように芯出し装置52を構成しておい
て、各スライド部材4に配したベアリング(爪部)6を
ワーク8(図6参照)の軸10の外筒面10aに当接さ
せることで当該軸10の芯出しをするように構成しても
よい。この場合、当該芯出し装置52に同軸度測定手段
(図示せず)を設けておいて、該同軸度測定手段の測定
子(図示せず)をワーク8(図6参照)の孔9の内筒面
9aに当接させた状態で、基台2を当該基台2の軸心A
1の回りに回転させることにより、当該ワーク8の軸1
0を基準とした孔9の同軸度を測定することが可能とな
る。
【0029】このような構成において、本実施の形態の
芯出し装置1を用いた同軸度測定方法の作用を説明す
る。ここでは、図6に示すように、内径D3の孔9と当
該孔9と同軸上に形成した外径D4(D3>D4)の軸
(被測定部)10とを有したワーク8の、孔9を基準と
した軸10の同軸度を、本芯出し装置1を用いて測定す
る際の作用を説明する。
【0030】まず、本芯出し装置1を上記ワーク8にセ
ットするに際し、レバー44を軸43の回りに図1にお
ける時計回り方向に回動させ、駆動軸7を、該レバー4
4の回動動作に連動させて第1の圧縮コイルばね38を
圧縮させながら基台2(主軸3)の軸心A1上を上方に
スライド移動させ、上記押圧部31を上方に移動させ
る。これにより、押圧部31と被押圧部32とが相互に
摺動しながら各スライド部材4が基台2(主軸3)の軸
心A1に向けてスライド移動し、当該各スライド部材4
の爪保持部18に配したベアリング(爪部)6が内接す
る円C1(図2参照)の直径が当該ワーク8の孔9の内
径D3(図6参照)よりも小さくなり、基台下部15を
ワーク8の孔9の内側に挿入させることが可能な状態と
なる。
【0031】次に、芯出し装置1の基台下部15をワー
ク8の孔9に挿入させると共に当該基台下部15の底面
に設けた軸収納孔22にワーク8の軸(被測定部)10
の上側部分を収納し、この状態でレバー44を開放し、
第1の圧縮コイルばね38のばね力により当該レバー4
4を軸43の回りに図1における反時計回り方向に回動
させる。これにより、駆動軸7が基台2(主軸3)の軸
心A1上を下方にスライド移動し、各スライド部材4の
被押圧部32の傾斜面が記駆動軸7の押圧部31の傾斜
面で押圧されて、各スライド部材4が、駆動軸7のスラ
イド移動に連動し、且つ各々が同期して基台2(主軸
3)の軸心A1と直交する方向にスライド移動する。そ
して、各スライド部材4に配したベアリング(爪部)6
がワーク8の孔9の内筒面9aに当接し、当該孔9の直
径D3(図6参照)と、基台2(主軸3)の軸心A1を
中心とする円C1(図2参照)の直径とが等しくなる。
これにより、基台2(主軸3)の軸心A1がワーク8の
孔9の軸心A2上に位置決めされ、当該孔9が芯出しさ
れる。
【0032】一方、本芯出し装置1により上記ワーク8
の孔9の芯出しがなされた状態では、基台下部15の軸
収納孔22に収納された軸(被測定部)10の外筒面1
0aに、ダイヤルゲージ(同軸度測定手段)12のスピ
ンドル24に連係した測定子11が所要に係合されてお
り、この状態で当該ダイヤルゲージ12の目盛をリセッ
ト(針を0に設定)する。そして、本芯出し装置1を用
いた同軸度測定方法では、基台2(主軸3)を当該基台
2の軸心A1の回りに回転させた際のダイヤルゲージ1
2の振れを読み取ることにより、当該ワーク8の孔9を
基準とした軸(被測定部)10の同軸度を測定すること
ができる。
【0033】したがって、本実施の形態の芯出し装置1
は、各スライド部材4に配したベアリング(爪部)6を
ワーク8の孔9の内筒面9aに当接させて当該孔9の芯
出しをすることにより、当該芯出し装置1の基台2(主
軸3)の軸心A1と芯出ししたワーク8の孔9の軸心A
2とを同軸上に位置決めした状態を維持して、基台2
(主軸3)を当該基台2の軸心A1の回りに回転させる
ことが可能となり、このような芯出し装置1を用いて上
記ワーク8の孔9を基準とした軸(被測定部)10の同
軸度を測定する場合には、当該芯出し装置1に設置した
ダイヤルゲージ(同軸度測定手段)の測定子11を軸
(被測定部)10の外筒面10aに当接させた状態で、
基台2(主軸3)を当該基台2の軸心A1の回りに回転
させた際のダイヤルゲージ12の振れを読み取ることに
より、容易に、且つ高い精度で測定することが可能とな
る。
【0034】
【発明の効果】本発明のうち請求項1に記載の発明によ
れば、略円柱状に形成され、同軸上に主軸を配した基台
と、主軸の軸心の回りに等配され、基台に各々が当該基
台(主軸)の軸心と直交する方向にスライド可能に支持
された複数のスライド部材と、基台(主軸)の軸心と平
行な軸線の回りに回転可能であって、当該基台(主軸)
の軸心を中心とする円に内接するように各スライド部材
に配設された爪部と、各スライド部材を同期させてスラ
イド移動させて各爪部をワークの孔の内筒面又は軸の外
筒面に当接させる駆動手段と、を具備したので、駆動手
段でスライド部材を駆動して各スライド部材の爪部をワ
ークの孔の内筒面又は軸の外筒面に当接させることによ
り、基台(主軸)が孔又は軸と同軸上に位置決めされて
当該孔又は軸の芯出しをすることができ、また、爪部を
回転させることにより、基台(主軸)が孔又は軸と同軸
上に位置決めされた状態を維持して当該基台(主軸)を
当基台(主軸)の軸心の回りに回転させることが可能と
なる。
【0035】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
によれば、爪部を、外輪と内輪とを具備したベアリング
としたので、基台(主軸)が孔又は軸と同軸上に位置決
めされた状態を維持して、基台(主軸)を当該基台(主
軸)の軸心の回りに回転させることができる。
【0036】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
によれば、ワークには爪部を当接させた孔又は軸を基準
とした同軸度が測定される被測定部が設けられており、
基台に、被測定部に係合可能な測定子を有した同軸度測
定手段を設けたので、基台(主軸)をワークの孔又は軸
と同軸上に位置決めさせた状態(孔又は軸が芯出しされ
た状態)で同軸度測定手段の測定子を被測定部に係合さ
せ、基台(主軸)を当該基台(主軸)の軸心の回りに回
転させることにより、当該ワークの孔又は軸を基準とし
た被測定部の同軸度を容易に、且つ高い精度で測定する
ことが可能となり、測定工程の効率化を図ることができ
る。
【0037】また、本発明のうち請求項4に記載の発明
によれば、略円柱状の基台に設けられ、主軸の軸心の回
りに等配した複数のスライド部材を、当該主軸の軸心と
直交する方向に同期させてスライド移動させることによ
り、主軸の軸心と平行な軸線の回りに回転可能であっ
て、且つ当該主軸の軸心を中心とする円に内接するよう
に各スライド部材に配した爪部をワークの孔の内筒面又
は軸の外筒面に当接させ、主軸をワークの孔又は軸と同
軸上に位置決めさせて当該孔又は軸の芯出しをしておい
て、基台に配した同軸度測定手段の測定子をワークの被
測定部に係合させ、爪部を回転させるようにして基台を
主軸の軸心の回りに回転させることによりワークの孔又
は軸を基準とした被測定部の同軸度を測定するので、固
定式(回転しない)の爪部を備えた従来の芯出し装置を
用いてワークの孔又は軸を基準とした被測定部の同軸度
を測定した場合と比較して、測定位置(芯出し装置のワ
ークに対する軸心の回りの位相角度位置)を変更する毎
に、爪部をワークの孔の内筒面又は軸の外筒面から離反
させ、基台(主軸)を次の測定位置まで移動(回転)さ
せて再び爪部を当該ワークの孔の内筒面又は軸の外筒面
に当接させるような煩雑な操作をなくすことができ、ワ
ークの孔又は軸を基準とした被測定部の同軸度を容易
に、且つ高い精度で測定することが可能となり、測定工
程の効率化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の芯出し装置の説明図で、特に、
同軸度測定手段を具備した芯出し装置の一部を断面で示
した正面図である。
【図2】本実施の形態の芯出し装置の底面図である。
【図3】本実施の形態の芯出し装置の説明図で、特に、
図2におけるB−B矢視図である。
【図4】本芯出し装置の他の実施例の説明図である。
【図5】本芯出し装置のさらに他の実施例の説明図であ
る。
【図6】ワークの一例を示す図である。
【図7】従来の芯出し装置の説明図である。
【符号の説明】
1 芯出し装置 2 基台 3 主軸 4 スライド部材 6 ベアリング(爪部) 7 駆動軸(駆動手段) 8 ワーク 9 孔(ワーク) 10 軸(ワーク) 11 測定子 12 ダイヤルゲージ(同軸度測定手段) 31 押圧部 32 被押圧部
フロントページの続き (72)発明者 南谷 武志 愛知県瀬戸市山の田町164番地 株式会社 南谷製作所内 Fターム(参考) 2F069 AA21 BB38 CC02 CC05 GG01 HH02 HH30 LL07 MM02 MM23 MM26 MM34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸をワークの孔又は軸と同軸上に位置
    決めして当該孔又は軸の芯出しをする芯出し装置におい
    て、 略円柱状に形成され、同軸上に前記主軸を配した基台
    と、 前記主軸の軸心の回りに等配され、前記基台に各々が当
    該主軸の軸心と直交する方向にスライド可能に支持され
    た複数のスライド部材と、 前記主軸の軸心と平行な軸線の回りに回転可能であっ
    て、当該主軸の軸心を中心とする円に内接するように前
    記各スライド部材に配設された爪部と、 前記各スライド部材を同期させてスライド移動させて前
    記各爪部を前記ワークの孔の内筒面又は軸の外筒面に当
    接させる駆動手段と、を具備したことを特徴とする芯出
    し装置。
  2. 【請求項2】 前記爪部を、外輪と内輪とを具備したベ
    アリングとしたことを特徴とする請求項1に記載の芯出
    し装置。
  3. 【請求項3】 前記ワークには前記爪部を当接させた孔
    又は軸を基準とした同軸度が測定される被測定部が設け
    られており、前記基台に、前記被測定部に係合可能な測
    定子を有した同軸度測定手段を設けたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の芯出し装置。
  4. 【請求項4】 主軸をワークの孔又は軸と同軸上に位置
    決めして当該孔又は軸の芯出しをする芯出し装置を用い
    て当該孔又は軸を基準とした被測定部の同軸度を測定す
    る同軸度測定方法であって、 略円柱状の基台に設けられ、前記主軸の軸心の回りに等
    配した複数のスライド部材を、当該主軸の軸心と直交す
    る方向に同期させてスライド移動させることにより、前
    記主軸の軸心と平行な軸線の回りに回転可能であって、
    且つ当該主軸の軸心を中心とする円に内接するように前
    記各スライド部材に配した爪部を前記ワークの孔の内筒
    面又は軸の外筒面に当接させ、前記主軸をワークの孔又
    は軸と同軸上に位置決めさせて当該孔又は軸の芯出しを
    しておいて、 前記基台に配した同軸度測定手段の測定子を前記ワーク
    の被測定部に係合させ、前記爪部を回転させるようにし
    て前記基台を前記主軸の軸心の回りに回転させることに
    より前記ワークの孔又は軸を基準とした前記被測定部の
    同軸度を測定することを特徴とする芯出し装置を用いた
    同軸度測定方法。
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