JP2003042478A - 熱交換器固定板およびそれを用いた熱交換器固定方法および空気調和機 - Google Patents

熱交換器固定板およびそれを用いた熱交換器固定方法および空気調和機

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JP2003042478A JP2001227844A JP2001227844A JP2003042478A JP 2003042478 A JP2003042478 A JP 2003042478A JP 2001227844 A JP2001227844 A JP 2001227844A JP 2001227844 A JP2001227844 A JP 2001227844A JP 2003042478 A JP2003042478 A JP 2003042478A
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英寛 園元
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朗 永守
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立性が良好で作業性を向上できる熱交換器
固定板およびそれを用いた熱交換器固定方法および空気
調和機を提供する。 【解決手段】 放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器2
の側面部に、熱交換器固定板5の板状基部40の裏面側
が対向する。上記板状基部40に形成された挿入穴41
〜47に、熱交換器2の伝熱管のヘアピン部を2つずつ
挿入する。上記板状基部40の表面側かつ挿入穴41〜
47の外周部に立設された壁部61〜67によって、挿
入されたヘアピン部を案内すると共に保持する。そうし
て、熱交換器固定板5を用いて、熱交換器の側面部を底
フレームに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機の室
内熱交換器等を固定するのに使用される熱交換器固定板
およびそれを用いた熱交換器固定方法および空気調和機
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、空気調和機の室内ユニットにおいて、室内熱交換器
の側面部を底フレームに固定すると共に、吸い込み空気
が室内熱交換器を通らずにファン室側に流れ込むのを防
止するための熱交換器固定板がある。この熱交換器固定
板は、室内熱交換器の側面部から突出する伝熱管のヘア
ピン部を挿入するための挿入穴がヘアピン部毎に形成さ
れており、組立時にこの挿入穴に伝熱管のヘアピン部を
挿入して、室内熱交換器の位置決めを行っている。しか
しながら、上記熱交換器固定板は、挿入穴毎に熱交換器
の伝熱管のヘアピン部を1つずつ入れるので、装着性が
悪いという問題がある。また、上記熱交換器固定板で
は、予め熱交換器を屈曲させてから熱交換器固定板に位
置を合わせて装着するので、作業性が悪いという問題が
ある。
【0003】そこで、この発明の目的は、組立性が良好
で作業性を向上できる熱交換器固定板およびそれを用い
た熱交換器固定方法および空気調和機を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の熱交換器固定板は、放熱フィンと伝熱管
を有する熱交換器の少なくとも一方の側面部をケーシン
グに固定するための樹脂製の熱交換器固定板であって、
上記熱交換器の側面部に裏面側が対向する板状基部と、
上記板状基部に形成され、上記熱交換器の上記伝熱管の
ヘアピン部が2以上挿入される挿入穴と、上記板状基部
の表面側かつ上記挿入穴の外周部の少なくとも一部に立
設された壁部とを備えたことを特徴としている。
【0005】上記請求項1の熱交換器固定板によれば、
上記板状基部に形成された挿入穴に上記熱交換器の伝熱
管のヘアピン部を2以上まとめて挿入し、その挿入され
た2以上のヘアピン部を、上記板状基部の表面側かつ挿
入穴の外周部の少なくとも一部に立設された壁部によっ
て案内すると共に保持するので、熱交換器の装着が容易
になり、組立性が良好となって作業性を向上できる。
【0006】また、請求項2の熱交換器固定板は、放熱
フィンと伝熱管を有する熱交換器の少なくとも一方の側
面部をケーシングに固定するための樹脂製の熱交換器固
定板であって、上記熱交換器の側面部に裏面側が対向す
る板状基部と、上記板状基部の一辺に沿って直線状に並
ぶように形成され、上記熱交換器の上記伝熱管のヘアピ
ン部が挿入される挿入穴と、上記板状基部の表面側かつ
上記挿入穴の外周部の少なくとも一部に立設された壁部
と、上記挿入穴の配列方向に対して所定の角度で交差す
る直線上に沿って上記板状基部に形成された外縁部とを
備えたことを特徴としている。
【0007】上記請求項2の熱交換器固定板によれば、
上記板状基部の一辺に沿って直線状に並ぶように形成さ
れた挿入穴に上記熱交換器の伝熱管のヘアピン部を挿入
し、その挿入されたヘアピン部を、上記板状基部の表面
側かつ挿入穴の外周部の少なくとも一部に立設された壁
部によって案内すると共に保持する。そして、例えば、
連結部で屈曲可能に連結された複数の熱交換部を有する
熱交換器を取り付ける場合、その熱交換器のうちの1つ
の熱交換部の伝熱管のヘアピン部を、上記直線状に並ぶ
ように形成された挿入穴に挿入した後、上記挿入穴の配
列方向に対して所定の角度で交差する直線上に沿って板
状基部に形成された外縁部に沿うように残りの熱交換部
を連結部で屈曲させて、この熱交換器固定板に装着する
と同時に熱交換器の成形を行う。したがって、熱交換器
の装着が容易になり、予め熱交換器を屈曲させてこの熱
交換器固定板に位置を合わせて装着する必要がなく、組
立性が良好となって作業性を向上できる。
【0008】また、請求項3の熱交換器固定板は、請求
項2の熱交換器固定板において、上記板状基部の上記外
縁部に上記熱交換器の上記伝熱管のヘアピン部の一部が
入り込み可能な切り欠きを形成したことを特徴としてい
る。
【0009】上記請求項3の熱交換器固定板によれば、
例えば上記板状基部の外縁部に沿うように熱交換器を連
結部で屈曲させたとき、上記外縁部に形成された切り欠
きにヘアピン部の一部が入り込むことによって、屈曲さ
れる熱交換部のスプリングバック分を確保できる。
【0010】また、請求項4の熱交換器固定板は、請求
項2または3の熱交換器固定板において、上記板状基部
の上記外縁部に形成され、上記熱交換器を固定するため
の固定部を備えたことを特徴としている。
【0011】上記請求項4の熱交換器固定板によれば、
上記板状基部の外縁部に沿うように屈曲させた熱交換器
を、上記外縁部に形成された固定部を用いてこの熱交換
器固定板に容易に固定できる。
【0012】また、請求項5の熱交換器固定板は、放熱
フィンと伝熱管を有する熱交換器の少なくとも一方の側
面部をケーシングに固定するための樹脂製の熱交換器固
定板であって、上記熱交換器の側面部に裏面側が対向す
る板状基部と、上記板状基部に形成され、上記熱交換器
の上記伝熱管のヘアピン部が挿入される挿入穴と、上記
板状基部の表面側かつ上記挿入穴の外周部の少なくとも
一部に立設された壁部と、上記壁部に形成され、上記熱
交換器の上記伝熱管のヘアピン部に係合する係合爪と、
上記係合爪を支持するように上記壁部に形成され、上記
伝熱管のヘアピン部の挿入時にその挿入方向に対して略
平行かつ上記壁部の壁面に略垂直な平面に沿って弾性変
形する弾性支持部とを備えたことを特徴としている。
【0013】上記請求項5の熱交換器固定板によれば、
上記板状基部に形成された挿入穴に上記熱交換器の伝熱
管のヘアピン部を挿入し、その挿入されたヘアピン部
を、上記板状基部の表面側かつ挿入穴の外周部の少なく
とも一部に立設された壁部によって案内すると共に保持
する。このとき、上記挿入穴に挿入されたヘアピン部に
上記壁部に形成された係合爪が押されて、上記弾性支持
部がヘアピン部の挿入方向に対して略平行かつ壁部の壁
面に略垂直な平面に沿って弾性変形し、挿入が完了する
と、弾性支持部が元の形状に戻って係合爪がヘアピン部
に係合して抜けないようにする。したがって、上記係合
爪と弾性支持部によって、挿入穴に挿入されたヘアピン
部を確実に固定でき、熱交換器の装着が容易になり、組
立性が良好となって作業性を向上できる。
【0014】また、請求項6の熱交換器固定板は、放熱
フィンと伝熱管を有する熱交換器の少なくとも一方の側
面部をケーシングに固定するための樹脂製の熱交換器固
定板であって、上記熱交換器の側面部に裏面側が対向す
る板状基部と、上記板状基部に形成され、上記熱交換器
の上記伝熱管のヘアピン部が2以上挿入される第1の挿
入穴と、上記板状基部の一辺に沿って直線状に並ぶよう
に形成され、上記熱交換器の上記伝熱管のヘアピン部が
挿入される第2の挿入穴と、上記板状基部の表面側かつ
上記第1,第2の挿入穴の外周部の少なくとも一部に立
設された壁部と、上記第2の挿入穴の配列方向に対して
所定の角度で交差する直線上に沿って上記板状基部に形
成された外縁部とを備えたことを特徴としている。
【0015】上記請求項6の熱交換器固定板によれば、
上記板状基部に形成された第1の挿入穴に上記熱交換器
の伝熱管のヘアピン部を2以上まとめて挿入し、その挿
入された2以上のヘアピン部を、上記板状基部の表面側
かつ第1の挿入穴の外周部の少なくとも一部に立設され
た壁部によって案内すると共に保持する。また、上記板
状基部の一辺に沿って直線状に並ぶように形成された第
2の挿入穴に上記熱交換器の伝熱管のヘアピン部を挿入
し、その挿入されたヘアピン部を、上記板状基部の表面
側かつ第2の挿入穴の外周部の少なくとも一部に立設さ
れた壁部によって案内すると共に保持する。そして、例
えば、連結部で屈曲可能に連結された複数の熱交換部を
有する熱交換器を取り付けるとき、その熱交換器のうち
の1つの熱交換部の伝熱管のヘアピン部を、上記直線状
に並ぶように形成された第2の挿入穴に挿入した後、上
記第2の挿入穴の配列方向に対して所定の角度で交差す
る直線上に沿って板状基部に形成された外縁部に沿うよ
うに残りの熱交換部を連結部で屈曲させて、この熱交換
器固定板に装着すると同時に熱交換器の成形ができる。
したがって、熱交換器の装着が容易になり、予め熱交換
器を屈曲させてこの熱交換器固定板に位置を合わせて装
着する必要がなく、組立性が良好となって作業性を向上
できる。
【0016】また、請求項7の熱交換器固定板は、放熱
フィンと伝熱管を有する熱交換器の少なくとも一方の側
面部をケーシングに固定するための樹脂製の熱交換器固
定板であって、上記熱交換器の側面部に裏面側が対向す
る板状基部と、上記板状基部に形成され、上記熱交換器
の上記伝熱管のヘアピン部が2以上挿入される挿入穴
と、上記板状基部の表面側かつ上記挿入穴の外周部の少
なくとも一部に立設された壁部と、上記壁部に形成さ
れ、上記熱交換器の上記伝熱管のヘアピン部に係合する
係合爪と、上記係合爪を支持するように上記壁部に形成
され、上記伝熱管のヘアピン部の挿入時にその挿入方向
に対して略平行かつ上記壁部の壁面に略垂直な平面に沿
って弾性変形する弾性支持部とを備えたことを特徴とし
ている。
【0017】上記請求項7の熱交換器固定板によれば、
上記板状基部に形成された挿入穴に上記熱交換器の伝熱
管のヘアピン部を2以上まとめて挿入し、その挿入され
た2以上のヘアピン部を、上記板状基部の表面側かつ第
1の挿入穴の外周部の少なくとも一部に立設された壁部
によって案内すると共に保持する。このとき、上記挿入
穴に挿入されたヘアピン部に上記壁部に形成された係合
爪が押されて、上記弾性支持部がヘアピン部の挿入方向
に対して略平行かつ壁部の壁面に略垂直な平面に沿って
弾性変形し、挿入が完了すると、弾性支持部が元の形状
に戻って係合爪がヘアピン部に係合して抜けないように
する。したがって、熱交換器の装着が容易になり、組立
性が良好となって作業性を向上できる。
【0018】また、請求項8の熱交換器固定板は、請求
項1,2または5のいずれか1つの熱交換器固定板にお
いて、上記壁部の高さが上記伝熱管のヘアピン部よりも
高いことを特徴としている。
【0019】上記請求項8の熱交換器固定板によれば、
上記壁部の高さが上記伝熱管のヘアピン部よりも高いの
で、挿入後のヘアピン部が壁部の先端から突出せず、ヘ
アピン部を壁部により保護することができる。
【0020】また、請求項9の熱交換器固定板は、請求
項1の熱交換器固定板において、上記板状基部に形成さ
れた挿入穴に上記伝熱管のヘアピン部が2つ挿入される
ことを特徴としている。
【0021】上記請求項9の熱交換器固定板によれば、
上記板状基部に形成された挿入穴に、例えば段方向(ま
たは列方向)に隣接する2つヘアピン部をまとめて挿入
することによって、熱交換器の挿入が容易になる。
【0022】また、請求項10の熱交換器固定板は、請
求項1,2または5のいずれか1つの熱交換器固定板に
おいて、上記板状基部に形成され、上記熱交換器をケー
シングに固定するための上記熱交換器の固定用部位が目
視可能な確認窓を備えたことを特徴としている。
【0023】上記請求項10の熱交換器固定板によれ
ば、上記板状基部に形成された確認窓を介して、上記熱
交換器をケーシングに固定するための上記熱交換器の固
定用部位を組立時に目視でき、熱交換器のケーシングへ
の固定状態を確認することができる。
【0024】また、請求項11の熱交換器固定方法は、
請求項2の熱交換器固定板を用いた熱交換器固定方法で
あって、上記熱交換器は、連結部で屈曲可能に連結され
た複数の熱交換部を有し、上記熱交換器固定板の板状基
部の一辺に沿って直線状に並ぶように形成された挿入穴
に、上記熱交換器のうちの1つの熱交換部の伝熱管のヘ
アピン部を挿入するステップと、上記熱交換器固定板の
挿入穴に上記熱交換器のうちの1つの熱交換部の伝熱管
のヘアピン部を挿入した後、上記挿入穴の配列方向に対
して所定の角度で交差する直線上に沿って上記板状基部
に形成された外縁部に沿うように、上記熱交換器の他の
熱交換部を上記連結部で屈曲させるステップとを有する
ことを特徴としている。
【0025】上記請求項11の熱交換器固定方法によれ
ば、上記熱交換器固定板の板状基部の一辺に沿って直線
状に並ぶように形成された挿入穴に、上記連結部で屈曲
可能に連結された複数の熱交換部を有する熱交換器のう
ちの1つの熱交換部の伝熱管のヘアピン部を挿入した
後、上記挿入穴の配列方向に対して所定の角度で交差す
る直線上に沿って上記板状基部に形成された外縁部に沿
うように、他の熱交換部を連結部で屈曲させて、この熱
交換器固定板に装着すると同時に熱交換器の成形を行
う。したがって、熱交換器の装着が容易になり、予め熱
交換器を屈曲させてこの熱交換器固定板に位置を合わせ
て装着する必要がなく、組立性が良好となって作業性を
向上できる。
【0026】また、請求項12の空気調和機は、請求項
1乃至10のいずれか1つに記載の熱交換器固定板また
は請求項11に記載の熱交換器固定方法を用いたことを
特徴としている。
【0027】上記請求項12の空気調和機によれば、上
記熱交換器固定板または上記熱交換器固定方法を用いる
ことによって、組立性が良好で作業性を向上できる空気
調和機を実現できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の熱交換器固定板
およびそれを用いた熱交換器固定方法および空気調和機
を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0029】図1はこの発明の実施の一形態の熱交換器
固定板を用いた空気調和機の室内ユニットの要部断面図
であり、1はケーシングとしての底フレーム、2は上記
底フレーム1の前面側に配置された室内熱交換器、3は
上記室内熱交換器2の風下側に配置され、前面側および
上面側から室内熱交換器2を介して吸い込んだ空気を下
方の吹出通路4を介して前面下方に吹き出すファンであ
る。
【0030】上記室内熱交換器2は、熱交換部11,1
2,13で構成され、略くの字形状に屈曲した第1前面
熱交換器と、上記第1前面熱交換器(11,12,13)の
前面側に配置され、熱交換部21,22,23で構成さ
れ、略くの字形状に屈曲した第2前面熱交換器と、上記
熱交換部11の上端に一端が接続され、他端がファン3
近傍に位置するように配置された背面熱交換器14とを
有している。図2は図1に示す室内熱交換器2の側面の
反対側(左側面)を左斜め前方から見た斜視図を示してい
る。この室内熱交換器2は、図3に示すように、底フレ
ーム1に取り付けられる。
【0031】また、図4は上記室内熱交換器2を底フレ
ーム1に固定するための樹脂製の熱交換器固定板5の表
面側の平面図を示している。図4に示すように、熱交換
器固定板5は、板状基部40を有し、その板状基部40
の上側から右斜め下方に向かって図2に示す熱交換部1
1の伝熱管のヘアピン部11A〜11Fを挿入するため
の略平行四辺形状の挿入穴41,42,43を順に形成し
ている。上記挿入穴41にヘアピン部11A,11Dの
2つを挿入し、挿入穴42にヘアピン部11B,11E
の2つを挿入し、挿入穴43にヘアピン部11C,11
Fの2つを挿入する。また、上記板状基部40の略平行
四辺形状の挿入穴43の下側に、図2に示す熱交換部1
2の伝熱管のヘアピン部12A,12Bを挿入するため
の略平行四辺形状の挿入穴44を形成している。さら
に、上記板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴44の
下側に、図2に示す熱交換部13の伝熱管のヘアピン部
13A,13Cを挿入する略平行四辺形状の挿入穴45
を形成している。そして、上記板状基部40の上側かつ
略平行四辺形状の挿入穴41の左側から左斜め下方に向
かって、図2に示す熱交換部14の伝熱管のヘアピン部
14A,14Dを挿入するための略平行四辺形状の挿入
穴46と、図2に示す熱交換部14の伝熱管のヘアピン
部14B,14Eを挿入するための略平行四辺形状の挿
入穴47を順に形成している。
【0032】また、上記板状基部40の略平行四辺形状
の挿入穴41,42,43の配列方向に平行にかつ板状基
部40の外縁近傍に、図2に示す熱交換部21のヘアピ
ン部21A,21B,21Cを夫々挿入するための長穴形
状の挿入穴48,49,50を形成している。また、上記
板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴45の下側に、
図2に示す熱交換部13のヘアピン部13Bを挿入する
ための長穴形状の挿入穴51を形成している。一方、上
記板状基部40の略平行四辺形状の挿入穴47の下側
に、図2に示す熱交換部14のヘアピン部14Fを挿入
するための長穴形状の挿入穴52を形成している。
【0033】上記板状基部40の略平行四辺形状の挿入
穴41〜47の外周部に壁部61〜67を夫々立設して
いる。また、上記板状基部40の長穴形状の挿入穴48
の外周部の外側(図4中の右斜め上方)に、挿入穴41の
壁部61の上側壁面から挿入穴42の壁部62の上側壁
面に連なる壁部68を立設している。上記板状基部40
の長穴形状の挿入穴49の外周部の外側(図4中の右斜
め上方)に、挿入穴43の壁部63の上側壁面に連なる
壁部69を立設している。上記板状基部40の長穴形状
の挿入穴50の外周部の外側(図4中の右側)に、挿入穴
44の壁部64の上側壁面に連なるように壁部70を立
設している。また、上記板状基部40の長穴形状の挿入
穴51,52の外周部に、壁部71,72を夫々立設して
いる。
【0034】また、上記板状基部40の略平行四辺形状
の挿入穴44近傍に、長穴形状の挿入穴48〜50の配
列方向に対して所定の角度で交差する直線上に沿って第
1の外縁部37を形成し、さらに板状基部40の略平行
四辺形状の挿入穴45近傍および長穴形状の挿入穴51
近傍に、長穴形状の挿入穴48〜50の配列方向に対し
て所定の角度で交差する直線上に沿って第2の外縁部3
8,第3の外縁部39を形成している。上記熱交換器固
定板5の略平行四辺形状の挿入穴44近傍の図4中右側
の第1の外縁部37に、所定の間隔をあけて円弧形状の
切り欠き93,94を形成している。上記熱交換器固定
板5の略平行四辺形状の挿入穴45近傍の図4中右側の
第2の外縁部38に、所定の間隔をあけて円弧形状の切
り欠き95,96を形成している。さらに、上記熱交換
器固定板5の長穴形状の挿入穴51近傍の図4中右側の
第3の外縁部39に、所定の間隔をあけて円弧形状の切
り欠き97,98を形成している。また、上記板状基部
40の挿入穴45の図4中左側に、確認窓53を形成し
ている。
【0035】また、図5は図4のV−V線から見た断面
図であり、図6は図5のVI−VI線から見た断面図であ
る。図5,図6に示すように、略平行四辺形状の挿入穴
43(図4に示す)の壁部63の壁面に略コの字形状のス
リット103を形成し、上記スリット103により壁部
63に形成された弾性支持部101の略中央に係合爪1
02を設けている。また、上記挿入穴43(図4に示す)
の壁部63には、対向する壁面に係合爪102を夫々設
けている。図5,図6において、ヘアピン部(図示せず)
は図中右側から左方向に挿入される。そのとき、係合爪
102がヘアピン部の外周面に押されて、弾性支持部1
01がヘアピン部の挿入方向に対して略平行かつ壁部6
3,65の壁面に略垂直な平面に沿って弾性変形し、挿
入が完了すると、弾性支持部101が元の形状に戻って
係合爪102がヘアピン部に係合して抜けないようにす
る。
【0036】また、上記略平行四辺形状の挿入穴43と
同様に、略平行四辺形状の挿入穴41,47(図4に示
す)の壁部61,67それぞれに、対向する係合爪102
を2つ形成している。さらに、略平行四辺形状の挿入穴
45(図4に示す)の壁部65に係合爪102を1つ形成
している。上記複数の係合爪102によって、室内熱交
換器2(図2に示す)の伝熱管のヘアピン部11A,11
C,11D,11F,13A,14B,14Eを係合して固
定する。
【0037】図7は図4に示す熱交換器固定板5を図4
中左方向から見た側面図であり、板状基部40に取付部
33と取付部35を立設し、各取付部33,35に丸穴
34,36を夫々形成している。この取付部33,35の
丸穴34,36を用いて、熱交換器固定板5が底フレー
ム1(図3に示す)に固定される。
【0038】また、図8は上記熱交換器固定板5の裏面
図である。上記熱交換器固定板5の裏面側が室内熱交換
器2(図2に示す)の左側面と対向する。
【0039】また、図9は上記室内熱交換器2の左側面
図を示し、第1前面熱交換器の各熱交換部11,12,1
3の側面に、放熱フィン(図示せず)の外側を保護するた
めの管板15,16,17を夫々取り付けている。また、
上記背面熱交換器14の側面に、放熱フィン(図示せず)
の外側を保護するための管板18を取り付けている(第
2前面熱交換器(21,22,23)の側面にも管板を取り
付けているが説明を省略する)。この室内熱交換器2の
左側面部に図4〜図8に示す熱交換器固定板5を取り付
けた状態を図10に示している。このとき、上記熱交換
器固定板5の確認窓53からは、熱交換部13の管板1
7に設けられた固定用部位である係合部17a(図9に示
す)が目視できるようにしている。また、図11は上記
熱交換器固定板5により固定された室内熱交換器2が底
フレーム1に取り付けられた状態を示す正面図である。
【0040】次に、上記熱交換器固定板5を用いて室内
熱交換器2を底フレーム1に取り付ける方法について図
12〜図14により説明する。なお、図12〜図14
は、図1と同様に室内熱交換器2の右側方から見た状態
を示しており、第1前面熱交換器(11,12,13)およ
び背面熱交換器14の左側面側のヘアピン部(14C,1
3Dを除く)は、熱交換器固定板5(図4〜図8に示す)
の挿入穴に既に挿入されているものとする。
【0041】この状態で、第2前面熱交換器(21,2
2,23)を取り付けるとき、第2前面熱交換器(21,2
2,23)は屈曲していない平面形状をしており、熱交換
部21,22,23が連結部で連結されている。つまり、
第2前面熱交換器(21,22,23)の製作時は、平面形
状で一体に形成した後、底フレーム1(図3に示す)に取
り付けるときに略くの字形状に屈曲させる。
【0042】まず、平面形状の第2前面熱交換器の熱交
換部21のヘアピン部21A,21B,21C(図2に示
す)を熱交換器固定板5の長穴形状の挿入穴48,49,
50に(図4に示す)夫々挿入する。
【0043】次に、第2前面熱交換器の熱交換部22,
23を矢印R1の方向に屈曲させて、図13に示すよう
に、第2前面熱交換器の熱交換部22を第1前面熱交換
器の熱交換部12と略平行になるようにする。
【0044】次に、第2前面熱交換器の熱交換部23を
矢印R2の方向に屈曲させて、図14に示すように、第
2前面熱交換器の熱交換部23を第1前面熱交換器の熱
交換部13に接近させる。
【0045】上記第2前面熱交換器の熱交換部22を屈
曲させるとき、熱交換部22のヘアピン部22A(図2
に示す)の2つの直管部分が熱交換器固定板5の円弧形
状の切り欠き93,94(図4に示す)に夫々入り込み、
熱交換部22のスプリングバック分を確保する。そし
て、上記熱交換部22がスプリングバック分戻り、ヘア
ピン部22Aと熱交換器固定板5との間に所定の間隔を
あける。さらに、上記第2前面熱交換器の熱交換部23
を屈曲させるとき、熱交換部23のヘアピン部23A,
23B(図2に示す)の4つの直管部分が熱交換器固定板
5の円弧形状の切り欠き95,96,97,98(図4に示
す)に夫々入り込み、熱交換部23のスプリングバック
分を確保する。そして、上記熱交換部23がスプリング
バック分戻り、ヘアピン部23A,23Bと熱交換器固
定板5との間に所定の間隔をあける。
【0046】そして、第2前面熱交換器(21,22,2
3)を略くの字形状に屈曲させた後、熱交換器固定板5
の固定部31の丸穴32に挿入されたねじ(図示せず)を
利用して、熱交換器固定板5の固定部31に熱交換部2
3を固定する。したがって、予め熱交換器を屈曲させて
この熱交換器固定板に位置を合わせて装着する必要がな
く、組立性が良好となって作業性を向上できる。
【0047】上記熱交換器固定板5によれば、板状基部
40に形成された略平行四辺形状の挿入穴41〜47そ
れぞれに、室内熱交換器2の伝熱管のヘアピン部11A
〜11F,12A,12B,13A,13C,14A,14
B,14D,14Eを2つずつまとめて挿入し、その挿入
された2つのヘアピン部を、板状基部40の表面側かつ
挿入穴41〜47の外周部に立設された壁部61〜67
によって案内すると共に保持するので、室内熱交換器2
の装着が容易になり、組立性が良好になって作業性を向
上することができる。
【0048】また、上記熱交換器固定板5の板状基部4
0の一辺に沿って直線状に並ぶように形成された挿入穴
48〜50の配列方向に対して所定の角度で交差する直
線上に沿って板状基部40に第1〜第3の外縁部37〜
39を形成することによって、その第1〜第3の外縁部
37〜39に沿うように第2前面熱交換器の熱交換部2
2,23を連結部で屈曲させて、この熱交換器固定板5
に装着すると同時に第2前面熱交換器の成形を行う。し
たがって、予め熱交換器を屈曲させてこの熱交換器固定
板に位置を合わせて装着する必要がなく、組立性が良好
となって作業性を向上できる。
【0049】また、上記熱交換器固定板5の板状基部4
0の第1〜第3の外縁部37〜39に沿うように第2前
面熱交換器の熱交換部22,23を連結部で屈曲させた
とき、第1〜第3の外縁部37〜39に形成された円弧
形状の切り欠き93〜98にヘアピン部22A,23A,
23Bの一部が入り込むことによって、屈曲される第2
前面熱交換器の熱交換部22,23スプリングバック分
を確保することができる。
【0050】また、上記第2前面熱交換器の熱交換部2
3を固定するための固定部31を板状基部40に形成す
ることによって、板状基部40の第1〜第3の外縁部3
7〜39に沿うように屈曲させた第2前面熱交換器の熱
交換部22,23を熱交換器固定板5に容易に固定する
ことができる。
【0051】また、上記壁部61,63,65,67に形
成された係合爪102とその係合爪102を支持する弾
性支持部101によって、ヘアピン部11A,11C,1
1D,11F,13A,14B,14Eを熱交換器固定板5
に確実に固定することができる。
【0052】また、上記熱交換器固定板5の壁部61〜
72の高さを伝熱管のヘアピン部11A〜11F,12
A,12B,13A〜13D,14A〜14F,21A〜2
1C,22A,23A,23Bよりも高くすることによっ
て、挿入後のヘアピン部11A〜11F,12A,12
B,13A〜13D,14A〜14F,21A〜21C,2
2A,23A,23Bを壁部61〜72により保護するこ
とができる。
【0053】また、上記熱交換器固定板5の板状基部4
0に形成された確認窓53を介して、室内熱交換器2を
底フレーム1に固定するための室内熱交換器2の固定用
部位である係合部17aを組立時に目視でき、室内熱交
換器2の底フレーム1への固定状態を確認することがで
きる。
【0054】上記実施の形態では、空気調和機の室内ユ
ニットの室内熱交換器を底フレーム固定するための熱交
換器固定板について説明したが、空気調和機の室内ユニ
ットの室内熱交換器に限らず、冷凍機等の他の装置の熱
交換器にこの発明を適用してもよい。
【0055】また、上記実施の形態では、段方向に隣接
する2つのヘアピン部を略平行四辺形状の1つの挿入穴
に挿入したが、列方向に隣接する2つのヘアピン部を1
つの挿入穴に挿入してもよいし、段方向かつ列方向に隣
接するヘアピン部を組み合わせた複数のヘアピン部を1
つの挿入穴に挿入してもよい。
【0056】また、上記実施の形態では、上記室内熱交
換器2の側面に管板15〜18を取り付けたが、管板は
なくてもよい。
【0057】また、上記実施の形態では、上記板状基部
40の表面側かつ挿入穴41〜47の外周部に壁部61
〜67を立設したが、壁部は挿入穴の少なくとも一部で
あってもよい。
【0058】また、この発明の熱交換器固定板は、上記
実施の形態に限るものではなく、例えば、挿入穴,壁部,
リブおよび流路の位置,形状などは、熱交換器の側面部
の形状等に応じて適宜設定すればよい。
【0059】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の熱交換器固定板は、放熱フィンと伝熱管を有する熱
交換器の少なくとも一方の側面部をケーシングに固定す
るための樹脂製の熱交換器固定板であって、上記熱交換
器の側面部に裏面側が対向する板状基部と、上記板状基
部に形成され、熱交換器の伝熱管のヘアピン部が2以上
挿入される挿入穴と、上記板状基部の表面側かつ挿入穴
の外周部の少なくとも一部に立設された壁部とを備えた
ものである。
【0060】したがって、請求項1の発明の熱交換器固
定板によれば、上記板状基部に形成された挿入穴に上記
熱交換器の伝熱管のヘアピン部を2以上まとめて挿入し
て、その挿入された2以上のヘアピン部を壁部によって
案内すると共に保持するので、熱交換器の装着が容易に
なり、組立性が良好となって作業性を向上できる。
【0061】また、請求項2の発明の熱交換器固定板
は、放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器の少なくとも
一方の側面部をケーシングに固定するための樹脂製の熱
交換器固定板であって、上記熱交換器の側面部に裏面側
が対向する板状基部と、上記板状基部の一辺に沿って直
線状に並ぶように形成され、上記熱交換器の伝熱管のヘ
アピン部が挿入される挿入穴と、上記板状基部の表面側
かつ挿入穴の外周部の少なくとも一部に立設された壁部
と、上記挿入穴の配列方向に対して所定の角度で交差す
る直線上に沿って上記板状基部に形成された外縁部とを
備えたものである。
【0062】したがって、請求項2の発明の熱交換器固
定板によれば、上記板状基部の一辺に沿って直線状に並
ぶように形成された挿入穴に上記熱交換器の伝熱管のヘ
アピン部を挿入して、その挿入されたヘアピン部を壁部
によって案内すると共に保持すると共に、例えば、連結
部で屈曲可能に連結された複数の熱交換器のうちの1つ
の熱交換部の伝熱管のヘアピン部を、上記直線状に並ぶ
ように形成された挿入穴に挿入した後に、その挿入穴の
配列方向に対して所定の角度で交差する直線上に沿って
上記外縁部に沿うように残りの熱交換部を連結部で屈曲
させて、この熱交換器固定板に装着すると同時に熱交換
器の成形を行うことが可能となるので、熱交換器の装着
が容易になり、予め熱交換器を屈曲させてこの熱交換器
固定板に位置を合わせて装着する必要がなく、組立性が
良好となって作業性を向上できる。
【0063】また、請求項3の発明の熱交換器固定板
は、請求項2の熱交換器固定板において、上記板状基部
の外縁部に熱交換器の伝熱管のヘアピン部の一部が入り
込み可能な切り欠きを形成することによって、例えば上
記板状基部の外縁部に沿うように熱交換器を連結部で屈
曲させたとき、上記外縁部に形成された切り欠きにヘア
ピン部の一部が入り込むことによって、屈曲される熱交
換部のスプリングバック分を確保することができる。
【0064】また、請求項4の発明の熱交換器固定板
は、請求項2または3の熱交換器固定板において、上記
外縁部に形成された固定部を用いることによって、上記
板状基部の外縁部に沿うように屈曲させた熱交換器をこ
の熱交換器固定板に容易に固定することができる。
【0065】また、請求項5の発明の熱交換器固定板
は、放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器の少なくとも
一方の側面部をケーシングに固定するための樹脂製の熱
交換器固定板であって、上記熱交換器の側面部に裏面側
が対向する板状基部と、その板状基部に形成され、熱交
換器の伝熱管のヘアピン部が挿入される挿入穴と、上記
板状基部の表面側かつ挿入穴の外周部の少なくとも一部
に立設された壁部と、上記壁部に形成され、熱交換器の
伝熱管のヘアピン部に係合する係合爪と、上記係合爪を
支持するように壁部に形成され、伝熱管のヘアピン部の
挿入時にその挿入方向に対して略平行かつ壁部の壁面に
略垂直な平面に沿って弾性変形する弾性支持部とを備え
たものである。
【0066】したがって、請求項5の発明の熱交換器固
定板によれば、上記板状基部に形成された挿入穴に上記
熱交換器の伝熱管のヘアピン部を挿入して、その挿入さ
れたヘアピン部を壁部によって案内すると共に保持し、
このとき上記係合爪と弾性支持部によって、挿入穴に挿
入されたヘアピン部を確実に固定できるので、熱交換器
の装着が容易になり、組立性が良好となって作業性を向
上することができる。
【0067】また、請求項6の発明の熱交換器固定板
は、放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器の少なくとも
一方の側面部をケーシングに固定するための樹脂製の熱
交換器固定板であって、上記熱交換器の側面部に裏面側
が対向する板状基部と、その板状基部に形成され、熱交
換器の伝熱管のヘアピン部が2以上挿入される第1の挿
入穴と、上記板状基部の一辺に沿って直線状に並ぶよう
に形成され、熱交換器の伝熱管のヘアピン部が挿入され
る第2の挿入穴と、上記板状基部の表面側かつ第1,第
2の挿入穴の外周部の少なくとも一部に立設された壁部
と、上記第2の挿入穴の配列方向に対して所定の角度で
交差する直線上に沿って板状基部に形成された外縁部と
を備えたものである。
【0068】したがって、請求項6の発明の熱交換器固
定板によれば、上記板状基部に形成された第1の挿入穴
に上記熱交換器の伝熱管のヘアピン部を2以上まとめて
挿入して、その挿入された2以上のヘアピン部を壁部に
よって案内すると共に保持する一方、上記板状基部の一
辺に沿って直線状に並ぶように形成された第2の挿入穴
に熱交換器の伝熱管のヘアピン部を挿入し、その挿入さ
れたヘアピン部を壁部によって案内すると共に保持し
て、例えば、連結部で屈曲可能に連結された複数の熱交
換部を有する熱交換器のうちの1つの熱交換部の伝熱管
のヘアピン部を、上記直線状に並ぶように形成された第
2の挿入穴に挿入した後、上記第2の挿入穴の配列方向
に対して所定の角度で交差する直線上に沿って板状基部
に形成された外縁部に沿うように残りの熱交換部を連結
部で屈曲させて、この熱交換器固定板に装着すると同時
に熱交換器の成形を行うことが可能となるので、熱交換
器の装着が容易になり、予め熱交換器を屈曲させてこの
熱交換器固定板に位置を合わせて装着する必要がなく、
組立性が良好となって作業性を向上することができる。
【0069】また、請求項7の発明の熱交換器固定板
は、放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器の少なくとも
一方の側面部をケーシングに固定するための樹脂製の熱
交換器固定板であって、上記熱交換器の側面部に裏面側
が対向する板状基部と、その板状基部に形成され、熱交
換器の伝熱管のヘアピン部が2以上挿入される挿入穴
と、上記板状基部の表面側かつ挿入穴の外周部の少なく
とも一部に立設された壁部と、上記壁部に形成され、熱
交換器の伝熱管のヘアピン部に係合する係合爪と、上記
係合爪を支持するように壁部に形成され、伝熱管のヘア
ピン部の挿入時にその挿入方向に対して略平行かつ壁部
の壁面に略垂直な平面に沿って弾性変形する弾性支持部
とを備えたものである。
【0070】したがって、請求項7の発明の熱交換器固
定板によれば、上記板状基部に形成された挿入穴に上記
熱交換器の伝熱管のヘアピン部を2以上まとめて挿入し
て、その挿入された2以上のヘアピン部を壁部によって
案内すると共に保持し、このとき上記係合爪と弾性支持
部によって、挿入穴に挿入されたヘアピン部を確実に固
定できるので、熱交換器の装着が容易になり、組立性が
良好となって作業性を向上することができる。
【0071】また、請求項8の発明の熱交換器固定板
は、請求項1,2または5のいずれか1つの熱交換器固
定板において、上記壁部の高さを上記伝熱管のヘアピン
部よりも高くすることによって、挿入後のヘアピン部が
壁部の先端から突出せず、ヘアピン部を壁部により保護
することができる。
【0072】また、請求項9の発明の熱交換器固定板
は、請求項1の熱交換器固定板において、上記板状基部
に形成された挿入穴に、例えば段方向(または列方向)に
隣接する2つヘアピン部をまとめて挿入することによっ
て、熱交換器の挿入が容易になる。
【0073】また、請求項10の発明の熱交換器固定板
は、請求項1,2または5のいずれか1つの熱交換器固
定板において、上記板状基部に確認窓を形成することに
よって、上記熱交換器をケーシングに固定するための上
記熱交換器の固定用部位を組立時に目視でき、熱交換器
のケーシングへの固定状態を確認することができる。
【0074】また、請求項11の発明の熱交換器固定方
法は、請求項2の熱交換器固定板を用いた熱交換器固定
方法であって、上記熱交換器は、連結部で屈曲可能に連
結された複数の熱交換部を有し、上記熱交換器固定板の
板状基部の一辺に沿って直線状に並ぶように形成された
挿入穴に、上記連結部で屈曲可能に連結された複数の熱
交換部を有する熱交換器のうちの1つの熱交換部の伝熱
管のヘアピン部を挿入した後、上記挿入穴の配列方向に
対して所定の角度で交差する直線上に沿って上記板状基
部に形成された外縁部に沿うように、他の熱交換部を連
結部で屈曲させるものである。
【0075】したがって、請求項11の発明の熱交換器
固定方法によれば、上記連結部で屈曲可能に連結された
複数の熱交換部を有する熱交換器をこの熱交換器固定板
に装着すると同時に熱交換器の成形を行うことができる
ので、熱交換器の装着が容易になり、予め熱交換器を屈
曲させてこの熱交換器固定板に位置を合わせて装着する
必要がなく、組立性が良好となって作業性を向上するこ
とができる。
【0076】また、請求項12の発明の空気調和機は、
請求項1乃至10のいずれか1つに記載の熱交換器固定
板または請求項11に記載の熱交換器固定方法を用いた
ものである。
【0077】上記請求項12の発明の空気調和機によれ
ば、上記熱交換器固定板または上記熱交換器固定方法を
用いることによって、組立性が良好で作業性を向上でき
る空気調和機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の熱交換器固
定板を用いる空気調和機の室内ユニットの要部断面図で
ある。
【図2】 図2は上記空気調和機の室内熱交換器の斜視
図である。
【図3】 図3は上記室内熱交換器を底フレームに取り
付けた状態を示す斜視図である。
【図4】 図4は上記室内熱交換器を底フレームに固定
する熱交換器固定板の平面図である。
【図5】 図5は図4のV−V線から見た断面図であ
る。
【図6】 図6は図5のVI−VI線から見た断面図であ
る。
【図7】 図7は上記熱交換器固定板の側面図である。
【図8】 図8は上記熱交換器固定板の裏面図である。
【図9】 図9は上記室内熱交換器の側面図である。
【図10】 図10は上記熱交換器固定板により固定さ
れた室内熱交換器が底フレームに取り付けられた状態を
示す図である。
【図11】 図11は上記室内熱交換器の側面に熱交換
器固定板を取り付けた状態を示す左側要部の正面図であ
る。
【図12】 図12は第2前面熱交換器の取り付け方法
を説明するための図である。
【図13】 図13は図12より続く第2前面熱交換器
の取り付け方法を説明するための図である。
【図14】 図14は図13より続く第2前面熱交換器
の取り付け方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1…底フレーム、 2…室内熱交換器、 3…ファン、 4…吹出通路、 5…熱交換器固定板、 11,12,13,21,22,23…熱交換部、 11A〜11F,12A,12B,13A〜13D,14A
〜14F,21A〜21C,22A,23A,23B…ヘア
ピン部、 14…背面熱交換器、 15〜18…管板、 31…固定部、 32…丸穴、 33,35…取付部、 37…第1の外縁部、 38…第2の外縁部、 39…第3の外縁部、 40…板状基部、 41〜47…略平行四辺形状の挿入穴、 48〜52…長穴形状の挿入穴、 53…確認窓、 61〜72…壁部、 93〜98…円弧形状の切り欠き、 101…弾性支持部、 102…係合爪。
フロントページの続き (72)発明者 寺田 祐一 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 3L051 BE03 BE05 BE07 BE08 BG06 BG07 BH06 BH07 BH08 BJ10 3L065 AA12

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器
    (2)の少なくとも一方の側面部をケーシング(1)に固定
    するための樹脂製の熱交換器固定板であって、 上記熱交換器(2)の側面部に裏面側が対向する板状基部
    (41)と、 上記板状基部(41)に形成され、上記熱交換器(2)の上
    記伝熱管のヘアピン部(11A〜11F,12A,12B,
    13A,13C,14A,14B,14D,14E)が2以上
    挿入される挿入穴(41〜47)と、 上記板状基部(41)の表面側かつ上記挿入穴(41〜4
    7)の外周部の少なくとも一部に立設された壁部(61〜
    67)とを備えたことを特徴とする熱交換器固定板。
  2. 【請求項2】 放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器
    (2)の少なくとも一方の側面部をケーシング(1)に固定
    するための樹脂製の熱交換器固定板であって、 上記熱交換器(2)の側面部に裏面側が対向する板状基部
    (41)と、 上記板状基部(41)の一辺に沿って直線状に並ぶように
    形成され、上記熱交換器(2)の上記伝熱管のヘアピン部
    (21A〜21C)が挿入される挿入穴(48〜50)と、 上記板状基部(41)の表面側かつ上記挿入穴(48〜5
    0)の外周部の少なくとも一部に立設された壁部(68〜
    70)と、 上記挿入穴(48〜50)の配列方向に対して所定の角度
    で交差する直線上に沿って上記板状基部(41)に形成さ
    れた外縁部(37〜39)とを備えたことを特徴とする熱
    交換器固定板。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の熱交換器固定板におい
    て、 上記板状基部(41)の上記外縁部(37〜39)に上記熱
    交換器(2)の上記伝熱管のヘアピン部(22A,23A,
    23B)の一部が入り込み可能な切り欠き(93〜98)
    を形成したことを特徴とする熱交換器固定板。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の熱交換器固定
    板において、 上記板状基部(41)の上記外縁部(37〜39)に形成さ
    れ、上記熱交換器(2)を固定するための固定部(31)を
    備えたことを特徴とする熱交換器固定板。
  5. 【請求項5】 放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器
    (2)の少なくとも一方の側面部をケーシング(1)に固定
    するための樹脂製の熱交換器固定板であって、 上記熱交換器(2)の側面部に裏面側が対向する板状基部
    (41)と、 上記板状基部(41)に形成され、上記熱交換器(2)の上
    記伝熱管のヘアピン部(11A,11C,11D,11F,
    13A,14B,14E)が挿入される挿入穴(41,43,
    45,47)と、 上記板状基部(41)の表面側かつ上記挿入穴(41,4
    3,45,47)の外周部(41,43,45,47)の少なく
    とも一部に立設された壁部(61,63,65,67)と、 上記壁部(61,63,65,67)に形成され、上記熱交
    換器(2)の上記伝熱管のヘアピン部(11A,11C,1
    1D,11F,13A,14B,14E)に係合する係合爪
    (102)と、 上記係合爪(102)を支持するように上記壁部(61,6
    3,65,67)に形成され、上記伝熱管のヘアピン部(1
    1A,11C,11D,11F,13A,14B,14E)の
    挿入時にその挿入方向に対して略平行かつ上記壁部(6
    1,63,65,67)の壁面に略垂直な平面に沿って弾性
    変形する弾性支持部(101)とを備えたことを特徴とす
    る熱交換器固定板。
  6. 【請求項6】 放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器
    (2)の少なくとも一方の側面部をケーシング(1)に固定
    するための樹脂製の熱交換器固定板であって、上記熱交
    換器(2)の側面部に裏面側が対向する板状基部(41)
    と、 上記板状基部(41)に形成され、上記熱交換器(2)の上
    記伝熱管のヘアピン部(11A〜11F,12A,12B,
    13A,13C,14A,14B,14D,14E)が2以上
    挿入される第1の挿入穴(41〜47)と、 上記板状基部(41)の一辺に沿って直線状に並ぶように
    形成され、上記熱交換器(2)の上記伝熱管のヘアピン部
    (21A〜21C)が挿入される第2の挿入穴(48〜5
    0)と、 上記板状基部(41)の表面側かつ上記第1,第2の挿入
    穴(41〜50)の外周部の少なくとも一部に立設された
    壁部(61〜70)と、 上記第2の挿入穴(48〜50)の配列方向に対して所定
    の角度で交差する直線上に沿って上記板状基部(41)に
    形成された外縁部(37〜39)とを備えたことを特徴と
    する熱交換器固定板。
  7. 【請求項7】 放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器
    (2)の少なくとも一方の側面部をケーシング(1)に固定
    するための樹脂製の熱交換器固定板であって、 上記熱交換器(2)の側面部に裏面側が対向する板状基部
    (41)と、 上記板状基部(41)に形成され、上記熱交換器(2)の上
    記伝熱管のヘアピン部(11A〜11F,12A,12B,
    13A,13C,14A,14B,14D,14E)が2以上
    挿入される挿入穴(41〜47)と、 上記板状基部(41)の表面側かつ上記挿入穴(41〜4
    7)の外周部の少なくとも一部に立設された壁部(61〜
    67)と、 上記壁部(61,63,65,67)に形成され、上記熱交
    換器(2)の上記伝熱管のヘアピン部(11A,11C,1
    1D,11F,13A,14B,14E)に係合する係合爪
    (102)と、 上記係合爪(102)を支持するように上記壁部(61,6
    3,65,67)に形成され、上記伝熱管のヘアピン部(1
    1A,11C,11D,11F,13A,14B,14E)の
    挿入時にその挿入方向に対して略平行かつ上記壁部(6
    1,63,65,67)の壁面に略垂直な平面に沿って弾性
    変形する弾性支持部(101)とを備えたことを特徴とす
    る熱交換器固定板。
  8. 【請求項8】 請求項1,2または5のいずれか1つに
    記載の熱交換器固定板において、 上記壁部(61〜72)の高さが上記伝熱管のヘアピン部
    (11A〜11F,12A,12B,13A〜13D,14
    A〜14F,21A〜21C,22A,23A,23B)よ
    りも高いことを特徴とする熱交換器固定板。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の熱交換器固定板におい
    て、 上記板状基部(41)に形成された挿入穴(41〜47)に
    上記伝熱管のヘアピン部が2つ挿入されることを特徴と
    する熱交換器固定板。
  10. 【請求項10】 請求項1,2または5のいずれか1つ
    に記載の熱交換器固定板において、 上記板状基部(41)に形成され、上記熱交換器(2)をケ
    ーシング(1)に固定するための上記熱交換器(2)の固定
    用部位(17a)が目視可能な確認窓(53)を備えたこと
    を特徴とする熱交換器固定板。
  11. 【請求項11】 請求項2に記載の熱交換器固定板を用
    いた熱交換器固定方法であって、 上記熱交換器(2)は、連結部で屈曲可能に連結された複
    数の熱交換部(21〜23)を有し、 上記熱交換器固定板(5)の板状基部(41)の一辺に沿っ
    て直線状に並ぶように形成された挿入穴(48〜50)
    に、上記熱交換器(2)のうちの1つの熱交換部(21)の
    伝熱管のヘアピン部(21A〜21C)を挿入するステッ
    プと、 上記熱交換器固定板(5)の挿入穴(48〜50)に上記熱
    交換器(2)のうちの1つの熱交換部(21)の伝熱管のヘ
    アピン部(21A〜21C)を挿入した後、上記挿入穴
    (48〜50)の配列方向に対して所定の角度で交差する
    直線上に沿って上記板状基部(41)に形成された外縁部
    (37〜39)に沿うように、上記熱交換器(2)の他の熱
    交換部(22,23)を上記連結部で屈曲させるステップ
    とを有することを特徴とする熱交換器固定板を用いた熱
    交換器固定方法。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至10のいずれか1つに記
    載の熱交換器固定板または請求項11に記載の熱交換器
    固定方法を用いたことを特徴とする空気調和機。
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