JPH08184428A - 汎用内径測定器と汎用内径測定器をもつ測定装置 - Google Patents

汎用内径測定器と汎用内径測定器をもつ測定装置

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JPH08184428A
JPH08184428A JP33857694A JP33857694A JPH08184428A JP H08184428 A JPH08184428 A JP H08184428A JP 33857694 A JP33857694 A JP 33857694A JP 33857694 A JP33857694 A JP 33857694A JP H08184428 A JPH08184428 A JP H08184428A
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JP33857694A
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Masazumi Kato
正純 加藤
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定範囲の広い汎用内径測定器と汎用内径測
定器をもつ測定装置を提供する。 【構成】 汎用測定器は測定軸筒1の下部に開閉する一
対の揺動腕2・3を備える。揺動腕2・3はそれぞれ接
触子5A・5Bが配置される差動変圧式測定ヘッド5・
6を内装する。揺動腕2・3は引張コイルばね8で通常
閉状態となっている。セットジグ90は平行チャック9
が基準ゲージ9Gを挟んで閉じると、爪9A・9Bが形
成する内径は測定径dより小さい挿入径Dとなり、セッ
トピン9C・9Dが形成する内径は測定径dとなる。検
出ユニット10をセットジグ90に挿入し、円錐軸7を
下げると、揺動腕2・3が開き、揺動腕2・3は爪9A
・9Bの内壁に接触して、揺動腕2・3は挿入径Dとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は汎用内径測定器と汎用
内径測定器をもつ選別装置についてのものである。例え
ば、自動車用エンジンのシリンダボア径は品種または仕
様により少しづつ異なる。前述のような多種類の内径を
測定する場合には、測定範囲が広く、測定精度の高い汎
用内径測定器およびこれを使用する測定装置が求められ
る。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による内径測定器の構成
を図8により説明する。図8の21は測定軸筒、25と
26は測定ヘッド、31はマスタリングである。内径測
定器となる検出ユニット20は測定軸筒21と、一対の
測定ヘッド25・26で構成される。
【0003】図8では、測定軸筒21の下端部は測定さ
れる内径dより若干小さい挿入径Dとなる挿入軸21A
が形成される。一対の測定ヘッド25・26は測定軸筒
21に内装される。測定ヘッド25・26はそれぞれが
接触子25A・26Aをもち、接触子25Aと接触子2
6Aは測定軸筒21の軸中心に対して線対称に相反する
向きに配置される。
【0004】測定ヘッド25・26は差動変圧式の測定
ヘッドであり、接触子25A・26Aが挿入軸21Aの
外周から微小量突出するよう取り付けられる。挿入軸2
1Aは被測定物の内径との心ずれを抑える用途と接触子
25A・26Aを破損から保護する用途を兼ねている。
接触子25A・26Aが変位すると変位量を電気信号に
変換し、被測定物の内径が演算される。
【0005】図8のマスタリング31の中心には穴31
Aがあけられ、穴31Aの内径は被測定物の内径Dに形
成される。図8では、検出ユニット20は図示されない
昇降機構に降下し、挿入軸21Aが穴31Aに入り、接
触子25A・26Aが微小量閉じて、零調整される。比
較測定のため差動トランスの出力が零基準に演算される
ことをこの明細書では「マスタセット」と呼ぶこととす
る。次に、検出ユニット20は被測定物の穴に入り、内
径が比較測定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8のマスタリング3
1の穴31Aの内径dは例えば50mmであり、比較測定の
基準となるため、数μm単位で高精度に加工される。内
径d=50mmに対応して、挿入軸21Aの外径は49mmとな
る。接触子25A・26Aの対向距離は50.2mmとなる。
【0007】差動変圧式の測定ヘッドを使う内径測定器
は測定精度は高いが、測定範囲が狭い。被測定物の内径
が例えば、50mmから52mmに変わると、測定径の変更に伴
い、異なる検出ユニット20とマスタリング31を用意
しなくてならない。このことは例えば、多品種の内径を
測定する場合には実用的でない。汎用性をもつ内径測定
器と汎用内径測定器を使用する装置が求められている。
【0008】この発明は、測定径は50mm以上を対象と
し、測定範囲は15mmを対象とし、一対の揺動腕のそれぞ
れに差動変圧式の測定ヘッドを内装し、前記揺動腕を円
錐軸で開閉し、前記揺動腕をもつ検出ユニットを平行チ
ャックで測定径に開閉するセットジグに挿入することに
より、測定範囲の広い汎用内径測定器と汎用内径測定器
をもつ測定装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、第1の発明は、検出ユニット10は測定軸筒1と、
揺動腕2と、揺動腕3と、板ばね4と、測定ヘッド5
と、測定ヘッド6と、円錐軸7と、引張コイルばね8で
構成され、揺動腕2・3は測定軸筒1の底部に垂下する
形で測定軸筒1の軸中心と線対称に配置され、下部に相
反する向きにそれぞれが円弧突起2A・3Aを形成し、
下部に相対向する先端球状突起2B・3Bをそれぞれも
ち、板ばね4は測定軸筒1の底部外壁と揺動腕2・3の
上端を連結し、差動変圧式測定ヘッド5・6は揺動腕2
・3にそれぞれ内装され、それぞれが接触子5A・6A
をもち、接触子5Aと接触子6Aを測定軸筒1の軸中心
に対して線対称に相反する向きに配置し、接触子5A・
6Aのそれぞれが円弧突起2A・3Aの最盛部から微小
量突出するよう取り付けられ、接触子5A・6Aが変位
すると変位量を電気信号に変換し、円錐軸7は軸部7A
と円錐端7Bをもち、軸部7Aは測定軸筒1の中心穴1
Aで案内され、軸部7A終端は測定軸筒1の頭部に取り
付けられた駆動手段1Bに連結し、円錐端7Bの円錐側
壁は先端球状突起2B・3Bに接触し、駆動手段1Bが
円錐端7Bを移動すると揺動腕2・3を開閉し、引張コ
イルばね8は揺動腕2・3の先端部に装着され、揺動腕
2・3を閉じる力が働き、セットジグ90は平行チャッ
ク9と、測定される内径によって厚みの異なる基準ゲー
ジ9Gで構成され、平行チャック9は相対向し平行移動
することにより開閉する爪9A・9Bをもち、爪9A上
にセットピン9Cを取り付け、爪9B上にセットピン9
Dを取り付け、平行チャック9が基準ゲージ9Gを挟持
して爪9A・9Bを閉じると、爪9A・9Bが形成する
内径は測定径dより小さい挿入径Dとなり、セットピン
9C・9Dが形成する内径は測定径dとなり、平行チャ
ック9が前記閉じた状態で、検出ユニット10をセット
ジグ90に挿入し、円錐軸7を下げて、揺動腕2・3を
開くと、円弧突起2A・3Aは爪9A・9Bのそれぞれ
の内壁に接触して円弧突起2A・3Aの外径は前記挿入
径Dとなり、接触子5A・6Aはセットピン9C・9D
のそれぞれの内壁に接触して測定径dに零調整される。
【0010】第2の発明は、第1の発明の検出ユニット
10は水平移動手段11により行方向に移動し、検出ユ
ニット10と水平移動手段11は一体となって昇降手段
12により移動し、検出ユニット10の水平移動範囲内
に異なる内径をもつ被測定物30が行方向に配置され、
検出ユニット10の水平移動端の下方に第1の発明のの
セットジグ90が配置され、被測定物30は行方向に逐
次移動して内径が測定される。
【0011】
【作用】前述の構成に依れば、第1の発明の汎用測定器
は測定軸筒1の下部に開閉する一対の揺動腕2・3を予
め備えている。揺動腕2・3にはそれぞれ接触子5A・
5Bが相反する向きで配置される差動変圧式測定ヘッド
5・6が内装されている。 揺動腕2と測定ヘッド5は
一体となって揺動し、揺動腕3と測定ヘッド6は一体と
なって揺動する。揺動腕2・3は引張コイルばね8によ
り通常閉じた状態となっている。
【0012】セットジグ90は平行チャック9が基準ゲ
ージ9Gを挟んで閉じると、爪9A・9Bが形成する内
径は測定径dより小さい挿入径Dとなり、セットピン9
C・9Dが形成する内径は測定径dとなる。
【0013】平行チャック9が閉じた状態で前記閉じた
状態の検出ユニット10をセットジグ90に挿入する。
次に、円錐軸7を下げて、揺動腕2・3を開くと、揺動
腕2・3は爪9A・9Bの内壁に接触して、揺動腕2・
3は挿入径Dとなる。
【0014】一方、接触子5A・5Bはセットピン9C
・9Dの内壁に接触して、測定径dとなるので検出ユニ
ット10と接続される演算器で零調整する。円錐軸7を
保持し、爪9A・9Bを開き、検出ユニット10を被測
定物の内径に挿入して測定する。
【0015】このように、第1の発明では所定の厚みを
もつ基準ゲージ9Gを取り替えることにより、測定径の
異なる汎用内径測定器が可能となる。
【0016】第2の発明は第1の発明の汎用内径測定器
を製造または検査ラインに応用するものである。検出ユ
ニット10の移動端にセットジグ90を配置し、検出ユ
ニット10がセットジグ90でマスタセットされ、複数
のラインに異なる内径をもつ被測定物が配置可能とな
り、各ラインに被測定物を搬送すれば、自動計測が可能
となる。
【0017】
【実施例】次に、第1の発明による内径測定器の構成を
図1の実施例により説明する。この発明では内径測定器
となる検出ユニット10とマスタセットするセットジグ
90が必要となる。
【0018】図1の検出ユニット10は測定軸筒1と、
揺動腕2と、揺動腕3と、板ばね4と、測定ヘッド5
と、測定ヘッド6と、円錐軸7と、引張コイルばね8で
構成される。
【0019】揺動腕2・3は測定軸筒1の底部に垂下す
る形で測定軸筒1の軸中心と線対称に配置される。揺動
腕2・3の下部に相反する向きにそれぞれが円弧突起2
A・3Aを形成する。また、揺動腕2・3の下部に相対
向する先端球状突起2B・3Bをそれぞれもつ。
【0020】板ばね4は測定軸筒1の底部外壁と揺動腕
2・3の上端を連結する。図1では、ばね押え4Aで板
ばね4が測定軸筒1の底部外壁に取り付けられ、ばね押
え4Bで板ばね4が揺動腕2・3の上端に取り付けられ
る。
【0021】差動変圧式測定ヘッド5・6は揺動腕2・
3にそれぞれ内装され、それぞれが接触子5A・6Aを
もつ。接触子5Aと接触子6Aは測定軸筒1の軸中心に
対して線対称に相反する向きに配置される。接触子5A
・6Aのそれぞれが円弧突起2A・3Aの最盛部から微
小量突出するよう取り付けられる。接触子5A・6Aが
変位すると変位量を電気信号に変換し、変位量が測定さ
れる。
【0022】円錐軸7は軸部7Aと円錐端7Bをもち、
軸部7Aは測定軸筒1の中心穴1Aで案内される。軸部
7A終端は測定軸筒1の頭部に取り付けられた駆動手段
となるシリンダ1Bに連結する。円錐端7Bの円錐側壁
は先端球状突起2B・3Bに接触し、シリンダ1Bが円
錐端7Bを移動すると揺動腕2・3を開閉する。また、
測定軸筒1の中間側壁にはシリンダ1Cが取り付けら
れ、シリンダ1Cが駆動するとストップリング1Dが移
動して、軸部7Aを保持する。
【0023】揺動腕2・の先端部には円弧状の溝をもつ
突起が形成され、前記円弧溝に引張コイルばね8が巻き
掛けされる形で装着される。引張コイルばね8は揺動腕
2・3を閉じる力が働く。
【0024】セットジグ90は平行チャック9と、測定
される内径によって厚みの異なる基準ゲージ9Gで構成
される。爪9A・9Bは中空円筒を分割する形でそれぞ
れの内壁が対向する形で配置される。
【0025】平行チャック9は相対向し平行移動するこ
とにより開閉する前記爪9A・9Bをもつ。爪9A・9
Bは中心軸と直交する貫通穴がそれぞれ空けられ、前記
それぞれの貫通穴にセットピン9C・9Dが挿入され
る。セットピン9C・9Dは爪9A・9Bの内壁から若
干沈む形でセットビス9Eにより固定される。
【0026】図1では、平行チャック9が基準ゲージ9
Gを挟持して爪9A・9Bを閉じると、爪9A・9Bが
形成する内径は測定径dより小さい挿入径Dとなり、セ
ットピン9C・9Dが形成する内径は被測定物の測定径
dとなる。
【0027】次に、第1の発明による汎用内径測定器の
動作を図2から図5により説明する。図2は検出ユニッ
ト10をセットジグ90に挿入する前の状態図である。
図2では、円錐軸7は最上昇位置で停止しており、揺動
腕2・3は引張コイルばね8により閉じている。図2で
は、揺動腕2・3はばね押え4A・4Bの接点を支点と
して開閉する。また、揺動腕2・3は突起2B・3Bが
接触して停止している。
【0028】図2の状態を保持したまま、図示されない
昇降機構により検出ユニット10をセットジグ90に挿
入すると、図3の状態になる。図3では、予め、測定径
に対応した基準ゲージ9Gが平行チャック9で挟持され
ている。
【0029】図3の状態から、シリンダ1Bを駆動して
円錐軸7を押し下げると、円錐端7Bの円錐側壁は先端
球状突起2B・3Bに摺動して、揺動腕2・3を開き、
図4の状態となる。図4では、円弧突起2A・3Aのそ
れぞれの外壁が爪9A・9Bのそれぞれの内壁に接触し
たとき、円錐軸7は降下を停止する。円錐軸7が降下を
停止した状態で、シリンダ1Cを駆動し、円錐軸7の降
下位置を保持しておく。
【0030】図4の状態では、円弧突起2A・3Aが形
成する外径は、爪9A・9Bの内壁に接触して挿入径D
となる。また、接触子5A・5Bが形成する外径は、セ
ットピン9C・9Dの相対向する面に接触して、測定径
dとなる。図4の状態で検出ユニット10に接続される
演算器で零調整される。
【0031】図4の状態では、接触子5A・5Bがセッ
トピン9C・9Dを装着する貫通穴に入っており、検出
ユニット10がセットジグ90から抜けなくなるので、
平行チャック9を駆動し、爪9A・9Bを開く。次に、
検出器ユニット10を上昇させる。
【0032】図5は、爪9A・9Bを開き、検出ユニッ
ト10を上昇させた状態図である。図5の状態から、検
出ユニット10は被測定物に移動し、内径が測定され
る。
【0033】図6は、第1の発明の汎用測定器の外観図
である。図6アは検出ユニット10の外観図であり、図
6イはセットジグ90の外観図である。図6アでは、揺
動腕2・3の開閉を案内するブラケット1E・1Fが測
定軸筒1の底部から垂設されている。
【0034】次に、第2の発明による汎用内径測定器を
もつ測定装置の構成を図7の実施例により説明する。図
7は、自動車エンジンの4気筒のシリンダブロックのシ
リンダボア径を測定する例を示している。図7では、被
測定物30となるシリンダボア径は30a=76mm、30
b=78mm、30c=80mm、30d=82mmを例示してい
る。従来の装置では、測定径毎にそれぞれ内径用検出器
とマスタリングを必要とした。
【0035】図7では、検出ユニット10はボールねじ
11Aに連結され、ボールねじ11Aの終端はモータ1
1Bに接続される。モータ11Bが駆動すると、検出ユ
ニット10はリニアガイド11Cに案内されて、行方向
に水平移動する。ボールねじ11Aとモータ11Bとリ
ニアガイド11Cで水平移動手段11を構成する。
【0036】リニアガイド11Cの一端はボールねじ1
2Aに連結され、ボールねじ11Aの終端はモータ12
Bに接続される。モータ12Bが駆動すると、検出ユニ
ット10と水平移動手段11は一体となって、リニアガ
イド12C・12Dに案内されて、昇降する。ボールね
じ12Aとモータ12Bとリニアガイド12C・12D
で昇降手段12を構成する。
【0037】図7では、検出ユニット10の水平移動範
囲内に異なる内径をもつ被測定物30a〜30dが行方
向に配置される。検出ユニット10の水平移動端の下方
にはセットジグ90が配置される。
【0038】セットジグ90に所定の基準ゲージ9Gを
装着し、検出ユニット10をマスタセットする。被測定
物30は行方向に逐次移動して検出ユニット10が昇降
して内径が測定される。このように、第2の発明による
測定装置は異なる内径をもつ被測定物が複数のラインに
搬送され、内径測定器とマスタセット用ジグを交換する
ことなく汎用的に内径が測定できる。
【0039】
【発明の効果】第1の発明は、一対の揺動腕のそれぞれ
に差動変圧式の測定ヘッドを内装し、前記揺動腕を円錐
軸で開閉し、前記揺動腕をもつ検出ユニットを平行チャ
ックで測定径に開閉するセットジグに挿入することによ
り、測定範囲の広い汎用内径測定器を提供できる。
【0040】第2の発明は、異なる内径をもつ被測定物
が複数のラインに搬送され、内径測定器とマスタセット
用ジグを交換することなく汎用的に内径が測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明による内径測定器の実施例による構
成図である。
【図2】検出ユニット10をセットジグ90に挿入する
前の状態図である。
【図3】検出ユニット10をセットジグ90に挿入した
状態図である。
【図4】円錐軸7で揺動腕2・3を開いた状態図であ
る。
【図5】検出ユニット10を上昇させた状態図である。
【図6】第1の発明の汎用測定器の外観図である。
【図7】第2の発明による汎用内径測定器をもつ測定装
置の構成図である。
【図8】従来技術による内径測定器の構成図である。
【符号の説明】
1 測定軸筒 1A 穴 1B シリンダ 2 揺動腕 2A 円弧突起 2B 先端球状突起 3 揺動腕 3A 円弧突起 3B 先端球状突起 4 板ばね 5 測定ヘッド 5A 接触子 6 測定ヘッド 6A 接触子 7 円錐軸 7A 軸部 7B 円錐端 8 引張コイルばね 9 平行チャック 9A 爪 9B 爪 9C セットピン 9D セットピン 9G 基準ゲージ 10 検出ユニット 11 水平移動手段 12 昇降手段 30 被測定物 90 セットジグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出ユニット(10)は測定軸筒(1) と、第
    1の揺動腕(2) と、第2の揺動腕(3) と、板ばね(4)
    と、第1の測定ヘッド(5) と、第2の測定ヘッド(6)
    と、円錐軸(7) と、引張コイルばね(8) で構成され、 揺動腕(2) ・(3) は測定軸筒(1) の底部に垂下する形で
    測定軸筒(1) の軸中心と線対称に配置され、下部に相反
    する向きにそれぞれが円弧突起(2A)・(3A)を形成し、下
    部に相対向する先端球状突起(2B)・(3B)をそれぞれも
    ち、 板ばね(4) は測定軸筒(1) の底部外壁と揺動腕(2) ・
    (3) の上端を連結し、 差動変圧式測定ヘッド(5) ・(6) は揺動腕(2) ・(3) に
    それぞれ内装され、それぞれが接触子(5A)・(6A)をも
    ち、第1の接触子(5A)と第2の接触子(6A)を測定軸筒
    (1) の軸中心に対して線対称に相反する向きに配置し、
    接触子(5A)・(6A)のそれぞれが円弧突起(2A)・(3A)の最
    盛部から微小量突出するよう取り付けられ、接触子(5A)
    ・(6A)が変位すると変位量を電気信号に変換し、 円錐軸(7) は軸部(7A)と円錐端(7B)をもち、軸部(7A)は
    測定軸筒(1) の中心穴(1A)で案内され、軸部(7A)終端は
    測定軸筒(1) の頭部に取り付けられた駆動手段(1B)に連
    結し、円錐端(7B)の円錐側壁は先端球状突起(2B)・(3B)
    に接触し、駆動手段(1B)が円錐端(7B)を移動すると揺動
    腕(2) ・(3) を開閉し、 引張コイルばね(8) は揺動腕(2) ・(3) の先端部に装着
    され、揺動腕(2) ・(3) を閉じる力が働くことを特徴と
    する汎用内径測定器。
  2. 【請求項2】 セットジグ(90)は平行チャック(9) と、
    測定される内径によって厚みの異なる基準ゲージ(9G)で
    構成され、 平行チャック(9) は相対向し平行移動することにより開
    閉する爪(9A)・(9B)をもち、第1の爪(9A)上に第1のセ
    ットピン(9C)を取り付け、第2の爪(9B)上に第2のセッ
    トピン(9D)を取り付け、 平行チャック(9) が基準ゲージ(9G)を挟持して爪(9A)・
    (9B)を閉じると、爪(9A)・(9B)が形成する内径は測定径
    dより小さい挿入径Dとなり、セットピン(9C)・(9D)が
    形成する内径は測定径dとなり、 平行チャック(9) が前記閉じた状態で、検出ユニット(1
    0)をセットジグ(90)に挿入し、円錐軸(7) を下げて、揺
    動腕(2) ・(3) を開くと、円弧突起(2A)・(3A)は爪(9A)
    ・(9B)のそれぞれの内壁に接触して円弧突起(2A)・(3A)
    の外径は前記挿入径Dとなり、接触子(5A)・(6A)はセッ
    トピン(9C)・(9D)のそれぞれの内壁に接触して測定径d
    に零調整されることを特徴とする請求項1記載の汎用内
    径測定器。
  3. 【請求項3】 請求項1の検出ユニット(10)は水平移動
    手段(11)により行方向に移動し、検出ユニット(10)と水
    平移動手段(11)は一体となって昇降手段(12)により移動
    し、検出ユニット(10)の水平移動範囲内に異なる内径を
    もつ被測定物(30)が行方向に配置され、検出ユニット(1
    0)の水平移動端の下方に請求項2記載のセットジグ(90)
    が配置され、被測定物(30)は行方向に逐次移動して内径
    が測定されることを特徴とする汎用内径測定器をもつ測
    定装置
JP33857694A 1994-12-28 1994-12-28 汎用内径測定器と汎用内径測定器をもつ測定装置 Pending JPH08184428A (ja)

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