JPWO2020165970A1 - 空気調和用熱交換器 - Google Patents

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Abstract

空気調和用熱交換器は、一方向に間隔を空けて並べられ、切欠き穴が形成された複数のフィンと、複数のフィンの切欠き穴に挿入され、一方向の端部で折り返す折り返し部を有する伝熱管と、伝熱管の一方向の端部に設けられ、折り返し部が挿入される挿入穴の縁部から立設する壁部を有するホルダと、を備え、ホルダの壁部の内面が親水性を有する。

Description

本発明は、伝熱管の折り返し部が挿入される挿入穴が形成されたホルダを備える空気調和用熱交換器に関する。
従来、複数のフィンと複数の伝熱管とホルダとを備える空気調和用熱交換器が知られている。複数のフィンは、空気調和用熱交換器の幅方向に間隔を空けて並べられており、切欠き穴が形成されている。伝熱管は、複数のフィンの切欠き穴に挿入され、端部で折り返す折り返し部を有する。ホルダには、折り返し部が挿入される挿入穴が形成されており、ホルダは、空気調和用熱交換器の強度を確保し、空気調和用熱交換器に流れる空気の風路を最適化する。ここで、ホルダは、例えば樹脂製である。空気調和用熱交換器が蒸発器として作用する際、伝熱管の内部に流れる冷媒によって伝熱管が冷却され、伝熱管の表面に結露が発生する場合がある。
特許文献1には、ホルダに相当する第1の管板及び第2の管板において、伝熱管のうちU字型に折り返されたリターン側に係合する係合部の鉛直下面に、切り欠きによる溝が形成された空気調和機用熱交換器が開示されている。特許文献1は、伝熱管が結露して、結露水が伝熱管から第1の管板及び第2の管板に移動しても、移動した結露水を溝から排出しようとするものである。特許文献2には、ホルダに相当する熱交換器固定板において、伝熱管のヘアピン部が挿入される挿入穴の最下部に溝部が形成された空気調和機が開示されている。特許文献2は、伝熱管が結露して、結露水が伝熱管から熱交換器固定板に移動しても、移動した結露水を溝部から排出しようとするものである。
特開2006−207879号公報 特開2003−42475号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2は、伝熱管の折り返し部に付着した結露水が伝熱管とホルダとに跨ると、結露水が保持されてしまい、結露水が伝熱管から離脱するまでに時間がかかる。従って、結露水が伝熱管に長時間付着することによって、伝熱管が腐食するおそれがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、伝熱管の腐食を抑制する空気調和用熱交換器を提供するものである。
本発明に係る空気調和用熱交換器は、一方向に間隔を空けて並べられ、切欠き穴が形成された複数のフィンと、複数のフィンの切欠き穴に挿入され、一方向の端部で折り返す折り返し部を有する伝熱管と、伝熱管の一方向の端部に設けられ、折り返し部が挿入される挿入穴の縁部から立設する壁部を有するホルダと、を備え、ホルダの壁部の内面が親水性を有する。
本発明によれば、ホルダの壁部の内面が親水性を有している。このため、伝熱管の折り返し部に付着した結露水が伝熱管とホルダとに跨っても、結露水は直ちにホルダに移動する。従って、結露水が伝熱管に長時間付着することを抑制することができる。よって、伝熱管の腐食を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置1を示す回路図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和用熱交換器11を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るホルダ40を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る折り返し部31及び壁部42を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る折り返し部31及び壁部42を示す正面図である。 本発明の実施の形態1における結露水50の状態を示す図である。 本発明の実施の形態1における結露水50の状態を示す図である。 本発明の実施の形態1における結露水50の状態を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る折り返し部31及び壁部142を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る折り返し部31及び壁部242を示す正面図である。 本発明の実施の形態4に係る折り返し部31及び壁部342を示す正面図である。
以下、本発明に係る空気調和用熱交換器の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本発明を限定するものではない。方向を表す用語としては、例えば、「上」、「下」、「右」、「左」、「前」又は「後」等が挙げられる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置1を示す回路図である。図1に示すように、空気調和装置1は、室内の空気を調整する装置であり、室外機2と、室内機3とを備えている。室外機2には、例えば圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、室外送風機9及び膨張部10が設けられている。室内機3には、例えば空気調和用熱交換器11及び送風機12が設けられている。
圧縮機6、流路切替装置7、室外熱交換器8、膨張部10及び空気調和用熱交換器11が冷媒配管5により接続されて冷媒回路4が構成されている。圧縮機6は、低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。流路切替装置7は、冷媒回路4において冷媒が流れる方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。室外熱交換器8は、例えば室外空気と冷媒との間で熱交換するものである。室外熱交換器8は、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。室外送風機9は、室外熱交換器8に室外空気を送る機器である。
膨張部10は、冷媒を減圧して膨張する減圧弁又は膨張弁である。膨張部10は、例えば開度が調整される電子式膨張弁である。空気調和用熱交換器11は、例えば室内空気と冷媒との間で熱交換するものである。空気調和用熱交換器11は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。送風機12は、空気調和用熱交換器11に室内空気を送る機器である。
(運転モード、冷房運転)
次に、空気調和装置1の運転モードについて説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、膨張部10において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する空気調和用熱交換器11に流入し、空気調和用熱交換器11において、送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて蒸発してガス化する。このとき、室内空気が冷やされ、室内において冷房が実施される。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
(運転モード、暖房運転)
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、圧縮機6に吸入された冷媒は、圧縮機6によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機6から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、凝縮器として作用する空気調和用熱交換器11に流入し、空気調和用熱交換器11において、送風機12によって送られる室内空気と熱交換されて凝縮して液化する。このとき、室内空気が暖められ、室内において暖房が実施される。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部10に流入し、膨張部10において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室外熱交換器8に流入し、室外熱交換器8において、室外送風機9によって送られる室外空気と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置7を通過して、圧縮機6に吸入される。
(空気調和用熱交換器11)
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和用熱交換器11を示す斜視図である。図2に示すように、空気調和用熱交換器11は、複数のフィン20と、複数の伝熱管30と、ホルダ40とを備えている。
(フィン20)
複数のフィン20は、空気調和用熱交換器11の幅方向である一方向に間隔を空けて並べられ、切欠き穴21が形成されている。空気調和用室内機の内部に吸い込まれた室内空気は、フィン20同士の間を通過する。
(伝熱管30)
伝熱管30は、例えば金属製であり、複数のフィン20の切欠き穴21に挿入され、一方向の端部で折り返す折り返し部31を有する。伝熱管30の内部には、冷媒が流れており、フィン20同士の間から伝熱管30の一部が露出している。これにより、フィン20同士の間を通過する室内空気が伝熱管30に当たり、伝熱管30の内部に流れる冷媒と、室内空気との間で熱交換が行われる。なお、伝熱管30の一部には、冷媒配管5が接続されている。
(ホルダ40)
ホルダ40は、フィン20と伝熱管30とが組み合わされたユニットの一方向の端部に設けられ、空気調和用熱交換器11の強度を確保し、伝熱管30の折り返し部31を保護する機能を有する。また、ホルダ40は、空気調和用熱交換器11に流れる空気の風路を最適化する。具体的に、ホルダ40は、空気調和用熱交換器11に流れ込む空気を、折り返し部31が配置されている空気調和用熱交換器11の側部ではなく、フィン20が配置されている空気調和用熱交換器11の中央部に集中させる機能を有する。ホルダ40は、例えば樹脂製である。
図3は、本発明の実施の形態1に係るホルダ40を示す正面図であり、図4は、本発明の実施の形態1に係る折り返し部31及び壁部42を示す斜視図であり、図5は、本発明の実施の形態1に係る折り返し部31及び壁部42を示す正面図である。図3〜図5に示すように、ホルダ40には、伝熱管30の折り返し部31が挿入される挿入穴41が形成されている。そして、ホルダ40は、挿入穴41の縁部から一方向に立設する壁部42を有している。
(壁部42)
壁部42の内面42aは、親水性又は超親水性を有している。また、壁部42の内面42aの親水性の度合いは、伝熱管30の折り返し部31の表面の親水性の度合いよりも高い。壁部42の高さは、伝熱管30の折り返し部31のうち、ホルダ40から露出する部分の頂点の高さよりも高い。壁部42は、複数の折り返し部31を囲繞している。ここで、ホルダ40において、図3に示すように、一つの壁部42が一つの折り返し部31を囲繞する部分と、図2に示すように、一つの壁部42が複数の折り返し部31をまとめて囲繞する部分とが存在する。
図6〜図8は、本発明の実施の形態1における結露水50の状態を示す図である。次に、伝熱管30に結露が発生した場合の結露水50の状態について説明する。空気調和装置が主に冷房運転を実施して空気調和用熱交換器11が蒸発器として作用する際、伝熱管30の内部に流れる冷媒によって伝熱管30が冷却される。このとき、伝熱管30の周囲の湿度が高いと、伝熱管30の表面に結露が発生する場合がある。図6は、伝熱管30の折り返し部31に結露が発生した際の初期状態を示す図である。図6に示すように、伝熱管30の折り返し部31に結露が発生すると、冷房運転が続けられる間に結露水50の量が次第に多くなる。
図7は、結露水50が伝熱管30の折り返し部31とホルダ40の壁部42とに跨った状態を示す図である。伝熱管30の折り返し部31に発生した結露水50の量が多くなると、図7に示すように、結露水50が伝熱管30の折り返し部31とホルダ40の壁部42とに跨って付着する。図8は、結露水50がホルダ40の壁部42に移動した状態を示す図である。前述の如く、ホルダ40の壁部42の内面42aは親水性を有するため、伝熱管30の折り返し部31とホルダ40の壁部42とに跨った結露水50は、図8に示すように、伝熱管30の折り返し部31側よりもホルダ40の壁部42側に優先して移動して滑落する。
本実施の形態1は、ホルダ40の壁部42の内面42aが親水性を有しているため、ホルダ40の壁部42の内面42aが、伝熱管30の折り返し部31から所定の量の結露水50を吸い取る機能を有しているといえる。また、前述の如く、壁部42の内面42aの親水性の度合いは、伝熱管30の折り返し部31の表面の親水性の度合いよりも高い。このため、伝熱管30の折り返し部31とホルダ40の壁部42とに跨った結露水50は、伝熱管30の折り返し部31側よりもホルダ40の壁部42側に更に優先して移動し易くなる。
本実施の形態1によれば、ホルダ40の壁部42の内面42aが親水性を有している。このため、伝熱管30の折り返し部31に付着した結露水50が伝熱管30とホルダ40とに跨っても、結露水50は直ちにホルダ40に移動する。従って、結露水50が伝熱管30に長時間付着することを抑制することができる。よって、伝熱管30の腐食を抑制することができる。このように、本実施の形態1は、伝熱管30に付着する結露水50の量を減らし、結露水50の付着時間を短くすることができるため、伝熱管30が腐食する時間を減らすことができる。従って、高寿命の空気調和用熱交換器11を実現することができる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係る折り返し部31及び壁部142を示す斜視図である。本実施の形態2は、ホルダ140の壁部142の下部に排水穴143が形成されている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図9に示すように、排水穴143は、ホルダ140の壁部142の下部に形成されており、壁部142に付着した結露水50を排出する。ここで、実施の形態1と同様に、ホルダ140の壁部142の内面42aは、親水性を有する。このため、伝熱管30の折り返し部31とホルダ140の壁部142とに跨った結露水50は、伝熱管30の折り返し部31側よりもホルダ140の壁部142側に優先して移動して滑落する。滑落した結露水50は、排水穴143を通って、ドレンパン(図示せず)等に落下する。これにより、結露水50がホルダ140の壁部142の下部に滞留することを抑制することができる。従って、伝熱管30に付着する結露水50の量を減らし、結露水50の付着時間を短くすることができるため、伝熱管30の腐食を抑制することができる。
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3に係る折り返し部31及び壁部242を示す正面図である。本実施の形態3は、伝熱管30の折り返し部31とホルダ240の壁部242との間の距離が、閾値よりも長い点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図10に示すように、伝熱管30の折り返し部31とホルダ240の壁部242との間の距離が、予め決められた閾値よりも長い。ここで、閾値は、結露水50が伝熱管30の折り返し部31とホルダ240の壁部242とに跨り難くなるように適宜決定される。伝熱管30の折り返し部31とホルダ240の壁部242とが密接している場合、結露水50が伝熱管30の折り返し部31とホルダ240の壁部242とに跨り易くなる。本実施の形態3は、伝熱管30の折り返し部31とホルダ240の壁部242との間の距離が閾値よりも長いため、結露水50が伝熱管30の折り返し部31とホルダ240の壁部242とに跨り難い。従って、伝熱管30の折り返し部31に付着した結露水50がそのまま保持される時間が短くなり、伝熱管30の腐食を抑制することができる。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4に係る折り返し部31及び壁部342を示す正面図である。本実施の形態4は、伝熱管30の折り返し部31とホルダ340の壁部342の下部との間の距離Aは、伝熱管30の折り返し部31とホルダ340の壁部342の上部との間の距離Bよりも長い点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態4では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図11に示すように、伝熱管30の折り返し部31とホルダ340の壁部342の下部との間の距離Aは、伝熱管30の折り返し部31とホルダ340の壁部342の上部との間の距離Bよりも長い。この場合、折り返し部31の下端と壁部342の下端との間の距離Aは、例えば3mm以上とすることが好ましい。空気調和装置1の冷房運転の負荷が高い場合、伝熱管30に発生する結露水50の量が想定される排水能力を上回るおそれがある。本実施の形態4では、伝熱管30の折り返し部31とホルダ340の壁部342の下部との間の距離Aは、伝熱管30の折り返し部31とホルダ340の壁部342の上部との間の距離Bよりも長い。このため、折り返し部31の上部に付着した結露水50は、壁部342の上部において壁部342側に移動し易くなると共に、折り返し部31の下部が、壁部342の下部において一時的に滞留した結露水50に浸らない。従って、伝熱管30の腐食を抑制することができる。
1 空気調和装置、2 室外機、3 室内機、4 冷媒回路、5 冷媒配管、6 圧縮機、7 流路切替装置、8 室外熱交換器、9 室外送風機、10 膨張部、11 空気調和用熱交換器、12 送風機、20 フィン、21 切欠き穴、30 伝熱管、31 折り返し部、40 ホルダ、41 挿入穴、42 壁部、42a 内面、50 結露水、140 ホルダ、142 壁部、143 排水穴、240 ホルダ、242 壁部、340 ホルダ、342 壁部。
本発明に係る空気調和用熱交換器は、一方向に間隔を空けて並べられ、切欠き穴が形成された複数のフィンと、複数のフィンの切欠き穴に挿入され、一方向の端部で折り返す折り返し部を有する伝熱管と、伝熱管の一方向の端部に設けられ、折り返し部が挿入される挿入穴の縁部から立設する壁部を有するホルダと、を備え、ホルダの壁部の内面が親水性を有し、伝熱管の折り返し部とホルダの壁部の下部との間の距離は、伝熱管の折り返し部とホルダの壁部の上部との間の距離よりも長い

Claims (5)

  1. 一方向に間隔を空けて並べられ、切欠き穴が形成された複数のフィンと、
    複数の前記フィンの前記切欠き穴に挿入され、前記一方向の端部で折り返す折り返し部を有する伝熱管と、
    前記伝熱管の前記一方向の端部に設けられ、前記折り返し部が挿入される挿入穴の縁部から立設する壁部を有するホルダと、を備え、
    前記ホルダの前記壁部の内面が親水性を有する
    空気調和用熱交換器。
  2. 前記ホルダの前記壁部の下部には、
    前記壁部に付着した結露水を排出する排水穴が形成されている
    請求項1記載の空気調和用熱交換器。
  3. 前記伝熱管の前記折り返し部と前記ホルダの前記壁部との間の距離が、予め決められた閾値よりも長い
    請求項1又は2記載の空気調和用熱交換器。
  4. 前記伝熱管の前記折り返し部と前記ホルダの前記壁部の下部との間の距離は、前記伝熱管の前記折り返し部と前記ホルダの前記壁部の上部との間の距離よりも長い
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和用熱交換器。
  5. 前記ホルダの前記壁部の親水性の度合いは、前記伝熱管の前記折り返し部の親水性の度合いよりも高い
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和用熱交換器。
JP2020571962A 2019-02-13 2019-02-13 空気調和用熱交換器 Active JP7003306B2 (ja)

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