JP2009276023A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝熱管のヘアピン部と樹脂製の熱交換器固定板が外れにくい空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】この発明に係る空気調和機は、本体と、本体に収納され、伝熱管と放熱フィンとを有する熱交換器と、伝熱管の放熱フィンから突出する両端部の何れかに係合して、本体に熱交換器を固定する熱交換器固定板1と、熱交換器固定板1に設けられ、熱交換器の側面形状に沿うように板状基部1aから立設する外壁2aと内壁3との間に形成され、伝熱管の何れかの端部が挿入される溝4aと、外壁2a又は内壁3に設けられ、伝熱管の何れかの端部に係合する係合爪5とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、空気調和機に関する。詳しくは、熱交換器固定板の組立性向上に関するものである。
組立性が良好で作業性を向上できる熱交換器固定板を提供するために、放熱フィンと伝熱管を有する熱交換器の少なくとも一方の側面部の樹脂製の熱交換器固定板であって、熱交換器の側面部に裏面側が対向する板状基部と、板状基部に形成され、熱交換器の伝熱管のヘアピン部が挿入される挿入穴と、板状基部の表面側かつ挿入穴の外周部の少なくとも一部に設けられた壁部と、壁部に形成され、熱交換器の伝熱管のヘアピン部に係合する係合爪と、係合爪を支持するように壁部に形成された弾性支持部とを備えた熱交換器固定板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−64623号公報
しかしながら、上記特許文献1の熱交換器固定板は、伝熱管のヘアピン部と樹脂製の熱交換器固定板が外れやすいという課題があった。樹脂製の熱交換器固定板にヘアピン部の挿入穴が設けられており、その外周部の壁部に係合爪が形成されている。外れにくくするためには、係合爪の係合量を増やすことが有効であるが、組立性を考慮すると係合爪を撓みやすくする必要がある。しかし、その撓み量の確保をヘアピン部の放熱フィンからの出代で行うため係合量を調整できないのが現状であった。
また、熱交換器固定板にヘアピン部の挿入穴が設けられているので、ヘアピン部の数が多いと樹脂射出成形用の金型が複雑になり、金型が破損してしまうという課題があった。
この発明は、上記のよう課題を解決するためになされたもので、伝熱管のヘアピン部と樹脂製の熱交換器固定板が外れにくい空気調和機を提供することを目的とする。
この発明に係る空気調和機は、
本体と、
本体に収納され、伝熱管と放熱フィンとを有する熱交換器と、
伝熱管の放熱フィンから突出する両端部の何れかに係合して、本体に熱交換器を固定する熱交換器固定板と、
熱交換器固定板に設けられ、熱交換器の側面形状に沿うように板状基部から立設する外壁と内壁との間に形成され、伝熱管の何れかの端部が挿入される溝と、
外壁又は内壁に設けられ、伝熱管の何れかの端部に係合する係合爪とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る空気調和機は、伝熱管の放熱フィンから突出する両端部の何れかに係合して、本体に熱交換器を固定する熱交換器固定板と、熱交換器固定板に設けられ、熱交換器の側面形状に沿うように板状基部から立設する外壁と内壁との間に形成され、伝熱管の何れかの端部が挿入される溝と、外壁又は内壁に設けられ、伝熱管の何れかの端部に係合する係合爪とを備えたことにより、組立性が良好で作業性を向上でき、熱交換器と熱交換器固定板が外れにくい空気調和機を実現することができる。
実施の形態1.
図1乃至図7は実施の形態1を示す図で、図1は空気調和機100の熱交換器固定板1を省略し、前面パネルを取り外した状態の部分斜視図、図2は熱交換器固定板1の部分斜視図、図3は熱交換器固定板1を取り付けた空気調和機100の前面パネルを取り外した状態の部分斜視図、図4は熱交換器固定板1の斜視図、図5は熱交換器固定板1の正面図、図6は熱交換器固定板1と一部を省略した熱交換器13の斜視図、図7は熱交換器固定板1と熱交換器13との係合部の断面図である。
図1は前面パネルを取り外した状態の空気調和機100(室内機)の内部を示す斜視図である。熱交換器13を本体10に固定する熱交換器固定板1を省略している。図1は空気調和機100の左前方のやや上から見た図である。
空気調和機100は、室内機と室外機とに分かれている。室内機は壁掛け式のものである。ここでは、室内機を空気調和機100と呼ぶことにする。
空気調和機100は、本体10と前面パネルとからなる筐体内に、内部を冷凍サイクルの冷媒が流れ、室内空気と熱交換を行う熱交換器13、調和空気を室内へ送出する送風機11等を収納している。
送風機11は、クロスフローファンで、別名、横流ファンと呼ばれる。羽根車の一方の半径方向から吸い込み反対側の半径方向から送風するものである。吹出口の長さを長くすることが容易なので、空気調和機100(室内機)に適する。
熱交換器13で発生するドレン水(霜等)を受けるドレンパン12が、熱交換器13の下方に設けられる。
熱交換器13の構成を、図2を参照しながら説明する。熱交換器13は、主に二列に配列された伝熱管6と放熱フィン7とで構成される。銅管を180°曲げた複数の伝熱管6に多数の放熱フィン7を通し積層する。このとき、180°曲げた複数の伝熱管6のヘアピン部6a(伝熱管の放熱フィンから突出するU字状の端部)を下にして、多数の放熱フィン7を積層していく。
積層された放熱フィン7のヘアピン部6aの反対側の端部(伝熱管の放熱フィンから突出する他の端部)には、放熱フィン7よりも厚い端板(図示せず)が取り付けられる。伝熱管6のヘアピン部6aの反対側は開口しているが、隣接する伝熱管6同士の開口部は、別のU字状に曲げた接続銅管で連結される。
図2に示す熱交換器13の一例は、第1の熱交換部13aと第2の熱交換部13bとを有し、略くの字形状に第2の屈曲部14bで屈曲した前面側熱交換器13cと、背面側熱交換器13d(第3の熱交換部とする)とからなる。
前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13aと背面側熱交換器13dとは、第1の屈曲部14aで屈曲している。前面側熱交換器13cと背面側熱交換器13dとは、別体でもよい。別体の場合、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13aと背面側熱交換器13dとは接している。
熱交換器13の本体10への固定方法について言及する。熱交換器13は、熱交換器13の両端を係合またはネジ締結により本体10に固定される。
熱交換器13のヘアピン部6aの反対側の端部の本体10への固定方法を簡単に説明する。既に述べたように、熱交換器13のヘアピン部6aの反対側の端部には、放熱フィン7よりも厚い端板が設けられる。そこで、この端板に固定部品(例えば、金属製)をネジ等により固定する。そして、固定部品を本体10へ係合させることにより、熱交換器13のヘアピン部6aの反対側の端部が本体10に支持される。
図3に示すように、熱交換器13のヘアピン部6a側の端部は、樹脂製の熱交換器固定板1を用いて本体10へ固定している。
本実施の形態は、この熱交換器固定板1の構造に特徴がある。熱交換器13のヘアピン部6a側の端部が、熱交換器固定板1の板状基部1aの裏面側に対向する。そして、熱交換器固定板1の板状基部1aの裏面側に、熱交換器13のヘアピン部6a側の端部が差し込まれる。
詳細は追って説明するが、熱交換器13のヘアピン部6a側の端部が差し込まれた熱交換器固定板1をネジにより本体10に固定する。
このように、熱交換器13の両端部を本体10に係合またはネジ締結により固定することにより、熱交換器13は本体10に支持される。
図4、図5を参照しながら、熱交換器固定板1の構成を説明する。熱交換器固定板1の材料は樹脂である。例えば、ABS樹脂が使用される。ABS樹脂とは、アクリロニトリル(ACRYLONITRILE)、ブタジエン(BUTADIENE)、スチレン(STYRENE)の3種類の単量体からなる共重合体である。
また、PP樹脂(ポリプロピレン樹脂)も使用される。PP樹脂は、外見はポリエチレンに似ているが、ポリエチレンよりも硬質で引っ張りの強さがある。また比重も0.9〜0.92と汎用プラスチックの中では最も軽いのも特徴である。しかし硬質でありながら折り曲げに対しては非常な強さを持っている。そのため、ヒンジを使用する場合には、PP樹脂が使用される。
但し、ABS樹脂、PP樹脂以外の樹脂も使用可能である。
熱交換器固定板1は、上記樹脂を用いた、肉厚が1.5〜2mmの樹脂成形品である。
熱交換器固定板1は、板状基部1aの裏面側(熱交換器13側)に第1の外壁2aと内壁3とが、熱交換器13の側面形状に沿うように立設している。
第1の外壁2aと内壁3と板状基部1aとで、熱交換器13のヘアピン部6aが差し込まれる第1の溝4a(溝の一例)を形成している。
第1の外壁2aには、その内側に熱交換器13のヘアピン部6aの内側と係合する係合爪5が設けられる。係合爪5は、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13a、前面側熱交換器13cの第2の熱交換部13b、背面側熱交換器13dに対応して、3箇所に設けられる。即ち、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13a、前面側熱交換器13cの第2の熱交換部13b、背面側熱交換器13dに対して、夫々1個の係合爪5が設けられている。
夫々の係合爪5に対向して、板状基部1aに開口部19が開けられている。この開口部19は、熱交換器13のヘアピン部6aが係合爪5に係合する場合の逃がしであり、また、係合爪5を金型で成形するため必要な穴である。
熱交換器固定板1は、送風機11の軸受部11a(図1参照)を保持する軸受保持部16を備える。軸受保持部16は、略半円のリング形状のもので、内側に凹部が形成されている。
内壁3の内側には、熱交換器13からの露を受ける露受けリブ15が立設している。露受けリブ15の高さは、内壁3の高さよりも高くなっている。
露受けリブ15の内側に、露受けリブ15間、露受けリブ15と軸受保持部16との間等に連結する複数の補強用リブ17が、板状基部1aから立設している。
熱交換器13の前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13aと背面側熱交換器13dとの間の第1の屈曲部14aは、室内空気が熱交換器13を通過しないで通過する。そのため、一般的に、室内空気が熱交換器13を通過しないで通過するのを防ぐ短絡抑制部材を設ける。この短絡抑制部材を固定する短絡抑制部材固定部18が、第1の屈曲部14aに略対向するように熱交換器固定板1に設けられる。
熱交換器13は、ここでは、第1の熱交換部13aと第2の熱交換部13bとを有し、略くの字形状に第2の屈曲部14bで屈曲した前面側熱交換器13cと、背面側熱交換器13dとからなるものを示したが、例えば、前面側熱交換器13cの第2の熱交換部13bの上流側に補助熱交換器(図示せず)を備える場合がある。
補助熱交換器を備える場合、熱交換器固定板1の第1の外壁2aと、第2の外壁2bと、板状基部1aとで構成される第2の溝4b(溝の一例)に補助熱交換器が差し込まれる。
そして、前面側熱交換器13c、背面側熱交換器13dと同じように、補助熱交換器のヘアピン部6aの内側が係合爪5に係合する。
また、補助熱交換器のヘアピン部6aが係合する係合爪5に対向して、板状基部1aに開口部19が開けられている。
図6は、熱交換器13に熱交換器固定板1を差し込む直前の状態を示す。ここでは、背面側熱交換器13dを省略している。
熱交換器固定板1の本体10への固定方法を説明する。熱交換器固定板1を熱交換器13に差し込み後、熱交換器固定板1の位置決め孔23に、本体10の位置決め突起22(図1参照)を挿入して熱交換器固定板1の本体10に対する位置を決める。
さらに、熱交換器固定板1のネジ孔20(二か所)と、本体10のネジ孔21(二か所、図1参照)との位置を合わせ、ネジ(二本)で締結する。
図7は、熱交換器13の二列のヘアピン部6aと、熱交換器固定板1の係合爪5との係合状態を示す。
熱交換器13の二列のヘアピン部6aを熱交換器固定板1の第1の溝4aに差し込む際、二列のヘアピン部6aが熱交換器固定板1の係合爪5と内壁3との間に押し込まれる。係合爪5(第1の外壁2a)と内壁3は、ヘアピン部6aが押し込まれる力で外側に撓む。熱交換器13の二列のヘアピン部6aを熱交換器固定板1の第1の溝4aに差し込む際に、挿入がかたい場合は、開口部19の大きさを調整したり、図4に示すように、係合爪5の両側にスリット24を設けて調整することができる。図4では、片側のスリット24だけを図示している。スリット24と開口部19を設けることにより、係合爪5を撓みやすくして、ヘアピン部6aへ係合しやすくしている。
ヘアピン部6aがさらに押し込まれると、ヘアピン部6aの内側が係合爪5に係合し、二列のヘアピン部6aは、係合爪5と内壁3とにより強固に保持される。
熱交換器固定板1の第1の外壁2aに形成される係合爪5は、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13aと、前面側熱交換器13cの第2の熱交換部13bと、背面側熱交換器13dとに対応させ、夫々に1個設ける例を示した。この形態が最も簡素で、且つ係合が強固であり好ましいが、以下の形態も可能である。
即ち、係合爪5を、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13aと、前面側熱交換器13cの第2の熱交換部13bと、背面側熱交換器13dとに対応させ、夫々に複数個設ける形態も可能である。
また、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13aと、前面側熱交換器13cの第2の熱交換部13bと、背面側熱交換器13dとの中の、何れか二つに係合爪5を係合させる形態も可能である。
以上の説明では、熱交換器13のヘアピン部6aの反対側の端部は、端板に固定部品(例えば、金属製)をネジ等により固定して、固定部品を本体10へ係合させることにより本体10に支持されるようにしたが、熱交換器13のヘアピン部6aの反対側の端部にも、本実施の形態の熱交換器固定板1を使用してもよい。
熱交換器13のヘアピン部6a側に差し込まれる熱交換器固定板1の代わりに、熱交換器13のヘアピン部6aの反対側の端部に固定される固定部品を使用することもできるが、図4、図5に示すように、熱交換器固定板1は複雑な形状をしている。従って、樹脂製の熱交換器固定板1を使用するのが、好ましい。
熱交換器固定板1を樹脂製にすることにより、成形が容易になる。また、熱交換器固定板1を熱交換器13のヘアピン部6a側に差し込む際に、容易に係合爪5(第1の外壁2a)と内壁3が撓むので、作業性が良い。
尚、係合爪5を第1の外壁2aに設ける例を示したが、係合爪5を内壁3に設けてもよい。
また、熱交換器固定板1を樹脂で構成する例を示したが、撓みやすい材料であれば樹脂でなくてもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、熱交換器13のヘアピン部6a側の端部(側面部)に、樹脂製の熱交換器固定板1を差し込み、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13a、前面側熱交換器13cの第2の熱交換部13b、背面側熱交換器13dに対して夫々に1個設けられる、熱交換器固定板1の第1の外壁2aに形成される係合爪5が、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13a、前面側熱交換器13cの第2の熱交換部13b、背面側熱交換器13dに係合することにより、容易に、且つ強固に熱交換器固定板1を熱交換器13のヘアピン部6aに固定することができる。
また、熱交換器固定板1の係合爪5は、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13a、前面側熱交換器13cの第2の熱交換部13b、背面側熱交換器13dに対して夫々に1個設けるようにしたので、熱交換器固定板1の形状が簡略化される。
また、複雑な形状の熱交換器固定板1を樹脂製としたので、成形が容易である。
また、熱交換器固定板1を熱交換器13に差し込み後、熱交換器固定板1の位置決め孔23に、本体10の位置決め突起22を挿入して熱交換器固定板1の本体10に対する位置を決め、さらに、熱交換器固定板1のネジ孔20(二か所)と、本体10のネジ孔21(二か所、図1参照)との位置を合わせ、ネジ(二本)で締結することで、熱交換器固定板1を本体10に固定するので、固定作業を容易に行うことができる。
また、熱交換器固定板1は樹脂製であるから、撓むので、容易に熱交換器13から取り外すことができる。そのため、分解性、分別性に優れている。それによりリサイクル(再資源化)が図れる。
実施の形態2.
図8は実施の形態2を示す図で、熱交換器固定板1の係合爪5付近の斜視図である。
図8に示すように、係合爪5の熱交換器13のヘアピン部6aの内側と係合する先端部5aの形状を、ヘアピン部6aの内側に沿うように円弧形状にしている。円弧の直径を、ヘアピン部6aの内側の直径に略等しくする。
このように構成することにより、熱交換器固定板1の係合爪5の先端部5aと、熱交換器13のヘアピン部6aの内側との接触部が多くなり、熱交換器固定板1と熱交換器13との固定が強固になる。
以上のように、本実施の形態によれば、係合爪5の熱交換器13のヘアピン部6aの内側と係合する先端部5aの形状を、ヘアピン部6aの内側に沿うように円弧形状にすることにより、熱交換器固定板1の係合爪5の先端部5aと、熱交換器13のヘアピン部6aの内側との接触部が多くなり、熱交換器固定板1と熱交換器13との固定を強固にすることができる。
実施の形態3.
図9、図10は実施の形態3を示す図で、図9は熱交換器固定板1の斜視図、図10は熱交換器固定板1を熱交換器13のヘアピン部6aに差し込んだ状態を示す断面図である。
図9に示す熱交換器固定板1は、熱交換器固定板1を熱交換器13のヘアピン部6aに差し込む際の案内となる円柱状の案内部9が、板状基部1aから立設している。
熱交換器固定板1を熱交換器13のヘアピン部6aに差し込む際に、案内部9は熱交換器13の隣接するヘアピン部6aの間に入る。
熱交換器固定板1の、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13a、前面側熱交換器13cの第2の熱交換部13bに対応する部分については、熱交換器13のヘアピン部6aが3個あるので、2本の円柱状の案内部9が板状基部1aから立設している。
熱交換器固定板1の背面側熱交換器13dに対応する部分については、熱交換器13のヘアピン部6aが2個あるので、1本の円柱状の案内部9が板状基部1aから立設している。
図10は、前面側熱交換器13cの第1の熱交換部13aのヘアピン部6aに熱交換器固定板1を差し込んだ状態を示している。隣接するヘアピン部6aの間に案内部9が見えている。
熱交換器固定板1を熱交換器13のヘアピン部6aに差し込む際に、円柱状の案内部9が案内となるので、組立性が向上する。
案内部9の形状を円柱としたが、円柱でなくてもよく、形状は問わない。例えば、角柱、楕円柱等でもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、熱交換器固定板1を熱交換器13のヘアピン部6aに差し込む際の案内となり、熱交換器13の隣接するヘアピン部6aの間に入る円柱状の案内部9を熱交換器固定板1の板状基部1aに立設させたので、組立性が向上する。
実施の形態1を示す図で、空気調和機100の熱交換器固定板1を省略し、前面パネルを取り外した状態の部分斜視図。 実施の形態1を示す図で、熱交換器固定板1の部分斜視図。 実施の形態1を示す図で、熱交換器固定板1を取り付けた空気調和機100の前面パネルを取り外した状態の部分斜視図。 実施の形態1を示す図で、熱交換器固定板1の斜視図。 実施の形態1を示す図で、熱交換器固定板1の正面図。 実施の形態1を示す図で、熱交換器固定板1と一部を省略した熱交換器13の斜視図。 実施の形態1を示す図で、熱交換器固定板1と熱交換器13との係合部の断面図。 実施の形態2を示す図で、熱交換器固定板1の係合爪5付近の斜視図。 実施の形態3を示す図で、熱交換器固定板1の斜視図。 実施の形態3を示す図で、熱交換器固定板1を熱交換器13のヘアピン部6aに差し込んだ状態を示す断面図。
符号の説明
1 熱交換器固定板、1a 板状基部、2a 第1の外壁、2b 第2の外壁、3 内壁、4a 第1の溝、4b 第2の溝、5 係合爪、5a 先端部、6 伝熱管、6a ヘアピン部、7 放熱フィン、9 案内部、10 本体、11 送風機、11a 軸受部、12 ドレンパン、13 熱交換器、13a 第1の熱交換部、13b 第2の熱交換部、13c 前面側熱交換器、13d 背面側熱交換器、14a 第1の屈曲部、14b 第2の屈曲部、15 露受けリブ、16 軸受保持部、17 補強用リブ、18 短絡抑制部材固定部、19 開口部、20 ネジ孔、21 ネジ孔、22 位置決め突起、23 位置決め孔、24 スリット、100 空気調和機。

Claims (7)

  1. 本体と、
    前記本体に収納され、伝熱管と放熱フィンとを有する熱交換器と、
    前記伝熱管の前記放熱フィンから突出する両端部の何れかに係合して、前記本体に前記熱交換器を固定する熱交換器固定板と、
    前記熱交換器固定板に設けられ、前記熱交換器の側面形状に沿うように板状基部から立設する外壁と内壁との間に形成され、前記伝熱管の何れかの端部が挿入される溝と、
    前記外壁又は前記内壁に設けられ、前記伝熱管の何れかの端部に係合する係合爪とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記熱交換器固定板を樹脂で構成することを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記伝熱管はヘアピン部を備え、前記係合爪は前記ヘアピン部に係合することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気調和機。
  4. 前記熱交換器は複数の熱交換部からなり、前記熱交換器固定板に前記複数の熱交換部の夫々に対応して前記係合爪を設けることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の空気調和機。
  5. 前記係合爪の先端部の形状を円弧形状としたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の空気調和機。
  6. 前記熱交換器固定板の前記板状基部から立設し、前記熱交換器固定板を前記ヘアピン部に差し込む際の案内となる柱状の案内部を備えたことを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の空気調和機。
  7. 前記案内部は、隣接する前記ヘアピン部の間に挿入されることを特徴とする請求項6記載の空気調和機。
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