JP2006200760A - 空気調和機用熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気調和機用熱交換器の熱交換器モジュールに対する管板の組付性を良好にしつつ、結露水の飛出しを防止する。
【解決手段】多数枚のフィンの両端部に前記フィンと平行方向に設けられる第1の管板、第2の管板を有し、第1の管板は前記フィンとを挿通する多数の伝熱管で一体化され、第2の管板は、前記伝熱管のもう一方がU字型に折り返されれたリターン側のU字面の内側の面に係合する係合部を有し、第2の管板は、各熱交換器の伝熱管端部を嵌合する複数列の係合部を有し、熱交換器端部に後工程で第2の管板を係合する場合、各伝熱管ごとに対応して形成された係合部に沿わせて熱交換器モジュールを係合、係止して伝熱管に押し込むという作業によって容易に組立てが可能となり、係合部の背面に遮蔽リブを複数本有することで係合部を伝う結露水が斜面に沿って勢いよく飛び出さない。
【選択図】図1
【解決手段】多数枚のフィンの両端部に前記フィンと平行方向に設けられる第1の管板、第2の管板を有し、第1の管板は前記フィンとを挿通する多数の伝熱管で一体化され、第2の管板は、前記伝熱管のもう一方がU字型に折り返されれたリターン側のU字面の内側の面に係合する係合部を有し、第2の管板は、各熱交換器の伝熱管端部を嵌合する複数列の係合部を有し、熱交換器端部に後工程で第2の管板を係合する場合、各伝熱管ごとに対応して形成された係合部に沿わせて熱交換器モジュールを係合、係止して伝熱管に押し込むという作業によって容易に組立てが可能となり、係合部の背面に遮蔽リブを複数本有することで係合部を伝う結露水が斜面に沿って勢いよく飛び出さない。
【選択図】図1
Description
本発明は、熱交換器モジュールの管板を有する空気調和機用熱交換器に関するものである。
従来この種の空気調和機用熱交換器は、伝熱管に対し、複数枚のフィンを重合してなる複数の熱交換器モジュールを両端側に管板を介して所定の間隔で並設一体化した空気調和機用熱交換器において、上記管板は、管板本体と、管板本体に設けられた各熱交換器モジュールのフィン端部を嵌合する複数列の嵌合溝と、嵌合溝内に形成された伝熱管端部嵌合穴とからなり、同構成における上記嵌合溝は、その両縁部がフィン端部を挾着する挾着弾性を有して形成されていることを特徴としている(例えば、特許文献1参照)。
図4は特許文献1に記載された従来の空気調和機用熱交換器の全体構造を示すものである。
図5に示すようにフィン12、伝熱管2、熱交換器モジュール3、管板14、勘合溝5、勘合穴6とから構成されている。
特開平6−307786号公報
しかしながら、前記従来の構成では、管板14が、管板本体と、管板14本体に設けられた各熱交換器モジュールのフィン12端部を嵌合する複数列の嵌合溝5と、嵌合溝内に形成された伝熱管2端部嵌合穴6とから構成されており、熱交換器モジュールの各列ごとに構成された熱交換器に対し、後工程で管板14を嵌合装着する場合、当管板14に各列ごとに対応して形成された上記嵌合溝5に沿わせて同熱交換器をスライドして伝熱管2穴位置まで移動させた後、下方に押し込み、フィン12端部が上記嵌合溝5の両縁部での挾着する挾着弾性固定なので、前記押し込み方向の逆の抜き方向にたいしては容易にぬけるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので第2の管板は、伝熱管リターン側のU字面の内側の面に係合する係合部を有することを特徴とする為、熱交換器への組付け性を容易に保ったまま抜け方向に対する係止を可能とし、かかる構成により係合部を伝う熱交換時に発生する結露水が斜面に沿って勢いよく飛び出さないようた空気調和機用熱交換器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決する為に本発明の空気調和機用熱交換器は、多数枚のフィンの両端部に前記フィンと同一方向に設けられる2つの第1の管板、第2の管板 を有し、前記第1の管板は前記フィンとを挿通する多数の伝熱管で一体化され、前記第2の管板は、前記伝熱管のもう一方がU字型に折り返されれたリターン側のU字面の内側の面に係合する係合部を有する。
一方で、隣り合う係合部と一体化され、伝熱管を係合する面に弾性を有して形成されていると、共に、上記係合部の背面に遮蔽リブを複数本有する。
また、発明の空気調和機用熱交換器は、上記係合部が、隣り合う係合部と一体化され、
伝熱管を係合する面に弾性を有して形成されている。これによって、前記押し込み方向の逆の抜き方向にたいしては容易にぬけるという課題を係合且つ係止することによって固定することが出来る。
伝熱管を係合する面に弾性を有して形成されている。これによって、前記押し込み方向の逆の抜き方向にたいしては容易にぬけるという課題を係合且つ係止することによって固定することが出来る。
本発明の空気調和機用熱交換器は、熱交換器を後工程で管板と一体に組合わせる際の作業性が大幅に向上するとともに、管板の抜け方向への固定も出来るため、熱交換器の単体での取り扱い時や、空気調和機本体へ固定した後での輸送上の振動、落下での外れに対する実用上の問題点が無く信頼性が向上するとともに、係合部背面を伝う熱交換時に発生する結露水が斜面に沿って勢いよく飛び出さないようにできる。
第1の発明は多数枚のフィンの両端部に前記フィンと同一方向に設けられる2つの第1の管板、第2の管板を有し、前記第1の管板は前記フィンとを挿通する多数の伝熱管で一体化され、前記第2の管板は、前記伝熱管のもう一方がU字型に折り返されれたリターン側のU字面の内側の面に係合する係合部を有することにより第2の管板は、伝熱管リターン側のU字面の内側の面に係合する係合部を有し、熱交換器への組付け性を容易に保ったまま抜け方向にたいする係合部によって抜け方向に対する固定をする。
且つ、係合部とその隣り合う係合部と一体化され、伝熱管を係合する面に弾性を有して形成されていることにより伝熱管を係止する面に弾性を有して形成され、組付け時の挿入性をよくすることが出来るようになる一方で、熱交換時に発生する結露水が斜面に沿って勢いよく飛び出さないようにするために係合部の背面に遮蔽リブを複数本有する。
この構成をなすことにより、係合部背面を伝う熱交換時に発生する結露水が斜面に沿って勢いよく飛び出さないようにできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機用熱交換器の一例の構成図を示すものである。
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機用熱交換器の一例の構成図を示すものである。
図1において、同熱交換器の全体的な構造を示し、符号11は内側に冷媒が流される伝熱管、12は同伝熱管11挿通する複数枚所定の隙間を保って重合固着されたフィンであり、これら伝熱管11およびフィン12により3組の熱交換器モジュール13a、13bが各々形成されている。
一方、符号14Aは熱交換器モジュール13a、13bの右端に位置して圧入固定された右管板で符号14Bは熱交換器モジュール13a、13bの左端に位置して係合固定された左管板である。
第2の管板には図2に示すように、上記複数組の熱交換器モジュール13a、13bの伝熱管11の各々に対応して、そのU字型に折り返されれたリターン側のU字面の内側の面に係合するための複数の係合部(以下、単に係合部という)15が形成されている。
図3は管板のみの形状をあらわした図である。
この係合部15は、図示のように、その断面においてそれぞれ各係止部16を持ち、そ
の係止部16で、上記伝熱管11が係合、係止し、且つ隣り合う係合部と一体化され、伝熱管を係止する面に弾性を有して形成されていることにより、組付け時の挿入性をよくすることが出来るようになる。
の係止部16で、上記伝熱管11が係合、係止し、且つ隣り合う係合部と一体化され、伝熱管を係止する面に弾性を有して形成されていることにより、組付け時の挿入性をよくすることが出来るようになる。
従って、構成では、先ず上述した伝熱管11およびフィン12よりなる複数組の熱交換器モジュール13a、13bを後工程で上記第2の管板を使用して一体化するに際し、並設される熱交換器モジュール13a、13bに対応して、それらの各列ごとに左方側第2の管板に形成されている第2の管板側係合部15に上記伝熱管11のU字形状に沿わせてスライドさせ、左方側から押し込むだけで容易に図1の状態に組立てることができる。そのため、複数組の熱交換器モジュール13a、13bの第2の管板による一体化、組付作業が極めて容易になり、組立て作業の効率化を図ることができるようになる。
さらに、従来のフィン12端部が上記嵌合溝4の両縁部での挾着する挾着弾性固定なので、前記押し込み方向の逆の抜き方向にたいしては容易にぬけるという課題があったが、係合且つ係止固定にすることによりそのような問題もなくなる。
一方で隣り合う係合部と一体化されることで斜面が長くなる為、熱交換機周辺が冷房運転時に伝熱管11やフィン12によって冷やされ管板周辺に発生する結露水が係合部の斜面に沿って勢いよく飛び出さないように係合部の背面に遮蔽リブ17を複数本有し、結露水18の流れを一時的にせき止めることが出来、斜面終端からの結露水18の落下速度を低減し、手前に飛び出すことを防止することが可能になる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機用熱交換器は、第2の管板の取り付けが後工程で可能となり抜け防止も可能となり、且つ熱交換時に発生する結露水が斜面に沿って勢いよく飛び出さないようにするので空気調和機の室内機や室外機の熱交換器の管板の固定方法に適用できる。
11 伝熱管
12 フィン
13 熱交換器モジュール
15 係合部
16 係止部
17 遮蔽リブ
12 フィン
13 熱交換器モジュール
15 係合部
16 係止部
17 遮蔽リブ
Claims (1)
- 多数枚のフィンの両端部に前記フィンと平行方向に設けられる2つの第1の管板、第2の管板を有し、前記第1の管板は前記フィンとを挿通する多数の伝熱管で一体化され、前記第2の管板は、前記伝熱管のもう一方がU字型に折り返されれたリターン側のU字面の内側の面に係合する係止部を有する係合部を設け、上記係合部は隣り合う係合部と一体化され、伝熱管を係合する面に弾性を有して形成されており、上記係合部を伝う熱交換時に発生する結露水が斜面に沿って勢いよく飛び出さないように、係合部の背面に遮蔽リブを複数本有することを特徴とする空気調和機用熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009862A JP2006200760A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 空気調和機用熱交換器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009862A JP2006200760A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 空気調和機用熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=36958925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005009862A Withdrawn JP2006200760A (ja) | 2005-01-18 | 2005-01-18 | 空気調和機用熱交換器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006200760A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102679634A (zh) * | 2012-06-06 | 2012-09-19 | 海尔集团公司 | 蒸发器总成、具有该蒸发器总成的空调 |
CN101482345B (zh) * | 2008-01-11 | 2014-07-09 | 海信科龙电器股份有限公司 | 一种高效空调换热器 |
WO2020165970A1 (ja) * | 2019-02-13 | 2020-08-20 | 三菱電機株式会社 | 空気調和用熱交換器 |
EP4180728A1 (en) * | 2021-11-15 | 2023-05-17 | Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. | Heat exchanger fixing plate, heat exchanger and indoor unit |
WO2024089801A1 (ja) * | 2022-10-26 | 2024-05-02 | 三菱電機株式会社 | 室内熱交換器ユニット及び空気調和機の室内機 |
-
2005
- 2005-01-18 JP JP2005009862A patent/JP2006200760A/ja not_active Withdrawn
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