JP2006177572A - 空気調和機用熱交換器 - Google Patents

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広治 栗須谷
Masaru Yonezawa
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Abstract

【課題】空気調和機用熱交換器の熱交換器モジュールに対する管板の組付性を良好にすること。
【解決手段】多数枚のフィン12の端部に平行方向に設けられた第2の管板14Bは、伝熱管11のU字型に折り返されたリターン側のU字部の内側の面に係合する係止部16を有する係合部15を設けることで、熱交換器端部に後工程で第2の管板14Bを係合する場合、各伝熱管11ごとに対応して形成された係合部16に沿わせて熱交換器モジュール13を係合、係止して伝熱管11に押し込むという作業によって容易に組立てが可能となり、組立て作業の効率化を図ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は熱交換器モジュールの管板を有する空気調和機用熱交換器に関するものである。
従来、この種の空気調和機用熱交換器は、伝熱管に対し、複数枚のフィンを重合してなる複数の熱交換器モジュールを両端側に管板を介して所定の間隔で並設一体化して成るもので、管板は、管板本体と、管板本体に設けられた各熱交換器モジュールのフィン端部を嵌合する複数列の嵌合溝と、嵌合溝内に形成された伝熱管端部嵌合穴とからなり、同構成における嵌合溝は、その両縁部がフィン端部を挾着する挾着弾性を有して形成されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の空気調和機用熱交換器の全体構造を示す下方から見た斜視図、図8は空気調和機用熱交換器の要部断面図を示すものである。図7、8に示すようにフィン12、伝熱管11、熱交換器モジュール13、管板14、勘合溝5、勘合穴6とから構成されている。
特開平6−307786号公報
しかしながら、前記従来の構成では、管板14が、本体と、本体に設けられた各熱交換器モジュール13のフィン12端部を嵌合する複数列の嵌合溝5と、嵌合溝5内に形成された伝熱管11端部嵌合穴6とから構成されており、熱交換器モジュール13の各列ごとに構成された熱交換器に対し、後工程で管板14を嵌合装着する場合、管板14に各列ごとに対応して形成された嵌合溝5に沿わせて熱交換器をスライドして伝熱管11の穴位置まで移動させた後、下方に押し込み、フィン12端部が嵌合溝5の両縁部での挾着する挾着弾性固定なので、押し込み方向の逆の抜き方向にたいしては容易にぬけるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、熱交換器への組付け性を容易に保ったまま、抜け方向に対する係止を可能とした空気調和機用熱交換器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機用熱交換器は、多数枚のフィンの両端部にフィンと平行方向に設けられる2つの管板の内、U字型に折り返されたリターン側の管板にU字部の内側の面に係合する係止部を有する係合部を設けたものである。
これによって、熱交換器への組付け性を容易に保ったまま抜け方向に対する係止を可能とする。
本発明の空気調和機用熱交換器は、熱交換器への組付け性を容易に保ったまま抜け方向に対する係止を可能とするので、熱交換器を後工程で管板と一体に組合わせる際の作業性が大幅に向上するとともに、管板の抜け方向への固定も出来るため、熱交換器の単体での取り扱い時や、空気調和機本体へ固定した後での輸送上の振動、落下での外れに対する実用上の問題点が無く信頼性が向上する。
第1の発明は多数枚のフィンの両端部にフィンと平行方向に設けられる2つの管板の内、U字型に折り返されたリターン側の管板にU字部の内側の面に係合する係止部を有する係合部を設けることにより、熱交換器への組付け性を容易に保ったまま抜け方向に対する係止が可能となり、熱交換器の組合せ作業性が大幅に向上し、取り扱い時や、輸送上の振動、落下での外れに対する実用上の問題点が無く信頼性を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の係合部を、隣り合う複数の伝熱管のリターン側のU字部の内側の面に係合する係止部を一体化して有し、更にその係止部は弾性を有するものとすることにより、組付け時の挿入性をよくすることが出来るようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機用熱交換器の全体構成図を示す左方から見た斜視図を示すものである。
図1において、熱交換器の全体的な構造を示し、符号11は内側に冷媒が流される伝熱管、12は伝熱管11が挿通する複数枚所定の隙間を保って重合固着されたフィンであり、これら伝熱管11およびフィン12により2組の熱交換器モジュール13a〜13bが各々形成されている。熱交換器モジュール13a〜13bには、右端に位置して圧入固定された第1の管板14A、左端に位置して係合固定された第2の管板14Bが取付られている。
図2(a)、(b)、(c)は、それぞれ本発明の第1の実施の形態における空気調和機用熱交換器の左側面図、AA断面における要部の拡大断面図、BB断面における要部の拡大断面図、図3は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機用熱交換器の第2の管板の平面図、図4は本発明の第1の実施の形態における空気調和機用熱交換器の第2の管板のCC断面図を示すものである。
図2、3、4において、第2の管板14Bには、複数組の熱交換器モジュール13a〜13bの伝熱管11の各々に対応して、そのU字型に折り返されたリターン側の各々の伝熱管11を包囲するように筒型の複数の係合部(以下、単に係合部という)15が形成されている。
この係合部15は、それぞれ各U字型に折り返されたリターン側のU字部の面の内側の面に係合するための係止部16を持ち、その係止部16で、各伝熱管11を係合、係止し、固定している。
以上のように構成された空気調和機用熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、上述した伝熱管11およびフィン12よりなる複数組の熱交換器モジュール13a〜13bを後工程で第2の管板14Bを使用して一体化するに際し、並設される熱交換器モジュール13a〜13bに対応して、それらの各列ごとに第2の管板14Bに形成されている係合部15に伝熱管11のU字形状に沿わせてスライドさせ、左方側から押し込むだけで容易に図1の状態に組立てることができる。そのため、複数組の熱交換器モジュール13a、13bの第2の管板14Bによる一体化、組付作業が極めて容易になり、組
立て作業の効率化を図ることができるようになる。
さらに、従来の空気調和機用熱交換器ではフィン12端部が嵌合溝4の両縁部での挾着する挾着弾性固定なので、押し込み方向の逆の抜き方向に対しては容易に抜けるという課題があったが、本発明の空気調和機用熱交換器では伝熱管11の各々に対応して、そのU字型に折り返されたリターン側のU字面の内側の面に係合且つ係止固定にすることによりそのような問題もなくなる。
以上のように、本実施の形態においてはU字型に折り返されたリターン側の管板に、U字部の内側の面に係合する係止部を有する係合部を設けることにより、熱交換器への組付け性を容易に保ったまま抜け方向に対する係止が可能となり、熱交換器の組合せ作業性が大幅に向上し、取り扱い時や、輸送上の振動、落下での外れに対する実用上の問題点が無く信頼性を向上させることができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態の空気調和機用熱交換器の第2の管板の平面図、図6は、本発明の第2の実施の形態の空気調和機用熱交換器の第2の管板のDD断面における断面図を示すものである。
図5、6において、管板14Bは、熱交換器モジュール13a〜13bの左端に位置して、U字型に折り返されたリターン側の隣り合う複数の伝熱管11のU字部を一体化して包囲するように筒型の複数の係合部(以下、単に係合部という)15を有している。各係合部15は、それぞれ各U字型に折り返されたリターン側のU字部の面の内側の面に係合するための弾性を有する係止部16を持ち、その係止部16で、各伝熱管11を係合、係止し、固定している。
以上のように構成された空気調和機用熱交換器は、組付け時の挿入性をよくすることが出来るようになり複数組の熱交換器モジュール13a、13bの第2の管板14Bによる一体化、組付作業が極めて容易になり、組立て作業の効率化を図ることができるようになる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機用熱交換器は、第2の管板の取り付けが後工程で可能となり抜け防止も可能となるので除湿機や冷蔵庫等の用途にも適用できる。
本発明の第1の実施の形態における空気調和機用熱交換器の全体構成図を示す左方から見た斜視図 本発明の第1の実施の形態における空気調和機用熱交換器の(a)は左側面図(b)はAA断面における要部の拡大断面図(c)はBB断面における要部の拡大断面図 本発明の第1の実施の形態における空気調和機用熱交換器の第2の管板の平面図 本発明の第1の実施の形態における空気調和機用熱交換器の第2の管板のCC断面図 本発明の第2の実施の形態の空気調和機用熱交換器の第2の管板の平面図 本発明の第2の実施の形態の空気調和機用熱交換器の第2の管板のDD断面における断面図 従来の空気調和機用熱交換器の全体構造を示す下方から見た斜視図 従来の空気調和機用熱交換器の要部断面図
符号の説明
5 勘合溝
6 勘合穴
11 伝熱管
12 フィン
13 熱交換器モジュール
13a 熱交換器モジュール
13b 熱交換器モジュール
14 管板
14A 第1の管板
14B 第2の管板
15 係合部
16 係止部

Claims (2)

  1. 多数枚のフィンの両端部に前記フィンと平行方向に設けられる第1の管板、第2の管板を有し、前記第1の管板は前記フィンとを挿通する多数の伝熱管で一体化され、前記第2の管板は、前記伝熱管のもう一方がU字型に折り返されたリターン側のU字部の内側の面に係合する係止部を有する係合部を設けたことを特徴とする空気調和機用熱交換器。
  2. 係合部は、隣り合う複数の伝熱管のリターン側のU字部の内側の面に係合する、弾性を有して形成されている係止部を有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機用熱交換器。
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