JP5463091B2 - 工作物自動芯出し装置 - Google Patents

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本発明は、円形状の内周形状を有する中空工作物の芯出し作業を自動で行うことができる工作物自動芯出し装置に関する。
従来より、円形状の内周形状を有する中空工作物(以下、単にワークともいう)の軸心と当該ワークを載置するテーブルの回転中心とを一致させる芯出し作業を自動で行うことができる、様々な形態の工作物自動芯出し装置が知られている。
例えば、特許文献1には、環状ワークの外周囲の周方向に離れた2箇所のそれぞれに配置された2つの駆動装置を、径方向に進退駆動してワークの外周面を径方向に押すことにより、ワークをマグネットチャック上で移動させると共に、計測器によりワークの位置情報を計測し、その計測値が予め設定された芯出しレンジの数値内に収まるまでワークを移動させることによって、ワークの芯出しを行うことができる工作物自動芯出し装置が開示されている。
また、特許文献2には、工具主軸に装着される芯出し用治具によりワークの内周面又は外周面を押すことで、当該ワークを電磁チャック上で移動させると共に、振れ測定装置によりワークの外周面又は内周面の振れを測定し、その測定値が予め設定された許容範囲内になるまでワークを移動させることによって、ワークの芯出しを行うことができる工作物自動芯出し装置が開示されている。
特開平10−43985号公報 特開2004−82242号公報
前記特許文献1,2に開示された工作物自動芯出し装置では、ワークを移動させるべき距離が明確に定まっていないため、ワークの移動と、計測器による計測又は振れ測定装置による測定とを、計測器の計測値又は振れ測定装置の測定値が予め設定された芯出しレンジの数値内又は許容範囲内に収まるまで、繰り返し行うこと(以下、繰り返し作業ともいう)によりワークの芯出しを行うことになる。このため、ワークの芯出し作業が完了するまでに比較的長い時間を要してしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、繰り返し作業を行うことなく、短時間でワークの芯出し作業を行うことができる工作物自動芯出し装置を提供することである。
第1の発明では、工作物自動芯出し装置は、鉛直方向であるZ軸方向に延びる回転軸周りに回転すると共に、円形状の内周形状を有する中空工作物が、その軸心と前記回転軸とが一致するように載置される主軸テーブルと、それぞれ前記工作物の内周側に対して、挿入及び退出可能に設けられ、各外周面が前記工作物の内周面に対し当接すると共に、前記Z軸に対して直交するY軸方向に並んで配設される一対の芯出しローラと、前記一対の芯出しローラを、前記Y及びZ軸のそれぞれに対して直交するX軸方向に往復移動させる移動手段と、を備え、前記各芯出しローラは、少なくとも前記工作物の内周面に当接する部分の外周形状が直径2×dの円形状であると共に、前記一対の芯出しローラは、前記主軸テーブルの前記回転軸を通ってX軸方向に延びる中央線に対して線対称となるようにかつ、その軸心間距離が2×lとなるように配置され、前記移動手段は、前記主軸テーブルに載置された前記工作物の内周側に挿入された前記一対の芯出しローラを、前記X軸方向に移動させることによって、前記一対の芯出しローラそれぞれの外周面が前記工作物の内周面に当接した状態で、前記工作物を前記X軸方向に移動させ、前記移動手段はまた、前記一対の芯出しローラ間の中央位置が、前記主軸テーブルの前記回転軸から下記の数式(1)で表される距離Lだけ離れた所定位置に位置するように前記一対の芯出しローラを前記X軸方向に移動させることによって、前記一対の芯出しローラのみが前記工作物に当接した状態で、前記工作物の軸心と前記主軸テーブルの前記回転軸とを一致させる。
L=((D−d)−l1/2 (1)
但し、2×Dは前記工作物の内径。
この構成によると、X軸方向を左右方向として説明すると、工作物が主軸テーブルに載置されているときにおいて、例えば工作物の軸心が主軸テーブルの回転軸に対して右側に位置するときには、工作物の内周側に挿入した一対の芯出しローラを左側に移動させることにより、工作物の軸心を左側に移動させて、工作物の軸心と主軸テーブルの回転軸とを近づかせることができる一方、工作物の軸心が主軸テーブルの回転軸に対して左側に位置するときには、一対の芯出しローラを右側に移動させることにより、工作物の軸心を右側に移動させて、工作物の軸心と主軸テーブルの回転軸とを近づかせることができる。ここで、一対の芯出しローラは、主軸テーブルの回転軸を通る中央線に対して線対称に配置されているため、その一対の芯出しローラ間の中央位置におけるY軸方向位置と、主軸テーブルの回転軸におけるY軸方向位置とは等しく、また、工作物の内周形状は円形状であり、該工作物の内周面に当接する各芯出しローラの外周形状も円形状である。そのため、一対の芯出しローラをX軸方向に移動させて工作物を移動させるにつれて、円形状の内周面が中央線に対して線対称な2点で支持されることで、工作物の軸心は前記中央線上を移動するようになり、Y軸方向に対しては、工作物の軸心位置と回転軸の位置とが互いに一致し得る。
ところで、工作物の軸心と主軸テーブルの回転軸とが一致した状態では、工作物の軸心、つまり主軸テーブルの回転軸と、一方の芯出しローラの軸心と、一対の芯出しローラ間の中央位置とを互いに直線で結ぶことによって、Z軸方向視で斜辺がD−d、高さがl、底辺がLの直角三角形が形成される。換言すれば、この直角三角形となるまで一対の芯出しローラをX軸方向に移動させることにより、工作物の軸心は、自動的に主軸テーブルの回転軸と一致することになる。ここで、距離Lは、三平方の定理により、工作物の内径(2×D)、芯出しローラの外径(2×d)及び芯出しローラの軸心間距離(2×l)を用いて上記(1)式で表すことができ、工作物を移動させるべき距離が定まる。従って、この工作物自動芯出し装置によれば、繰り返し作業を行うことなく、一対の芯出しローラを所定位置に位置するように、X軸方向に移動させることによって、工作物の芯出しが完了するから、短時間で工作物(ワーク)の芯出し作業を行うことができる。
第2の発明では、第1の発明において、前記工作物自動芯出し装置は、前記一対の芯出しローラの移動に係る基準位置を設定する基準位置設定手段をさらに備え、前記基準位置設定手段は、前記Z軸方向に延びると共に、前記中央線上に配置された、円形状の外周形状を有する基準ローラを含み、前記基準ローラは、前記移動手段によって、前記一対の芯出しローラと共に、前記X軸方向に移動するように構成され、前記基準ローラの軸心を、前記回転軸上に位置付けることによって、前記基準位置を設定する。
この構成によると、基準ローラは、一対の芯出しローラのX軸方向への移動と共にX軸方向に移動するため、基準ローラの軸心と主軸テーブルの回転軸とが一致したときには、主軸テーブルの回転軸に対する一対の芯出しローラの相対位置が定まる。そのため、回転軸に対して距離Lの位置に位置付ける一対の芯出しローラの、基準位置(原点)を設定し得る。ここで、基準ローラは、中央線上に配置されているため、この基準ローラの軸心と主軸テーブルの回転軸とが一致したか否かを判断するには、例えばダイヤルゲージを利用して、容易に判断することが可能である。つまり、ダイヤルゲージを主軸テーブルに載置すると共に、そのダイヤルゲージを載置した主軸テーブルを回転させることにより基準ローラの外周の振れを測定すればよい。すなわち、基準ローラの軸心と主軸テーブルの回転軸とが一致していないときには、ダイヤルゲージの値が変化する一方、基準ローラの軸心と主軸テーブルの回転軸とが一致しているときには、ダイヤルゲージの値が変化しない。このことにより、ダイヤルゲージによる測定値に基づいて、基準ローラの軸心と主軸テーブルの回転軸とが一致しているか否かを判断することができる。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、前記主軸テーブル上から突出するように配置されて、芯出し前の前記工作物の仮位置決めを行う仮位置決めピンをさらに備え、前記仮位置決めピンは、前記工作物の外周面が前記仮位置決めピンに当接するように当該工作物を前記主軸テーブル上に置いたときに、前記工作物の軸心が、前記主軸テーブルの回転軸に対して前記X軸方向の一側にずれるように配置されている。
この構成によると、仮位置決めピンに当接するように置かれた工作物は、その軸心が回転軸に対してX軸方向の一側にずれているため、前述したように、一対の芯出しローラによって工作物を、所定距離だけ移動させる必要があり、この移動に伴い、X軸方向に対して工作物の軸心の位置と回転軸の位置とが互いに一致すると共に、Y軸方向に対しても工作物の軸心の位置と回転軸の位置とが互いに一致するようになる。また、工作物を所定距離だけ移動させることは、静止摩擦に起因する、工作物の動き出し時のオーバーシュートを補償し得る。その結果、工作物の軸心と主軸テーブルの回転軸とを確実にかつ精度良く一致させることができる。
以上説明したように、本発明の工作物自動芯出し装置によると、一対の芯出しローラを工作物の内周面に当接させた状態で、その工作物の内径に基づく所定位置まで移動して、工作物を移動させることにより芯出しを行う。このとき、一対の芯出しローラの移動先の位置が明確に定まっているため、繰り返し作業を行うことなく、短時間で工作物(ワーク)の芯出し作業を行うことができる。
本発明に係る工作物自動芯出し装置を適用した立形研削盤の概略斜視図である。 基準ローラの軸心と主軸テーブルの回転軸とを一致させたときの状態を示す図である。 基準ローラの軸心と主軸テーブルの回転軸とが一致しているか否かを判断する方法を説明するための図である。 ワークの芯出し作業を説明するための図である。 ワークの芯出し作業において、一対の芯出しローラを移動するべき距離を算出する方法を説明するための図である。 変形例に係る芯出し器をワークWの内周側に挿入した状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本発明に係る工作物自動芯出し装置を適用した立形研削盤1を示している。この立形研削盤1は、例えば円環状のワークWの内周面を研削することに使用されるNC工作機械であり、このワークWの内周面を研削する際には、ワークWの軸心と、ワークWが載置されかつ、回転自在に構成された主軸テーブル5の回転中心とを一致させた状態で主軸テーブル5とワークWとを一体回転させると共に、ホイールヘッド81の先端に取り付けられた砥石81bをワークWの内周面に当接させることにより、研削する。以下、立形研削盤1の横幅方向をX軸方向(左右方向)、奥行き方向をY軸方向(前後方向)、高さ方向をZ軸方向(上下方向)として説明する。
立形研削盤1は、直方体形状のベッド2と、該ベッド2の後方側で立設する直方体形状のコラム3とを備え、X軸方向視でL字形状をなすように構成されている。
前記L字形状の内側に相当するベッド2の工作面21には、Z軸方向に延びる主軸4がベッド2から突出しており、該主軸4は、Z軸方向に延びる回転軸A周りに回転する。
主軸4の上端部には、その中心を回転軸Aが通るように円盤形状の主軸テーブル5が取り付けられており、これによって主軸テーブル5は、主軸4と一体となって回転軸A周りに回転する。
主軸テーブル5は、その上面がワークWの載置される、平坦な載置面とされていると共に、例えばマグネットチャックを含んで構成されており、その磁力をオン、オフすることによって、前述したように円環状のワークWが載置されたときに、ワークWをクランプするか否かを切り替えることができる。
主軸テーブル5のワークWの載置面には、それぞれが円形状の外周形状を有する一対の仮位置決めピン51が突設しており(図2も参照)、該一対の仮位置決めピン51は、それぞれが主軸テーブル5の中心から等距離となる位置で、Y軸方向に並んで配設されている。つまり、一対の仮位置決めピン51は、主軸テーブル5の回転軸Aを通ると共にX軸方向に延びる仮想的な中央線に対して線対称となるように配置されており、これにより、一対の仮位置決めピン51間の中央位置におけるY軸方向位置は、回転軸AのY軸方向位置と等しくなっている。ここで、一対の仮位置決めピン51は、例えば図4に示すように、ワークWの外周面に対してそれぞれ当接し得るように、Y軸方向の軸心間距離が設定されていると共に、詳しくは後述するが、その外周面にワークWの外周面を押し当てたときに、ワークWの軸心Bが回転軸Aよりも当該一対の仮位置決めピン51側(図4においては、右側)となるように配設されている。
前記L字形状の内側に相当するコラム3の案内面31には、Z軸方向に所定の間隔をおいて並んで配設されると共に、各々がX軸方向に延びる一対の第1リニアガイド61と、該一対の第1リニアガイド61の間でX軸方向に延びると共に、その右側の一端に連結された第1サーボモータ62の駆動軸として機能する第1出力軸63とが設けられている。
一対の第1リニアガイド61は、第1テーブル64の背面に設けられた一対の第1テーブル脚部64aと係合して、第1テーブル64をスライド移動自在に案内する。
第1出力軸63は、いわゆるボールねじによって構成されており、第1テーブル64のナット部(図示省略)に螺合している。これにより、第1テーブル64は、第1サーボモータ62の駆動によって、X軸方向に往復移動自在となっている。
第1テーブル64の略中央部には、X軸方向に所定の間隔をおいて並んで設けられると共に、各々がZ軸方向に延びる一対の第2リニアガイド71と、該一対の第2リニアガイド71の間でZ軸方向に延びると共に、その上側の一端に連結された第2サーボモータ72の駆動軸として機能する第2出力軸73とが設けられている。
一対の第2リニアガイド71は、第2テーブル74の背面に設けられた一対の第2テーブル脚部74aと係合して、第2テーブル74をスライド移動自在に案内する。
第2出力軸73は、いわゆるボールねじによって構成されており、第2テーブル74のナット部(図示省略)に螺合している。これにより、第2テーブル74は、第2サーボモータ72の駆動によって、Z軸方向に往復移動自在となっている。
第2テーブル74には、ワークWの内周面を研削するためのホイールヘッド81が取り付けられており、これにより、ホイールヘッド81は、第2テーブル74と一体となって、X軸方向及びZ軸方向に往復移動可能となっている。
ホイールヘッド81は、Z軸方向に延びると共に、回転可能に構成されたホイールヘッド回転軸81aを有しており、該ホイールヘッド回転軸81aの先端には、砥石81bが取り付けられている。このホイールヘッド回転軸81aを回転させると共に、砥石81bをワークWの内周面に当接させることにより、前述したように、ワークWの内周面を研削することができる。
ホイールヘッド81はまた、ホイールヘッド回転軸81aの軸心におけるY軸方向位置が回転軸AのY軸方向位置と等しくなるように配設されている。
立形研削盤1は、操作盤65及び制御盤66を備えており、第1テーブル64及び第2テーブル74の移動を含む立形研削盤1の各種制御は、この操作盤65及び制御盤66によって行われる。つまり、操作盤65に入力された入力情報、及びサーボモータ62等から得られる位置情報に基づいて、制御盤66が、前記第1及び第2サーボモータ62,72等の駆動制御を行うことにより、ワークWに対する芯出し及び研削が実行されることになる。
前記第1テーブル64におけるホイールヘッド81の左側には、ワークWの内径を測定すためのタッチプローブ82が設けられている一方、右側には、芯出し器83が設けられている。このタッチプローブ82及び芯出し器83はそれぞれ、前記ホイールヘッド81のZ軸方向への移動とは独立して、Z軸方向に移動自在に構成されていると共に、第1テーブル64のX軸方向への移動に伴って、ホイールヘッド81と共に、X軸方向に移動自在に構成されている。
タッチプローブ82は、Z軸方向に延びるスタイラス82aを有しており、該スタイラス82aの先端には球状の接触子82bが取り付けられている。詳しくは後述するが、ワークWの内径は、この接触子82bがワークWの内周面に接触したことを検知することにより、測定することができる。タッチプローブ82によって測定されたワークWの内径の情報は制御盤66に送られ、後述するように、ワークWの芯出しに利用される。
タッチプローブ82はまた、スタイラス82aの軸心におけるY軸方向位置が回転軸AのY軸方向位置と等しくなるように配設されている。
芯出し器83は、ワークWの芯出し作業をするための一対の芯出しローラ83aと、後述する基準位置を設定するための基準位置設定手段としての基準ローラ83bとを有している。
一対の芯出しローラ83aは、ワークWの孔内に挿入されて、該ワークWの内周面に当接すると共に、その状態でX軸方向に移動することによって、ワークWをX軸方向(及びY軸方向)に移動させて、その軸心を回転軸Aと一致させるものであり、一対の芯出しローラ83aは、それぞれが回転軸Aから等距離となる位置で、Y軸方向に並んで配設されている。換言すれば、一対の芯出しローラ83aは、前記中央線に対して線対称となるように配置されており、これにより、一対の芯出しローラ83a間の中央位置におけるY軸方向位置と、回転軸AのY軸方向位置とが等しくなっている。ここで、一対の芯出しローラ83aの軸心間距離は、例えば図4に示すように、芯出し器83をZ軸方向の下方に移動させたときに、一対の芯出しローラ83aそれぞれの少なくとも下端部が、ワークWの孔内に内挿されると共に、そのワークWの内周面に対してそれぞれ当接し得るように設定されている。ここでは、一対の芯出しローラ83aの軸心間距離は、2×lに設定されている(図5参照)。
各芯出しローラ83aは、Z軸方向に延びる円柱形状のピンであり、その外径は2×dに設定されている(図5参照)。尚、ベアリングを取り付けることにより、各芯出しローラ83aをZ軸方向に延びる回転軸周りに回転可能に構成してもよい。
基準ローラ83bは、Z軸方向に延びる円柱形状のピンであり、その軸心が一対の芯出しローラ83a間の中央位置を通るように配設されている。従って、基準ローラ83bは、前記中央線上に配置されており、これにより、基準ローラ83bの軸心におけるY軸方向位置は、回転軸AのY軸方向位置と等しくなっている。
次に、立形研削盤1によるワークWの芯出し作業について説明する。
まず、ワークWを主軸テーブル5に載置する前に、一対の芯出しローラ83aの移動に係る基準位置の設定を行う。この基準位置の設定は、図2に示すように、基準ローラ83bの軸心と、主軸テーブル5の回転軸A(つまり、主軸テーブル5の中心)とを一致させることにより行う。ここで、基準ローラ83bの軸心と主軸テーブル5の回転軸Aとが一致しているか否かを判断するために、図3に示すように、ダイヤルゲージ9を主軸テーブル5に載置すると共に、そのダイヤルゲージ9を載置した主軸テーブル5を回転させることにより、基準ローラ83bの外周の振れを測定するようにしてもよい。ダイヤルゲージ9と基準ローラ83bの外周との距離は、主軸テーブル5及びダイヤルゲージ9が回転すると、基準ローラ83bの軸心と主軸テーブル5の回転軸Aとが一致していないときには変化する一方、基準ローラ83bの軸心と主軸テーブル5の回転軸Aとが一致しているときには変化しない。従って、ダイヤルゲージ9による測定値に基づいて、基準ローラ83bの軸心と主軸テーブル5の回転軸Aとが一致しているか否かを判断し、基準ローラ83bの軸心と主軸テーブル5の回転軸Aとが一致していないときには、そのずれ量に応じて、操作盤65及び制御盤66を通じて第1テーブル64をX軸方向に移動させるようにする。そうして、基準ローラ83bの軸心と主軸テーブル5の回転軸Aとを一致させるようにして、そのときの芯出しローラ83aの位置を、基準位置(原点)として、制御盤66に記憶させる。つまり、この芯出しローラ83aの基準位置は、回転軸Aに対する相対位置として設定されることになり、ここでは、回転軸AのX軸方向位置として設定される。
次に、磁力がオフ状態の主軸テーブル5にワークWを載置すると共に、ワークWの外周面を回転軸A側から各仮位置決めピン51の外周面に押し当てる(図4(a)参照)。こうして、前述したように、ワークWの軸心BにおけるX軸方向位置が主軸テーブル5の回転軸AにおけるX軸方向位置よりも一対の仮位置決めピン51側となる一方、Y軸方向位置が主軸テーブル5の回転軸AにおけるY軸方向位置と等しくなって、ワークWは、主軸テーブル5に載置される。
次に、主軸テーブル5に載置されたワークWの内径を計測する。そのために、タッチプローブ82を下方に移動させることにより、タッチプローブ82の接触子82bをワークWの内周側に挿入する。そうして、第1テーブル64をX軸方向に移動させることにより、このタッチプローブ82を、その挿入位置から左右に移動させることによって、接触子82bとワークWの左右両側の内周面とを接触させ、そのことにより、ワークWの内径を測定する。
ワークWの内径測定が完了すると、タッチプローブ82を上方向に移動させることにより、タッチプローブ82の接触子82bをワークWの内周側から退避させる。ここで、ワークWの内径(2×D)の情報は、制御盤66に記憶される。
次に、芯出し器83を下方に移動させることにより、図4の(a)に示すように、一対の芯出しローラ83a及び基準ローラ83b(以下、一対の芯出しローラ83a等ともいう)をワークWの内周側に挿入する。ここでは、芯出しローラ83aのX軸方向の位置を基準位置に合わせた状態で、一対の芯出しローラ83a等をワークWの内周側に挿入する。
そうして、制御盤66は、図4の(a)状態から、第1テーブル64を移動させることによって、一対の芯出しローラ83a等を一対の仮位置決めピン51とは反対側のX軸方向(図4においては、左側)に移動させる。これにより、図4の(b)に示すように、各芯出しローラ83aの外周面がワークWの内周面に当接する。
この図4の(b)の状態からさらに、第1テーブル64を移動させることによって、一対の芯出しローラ83aをX軸方向(図4においては、左側)に移動させていくと、ワークWは、一対の芯出しローラ83aによって押されて、X軸方向の左側へと移動する。
そうして、図4の(c)のように、制御盤66が、一対の芯出しローラ83aを回転軸Aに対してX軸方向に所定の距離Lだけ離れた位置となるように移動させると(ここでは、芯出しローラ83aの位置を、当初、基準位置に設定していたことから、第1テーブル64を距離Lだけ移動させることになる)、ワークWの軸心Bと主軸テーブル5の回転軸Aとが一致する。ここで、距離Lは、各芯出しローラ83aの直径(2×d)、一対の芯出しローラ83aの軸心間距離(2×l)、ワークWの内径(2×D)から求まる。つまり、ワークWの軸心Bと回転軸Aとが一致するときには、図5に示すように、ワークWの軸心B、つまり回転軸Aと、一方の芯出しローラ83aの軸心と、一対の芯出しローラ83a間の中央位置とを互いに直線で結ぶと、斜辺がD−d、高さがl、底辺がLの直角三角形となる。各芯出しローラの直径(2×d)及び一対の芯出しローラの軸心間距離(2×l)は予め設定されている設計値であって、制御盤66に予め記憶されており、ワークWの内径(2×D)は前述したようにタッチプローブ82によって測定されて、制御盤66に記憶されているため、前記直角三角形の高さ及び斜辺は既知である。従って、距離Lは、三平方の定理により下記の(1)式で表され、容易に求めることができる。
L=((D−d)−l1/2 (1)
こうして、制御盤66が、前述したように、第1テーブル64をX軸方向に距離Lだけ移動させることによって、ワークWの芯出し作業が完了する。
ワークWの芯出し作業の完了後は、一対の芯出しローラ83a等を上方向に移動させることにより、ワークWの内周側から退避させると共に、主軸テーブル5の磁力をオンにすることにより、ワークWをクランプする。そうして、第2テーブル74を下方に移動させることにより、ホイールヘッド81をワークWの内周側に挿入し、ワークWの内周面の研削作業に移行する。
以上説明したように、本発明の本実施形態に係る立形研削盤1では、一対の芯出しローラ83aをワークWの内周側に挿入すると共に、その一対の芯出しローラ83aを、所定位置までX軸方向に移動させることによって、ワークWの軸心Bと主軸テーブル5の回転軸Aとを一致させることができる。ここで、一対の芯出しローラ83aを位置付けるべき位置が明確に定まっているため、この立形研削盤1によれば、ワークWの位置を計測しながらワークWの位置を微調整するような繰り返し作業を行うことなく、短時間でワークWの芯出し作業を行うことができる。
ここで、芯出しローラ83aによって、静止している状態のワークWを移動させるときの摩擦等の影響を考慮して、ワークWを、当初に載置する位置は、回転軸Aに対して所定以上にずれていることが望ましい。つまり、ワークWの軸心が回転軸Aと一致するまでに、芯出しローラ83aによってワークWを所定距離だけ移動させることが、ワークWの芯出し精度を高める。
尚、ワークWの内径をタッチプローブ82によって測定せずに、ワークWを主軸テーブル5に載置する前に予め測定するようにしてもよい。この場合には、立形研削盤1は、タッチプローブ82を備えなくともよい。
また、主軸テーブル5に一対の仮位置決めピン51を設けなくともよい。この場合には、ワークWは、芯出しローラ83aが内挿し得るような、主軸テーブル5の中心付近の適当な位置に載置すればよい。ここで、ワークWの軸心Bが主軸テーブル5の回転軸Aに対して右側に位置するときには、ワークWの内周側に挿入した一対の芯出しローラ83aを左側に移動させることにより、ワークWの軸心Bを左側に移動させて、ワークWの軸心Bを回転軸Aに近づかせることができる一方、ワークWの軸心Bが主軸テーブル5の回転軸Aに対して左側に位置するときには、一対の芯出しローラ83aを右側に移動させることにより、ワークWの軸心Bを右側に移動させて、ワークWの軸心Bを回転軸Aに近づかせることができる。ここで、一対の芯出しローラ83a間の中央位置におけるY軸方向位置と、主軸テーブル5の回転軸AにおけるY軸方向位置とは等しく、また、ワークWの内周形状は円形状であり、該ワークWの内周面に当接する各芯出しローラ83aの外周形状も円形状である。そのため、一対の芯出しローラ83aをX軸方向に移動させることにより、ワークWの円形内周面が、X軸方向に延びる中央線に対して線対称な2点で支持されることになり、ワークWの軸心Bは自動的に中央線上を移動するようになる。つまり、Y軸方向に対しても、ワークWの軸心Bを主軸テーブル5の回転軸Aに近づかせることができるから、仮位置決めピン51によってワークWのY軸方向位置を予め設定しておかなくとも、一対の芯出しローラ83aを回転軸AからX軸方向に距離Lだけ離れた所定位置まで移動させることによって、ワークWの軸心Bと主軸テーブル5の回転軸Aとを一致させることができる。
さらに、ワークWは、円環状のものに限られるわけではなく、ワークWの外周形状は円形状でなくてもよい。
加えて、基準ローラ83bは、その軸心のY軸方向位置が一対の芯出しローラ83a間の中央位置におけるY軸方向位置と等しければ、例えば図6に示すように、その軸心が一対の芯出しローラ83a間の中央位置を通らず、その軸心のX軸方向位置が一対の芯出しローラ間83a間の中央位置におけるX軸方向位置と異なっていてもよい。この場合には、一対の芯出しローラ83a間の中央位置のX軸方向位置と基準ローラ83bのX軸方向位置とが異なるため、その位置ずれ量を考慮して、一対の芯出しローラ83a等を移動させればよい。
また、一対の芯出しローラ83a等をワークWの内周側に挿入する位置は、基準位置に限らず、任意の位置に設定すればよい。
さらに、一対の芯出しローラ83a等を前記所定位置まで移動させるときに、一度に前記所定位置まで移動させずに、一旦、前記所定位置の手前まで移動させた後、前記所定位置まで移動させてもよい。このように一対の芯出しローラ83a等を徐々に移動させることにより、例えば一対の芯出しローラ83a等を前記所定位置で停止させたときに、ワークWが慣性により移動してしまうことを回避することができ、その結果、ワークWの軸心Bと回転軸Aとをより確実にかつ精度よく一致させることができる。
本発明は、工作物(ワーク)の芯出し作業を従来よりも短時間で行うことができるため、例えば研削盤等の工作機械に適用し得る点で有用である。
1 立形研削盤
5 主軸テーブル
51 仮位置決めピン
64 第1テーブル
81 ホイールヘッド
82 タッチプローブ
83 芯出し器
83a 芯出しローラ
83b 基準ローラ
9 ダイヤルゲージ
A 回転軸
B ワーク(工作物)の軸心
W ワーク(工作物)
L 距離

Claims (3)

  1. 鉛直方向であるZ軸方向に延びる回転軸周りに回転すると共に、円形状の内周形状を有する中空工作物が、その軸心と前記回転軸とが一致するように載置される主軸テーブルと、
    それぞれ前記工作物の内周側に対して、挿入及び退出可能に設けられ、各外周面が前記工作物の内周面に対し当接すると共に、前記Z軸に対して直交するY軸方向に並んで配設される一対の芯出しローラと、
    前記一対の芯出しローラを、前記Y及びZ軸のそれぞれに対して直交するX軸方向に往復移動させる移動手段と、
    を備え、
    前記各芯出しローラは、少なくとも前記工作物の内周面に当接する部分の外周形状が直径2×dの円形状であると共に、前記一対の芯出しローラは、前記主軸テーブルの前記回転軸を通ってX軸方向に延びる中央線に対して線対称となるようにかつ、その軸心間距離が2×lとなるように配置され、
    前記移動手段は、前記主軸テーブルに載置された前記工作物の内周側に挿入された前記一対の芯出しローラを、前記X軸方向に移動させることによって、前記一対の芯出しローラそれぞれの外周面が前記工作物の内周面に当接した状態で、前記工作物を前記X軸方向に移動させ、
    前記移動手段はまた、前記一対の芯出しローラ間の中央位置が、前記主軸テーブルの前記回転軸から下記の数式(1)で表される距離Lだけ離れた所定位置に位置するように前記一対の芯出しローラを前記X軸方向に移動させることによって、前記一対の芯出しローラのみが前記工作物に当接した状態で、前記工作物の軸心と前記主軸テーブルの前記回転軸とを一致させることを特徴とする工作物自動芯出し装置。
    L=((D−d)−l1/2 (1)
    但し、2×Dは前記工作物の内径。

  2. 請求項1に記載の工作物自動芯出し装置において、
    前記一対の芯出しローラの移動に係る基準位置を設定する基準位置設定手段をさらに備え、
    前記基準位置設定手段は、前記Z軸方向に延びると共に、前記中央線上に配置された、円形状の外周形状を有する基準ローラを含み、
    前記基準ローラは、前記移動手段によって、前記一対の芯出しローラと共に、前記X軸方向に移動するように構成され、
    前記基準ローラの軸心を、前記回転軸上に位置付けることによって、前記基準位置を設定することを特徴とする工作物自動芯出し装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の工作物自動芯出し装置において、
    前記主軸テーブル上から突出するように配置されて、芯出し前の前記工作物の仮位置決めを行う仮位置決めピンをさらに備え、
    前記仮位置決めピンは、前記工作物の外周面が前記仮位置決めピンに当接するように当該工作物を前記主軸テーブル上に置いたときに、前記工作物の軸心が、前記主軸テーブルの回転軸に対して前記X軸方向の一側にずれるように配置されていることを特徴とする工作物自動芯出し装置。
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